説明

車軸駆動式のロータユニット

【課題】ロータプレートに移動輪を取り付ける際の作業性の向上を図る。
【解決手段】耕耘ロータ2は、その横外側端の中央部に角筒軸9を有するロータ軸5を備えている。耕耘ロータ2の横外側端に装備するロータプレート3は、ベース部と、ベース部の周方向における等間隔の位置から径外方向に延出するとともに、その延出端側ほど耕耘ロータ2側に湾曲する形状に構成された3つの延出部3Aと、ベース部の周方向における2つの延出部3Aの間に形成された貫通孔3Bと、ベース部の中央部に設けられ、角筒軸9に内嵌するとともに、その中央部に移動輪4の丸軸からなる支軸14を挿通することにより支軸14を支持する軸支部としての丸筒形状からなる挿通孔11Aが形成された角軸11と、を備えている。ロータプレート3の横外側端に装備する移動輪4は、貫通孔3Bに挿通する突出部18を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行型作業機の車軸に装着する耕耘ロータと、耕耘ロータの横外側端に装備するロータプレートと、ロータプレートの横外側端に装備する移動輪とを備えた車軸駆動式のロータユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
上記のような車軸駆動式のロータユニットとしては、円盤状のロータプレート(ロータディスク)に、ロータ軸の軸心を曲率中心とする2つの円弧状の長孔を、ロータプレートの周方向に等間隔(180度間隔)に形成し、各長孔の長手方向の中間に大径孔部を形成し、移動輪の側面に、各長孔に挿入する連結ピンを突設し、各連結ピンの先端に、長孔の大径孔部においてのみ長孔に挿入可能な大径頭部を設け、各連結ピンを各長孔に挿入係止することにより、移動輪をロータプレートに連結するように構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−193530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような車軸駆動式のロータユニットにおいて、ロータプレートに移動輪を取り付ける場合には、通常、作業者は、移動輪を持った状態で耕耘ロータを装備した歩行型作業機の横外方に位置して、その移動輪よりも高い位置から見下ろすようにして、ロータプレートの各大径孔部と移動輪の各大径頭部との位置合わせを行うことになる。
【0005】
しかしながら、上記の従来構造では、大径孔部を備える2つの長孔を、円盤状のロータプレートの周方向に等間隔(180度間隔)に形成することから、移動輪の取り付けを行なう際に、例えば、一方の長孔の視認を行い易くするために、その長孔がロータプレートの上部側に位置するようにロータプレートの回転方向での姿勢を設定すると、他方の長孔が、移動輪で隠れる視認の行ない難いロータプレートの下部側に位置することになり、その下部側の長孔に備えた大径孔部と移動輪の大径頭部との位置合わせが行い難くなる。
【0006】
また、2つの長孔が水平方向に並んで位置するようにロータプレートの回転方向での姿勢を設定すると、双方の長孔が、それらに対する視線が移動輪により遮られ易く視認の行ない難いロータプレートの中間に位置することになり、各長孔に備えた大径孔部と移動輪の各大径頭部との位置合わせが行い難くなる。
【0007】
しかも、ロータプレートが円盤状であるために、長孔に対する視線が移動輪により遮られる場合には、ロータプレートの回転方向での姿勢からは長孔の位置を推測することができず、長孔の視認に手間取り易くなる。
【0008】
つまり、上記の従来構造では、ロータプレートに移動輪を取り付ける際の作業性の面で改善の余地がある。
【0009】
本発明の目的は、ロータプレートに移動輪を取り付ける際の作業性の向上を図れるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するため、本発明のうちの請求項1に記載の発明では、
歩行型作業機の車軸に装着する耕耘ロータと、前記耕耘ロータの横外側端に装備するロータプレートと、前記ロータプレートの横外側端に装備する移動輪とを備え、
前記ロータプレートを、その径方向の外方に向けて延出し、かつ、周方向に等間隔で位置する3つの延出部を備える略三角形状に形成し、
前記ロータプレートの中心部に、前記移動輪の支軸を支持する軸支部を備え、
前記ロータプレートに、一つの前記延出部を挟むように2つの貫通孔を形成し、
前記移動輪に、対応する前記貫通孔に挿通することにより前記ロータプレートからの前記移動輪の外れ止めを可能にする2つの突出部を形成してあることを特徴とする。
【0011】
この特徴構成によると、移動輪の取り付けを行なう際に、2つの貫通孔に挟まれた延出部が上向きになるようにロータプレートの回転方向での姿勢を設定すれば、2つの貫通孔を、ロータプレートの回転中心よりも上部側の、それらに対する視線が移動輪により遮られ難い視認の行ない易い位置に位置させることができる。
【0012】
また、2つの貫通孔に対する視線が移動輪により遮られる場合であっても、ロータプレートの回転方向での姿勢から2つの貫通孔の位置を容易に推測することができ、各貫通孔の視認を速やかに行なえるとともに、ロータプレートの各貫通孔と移動輪の各突出部との位置合わせが行ない易くなる。
【0013】
これにより、ロータプレートの軸支部に移動輪の支軸を支持させるのとともに、ロータプレートの各貫通孔に移動輪の各突出部を挿通することができ、それらの挿通後に各突出部を抜止ピンなどにより抜け止めすれば、ロータプレートに移動輪を取り付けることができる。
【0014】
従って、ロータプレートに移動輪を取り付ける際の作業性を向上させることができる。
【0015】
本発明のうちの請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、
前記支軸を、前記軸支部により相対回転可能に支持し、
前記貫通孔を、前記ロータプレートの回転中心を曲率中心とする円弧状で、その長手方向の中心部に拡径部を有するように形成し、
前記突出部の突出端に、前記拡径部においてのみ前記貫通孔への挿通が許容される大径の頭部を備えてあることを特徴とする。
【0016】
この特徴構成によると、ロータプレートの軸支部に移動輪の支軸を支持させるとともに、ロータプレートの各貫通孔の拡径部に移動輪の各突出部の頭部を挿通した後、支軸を支点にして移動輪をロータプレートに対して回転させるようにすれば、抜止ピンなどの抜止具を用いることなく、ロータプレートに移動輪を簡単に取り付けることができる。
【0017】
従って、ロータプレートに移動輪を取り付ける際の作業性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】左用のロータユニットの分解斜視図である。
【図2】左用のロータユニットの背面図である。
【図3】左用のロータプレートと移動輪の右側面図である。
【図4】左用のロータプレートと移動輪の取り付け構造を示す要部の右側面図である。
【図5】別実施形態での左用のロータプレートの形状を示す右側面図である。
【図6】別実施形態での左用のロータプレートと移動輪の取り付け構造を示す要部の右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
なお、本発明に係る車軸駆動式のロータユニットは、歩行型作業機の下部に左右向きに備えた車軸の左右の外端部に着脱可能に装着する左右一対のものである。そして、これらは左右対称の同じ構成のものであることから、以下には、歩行型作業機の左側に配備する左用のロータユニットの構成についてのみ説明する。
【0021】
図1は左用のロータユニット1の分解斜視図である。図2は左用のロータユニット1の背面図である。
【0022】
これらの図に示すように、このロータユニット1は、歩行型作業機の車軸(図示せず)に着脱可能に装着する耕耘ロータ2にロータプレート3と移動輪4とを備えて構成してある。
【0023】
耕耘ロータ2は、側面視略六角形状のロータ軸5に、6本の耕耘爪6を、ロータ軸5の周方向に等間隔(60度間隔)で位置し、かつ、ロータ軸5の軸心方向に所定間隔を隔てて位置するように配備して構成してある。
【0024】
ロータ軸5の周方向での各耕耘爪6の配置について詳述すると、ロータ軸5の右半部では、その右半部に位置する3本の耕耘爪6がロータ軸5の周方向に等間隔(120度間隔)で位置するように配置してある。また、ロータ軸5の左半部では、その左半部に位置する3本の耕耘爪6が、右半部の耕耘爪5に対してロータ軸5の周方向に60度の回転角の差を有しながら、ロータ軸5の周方向に等間隔(120度間隔)で位置するように配置してある。これにより、ロータ軸5の全体としては、6本の耕耘爪6がロータ軸5の周方向に等間隔(60度間隔)で位置することになる。
【0025】
各耕耘爪6は、ロータ軸5からその回転方向下手側の外方に向けて湾曲しながら延出するように形成してある。これにより、作業時には、各耕耘爪6が、その外方への延出量の小さい回転方向上手側の部分から順に未耕地部分に打ち込まれて未耕地部分を耕起するようになる。その結果、未耕地部分が硬い場合であっても耕耘爪6が未耕地部分に打ち込まれる際の衝撃が小さくなる。
【0026】
ロータ軸5の右端部側(一端部側)の中心部には、歩行型作業機の車軸に外嵌する円筒
軸7を配備してある。車軸および円筒軸7には、それらを一体回転可能に連結する連結ピン8の挿通を許容する連結孔(図示せず)を、それらの軸心と直交するように穿設してある。ロータ軸5において円筒軸7の連結孔と対向する一対の所定箇所には、連結ピン8の挿通を許容する挿通孔(図示せず)を穿設してある。連結ピン8の挿通端には、抜止ピン挿通用のピン孔(図示せず)を穿設してある。
【0027】
これにより、歩行型作業機の車軸に耕耘ロータ2の円筒軸7を外嵌した後、連結ピン8を、ロータ軸5の挿通孔5Aと円筒軸7の連結孔と車軸の連結孔とに挿通し、連結ピン8のピン孔に抜止ピン(図示せず)を挿通することにより、車軸に耕耘ロータ2を着脱可能に装着することができる。
【0028】
ロータ軸5の左端部側(他端部側)の中心部には六角筒軸9を配備してある。ロータ軸5の左端部には、連結孔10Aを穿設したブラケット10を立設してある。
【0029】
図1〜4に示すように、ロータプレート3は、その径方向の外方に向けて延出し、かつ、周方向に等間隔(120度間隔)で位置する3つの延出部3Aを備える三芒星形状(略三角形状の一例)に形成してある。各延出部3Aは、その延出端側ほど右側(ロータ軸側)に位置するように湾曲させてある。ロータプレート3の中心部には、ロータ軸5の六角筒軸9に内嵌する六角軸11を配備してある。ロータプレート3の外周側には、ロータ軸5の連結孔10Aに挿通する連結ピン12を右方に向けて突設してある。連結ピン12の突出端には、抜止ピン挿通用のピン孔12Aを穿設してある。
【0030】
これにより、ロータ軸5の六角筒軸9にロータプレート3の六角軸11を内嵌し、かつ、ロータ軸5の連結孔10Aにロータプレート3の連結ピン12を挿通した後、連結ピン12のピン孔12Aに抜止ピン(図示せず)を挿通することにより、ロータ軸5の左端部(他端部)にロータプレート3を着脱可能に取り付けることができる。
【0031】
ロータプレート3の六角軸11は、移動輪4の支軸14を相対回転可能に支持する軸支部として機能するように、その中心部に、支軸4の挿通を許容する挿通孔11Aを穿設してある。
【0032】
ロータプレート3には、一つの延出部3Aを挟むように、その延出部3Aの中心からロータプレート3の周方向に60度の回転角を隔てたそれぞれの位置に、2つの貫通孔3Bを形成してある。各貫通孔3Bは、ロータプレート3の回転中心を曲率中心とする円弧状で、その長手方向の中心部に拡径部3aを有するように形成してある。
【0033】
移動輪4は、中心部に支軸14を備えるスポークタイプのホイール15にゴムタイヤ16を装着して構成してある。支軸14の基端側には、その支軸14を中心にして120度の回転角を隔てる一対のアーム部17Aからなるへの字状のブラケット17を装備してある。各アーム部17Aの先端には、支軸14と平行で同じ方向に向けて延出する突出部18を、ロータプレート3の対応する貫通孔3Bへの挿通が可能となるように配備してある。各突出部18は、その突出端に、ロータプレート3の貫通孔3Bへの挿通が拡径部3aにおいてのみ許容される大径の頭部18Aを備え、その基部側に、貫通孔3Bの円弧部3dへの係入が許容される小径部18Bを有するように形成してある。
【0034】
これにより、移動輪4の取り付けを行なう場合には、ロータプレート3を、その2つの貫通孔3Bに挟まれた延出部3Aが上向きになるように、その回転方向での姿勢を設定すれば、2つの貫通孔3Bを、ロータプレート3の中心よりも上部側の、それらに対する視線が移動輪4により遮られ難い、視認の行ない易い位置に位置させることができる。
【0035】
また、2つの貫通孔3Bに対する視線が移動輪4により遮られる場合であっても、ロータプレート3の回転方向での姿勢から2つの貫通孔3Bの位置を容易に推測することができ、各貫通孔3Bの視認を速やかに行なえるとともに、ロータプレート3の各貫通孔3Bと移動輪4の各突出部18との位置合わせが行ない易くなる。
【0036】
そして、その視認後に、ロータプレート3の六角軸11の挿通孔11Aに移動輪4の支軸14を挿通するとともに、ロータプレート3の各貫通孔3Bの拡径部3aに移動輪4の各突出部18の頭部18Aを挿通した後、支軸14を支点にして移動輪4をロータプレート3に対して回転させることにより、抜止ピンなどの抜止具を用いることなく、ロータプレート3に移動輪4を簡単に取り付けることができる。
【0037】
〔別実施形態〕
【0038】
〔1〕耕耘ロータ2としては、側面視略六角形状のロータ軸5に、3本の耕耘爪6を、ロータ軸5の周方向に等間隔(120度間隔)で位置するように配備して構成した3本爪仕様のものであってもよい。また、上記の実施形態で例示した6本爪仕様の耕耘ロータ2を、耕耘爪6を3本ずつ備える右半部と左半部とに2分割可能に構成して、右半部のみを使用する3本爪仕様と、右半部と左半部の双方を使用する6本爪仕様とに仕様変更可能に構成したものであってもよい。この2分割構造においては、ロータ軸5の右半部と左半部との連結構造を、ロータ軸5とロータプレート3との連結構造と同じに構成すれば、ロータ軸5の右半部にロータプレート3を簡単に連結することができる。
【0039】
〔2〕ロータ軸4としては側面視円形状のものであってもよく、また、凹部4aなどを備えない側面視正六角形状のものであってもよい。
【0040】
〔3〕ロータ軸4とロータプレート3との連結構造においては、六角筒軸12に代えて円筒軸を採用し、六角軸14に代えて丸軸を採用するようにしてもよい。
【0041】
〔4〕ロータプレート3としては、その径方向の外方に向けて延出し、かつ、周方向に等間隔(120度間隔)で位置する3つの延出部3aを備える略三角形状のものであれば、例えば、図5の(A)に示すように、隣り合う2つの延出部3aを直線で結ぶ形状のものであってもよく、また、図5の(B)に示すように、隣り合う2つの延出部3aを外方に向けて膨出するように湾曲した曲線で結ぶ形状のものであってもよい。
【0042】
〔5〕ロータプレート3の各貫通孔3Bとしては、図6の(A)に示すように、ロータプレート3の回転中心を曲率中心とする円弧状で、その長手方向におけるロータプレート3の回転方向上手側の端部に拡径部3aを有するように形成したものであってもよい。また、図6の(B)に示すように、ロータプレート3の各貫通孔3Bを円形に形成するとともに、移動輪4の各突起18を、その円形の各貫通孔3Bへの挿通が可能な頭なし形状に形成してもよい。ただし、この構成においては、各貫通孔3Bからの各突起18の抜けを防止する抜止ピン19などの抜止具が必要になる。
【0043】
〔6〕ロータプレート3としては、各延出部3Aが、その延出端側ほど右側(ロータ軸側)に位置するように湾曲しない平板状のものであってもよい。
【0044】
〔7〕移動輪4における各突起18の頭部18Aを、その突出端側ほど小径になる円錐形状などに形成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、歩行型作業機の車軸に装着する耕耘ロータと、耕耘ロータの横外側端に装備するロータプレートと、ロータプレートの横外側端に装備する移動輪とを備えた車軸駆動式のロータユニットに利用することができる。
【符号の説明】
【0046】
2 耕耘ロータ
3 ロータプレート
3A 延出部
3B 貫通孔
3a 拡径部
4 移動輪
11 軸支部
14 支軸
18 突出部
18A 頭部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歩行型作業機の車軸に装着する耕耘ロータと、前記耕耘ロータの横外側端に装備するロータプレートと、前記ロータプレートの横外側端に装備する移動輪とを備え、
前記耕耘ロータはロータ軸を備え、
前記ロータ軸は、その前記横外側端の中央部に角筒軸を備え、
前記ロータプレートは、
ベース部と、
前記ベース部の周方向における等間隔の位置から径外方向に延出するとともに、その延出端側ほど、前記ロータプレートを前記耕耘ロータに装備した状態における前記耕耘ロータ側に湾曲する形状に構成された3つの延出部と、
前記ベース部の周方向における2つの前記延出部の間に形成された貫通孔と、
前記ベース部の中央部に設けられ、前記角筒軸に内嵌するとともに、その中央部に前記移動輪の丸軸からなる支軸を挿通することにより当該支軸を支持する軸支部としての丸筒形状からなる挿通孔が形成された角軸と、
を備え、
前記移動輪は、前記貫通孔に挿通することにより前記ロータプレートからの前記移動輪の外れ止めを可能にする突出部を備えたことを特徴とする車軸駆動式のロータユニット。
【請求項2】
前記ロータプレートの回転軸芯方向視において、当該回転軸芯と前記貫通孔との距離は、当該回転軸芯と前記延出部の延出端部との距離の1/2以下であることを特徴とする請求項1記載の車軸駆動式のロータユニット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−229539(P2011−229539A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−159819(P2011−159819)
【出願日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【分割の表示】特願2008−88354(P2008−88354)の分割
【原出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】