説明

被印刷体処理機械用の非整数型のストリームフィーダ

【課題】枚葉紙状の被印刷体を静止させることを必要とすることなく、枚葉紙搬送装置から、後続する枚葉紙処理機械へ枚葉紙状の被印刷体を引き渡す。
【解決手段】被印刷体処理機械の枚葉紙搬送装置は、枚葉紙7を第1の場所から第2の場所へ搬送するための、駆動される少なくとも1つの搬送ベルトを備え、搬送ベルトを様々な搬送速度で駆動可能である。第1の場所での枚葉紙7の引き取り26は比較的低い搬送速度で行われ、第2の場所での枚葉紙7の引き渡し25は比較的高い搬送速度で行われる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、枚葉紙状の被印刷体を第1の場所から第2の場所へ搬送するための、駆動される少なくとも1つの搬送ベルトを備え、搬送ベルトを様々な搬送速度で駆動可能である、枚葉紙処理機械の枚葉紙搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
枚葉紙搬送装置は、特に、枚葉紙輪転印刷機や印刷二次処理機械に、給紙パイルから取り出された被印刷体を供給する働きをする。枚葉紙搬送装置は、枚葉紙処理機械と吸着式搬送装置との間を媒介する装置であり、吸着式搬送装置によって、給紙パイルから個々の枚葉紙が取り出されて枚葉紙搬送装置に引き渡され、さらに、枚葉紙搬送装置によって、枚葉紙状の被印刷体は、例えば枚葉紙印刷機の最初の印刷ユニットへ引き渡される。枚葉紙搬送装置は、多くの場合、給紙パイルにおいて取り出された枚葉紙状の被印刷体を印刷機に送る搬送ベルト、または、1つまたは複数の吸着ベルトから構成されている。この際、枚葉紙搬送装置を、印刷機の駆動装置によって駆動するか、または、印刷二次処理装置の器具によって駆動することができるが、枚葉紙搬送装置だけを駆動するか、または枚葉紙搬送装置を給紙装置と共に駆動する別個の駆動装置を設けることもできる。
【特許文献1】欧州特許出願第0644139号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第4444755号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
冒頭に述べた枚葉紙搬送装置を備える枚葉紙給紙ユニットが特許文献1から公知である。この場合、枚葉紙給紙ユニットは吸着ヘッドを有しており、この吸着ヘッドによって、枚葉紙が1枚ずつに分離されて給紙パイルから取り出され、ベルト台として構成された枚葉紙搬送装置へ供給される。吸着ヘッドとベルト台とは同調させて駆動可能になっており、さらに、吸着ベルト台から後続する印刷機への枚葉紙の引き渡しを制御できるようにするために、ベルト台の速度を調節可能になっている。そのために、ベルト台は、正弦波形の運動を行うようになっている。この正弦波形の運動は、枚葉紙状の被印刷体が吸着ヘッドからベルト台へ引き渡される時にも、ベルト台から印刷機へ引き渡される時にも、搬送速度が最低になるように調整されている。それによって、特に、枚葉紙がベルト台から印刷機へ渡される時に、枚葉紙が、印刷機への引き渡し時に滑ってずれるのが回避される。しかし、このような枚葉紙給紙ユニットは、枚葉紙が吸着ベルトユニットから最初の印刷ユニットへ十分な静止状態で引き渡される印刷機にしか適していない。
【0004】
給紙装置の分野において枚葉紙を搬送するための別の枚葉紙搬送装置が特許文献2から公知である。この場合、搬送ベルトは、速度曲線を介して制御可能な独自のモータを有しており、この速度曲線は、特に、枚葉紙が最初の印刷ユニットの手前で搬送板の前側ストッパの領域にある時に、搬送ベルトの搬送速度が最低になるように調整されている。この場合、搬送ベルト板上にある枚葉紙の数は常に整数である。速度曲線は、特に、処理される被印刷体の性質におじて設定される。この装置も、最初の印刷ユニットへの正確な引き渡しを可能にするために、搬送ベルトから印刷機の最初の印刷ユニットへの引き渡し時に枚葉紙を静止させなくてはならないという欠点を有している。
【0005】
本発明の目的は、枚葉紙状の被印刷体を静止させることを必要とすることなく、枚葉紙搬送装置から、後続する枚葉紙処理機械へ枚葉紙状の被印刷体を引き渡すことができる、被印刷体処理機械の枚葉紙搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、この目的は請求項1によって達成される。本発明の有利な実施態様が、従属請求項および図から得られる。請求項1によれば、枚葉紙搬送装置は、枚葉紙状の被印刷体を第1の場所から第2の場所へ搬送する、駆動される搬送ベルトを有している。さらに、搬送ベルトは、様々な搬送速度で駆動可能になっている。そして、本発明によれば、第1の場所での枚葉紙状の被印刷体の引き取りは比較的低い搬送速度で行われ、第2の場所での枚葉紙状の被印刷体の引き渡しは比較的高い搬送速度で行われる。このことは、枚葉紙状の被印刷体が搬送ベルトによってほぼ静止状態で、または実際に静止状態で引き取られ、一方、搬送ベルトの終端部の所の第2の場所では、後続する被印刷体処理ユニットへの引き渡しは、高い搬送速度で行われることを意味している。したがって、搬送ベルトは絶えず循環運動をしているので、枚葉紙状の被印刷体の引き取りと引き渡しとを相応に時間的に分離する必要があり、すなわち、枚葉紙状の被印刷体の引き取りが搬送ベルトの先頭の所の第1の場所で行われる時に、搬送ベルトの終端部の所の第2の場所での、枚葉紙状の被印刷体の引き渡しが同時に行われてはならない。したがって、本発明によれば、搬送ベルトを、枚葉紙の引き取りと枚葉紙の引き渡しが、時間的に互いに分離されるように制御しなくてはならない。
【0007】
本発明の第1の実施態様では、枚葉紙搬送装置は給紙装置と印刷機の最初の印刷ユニットとの間に配置されていることが意図される。この場合、枚葉紙搬送装置は、給紙パイルから1枚ずつに分離された枚葉紙をほぼ静止状態で、または完全に静止状態で引き取り、印刷機の最初の印刷ユニットへ枚葉紙を高い搬送速度で引き渡す。最近の印刷機は、1時間あたり枚葉紙18000枚以上の印刷速度で運転されており、このことは、印刷機の搬送胴や圧胴の回転数が相応に高いことにつながる。したがって、枚葉紙搬送装置から印刷機の最初の印刷ユニットへ枚葉紙が引き渡される時に、枚葉紙を印刷機の回転速度まで加速しなくてはならない。このことは、本発明によれは、枚葉紙搬送装置の搬送ベルトの搬送速度を、最初の印刷ユニットへの枚葉紙の引き渡しの時点で、比較的高い搬送速度とすることによって行われる。このようにして、既に印刷機の処理速度に少なくともほぼ匹敵する搬送速度で、最初の印刷ユニットへ枚葉紙を引き渡すことが可能となり、それによって、あとは最初の印刷ユニットで枚葉紙を印刷機の印刷速度まで少し加速させるだけでよく、または加速させる必要がまったくない。
【0008】
枚葉紙搬送装置が別個の駆動モータを有していることが意図されるのが好ましい。別個の駆動モータによって、枚葉紙の、互いに異なる引き取り時点と引き渡し時点とで、相応に低い搬送速度または高い搬送速度に調節できるように、枚葉紙搬送速度を相応に制御することができる。別個の駆動モータは、印刷機の機械制御部によって制御されるのが好ましく、この場合、後続する最初の印刷ユニットおよび給紙装置との同期は電子的な同期を介して行われ、その結果、別個の駆動モータによって、搬送ベルトの速度を、印刷機の印刷速度および給紙装置の速度に応じて制御することができる。このような別個の駆動モータを用いることによって、供給吸着ベルトの搬送速度を、特にフレキシブルに制御することが可能となる。しかしながら、これに代えて、枚葉紙搬送装置の搬送ベルトを、連結部を介して、枚葉紙搬送装置に先行する装置の駆動装置と連結可能にし、または、枚葉紙搬送装置に後続する装置の駆動装置と連結可能にすることを意図することもできる。この場合、搬送ベルトの作動中に、印刷機の最初の印刷ユニットまたは給紙装置のどちらかの駆動装置との機械的な連結が行われる。搬送ベルトの速度は、枚葉紙を引き取る時には低く、枚葉紙を引き渡す時には高いので、搬送ベルトを、最初の印刷ユニットまたは給紙装置と、それぞれ交互に機械的に同期させなくてはならない。このことは、搬送ベルトをその都度所望の速度にできるようにするために、搬送ベルトの作動中に連結が交互に外され、つながれることを意味している。磨耗を減らすために、連結部としては特に可変伝動装置や、磨耗のない磁気継手が備えられる。
【0009】
本発明の別の実施態様では、枚葉紙状の被印刷体が第1の場所で引き取られる時の枚葉紙搬送速度はゼロに等しいことが意図される。この場合、枚葉紙は給紙装置から搬送ベルトへ絶対的な静止状態で渡され、それによって、枚葉紙を特に正確に搬送ベルト上に載せることが可能になる。さらに、第2の場所で枚葉紙状の被印刷体が引き渡される時の枚葉紙搬送速度が、後続する装置の処理速度に相当していることが意図される。既に述べたように、このようにして、印刷機の最初の印刷ユニットにおいて、最初の印刷ユニットの回転速度に相当する搬送速度で枚葉紙を引き渡すことができる。それによって、搬送ベルトから最初の印刷ユニットの供給ドラムへの直接的な引き渡しが可能となり、この際、供給ドラムを印刷速度で回転させておくことができる。そうすることによって、枚葉紙が引き渡される時、最初の印刷ユニットの供給ドラムの速度と、搬送ベルトの速度は一致する。
【0010】
本発明の別の有利な実施態様では、搬送ベルトの速度によって、搬送ベルト上にある枚葉紙状の被印刷体の枚数を選択可能であることが意図される。特に、枚葉紙搬送装置が別個の電気駆動装置を備えている場合、搬送ベルトの速度を別個のモータの駆動制御により相応に調節することによって、搬送ベルト上にある枚葉紙の枚数を選択することができる。この際、枚葉紙搬送装置の速度曲線を正弦波形に調節するのが好ましく、この場合、枚葉紙の引き取りは、正弦曲線の最低速度で行われ、一方、枚葉紙の引き渡しは正弦曲線の最高速度で行われる。このように、正弦波形の速度曲線の周期が可変であることによって、搬送ベルト上にある枚葉紙の枚数をフレキシブルに制御することができる。本発明では、枚葉紙の引き渡しと引き取りを時間的に分離することによって、枚葉紙搬送ベルト上にある枚葉紙状の被印刷体の枚数が整数ではなくなる。このことは、第1および第2の場所における枚葉紙の引き取り時点と引き渡し時点を分離するために本質的なことである。そのようにしてのみ、第1の場所では絶対的な静止状態、またはほぼ静止状態で枚葉紙状の被印刷体の引き取りを行い、一方、第2の場所では、印刷機の最初の印刷ユニットの供給ドラムへ、相応の回転速度で枚葉紙状の被印刷体を直接引き渡すことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1の枚葉紙オフセット式の印刷機1は、給紙装置2から枚葉紙状の被印刷体7を供給される2つの印刷ユニット3,4を備えている。第2の印刷ユニット4には、印刷が完了した枚葉紙7を排紙パイル上に載せる排紙装置6が接続されている。印刷ユニット3,4の数は、本発明の本質にとってまったく問題ではなく、したがって、単に一例として理解すべきものである。図1の印刷機1の両印刷ユニット3,4は、版胴11,12に印刷インキを供給するインキ装置13,14をそれぞれ有している。版胴11,12上には版があり、この版を、ジョブの切り替えの時に、新たな版を供給できるようにするために、版交換装置16,17によって取り出すことができる。さらに、印刷ユニット3,4内には、ゴムブランケット胴があり、このゴムブランケット胴によって、版胴11,12の印刷画像が印刷間隙において枚葉紙7に転写される。最初の印刷ユニット3と給紙装置2の間には、本発明の搬送ベルト27を備える供給板9がある。搬送ベルト27を備える供給板9によって、給紙装置2の枚葉紙7が引き取られ、最初の印刷ユニット3の供給ドラム30に搬送される。搬送ベルト27を本発明に基づいて制御できるようにするために、搬送ベルト27は、印刷機1のここには示さない別の駆動モータと電気的に同期させることが可能な電気的な駆動モータ29を有している。駆動モータ29、および印刷機1の、他の全ての駆動装置および調節装置は、機械制御部50によって中央で制御される。駆動モータ29は、図1では、給紙装置2からの枚葉紙7の引き取り26の時に、搬送ベルト27の速度が非常に低いか、またはゼロに等しくなるように制御される。搬送ベルト27上の枚葉紙7は、図1では、1列にずれ重なった状態で搬送されていることを見て取れる。最初の印刷ユニット3への引き渡し25の時には、枚葉紙7は供給ドラム30の回転速度まで加速されていなくてはならない。このことは、搬送ベルト27による搬送速度が、引き渡し25の時に、正確に供給ドラム30の回転速度に相当しているか、または、これから少ししかずれていないことを意味している。このように、最初の印刷ユニット3への引き渡し25と、給紙装置2からの枚葉紙7の引き取り26は、図1では、搬送ベルト27の、互いに全く異なる搬送速度で行われる。
【0013】
引き取り26の時に静止状態の搬送ベルト27に引き渡される枚葉紙7は、給紙装置2において、パイル支持板10上に載っている枚葉紙パイル8から取り出される。パイル支持板10は、枚葉紙パイル8の上端が常に十分に等しい高さにくるように鉛直方向へ移動可能である。枚葉紙パイル8の上端は、運転中に、パイル支持板10の追従制御のために機能する検出部材23によって検出される。枚葉紙7は、吸着ヘッド18によって枚葉紙パイル8から取り出され、吸着ヘッド18は、枚葉紙7を持上げ用吸口19によって持ち上げ、搬送用吸口21によって枚葉紙7の引き取り26の部分の方向へと搬送する。この際、持上げ用吸口19と搬送用吸口21は、吹付け装置22によって付加的に支援される。図1の給紙装置2も別個の駆動モータを備えることができ、それによって、印刷ユニット3,4、搬送ベルト27、および給紙装置2は電気的にのみ相互に同期させられる。
【0014】
図2には、供給板9の搬送ベルト27の速度分布が曲線で描かれている。給紙装置2からの枚葉紙7の引き取り26の時点では、搬送ベルト27は搬送速度を有していないか、または非常に低い搬送速度しか有していないことを見て取れる。それに対して、搬送ベルト27から最初の印刷ユニット3への枚葉紙7の引き渡し25の時点では、供給板9の搬送ベルト27は、供給ドラム30と等しい速度で、または少なくともほぼ等しい速度で枚葉紙7を引き渡すことができるように、最高の搬送速度で作動している。供給板9の、正弦波形の速度曲線のために、ずれ重なった状態で搬送される枚葉紙7の枚数が整数ではないことを見て取れる。図2では、一例として、9と1/2枚の枚葉紙7が供給板9上にある。しかしながら、枚葉紙7の枚数を、機械制御部50および別個の駆動モータ29によって任意に調節することができる。そのためには、供給板9の、相応の数の速度最低点と速度最高点を有する適切な速度曲線を選択するだけでよい。この際、速度曲線を、機械制御部50に記憶させておくことができ、あるいは、特にフレキシブルな供給板9の場合には、速度曲線は、機械制御部50によって作動中に算出される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】2つの印刷ユニットと、最初の印刷ユニットと給紙装置との間にある、本発明の枚葉紙搬送装置とを備える枚葉紙輪転印刷機を示す図である。
【図2】枚葉紙搬送装置の長さにわたって示す、枚葉紙搬送装置の速度曲線である。
【符号の説明】
【0016】
1 印刷機
2 給紙装置
3,4 印刷ユニット
6 排紙装置
7 枚葉紙
8 枚葉紙パイル
9 供給板
10 パイル支持板
11,12 版胴
13,14 インキ装置
16,17 版交換装置
18 吸着ヘッド
19 持上げ用吸口
21 搬送用吸口
22 吹付け装置
23 検出部材
25 最初の印刷ユニットへの引き渡し
26 給紙装置からの引き取り
27 搬送ベルト
29 搬送ベルトの駆動モータ
30 供給ドラム
50 機械制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枚葉紙状の被印刷体(7)を第1の場所(26)から第2の場所(25)へ搬送するための、駆動される少なくとも1つの搬送ベルト(27)を備え、前記搬送ベルト(27)を様々な搬送速度で駆動可能になっている、枚葉紙処理機械(1)の枚葉紙搬送装置において、
前記第1の場所(26)での前記枚葉紙状の被印刷体(7)の引き取りは比較的低い搬送速度で行われ、前記第2の場所(25)での前記枚葉紙状の被印刷体(7)の引き渡しは比較的高い搬送速度で行われることを特徴とする枚葉紙搬送装置。
【請求項2】
給紙装置(2)と印刷機(1)の最初の印刷ユニット(3)との間に配置されている、請求項1に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項3】
別個の駆動モータ(29)を有している、請求項1または2に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項4】
前記枚葉紙搬送装置の前記搬送ベルト(27)は、連結部を介して、前記枚葉紙搬送装置に先行する装置(2)の駆動装置、または、前記枚葉紙搬送装置に後続する装置(3)の駆動装置と連結可能になっている、請求項1または2に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項5】
前記枚葉紙状の被印刷体(7)が前記第1の場所(26)で引き取られる時の搬送速度はゼロに等しい、請求項1から4のいずれか1項に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項6】
前記第2の場所(25)で、前記被印刷体(7)が、後続する装置(3)に引き渡される時の、前記被印刷体(7)の搬送速度は前記搬送ベルト(27)の最高速度である、請求項1から5のいずれか1項に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項7】
前記第2の場所(25)で前記枚葉紙状の被印刷体(7)が引き渡される時の搬送速度は、後続する装置(3)の処理速度に相当している、請求項6に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項8】
前記搬送ベルト(27)の速度によって、前記搬送ベルト(27)上にある前記枚葉紙状の被印刷体(7)の枚数を選択可能である、請求項1から7のいずれか1項に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項9】
前記搬送ベルト(27)上にある前記枚葉紙状の被印刷体(7)の枚数は整数ではない、請求項8に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項10】
前記枚葉紙状の被印刷体(7)を、前記第2の場所(25)で前記搬送ベルト(27)から印刷機(1)の最初の印刷ユニット(3)の供給ドラム(30)へ直接供給可能である、請求項1から9のいずれか1項に記載の枚葉紙搬送装置。
【請求項11】
請求項1から10のいずれか1項に記載の枚葉紙搬送装置を備えている印刷機(1)。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−297215(P2007−297215A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−122225(P2007−122225)
【出願日】平成19年5月7日(2007.5.7)
【出願人】(390009232)ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト (347)
【氏名又は名称原語表記】Heidelberger Druckmaschinen AG
【住所又は居所原語表記】Kurfuersten−Anlage 52−60, Heidelberg, Germany
【Fターム(参考)】