説明

覗き穴付き保温効果カーテン

【課題】 窓を開けると外気が入り、部屋の気温が下がるために、ペットとの触れ合いが
しにくくなるため、外気を部屋の中へ極力入れないでペットとの触れ合いができるものが
必要となった。
【解決手段】 少なくとも一方の面にアルミシートを備えたカーテン本体と、該カーテン
本体の裾部に設けられた開口部と、該開口部を覆うことができるとともに、前記カーテン
本体に着脱自在に取り付けることができるカバーとより構成される保温カーテンを使うこ
とでペットとの触れ合いができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、部屋の温度を下げない効果のあるペットと触れ合える窓を設けたカーテンに
関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、保温性の高いカーテンは蓄熱素材のカーテンがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような蓄熱素材のカーテンは室内の気温を保つ機能を有するものではあり、ペットとの触れ合いの窓は設けていなかった。また、アルミシート素材は蓄熱に優れているものの、収納した場合でも部屋の景観をそこなってしまう欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために本発明は、アルミシートを備えたカーテン本体と、該カーテン本体の裾部に設けられた開口部と、従来通りのカーテンの機能備えることを特徴とする保温効果カーテン。
【発明の効果】
【0005】
以上の通り、本発明によると、寒さによりペットと人間のコミュニケーションが取り難くなったとき、小窓付きカーテンにより、寒さを防ぎながら、ペットとの触れ合いができる保温カーテンが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明について、図1から図10を参照して順に説明する。図1は本発明の実施例を示す斜視図、図2は本発明の動作部を示す斜視図、図3は本発明の実施例を示すB−B断面図、図4は本発明の実施例を示す説明図、図5は本発明の実施例を示す説明図、図6は本発明の実施例を示すA−A断面図、図7は本発明の実施例を示す説明図、図8は本発明の実施例を示す説明図、図9は本発明の実施例を示す説明図、図10は本発明の実施例を示す説明図である。
【0007】
以下、本発明の第一の実施形態を説明する。本発明は、図1に示すように布2、アルミシート1、面ファスナー5により構成されている。
【0008】
布2とアルミシートは折り曲げ、縫い代を除く部分の出来上がり状態は同一の大きさで
あり、方形状である。布2とアルミシート1を縫合、接着等で一体化し、カーテン本体を
形成する。該カーテン本体の裾部のほぼ中央には、開口している小窓4を設ける。小窓4
の形状は、犬、猫等のペットが出入りできるような大きさ、形状が望ましい。前記小窓4
の周囲には、面ファスナー5が設けられており、小窓4を覆うことができる形状の小窓カ
バー9を着脱自在に取り付けることができる。小窓カバー9の着脱手段としては、ボタン
、ファスナー等を使用してもよい。小窓は端から折り返し、折り返したものを折り上げ、
面ファスナーに接着し固定出来る。
【0009】
カーテン本体の上部には従来のカーテンと同様に、フック3を取り付けることができ、
カーテンレール8に設けられているランナーに通常のカーテン同様に引っ掛け、使用で
きる構成となっている。
【0010】
以下本発明の使い方を説明する。該カーテンは台所やリビングの窓から犬などのペット
との触れ合いが寒さのために窓を開けにくくなる状態から、寒さを防ぎながらペットとの
コミュニケーションを維持するための保温カーテンである。まず、該カーテンの取り付け
方は、従来のカーテンレール2本のうち、窓側の1本のレールにあるランナーにフック3を取り付ける。カーテンレールが1本の場合でも使用はできる。構造上や家庭の都合、家具の具合により、窓枠2面のうちの使いやすい1面のレールのランナーに取り付ける。従来のカーテンを開け、付属のタッセルで固定し、該カーテンを閉めた状態にする。小窓カバー9は面ファスナー5により取り付けられるので、取り外し、該カーテン側のガラス窓を開ける。ガラス窓は体感温度により全面を開けても、半分程度にして犬が覗ける範囲に留め、外気を極力入れない調節が出来る。小窓4から、犬が顔を覗けるように犬を呼び、小窓から覗かせ、おやつや軽くえさを与えたり、撫ぜてコミュニケーションを取る。収納は従来のカーテンと同じようにカーテンを引き戻し、付属のタッセルで固定する。従来使用のカーテンが該保温カーテンを回りカバーするため、見た目にカーテンの収納状態となんら変わらない状態で収納ができる。
【0011】
以下、本発明を実施するための最良の形態は、上記のものに限定されるものではない。
図8から図10は小窓4に於けるその他の使用例である。図8は、小窓4を半分に着脱で
きるものである。図9、図10は、小窓4の開き具合を調節し、固定できるものである。
また、小窓4は必ずしもカーテン裾部中央ではなくても良く、右端や左端に設けても問題
ない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図
【図2】本発明の動作部を示す斜視図
【図3】本発明の実施例を示すB−B断面図
【図4】本発明の実施例を示す説明図
【図5】本発明の実施例を示す説明図
【図6】本発明の実施例を示すA−A断面図
【図7】本発明の実施例を示す説明図
【図8】本発明の実施例を示す説明図
【図9】本発明の実施例を示す説明図
【図10】本発明の実施例を示す説明図
【符号の説明】
【0013】
1 アルミシート
2 布
3 フック
4 小窓
5 面ファスナー
6 窓
7 カーテン
8 カーテンレール
9 小窓カーテン
10タッセル


【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一方の面にアルミシートを備えたカーテン本体と、該カーテン本体の裾部に設
けられた開口部と、該開口部を覆うことができるとともに、前記カーテン本体に着脱自在
に取り付けることができるカバーとより構成される保温カーテン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−284178(P2008−284178A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−132333(P2007−132333)
【出願日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(501226011)
【Fターム(参考)】