説明

農薬として使用されるベンゾキサゾール誘導体の調製のための化学的方法

本発明は式(I)の化合物の調製のための方法(式中、Rb、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及びR10は有機基を定義する)、式(II)の化合物と式(III)の化合物の反応(式中、Rcは式(I)に関して定義されたとおりである)、続いて塩基による処理、及び生じた付加化合物を環化させること、を含んで成る方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、殺虫化合物、殺ダニ化合物、軟体動物駆除化合物及び殺線虫化合物として有用なアゾール誘導体の改善された製造方法に関係する。
【背景技術】
【0002】
有用な殺虫特性を伴うアゾール誘導体は、WO00/06566、WO00/63207、WO01/55144及びWO03/011861に開示されている。該出願は、改善された収率及び純度における該化合物の製造方法を発見している。このため、
式(I)
【化1】

(式中、
aはC1-3アルキルであり;Rbはハロゲンであり;RcはC1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、フルフリルであり、あるいは、以下の基
【化2】

であり、
1は、水素、C1-2アルキル、(C1-6)アルコキシメチル又はプロパルギルであり;R2は、水素、メチル又はフルオロであり;R3、R4及びR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1-2アルキル、C1-2アルコキシ又はC1-2ハロアルキルであり;R6及びR10は、独立に、水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-2ハロアルキル、C1-2アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1-2ハロアルコキシ、C1-8アルキルチオ、C1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、アミノ、C1-3アルキルアミノ又はジ(C1-3)アルキルアミノであり;R7、R8及びR9は、独立に、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルコキシ、C2-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルキル、ニトロ、シアノ、C1-6ハロアルコキシ、C2-6ハロアルケニルオキシ、S(O)p11、OSO212、NR13SO214、NR1516、NR17COR18、COR19、SiR202122、SCN、任意的に置換されたアリール又は任意的に置換されたヘテロアリール又は任意的に置換されたヘテロシクリルであり;R11、R12及びR14は、独立に、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル又は任意的に置換されたアリールであり;R13及びR17は、独立に、水素又はC1-2アルキルであり;R15及びR16は、独立に、水素又はC1-3アルキルであり;あるいは、R15及びR16は、これらに結合するN原子と一緒に、O及びSから選択される更なるヘテロ原子を含有してもよい5又は6員の任意的に置換された複素環を形成し;R18及びR19は、独立に、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、任意的に置換されたアリール、任意的に置換されたヘテロアリール又はNR2324であり;R20、R21及びR22は、独立に、C1-4アルキル又はアリールであり;R23及びR24は、独立に、水素又はC1-3アルキルであり;あるいはR23及びR24は、これらに結合するN原子と一緒に、O及びSから選択される更なるヘテロ原子を含有してもよい5又は6員の任意的に置換された複素環を形成し;そしてpは、0、1又は2である)
の化合物の調製方法であって、該方法が、
式II
【化3】

(式中、Ra、Rb、R1、R2、R3、R4及びR5は、式(I)に関して定義されたとおりである)の化合物と、式III
【化4】

(式中、Rcは、式(I)に関して定義されたとおりである)の化合物を反応させ、その後塩基で処理し、そして生じた付加化合物を環化させることを含んで成る、方法が供される。
【0003】
該反応は、式IV
【化5】

の付加化合物を介して進行する。
【0004】
式(IV)の中間体は、単離することができ、あるいは該方法は、該中間体の単離をすることなく行うことができる。
【0005】
式(IV)の一定の化合物は新規であり、そしてそれ自体は本発明のさらなる観点を形成する。
【0006】
該反応のための適当な条件は、WO03/011861に記載されている。
【0007】
カップリング反応は、好ましくは−20℃〜30℃で行われる。
【0008】
該反応は好ましくは溶媒中で行われる。極めて広範な溶媒を使用することができ、例えば、適当な溶媒は、ジメチルアセトアミド、THF、DMF又はDCMを含む。
【0009】
酸塩化物対アミノフェノールの好ましいモル比は、1:1〜1:2である。
【0010】
該カップリング反応は、好ましくは、塩基、特には第3級アミンの存在下において行われる。
【0011】
塩基による更なる処理は、いずれかの適当な塩基、例えば、アミン、好ましくは第1級アミン又は無機塩基によるものであってよい。好ましい塩基はアンモニアである。
【0012】
環化反応のための適当な条件は、WO03/011861に記載されている。適当な溶媒は、クロロアルカン、例えば、1,1,2,2−テトラクロロエタン、又は芳香族炭化水素、例えば、トルエン若しくはキシレンである。
【0013】
式II及びIIIの化合物間のアシル化反応は、ジアシル化を防ぐことを制御することが極めて困難である。すなわち、式IIのヒドロキシ基の所望されないアシル化、並びに式IIのアミノ基の所望のアシル化が存在する。出願人は、驚くべきことに、塩基による更なる処理が、更なる精製が必要されない十分に高純度の化合物を産生することを発見した。
【0014】
各アルキル部分は、直鎖又は分岐鎖であり、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、iso−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル又はneo−ペンチルである。
【0015】
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。
【0016】
ハロアルキル基は、1又は複数の同じ又は異なるハロゲン原子で置換されたアルキル基であり、例えば、CF3、CF2Cl、CF3CH2又はCHF2CH2である。
【0017】
アルケニル及びアルキニル部分は、直鎖又は分岐鎖の形態であってよい。該アルケニル部分は、適当な場合には、(E)−若しくは(Z)−配置のいずれかであってよい。例は、ビニル、アリル、エチニル及びプロパルギルである。
【0018】
ハロアルケニル部分は、1又は複数の同じ又は異なるハロゲン原子で置換されたアルケニルであり、例はCH2CH=CCl2である。
【0019】
アリールは、ナフチル、アントラシル、フルオレニル及びインデニルであるが、好ましくはフェニルである。
【0020】
ヘテロアリールの用語は、O、S及びNから選択される1又は複数のヘテロ原子(好ましくは1又は2個のヘテロ原子)を含み、最大10個の原子を含有する芳香族環を意味する。このような環の例は、ピリジン、ピリミジン、フラン、キノリン、キナゾリン、ピラゾール、チオフェン、チアゾール、オキサゾール、及びイソキサゾールを含む。
【0021】
複素環及びヘテロシクリルの用語は、O、S及びNから選択される1又は複数(好ましくは1又は2個)のヘテロ原子を含み、最大10個の原子を含有する非芳香族環を意味する。このような環の例は、1,3−ジオキソラン、テトラヒドロフラン及びモルホリンを含む。
【0022】
シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロペンチル及びシクロへキシルを含む。
【0023】
存在する場合には、アリール、ヘテロアリール又はヘテロシクリル上の任意的な置換基は、独立に、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、C3-6シクロアルキル、ニトロ、シアノ、C1-6ハロアルコキシ、C1-2アルキルチオ、SO2CH3、SO2CH2CH3、OSO2CH3及びSCNから選択される。
【0024】
ジアルキルアミノ置換基は、ジアルキル基が、これらに結合するN原子と一緒に、O、N又はSから選択される1又は2個の更なるヘテロ原子を含有できる5、6又は7員複素環を形成し、そしてこれは、1又は2つの、独立して選択された(C1-6)アルキル基により任意的に置換されるものを含むものと理解される。複素環が、N原子上で結合している2つの基により形成される場合、生じる環は、それぞれ、1又は2つの独立に選択された(C1-6)アルキル基により置換されていてよい、適当なピロリジン、ピペリジン、チオモルホリン及びモルホリンである。
【0025】
これらのいずれかの組み合わせにおける、Ra、Rb、Rc、R1、R2、R3、R4及びR5のための好ましい基を以下に記載する。
【0026】
好ましくは、Raは、メチル又はエチルである。
【0027】
bは、ブロモ又はクロロ、特にクロロであることが好ましい。
【0028】
基Rcは、好ましくは、以下の基
【化6】

であるか、あるいはC1-6アルキルであるか、あるいはC1-6ハロアルキルである。
【0029】
より好ましくは、Rcは、C1-6アルキル又はC1-6ハロアルキル、より特にはC1-3ハロアルキルである。
【0030】
好ましくは、R1は、水素、C1-2アルキル又は(C1-6)アルコキシメチルである。
【0031】
より好ましくは、R1は、水素、エチル、CH2OCH3又はCH2OC25である。
【0032】
さらにより好ましくは、R1は、水素、エチル、又はCH2OC25
【0033】
よりさらに好ましくは、R1は、水素、又はCH2OC25であり、特には水素である。
【0034】
好ましくは、R2は、水素又はフルオロである。
【0035】
本発明のある観点において、好ましくはR2はフルオロである。
【0036】
好ましくは、R3、R4及びR5は、それぞれ独立に、水素又はハロゲンである。
【0037】
好ましくは、R3は、水素又はフッ素であるである。
【0038】
より好ましくは、R3は、水素である。
【0039】
好ましくは、R4は、水素又はフッ素であるである。
【0040】
より好ましくは、R4は水素である。
【0041】
好ましくは、R5は、水素又はフッ素であるである。
【0042】
より好ましくは、R5は水素である。
【0043】
好ましくは、R7、R8及びR9は、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルコキシ、C2-6アルキニルオキシ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキルチオ、C1-6アルキルスルホニル又はC2-6ハロアルケニルオキシである。
【0044】
より好ましくは、R7は、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルコキシ、ニトロ又はシアノである。
【0045】
より好ましくは、R7は、水素、塩素、フッ素、メチル、OC24OCH3、ニトロ又はシアノである。
【0046】
さらにより好ましくは、R7は、水素又は塩素である。
【0047】
よりさらに好ましくは、R7は水素である。
【0048】
好ましくは、R8は、水素、ハロゲン、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルコキシ、C2-6アルキニルオキシ、シアノ、C1-6アルキルスルホニル又はC2-6ハロアルケニルオキシである。
【0049】
より好ましくは、R8は、水素、塩素、フッ素、臭素、CF3、エトキシ、OC24OCH3、OCH2C≡CH、シアノ、SO2CH3又はOCH2CH=CCl2である。
【0050】
さらにより好ましくは、R8は、水素、塩素、CN、CF3又はSO2CH3である。
【0051】
よりさらに好ましくは、R8は水素である。
【0052】
好ましくは、R9は、水素、ハロゲン又はC1-6アルキルチオである。
【0053】
より好ましくは、R9は、水素、塩素、フッ素、ヨウ素又はSCH3である。
【0054】
さらにより好ましくは、R9は、水素、塩素又はフッ素である。
【0055】
よりさらに好ましくは、R9は水素である。
【0056】
好ましくは、R6及びR10は、独立に、水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-2ハロアルキル、C1-2アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1-2ハロアルコキシ、C1-8アルキルチオ又はC1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニルであり、ただしR6及びR10の少なくとも1つは水素ではない。
【0057】
本発明のある観点において、R6及びR10は、独立に、水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-2ハロアルキル、C1-2アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1-2ハロアルコキシ又はC1-2アルキルチオであり、ただしR6及びR10の少なくとも1つは水素ではない。
【0058】
より好ましくは、R6は、水素、メチル、塩素、フッ素又は臭素であり、そしてR10は、水素、メチル、塩素、フッ素、OCH3、SCH3、CF3又はニトロであり、ただしR6及びR10の少なくとも1つは水素ではない。
【0059】
さらにより好ましくは、R6は、水素、塩素、フッ素又は臭素であり、そしてR10は、水素、塩素、フッ素、OCH3、SCH3、CF3又はニトロであり、ただしR6及びR10の少なくとも1つは水素ではない。
【0060】
さらにより好ましくは、R6は、水素、塩素、フッ素又は臭素であり、そしてR10は、塩素、フッ素又は臭素である。
【0061】
最も好ましくは、R6が水素であるとき、R10は、フッ素、塩素又は臭素であり、そしてR6が、塩素又はフッ素であるとき、R10はフッ素である。
【0062】
本発明は、以下の実施例により例証される。
【実施例】
【0063】
工程1:
311mg(1mmol)の2−(3−アミノ−4−ヒドロキシ−フェニル)−N−(4−クロロ−3−エチル−イソチアゾール−5−イル)−アセトアミドを、4.5mlのTHF中に溶解し、そして417μlのトリエチルアミン(3mmol)を添加した。該溶液を0℃に冷却後、168mgの3−フルフリル酸塩化物(1.5mmol)の新たに調製した溶液を撹拌しながら滴下した。添加後、氷浴を除去し、そして1mlの濃水性アンモニアを添加する前に、生じた懸濁液を周囲温度で更に2時間撹拌した。12時間後、反応混合物を乾燥させて濃縮し(N2流)、そして続いてEtOAc/1N HClによる液体間抽出によりワークアップした。生じた粗物質を、更なる精製をすることなく次の工程において使用した。
【0064】
工程2:
該粗生成物を6mlのトリクロロエチレンに溶解し、そして40mg(0.2mmol)のp−TsOHを添加し、そして生じた懸濁液を撹拌しながら150℃で一晩加熱した。溶媒を除去後、残った粗物質を2mlのDMF中に溶解し、そして必要とされる生成物をRP−HPLCを介して分離した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

(式中、
aはC1-3アルキルであり;Rbはハロゲンであり;RcはC1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、フルフリルであり、あるいは、以下の基
【化2】

であり、
1は、水素、C1-2アルキル、(C1-6)アルコキシメチル又はプロパルギルであり;R2は、水素、メチル又はフルオロであり;R3、R4及びR5は、独立に、水素、ハロゲン、C1-2アルキル、C1-2アルコキシ又はC1-2ハロアルキルであり;R6及びR10は、独立に、水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-2ハロアルキル、C1-2アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1-2ハロアルコキシ、C1-8アルキルチオ、C1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、アミノ、C1-3アルキルアミノ又はジ(C1-3)アルキルアミノであり;R7、R8及びR9は、独立に、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルコキシ、C2-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルキル、ニトロ、シアノ、C1-6ハロアルコキシ、C2-6ハロアルケニルオキシ、S(O)p11、OSO212、NR13SO214、NR1516、NR17COR18、COR19、SiR202122、SCN、任意的に置換されたアリール又は任意的に置換されたヘテロアリール又は任意的に置換されたヘテロシクリルであり;R11、R12及びR14は、独立に、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル又は任意的に置換されたアリールであり;R13及びR17は、独立に、水素又はC1-2アルキルであり;R15及びR16は、独立に、水素又はC1-3アルキルであり;あるいは、R15及びR16は、これらに結合するN原子と一緒に、O及びSから選択される更なるヘテロ原子を含有してもよい5又は6員の任意的に置換された複素環を形成し;R18及びR19は、独立に、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、任意的に置換されたアリール、任意的に置換されたヘテロアリール又はNR2324であり;R20、R21及びR22は、独立に、C1-4アルキル又はアリールであり;R23及びR24は、独立に、水素又はC1-3アルキルであり;あるいはR23及びR24は、これらに結合するN原子と一緒に、O及びSから選択される更なるヘテロ原子を含有してもよい5又は6員の任意的に置換された複素環を形成し;そしてpは、0、1又は2である)
の化合物の調製方法であって、該方法が、
式II
【化3】

(式中、Ra、Rb、R1、R2、R3、R4及びR5は、式(I)に関して定義されたとおりである)の化合物と、式III
【化4】

(式中、Rcは、式(I)に関して定義されたとおりである)の化合物を反応させ、その後塩基で処理し、そして生じた付加化合物を環化させることを含んで成る、方法。
【請求項2】
前記式中、R6及びR10は、独立に、水素、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-2ハロアルキル、C1-2アルコキシ、ニトロ、シアノ、C1-2ハロアルコキシ、C1-2アルキルチオ、アミノ、C1-3アルキルアミノ又はジ(C1-3)アルキルアミノであり、ただし、R6及びR10の少なくとも1つは水素ではなく;そしてR7、R8及びR9は、独立に、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、C3-6シクロアルキル、ニトロ、シアノ、C1-6ハロアルコキシ、S(O)p11、OSO212、NR13SO214、NR1516、NR17COR18、COR19、SiR202122、SCN、任意的に置換されたアリール又は任意的に置換されたヘテロアリールである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記式中、Rcは、C1-6アルキル又はC1-6ハロアルキルである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記式中、R1は、水素、C1-2アルキル又は(C1-6)アルコキシメチルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記式中、R2は、水素又はフルオロである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記式中、R3、R4及びR5はそれぞれ、独立に、水素又はハロゲンである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。

【公表番号】特表2009−504720(P2009−504720A)
【公表日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−526547(P2008−526547)
【出願日】平成18年8月15日(2006.8.15)
【国際出願番号】PCT/GB2006/003054
【国際公開番号】WO2007/020437
【国際公開日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【出願人】(500371307)シンジェンタ リミテッド (141)
【Fターム(参考)】