説明

透明袋組み込み式IDカードケース

【課題】 本発明はIDカードケースと透明袋入れの筒とを一体化したIDカードケースである。透明袋のみ常時携帯するのは忘れがちになるので身体への携帯を容易にするIDカードケースに収納して提供する。
【解決手段】仕事場でよく携帯されているIDカード。そのIDカードケースに透明袋を収納する筒をとりつけます。透明袋が必要なとき筒のキャップをスライドし中の透明袋を取り出せるように設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は透明袋をIDカードケースに組み込み災害時にすぐに引き出し、顔に被ることを可能にする防災対応IDカードケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
すでに防災用品として透明ビニール袋は販売されており防災時に顔にかぶり煙の中を避難するに有効な手段であることは知られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
何時必要になるかわからない物は常に携帯するのは辛いもので災害時用の透明袋のみを携帯することは面倒なことです。本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するため、本発明は仕事場において身分証明カードとして身体に取り付けることが多くなっているIDカード、このIDカードを入れるケースに透明袋を収納する筒を取り付けます。筒にはキャップが付いておりキャップをはずすとすぐに中の透明袋が取り出せます。
【発明の効果】
【0005】
このような構成にしておくと、突然透明袋が必要になったとき普段身に付けているIDカードケースからとりだし防災袋として使用が出来ます。
【発明の実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施態様を説明する。
(イ)カードケース本体(1)に取り付いた袋収納用筒(4)、透明袋(7)を設ける。
(ロ)袋収納用筒(4)にクリップ(5)を取り付ける。これは脱着式である。
(ハ)クリップ(5)を筒から取り外すと紐通し穴(3)が現れます。この穴に紐を通しIDカードケースを身体の首から吊り下げるようにします。
本発明は以上の構成よりなる。本発明を災害時に使用する場合、(2)を摘みスライドさせ外します。それから巻かれている透明袋(7)を引き出します。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】IDカードケースの斜視図
【図2】IDカードケースの正面図
【図3】IDカードケースの裏面図
【図4】IDカードケースの断面図
【図5】IDカードケースの分解斜視図
【図6】IDカードケースに紐を取り付けた状態の斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 カードケース本体
2 キャップ
3 紐通し穴
4 袋収納用筒
5 クリップ
6 IDカード押し出し用穴
7 透明袋
8 紐

【特許請求の範囲】
【請求項1】
IDカードケース本体の上端に筒を取り付け、キャップの付いた筒の中に筒状に巻かれた透明袋を収納したIDカードケース。
【請求項2】
IDカードケースに取り外し出来るクリップと首かけ用の紐を通す穴が設けられているIDカードケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−306492(P2006−306492A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−160401(P2005−160401)
【出願日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(301061849)有限会社十六工房 (3)
【Fターム(参考)】