説明

補助アームの取付構造を有する八木式アンテナ

【課題】アンテナアームに対して補助アームを強固に固定することができる補助アームの取付構造を有する八木式アンテナを提供する。
【解決手段】アンテナアーム31に補助アーム38を補助アーム取付金具50により取付ける。アンテナアーム31には、外周面に補助アーム係止溝46a〜46dを軸方向に沿って設けると共に、補助アーム取付金具50を装着する部分の頂部にストッパ47を設ける。補助アーム取付金具50は、アンテナアーム挿通部51の下側に補助アーム挟持部52を連接し、アンテナアーム挿通部51の左右両側縁の内側に、補助アーム係止溝46a〜46dに対応する突部53a〜53d、54a〜54dを設ける。アンテナアーム挿通部51の外周にストッパ47と対応する長穴55を設けて回動範囲を規制する。補助アーム挟持部52のネジ挿通孔56に設けたネジ57に蝶ナット58を螺着して補助アーム38を固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナアーム及び補助アームを備えた八木式アンテナに係り、特にアンテナアームに補助アームを取付ける補助アームの取付構造を有する八木式アンテナに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の多素子UHFアンテナは、屋外において支柱に取付ける際、アンテナ本体の主軸となるアンテナアームの下方に略U字状に形成された補助アームを設け、この補助アームに支柱を取付けている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
従来のUHFアンテナは、アンテナアームに対して補助アームを補助アーム取付金具により回動可能に取付けている。すなわち、工場で製作したUHFアンテナを梱包して出荷する際、梱包体積を小さくするため補助アームをアンテナ素子と同一平面となるように位置させ、その後、アンテナを設置する際に補助アームをアンテナアームの下方に位置するように、すなわちアンテナ素子に対して垂直となるように90°回動し、蝶ナットを締め付けて固定するようにしている。
【0004】
従来の補助アーム取付金具は、図7及び図8に示すように構成されている。図7は補助アームを補助アーム取付金具によりアンテナアームに固定した状態を示す斜視図、図8は補助アーム取付金具の構成を示し、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は下面図である。
【0005】
図7において、11はアンテナアームで、このアンテナアーム11には複数の導波素子12が装着されると共に、図示しないが放射素子及び反射素子が装着される。そして、上記アンテナアーム11の下側には、略U字状に形成された補助アーム13が補助アーム取付金具14により取付けられる。補助アーム取付金具14は、アンテナアーム11の外周面に沿って位置する略円形状のアンテナアーム挿通部15と、該アンテナアーム挿通部15の下側開放端に垂直方向に連接されて補助アーム13の先端部を挟持する補助アーム挟持部16とにより構成される。補助アーム挟持部16の内側面には、頂部にアンテナアーム11の挿通方向に沿ったリブ(小突起)17が形成されると共に、補助アーム挟持部16との境界近傍には、左右2つずつの側面突起18R1、18R2、18L1、18L2が形成される。
【0006】
また、アンテナアーム11の表面には、補助アーム取付金具14のアンテナアーム挿通部15による左右挟持位置に対応して、それぞれ導波素子12と水平な方向の棒状突起部19R、19Lが設けられる。
【0007】
そして、上記アンテナアーム挿通部15の側面には、左右一方の縁の中央部に上記導波素子12と補助アーム13との垂直性を保持する状態でアンテナアーム11表面の棒状突起部19R、19Lにそれぞれ嵌合される略半円形状の突起嵌合切欠き部21R、21Lが形成される。
【0008】
また、補助アーム挟持部16の左右側面には、ネジ孔22L、22Rが設けられ、蝶ナット23による貫通締付けが行われる。
【0009】
上記の構成において、補助アーム取付金具14のアンテナアーム挿通部15をアンテナアーム11に装着し、該アンテナアーム挿通部15の一方の縁に形成された突起嵌合切欠き部21R、21Lを、アンテナアーム11の表面に形成された棒状突起部19R、19Lにそれぞれ嵌合させ、アンテナアーム11に対する補助アーム取付金具14の回転ずれを阻止すると共に、導波素子12に対して補助アーム取付金具14が垂直となるように保持する。
【0010】
そして、補助アーム取付金具14の補助アーム挟持部16に補助アーム13の先端部を挟持させ、そのネジ孔22R、22L及び補助アーム13を貫通させて蝶ナット23を締め付けて固定する。
【0011】
また、蝶ナット23を締め付けることにより、アンテナアーム挿通部15内側面に形成されたリブ17や側面突起18R1、18R2、18L1、18L2がアンテナアーム11の各対応する表面に押圧固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開平8−139507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
上記従来の補助アーム取付金具14は、アンテナアーム挿通部15の一方の縁に形成された突起嵌合切欠き部21R、21Lを、アンテナアーム11の表面に形成された棒状突起部19R、19Lにそれぞれ嵌合させ、蝶ナット23を締め付けて固定することにより、アンテナアーム11に対する回転ずれを阻止しているが、略半円形状の突起嵌合切欠き部21R、21Lをアンテナアーム11に形成した棒状突起部19R、19Lに嵌合させているだけでは十分な結合力を得ることが困難である。
【0014】
また、アンテナアーム挿通部15の内側面にリブ17や側面突起18R1、18R2、18L1、18L2を形成しているが、これらは単にアンテナアーム11の表面に押圧固定されるだけであるので、大きな力が加わったときにずれ易い。
【0015】
このため上記従来の補助アーム取付金具14では、アンテナアーム11に装着されているアンテナ素子の片側、すなわちアンテナアーム11の左側あるいは右側に位置するアンテナ素子に対して例えば積雪等により大きな加重が加わると、アンテナアーム11に形成された棒状突起部19R、19Lとアンテナアーム挿通部15に形成された突起嵌合切欠き部21R、21Lとの嵌合が外れてアンテナアーム11が回転し、傾いてしまうおそれがある。
【0016】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、アンテナアームに対して補助アームを強固に固定でき、アンテナアームの左側あるいは右側に位置する片側のアンテナ素子に対して例えば積雪等により大きな加重が加わった場合でも、アンテナアームとの間の回転ずれを確実に防止することができる補助アームの取付構造を有する八木式アンテナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、アンテナアームと、前記アンテナアームに直交して配列される複数のアンテナ素子と、前記アンテナアームの下方に配置される略U字状に形成された補助アームとを備えた八木式アンテナにおいて、前記アンテナアームの外側に長手方向に沿って設けられる複数の補助アーム係止溝と、前記アンテナアームの外周縁に沿って回動可能に設けられる一部が開口してなる略円筒状のアンテナアーム挿通部、及び該アンテナアーム挿通部の開口部に連接して設けられ前記補助アームの先端部を挟持する補助アーム挟持部からなる補助アーム取付金具と、アンテナアーム挿通部の略中央頂部から一方の側部方向に約90°の範囲で設けられる長穴と、前記アンテナアームの前記アンテナアーム挿通部が装着される部位の略頂部に該アンテナアーム挿通部の長穴内に位置するように設けられて前記補助アーム取付金具の回動範囲を規制するストッパと、前記アンテナアーム挿通部の両側縁部内側に前記アンテナアームの補助アーム係止溝に対応して設けられ、前記補助アーム取付金具が前記アンテナ素子に対して垂直となる位置に回動された状態で前記補助アーム係止溝に嵌合される複数の突部と、前記アンテナアームの補助アーム係止溝に前記各突部が嵌合された状態で、前記補助アームを挟持している前記補助アーム挟持部の両側部間を締め付けて固定する固定手段とを具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、アンテナアームに対して補助アームを強固に固定でき、アンテナアームの左側あるいは右側に位置する片側のアンテナ素子に対して例えば積雪等により大きな加重が加わった場合でも、アンテナアームと補助アーム取付金具との間の回転ずれを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例1に係るUHFアンテナの全体の構成を示す斜視図である。
【図2】(a)は同実施例1に係るUHFアンテナの平面図、(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図である。
【図3】図2(b)におけるB部(補助アーム取付金具部分)を拡大して示す図である。
【図4】同実施例1における補助アーム取付金具を横方向から見た図である。
【図5】同実施例1におけるアンテナアームに補助アームを補助アーム取付金具により取付けた状態を示す要部斜視図である。
【図6】同実施例1において、導波素子と同一平面にある補助アームを導波素子と垂直となるように回動している途中の状態を示す要部平面図である。
【図7】補助アームを従来の補助アーム取付金具によりアンテナアームに取付けた状態を示す要部斜視図である。
【図8】従来の補助アーム取付金具の構成を示し、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0021】
図1は本発明の実施例1に係る八木式UHFアンテナ30の全体の構成を示す斜視図、図2(a)はUHFアンテナ30の平面図、図2(b)は同図(a)の補助アーム取付金具部分におけるA−A線矢視断面図である。
【0022】
図1及び図2において、31はアンテナアームで、このアンテナアーム31には、給電部32と共に放射素子33が設けられる。また、アンテナアーム31には、放射素子33の前方に複数の導波素子34が所定の間隔で設けられると共に、放射素子33の後方にスクリーン反射器35が設けられる。このスクリーン反射器35は、反射器アーム36に複数の反射素子37が設けられており、反射器アーム36をアンテナアーム31と平行するように折り畳めるようになっている。
【0023】
そして、上記アンテナアーム31には、略U字状に形成された補助アーム38が補助アーム取付金具50により取付けられる。補助アーム38は、アンテナアーム31の下方において、補助アーム取付金具50により約90°回動可能に設けられるもので、その詳細については後述する。上記補助アーム38の中央部には、アンテナ取付金具41が設けられる。UHFアンテナ30は、補助アーム38に設けられたアンテナ取付金具41によりアンテナ支柱42に取付けられる。
【0024】
次に、上記アンテナアーム31及び補助アーム取付金具50の詳細について説明する。
【0025】
図3は図2(b)におけるB部を拡大して示す断面図、図4は補助アーム取付金具50を取出して横方向から見た図である。図5はアンテナアーム31に補助アーム38を補助アーム取付金具50により取付けた状態を示す要部斜視図である。
【0026】
アンテナアーム31は、図3及び図5に示すように円筒状のパイプの左右両側が平面状に形成され、その平面部45a、45bの上部及び下部に約90°の角度で凹ませた補助アーム係止溝46a〜46dが設けられる。また、アンテナアーム31には、補助アーム取付金具50が装着される部分の略頂部にストッパ47が設けられる。このストッパ47としては例えばネジが用いられ、アンテナアーム31に螺着される。
【0027】
一方、補助アーム取付金具50は、図3ないし図5に示すようにアンテナアーム31の外周面に沿って位置する略円形状のアンテナアーム挿通部51と、該アンテナアーム挿通部51の下側に垂直方向に連接されて補助アーム38の先端部を挟持する補助アーム挟持部52とにより構成される。上記アンテナアーム挿通部51は下側が開口しており、この開口端部に上記補助アーム挟持部52が連接される。
【0028】
上記アンテナアーム挿通部51の左右両側縁の内側には、アンテナアーム31に形成された補助アーム係止溝46a〜46dに対応する位置に突部53a〜53d、54a〜54dが設けられる。また、アンテナアーム挿通部51の外周には、中央の頂部から一方の側に約90°の範囲で長穴55が設けられる。補助アーム取付金具50をアンテナアーム31に装着した際、長穴55内にストッパ47を位置させ、ストッパ47が長穴55に沿って移動できる範囲内で補助アーム取付金具50を回動できるようにしている。
【0029】
また、補助アーム挟持部52の両側面には、中央部にネジ挿通孔56が設けられ、このネジ挿通孔56には補助アーム38を貫通してネジ57が挿入され、その先端に蝶ナット58が螺着される。補助アーム38の両先端部には、上記ネジ57を挿通するためのネジ挿通孔(図示せず)が設けられている。
【0030】
上記の構成において、補助アーム取付金具50のアンテナアーム挿通部51をアンテナアーム31に装着し、長穴55内にアンテナアーム31に設けたストッパ47を位置させる。また、補助アーム取付金具50の補助アーム挟持部52に補助アーム38の先端を挿入し、補助アーム挟持部52に設けたネジ挿通孔56及び補助アーム38に設けたネジ挿通孔にネジ57を挿入し、その先端に蝶ナット58を螺着する。
【0031】
蝶ナット58を緩めた状態では、アンテナアーム31に対して補助アーム取付金具50を約90°の範囲、すなわち、アンテナアーム挿通部51に設けた長穴55内をアンテナアーム31に設けたストッパ47が移動できる範囲内で回動することが可能である。補助アーム取付金具50を回動する場合、アンテナアーム挿通部51に設けた突部53a〜53dがアンテナアーム31に設けた補助アーム係止溝46a〜46dから外れ、アンテナアーム31の外周面に摺接しながら移動する。
【0032】
上記UHFアンテナ30を工場で製作して梱包する場合、蝶ナット58を緩めた状態で、補助アーム38を補助アーム取付金具50と共に回動して導波素子34と略同一平面となる状態に保持する。なお、スクリーン反射器35も放射素子33と平行となるように折り畳んだ状態とする。
【0033】
そして、UHFアンテナ30を実際に設置する場合、図6に示すように導波素子34と略同一平面に保持されている補助アーム38をアンテナアーム31の下方に位置するように、すなわち導波素子34に対して垂直となるように90°回動する。図6は、導波素子34と同一平面にある補助アーム38を垂直となるように回動している途中の状態を示す要部平面図である。
【0034】
補助アーム38をアンテナアーム31の下方に位置するように回動すると、アンテナアーム挿通部51に設けた長穴55の一方の端部、すなわち頂部側の端部がアンテナアーム31に設けたストッパ47に当接して補助アーム取付金具50が停止する。このとき補助アーム38は、導波素子34に対して垂直の状態となり、アンテナアーム31に設けられた補助アーム係止溝46a〜46d内に補助アーム取付金具50に設けられた突部53a〜53d、54a〜54dが嵌入される。
【0035】
この状態で、補助アーム挟持部52のネジ挿通孔56に挿入されたネジ57に対して蝶ナット58を締め付け、補助アーム取付金具50のアンテナアーム挿通部51をアンテナアーム31に固定すると共に、補助アーム38の両先端部を補助アーム取付金具50の補助アーム挟持部52に固定する。
【0036】
上記実施例1で示したように、アンテナアーム31の外周縁に軸方向に沿って設けた複数の補助アーム係止溝46a〜46dに、補助アーム取付金具50のアンテナアーム挿通部51の左右両側縁の内側に設けた突部53a〜53d、54a〜54dを嵌入させ、補助アーム取付金具50の補助アーム挟持部52に装着した蝶ナット58を締め付けることにより、補助アーム取付金具50のアンテナアーム挿通部51をアンテナアーム31に固定するように構成しているので、アンテナアーム31に対して補助アーム取付金具50を強固に固定することができる。このためアンテナアーム31の左側あるいは右側に位置する片側のアンテナ素子に対して例えば積雪等により大きな加重が加わった場合でも、アンテナアーム31と補助アーム取付金具50との間の回転ずれを確実に防止することができる。
【0037】
また、蝶ナット58を緩めた状態では、補助アーム38及び補助アーム取付金具50をストッパ47が長穴55内を移動できる範囲内で任意に回動できるので、製作したUHFアンテナ30を梱包する場合には、補助アーム38を補助アーム取付金具50と共に回動して導波素子34と略同一平面となる状態に保持することができる。
【0038】
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
【符号の説明】
【0039】
30…UHFアンテナ、31…アンテナアーム、32…給電部、33…放射素子、34…導波素子、35…スクリーン反射器、36…反射器アーム、37…反射素子、38…補助アーム、41…アンテナ取付金具、42…アンテナ支柱、45a、45b…アンテナアームの平面部、46a〜46d…補助アーム係止溝、47…ストッパ、50…補助アーム取付金具、51…アンテナアーム挿通部、52…補助アーム挟持部、53a〜53d、54a〜54d…突部、55…長穴、56…ネジ挿通孔、57…ネジ、58…蝶ナット。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンテナアームと、前記アンテナアームに直交して配列される複数のアンテナ素子と、前記アンテナアームの下方に配置される略U字状に形成された補助アームとを備えた八木式アンテナにおいて、
前記アンテナアームの外側に長手方向に沿って設けられる複数の補助アーム係止溝と、
前記アンテナアームの外周縁に沿って回動可能に設けられる一部が開口してなる略円筒状のアンテナアーム挿通部、及び該アンテナアーム挿通部の開口部に連接して設けられ前記補助アームの先端部を挟持する補助アーム挟持部からなる補助アーム取付金具と、
アンテナアーム挿通部の略中央頂部から一方の側部方向に約90°の範囲で設けられる長穴と、
前記アンテナアームの前記アンテナアーム挿通部が装着される部位の略頂部に該アンテナアーム挿通部の長穴内に位置するように設けられて前記補助アーム取付金具の回動範囲を規制するストッパと、
前記アンテナアーム挿通部の両側縁部内側に前記アンテナアームの補助アーム係止溝に対応して設けられ、前記補助アーム取付金具が前記アンテナ素子に対して垂直となる位置に回動された状態で前記補助アーム係止溝に嵌合される複数の突部と、
前記アンテナアームの補助アーム係止溝に前記各突部が嵌合された状態で、前記補助アームを挟持している前記補助アーム挟持部の両側部間を締め付けて固定する固定手段とを具備したことを特徴とする補助アームの取付構造を有する八木式アンテナ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−129902(P2012−129902A)
【公開日】平成24年7月5日(2012.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−281319(P2010−281319)
【出願日】平成22年12月17日(2010.12.17)
【出願人】(504378814)八木アンテナ株式会社 (190)
【Fターム(参考)】