認定のプランニング及びトラッキングシステム並びに方法
【要約書】ユーザーのプロフィール及び認証機関に関する機関のプロフィールに基づいてプランナー(204)による1つ以上の認定目標の提示を含む認定プランニング及びトラッキングのためのシステム並びに方法。プランナー(204)は、提示された認定目標のうちの1つ以上のユーザー(216)の選択に対応して認定プラン(210)を作成する。トラッカー(206)は1つ以上の選択された認定目標の達成に関する入力に応じて認定プラン(210)を更新する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概してユーザー認定の分野に関し、より詳細には、相互接続したコンピュータネットワークを使用して当該認定の要件を満たすことに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの専門的職業には関連する認定要件がある。要件は通常、公共若しくは民間機関で規定されており、公的には国、州、又は地方行政等、及び民間では各種専門職協会(例えば、医療、法律、又は会計等)がある。例えば、州政府は、特に教員、看護士、技術者、及び精神療法士等に認定要件を公布する。これらの専門職は、州で働くために認可、又は認定すべき要件の初期規定を満たさなければならならず、しばしば、認定を維持するために追加的な履修科目等の継続的な教育要件を満たさなければならない。
【0003】
教員などの専門家は、一旦、州の一連の認定要件を満たすように義務づけられると、どの要件が満たされたか、どの要件をまだ満たす必要があるか、及び、その要件をどのように遂行すべきかを決めるのは専門家次第である。例えば、追加的な教科課程が必要であれば、教員は、何の課程がどの機関で提供されているかを確認する必要があり、これらの課程を修得する時期を自分で把握しなければならない。
【0004】
本発明の譲受人であるシルバン ラーニング システムズ(Sylvan Learning systems Inc.)はウェブサイト「ProfessionalTeacher.com」を提供しており、全50州の教員免許状、及び教員免許状更新要件に関して探し出すのが困難な情報を一元管理している。このウェブサイトは、各州の認定に関する情報、必要なフォーム、推薦図書、及び履修科目、各州の教育省の連絡先を提供する。このウェブサイトは、また、他州へ転居する認定教員に、その州での認定要件に関する情報も提供する。
【0005】
生徒及び専門家の知識を教育及び認定するいくつかの試みがなされている。例えば、特許文献1(Fletcher等)は、特定業務において個人を教育し、業務の実施方法を理解している個人を認定するシステム及び方法を開示する。このシステムの欠点の1つは、個人が1つを超える業務で認定されなければならない場合に、システムは個人が修得する必要がある複数の要件の経過を追わない。
【0006】
特許文献2(Rice等)は、管理者がレファレンスマニュアルに相関する教育資料データベースを開発可能であるコンピュータ制御の教育管理システムを開示する。特許文献3(Hollingsworth)は、公的認定又は認可を必要とする従業員に対するコンピュータ制御の従業員認定及び教育システム並びに方法を開示する。教育システムは、従業員が職務に適しているかを決定する従業員技能、職務分析記録、教育資料に関する。しかしながら、特許文献2及び特許文献3のシステムのどちらも、例えば、経歴確認、又はフォームなどの個々の専門家が教育に関係せずに必要であると思われるユーザー認定要件をトラックしない。どちらのシステムも従業員の会社外での教育はトラックしない。
【0007】
特許文献4(Burmester等)は、学校での学習活動に必要とされる教育に関連するシステム及び方法により教員が教育的要件を満たす授業計画を作成可能になることを開示する。しかしながら、このシステムにおいて、システムは認定要件を修得した学生の経過を追わない。
【0008】
【特許文献1】米国特許第5590057号明細書
【特許文献2】米国特許第5788504号明細書
【特許文献3】米国特許第6157808号明細書
【特許文献4】米国特許第6561812号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、認定目標に向けて認定のプランニング及び進展のトラッキングが可能な自動システム並びに方法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
つまり、本発明の1つの態様によると、認定をプランニング及びトラッキングするシステム並びに方法は、ユーザープロフィール及び認証機関に関する機関のプロフィールに基づく、プランナーによる1つ以上の認定目標の提示を含む。プランナーは、提示された認定目標のうちの1つ以上のユーザーの選択に対応して、認定プランを作成する。トラッカーは、1つ以上の選択された認定目標の達成に関する入力に応じて認定プランを更新する。本発明のいくつかのより詳細な特徴によると、トラッカーは、目標期限が近づくと、ユーザーにeメールで備忘通知を送る。
【0011】
本発明の更なる特徴及び利点は、本発明の多様な実施形態の構造及び作用と同様に、添付の図面を参照して下記に記載する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の好適な実施形態を以下に示す。
詳細な実施形態を議論するが、当然のことながらこれは例示の目的のみになされる。当業者は、他の構成要素及び構造は本発明の精神及び範囲から離れずに使用可能であることを理解するであろう。
【0013】
本発明は、コンピュータによるオンラインシステムを対象とする。資格の認定を探しているユーザーは、認定要件をプランニング及びトラッキングするためのネットワークに接続可能なコンピュータを介してデータ及びサービスにアクセス可能である。一実施形態において、データ及びサービスはネットワークにも接続される1つ以上のデータベースにアクセスを有する1つ以上のサーバー(又は中央ステーション)から提供され、マイクロソフトエクスプローラー(R)又はネットスケープナビゲーター(R)等の標準的なウェブブラウザアプリケーションを介してアクセス可能である。本発明は、また、公共若しくは民間団体、及び全ての政府機関又は非政府機関におけるユーザー認定用イントラネットシステムを使用して実施可能でもある。
【0014】
ネットワーク例
図1は、本発明の多様な態様を有利に実施するシステムの実施形態を示す。模範的なシステムは、ユーザー装置(クライアント装置)12にリンクする有線又は無線を提供する通信ネットワーク上で実施される。クライアント装置12は、パーソナルコンピュータ等のいずれのコンピュータ装置でもよい。本発明は、様々な種類のデータベース24にアクセスする1つ以上のサーバー10に接続する様々な装置12に対する標準インターネットプロトコルを使用可能である。インターネット16は、グローバルな分散型ネットワークを形成するために標準プロトコル一式により一緒にリンクする相互接続(公共及び/又は民間)ネットワーク収集である。ここで示される実施形態ではクライアントサーバーコンピューティングモデルを使用するが、本発明は、また、多様なタイプのターミナルに接続する中央ステーション、又はメインフレームコンピュータ等の他の適切なコンピューティングモデルを使用しても実施可能であることに注目すべきである。
【0015】
本発明において、クライアント装置12は、教員、看護士、技術者、及び精神療法士等を含むユーザー認定情報を探し、及び目標をトラックする誰もが使用するいずれかの装置である。有線装置としては、ウインドウズ、又はマックOSオペレーティングシステム等のワークステーションオペレーティングシステム下で動作するパーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、ノート型パソコン、ワークステーション等が挙げられる。無線装置としては、適切に設定されたパームOS又はウインドウズCE等のオペレーティングシステム下で動作する携帯情報端末(PDA)が挙げられる。装置12としては、ユーザーにビジュアルインターフェイスを提供するビジュアルディスプレイが挙げられる。しかしながら、装置12は、また、オーディオ、ビデオ形式、又は当業者により考えられる他の形式を含むどのような形式の情報をも通信可能である。
【0016】
サーバー10は、インターネット16及びネットワーク層インターフェイス19を介して装置12と通信する。本発明と関連して使用されるネットワークは、TCP/IPプロトコル等のオープン又は占有ネットワーク標準のいずれかを使用可能であることに注目すべきである。適切な有線、又は無線アダプタのタイプはいずれもコンピュータネットワークをユーザー装置12に接続するために使用可能である。そのようなアダプタとしては、イーサネット(R)、Wi−Fi、ブルートゥース等が挙げられる。
【0017】
図1に示すように、本発明のシステムは、中央で、又は分散形式で管理可能である1つ以上のデータベース24を含む。データベースは、サーバー10によりアクセス可能であり、ユーザー認定及び/又は認可要件及び本発明による各ユーザーに対する個別の目標データに関する多様な情報を保存する。データベース24は、監視すべき職業的要件の種類に応じて各州のユーザー認定要件、及び/又は各州の職業認可要件を含み得る。例えば、データベース24は、教員免許/更新免許、看護士資格、技術者資格/免許、精神療法士、会計士、又は他の専門職の少なくとも1つを得るための認定要件データを含み得る。ユーザー認定要件データは、資格取得要件、資格更新要件、ある州(省、又は他の行政区分)から他の州(省、又は他の行政区分)に資格を移行するための要件、認定フォーム、行政区分認証課の連絡先の少なくとも1つを含む。上記の通り、ユーザー装置12としては、パーソナルコンピュータ、携帯通信端末、又はネットワークを介してデータベースと通信可能な他の装置が挙げられる。
【0018】
周知のように、インターネット16はワールドワイドウェブ(「ウェブ」)をサポートする分散型ネットワークである。ウェブは概して(i)インターネットを介してアクセス可能である連結された、ユーザーが見ることができるハイパーテキスト文書の分散型収集(一般にウェブ文書、又はウェブページと言われる)、及び(ii)標準インターネットプロトコルを使用して該文書にユーザーアクセスを提供するユーザー及びサーバーソフトウェアコンポーネントを指す。現在は、アプリケーションがウェブ文書の場所を見つける、及び入手するのを可能にする主要な標準プロトコルはHTTPであり、ウェブページはHTMLを使用してエンコードされる。WMLは、WAPにより定められた無線アプリケーションプロトコルにより使用されるマークアップ言語である。WAPは、今日インターネット上で使用されるHTML標準と同様にXMLベースのマークアップ言語である。WAP標準は、また、ジャバスクリプトと同様にスクリプト言語を含むが、WAPクライアントに最適化されている。
【0019】
「ウェブ」及び「ワールドワイドウェブ」という用語は、HTML、WML、XML、WAP、及びHTTPの代わりに(又は、これらに加えて)使用される更なるマークアップ言語、及びトランスポートプロトコルを含む。本発明は、また内部ネットワーク(イントラネット)及び異なる通信プロトコルを利用するネットワーク上でも動作可能である。イントラネットモデルは、典型的には、組織情報にアクセス可能にするために組織内で使用される。
【0020】
ウェブサイトは、ワールドワイドウェブの標準プロトコルを使用するネットワーク上の情報提供のための内容を供給するコンピュータシステムである。一般的に、ウェブサイトは、特定のインターネットドメイン名に対応し、特定の組織に関連する内容を含む。ここで使用するように、ウェブサイトは、概して(i)ネットワーク上の情報内容を供給するハードウエア/ソフトウエアサーバーコンポーネント、及び(ii)ウェブサイトユーザーに対してサービスを行うためのサーバーコンポーネントと相互作用する非標準又は専門分野に特化した「バックエンド」ハードウエア/ソフトウエアコンポーネントを含むコンポーネントを網羅することを意図する。
【0021】
本発明はインタラクティブウェブサイトをサポートする。サイトは各州のユーザー認定要件データを提供する。本発明は、インタラクティブウェブサイトを介して行政若しくは非行政機関、又は公共若しくは民間機関の適切な教員/ユーザー認定を提供することを実施可能である。専門的職業のユーザーがサイトにログインする場合に、彼/彼女は、本発明によるインタラクティブウェブサイトにより提供される情報に基づいて個人の認定目標プランを作成可能である。目標プランは、特定の州の認定要件に関連する。そして、専門的職業のユーザーは、本発明によるインタラクティブソフトウェアを使用して認定要件の修得をトラック可能である。サイトは、また、認定のための履修科目要件を満たすオンライン課程、及び通信教育課程を提供する。本発明の好適な実施形態は、ウェブ上の設定で実施されるが、本発明はウェブサイトにアクセスを必要としない設定下でもまた当然に実施可能である。むしろ、専門的職業の認定探索とコンピュータネットワーク間のインタラクションは、適切な非ウェブ上のインターフェイスを介して実施される。
【0022】
認定プランニングシステム概要
図2は、本発明のシステムの実施形態の概要を示すブロック図である。認定目標プランニングシステム202は、1つ以上のサーバー10、又は中央ステーションで実施可能である。システム202は、プランニングモジュール204、及びトラッキングモジュール206を有する。ユーザー認定要件に関するデータは、1つ以上のデータベース208に保存可能である。更に、各登録ユーザーに対して、システム202は、個人のユーザー認定プラン210を作成、及び保存する。システム202は、例えば、インターネット、又は他の適切なネットワーク上等のネットワーク214へのインターフェイス212を有する。ユーザー216は、ネットワーク214とのインターフェイス218を有するコンピュータ12を介してシステム202にアクセス可能である。実施形態において、ユーザー216は、システム202とインタラクトするコンピュータ12上でブラウザアプリケーションを使用する。ここで定義するユーザー認定は、個人がユーザーの活動分野における管理基準、又は要件を満たすという認証機関による立証又は認証を意味する。ユーザー認定としては、教育、医療、工業技術、法律、会計、及びスポーツ等の活動分野等における資格、更新資格、免許、更新免許が挙げられるが、これらに限定されない。認証機関としては、特に行政若しくは非行政団体又は機関に加えて更に連邦、州、郡、地方行政、市、行政当局、又は民間当局等が挙げられる。
【0023】
認定プランニングシステムへのアクセス
図3は、本発明のシステムにアクセスし、使用するための実施形態を説明するフローチャートである。工程302において、専門家等のユーザー(例えば、教員、看護士、技術者、会計士等)が本発明のシステムにアクセスする場合に、図4に示すようなシステムアクセスページが表示され得る。システムアクセスページにより、認定プランを管理するために設定されたサーバーより提供されるウェブサイトを介して、ユーザーが本発明のシステムにアクセス可能になる。しかしながら、本発明のシステムへのアクセスは、また、適切な非ウェブ上のシステムアクセス手段を介して実施可能であることに注目すべきである。
【0024】
ユーザーは、また、直接又は上記のように他のウェブサイトを介してシステムにアクセス可能である。例えば、教員免許に関して、教員が組織のウェブサイトから認定プランにアクセスし、作成できるように、教育協会等の様々なパートナー組織にリンクを構成する。
【0025】
システムアクセスページは、登録ユーザーがログインするためのログインセクションを含む。システムアクセスページはまた、非登録ユーザーが、システムにログインすることでアクセスするユーザーアカウントを作成可能でもある。このページを使用して、登録ユーザーは、アカウントにアクセスするために例えば、ユーザー名及びパスワード等のログイン情報を入力可能である。ユーザー情報が入力されると、図3の工程304に示すように、ユーザーが登録されたか否かに関して決定される。もし、登録ユーザーがログインすれば、工程308に示すようにシステムはユーザーのホームページを表示する。図5は、本発明のユーザー認定を管理するための様々なリンクを提供する標準的なユーザーホームページ用テンプレートを示す。ユーザーホームページは、検索したユーザープロフィール情報及び認証機関プロフィール情報に基づいて適切にカスタマイズされたメッセージを表示するように設定され得る。例えば、ユーザーが州の資格を認証又は保持を希望する教員であれば、表示メッセージはユーザー及び州の認定要件から請求した関連情報に基づいて調整される。また、次回の認定期限、又はユーザーにとって興味深い情報に関するメッセージも表示される。
【0026】
もし、登録されていなければ、ユーザーは登録及びアカウント作成を促される。図3の工程306に示す登録プロセス中に、ユーザーは、独自のユーザー名及びパスワードを作成可能である。図6は、ユーザー登録ページの例を示す。最小限の登録プロセスは、ユーザーに彼/彼女の所望のユーザー名及びパスワード入力を要求する。最初の登録プロセスは、また、ユーザーに名前、住所、電話番号、eメールアドレス、クレジットカード情報等の追加情報入力を要求し得る。登録後、システムは、ユーザーが彼、又は彼女の個人のホームページにアクセスするために使用可能なユーザーアカウントを作成する。作成したアカウントを使用して、ユーザーは本発明による認定目標に向けたプランの作成及び進展をトラックすることができる。全てのユーザー関連情報は、ユーザープロフィール情報を保存する記録に相当するデータベースに適切に保存される。
【0027】
図3の工程310に示すように、新規登録ユーザーは個人のユーザー認定プランを作成するために本発明のシステムを使用可能である。プロセスは、ユーザーを新規ユーザーページに誘導し、ユーザーが彼/彼女の個人の認定プランの作成を可能にする。図7は、新規ユーザーページの例を示し、認定プランがないユーザーのための最初のホームページである。このページは認定目標のプランニング及びトラッキングに必要な工程を示し、ユーザー認定プランを作成する工程、認定のための要件を再検討する工程、並びに課程、及び授業等の認定目標を選択する工程を含み、認定プランを遂行する。新規ユーザーページ上の「ここからマイプランの作成へ(Go Create My Plan)」というリンクから、ユーザーは認定プランを作成できる。
【0028】
プランが作成されると、ユーザーは、ユーザーホームページからプランにアクセス可能である。工程312に示すようにユーザーホームページを使用して、認定をトラック、修正、更新可能である。以下に記載するように、ホームページもまた、オンラインで認定情報の登録が可能である。
【0029】
ユーザー認定プラン作成
図8は、認証機関のための認定プランを作成するためのフローチャートの例を示す。工程802において、システムは、システムアクセスシステム用にログインを促す。工程804において、システムは、認定プランを作成するための一連の関連ユーザー情報を請求する。請求されたユーザー情報は、これらに限定されないが、州等の所望の認証機関、活動分野での経験年数、取得学位や専門等の学術情報、及びその他詳細を含む。州での教員認定プランのために、例えば、システムは、教員としての年数、教員免許の種類、及び重要な認定状況についての情報を要求する。
【0030】
工程806及び808に示すように、ユーザー情報、又はプロフィールに基づいて、システムは、対応する認証機関プロフィールに含まれる情報を検索し、及び認定のために認証機関の認定要件を決定する。本発明のシステムは、認証機関の認定要件に基づいて認定目標を提示する。
【0031】
認定目標は、活動分野における技能を評価する1つ以上の活動又は事柄を行うことを含む。例えば、単純な認定目標は、3時間の教育履修単位の修得を必要とする。システムはまた、認定目標を、その目標を達成するために必要な認定リソースに関連させる。例えば、3時間の教育履修単位は、特定の科目、読書、ビデオを見る、及びオーディオプログラムを聴く等の課程に相当し得る。認定リソースはユーザーに提示され、ユーザーは、オンラインで該リソースを受領し、注文し、又は登録する。
【0032】
必要であれば、認定要件は、絞り込まれるか、又はニーズアセスメント情報、若しくは認定履修単位情報等の他のパラメータに基づいてカスタマイズされる。ニーズアセスメント情報は、ユーザーの長所、欠点、又は優先傾向に関する。概して、その様な情報は、例えば、試験、調査、所見、評価により主観的、又は客観的に得られる。ニーズアセスメント情報に基づいて、認証機関が必要とすれば、認定要件は、認定目標の決定に調整される。例えば、ニーズアセスメント情報が活動分野における弱点を示せば、ユーザーは、特定の目標を達成するように義務づけられることがある。同様に、認定要件は、活動分野において長所又は優先傾向に基づいて調整されることがある。
【0033】
認証機関により許可されれば、ユーザーが修得した、進展中又は計画した活動に関して認定履修単位情報は認定要件を絞り込む。例えば、ユーザーが、活動分野において課程又はプログラムを修得した、又は修得するつもりで履修単位を取得するので、認定目標が減る。このように、本発明のシステムは、工程810に示すように、認定プランの目標を決定するためのニーズアセスメント及び/又は認定履修単位情報に基づいて認定要件を絞り込む。本発明のシステムは、また、下記により詳細を工程812に示すように、規定優先パラメータに基づき認定目標に優先順位をつけることができる。
【0034】
一旦、認定目標が決定されると、ユーザーにプランナーが提示され、ユーザーが、ユーザーの認定プランを構成する認定目標を選択可能となる(工程814)。プランナーは、また、選択するために認定目標と関連する認定リソースを提示可能である。認定目標を遂行する授業、課程、書籍、試験リソース等の認定リソースリストから選択がなされる。認定目標は、また、フォームの記入、読書、講義への参加(ビデオ、オーディオ、出席等)、他の教材、又は修得すべき追加的な履修科目等も要求できる。一実施形態において、ユーザーは、ユーザーに提示された認定リソースリストから対応する項目をチェックすることで認定プランに含まれる授業、課程、講義、セミナー、フォーム等の認定目標を選択可能である。システムは、選択を受領し、そして個人のユーザー認定プランを作成する。そのようにして、認定プランは、認定目標及び/又は認定リソースを含むことができる。
【0035】
認証機関プロファイリング
本発明のシステムは、適切なデータベースに各認証機関の認定要件を保存する。その認定要件は、例えば、対応する認証機関の認定要件に関する情報を保存するための領域を有する記録として様々な方法で保存され得る。そのようにして、本発明のシステムは、特定の認定要件に基づく各認証機関をプロファイリングする。
【0036】
ユーザー情報プロファイリング
図9は、米国内の州における代表的な教員認定プランを作成するためにユーザーに提示される最初のページを示す。しかしながら、スクリーンは他のタイプのユーザー認定プランを作成するように調整可能である。本来、最初のスクリーンは、ユーザー認定プランを作成するための関連ユーザー情報を請求する。情報請求及びユーザー情報入力は、様々な方法で遂行可能である。例えば、グラフィック、テキスト、オーディオ等の適切なインターフェイスがいずれも使用可能である。
【0037】
図9に示す実施形態において、請求された情報はページに示されたテキスト形式の質問であり、ユーザーは請求された情報に対する回答を規定領域に入力する。図9に示すように、領域への入力は、自由形式、すなわちユーザーのテキスト入力でもよいし、あるいは、ドロップダウン領域により提示される所定の回答、又は1つ以上のバイナリ入力、例えば、YES/NOか又は、特にユーザーが適切な入力を選択可能である多項選択入力等を含んでもよい。教員認定の一例を作成するために請求された情報領域は「教員年数(Years as a Teacher)」「勤務している州(State You Teach In)」「勤務学校の所在郡(County of your school)」「最終学歴(Your Highest Degree)」及び「担当学年(Grade You Teach)」を含む。
【0038】
しかしながら、先に入力したユーザー情報にのみ基づいて請求される、追加のユーザー情報が必要とされ得る。例えば、「勤務している州(State You Teach In)」領域に入力したユーザー情報は、認定プランが作成される州免許の種類に関する情報を請求するために必要とされ得る。そのような状況下において、前ページで先に請求したユーザー情報に基づいて入力領域が提示されたユーザーに、次の「プラン作成(Create Plan)」ページが提示可能である。その様な次ページの1つを図10に示すが、そこでは図9に示す前ページで入力した「勤務している州(State You Teach In)」領域に入力したユーザー情報に基づいて「免許の種類(Type of License)」のためのプルダウン領域が提示される。認定プランを作成するために必要なユーザー情報が全て集まるまで、ユーザーに更に次ページを提示可能である。収集したユーザー情報は、ユーザープロフィールを含んで記録された他のユーザー情報と一緒にデータベースに適切に保存される。
【0039】
認定目標の提示
本発明のプランナーは、活動分野の認定要件を決定するためにユーザー及び認証機関プロフィール情報を使用する。その様な要件に基づいて、プランナーは、ユーザーが認定されるべき認定目標を提示する。例えば、選択した州の教員認定要件は、経験年数、学位、又は他の適切な情報に関してプロファイリングし得る。入力したユーザー情報に基づいて、プランナーは、選択した州で認定された教員になるためにユーザーが遂行すべき目標に関して認定要件を提示する。認定目標は、フォームの記入、読書、1つ以上の課程の修得、学位プログラムの修得、又は他の規定、及び評価可能な基準を満たすことを含む様々な評価可能な活動に相当し得る。一実施形態において、認定目標の達成は課程、授業、セミナー、講座等の時間、単位、又は履修単位の点から評価し得る。他の実施形態において、目標は、必須試験を受けて合格する、又は学位プログラム(例えば、修士)の要件を遂行することで達成し得る。目標は、ユーザーが目標修得期限及び認証機関により要求された期日を達成することを要求する。
【0040】
図11は、認定要件概要ページを示す。このページに示す認定要件は、利用情報及び認証機関プロフィールに基づいて作成される。ユーザーは、このページで認定要件を再検討できる。「要件概要(Requirement Summary)」セクションは改定の期日だけでなく、認定の状況、資格の種類、ユーザーが前回資格を更新した年、資格更新に必要な「単位」数を示す。認定目標は「単位」の点で評価されるが、時間、又は履修単位等の他の目標の評価は、認定目標をトラックするために使用し得る。
【0041】
上記のように、本発明の1つの特徴によりプランナーは、ユーザーのニーズ及び優先傾向に基づいて認定プランを絞り込む。必要であれば、認定要件概要ページは、本発明のシステムが、例えば、他のサイトでユーザーのニーズ及び優先傾向を評価可能であるリンクを提供する。そのような専門的な評価情報は、ユーザーの短所、長所、又は関心分野を特定可能である。該評価情報に基づいて、プランナーはユーザーの認定目標をカスタマイズし得る。そのように、ユーザーは、例えば、該ニーズを評価するために企画したテストを受けることによって、彼又は彼女の活動分野におけるニーズにアクセスするための「ニーズアセスメント(Needs Assesment)」リンクを使用し得る。
【0042】
本発明の他の特徴は、プランナーが、例えば、以前受講した課程等の認定履修単位を考慮可能になることである。図12は、「認定履修単位(Certification Credit)」リンクであり、これによりシステムはそのようなユーザーの全活動を考慮可能である。このページは、認定履修単位として相応しい修得した、進展中の、計画した活動及び種類(例えば、大学院課程、ワークショップ、協議等)に関するユーザー情報を請求する。プランナーは、また、そのような活動の履修単位評価の入力、例えば、時間、単位、又は専門的活動のために取得した履修単位数等をユーザーに要求可能である。プログラムのいくつかは、異なる「単位」で評価されるため、専門的活動の履修単位に関する情報を要求するページは、ユーザーが評価一式を他に変換可能な換算表を含み得る。専門的活動をまだ行っていない場合、ユーザーは活動が進展中であるか又は計画中であることを示すことができる。
【0043】
他の実施形態において、システムはユーザーが認定履修単位を1つの認証機関から他の認証機関へ移動可能にする。「履修単位移動(Transfer Credit)」リンクは、ユーザーが他の認証機関での認定要件に申請するためにもう1つの認証機関から取得した履修単位を移動可能にする。例えば、この処理により、教員は1つの州から他の州へ取得した履修単位を移動可能である。
【0044】
プランナーは、ユーザーのニーズアセスメント、認定履修単位及び/又は履修単位移動情報を受領すると、それに応じて認定要件を調整して、認定要件を遂行するために認定目標を提示する。
【0045】
プランナーは、規定優先パラメータに基づいて認定目標を提示可能である。例えば、認定目標を提示する際に、認証機関の認定要件は、ニーズアセスメント及び/又は認定履修単位に優先する。また、認証機関の一時的な、又は特定の認定イニシアチブは、より永続的な及び標準認定要件よりも優先度が低いが、ニーズアセスメント及び/又は認定履修単位よりも優先度は高い。本発明のこの実施形態において、プランナーは認証機関の認定要件に関する規定優先パラメータに基づいて認定目標を提示する。
【0046】
認定プランニング
プランニングは認定目標の選択を含む。図13は、ユーザーが認定プランを作成するための目標を選択可能な、認定プランナーページの例を示す。プランナーはまた、認定目標と、該目標の達成を促進する対応リソースを関連させる。
【0047】
図13に示す認定プランナーページの例において、ユーザーは、認可機関の認定要件に基づいて提示された認定目標と関連している要求された過程を選択可能である。ユーザーは、例えば、四角に印をつけて必要とされる過程を選択可能である。図13に示すように、認定プランナーページは、課程のタイトル、課程を提示する機関、課程の形式(例えば、オンライン、ビデオ等)、課程解説/概要等を含むリストの各課程と関連する様々な情報、及びリンクを提示する。更に、リストアップされた課程を受講するための価格情報も含む。課程の修得は認定プランナーページでユーザーに提示され得る認定目標のほんの一例に過ぎないことに注目すべきである。前記のように、他の例は、例えば、ユーザーに要求する試験受験、活動実施、学位修得、及びフォーム記入等を求めることが挙げられるが、これらに限定されない。
【0048】
認定プランナーページにより、ユーザーが認定プランに含まれる認定目標の1つ以上、又は全てを選択することで認定プランを作成可能となる。図13に示すように、リストの各過程と関連する「プランに加える(Put In Plan)」の欄は、四角に印をつけることで、ユーザーが認定プランの1つ以上の選択した過程を含むことができる。なお、課程を認定プランに含むために、ユーザーに課程の購入を求めてもよいし、求めなくてもよい。
【0049】
上記のように、認定目標リストは、優先フィルターに基づいて提示され得る。図13に示す認定プランナーページにおいて、例えば、課程は、州の要件、州のイニシアチブ、及び評価情報に基づいて列挙され、州の要件が最高優先であり、及び評価情報が最低優先である。
【0050】
認定プランのトラッキング
図14は、認定のために受講の必要がある過程に関するユーザー個人の認定目標プランに含まれる選択された認定目標を提示する認定トラッカーページの例を示す。ページは、図13に関連して示す認定目標選択、及びプランニングプロセス中に選択した課程をリストアップする「プラン詳細(Plan Details)」セクションを含む。認定プランページの他のセクションは必要な単位数、認定期限、並びにプラン中、進展中及び修得した単位の数を示す。このように、ページは修得課程のトラッキング情報、及び認定に達するために必要な単位を示す。
【0051】
従って、本発明のシステムは、ユーザー認定プランを更新するための1つ以上の選択可能な認定目標の修得に関する入力に応答するトラッカーを含む。ユーザーの進展状況次第で、トラッカーはプランを更新するために状況を変更可能である。図14に示すように、選択された課程のいくつかは、最初に「プラン中(In Plan)」に印される。ユーザーの認定プランの進展につれて、トラッカーは、「進展中(In Progress)」又は「修得(Completed)」に状況を変えることで状況を更新可能である。
【0052】
トラッカーは、ユーザーの入力、又は非ユーザーの入力に基づいて認定プランを更新可能である。そのようにして、ユーザーは認定プランの状況の更新にコントロール権を与えられてもよいし、与えられなくてもよい。例えば、認定プランを更新するためにコントロール権がユーザーに与えられると、認定目標の達成後に、彼、又は彼女は「修得(Completed)」欄をチェック可能である。そのようなものとして、一実施形態において、トラッカーは、ユーザー入力に基づいて認定プランを更新する。他の実施形態において、トラッカーは、非ユーザー、例えば、ユーザーにより認定目標の達成を確認する事業体から受領した状況情報に基づいて自動で認定プランを更新可能である。例えば、教育機関は、ユーザーが認定目標を達成するために必要とされる課程を修得したことを確認する状況情報を提供可能である。どちらにしても、認定目標の修得に向けての進展は、修得、又は、ユーザー認定プランを更新するための1つ以上の認定目標の達成に関する入力に基づいてトラック可能である。
【0053】
他の実施形態において、トラッカーは、認定プラン又は1つ以上の認定目標に関してeメールをユーザーに送信する。eメールは情報eメール、備忘通知eメール、又はユーザー情報プロフィールに基づいてトラッカーにより自動作成される警告eメールであり、ユーザーの認定プランに関する情報を含む。
【0054】
認定プランの変更及び更新
認定トラッカーページを使用して、ユーザーは、また、再検討、更新、又は認定プランの変更、例えば、認定目標の追加、削除等が可能である。「更新プラン(Update Plan)」リンクを使用する更新処理は、今までになされた更新作業処理に対して全認定プランの更新処理を提供するように構成可能である。「ニーズアセスメント試験受験(Take Needs Assesment)」リンクにより、ユーザーが活動分野におけるニーズの評価を講じることが可能となる。「認定履修単位の追加(Add Certification Credit)」リンクにより、ユーザーが認定履修単位を入力可能になる。「認定認可(Certification Approval)」リンクにより、ユーザーが作成した認定プランの認可を認証機関に求めることができる。一旦認可されると、システムはユーザーのプロフィールに認可情報を保存する。
【0055】
認定リソース
認定リソースは、認定目標に関連する。必ずしも必要ではないが、1つ以上の同じ、又は異なる種類の認定リソースは1つ以上の認定目標に関連し得る。例えば、15時間の教育履修単位を必要とする認定目標は、同じ、又は異なる教育機関において受講する5つの3単位課程と関連し得る。また、そのような要件は、課程、読書教材、及びセミナー等の組合せにより遂行し得る。本発明のシステムは、関連する認定リソースを提供する認定目標入力に基づいた認定リソースジェネレータを含む。
【0056】
認定リソースは、課程、プログラム、講座、セミナー、オーディオ、又はビデオ講義、書籍、試験、及びフォーム等を含む。課程は活動分野における科目に関する1つ以上の講義を含む。プログラムは、カリキュラムを構成する一連の課程である。プログラムは、学位取得、又は非学位取得とすることができる。課程、又はプログラムは出席するか、又は自己ペースでオンラインで受講、若しくはオフラインで受講し得る。従って、ビデオ、オーディオ、出席、オンライン、オフライン、及び自己ペース等を含む様々なフォーマットが認定リソースに関連して使用可能である。
【0057】
本発明のシステムは、またユーザーが必要に応じて認定目標に関するリソースの注文、受領、又は登録を可能にするオンラインモジュールを含む。「課程登録(Register for Course)」リンクによりユーザーがオンラインで選択した課程、セミナー、講座、及び学位プログラムに登録が可能になる。ユーザーは、登録課程又はプログラムの修得に応じて、認定プランを更新するためにトラッカーを使用可能である。図15は、ユーザーが認定目標を達成するために必要なリソースのいずれか1つを登録、又は受領するために使用可能である認定リソース登録ページの例を示す。他の場合は、認定目標は、様々な通信教育システム、ビデオ課程プログラム、コンピュータによる学習プログラム、又は他のメディアフォーマットにより達成可能であり、本発明を使用するオンラインによりこれらは全て注文可能である。
【0058】
図16はユーザーホームページの例を示す。このページは、様々なリソースにアクセス可能な様々なリンクをユーザーに提供する。このページはユーザーの認定目標の進展概要を示す「プラン進展(Plan Progress)」セクションを含む。「マイプラン(My Plan)」リンクにより図14に関連して示す認定プランナーページへユーザーがアクセス可能になる。また、ユーザーホームページは、ユーザーに認定に関する警告を提供する警告セクションを含む。
【0059】
本発明の他の特徴は、ユーザーが検索し、ユーザーから助成金申請を可能にするオンライン助成金モジュールを含む。「助成金検索リンク(Grant Search Link)」により、ユーザーが図17に示すような助成金検索ページにアクセス可能になる。図17に示すように、このページによりユーザーが助成金検索可能になる。このユーザーに提示された検索結果により、彼又は彼女は、発見した助成金申請要件に関する情報に加えて助成金の説明を得ることができる。対応する「申請(Apply)」リンクにより、ユーザーがオンラインで所望の助成金申請が可能になる。
【0060】
図16に示すユーザーホームページは、また、認定要件を対象とする、例えば、専門分野の州の認定に関するニュース等のニュース及びイベントへのリンクを提供する。このページは個人化可能であり、専門的職業及び認定ニーズに関するユーザー情報を与える。更に、ユーザーは、個人の認定プランに必要な要件を遂行できるように、認定プロセスに関する学位プログラム教材を得ることができる。更に、補助読書教材の提案をこのページで提供可能である。
【0061】
また、ページは認定要件をトラックする認証機関代行機関、又は民間若しくは公的機関及び団体とのディスカッション・フォーラムへのリンクを提供し得る。このページは、また、例えば、適切な認証機関部門、審議会、又は委員会の認定フォーム、連絡先を得るためのリンクも提供可能である。
【0062】
本発明の様々な実施形態を上記に示したが、当然のことながら、一実施例としてのみ示したものであり、限定されない。従って、本発明の広さ、及び範囲は上記実施形態のいずれかに限定されるべきでなく、むしろ請求項及びその均等物により確定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0063】
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、本発明の好適な実施形態のより詳細な記載から明白である。添付の図面に示すように、同じ参照符号は、同一の、又は、機能的及び/又は構造的に類似した要素を表している。各参照符号の左端の桁の数字は、その要素が最初に出てくる図の番号に対応している。
【図1】図1は、本発明のユーザー認定プロセスの多様な態様を含むウェブ上のシステムのブロック図である。
【図2】図2は、本発明によるユーザー認定プランニング及びトラッキングのための図1のシステムとインターフェイスで繋がるユーザーを示す図解の一例である。
【図3】図3は、本発明のユーザー認定システムにアクセスして使用するためのフローチャートの一例を示す。
【図4】図4は、システムアクセスページの一例である。
【図5】図5は、ユーザーホームページの一例のテンプレートである。
【図6】図6は、ユーザー登録ページの一例である。
【図7】図7は、新規ユーザーページの一例である。
【図8】図8は、ユーザー設定プランを作成するためのフローチャートの一例である。
【図9】図9は、ユーザー情報入力ページの一例である。
【図10】図10は、ユーザー情報入力ページの他の例である。
【図11】図11は、認定要件概要ページの一例である。
【図12】図12は、認定履修単位入力ページの一例である。
【図13】図13は、認定プランナーページの一例である。
【図14】図14は、認定トラッカーページの一例である。
【図15】図15は、認定リソース登録ページの一例である。
【図16】図16は、ユーザーホームページの一例である。
【図17】図17は、助成金検索ページの一例である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、概してユーザー認定の分野に関し、より詳細には、相互接続したコンピュータネットワークを使用して当該認定の要件を満たすことに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの専門的職業には関連する認定要件がある。要件は通常、公共若しくは民間機関で規定されており、公的には国、州、又は地方行政等、及び民間では各種専門職協会(例えば、医療、法律、又は会計等)がある。例えば、州政府は、特に教員、看護士、技術者、及び精神療法士等に認定要件を公布する。これらの専門職は、州で働くために認可、又は認定すべき要件の初期規定を満たさなければならならず、しばしば、認定を維持するために追加的な履修科目等の継続的な教育要件を満たさなければならない。
【0003】
教員などの専門家は、一旦、州の一連の認定要件を満たすように義務づけられると、どの要件が満たされたか、どの要件をまだ満たす必要があるか、及び、その要件をどのように遂行すべきかを決めるのは専門家次第である。例えば、追加的な教科課程が必要であれば、教員は、何の課程がどの機関で提供されているかを確認する必要があり、これらの課程を修得する時期を自分で把握しなければならない。
【0004】
本発明の譲受人であるシルバン ラーニング システムズ(Sylvan Learning systems Inc.)はウェブサイト「ProfessionalTeacher.com」を提供しており、全50州の教員免許状、及び教員免許状更新要件に関して探し出すのが困難な情報を一元管理している。このウェブサイトは、各州の認定に関する情報、必要なフォーム、推薦図書、及び履修科目、各州の教育省の連絡先を提供する。このウェブサイトは、また、他州へ転居する認定教員に、その州での認定要件に関する情報も提供する。
【0005】
生徒及び専門家の知識を教育及び認定するいくつかの試みがなされている。例えば、特許文献1(Fletcher等)は、特定業務において個人を教育し、業務の実施方法を理解している個人を認定するシステム及び方法を開示する。このシステムの欠点の1つは、個人が1つを超える業務で認定されなければならない場合に、システムは個人が修得する必要がある複数の要件の経過を追わない。
【0006】
特許文献2(Rice等)は、管理者がレファレンスマニュアルに相関する教育資料データベースを開発可能であるコンピュータ制御の教育管理システムを開示する。特許文献3(Hollingsworth)は、公的認定又は認可を必要とする従業員に対するコンピュータ制御の従業員認定及び教育システム並びに方法を開示する。教育システムは、従業員が職務に適しているかを決定する従業員技能、職務分析記録、教育資料に関する。しかしながら、特許文献2及び特許文献3のシステムのどちらも、例えば、経歴確認、又はフォームなどの個々の専門家が教育に関係せずに必要であると思われるユーザー認定要件をトラックしない。どちらのシステムも従業員の会社外での教育はトラックしない。
【0007】
特許文献4(Burmester等)は、学校での学習活動に必要とされる教育に関連するシステム及び方法により教員が教育的要件を満たす授業計画を作成可能になることを開示する。しかしながら、このシステムにおいて、システムは認定要件を修得した学生の経過を追わない。
【0008】
【特許文献1】米国特許第5590057号明細書
【特許文献2】米国特許第5788504号明細書
【特許文献3】米国特許第6157808号明細書
【特許文献4】米国特許第6561812号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、認定目標に向けて認定のプランニング及び進展のトラッキングが可能な自動システム並びに方法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
つまり、本発明の1つの態様によると、認定をプランニング及びトラッキングするシステム並びに方法は、ユーザープロフィール及び認証機関に関する機関のプロフィールに基づく、プランナーによる1つ以上の認定目標の提示を含む。プランナーは、提示された認定目標のうちの1つ以上のユーザーの選択に対応して、認定プランを作成する。トラッカーは、1つ以上の選択された認定目標の達成に関する入力に応じて認定プランを更新する。本発明のいくつかのより詳細な特徴によると、トラッカーは、目標期限が近づくと、ユーザーにeメールで備忘通知を送る。
【0011】
本発明の更なる特徴及び利点は、本発明の多様な実施形態の構造及び作用と同様に、添付の図面を参照して下記に記載する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の好適な実施形態を以下に示す。
詳細な実施形態を議論するが、当然のことながらこれは例示の目的のみになされる。当業者は、他の構成要素及び構造は本発明の精神及び範囲から離れずに使用可能であることを理解するであろう。
【0013】
本発明は、コンピュータによるオンラインシステムを対象とする。資格の認定を探しているユーザーは、認定要件をプランニング及びトラッキングするためのネットワークに接続可能なコンピュータを介してデータ及びサービスにアクセス可能である。一実施形態において、データ及びサービスはネットワークにも接続される1つ以上のデータベースにアクセスを有する1つ以上のサーバー(又は中央ステーション)から提供され、マイクロソフトエクスプローラー(R)又はネットスケープナビゲーター(R)等の標準的なウェブブラウザアプリケーションを介してアクセス可能である。本発明は、また、公共若しくは民間団体、及び全ての政府機関又は非政府機関におけるユーザー認定用イントラネットシステムを使用して実施可能でもある。
【0014】
ネットワーク例
図1は、本発明の多様な態様を有利に実施するシステムの実施形態を示す。模範的なシステムは、ユーザー装置(クライアント装置)12にリンクする有線又は無線を提供する通信ネットワーク上で実施される。クライアント装置12は、パーソナルコンピュータ等のいずれのコンピュータ装置でもよい。本発明は、様々な種類のデータベース24にアクセスする1つ以上のサーバー10に接続する様々な装置12に対する標準インターネットプロトコルを使用可能である。インターネット16は、グローバルな分散型ネットワークを形成するために標準プロトコル一式により一緒にリンクする相互接続(公共及び/又は民間)ネットワーク収集である。ここで示される実施形態ではクライアントサーバーコンピューティングモデルを使用するが、本発明は、また、多様なタイプのターミナルに接続する中央ステーション、又はメインフレームコンピュータ等の他の適切なコンピューティングモデルを使用しても実施可能であることに注目すべきである。
【0015】
本発明において、クライアント装置12は、教員、看護士、技術者、及び精神療法士等を含むユーザー認定情報を探し、及び目標をトラックする誰もが使用するいずれかの装置である。有線装置としては、ウインドウズ、又はマックOSオペレーティングシステム等のワークステーションオペレーティングシステム下で動作するパーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、ノート型パソコン、ワークステーション等が挙げられる。無線装置としては、適切に設定されたパームOS又はウインドウズCE等のオペレーティングシステム下で動作する携帯情報端末(PDA)が挙げられる。装置12としては、ユーザーにビジュアルインターフェイスを提供するビジュアルディスプレイが挙げられる。しかしながら、装置12は、また、オーディオ、ビデオ形式、又は当業者により考えられる他の形式を含むどのような形式の情報をも通信可能である。
【0016】
サーバー10は、インターネット16及びネットワーク層インターフェイス19を介して装置12と通信する。本発明と関連して使用されるネットワークは、TCP/IPプロトコル等のオープン又は占有ネットワーク標準のいずれかを使用可能であることに注目すべきである。適切な有線、又は無線アダプタのタイプはいずれもコンピュータネットワークをユーザー装置12に接続するために使用可能である。そのようなアダプタとしては、イーサネット(R)、Wi−Fi、ブルートゥース等が挙げられる。
【0017】
図1に示すように、本発明のシステムは、中央で、又は分散形式で管理可能である1つ以上のデータベース24を含む。データベースは、サーバー10によりアクセス可能であり、ユーザー認定及び/又は認可要件及び本発明による各ユーザーに対する個別の目標データに関する多様な情報を保存する。データベース24は、監視すべき職業的要件の種類に応じて各州のユーザー認定要件、及び/又は各州の職業認可要件を含み得る。例えば、データベース24は、教員免許/更新免許、看護士資格、技術者資格/免許、精神療法士、会計士、又は他の専門職の少なくとも1つを得るための認定要件データを含み得る。ユーザー認定要件データは、資格取得要件、資格更新要件、ある州(省、又は他の行政区分)から他の州(省、又は他の行政区分)に資格を移行するための要件、認定フォーム、行政区分認証課の連絡先の少なくとも1つを含む。上記の通り、ユーザー装置12としては、パーソナルコンピュータ、携帯通信端末、又はネットワークを介してデータベースと通信可能な他の装置が挙げられる。
【0018】
周知のように、インターネット16はワールドワイドウェブ(「ウェブ」)をサポートする分散型ネットワークである。ウェブは概して(i)インターネットを介してアクセス可能である連結された、ユーザーが見ることができるハイパーテキスト文書の分散型収集(一般にウェブ文書、又はウェブページと言われる)、及び(ii)標準インターネットプロトコルを使用して該文書にユーザーアクセスを提供するユーザー及びサーバーソフトウェアコンポーネントを指す。現在は、アプリケーションがウェブ文書の場所を見つける、及び入手するのを可能にする主要な標準プロトコルはHTTPであり、ウェブページはHTMLを使用してエンコードされる。WMLは、WAPにより定められた無線アプリケーションプロトコルにより使用されるマークアップ言語である。WAPは、今日インターネット上で使用されるHTML標準と同様にXMLベースのマークアップ言語である。WAP標準は、また、ジャバスクリプトと同様にスクリプト言語を含むが、WAPクライアントに最適化されている。
【0019】
「ウェブ」及び「ワールドワイドウェブ」という用語は、HTML、WML、XML、WAP、及びHTTPの代わりに(又は、これらに加えて)使用される更なるマークアップ言語、及びトランスポートプロトコルを含む。本発明は、また内部ネットワーク(イントラネット)及び異なる通信プロトコルを利用するネットワーク上でも動作可能である。イントラネットモデルは、典型的には、組織情報にアクセス可能にするために組織内で使用される。
【0020】
ウェブサイトは、ワールドワイドウェブの標準プロトコルを使用するネットワーク上の情報提供のための内容を供給するコンピュータシステムである。一般的に、ウェブサイトは、特定のインターネットドメイン名に対応し、特定の組織に関連する内容を含む。ここで使用するように、ウェブサイトは、概して(i)ネットワーク上の情報内容を供給するハードウエア/ソフトウエアサーバーコンポーネント、及び(ii)ウェブサイトユーザーに対してサービスを行うためのサーバーコンポーネントと相互作用する非標準又は専門分野に特化した「バックエンド」ハードウエア/ソフトウエアコンポーネントを含むコンポーネントを網羅することを意図する。
【0021】
本発明はインタラクティブウェブサイトをサポートする。サイトは各州のユーザー認定要件データを提供する。本発明は、インタラクティブウェブサイトを介して行政若しくは非行政機関、又は公共若しくは民間機関の適切な教員/ユーザー認定を提供することを実施可能である。専門的職業のユーザーがサイトにログインする場合に、彼/彼女は、本発明によるインタラクティブウェブサイトにより提供される情報に基づいて個人の認定目標プランを作成可能である。目標プランは、特定の州の認定要件に関連する。そして、専門的職業のユーザーは、本発明によるインタラクティブソフトウェアを使用して認定要件の修得をトラック可能である。サイトは、また、認定のための履修科目要件を満たすオンライン課程、及び通信教育課程を提供する。本発明の好適な実施形態は、ウェブ上の設定で実施されるが、本発明はウェブサイトにアクセスを必要としない設定下でもまた当然に実施可能である。むしろ、専門的職業の認定探索とコンピュータネットワーク間のインタラクションは、適切な非ウェブ上のインターフェイスを介して実施される。
【0022】
認定プランニングシステム概要
図2は、本発明のシステムの実施形態の概要を示すブロック図である。認定目標プランニングシステム202は、1つ以上のサーバー10、又は中央ステーションで実施可能である。システム202は、プランニングモジュール204、及びトラッキングモジュール206を有する。ユーザー認定要件に関するデータは、1つ以上のデータベース208に保存可能である。更に、各登録ユーザーに対して、システム202は、個人のユーザー認定プラン210を作成、及び保存する。システム202は、例えば、インターネット、又は他の適切なネットワーク上等のネットワーク214へのインターフェイス212を有する。ユーザー216は、ネットワーク214とのインターフェイス218を有するコンピュータ12を介してシステム202にアクセス可能である。実施形態において、ユーザー216は、システム202とインタラクトするコンピュータ12上でブラウザアプリケーションを使用する。ここで定義するユーザー認定は、個人がユーザーの活動分野における管理基準、又は要件を満たすという認証機関による立証又は認証を意味する。ユーザー認定としては、教育、医療、工業技術、法律、会計、及びスポーツ等の活動分野等における資格、更新資格、免許、更新免許が挙げられるが、これらに限定されない。認証機関としては、特に行政若しくは非行政団体又は機関に加えて更に連邦、州、郡、地方行政、市、行政当局、又は民間当局等が挙げられる。
【0023】
認定プランニングシステムへのアクセス
図3は、本発明のシステムにアクセスし、使用するための実施形態を説明するフローチャートである。工程302において、専門家等のユーザー(例えば、教員、看護士、技術者、会計士等)が本発明のシステムにアクセスする場合に、図4に示すようなシステムアクセスページが表示され得る。システムアクセスページにより、認定プランを管理するために設定されたサーバーより提供されるウェブサイトを介して、ユーザーが本発明のシステムにアクセス可能になる。しかしながら、本発明のシステムへのアクセスは、また、適切な非ウェブ上のシステムアクセス手段を介して実施可能であることに注目すべきである。
【0024】
ユーザーは、また、直接又は上記のように他のウェブサイトを介してシステムにアクセス可能である。例えば、教員免許に関して、教員が組織のウェブサイトから認定プランにアクセスし、作成できるように、教育協会等の様々なパートナー組織にリンクを構成する。
【0025】
システムアクセスページは、登録ユーザーがログインするためのログインセクションを含む。システムアクセスページはまた、非登録ユーザーが、システムにログインすることでアクセスするユーザーアカウントを作成可能でもある。このページを使用して、登録ユーザーは、アカウントにアクセスするために例えば、ユーザー名及びパスワード等のログイン情報を入力可能である。ユーザー情報が入力されると、図3の工程304に示すように、ユーザーが登録されたか否かに関して決定される。もし、登録ユーザーがログインすれば、工程308に示すようにシステムはユーザーのホームページを表示する。図5は、本発明のユーザー認定を管理するための様々なリンクを提供する標準的なユーザーホームページ用テンプレートを示す。ユーザーホームページは、検索したユーザープロフィール情報及び認証機関プロフィール情報に基づいて適切にカスタマイズされたメッセージを表示するように設定され得る。例えば、ユーザーが州の資格を認証又は保持を希望する教員であれば、表示メッセージはユーザー及び州の認定要件から請求した関連情報に基づいて調整される。また、次回の認定期限、又はユーザーにとって興味深い情報に関するメッセージも表示される。
【0026】
もし、登録されていなければ、ユーザーは登録及びアカウント作成を促される。図3の工程306に示す登録プロセス中に、ユーザーは、独自のユーザー名及びパスワードを作成可能である。図6は、ユーザー登録ページの例を示す。最小限の登録プロセスは、ユーザーに彼/彼女の所望のユーザー名及びパスワード入力を要求する。最初の登録プロセスは、また、ユーザーに名前、住所、電話番号、eメールアドレス、クレジットカード情報等の追加情報入力を要求し得る。登録後、システムは、ユーザーが彼、又は彼女の個人のホームページにアクセスするために使用可能なユーザーアカウントを作成する。作成したアカウントを使用して、ユーザーは本発明による認定目標に向けたプランの作成及び進展をトラックすることができる。全てのユーザー関連情報は、ユーザープロフィール情報を保存する記録に相当するデータベースに適切に保存される。
【0027】
図3の工程310に示すように、新規登録ユーザーは個人のユーザー認定プランを作成するために本発明のシステムを使用可能である。プロセスは、ユーザーを新規ユーザーページに誘導し、ユーザーが彼/彼女の個人の認定プランの作成を可能にする。図7は、新規ユーザーページの例を示し、認定プランがないユーザーのための最初のホームページである。このページは認定目標のプランニング及びトラッキングに必要な工程を示し、ユーザー認定プランを作成する工程、認定のための要件を再検討する工程、並びに課程、及び授業等の認定目標を選択する工程を含み、認定プランを遂行する。新規ユーザーページ上の「ここからマイプランの作成へ(Go Create My Plan)」というリンクから、ユーザーは認定プランを作成できる。
【0028】
プランが作成されると、ユーザーは、ユーザーホームページからプランにアクセス可能である。工程312に示すようにユーザーホームページを使用して、認定をトラック、修正、更新可能である。以下に記載するように、ホームページもまた、オンラインで認定情報の登録が可能である。
【0029】
ユーザー認定プラン作成
図8は、認証機関のための認定プランを作成するためのフローチャートの例を示す。工程802において、システムは、システムアクセスシステム用にログインを促す。工程804において、システムは、認定プランを作成するための一連の関連ユーザー情報を請求する。請求されたユーザー情報は、これらに限定されないが、州等の所望の認証機関、活動分野での経験年数、取得学位や専門等の学術情報、及びその他詳細を含む。州での教員認定プランのために、例えば、システムは、教員としての年数、教員免許の種類、及び重要な認定状況についての情報を要求する。
【0030】
工程806及び808に示すように、ユーザー情報、又はプロフィールに基づいて、システムは、対応する認証機関プロフィールに含まれる情報を検索し、及び認定のために認証機関の認定要件を決定する。本発明のシステムは、認証機関の認定要件に基づいて認定目標を提示する。
【0031】
認定目標は、活動分野における技能を評価する1つ以上の活動又は事柄を行うことを含む。例えば、単純な認定目標は、3時間の教育履修単位の修得を必要とする。システムはまた、認定目標を、その目標を達成するために必要な認定リソースに関連させる。例えば、3時間の教育履修単位は、特定の科目、読書、ビデオを見る、及びオーディオプログラムを聴く等の課程に相当し得る。認定リソースはユーザーに提示され、ユーザーは、オンラインで該リソースを受領し、注文し、又は登録する。
【0032】
必要であれば、認定要件は、絞り込まれるか、又はニーズアセスメント情報、若しくは認定履修単位情報等の他のパラメータに基づいてカスタマイズされる。ニーズアセスメント情報は、ユーザーの長所、欠点、又は優先傾向に関する。概して、その様な情報は、例えば、試験、調査、所見、評価により主観的、又は客観的に得られる。ニーズアセスメント情報に基づいて、認証機関が必要とすれば、認定要件は、認定目標の決定に調整される。例えば、ニーズアセスメント情報が活動分野における弱点を示せば、ユーザーは、特定の目標を達成するように義務づけられることがある。同様に、認定要件は、活動分野において長所又は優先傾向に基づいて調整されることがある。
【0033】
認証機関により許可されれば、ユーザーが修得した、進展中又は計画した活動に関して認定履修単位情報は認定要件を絞り込む。例えば、ユーザーが、活動分野において課程又はプログラムを修得した、又は修得するつもりで履修単位を取得するので、認定目標が減る。このように、本発明のシステムは、工程810に示すように、認定プランの目標を決定するためのニーズアセスメント及び/又は認定履修単位情報に基づいて認定要件を絞り込む。本発明のシステムは、また、下記により詳細を工程812に示すように、規定優先パラメータに基づき認定目標に優先順位をつけることができる。
【0034】
一旦、認定目標が決定されると、ユーザーにプランナーが提示され、ユーザーが、ユーザーの認定プランを構成する認定目標を選択可能となる(工程814)。プランナーは、また、選択するために認定目標と関連する認定リソースを提示可能である。認定目標を遂行する授業、課程、書籍、試験リソース等の認定リソースリストから選択がなされる。認定目標は、また、フォームの記入、読書、講義への参加(ビデオ、オーディオ、出席等)、他の教材、又は修得すべき追加的な履修科目等も要求できる。一実施形態において、ユーザーは、ユーザーに提示された認定リソースリストから対応する項目をチェックすることで認定プランに含まれる授業、課程、講義、セミナー、フォーム等の認定目標を選択可能である。システムは、選択を受領し、そして個人のユーザー認定プランを作成する。そのようにして、認定プランは、認定目標及び/又は認定リソースを含むことができる。
【0035】
認証機関プロファイリング
本発明のシステムは、適切なデータベースに各認証機関の認定要件を保存する。その認定要件は、例えば、対応する認証機関の認定要件に関する情報を保存するための領域を有する記録として様々な方法で保存され得る。そのようにして、本発明のシステムは、特定の認定要件に基づく各認証機関をプロファイリングする。
【0036】
ユーザー情報プロファイリング
図9は、米国内の州における代表的な教員認定プランを作成するためにユーザーに提示される最初のページを示す。しかしながら、スクリーンは他のタイプのユーザー認定プランを作成するように調整可能である。本来、最初のスクリーンは、ユーザー認定プランを作成するための関連ユーザー情報を請求する。情報請求及びユーザー情報入力は、様々な方法で遂行可能である。例えば、グラフィック、テキスト、オーディオ等の適切なインターフェイスがいずれも使用可能である。
【0037】
図9に示す実施形態において、請求された情報はページに示されたテキスト形式の質問であり、ユーザーは請求された情報に対する回答を規定領域に入力する。図9に示すように、領域への入力は、自由形式、すなわちユーザーのテキスト入力でもよいし、あるいは、ドロップダウン領域により提示される所定の回答、又は1つ以上のバイナリ入力、例えば、YES/NOか又は、特にユーザーが適切な入力を選択可能である多項選択入力等を含んでもよい。教員認定の一例を作成するために請求された情報領域は「教員年数(Years as a Teacher)」「勤務している州(State You Teach In)」「勤務学校の所在郡(County of your school)」「最終学歴(Your Highest Degree)」及び「担当学年(Grade You Teach)」を含む。
【0038】
しかしながら、先に入力したユーザー情報にのみ基づいて請求される、追加のユーザー情報が必要とされ得る。例えば、「勤務している州(State You Teach In)」領域に入力したユーザー情報は、認定プランが作成される州免許の種類に関する情報を請求するために必要とされ得る。そのような状況下において、前ページで先に請求したユーザー情報に基づいて入力領域が提示されたユーザーに、次の「プラン作成(Create Plan)」ページが提示可能である。その様な次ページの1つを図10に示すが、そこでは図9に示す前ページで入力した「勤務している州(State You Teach In)」領域に入力したユーザー情報に基づいて「免許の種類(Type of License)」のためのプルダウン領域が提示される。認定プランを作成するために必要なユーザー情報が全て集まるまで、ユーザーに更に次ページを提示可能である。収集したユーザー情報は、ユーザープロフィールを含んで記録された他のユーザー情報と一緒にデータベースに適切に保存される。
【0039】
認定目標の提示
本発明のプランナーは、活動分野の認定要件を決定するためにユーザー及び認証機関プロフィール情報を使用する。その様な要件に基づいて、プランナーは、ユーザーが認定されるべき認定目標を提示する。例えば、選択した州の教員認定要件は、経験年数、学位、又は他の適切な情報に関してプロファイリングし得る。入力したユーザー情報に基づいて、プランナーは、選択した州で認定された教員になるためにユーザーが遂行すべき目標に関して認定要件を提示する。認定目標は、フォームの記入、読書、1つ以上の課程の修得、学位プログラムの修得、又は他の規定、及び評価可能な基準を満たすことを含む様々な評価可能な活動に相当し得る。一実施形態において、認定目標の達成は課程、授業、セミナー、講座等の時間、単位、又は履修単位の点から評価し得る。他の実施形態において、目標は、必須試験を受けて合格する、又は学位プログラム(例えば、修士)の要件を遂行することで達成し得る。目標は、ユーザーが目標修得期限及び認証機関により要求された期日を達成することを要求する。
【0040】
図11は、認定要件概要ページを示す。このページに示す認定要件は、利用情報及び認証機関プロフィールに基づいて作成される。ユーザーは、このページで認定要件を再検討できる。「要件概要(Requirement Summary)」セクションは改定の期日だけでなく、認定の状況、資格の種類、ユーザーが前回資格を更新した年、資格更新に必要な「単位」数を示す。認定目標は「単位」の点で評価されるが、時間、又は履修単位等の他の目標の評価は、認定目標をトラックするために使用し得る。
【0041】
上記のように、本発明の1つの特徴によりプランナーは、ユーザーのニーズ及び優先傾向に基づいて認定プランを絞り込む。必要であれば、認定要件概要ページは、本発明のシステムが、例えば、他のサイトでユーザーのニーズ及び優先傾向を評価可能であるリンクを提供する。そのような専門的な評価情報は、ユーザーの短所、長所、又は関心分野を特定可能である。該評価情報に基づいて、プランナーはユーザーの認定目標をカスタマイズし得る。そのように、ユーザーは、例えば、該ニーズを評価するために企画したテストを受けることによって、彼又は彼女の活動分野におけるニーズにアクセスするための「ニーズアセスメント(Needs Assesment)」リンクを使用し得る。
【0042】
本発明の他の特徴は、プランナーが、例えば、以前受講した課程等の認定履修単位を考慮可能になることである。図12は、「認定履修単位(Certification Credit)」リンクであり、これによりシステムはそのようなユーザーの全活動を考慮可能である。このページは、認定履修単位として相応しい修得した、進展中の、計画した活動及び種類(例えば、大学院課程、ワークショップ、協議等)に関するユーザー情報を請求する。プランナーは、また、そのような活動の履修単位評価の入力、例えば、時間、単位、又は専門的活動のために取得した履修単位数等をユーザーに要求可能である。プログラムのいくつかは、異なる「単位」で評価されるため、専門的活動の履修単位に関する情報を要求するページは、ユーザーが評価一式を他に変換可能な換算表を含み得る。専門的活動をまだ行っていない場合、ユーザーは活動が進展中であるか又は計画中であることを示すことができる。
【0043】
他の実施形態において、システムはユーザーが認定履修単位を1つの認証機関から他の認証機関へ移動可能にする。「履修単位移動(Transfer Credit)」リンクは、ユーザーが他の認証機関での認定要件に申請するためにもう1つの認証機関から取得した履修単位を移動可能にする。例えば、この処理により、教員は1つの州から他の州へ取得した履修単位を移動可能である。
【0044】
プランナーは、ユーザーのニーズアセスメント、認定履修単位及び/又は履修単位移動情報を受領すると、それに応じて認定要件を調整して、認定要件を遂行するために認定目標を提示する。
【0045】
プランナーは、規定優先パラメータに基づいて認定目標を提示可能である。例えば、認定目標を提示する際に、認証機関の認定要件は、ニーズアセスメント及び/又は認定履修単位に優先する。また、認証機関の一時的な、又は特定の認定イニシアチブは、より永続的な及び標準認定要件よりも優先度が低いが、ニーズアセスメント及び/又は認定履修単位よりも優先度は高い。本発明のこの実施形態において、プランナーは認証機関の認定要件に関する規定優先パラメータに基づいて認定目標を提示する。
【0046】
認定プランニング
プランニングは認定目標の選択を含む。図13は、ユーザーが認定プランを作成するための目標を選択可能な、認定プランナーページの例を示す。プランナーはまた、認定目標と、該目標の達成を促進する対応リソースを関連させる。
【0047】
図13に示す認定プランナーページの例において、ユーザーは、認可機関の認定要件に基づいて提示された認定目標と関連している要求された過程を選択可能である。ユーザーは、例えば、四角に印をつけて必要とされる過程を選択可能である。図13に示すように、認定プランナーページは、課程のタイトル、課程を提示する機関、課程の形式(例えば、オンライン、ビデオ等)、課程解説/概要等を含むリストの各課程と関連する様々な情報、及びリンクを提示する。更に、リストアップされた課程を受講するための価格情報も含む。課程の修得は認定プランナーページでユーザーに提示され得る認定目標のほんの一例に過ぎないことに注目すべきである。前記のように、他の例は、例えば、ユーザーに要求する試験受験、活動実施、学位修得、及びフォーム記入等を求めることが挙げられるが、これらに限定されない。
【0048】
認定プランナーページにより、ユーザーが認定プランに含まれる認定目標の1つ以上、又は全てを選択することで認定プランを作成可能となる。図13に示すように、リストの各過程と関連する「プランに加える(Put In Plan)」の欄は、四角に印をつけることで、ユーザーが認定プランの1つ以上の選択した過程を含むことができる。なお、課程を認定プランに含むために、ユーザーに課程の購入を求めてもよいし、求めなくてもよい。
【0049】
上記のように、認定目標リストは、優先フィルターに基づいて提示され得る。図13に示す認定プランナーページにおいて、例えば、課程は、州の要件、州のイニシアチブ、及び評価情報に基づいて列挙され、州の要件が最高優先であり、及び評価情報が最低優先である。
【0050】
認定プランのトラッキング
図14は、認定のために受講の必要がある過程に関するユーザー個人の認定目標プランに含まれる選択された認定目標を提示する認定トラッカーページの例を示す。ページは、図13に関連して示す認定目標選択、及びプランニングプロセス中に選択した課程をリストアップする「プラン詳細(Plan Details)」セクションを含む。認定プランページの他のセクションは必要な単位数、認定期限、並びにプラン中、進展中及び修得した単位の数を示す。このように、ページは修得課程のトラッキング情報、及び認定に達するために必要な単位を示す。
【0051】
従って、本発明のシステムは、ユーザー認定プランを更新するための1つ以上の選択可能な認定目標の修得に関する入力に応答するトラッカーを含む。ユーザーの進展状況次第で、トラッカーはプランを更新するために状況を変更可能である。図14に示すように、選択された課程のいくつかは、最初に「プラン中(In Plan)」に印される。ユーザーの認定プランの進展につれて、トラッカーは、「進展中(In Progress)」又は「修得(Completed)」に状況を変えることで状況を更新可能である。
【0052】
トラッカーは、ユーザーの入力、又は非ユーザーの入力に基づいて認定プランを更新可能である。そのようにして、ユーザーは認定プランの状況の更新にコントロール権を与えられてもよいし、与えられなくてもよい。例えば、認定プランを更新するためにコントロール権がユーザーに与えられると、認定目標の達成後に、彼、又は彼女は「修得(Completed)」欄をチェック可能である。そのようなものとして、一実施形態において、トラッカーは、ユーザー入力に基づいて認定プランを更新する。他の実施形態において、トラッカーは、非ユーザー、例えば、ユーザーにより認定目標の達成を確認する事業体から受領した状況情報に基づいて自動で認定プランを更新可能である。例えば、教育機関は、ユーザーが認定目標を達成するために必要とされる課程を修得したことを確認する状況情報を提供可能である。どちらにしても、認定目標の修得に向けての進展は、修得、又は、ユーザー認定プランを更新するための1つ以上の認定目標の達成に関する入力に基づいてトラック可能である。
【0053】
他の実施形態において、トラッカーは、認定プラン又は1つ以上の認定目標に関してeメールをユーザーに送信する。eメールは情報eメール、備忘通知eメール、又はユーザー情報プロフィールに基づいてトラッカーにより自動作成される警告eメールであり、ユーザーの認定プランに関する情報を含む。
【0054】
認定プランの変更及び更新
認定トラッカーページを使用して、ユーザーは、また、再検討、更新、又は認定プランの変更、例えば、認定目標の追加、削除等が可能である。「更新プラン(Update Plan)」リンクを使用する更新処理は、今までになされた更新作業処理に対して全認定プランの更新処理を提供するように構成可能である。「ニーズアセスメント試験受験(Take Needs Assesment)」リンクにより、ユーザーが活動分野におけるニーズの評価を講じることが可能となる。「認定履修単位の追加(Add Certification Credit)」リンクにより、ユーザーが認定履修単位を入力可能になる。「認定認可(Certification Approval)」リンクにより、ユーザーが作成した認定プランの認可を認証機関に求めることができる。一旦認可されると、システムはユーザーのプロフィールに認可情報を保存する。
【0055】
認定リソース
認定リソースは、認定目標に関連する。必ずしも必要ではないが、1つ以上の同じ、又は異なる種類の認定リソースは1つ以上の認定目標に関連し得る。例えば、15時間の教育履修単位を必要とする認定目標は、同じ、又は異なる教育機関において受講する5つの3単位課程と関連し得る。また、そのような要件は、課程、読書教材、及びセミナー等の組合せにより遂行し得る。本発明のシステムは、関連する認定リソースを提供する認定目標入力に基づいた認定リソースジェネレータを含む。
【0056】
認定リソースは、課程、プログラム、講座、セミナー、オーディオ、又はビデオ講義、書籍、試験、及びフォーム等を含む。課程は活動分野における科目に関する1つ以上の講義を含む。プログラムは、カリキュラムを構成する一連の課程である。プログラムは、学位取得、又は非学位取得とすることができる。課程、又はプログラムは出席するか、又は自己ペースでオンラインで受講、若しくはオフラインで受講し得る。従って、ビデオ、オーディオ、出席、オンライン、オフライン、及び自己ペース等を含む様々なフォーマットが認定リソースに関連して使用可能である。
【0057】
本発明のシステムは、またユーザーが必要に応じて認定目標に関するリソースの注文、受領、又は登録を可能にするオンラインモジュールを含む。「課程登録(Register for Course)」リンクによりユーザーがオンラインで選択した課程、セミナー、講座、及び学位プログラムに登録が可能になる。ユーザーは、登録課程又はプログラムの修得に応じて、認定プランを更新するためにトラッカーを使用可能である。図15は、ユーザーが認定目標を達成するために必要なリソースのいずれか1つを登録、又は受領するために使用可能である認定リソース登録ページの例を示す。他の場合は、認定目標は、様々な通信教育システム、ビデオ課程プログラム、コンピュータによる学習プログラム、又は他のメディアフォーマットにより達成可能であり、本発明を使用するオンラインによりこれらは全て注文可能である。
【0058】
図16はユーザーホームページの例を示す。このページは、様々なリソースにアクセス可能な様々なリンクをユーザーに提供する。このページはユーザーの認定目標の進展概要を示す「プラン進展(Plan Progress)」セクションを含む。「マイプラン(My Plan)」リンクにより図14に関連して示す認定プランナーページへユーザーがアクセス可能になる。また、ユーザーホームページは、ユーザーに認定に関する警告を提供する警告セクションを含む。
【0059】
本発明の他の特徴は、ユーザーが検索し、ユーザーから助成金申請を可能にするオンライン助成金モジュールを含む。「助成金検索リンク(Grant Search Link)」により、ユーザーが図17に示すような助成金検索ページにアクセス可能になる。図17に示すように、このページによりユーザーが助成金検索可能になる。このユーザーに提示された検索結果により、彼又は彼女は、発見した助成金申請要件に関する情報に加えて助成金の説明を得ることができる。対応する「申請(Apply)」リンクにより、ユーザーがオンラインで所望の助成金申請が可能になる。
【0060】
図16に示すユーザーホームページは、また、認定要件を対象とする、例えば、専門分野の州の認定に関するニュース等のニュース及びイベントへのリンクを提供する。このページは個人化可能であり、専門的職業及び認定ニーズに関するユーザー情報を与える。更に、ユーザーは、個人の認定プランに必要な要件を遂行できるように、認定プロセスに関する学位プログラム教材を得ることができる。更に、補助読書教材の提案をこのページで提供可能である。
【0061】
また、ページは認定要件をトラックする認証機関代行機関、又は民間若しくは公的機関及び団体とのディスカッション・フォーラムへのリンクを提供し得る。このページは、また、例えば、適切な認証機関部門、審議会、又は委員会の認定フォーム、連絡先を得るためのリンクも提供可能である。
【0062】
本発明の様々な実施形態を上記に示したが、当然のことながら、一実施例としてのみ示したものであり、限定されない。従って、本発明の広さ、及び範囲は上記実施形態のいずれかに限定されるべきでなく、むしろ請求項及びその均等物により確定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0063】
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、本発明の好適な実施形態のより詳細な記載から明白である。添付の図面に示すように、同じ参照符号は、同一の、又は、機能的及び/又は構造的に類似した要素を表している。各参照符号の左端の桁の数字は、その要素が最初に出てくる図の番号に対応している。
【図1】図1は、本発明のユーザー認定プロセスの多様な態様を含むウェブ上のシステムのブロック図である。
【図2】図2は、本発明によるユーザー認定プランニング及びトラッキングのための図1のシステムとインターフェイスで繋がるユーザーを示す図解の一例である。
【図3】図3は、本発明のユーザー認定システムにアクセスして使用するためのフローチャートの一例を示す。
【図4】図4は、システムアクセスページの一例である。
【図5】図5は、ユーザーホームページの一例のテンプレートである。
【図6】図6は、ユーザー登録ページの一例である。
【図7】図7は、新規ユーザーページの一例である。
【図8】図8は、ユーザー設定プランを作成するためのフローチャートの一例である。
【図9】図9は、ユーザー情報入力ページの一例である。
【図10】図10は、ユーザー情報入力ページの他の例である。
【図11】図11は、認定要件概要ページの一例である。
【図12】図12は、認定履修単位入力ページの一例である。
【図13】図13は、認定プランナーページの一例である。
【図14】図14は、認定トラッカーページの一例である。
【図15】図15は、認定リソース登録ページの一例である。
【図16】図16は、ユーザーホームページの一例である。
【図17】図17は、助成金検索ページの一例である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
認定のプランニング及びトラッキングのためにユーザーがアクセス可能なシステムであって、
ユーザーのプロフィール及び認証機関に関する機関のプロフィールに基づいて1つ以上の認定目標を提示し、且つ、提示された認定目標のうちの1つ以上のユーザーの選択に対応して認定プランを作成するプランナー、及び
1つ以上の選択された認定目標の達成に関する入力に応じて認定プランを更新するトラッカーを含むことを特徴とする認定のプラン及びトラックのためにユーザーがアクセス可能なシステム。
【請求項2】
前記認定プランは、活動分野での資格取得、資格更新、免許取得、及び免許更新の少なくとも1つに関する請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記活動分野は、教育、指導、医療、工業技術、法律、会計、及びスポーツの少なくとも1つに関する分野を含む請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記認証機関は、連邦政府、州政府、郡政府、地方行政、市、行政当局、民間当局、行政機関、非行政機関、公共団体、及び民間団体の少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記プランナーは、認定を提示するためのニーズアセスメント及び認定履修単位情報の少なくとも1つに対応する請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記プランナーは、前記認定目標を提示するために他の1つの認証機関からの認定履修単位の移行に対応する請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記トラッカーは、ユーザー入力及び非ユーザー入力の少なくとも1つに基づいて前記認定プランを更新する請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記プランナーは、前記認証機関の1つ以上の認定要件に基づいて提示された前記認定目標の優先順位を決める請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
少なくとも1つの前記認定目標と少なくとも1つの認定リソースとを関連付ける認定リソースジェネレータを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記認定リソースは、課程、プログラム、講座、セミナー、オーディオ講義、ビデオ講義、書籍、試験、及びフォームの少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
課程、講座、セミナー、学位プログラム、試験、フォーム、書籍、オーディオ、及びビデオの少なくとも1つを含むフォーマットを有する請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記課程は、出席する課程及び自己ペースでの課程の少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
認定リソースの受領、注文、及び登録の少なくとも1つを行うためにユーザーがアクセス可能なオンラインシステムを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項14】
前記プランナーは、認可を得るために前記認定プランを認証機関に送信する請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
前記トラッカーは、認定目標に関連して前記ユーザーにeメールを送信する請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
前記トラッカーは、認定目標期限に関して前記ユーザーに警告する請求項1に記載のシステム。
【請求項17】
助成金を検索するために前記ユーザーがアクセス可能なオンライン助成金モジュールを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項18】
前記オンライン助成金モジュールは、ユーザーが、選択した助成金を申請可能にする請求項1に記載のシステム。
【請求項1】
認定のプランニング及びトラッキングのためにユーザーがアクセス可能なシステムであって、
ユーザーのプロフィール及び認証機関に関する機関のプロフィールに基づいて1つ以上の認定目標を提示し、且つ、提示された認定目標のうちの1つ以上のユーザーの選択に対応して認定プランを作成するプランナー、及び
1つ以上の選択された認定目標の達成に関する入力に応じて認定プランを更新するトラッカーを含むことを特徴とする認定のプラン及びトラックのためにユーザーがアクセス可能なシステム。
【請求項2】
前記認定プランは、活動分野での資格取得、資格更新、免許取得、及び免許更新の少なくとも1つに関する請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記活動分野は、教育、指導、医療、工業技術、法律、会計、及びスポーツの少なくとも1つに関する分野を含む請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記認証機関は、連邦政府、州政府、郡政府、地方行政、市、行政当局、民間当局、行政機関、非行政機関、公共団体、及び民間団体の少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記プランナーは、認定を提示するためのニーズアセスメント及び認定履修単位情報の少なくとも1つに対応する請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記プランナーは、前記認定目標を提示するために他の1つの認証機関からの認定履修単位の移行に対応する請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記トラッカーは、ユーザー入力及び非ユーザー入力の少なくとも1つに基づいて前記認定プランを更新する請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記プランナーは、前記認証機関の1つ以上の認定要件に基づいて提示された前記認定目標の優先順位を決める請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
少なくとも1つの前記認定目標と少なくとも1つの認定リソースとを関連付ける認定リソースジェネレータを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記認定リソースは、課程、プログラム、講座、セミナー、オーディオ講義、ビデオ講義、書籍、試験、及びフォームの少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
課程、講座、セミナー、学位プログラム、試験、フォーム、書籍、オーディオ、及びビデオの少なくとも1つを含むフォーマットを有する請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記課程は、出席する課程及び自己ペースでの課程の少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
認定リソースの受領、注文、及び登録の少なくとも1つを行うためにユーザーがアクセス可能なオンラインシステムを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項14】
前記プランナーは、認可を得るために前記認定プランを認証機関に送信する請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
前記トラッカーは、認定目標に関連して前記ユーザーにeメールを送信する請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
前記トラッカーは、認定目標期限に関して前記ユーザーに警告する請求項1に記載のシステム。
【請求項17】
助成金を検索するために前記ユーザーがアクセス可能なオンライン助成金モジュールを更に含む請求項1に記載のシステム。
【請求項18】
前記オンライン助成金モジュールは、ユーザーが、選択した助成金を申請可能にする請求項1に記載のシステム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公表番号】特表2007−524873(P2007−524873A)
【公表日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−512377(P2005−512377)
【出願日】平成15年11月18日(2003.11.18)
【国際出願番号】PCT/US2003/036782
【国際公開番号】WO2005/062278
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ウィンドウズ
【出願人】(506169698)ローリャト エデュケーション,インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年11月18日(2003.11.18)
【国際出願番号】PCT/US2003/036782
【国際公開番号】WO2005/062278
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ウィンドウズ
【出願人】(506169698)ローリャト エデュケーション,インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】
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