説明

距離調節装置及びその頭マッサージ器

【課題】ヘルメットのサイズ調整が実現され、部品が少ないため構造が簡単な距離調節装置及びその頭マッサージ器を提供する。
【解決手段】頭マッサージ器はヘルメット及びマッサージ装置が設けられており、ヘルメットは、第一縦向き筐体、第二縦向き筐体、第一横向き筐体、第二横向き筐体及び三距離調節装置が設けられており、各距離調節装置は、台座、トランスミッションギア、調節ツマミ、端蓋及びリセットバネが設けられおり、マッサージ装置はマッサージ板、マッサージガスバッグ、ガスポンプ、電気バルブ及び電子回路制御用の制御装置が設けられており、距離調節部品の設置によって、筐体の相対距離を遠くなったり、近くなったりするようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、健康マッサージ器にかかわり、特に距離調節装置及びその頭マッサージ器に関わることである。
【背景技術】
【0002】
従来の頭マッサージ器はヘルメットがあり、使用の時、前記ヘルメットを頭にかぶり、前記ヘルメット上にあるマッサージ装置により、頭にマッサージを行うようになっているが、前記マッサージ器は次のような欠点がある。前記ヘルメットの頭円周の大きさが固定されており、ユーザにより、大きい場合もあり、小さい場合もあるので、ユーザにとってかぶり心地がよくない。また、従来のマッサージ装置は構造が複雑で、マッサージの仕方が単調である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、従来の技術の不十分さを克服して、大きさが調節可能な頭マッサージ器及び距離調節装置を、それに構造が簡単で、マッサージ法が多様なマッサージ装置を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の課題を解決するための手段とされる前記距離調節装置は、台座、トランスミッションギア、調節ツマミ、端蓋及びリセットバネが設けられており、前記トランスミッションギアは、台座に設けられ、自身の回転軸線を回ることができるが、前記調節ツマミは、自身の回転軸線を回る自由度、及びその回転軸線に沿って並進する自由度を有しており、前記調節ツマミは第一リングギアと第二リングギアがあり、前記端蓋は第三リングギアがあり、前記第一リングギアとトランスミッションギアのストレートベベルギアと噛み合って、前記第二リングギアと端蓋の第三リングギアストレートベベルギアと噛み合っており、前記端蓋は台座に設けられており、前記リセットバネは、前記調節ツマミにつながり、調節ツマミの回転軸線方向で、調節ツマミをリセットする。
【0005】
前記台座は組立柱があり、トランスミッションギアはその回転軸線方向に沿い、組立孔を通っており、前記組立柱は前記組立孔に入り、前記リセットバネは、前記組立孔に入れられ、前記組立柱に嵌める。
【0006】
前記組立孔は階段面があり、前記リセットバネの両側は、それぞれ前記階段面と前記調節ツマミに突っ張る。
【0007】
前記調節ツマミは、内周壁と外周壁が設けられており、前記第一リングギアは前記内周壁の内リングギアに、前記第二リングギアは前記外周壁の外リングギアに設けられており、前記端蓋は貫通孔があり、第三リングギアは前記貫通孔の孔壁に設けられている。
【0008】
前記調節ツマミは更に突起があり、前記凸起は、調節ツマミの回転軸線方向に、端蓋の貫通孔より突出する。
【0009】
前記頭マッサージ器は、ヘルメットとマッサージ装置が設けられており、ヘルメットは第一縦向き筐体、第二縦向き筐体、第一横向き筐体、第二横向き筐体、縦向きに設けられた二距離調節装置及び横向きに設けられた一距離調節装置が設けられており、前記横向き筐体は、前記縦向き筐体に設けられており、各距離調節装置は、台座、トランスミッションギア、調節ツマミ、端蓋及びリセットバネが設けられており、前記トランスミッションギアは、台座に設けられ、自身の回転軸線を回ることができるが、前記調節ツマミは、自身の回転軸線を回る自由度、及びその回転軸線に沿って並進する自由度を有しており、前記調節ツマミは第一リングギアと第二リングギアがあり、前記端蓋は第三リングギアがあり、前記第一リングギアとトランスミッションギアのストレートベベルギアと噛み合って、前記第二リングギアと端蓋の第三リングギアストレートベベルギアと噛み合っており、前記端蓋は台座に設けられおり、前記リセットバネは、前記調節ツマミにつながり、調節ツマミの回転軸線方向で、調節ツマミをリセットし、第一、第二縦向き筐体の両側は、いずれも縦向きギアラックがあり、前記縦向きギアラックは、いずれも対応する距離調節装置のトランスミッションギアと噛み合っており、第一、第二横向き筐体の片側は、対応する距離調節装置の台座又は端蓋に固定され、他方側はいずれも横向きギアラックを持っており、各横向きギアラックは対応する距離調節装置のトランスミッションギアと噛み合う。
【0010】
前記第一、第二縦向き筐体の両側には、いずれも縦向き調節槽が設けられており、縦向きギアラックは、縦向き調節槽の縦向きに沿い伸びた槽壁に形成され、第一、第二横向き筐体の片側に横向き調節槽があり、横向きギアラックは、前記横向き調節槽の横向きに沿い伸びた槽壁に形成される。
【0011】
前記台座に組立柱があり、トランスミッションギアはその回転軸線方向に沿い、組立孔を通っており、前記組立柱は前記組立孔に入り、前記組立孔は階段面があり、前記リセットバネは、前記組立孔に入れられ、そして、前記リセットバネの両側は、それぞれ前記階段面と前記調節ツマミに突っ張る。
【0012】
前記各距離調節装置の端蓋と台座との間に、対応する筐体がそれぞれ両側から入るようと供するための二開き口が形成される。
【0013】
前記調節ツマミは、内周壁と外周壁が設けられており、前記第一リングギアは前記内周壁の内リングギアに、前記第二リングギアは前記外周壁の外リングギアに設けられており、前記端蓋は貫通孔があり、第三リングギアは前記貫通孔の孔壁に設けられている。
【0014】
前記マッサージ装置は、マッサージ板、マッサージガスバッグ、ガスポンプ、電気バルブ及び電子回路制御用の制御装置が設けられており、マッサージガスバッグとガスポンプと電気バルブが接続し、前記ガスポンプと電気バルブと電子回路制御が接続している。前記縦向き筐体、横向き筐体の内表面は、何れも最低は一マッサージ板があり、前記マッサージ板の縁は、ヘルメットの内表面に固定され、前記マッサージ板の変形可能な中間部、及びヘルメットの内表面との間に一収納キャビィティが形成され、マッサージガスバッグは前記収納キャビィティ内に設けられる。
【0015】
前記マッサージ板の表面には、電子制御回路に接続する発熱体が付着される。
【0016】
前記マッサージ板は更に入れ槽があり、前記入れ槽内に振動モータが固定され、前記振動モータのモータシャフト上の偏心に振動ブロックが設けられる。
【0017】
前記マッサージ板は、基板及び前記基板に突出したマッサージコンタクトヘッドからなるものであり、前記基板の縁は、ヘルメットの内表面に固定され、その中間部は変形可能である。
【0018】
前記制御装置は、ヘルメットから分離して設けられた制御ボックスがあり、ガスポンプと電気バルブは、何れも前記制御ボックス内に設けられる。
【発明の効果】
【0019】
本発明の効果は、距離調節部品の設置により、第一、第二縦向き筐体又は第一、第二横向き筐体の相対距離を遠くなったり、近くなったりするようにして、ユーザの頭の形に応じて、ヘルメットのサイズ調整が実現される。また、マッサージガスバッグへのガス注入やガス排出により、変形可能なマッサージ板がつっぱったり縮んだりするようになり、頭に対するマッサージが行われるようになり、そのうえ、部品が少ないため、構造が簡単である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1〜図10に示すように、本発明である頭マッサージ器のヘルメットは、頭に沿って縦向きに設けられたカーブ形第一、第二縦向き筐体11、12、及び頭に沿って横向きに設けられたカーブ形第一、第二横向き筐体21、22が設けられており、前記第一縦向き筐体11と第二縦向き筐体12とを組み合わせて、頭を被るための縦向きリング状筐体となり、前記第一横向き筐体21と第二横向き筐体22を組み合わせて、頭を被るための半円形カーブ状筐体となり、前記第一、第二筐体21、22は、比較的に靭性がよいプラスチック材料で作られたものであり、前記第一、第二筐体21、22は、適当に曲げるようになり、第一、第二縦向き筐体11、12の両側は、縦向き調節槽13があり、各縦向き調節槽13の縦向き沿いに伸びた槽壁に、ぎざぎざの切り込みが並んで、縦向きギアラック14が形成されており、前記第一、第二横向き筐体21、22の片側は横向き調節槽があり、各横向き調節槽の横向き沿いに伸びた槽壁に、ぎざぎざの切り込みが並んで、横向きギアラックが形成される。
【0021】
第一、第二縦向き筐体11、12は、縦向きに設けられた二距離調節装置3を通って組み合わされており、前記第一、第二横向き筐体21、22は、横向きに設けられた一距離調節装置3を通って組み合わされており、各距離調節装置3は、台座31、トランスミッションギア32、リセットバネ33、調節ツマミ34及び端蓋35が設けられており、前記台座31の中央に、縦向きに伸びた組立柱311があり、前記トランスミッションギア32はストレートベベルギアだが、第一端面321、第二端面322及び前記第一、第二端面321、322の間に均等に放射状分布したギア歯323を有しており、前記トランスミッションギア32的の中央に、更に第一、第二端面321、322を貫通した組立孔327があり、前記組立孔327は階段状孔であり、同軸線の孔形の小いちい第一組立孔324及び孔径が大きい第二組立孔325からなるものであり、また、前記第一、第二組立孔324、325の重ねた箇所に階段面326が形成されており、前記リセットバネ33は既存のスプリングのように調節ツマミ34のリセットに使われるものであり、前記調節ツマミ34は内周壁341と外周壁343があり、内周壁341にリング内ギア歯があり、前記リング内ギア歯で第一リングギア342が形成され、外周壁343はリング外ギア歯があり、前記リング外ギア歯で第二リングギア344が形成されるようになり、そのうえ、前記調節ツマミの端面に、マニュアルで簡単に回せるように取手用の凸起345があり、前記端蓋35は縦向きに貫通した貫通孔351があり、前記貫通孔351の孔壁にリング内ギア歯があり、前記リング内ギア歯によって第三リングギア352が形成される。
【0022】
前記距離調節装置3を組み合わせるとき、トランスミッションギア32を縦向きに台座の組立柱311に嵌めて、前記組立柱311は、縦向き沿いにトランスミッションギアの第一組立孔324を通ってから、第二組立孔325に入る。次は、リセットバネ33を第二組立孔325に入れて、組立柱311に嵌める。更に、調節ツマミ34の第一リングギア342とトランスミッションギア32のストレートベベルギアが噛み合って、調節ツマミ34がトランスミッションギア32に設けられるようになり、リセットバネ33の両側は、それぞれ組立孔の階段面326と調節ツマミ34に突っ張る。最後は、締め部品で端蓋35を台座31に固定させて、調節ツマミ34の第二リングギア344と端蓋35の第三リングギア352ストレートベベルギアとが噛み合って、そして、調節ツマミ34の凸起345の縦向きにある端蓋35に突出した貫通孔351によって、前記端蓋35と台座31との間に腔体36が形成されるようになり、前記腔体36は第一開き口361と第二開き口362がある。
【0023】
前記頭マッサージ器のヘルメットは、第一縦向き筐体11の片側、第二縦向き筐体12の片側は、それぞれ左、右の両側から縦向きに設けられた距離調節装置の第一、第二開き口361、362に入ると同時に、前記距離調節装置3のトランスミッションギア32は第一、第二縦向き筐体の縦向き調節槽13に入り込んで、縦向きギアラック14と噛み合うようになり、また、前記第一、第二縦向き筐体11、12の縦向きギアラック14は、それぞれ前記トランスミッションギアの回転軸線の両側にあり、それにより、前記第一、第二縦向き筐体11、12は相対運動が生じて、第一縦向き筐体の他方側と第二縦向き筐体の他方側は、それぞれもう一つの縦向きに設けられた距離調節装置に入っており、第一、第二横向き筐体21、22の片側は、それぞれ二縦向き距離調節装置の台座に固定され、他方側は横向きに設けられた距離調節装置に固定される。
【0024】
第一、第二縦向き筐体11、12のギャップを調節するとき、縦向き距離調節装置の調節ツマミ34を押すようにし、押している間に、調節ツマミ34の第一リングギア342は、トランスミッションギア32のギア歯323に張り合わせながら移動し、第二リングギア344が第三リングギア352から離れたところまで移動したとき、時計回りか逆時計回りで調節ツマミ34を回して、調節ツマミ34でトランスミッションギア32を回して、トランスミッションギア32で第一、第二縦向き筐体11、12を、内向き又は外向きの相対運動を行わせるようにして、縦向き距離の調節が実現される。その間、リセットバネ33が圧迫されるが、希望位置に調節してから、調節ツマミ34を緩めて、リセットバネ33が元の形に戻り、調節ツマミ34を突き出して、調節ツマミ34の第二リングギア344が再度、端蓋の第三リングギア352と噛み合って、調節ツマミ34が締められるようになり、第一、第二横向き筐体の距離調節は、上述のようになる。
【0025】
本実施形態において、トランスミッションギア32は、台座31に設けられ、自身の回転軸線を回ることができるが、調節ツマミ34は、自身の回転軸線を回る自由度、及びその回転軸線に沿って並進する自由度を有しており、調節ツマミ34が押されたとき、前記調節ツマミ34は、自身の回転軸線方向に台座31へ移動するが、調節ツマミ34が緩められたとき、前記調節ツマミ34は、リセットバネ33の弾力により、自身の回転軸線方向にはねてリセットされるが、前記調節ツマミ34は、スペースを緩めて調節するものであり、スペースを引き締めたとき、調節ツマミの第一リングギア342とトランスミッションギア32ストレートベベルギアが噛み合って、調節ツマミの第二リングギア344と端蓋の第三リングギア352ストレートベベルギアが噛み合う。位置を調節したとき、調節ツマミの第一リングギア342とトランスミッションギア32ストレートベベルギアが噛み合って、調節ツマミの第二リングギア344と端蓋の第三リングギア352がわかれる。
【0026】
本実施形態において、トランスミッションギア32の回転軸線と調節ツマミ34の回転軸線は重ねあい、第一、第二、第三リングギア342、344、352の同軸線及び前記軸線とトランスミッションギアの回転軸線が重ねあっているが、もちろん、前記トランスミッションギアの回転軸線は、調節ツマミの回転軸線と平行して、一定の偏心距離を持つことができる。
【0027】
図11〜図25に示すように、本発明の頭マッサージ器は、独立に設置されたヘルメット10及び制御装置20があり、前記ヘルメット10は縦向きのリング状筐体101と横向きの細長いカーブ形筐体102からなるものであり、前記横向き筐体102の両側は、縦向き筐体101に設けられ、そして、前記縦向き筐体101と横向き筐体102は、人の頭の大きさを収納するための頭円周空間103が形成されるが、前記縦向き筐体101と横向き筐体102は、いずれも空腔の筐体構造を持っており、前記縦向き筐体101が人の頭80に向かう内表面1011(即ち、頭に向かう筐体表面)には、第一、第二、第三と第四マッサージ板30、40、50、60が設けられ、前記横向き筐体102が人の頭に向かう内表面1021には、第五マッサージ板70が設けられており、各マッサージ板が人の頭にある特定なツボAに対応している。
【0028】
各マッサージ板30、40、50、60、70は、すべてシリコン材による基板301、401、501、601、701、及びシリコン材によるマッサージコンタクトヘッド302、402、502、602、702からなるものであり、前記基板は弾力があり、その縁が在筐体の内表面に粘着剤で固定されており、その中間部は力を受けたとき、盛り上がって変形するが、前記マッサージコンタクトヘッドは、前記基板に突出するものであり、頭のツボにマッサージを行うもの(前記マッサージコンタクトヘッドと基板とが一体化するのも可能)であり、各基板の中間部はいずれも対応する筐体の内表面との間に収納キャビィティ303、403、503、603、703が形成され、また、各収納キャビィティ内にいずれもマッサージガスバッグ901、902、903、904、905があり、各マッサージガスバッグはいずれも扁平状であり、そのガスキャップが筐体の空腔内に伸ばされており、各マッサージコンタクトヘッド302、402、502、602、702の表面に片状発熱体300が付着しており、前記発熱体300は、マッサージコンタクトヘッドの表面にある凹み槽内に設けてもよいし、前記マッサージコンタクトヘッドの表面に直接に粘着してもよいが、前記制御装置20は、制御ボックス201及び前記制御ボックス内に設けられた電子回路制御用の電子回路板があり、本実施形態の中に、前記収納キャビィティは、筐体に向かうマッサージ板の基板の内表面に設けられる。
【0029】
頭のツボに対する求められるマッサージ力の強さが異なるため、第一、第二、第三と第五マッサージ板(各マッサージコンタクトヘッドの高さが異なる)にマッサージガスバッグと発熱体が設けられており、第四マッサージ板に対しては、前記マッサージ板60に複数のマッサージガスバッグ608、609が設けられる。前記マッサージ板60にはまた入れ槽605があり、振動モータ800が前記入れ槽605内に設けられ、そして、前記振動モータ800のモータシャフトにある偏心に振動ブロック801があり、振動モータの作動中に、マッサージコンタクトヘッドによって振動マッサージの作用が行われる。そのうえ、前記第四マッサージ板60に発熱体への電源リード線3001、及び振動モータ800への電源リード線ワイヤのワイヤリング槽604が設けられており、各リード線がワイヤリング槽と筐体を通ってから、制御ボックス内の電子回路板へと接続する。
【0030】
前記第一、第四マッサージガスバッグ901、904のガスキャップ9011、9041は、それぞれガスパイプ104を通って、第一三通管105の二ポートへと接続し、前記第一三通管105のもう一つのポートは、ガスパイプを通ってから、第一電磁バルブ106へと接続し、前記第二、第三マッサージガスバッグ902、903のガスキャップ9021、9031は、それぞれ第二三通管107の二ポートに接続し、前記第二三通管107のもう一つのポート、及び第五マッサージガスバッグ905のガスキャップ9051は、それぞれガスパイプと第三三通管108の二ポートに接続し、前記第三三通管108のもう一つのポートは、第二電磁バルブ109と接続し、前記第一、第二電磁バルブ106、109とガスポンプ200は、それぞれ第四三通管202の三ポートと接続し、前記第一電磁バルブ106、第二電磁バルブ109とガスポンプ203は、いずれも制御ボックス20内にも設けられているため、ヘルメット部分の重さを有効に低減し、振動時のノズルがユーザへのマイナス影響も低減される。
【0031】
前記頭マッサージ器の作動原理は次のようになるが、ガスポンプと第一、第二電磁バルブのスイッチへの制御により、マッサージガスバッグへのガス注入やガス排出ができるようになり、ガスバッグにガスが注入されたとき、基板の中間部が柔軟的に変形するので、マッサージ板がつっぱりだされるようになる。ガスバッグにガスが排出されたとき、基板の中間部が元の形に戻るので、マッサージ板が縮んで戻るようになるので、頭のツボへの気圧マッサージが実現される。制振動モータを作動させたとき、マッサージコンタクトヘッドによって、頭のツボへの振動マッサージが行われ、発熱体を作動させたとき、頭のツボへの加熱マッサージが行われるようになるが、様々な制御方法により交代して使用することができるため、前記頭マッサージ器は多様なマッサージ方法がある。
【0032】
以上の内容は、好適な実施の形態により、本発明をより詳しく説明したものであり、本発明の実施形態はそれらの説明に制限されないものであり、また、当該技術分野に属する人が、本発明のコンセプトに基づいて、何からの変更、改造をして作られたものは、すべて本発明の登録請求の範囲内にする。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本実施形態における頭マッサージ器ヘルメットに対する二角度からの立体分解図
【図2】本実施形態における頭マッサージ器ヘルメットに対する二角度からの立体分解図
【図3】本実施形態の頭マッサージ器ヘルメットの構造イメージ図
【図4】図3のA−A方向沿い及びB−B方向沿いの断面図
【図5】図3のB−B方向沿いの断面図
【図6】本実施形態における距離調節装置の端蓋に対する二角度からの立体図
【図7】本実施形態における距離調節装置の端蓋に対する二角度からの立体図
【図8】本実施形態における距離調節装置の調節ツマミに対する二角度からの立体図
【図9】本実施形態における距離調節装置の調節ツマミに対する二角度からの立体図
【図10】本実施形態における距離調節装置のトランスミッションギアの立体図
【図11】本発明の頭マッサージ器が頭に被られるときの構造イメージ図
【図12】側面からみた各マッサージガスバッグのイメージ図
【図13】後方からみた各マッサージガスバッグのイメージ図
【図14】正面からみた各マッサージガスバッグのイメージ図
【図15】第一筐体に設けられた第一マッサージ板、第一マッサージガスバッグと発熱体との構造イメージ図
【図16】第一筐体に設けられた第二マッサージ板、第二マッサージガスバッグと発熱体との構造イメージ図
【図17】第一筐体に設けられた第三マッサージ板、第三マッサージガスバッグと発熱体との構造イメージ図
【図18】第一筐体に設けられた第四マッサージ板、第四マッサージガスバッグ、発熱体と振動モータとの構造イメージ図
【図19】第二筐体に設けられた第五マッサージ板、第五マッサージガスバッグと発熱体との構造イメージ図
【図20】本発明における頭マッサージ器の電気回路制御原理図
【図21】本発明の頭マッサージ器の立体構造図
【図22】本発明ヘルメットの一部立体分解図
【図23】本発明のヘルメットが頭に合わせた正面の構造イメージ図
【図24】本発明のヘルメットが頭に合わせた側面の構造イメージ図
【図25】本発明のヘルメットが頭に合わせた後方の構造イメージ図
【符号の説明】
【0034】
10 ヘルメット
101 縦向き筐体
102 横向き筐体
103 頭円周空間
104 ガスパイプ
105 第一三通管
106 第一電磁バルブ
107 第二三通管
108 第三三通管
109 第二電磁バルブ
1011 内表面
1021 内表面
11 第一縦向き筐体
12 第二縦向き筐体
13 縦向き調節槽
14 縦向きギアラック
20 制御装置
200 ガスポンプ
201 制御ボックス
202 第四三通管
203 ガスポンプ
21 第一横向き筐体
22 第二横向き筐体
3 距離調節装置
30 第一マッサージ板
300 片状発熱体
3001 電源リード線
301 基板
302 マッサージコンタクトヘッド
303 収納キャビィティ
31 台座
311 組立柱
32 トランスミッションギア
321 第一端面
322 第二端面
323 ギア歯
324 第一組立孔
325 第二組立孔
326 階段面
327 組立孔
33 リセットバネ
34 調節ツマミ
341 内周壁
342 第一リングギア
343 外周壁
344 第二リングギア
345 凸起
35 端蓋
351 貫通孔
352 第三リングギア
36 腔体
361 第一開き口
362 第二開き口
40 第二マッサージ板
401 基板
402 マッサージコンタクトヘッド
403 収納キャビィティ
50 第三マッサージ板
501 基板
502 マッサージコンタクトヘッド
503 収納キャビィティ
60 第四マッサージ板
601 基板
602 マッサージコンタクトヘッド
603 収納キャビィティ
604 ワイヤリング槽
605 入れ槽
608 マッサージガスバッグ
609 マッサージガスバッグ
70 第五マッサージ板
701 基板
702 マッサージコンタクトヘッド
703 収納キャビィティ
80 人の頭
800 振動モーター
801 振動ブロック
901 マッサージガスバッグ
9011 ガスキャップ
902 マッサージガスバッグ
9021 ガスキャップ
903 マッサージガスバッグ
9031 ガスキャップ
904 マッサージガスバッグ
9041 ガスキャップ
905 マッサージガスバッグ
9051 ガスキャップ
A 特定なツボ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
台座、トランスミッションギア、調節ツマミ、端蓋及びリセットバネが設けられており、前記該トランスミッションギアは、台座に設けられ、自身の回転軸線を回ることができるが、前記調節ツマミは、自身の回転軸線を回る自由度、及びその回転軸線に沿って並進する自由度を有しており、前記調節ツマミは第一リングギアと第二リングギアがあり、前記端蓋は第三リングギアがあり、前記第一リングギアとトランスミッションギアのストレートベベルギアと噛み合って、前記第二リングギアと端蓋の第三リングギアストレートベベルギアと噛み合っており、前記端蓋は台座に設けられおり、前記リセットバネは、前記調節ツマミにつながり、調節ツマミの回転軸線方向で、調節ツマミをリセットすることを特徴とする距離調整装置。
【請求項2】
前記台座は組立柱があり、トランスミッションギアはその回転軸線方向に沿い、組立孔を通っており、前記組立柱は前記組立孔に入り、前記リセットバネは、前記組立孔に入れられ、前記組立柱に嵌めるようになることを特徴とする請求項1に記載の距離調整装置。
【請求項3】
前記組立孔は階段面があり、前記リセットバネの両側は、それぞれ前記階段面と前記調節ツマミに突っ張ることを特徴とする請求項2に記載の距離調整装置。
【請求項4】
前記調節ツマミは、内周壁と外周壁が設けられており、前記第一リングギアは前記内周壁の内リングギアに、前記第二リングギアは前記外周壁の外リングギアに設けられており、前記端蓋は貫通孔があり、第三リングギアは前記貫通孔の孔壁に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の距離調整装置。
【請求項5】
前記調節ツマミは更に突起があり、前記凸起は、調節ツマミの回転軸線方向に、端蓋の貫通孔より突出することを特徴とする請求項4のいずれかに記載の距離調整装置。
【請求項6】
ヘルメットとマッサージ装置が設けられており、ヘルメットは第一縦向き筐体、第二縦向き筐体、第一横向き筐体、第二横向き筐体、縦向きに設けられた二距離調節装置及び横向きに設けられた一距離調節装置が設けられており、前記横向き筐体は、前記縦向き筐体に設けられており、各距離調節装置は、台座、トランスミッションギア、調節ツマミ、端蓋及びリセットバネが設けられており、前記トランスミッションギアは、台座に設けられ、自身の回転軸線を回ることができるが、前記調節ツマミは、自身の回転軸線を回る自由度、及びその回転軸線に沿って並進する自由度を有しており、前記調節ツマミは第一リングギアと第二リングギアがあり、前記端蓋は第三リングギアがあり、前記第一リングギアとトランスミッションギアのストレートベベルギアと噛み合って、前記第二リングギアと端蓋の第三リングギアストレートベベルギアと噛み合っており、前記端蓋は台座に設けられおり、前記リセットバネは、前記調節ツマミにつながり、調節ツマミの回転軸線方向で、調節ツマミをリセットし、第一、第二縦向き筐体の両側は、いずれも縦向きギアラックがあり、前記縦向きギアラックは、いずれも対応する距離調節装置のトランスミッションギアと噛み合っており、第一、第二横向き筐体の片側は、対応する距離調節装置の台座又は端蓋に固定され、他方側はいずれも横向きギアラックを持っており、各横向きギアラックは対応する距離調節装置のトランスミッションギアと噛み合うことを特徴とする頭マッサージ器。
【請求項7】
前記第一、第二縦向き筐体の両側には、いずれも縦向き調節槽が設けられており、縦向きギアラックは、縦向き調節槽の縦向きに沿い伸びた槽壁に形成され、第一、第二横向き筐体の片側に横向き調節槽があり、横向きギアラックは、前記横向き調節槽の横向きに沿い伸びた槽壁に形成されることを特徴とする請求項6に記載の頭マッサージ器。
【請求項8】
前記台座に組立柱があり、トランスミッションギアはその回転軸線方向に沿い、組立孔を通っており、前記組立柱は前記組立孔に入り、前記組立孔は階段面があり、前記リセットバネは、前記組立孔に入れられ、そして、前記リセットバネの両側は、それぞれ前記階段面と前記調節ツマミに突っ張ることを特徴とする請求項7に記載の頭マッサージ器。
【請求項9】
前記各距離調節装置の端蓋と台座との間に、対応する筐体がそれぞれ両側から入るようと供するための二開き口が形成されることを特徴とする請求項6に記載の頭マッサージ器。
【請求項10】
前記調節ツマミは、内周壁と外周壁が設けられており、前記第一リングギアは前記内周壁の内リングギアに、前記第二リングギアは前記外周壁の外リングギアに設けられており、前記端蓋は貫通孔があり、第三リングギアは前記貫通孔の孔壁に設けられていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の頭マッサージ器。
【請求項11】
マッサージ装置は、マッサージ板、マッサージガスバッグ、ガスポンプ、電気バルブ及び電子回路制御用の制御装置が設けられており、マッサージガスバッグとガスポンプと電気バルブが接続し、前記ガスポンプと電気バルブと電子回路制御が接続している。前記縦向き筐体、横向き筐体の内表面は、何れも最低は一マッサージ板があり、前記マッサージ板の縁は、ヘルメットの内表面に固定され、前記マッサージ板の変形可能な中間部、及びヘルメットの内表面との間に一収納キャビィティが形成され、マッサージガスバッグは前記収納キャビィティ内に設けられることを特徴とする請求項6に記載の頭マッサージ器。
【請求項12】
前記マッサージ板の表面には、電子制御回路に接続する発熱体が付着されることを特徴とする請求項11に記載の頭マッサージ器。
【請求項13】
前記マッサージ板は更に入れ槽があり、前記入れ槽内に振動モータが固定され、前記振動モータのモータシャフト上の偏心に振動ブロックが設けられることを特徴とする請求項11に記載の頭マッサージ器。
【請求項14】
前記マッサージ板は、基板及び前記基板に突出したマッサージコンタクトヘッドからなるものであり、前記基板の縁は、ヘルメットの内表面に固定され、その中間部は変形可能であることを特徴とする請求項11に記載の頭マッサージ器。
【請求項15】
前記制御装置は、ヘルメットから分離して設けられた制御ボックスがあり、ガスポンプと電気バルブは、何れも前記制御ボックス内に設けられることを特徴とする請求項11に記載の頭マッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公開番号】特開2008−126058(P2008−126058A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−159972(P2007−159972)
【出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【出願人】(507203124)
【Fターム(参考)】