説明

課金システム及び課金プログラム

【課題】 無線信号の漏洩により生じる誤課金を防止する課金システム及び課金プログラムを提供する。
【解決手段】 利用者識別子と通過時刻とを含む通過通知データを生成して送信する料金所設置装置20aと、受信した通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻とを含むレコードを、課金データ116として記憶させる書込部114を有する中央装置10aとが接続される課金システム1aであって、中央装置10aは、新たな通過通知データを受信すると、課金データ116を読み出し、新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードを課金データ116から検索する検索部112を有し、書込部114は、検索部112で新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードが課金データ116から検索されない場合、新たな通過通知データに基づいて新たな課金データ116として記憶させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノンストップ自動料金支払システムで道路の利用料金を課金する課金システム及び課金プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
有料道路の利用料金の徴収に、無線信号を利用して利用料金を課金して利用者から料金を徴収するETCシステム(ノンストップ自動料金支払システム)がある。
従来のETCシステムの利用料金の課金システム2aは、例えば図3に示すように、中央装置40と「A料金所」の料金所設置装置50aとがネットワーク60を介して接続されている。
【0003】
料金所設置装置50aは、送受信手段51、データ生成手段52及び通信手段53を有して車両が通過するETC対応のレーンを備えている。料金所設置装置50aは、ETC用車載器を備える車両Mが通過する際に、無線信号に対してこのETC用車載器から送信される応答信号を送受信手段51で受信し、データ生成手段52で応答信号に基づいて生成された通過通知データを通信手段53がネットワーク60を介して中央装置40に送信している。
【0004】
具体的に、車両Mに備えられるETC用車載器は、一般的に車両Mに乗車してETCシステムを利用する利用者を識別する「利用者ID」を記憶する専用のカードを挿入して利用する。有料道路の利用料金は、この「利用者ID」で識別される利用者に請求される。このETC用車載器は、料金所設置装置50aのレーンを通過する際に送受信手段51から送信された無線信号に対し、利用者に関するデータである応答信号を送信する。この応答信号には、カードに記憶されている「利用者ID」を含んでいる。また、通過通知データは、例えば、応答信号に含まれる「利用者ID」、車両Mが通過した「料金所名」、通過したレーンを識別する「レーン番号」及び車両Mがレーンを通過した「通過時刻」等の項目のデータを含んでいる。
【0005】
中央装置40は、受信部41、データ書込部42及び算出部43を有して、受信部41が料金所設置装置50aから送信された通過通知データを受信すると、データ書込部42は、通過通知データを課金データ44として記憶装置に蓄積して記憶する。また、算出部43は、定期的に記憶装置から課金データ44を読み出して利用者から利用料金を徴収するため、各利用者の利用料金を算出する。
【0006】
このように、無線信号を利用して利用料金を徴収する課金システムが実現されるETCシステムの導入により、有料道路において料金所の利用料金の支払により生じる渋滞の解消や、料金所付近の渋滞が原因で発生する付近の大気汚染や騒音の軽減を図ることが出来る。
【0007】
一方、従来の課金システムでは、誤データが送受信されることもあり、誤データに基づいて課金処理がされると、本来は徴収する必要のない料金まで課金される問題がある。
このような誤課金に対応して、課金用アンテナからの通信により課金する場合、車両が進入時に課金用アンテナとの交信によって一度課金された退出車両として境界線を越えるときに、課金停止用アンテナと車載器とが交信しても、所定時間の間は課金処理が停止することで二重課金を防止する技術がある(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2002−133478号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術によれば、隣のレーンが退出用のレーンである場合には適用されるが、進入用のレーンが複数連なっているときに隣の進入用のレーンで誤検出された場合等の漏洩時等の誤課金を防止することは困難である。
【0009】
図4に、課金データ44の一例を示す。誤課金となる場合の一例として、図4を用いて、料金所設置装置50aが設置される「A料金所」で進入用の「レーンA01」及び「レーンA02」が隣り合っている場合を想定して説明する。図4に示す課金データ44は、「利用者ID」が「I200」の利用者が乗車した車両Mが「A料金所」の「レーンA01」を「2005年5月5日11時30分21秒」に通過したことを記憶している。また、「利用者ID」が「I200」の利用者が乗車した車両Mが「A料金所」の「レーンA02」を「2005年5月5日11時30分21秒」に通過したことを記憶している。
【0010】
しかし、利用者IDが「I200」の利用者が乗車した車両Mが同時刻に「A料金所」の隣り合う「レーンA01」及び「レーンA02」を通過することは、一般的に考えて不可能である。このようなデータは、いずれか一方のレーンを通過した際に、他方のレーンで同時に応答信号が受信されて複数の通過通知データが送信された場合のデータであり、無線信号の漏洩により生成された誤データである。この場合、利用者IDが「I200」の利用者に対して図4に示す課金データ44に基づいて利用料金を算出すると、重複して利用料金を徴収することになり、誤課金が生じる。
【0011】
上述したように、料金所の設置場所や設置形態等により無線信号が漏洩して誤課金が生じる問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴に係る課金システムは、料金所を通過する際に車両に設置される車載器から受信した利用者識別子と車両が料金所を通過した通過時刻とを含む通過通知データを生成して送信する料金所設置装置と、料金所設置装置から受信した通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻とを含むレコードを、課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる書込部を有する中央装置とが接続される課金システムであって、中央装置は、料金所設置装置から新たな通過通知データを受信すると、課金データを記憶装置から読み出し、新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードを課金データから検索する検索部を有し、書込部は、検索部で新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードが課金データから検索されない場合、新たな通過通知データに基づいて新たな課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる。
【0013】
上述した構成による本発明によれば、同一の利用者が同時刻に料金所を通過した通過通知データを複数受信すると、一方を誤データと判定して課金データに蓄積しないことにより、誤課金を防止することができる。
【0014】
本発明の第2の特徴に係る課金プログラムは、料金所を通過する際に車両に設置される車載器から受信した利用者識別子と車両が料金所を通過した通過時刻とを含む通過通知データを料金所設置装置から受信する受信ステップと、受信ステップで受信した通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻とを含むレコードを、課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる書込ステップとをコンピュータに実行させる課金プログラムであって、受信ステップで新たな通過通知データを受信すると、課金データを記憶装置から読み出し、新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードを課金データから検索する検索ステップを有し、書込ステップは、検索ステップで新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードが課金データから検索されない場合、新たな通過通知データに基づいて新たな課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる。
【0015】
上記構成による本発明によれば、料金所の設置場所や設置形態等により発生する誤課金を防止することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、料金の設定位置や設置形態等により発生する誤課金を防止する課金システム及び課金プログラムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を説明する。
【0018】
<第1の実施の形態>
図1に、本発明の第1の実施の形態に係るETCの課金システム1aを示す。課金システム1aは、中央装置10a及び「A料金所」に設置される料金所設置装置20aがネットワーク30を介して接続されている。
【0019】
(料金所設置装置)
まず、料金所設置装置20aについて説明する。料金所設置装置20aは、有料道路における「A料金所」に設置され、有料道路を利用する利用者から利用料金を徴収するETC対応の車両が通過するETC対応車両専用の「レーンA01」及び「レーンA02」の複数のレーンを備えている。ETC対応車両専用レーンは、具体的に、送受信手段201、データ生成手段202及び通信手段203を有している。なお、図1に示す課金システム1aにおいては、料金所設置装置は1台のみ記載しているが、実際には1台に限られず複数の料金所の料金所設置装置が接続されている。
【0020】
送受信手段201は、無線信号を送信する。また、送受信手段201は、レーンを通過するETC用車載器を設置している車両Mから、無線信号に応答して送信される応答信号を受信する。このETC用車載器は、従来と同様に、車両Mに乗車して有料道路を利用する利用者を識別する「利用者ID」が記録された専用のカードを挿入して利用する。応答信号は、「利用者ID」を含む信号である。
【0021】
データ生成手段202は、送受信手段201で応答信号に基づいて通過通知データを生成する。通過通知データは、応答信号に含まれる「利用者ID」に車両Mが通過した料金所設置装置20aの「料金所名」、「レーン番号」及び「通過時刻」を含むデータである。なお、第1の実施の形態においては、通過通知データには「料金所名」及び「レーン番号」を必ずしも含んでいなくても良い。
【0022】
通信手段203は、データ生成手段202で生成された通過通知データを、ネットワーク30を介して中央装置10aに送信する。
【0023】
このように、料金所設置装置20aは、車両Mがレーンを通過する毎にデータ生成手段202で通過通知データを生成し、通信手段203は、データ生成手段202が生成した通過通知データを逐次中央装置10aに送信する。
【0024】
(中央装置)
次に、中央装置10aについて説明する。中央装置10aは、受信部111、検索部112、判定部113、データ書込部114、算出部115及び課金データ116を有している。
【0025】
中央装置10aは、図2に示すように、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103及び入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107及びリムーバブルディスク108を有する。
【0026】
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から中央装置10aを起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106等の入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
【0027】
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110及び入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、たとえば、中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、課金プログラムを実行する中央装置10aをインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
【0028】
記憶装置107は半導体記憶装置または磁気ディスク装置等であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。課金データ116は、中央装置10aの記憶装置107に記憶される。
【0029】
また、中央装置10aは、課金プログラムが中央処理制御装置101に読み込まれて実行されることによって、受信部111、検索部112、判定部113、データ書込部114及び算出部115が実装される。
【0030】
なお、本発明の最良の実施の形態に係る中央装置10aは、図2に示すように1台のコンピュータにおいて実行されても良いし、互いに通信可能な複数のコンピュータにおいて実行されても良い。
【0031】
課金データ116は、受信部111で受信した通過通知データから生成され、利用者から徴収する有料道路の利用料金を算出するために用いられるデータであり、記憶装置107に蓄積して記憶されている。図示しないが、課金データ116は、図4で示した従来の課金データ44と同様に、利用者識別子である「利用者ID」をキーとして、料金所識別子である「料金所名」、「レーン番号」及び「通過時刻」を含むレコードを蓄積し、記憶装置107に記憶されている。なお、第1の実施の形態においては、課金データ116には「料金所名」及び「レーン番号」は含んでいなくても良い。
【0032】
受信部111は、ネットワーク30を介して料金所設置装置20aの送受信手段201から送信された通過通知データを受信する。
【0033】
検索部112は、受信部111が新たな通過通知データを受信すると、記憶装置107から課金データ116を読み出し、受信した新たな通過通知データに含まれる「利用者ID」及び「通過時刻」を含むレコードを検索する。
【0034】
判定部113は、検索部112が、新たな通過通知データに含まれる「利用者ID」及び「通過時刻」を含むレコードを課金データ116から検索した場合、受信部111が受信した新たな通過通知データを誤データであると判定する。一方、判定部113は、検索部112が、新たな通過通知データに含まれる「利用者ID」及び「通過時刻」を含むレコードが課金データ116から検索されない場合、受信部111が受信した新たな通過通知データを誤データでないと判定する。
【0035】
データ書込部114は、判定部113が検索部112が受信部111が受信した新たな通過通知データを誤データでないと判定した場合、この新たな通過通知データに基づいて新たなレコードを生成して課金データ116として蓄積して記憶装置107に記憶させる。
【0036】
算出部115は、所定のタイミングで記憶装置107から課金データ116を読み出して、読み出した課金データ116に基づいて利用者から徴収する使用料金を算出する。所定のタイミングとは、例えば月次や週次などの定期的なタイミングである。または、管理者等により、入力装置104を介して算出のリクエストを受けたタイミング等であってもよい。
【0037】
例えば、「利用者ID」が「I200」である利用者が「A料金所」の「レーンA01」を「2005年5月5日11時30分21秒」に通過した通過通知データに基づいて生成されたレコードが課金データ116として記憶装置に記憶されているとする。この場合、後に「利用者ID」が同じ「I200」である利用者が「A料金所」の「レーンA02」を同時刻の「2005年5月5日11時30分21秒」に通過したことを示す新たな通過通知データを中央装置40が受信した場合を例にして、従来の課金システム2aと本発明の第1の実施の形態に係る課金システム1aとを比較する。
【0038】
従来のETCシステムの課金システムでは、図4に示したように、後に受信した新たな通過通知データも記憶装置107に記憶され、受信した両方の通過通知データに基づいて課金されていた。一方、第1の実施の形態に係る課金システム1aの中央装置10aでは、検索部112が「利用者ID」が「I200」であり、「通過時刻」が「2005年5月5日11時30分21秒」であるレコードを課金データ116から検索する。この場合、判定部113は、受信した新たな通過通知データは誤データである判定し、データ書込部114は、この新たな通過通知データに基づくレコードを課金データ116に追加して記憶しない。そのため、算出部115も同一利用者が同時刻に通過したことを示す誤データに基づいて誤課金することはない。
【0039】
このように、第1の実施の形態に係る課金システム1aによれば、電波漏洩等により同時刻に複数のレーンで通過通知データが生成されて中央装置10aに送信された場合であっても、同一の「利用者ID」に関連付けられる同一の「通過時刻」の通過通知データについては課金データ116に追加しないため、誤課金を防止することが出来る。
【0040】
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
【0041】
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明に記載した事項と自明な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る課金システムを説明する図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る課金システムの中央装置における中央装置のハードウェア構成図である。
【図3】従来の課金システムの一例を説明する図である。
【図4】従来の課金システムの中央装置に記憶される課金データの一例である。
【符号の説明】
【0043】
1a…課金システム
10a…中央装置
111…受信部
112…検索部
113…判定部
114…データ書込部
115…算出部
116…課金データ
20a…料金所設置装置
201…送受信手段
202…データ生成手段
203…通信手段
30…ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
料金所を通過する際に車両に設置される車載器から受信した利用者識別子と前記車両が前記料金所を通過した通過時刻とを含む通過通知データを生成して送信する料金所設置装置と、前記料金所設置装置から受信した前記通過通知データに含まれる前記利用者識別子と前記通過時刻とを含むレコードを、課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる書込部を有する中央装置とが接続される課金システムであって、
前記中央装置は、
前記料金所設置装置から新たな通過通知データを受信すると、前記課金データを前記記憶装置から読み出し、前記新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードを前記課金データから検索する検索部を有し、
前記書込部は、前記検索部で前記新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードが前記課金データから検索されない場合、前記新たな通過通知データに基づいて新たな課金データとして前記記憶装置に蓄積して記憶させることを特徴とする課金システム。
【請求項2】
料金所を通過する際に車両に設置される車載器から受信した利用者識別子と前記車両が前記料金所を通過した通過時刻とを含む通過通知データを料金所設置装置から受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した前記通過通知データに含まれる前記利用者識別子と前記通過時刻とを含むレコードを、課金データとして記憶装置に蓄積して記憶させる書込ステップと、
をコンピュータに実行させる課金プログラムであって、
前記受信ステップで新たな通過通知データを受信すると、前記課金データを前記記憶装置から読み出し、前記新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードを前記課金データから検索する検索ステップを有し、
前記書込ステップは、前記検索ステップで前記新たな通過通知データに含まれる利用者識別子と通過時刻を含むレコードが前記課金データから検索されない場合、前記新たな通過通知データに基づいて新たな課金データとして前記記憶装置に蓄積して記憶させることを特徴とする課金プログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−257065(P2007−257065A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−77347(P2006−77347)
【出願日】平成18年3月20日(2006.3.20)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(301063496)東芝ソリューション株式会社 (1,478)
【Fターム(参考)】