説明

車両用アシストグリップ

【課題】ルーフトリムの側縁に設けられるアシストグリップであって、回動式に代えて、引出し式とすることで、ルーフトリムに形成する格納凹部のスペースを節約でき、かつルーフトリムとアシストグリップとの面一感を高める。
【解決手段】アシストグリップ20は、把手状のグリップ本体30と、グリップ本体30の長手方向両端に位置する取付ベース40と、取付ベース40内に配置され、グリップ本体30を室内側に引出し可能に支持する支持機構50とから構成されている。支持機構50は、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52をヒンジ接合させて、取付ベース40とグリップ本体30との間に連結し、グリップ本体30を支持するとともに、グリップ本体30を格納方向に付勢するスプリング56を配置することで、従来の回動式に対して室内方向に引出し式としたため、ルーフトリム10に要するグリップ格納用スペースを節約する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ルーフトリムに設けられ、助手席側乗員や後席側乗員が着座姿勢を維持するために使用する車両用アシストグリップであって、特に、引出しタイプのアシストグリップを使用することで省スペース化並びに外観見栄えの向上に大きく貢献できる車両用アシストグリップに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、車両の助手席及び後席の斜め上方のルーフ側には、走行中の急カーブ等があっても乗員が着座姿勢を適正に維持できるように、アシストグリップが設けられている。図9に示すように、図示しないルーフパネルの室内側に装着されるルーフトリム1のフロント側には、日除け機能を持つサンバイザ2が取り付けられており、更に、ルーフトリム1の助手席及び後席の上方に対応するルーフトリム1の左右側縁部には、乗員が適正な着座姿勢を維持するために握持できるアシストグリップ3が配置されている。
【0003】
このアシストグリップ3は、図10,図11に示すように、乗員が握持する把手状のグリップ本体4の長手方向両端を回動式支持アーム5で支持しており、この支持アーム5は、ルーフトリム1の製品面と重合する方向にバネ付勢されて、グリップ本体4がルーフトリム1の収納凹部1a内に格納される方向にバネ付勢され、図11に示すように、支持アーム5を略90°室内側に回動操作して、グリップ使用位置に位置決めできる。操作においては、グリップ本体4を掴んで図11中矢印方向に回動操作することにより、グリップ格納位置とグリップ使用位置との間で位置決めすることができる。このような構成のアシストグリップ3の従来例としては、特許文献1に詳細に記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開2006−205998号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来のアシストグリップ3は、グリップ本体4を掴んで図11中矢印方向に回動操作することで、グリップ格納位置とグリップ使用位置との間で適正に位置決めすることができるが、グリップ本体4を掴む際の手を入れるスペースSが必要なため、ルーフトリム1の格納凹部1aを大きく設定せざるを得ず、省スペース化に逆行するという不具合がある。また、スペースSがあるため、ルーフトリム1の面一感が阻害され、良好な外観性能が得られないという不具合があった。
【0006】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両の室内美観の向上、並びに車室内の有効スペースを確保することができる車両用アシストグリップであって、回動式の支持アームを廃止して、グリップ本体をルーフトリムの製品表面側から室内側に引出し可能とすることでグリップの格納スペースを節約することができる車両用アシストグリップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ルーフパネルの室内面側に装着するルーフトリムの側縁に配置される車両用アシストグリップであって、前記アシストグリップは、乗員が握持する把手状のグリップ本体と、このグリップ本体の長手方向両端側に位置し、ルーフパネル、ルーフトリムの双方に共締め固定される取付ベースと、該取付ベースに設けられ、グリップ本体をルーフトリムの格納位置から室内側に引出し自在に支持する支持機構とから構成され、上記支持機構は、グリップ本体と取付ベースとの間に連結され、折り畳み、かつ展開可能なプレートアームと、グリップ本体を取付ベース側にバネ付勢するバネ部材とから構成されており、アシストグリップの使用時、グリップ本体を掴んで入力すれば、プレートアームが展開動作して室内側の所定位置にグリップ本体を引き出すことができ、入力を解除すれば、バネ部材のバネ力によりルーフトリムの格納面にグリップ本体が格納されることを特徴とする。
【0008】
ここで、車両用アシストグリップは、乗員が握持する把手状のグリップ本体と、グリップ本体の長手方向両端を支持する取付ベースと、取付ベースに配置され、グリップ本体を引出し自在に支持する支持機構とから構成されている。
【0009】
更に詳しくは、取付ベースはボックス状のベース本体と、ベース本体をルーフパネル、ルーフトリムに共締めできるクリップ片とから構成されている。また、取付ベースにおけるベース本体の内部に収納されるグリップ本体の支持機構としては、第1のプレートアーム、第2のプレートアームがヒンジ部を基に接合しており、アシストグリップの非使用時は、双方のプレートアームを折り畳んだ状態でベース本体内に格納されている。そして、グリップ本体を掴んで室内側に引き出せば、双方のプレートアームが伸びきった状態となり、双方のプレートアーム寸法の総和分がグリップ本体の突出寸法となるため、その突出寸法分だけグリップ本体を室内側に引き出すことができる。また、グリップ本体に加わる入力を解除すれば、グリップ本体を格納方向に付勢するバネ部材として、例えば、取付ベースとグリップ本体との間にコイルスプリングを介挿しても良く、また、双方のプレートアームの最も遠隔するポイント間にスプリングを配置して、プレートアームの閉鎖方向にバネ力を付勢しても良く、また、ヒンジ部にプレートアームの開放方向と反対方向にバネ力が加わるようにバネ材を配置しても良い。
【0010】
以上の構成から明らかなように、本発明に係る車両用アシストグリップは、乗員が握持するグリップ本体の長手方向両端は、支持機構を介して取付ベースに支持されており、グリップ本体を手前側に引き出せば、ベース本体内部に格納されたプレートアームはヒンジ部を基に回動するため、グリップ本体をルーフトリム製品表面側から室内側に向けて引き出すことができる。
【0011】
従って、支持アームを上下方向に回動操作する構造ではなく、ルーフトリムには上下方向に大きなスペースを必要とすることがないため、グリップ本体のみを収容する容積の格納凹部を形成すれば良く、スペースが少なくて済むとともに、製品の一体感を強調することができる。
【0012】
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記グリップ本体の長手方向両端に設ける支持機構の外表面を伸縮性カバーで被覆したことを特徴とする。そして、この実施の形態によれば、支持機構であるプレートアームやバネ部材を伸縮性カバーで被覆するという構成であるため、外観見栄えの向上を図ることができるとともに、伸縮性カバーにより剛性を強化することができ、支持機構に加わる負荷を軽減することができる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明した通り、本発明に係る車両用アシストグリップは、グリップ本体がルーフパネル、ルーフトリムに取り付けられる取付ベースに支持機構を介して手前側に引出し可能に支持されており、グリップ格納位置とグリップ本体を手前側に引き出して使用するグリップ使用位置との間で位置決めするという構成であるため、ルーフトリムにはアシストグリップを収容する格納凹部の容積をそれ程必要としないことから、スペース効率に優れ、かつルーフトリムの製品表面とアシストグリップとの面一感を強調でき、室内美観を長期に亘り良好に維持できるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る車両用アシストグリップの実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
【実施例】
【0015】
図1乃至図8は本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明に係る車両用アシストグリップを備えたルーフトリムを室内側から見た正面図、図2は本発明に係るアシストグリップを示す斜視図、図3は同アシストグリップの構成を示す断面図、図4は本発明に係るアシストグリップの作用を示す説明図、図5乃至図7は本発明に係るアシストグリップの操作状態を示す説明図、図8は本発明に係るアシストグリップの変形例を示す構成説明図である。
【0016】
図1において、ルーフトリム10は、ルーフパネルの形状にほぼ等しく、やや室内側に湾曲する形状に成形され、フロント側縁部には、サンバイザ11のブラケット12やサンバイザ用ホルダ13及びルームミラー用ブラケット14が装着され、ルーフトリム10の側縁部には、フロント側の助手席及びリヤ側両側に本発明に係るアシストグリップ20がそれぞれ装着されている。
【0017】
図2,図3において、本発明に係るアシストグリップ20の構成並びに取付構造を説明する。まず、アシストグリップ20は、走行中の急カーブ等により乗員が不安定な体勢を強いられた際、着座姿勢を良好に維持するために掴むことができる把手状のグリップ本体30と、このグリップ本体30の長手方向両端を支持する取付ベース40と、取付ベース40におけるベース本体41内部に収納され、グリップ本体30を室内側に向けて引出し可能とする支持機構50、更に取付ベース40を車体側に固定するためのインサート用キャップ60とから大略構成されている。
【0018】
更に詳しくは、グリップ本体30は合成樹脂、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形することにより、把手状に成形しても良く、他に金属インサートプレートの外周を軟質塩ビ樹脂、軟質エラストマー樹脂で被覆して構成しても良い。
【0019】
次いで、取付ベース40は、ボックス状のベース本体41の一面に図3に示すように、ルーフパネル70、ルーフトリム10の双方に固着するクリップ片42が形成されており、このクリップ片42の固着機能としては、本実施例においては、上述したようにインサート用キャップ60を使用している。すなわち、クリップ片42をルーフパネル70の取付孔71及びルーフトリム10の取付孔15内にそれぞれクリップ片42の撓み性を利用して差し込んだ後、インサート用キャップ60をクリップ片42間のスペース内に差し込めば、クリップ片42の内側への撓み変形を規制することで取付ベース40を堅固にルーフパネル70、ルーフトリム10に共締め固定することができるとともに、クリップ片42等の取付部を被覆して外観性能を高めることができる。
【0020】
そして、取付ベース40に対してグリップ本体30の長手方向両端部分を支持する支持機構50の構成としては、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52がそれぞれ端末にヒンジ部53,54,55を介して折り畳み、並びに展開可能に接合している。具体的には、第1のプレートアーム51の一方端縁は、ヒンジ部53を介して取付ベース40におけるベース本体41の内面所定位置に支持され、第1のプレートアーム51に対して第2のプレートアーム52は、ヒンジ部54を介して折り畳んだ状態、あるいは同一平面上に展開した状態になるように両者は接合され、第2のプレートアーム52の反対側の端縁部分はグリップ本体30にヒンジ部55を介して接合している。
【0021】
そして、本実施例では、グリップ本体30を格納方向にバネ付勢するスプリング56が取付ベース40とグリップ本体30との間に介挿されているが、このスプリング56としては、グリップ本体30を格納方向に付勢する機能を持つものであれば、例えば、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52の双方の最も遠隔するポイントにスプリング56を介挿しても良く、また、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52のヒンジ部53,54の双方にプレートアーム51,52を折り畳み方向に付勢するバネ部材を配置しても良い。
【0022】
従って、本発明に係るアシストグリップ20によれば、グリップ本体30の長手方向両端部分が取付ベース40に設けた支持機構50を介して室内側に向けて引出し可能に支持される構成であるため、図4に示すように、ルーフトリム10における格納凹部16の長さ寸法L1が少なくて済み、ルーフトリム10におけるスペース効率に優れ、かつルーフトリム10とアシストグリップ20との間の面一感を強調でき、外観性能を良好に保つことができる。
【0023】
次いで、図5乃至図7に基づいて、本発明に係るアシストグリップ20の操作方法について簡単に説明する。図5はルーフトリム10の格納凹部16内にグリップ本体30が収納された状態であり、グリップ本体30の長手方向両端の支持機構50は、第1のプレートアーム51と第2のプレートアーム52がそれぞれ重合した状態で取付ベース40におけるベース本体41内に格納されており、スプリング56によりグリップ本体30は常時格納方向に付勢された状態で、ルーフトリム10の格納凹部16内に確実に格納されている。
【0024】
そして、グリップ本体30を手で掴んでルーフトリム10の製品表面から室内側に向けて手前側に引き出せば、図6に示すように、グリップ本体30の長手方向両端の支持機構50は、第1のプレートアーム51と第2のプレートアーム52がそれぞれヒンジ部53,54,55を基に回動してスプリング56のバネ力に抗してグリップ本体30が室内側に引き出され、図7に示す使用状態においては、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52がほぼ伸びきった状態で、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52の長さ寸法分、グリップ本体30はルーフトリム10の製品表面から所定寸法突出した状態で位置決めされる。更に、この図7に示す状態でグリップ本体30から手を離すと、スプリング56のバネ力により、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52はそれぞれ取付ベース40におけるベース本体41内に格納され、図5に示す格納状態となる。
【0025】
次に、図8は、本発明の変形例を示すもので、この変形例におけるアシストグリップ20Aは、把手状のグリップ本体30と、グリップ本体30の長手方向両端部分を支持機構50を介して取付ベース40で支持する構成は上述実施例と同一であるが、この変形例におけるアシストグリップ20Aは、取付ベース40におけるベース本体41と、グリップ本体30との間に伸縮性カバー80を付設することで、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52、スプリング56等の部材を隠して外観性能を高めることができるとともに、特に、伸縮性カバー80の剛性により、グリップ本体30を掴んで引き出す際に支持機構50に加わる負荷を軽減することで耐久性を高める機能を持つ。尚、伸縮性カバー80の具体例としては、ゴム系材料、軟質樹脂材料を蛇腹状に成形したものが好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0026】
以上説明した実施例は、ルーフ側に設けられるアシストグリップ20に適用したが、ドアトリムやリヤサイドトリム等に設けられるアシストグリップに適用することもできる。また、グリップ本体30をルーフトリム10の製品面に格納する方向にバネ付勢するバネ部材としては、実施例では、スプリング56を取付ベース40とグリップ本体30との間に配置したが、第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52間に配置するか、あるいは第1のプレートアーム51、第2のプレートアーム52両端縁のヒンジ部53,54に配置する構成を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る車両用アシストグリップを装備したルーフトリムを室内側から見た正面図である。
【図2】本発明に係る車両用アシストグリップの一実施例の構成を示す説明図である。
【図3】図2に示すアシストグリップをルーフパネル、ルーフトリムに取り付けた状態を示す断面図である。
【図4】本発明に係るアシストグリップをルーフトリムの格納凹部に収納した状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係るアシストグリップの格納状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るアシストグリップの引出し初期時の状態を示す説明図である。
【図7】本発明に係るアシストグリップの使用状態を示す説明図である。
【図8】本発明に係るアシストグリップの変形例を示す説明図である。
【図9】従来のアシストグリップを備えたルーフトリムを示す正面図である。
【図10】従来のアシストグリップを示す斜視図である。
【図11】従来のアシストグリップのグリップ格納位置とグリップ使用位置との間の操作状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0028】
10 ルーフトリム
15 取付孔
16 格納凹部
20 アシストグリップ
30 グリップ本体
40 取付ベース
41 ベース本体
42 クリップ片
50 支持機構
51 第1のプレートアーム
52 第2のプレートアーム
53,54,55 ヒンジ部
56 スプリング
60 インサート用キャップ
70 ルーフパネル
71 取付孔
80 伸縮性カバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ルーフパネル(70)の室内面側に装着するルーフトリム(10)の側縁に配置される車両用アシストグリップ(20)であって、
前記アシストグリップ(20)は、乗員が握持する把手状のグリップ本体(30)と、このグリップ本体(30)の長手方向両端側に位置し、ルーフパネル(70)、ルーフトリム(10)の双方に共締め固定される取付ベース(40)と、該取付ベース(40)に設けられ、グリップ本体(30)をルーフトリム(10)の格納位置から室内側に引出し自在に支持する支持機構(50)とから構成され、上記支持機構(50)は、グリップ本体(30)と取付ベース(40)との間に連結され、折り畳み、かつ展開可能なプレートアーム(51,52)と、グリップ本体(30)を取付ベース(40)側にバネ付勢するバネ部材(56)とから構成されており、アシストグリップ(20)の使用時、グリップ本体(30)を掴んで入力すれば、プレートアーム(51,52)が展開動作して室内側の所定位置にグリップ本体(30)を引き出すことができ、入力を解除すれば、バネ部材(56)のバネ力によりルーフトリム(10)の格納面にグリップ本体(30)が格納されることを特徴とする車両用アシストグリップ。
【請求項2】
前記グリップ本体(30)の長手方向両端に設ける支持機構(50)の外表面を伸縮性カバー(80)で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の車両用アシストグリップ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2009−161071(P2009−161071A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−1469(P2008−1469)
【出願日】平成20年1月8日(2008.1.8)
【出願人】(000124454)河西工業株式会社 (593)
【Fターム(参考)】