説明

西瓜果肉詰めの製造方法

【課題】本発明は、西瓜を加工してダイス状果肉にしたものを糖シロップ液に漬け置き加工した後、保存の効く缶詰、瓶詰、レトルト詰めにし、季節外れでも喫食しやすい西瓜果肉詰めを製造する方法を提供する。
【解決手段】西瓜果実から果皮を剥ぐ工程と、西瓜果肉をダイス状に裁断する裁断工程と、前記西瓜果肉片を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程と、次いで、保存容器に前記糖シロップ漬果肉を詰める工程と、から構成されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、西瓜をダイス状果肉に加工したものを糖シロップ液に漬け置き加工をした後、保存性のある缶詰、瓶詰、レトルト詰めにし、季節外れでも喫食しやすい西瓜果肉詰めを製造する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
西瓜の果実は、多汁で糖分、カロテンを多く含み、歯ざわりがシャリシャリしており、また、冷やすことにより甘味であるβ果糖が増してくる等の特徴があるので、冷やして生食するのが最もおいしい食べ方である。しかしながら、西瓜は収穫期が5月から8月であって、一部施設栽培のものが年中出回ってはいるが、年中取れるものではない。また、西瓜を保冷又は冷凍保存して、何時でも喫食しようとしても、果実が球形で大きいから冷蔵庫又は冷凍庫内で保存するのには容積的に効率が悪い、さらに、果皮が非常に厚く、全体に占める果皮の廃棄率は40%前後に及ぶ等、西瓜をいつでも喫食することについて不都合な点が多かった。
【0003】
前述の理由から、年中何時でも喫食可能であって、調理の手間・時間を必要としない西瓜の果肉・果汁のみからなる食品が望まれているが、これまでこのような加工食品
は出現して来なかった。このように、果実から果肉・果汁を選別採取して、その形状を保ち保存処理を行った缶詰等の加工食品の製造例については、みかん、パイナップルがよく知られている。〔参考文献1〕
【非特許文献1】吉田照男著、図解食品加工プロセス、株式会社工業調査会発行、2003年10月10日(256頁〜261頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、西瓜はみかんと異なって果皮が厚く、しかも大径である点、また、パインナップルと比べ大径で球形である点、更に果肉をダイス状に加工する点において、前述の先行技術は採用し難いものであった。本発明は、これらの課題を克服したものであって、西瓜を加工してダイス状果肉にしたものを糖シロップ液に漬け置き加工した後、保存の効く缶詰、瓶詰、レトルト詰めにし、季節外れでも喫食しやすい西瓜果肉詰めの製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するための本発明の請求項1に係る西瓜果肉詰めの製造方法は、西瓜果実から果皮を剥ぐ工程と、西瓜果肉をダイス状に裁断する裁断工程と、前記西瓜果肉片を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程と、次いで、保存容器に前記糖シロップ漬果肉を詰める工程と、から構成されることを特徴とする。この構成により、西瓜から果肉と果汁のみを選別採取して、ダイス状果肉としたものを糖シロップ液等に漬け置きして防腐保存加工した後、保存の効く缶詰、瓶詰、レトルト詰めにすることにより、季節に関係なく何時でも手軽に生食同然に喫食することが可能な西瓜果肉詰めを得ることができる。
【0006】
また、請求項2に係る西瓜果肉詰めの製造方法は、前記西瓜果実から果皮を剥ぐ工程が、西瓜果実を大径方向に二つに切断した後、各切断半球の頂部を上方から回転支持すると共に、頂部下部の周辺部から大径部に向かって水平回転刃と垂直回転刃の組み合わせにより階段状に果皮を剥ぎ取ることを特徴とする。この構成により、二分割した西瓜から厚い果皮を確実に剥ぎ取ることができるから、後工程で果肉をダイス状に切断加工することが容易となる。また、剥ぎ取られた果皮はリボン状又は細片となるから、果皮の加工又は廃棄の処理がし易い。
【0007】
また、請求項3に係わる西瓜果肉詰めの製造方法は、請求項1又は2記載の前記西瓜果肉をダイス状に裁断する裁断工程が、果皮を剥いだ西瓜半球の頂部を支持すると共に、西瓜半球を大径面から格子状に形成した縦刃と横刃により切断して拍子木状にした後、水平に径方向に走行する水平横断刃により裁断してダイス形に切断分離して西瓜果肉片を得ることを特徴とする。この構成により、西瓜果肉から果肉を潰すことなく、また、過剰に果汁を発生することなく、ダイス状果肉と果汁を得ることができ、ダイス状果肉の歩留まりを上げやすい。また、得られたダイス状果肉は形状のしっかりしたものが得やすいし、果汁には果皮由来の果汁の混入がほとんどないものが得られる。
【0008】
また、請求項4に係わる西瓜果肉詰めの製造方法は、請求項1又は2又は3記載の前記西瓜果肉片を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程において、糖シロップの糖がオリゴ糖からなることを特徴とする。前記糖シロップとしては、砂糖又はオリゴ糖のシロップを用いることができ、前記西瓜果肉片を糖度10〜30%の糖シロップ等に漬け置きすることにより、本来の西瓜果汁の糖度7〜10%よりも高くして、水分活性を下げることで細菌、微生物の繁殖を防止した防腐保存効果を得ることができる。この場合、糖度を30%以上に上げ過ぎると、西瓜果肉中の果汁が糖シロップ液等と入れ替わるから西瓜果肉が締まって、西瓜果肉本来のシャリシャリ感が失われるので好ましくない。また、糖としては、整腸作用、腸内のビフィズス菌を増やす等の腸内細菌叢改善、血中コレステロール低下作用をもたらすオリゴ糖を使用するのが良い。また、これらのオリゴ糖は、甘味が砂糖(スクロース)を100とした場合、30〜60と少ないから、本来西瓜果肉の糖質であるフルクトース、スクロース及びグルコースの甘味を際立たせることができる。
【0009】
また、請求項5に係わる西瓜果肉詰めの製造方法は、前記保存容器に前記糖シロップ漬果肉を詰める工程において、保存容器に缶、瓶又はレトルトパウチを用いることを特徴とする。この構成により、保存容器として、保存性に優れ、また可搬性、貯蔵性に優れたものを適用できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る請求項1〜5記載の西瓜果肉詰めの製造方法によれば、西瓜から切断加工して得たダイス状果肉を糖シロップ液等に冷蔵状態で漬け置き加工した後、保存の効く缶詰、瓶詰、レトルト詰めにするから、可搬性、貯蔵性に優れるとともに、季節に関係なく何時でも手軽に生食同然に喫食することができる。また、西瓜の厚い果皮を確実に剥ぎ取った後、ダイス状果肉に加工するから、しっかりした形状のダイス状果肉を得ることができ、しかも加工歩留まりを上げることも可能である。また、剥ぎ取られた果皮はリボン状又は細片であるから廃棄の処理がし易い。また、糖シロップとして、オリゴ糖を使用しているから、整腸作用、腸内のビフィズス菌を増やす等の腸内細菌叢改善、血中コレステロール低下作用をもたらすことに貢献できる。また、オリゴ糖の甘味は砂糖よりも少ないから、西瓜果肉本来の甘さを引き出すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における一実施形態を示す西瓜の皮剥き機構の模式的斜視図である。図2は、本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における西瓜果肉片の製造の一実施形態であって、格子状切断具の模式的斜視図である。図3は、本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における西瓜果肉片の製造の一実施形態であって、西瓜果肉片の製造過程を示す模式的説明図である。
【0012】
本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法は、(a)西瓜果実を二分割加工する工程、(b)二分割した西瓜の果皮剥ぎ加工する工程、(c)西瓜果肉をダイス状に切断加工する工程、(d)ダイス状の西瓜果肉を糖シロップ液に漬け置く工程、(e)前記糖シロップ液漬け西瓜果肉を保存容器に詰める工程からなり、これらの工程を順次経由して西瓜果肉詰めを製造する。
【0013】
図1,2、3に基いて、本発明の実施形態を説明すると、本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における西瓜は、種無し西瓜を採用するのが、種を果肉から分離する必要が無く、かつ、西瓜果肉を形の整ったダイス状に加工するのに歩留まりが上げられる点で好ましい。また、西瓜の外形は、果皮剥ぎ工程において、果皮を確実に剥ぎ、しかも、果肉を不必要に余分に剥がないためにも、断面形状が真円に近いものが好ましいが、外形全体としては球形でも、楕円球でもよい。
【0014】
また、西瓜果実を二分割加工する工程は、図1に示すように、被加工対象の西瓜1の両頂点を回転用固定具2により挟持固定した後、分割線1−3に沿うてワイヤソー又は回転刃(図示しない)で切断し二分割する。二分割した西瓜1−1,1−2はそれぞれを西瓜果皮剥ぎ装置へ移動する。
【0015】
また、西瓜の果皮剥ぎ加工する工程は、各西瓜1−1,1−2を主として回転用固定具2、水平回転刃3、垂直回転刃4から構成される西瓜果皮剥ぎ装置を使って果皮剥ぎを行う。この果皮剥ぎの方法を説明すると、半球形西瓜1−1はその頂部を回転用固定具2で固定され、回転駆動装置(図示しない)により回転駆動される。r方向に回転する半球形西瓜1−1の球状表面に水平回転刃3を果実側に押し込み外周全体に亙り果皮厚みだけ切り目を入れる。次いで、水平回転刃3は退避し、果皮を帯状に剥ぐ幅だけ球状表面に沿うて移動して、前述のように外周全体に亙り果皮厚みだけの切り目を入れることができる。この動作を繰り返すことにより、半球形西瓜1−1の球状表面に果皮を剥ぐ帯状の幅に相当する帯状の切れ目を入れることができる。
【0016】
一方、別の回転駆動装置(図示しない)により回転駆動される垂直回転刃4は、水平回転刃の背後(西瓜自体の回転方向r側に離れた位置)に少し離れて位置し、水平回転刃により帯状の切り目が入った果皮5を、該垂直回転刃4が果肉6から切り離して、剥ぎ取り、果肉6部分を露出させる。この場合、垂直回転刃の駆動軸も果皮5を削って行くことになり、抵抗にならないようにドリル形式の刃を付けるのが良い。また、垂直回転刃4は、水平回転刃3が帯状の幅を跨いで緯度方向に移動するときに、同期して移動する。そして、移動が終了した後に、垂直回転刃4が果皮5を掬い取るように果肉6側に押し込まれて、帯状の果皮5を確実に剥ぎ取る。水平回転刃3及び垂直回転刃4は夫々独立して回転駆動されるし、果肉6側に押し込む機構も夫々独立して設けるのがよい。ただし、水平回転刃3及び垂直回転刃4が果皮5を切断するときの作動の位置は、西瓜の球状表面の形状に沿って、すなわち、表面形状に倣って決められるのが好適である。
【0017】
また、西瓜果肉をダイス状に裁断加工する工程は、図2に示すように、格子状に形成した横刃10−1、縦刃10−2及び支持柄10−3により構成された格子状切断具10と、水平横断刃11とを用いて、西瓜果肉をダイス状に裁断する。具体的に説明すると、図3に示すように、回転用固定具2で支持された西瓜1の半球状の果肉6を格子状切断具10の格子状に形成した横刃10−1と縦刃10−2にlの方向に押し込んで、西瓜半球を大径面から裁断して拍子木状の果肉21にした後、水平横断刃11を水平にmの方向に走行させて、前記拍子木状果肉21を水平横断刃11により切断分離してダイス形の西瓜果肉片20を得るのである。なお、この場合において、水平横断刃11はワイヤソーでも代替可能である。この方法により西瓜果肉6から果肉6を潰すことなく、また、過剰に果汁を発生することなく、ダイス状果肉20と果汁を得ることができるので、ダイス状果肉20の歩留まりを上げやすい。また、得られたダイス状果肉20は形状のしっかりしたものが得られるし、また、果汁には果皮由来の果汁の混入がほとんど無いものが得られる。
【0018】
次に、ダイス状西瓜果肉片6を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程では、西瓜果肉片6を糖度10〜30%の糖シロップ等に漬け置きすることにより、本来の西瓜果汁の糖度7〜10%よりも高くして、水分活性を下げることで細菌、微生物の繁殖を防止した防腐保存効果を得ることができる。この場合、糖度を30%以上に上げ過ぎると、西瓜果肉6中の果汁が糖シロップ液等と入れ替わるから、西瓜果肉6が締まって西瓜果肉6本来のシャリシャリ感が失われるので好ましくない。また、糖としては、整腸作用、腸内のビフィズス菌を増やす等の腸内細菌叢改善、血中コレステロール低下作用をもたらすオリゴ糖を使用するのが良い。オリゴ糖としては、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖やガラクトオリゴ糖等を用いることができる。また、これらのオリゴ糖は、甘味が砂糖(スクロース)を100とした場合、30〜60と少ないから、本来西瓜果肉に含まれる果汁の糖質であるフルクトース、スクロース及びグルコースの甘味を際立たせることができる。因みに、前記西瓜果汁は、例えば糖質7.2%の場合、フルクトース3.4%、スクロース3.1%及びグルコース0.7%である。また、冷蔵状態で漬け置きする時間としては、16〜30時間であり、オリゴ糖を用いた場合は24時間程度が好ましかった。
【0019】
【表1】

【0020】
また、糖シロップ液漬け西瓜果肉を保存容器に詰める工程では、保存容器として、保存性に優れ、また可搬性、貯蔵性に優れている缶、瓶又はレトルトパウチを用いる。また、詰めるに当たっては、保存性を良くするために定法である低温加熱殺菌や不活性ガス注入又は容器内真空処理等を施すことがよい。
【0021】
また、本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法により製造された西瓜果肉片の官能検査を行った。対照は2〜3cm角の西瓜果肉片とし、オリゴ糖水溶液(シロップ)濃度10〜50%、漬け置き時間(冷蔵状態で)30分〜72時間の範囲で処理して、7人の検査員により味覚、食感が好ましいか、好ましくないかを検査基準にして官能検査を行った。その結果を表1に示す。その結果、糖度10〜30%のオリゴ糖シロップによる漬け置き時間24時間の対照が良く、その中でも糖度27%のオリゴ糖シロップで漬け置き時間24時間のものがより好ましかった。また、糖度10〜30%のオリゴ糖シロップによる漬け置き時間24時間のものをパーシャル冷蔵又は冷凍にて一ヶ月保存した後、冷凍品は常温で解凍して、その保存品の色及び味覚、食感を検査したが、変わりが無く製造時の品質を維持していた。
【産業上の利用可能性】
【0022】
季節外れでも、色及び味覚、食感に優れ、喫食しやすい西瓜果肉詰めが得られるので、外食産業において利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における一実施形態を示す西瓜の皮剥き機構の模式的斜視図である。
【図2】本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における西瓜果肉片の製造の一実施形態であって、格子状切断具の模式的斜視図である。
【図3】本発明に係る西瓜果肉詰めの製造方法における西瓜果肉片の製造の一実施形態であって、西瓜果肉片の製造プロセスを示す模式的説明図である。
【符号の説明】
【0024】
1:西瓜 1−1,1−2:二分割西瓜 1−3:分割線
2:回転用固定具 3:水平回転刃 4:垂直回転刃 5:果皮
6:果肉 10:格子状切断具 10−1:横刃 10−2:縦刃
10−3:支持柄 11:水平横断刃
20:ダイス状果肉片 21:拍子木状果肉
r:西瓜回転方向 l:西瓜果肉押込み方向 m:水平横断刃移動方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
西瓜果実から果皮を剥ぐ工程と、西瓜果肉をダイス状に裁断する裁断工程と、前記西瓜果肉片を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程と、次いで、保存容器に前記糖シロップ漬果肉を詰める工程と、から構成されることを特徴とする西瓜果肉詰めの製造方法。
【請求項2】
前記西瓜果実から果皮を剥ぐ工程が、西瓜果実を大径方向に二つに切断した後、各切断半球の頂部を上方から回転支持すると共に、頂部下部の周辺部から大径部に向かって水平回転刃と垂直回転刃の組み合わせにより階段状に果皮を剥ぎ取ることを特徴とする請求項1記載の西瓜果肉詰めの製造方法。
【請求項3】
前記西瓜果肉をダイス状に裁断する裁断工程が、果皮を剥いだ西瓜半球の頂部を支持すると共に、西瓜半球を大径面から格子状に形成した縦刃と横刃により切断して拍子木状にした後、水平に径方向に走行する水平横断刃により裁断してダイス形に切断分離して西瓜果肉片を得ることを特徴とする請求項1又は2記載の西瓜果肉詰めの製造方法。
【請求項4】
前記西瓜果肉片を糖シロップ又は西瓜果汁を添加した糖シロップに漬け置きする工程において、糖シロップの糖がオリゴ糖からなることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の西瓜果肉詰めの製造方法。
【請求項5】
前記保存容器に前記糖シロップ漬果肉を詰める工程において、保存容器に缶、瓶又はレトルトパウチを用いることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の西瓜果肉詰めの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−325502(P2007−325502A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−156735(P2006−156735)
【出願日】平成18年6月6日(2006.6.6)
【出願人】(500136810)株式会社 大通 (26)
【Fターム(参考)】