説明

貨物自動車の荷室の保冷または保温装置

【課題】貨物自動車の荷室の冷却に、圧縮機や凝縮機、熱交換器等からなる交流100V仕様の冷却システムを内蔵した冷却ユニットを使用するとコストが高くなる。
【解決手段】貨物自動車101の荷室113の保冷または保温装置1は、キャビン111内に開口するエアーコンデショナーの送風口112から送り出されて来た冷風または温風を送風ダクト2によって荷室113内に導入して、前記冷風または温風によって荷室113内を保冷または保温する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は貨物自動車の荷室を保冷または保温するための保冷または保温装置に関し、特に、キャビン(運転台)内を冷却するエアーコンデショナーを利用して、荷室を簡便に保冷または保温することができるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
熱に弱い商品を運搬するのには保冷車や冷凍車が用いられる。保冷車や冷凍車は大量の商品を長距離運搬するのには適している。しかし、保冷車や冷凍車は一般の車両に比べて車体価格が高いものになる。
【0003】
そこで、図4に示すように、貨物自動車101の荷台102に扉103を有する保冷庫(以下、荷室と称する)104を設け、該荷室104に圧縮機や凝縮機、熱交換器等からなる交流100V仕様の冷却システムを内蔵した冷却ユニット105を取り付け、該冷却ユニット105により前記荷室104を冷却するものが開発されている。なお、106は車載バッテリーの直流電源を交流に変換して交流100Vを冷却ユニット105に出力するスイッチングインバーターである。(例えば、特許文献1参照)
【特許文献1】特開平9−159340号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1の保冷車は、一般の保冷車や冷凍車に比べれば安価に製造できるが、それでも圧縮機や凝縮機、熱交換器等からなる交流100V仕様の冷却システムを内蔵した冷却ユニット105を使用するために、該冷却ユニット105を製造するためのコストが掛かり高価なものになる。また、冷却ユニット105は重量が嵩み重いため燃費にも悪影響を及ぼすという問題点があった。
【0005】
本発明は、前記冷却ユニット等の特別の冷却装置を使用することなく簡便に荷室の保冷や保温を行うことのできる装置を提供することを目的になされたもので、貨物自動車に備えられているエアーコンデショナーを使用して荷室の保冷や保温を行うようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、貨物自動車の荷室の保冷または保温装置を、キャビン(運転台)内に開口するエアーコンデショナーの送風口から送り出された冷風または温風を送風ダクトによって荷室内に導入して、前記冷風または温風によって前記荷室内を保冷または保温する構成にした。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記送風ダクトを、前記送風口から送り出されて来た冷風または温風を前記荷室の後部側に送る第1ホースと、該第1ホースで前記荷室の後部に送られてきた冷風または温風を前記キャビン側から荷室側に供給する第2ホースと、で構成した。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記第1ホースおよび第2ホースを、蛇腹状に形成した。
【0009】
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記第1ホースの一端側に接続する第1接続部を設け、該第1接続部を第1連結部材によって前記送風口に着脱自在に取り付け、他端側に第2接続部を設け、該第2接続部を第2連結部材によって前記キャビンの後部隔壁の内面側に着脱自在に取り付け、前記第2ホースの一端側に第1接続部を設け、該第1接続部を前記第2連結部材によって前記キャビンの後部隔壁の外面側に着脱自在に取り付け、他端側に第2接続部を設け、該第2接続部を前記荷室の前部隔壁に取り付けた第3連結部材によって前記荷室の前部隔壁の外面側に着脱自在に取り付ける構成にした。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記第1連結部材を、前記第1ホースの一端部の第1接続部を嵌合する筒状部と、該筒状部を中央部に備え前記送風口を覆って該送風口の風を前記筒状部に供給するカバー部と、該カバー部を前記送風口に取り付ける取付部と、で構成した。
【0011】
請求項6の発明は、請求項4または請求項5に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記第2連結部材を、筒状部と、該筒状部の長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部と、で構成し、前記筒状部を、前記フランジ部を境にして一端側を前記第1ホースの第2接続部を嵌合する第1ホース嵌合部とし、他端側を前記第2ホースの第1接続部を嵌合する第2ホース嵌合部とした。
【0012】
請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれかに記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置において、前記第3連結部材を、筒状部と、該筒状部の長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部と、で構成し、前記筒状部を、前記フランジ部を境にして一端側を前記第2ホースの第2接続部を嵌合する第2ホース嵌合部とし、他端側を前記荷室内に挿入する荷室挿入部とした。
【発明の効果】
【0013】
(1)請求項1の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、キャビンのエアーコンデショナーを使用して荷室の保冷または保温を行なうので、上記従来例の冷却ユニット等が不要となり、冷却ユニットを使用するものに比べて、より簡単な構成で荷室の保冷または保温を行なうことができる。
(2)請求項2の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、前記キャビン内において冷風または温風の送りを行なう第1ホースと、前記キャビン外において冷風または温風を荷室に送り込む第2ホースと、を別体にしたので、第1ホースに対して第2ホースを風雨に曝されても劣化しない素材、あるいはキャビンのチルトに対応して伸縮し易い素材で形成することが可能になる。
(3)請求項3の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、第1ホースを蛇腹状に形成したので、第1ホースをキャビンの内面等に沿わせて配置することができる。また、第2ホースも蛇腹状に形成したので、キャビンがチルト機構によって傾斜可能になっている場合にキャビンのチルト角度に追従させて第2ホースを伸縮あるいは変形させることができる。
(4)請求項4の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、第1ホースと第2ホースを着脱自在にしたので、必要に応じて、これらホースを取り外すことができる。また、万一、ホースが破損した場合には、容易に新しいホースに付け替えることができる。
(5)請求項5の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、第1連結部材により第1ホースの一端部を送風口に接続することができる。そして、荷室を保冷あるいは保温する必要のない場合には、前記第1連結部材を送風口から取り外すことにより送風口の風をキャビン内に供給することができる。
(6)請求項6の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、第2連結部材を、第1ホース嵌合部とフランジ部を利用することによって容易にキャビンの後部隔壁に取り付けることができる。そして、キャビン内に突出している第1ホース嵌合部に第1ホースの第2接続部を嵌合して接続し、キャビン外に突出している第2ホース嵌合部に第2ホースの第1接続部を嵌合して接続することができる。
(7)請求項7の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置は、第3連結部材を、荷室挿入部とフランジ部を利用することによって容易に荷室の前部隔壁に取り付けることができる。そして、荷室外に突出している第2ホース嵌合部に第2ホースの第1接続部を嵌合して接続し、荷室挿入部から冷風または温風を荷室内に供給する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は本発明の保冷または保温装置を設けた貨物自動車を模式的に示す側面図、図2は要部の分解斜視図、図3は要部の断面図である。
【0015】
図1に示すように、本発明の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置1は、貨物自動車101のキャビン(運転台)111内に開口するエアーコンデショナーの送風口112から送り出された冷風または温風を、送風ダクト2によって貨物自動車101の荷室113内に導入して、前記冷風または温風によって前記荷室113内を保冷または保温する。
【0016】
前記送風ダクト2は、前記送風口112から送り出された冷風または温風を前記キャビン111の内面に沿って前記キャビン111の後部側に送る第1ホース3と、該第1ホース3で前記キャビン111の後部側に送られてきた冷風または温風を前記キャビン111側から荷室113側に供給する第2ホース4と、を備えている。
【0017】
図2に示すように、前記第1ホース3は、プラスチックで蛇腹状に形成されていて、一端部には後に詳しく説明する第1連結部材5に接続される第1接続部3aが設けられ、他端部には後に詳しく説明する第2連結部材6に接続される第2接続部3bが設けられている。
【0018】
また、前記第2ホース4も、第1ホース3と同様にプラスチックで蛇腹状に形成されていて、一端部には前記第2連結部材6に接続される第1接続部4aが設けられ、他端部には前記第3連結部材7に接続される第2接続部4bが設けられている。
【0019】
前記第1連結部材5は、前記第1ホース3の一端部の第1接続部3a内に嵌合される筒状部5aと、該筒状部5aを中央部に備え前記送風口112を覆って該送風口112から送り出された風を前記筒状部5aに供給するカバー部5bと、該カバー部5bを前記送風口112に取り付ける取付部5cと、を備えている。
【0020】
前記第1連結部材5は、前記筒状部5aを前記第1ホース3の第1接続部3a内に嵌合して該第1接続部3aの外周をホースバンド8で締め付けることにより前記第1ホース3の一端部に取り付けられる。
【0021】
前記第1連結部材5は、前記カバー部5bを前記送風口112上に重ね合わせて前記取付部5cを前記送風口112の周縁部にボルト9によって着脱自在に取り付けられる。
【0022】
前記第2連結部材6は、筒状部6aと、該筒状部6aの長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部6bと、を備えている。前記筒状部6aは、前記フランジ部6bを境にして一端側が前記第1ホース3の第2接続部3b内に嵌合する第1ホース嵌合部6cになっているとともに、他端側が前記第2ホース4の第1接続部4a内に嵌合する第2ホース嵌合部6dになっている。
【0023】
前記第2連結部材6は、前記第1ホース嵌合部6cを前記キャビン111の後部隔壁111aに設けた第2連結部材取付孔111bに前記キャビン111の後部隔壁1111aの外面111c側から挿入して前記第1ホース嵌合部6aの先端側を前記キャビン111内に突出させるとともに、前記フランジ部6bの一側面を前記キャビン111の後部隔壁111aの外面111cに押し付けてボルト9とナット10によりキャビン111の後部隔壁111aに固着される。この際にキャビン111の後部隔壁111aの内面111dに挟着プレート11を当てて、該挟着プレート11と前記フランジ部6bでキャビン111の後部隔壁111aを挟着すれば、より確実に第2連結部材6をキャビン111の後部隔壁111aに取り付けることができる。また、前記挟着プレート11で前記第2連結部材取付孔111bを覆い隠して、該第2連結部材取付孔111bの存在がキャビン111内の体裁を損なうのを防止することができる。
【0024】
前記第3連結部材7は、前記第2連結部材6と略同様の構成であって、筒状部7aと、該筒状部7aの長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部7bと、を備えている。前記筒状部7aは、前記フランジ部7bを境にして一端側が前記第2ホース4の第2接続部4b内に嵌合する第2ホース嵌合部7cになっているとともに、他端側が前記荷室113内に挿入される荷室挿入部7dになっている。
【0025】
前記第3連結部材7は、前記荷室挿入部7dを、前記荷室113の前部隔壁113aに設けた第3連結部材取付孔113bに、前記荷室113の前部隔壁113aの外面113c側から挿入して前記荷室挿入部7dの先端側を前記荷室113の前部隔壁113aの内面113d側に突出させるとともに、前記フランジ部7bの一側面を前記荷室113の前部隔壁113aの外面113cに押し付けてボルト9とナット10により荷室113の前部隔壁113aに固着される。この際にも荷室113の前部隔壁113aの内面113dに挟着プレート12を当てて、該挟着プレート12と前記フランジ部7bで荷室113の前部隔壁113aを挟着すれば、より確実に第3連結部材7を荷室113の前部隔壁113aに取り付けることができる。また、前記挟着プレート12で前記第3連結部材取付孔113bを覆い隠して、該第2連結部材取付孔113bの存在が荷室113内の体裁を損なうのを防止する。なお、図2において、13は第1ホース3をキャビン111の内面に沿って取り付け支持するためのクリップである。
【0026】
次に、貨物自動車の荷室の保冷または保温装置1の貨物自動車101へ組立方法の一例を図3を参照して説明する。
【0027】
先ず、第1連結部材5を送風口112に取り付ける。次に、第2連結部材6をキャビン111の後部隔壁111aに取り付ける。次に、第3連結部材7を荷室113の前部隔壁113aに取り付ける。
【0028】
次に、第1ホース3の一端側の第1接続部3aを前記第1連結部材5の筒状部5aの外周側に嵌合して該第1接続部3aの外周をホースバンド8で締め付けて風が漏れないようにするとともに、第1連結部材5から第1ホース3が脱落しないようにする。
【0029】
次に、第1ホース3の他端側の第2接続部3bを前記第2連結部材6の第1ホース嵌合部6cの外周側に嵌合して該第2接続部3bの外周をホースバンド8で締め付け、第2連結部材6から第1ホース3が脱落しないようにする。
【0030】
次に、第2ホース4の一端側の第1接続部4aを前記第2連結部材6の第2ホース嵌合部6dの外周側に嵌合して前記第2ホース4の一端側の第1接続部4aの外周をホースバンド8で締め付けて風が漏れないようにするとともに、第2連結部材6から第2ホース4が抜け落ちないようにする。
【0031】
次に、第2ホース4の他端側の第2接続部4bを前記第3連結部材7の第2ホース嵌合部7cの外周側に嵌合して前記第2接続部4bの外周をホースバンド8で締め付けて風が漏れないようにするとともに、第3連結部材7から第2ホース4が脱落しないようにする。
【0032】
上述のようにして、本発明の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置1は組立てられる。そして、前記エアーコンデショナーの送風口112から送り出されて来た冷風または温風は、送風ダクト2によって貨物自動車101の荷室113内に送り込まれて前記荷室113内を保冷または保温する。なお、前記エアーコンデショナーの送風口112が複数個存在する場合には、そのうちの1つの送風口112に前記第1連結部材5を取り付けることにより前記送風口112から送り出されてきた冷風または温風の全てを荷室113内に送り込んでも、他の送風口112でキャビン111内を冷却または暖房することができるので問題無いが送風口112が1つの場合に、該送風口112から送り出されてきた冷風または温風の全てを荷室113内に送り込んでしまうと、キャビン111内を冷却または暖房することができない。このような場合には、第1連結部材5に、前記送風口112から送り出されてきた冷風または温風の一部をキャビン111内に分流させることのできる分流口を設けることにより解決される。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】図1は本発明の保冷または保温装置を設けた貨物自動車を模式的に示す側面図。
【図2】要部の分解斜視図。
【図3】要部の断面図。
【図4】従来例の説明図。
【符号の説明】
【0034】
1…貨物自動車の荷室の保冷または保温装置、2…送風ダクト、3…第1ホース、3a…第1接続部、3b…第2接続部、4…第2ホース、4a…第1接続部、4b…第2接続部…、5…第1連結部材、5a…筒状部、5b…カバー部、5c…取付部、6…第2連結部材、6a…筒状部、6b…フランジ部、6c…第1ホース嵌合部、6d…第2ホース嵌合部、7…第3連結部材、7a…筒状部、7b…フランジ部、7c…第2ホース嵌合部、7d…荷室挿入部、8…ホースバンド、9…ボルト、10…ナット、11,12…挟着プレート、101…貨物自動車、111…キャビン、111a…キャビンの後部隔壁、111b…第2連結部材取付孔、112…エアーコンデショナーの送風口、113…荷室、113a…荷室の後部隔壁、114b…第3連結部材取付孔。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビン内に開口するエアーコンデショナーの送風口から送り出された冷風または温風を送風ダクトによって荷室内に導入して、前記冷風または温風によって前記荷室内を保冷または保温することを特徴とする貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項2】
前記送風ダクトは、前記送風口から送り出された冷風または温風を前記荷室の後部側に送る第1ホースと、該第1ホースで前記荷室の後部に送られた冷風または温風を前記キャビン側から荷室側に供給する第2ホースと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項3】
前記第1ホースおよび第2ホースは、蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項4】
前記第1ホースは、一端側が第1連結部材によって前記送風口に着脱自在に取り付けられ、他端側が第2連結部材によって前記キャビンの後部隔壁の内面側に着脱自在に取り付けられ、
前記第2ホースは、一端側が前記第2連結部材によって前記キャビンの後部隔壁の外面側に着脱自在に取り付けられ、他端側が前記荷室の前部隔壁に取り付けた第3連結部材によって前記荷室の前部隔壁の外面側に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項5】
前記第1連結部材は、前記第1ホースの一端部を嵌合する筒状部と、該筒状部を中央部に備え前記送風口を覆って該送風口の風を前記筒状部に供給するカバー部と、該カバー部を前記送風口に取り付ける取付部と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項6】
前記第2連結部材は、筒状部と、該筒状部の長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部と、を備え、
前記筒状部は、前記フランジ部を境にして一端側が第1ホース嵌合部として構成され、他端側が第2ホース嵌合部として構成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。
【請求項7】
前記第3連結部材は、筒状部と、該筒状部の長さ方向の略中央部の外周に設けられたフランジ部と、を備え、
前記筒状部は、前記フランジ部を境にして一端側が第2ホース嵌合部として構成され、他端側が前記荷室内に挿入される荷室挿入部として構成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の貨物自動車の荷室の保冷または保温装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−292398(P2009−292398A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−150083(P2008−150083)
【出願日】平成20年6月9日(2008.6.9)
【出願人】(508172708)大蔵屋商事株式会社 (1)
【出願人】(592144984)株式会社東洋ボデー (2)
【Fターム(参考)】