通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置
【課題】通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置を提供する。
【解決手段】ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録し、外部サーバから場所情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末がスケジュール情報にサービス情報を追加し、スケジュール情報の検索時、ユーザ端末がサービス情報を表示するように構成される。本発明によれば、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。
【解決手段】ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録し、外部サーバから場所情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末がスケジュール情報にサービス情報を追加し、スケジュール情報の検索時、ユーザ端末がサービス情報を表示するように構成される。本発明によれば、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに関し、特に、通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、通信システムにおけるユーザ端末は、多様な機能が付加されて複合的な機能を行う。すなわち、現在のユーザ端末は、通話機能の他に、メッセージ送受信機能、無線インターネット機能、電話帳管理機能、スケジュール管理機能、ナビゲーション機能などの各種の便利な機能を提供している。このとき、ユーザ端末は、スケジュール管理機能を用いて旅行、ショッピング、食事などのようなユーザのスケジュールをスケジュール情報として格納して管理する。そして、ユーザ端末は、無線インターネット機能を用いてユーザの要求情報を検索する。すなわち、ユーザ端末は、ユーザの要請によって特定場所と関連する付加情報、例えば、旅行地の食堂やホテルなどの電話番号、ホームページアドレス、価格などを検索することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、上記のようなユーザ端末は、複数の機能の間で情報を連係させることができないという問題点がある。すなわち、ユーザ端末は、スケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所の付加情報を連係させて管理していない。これにより、ユーザ端末の利用効率性が低下する。言い換えれば、ユーザ端末は、スケジュール情報と付加情報をそれぞれ格納するだけであるため、ユーザ端末のユーザがスケジュール情報と付加情報を連係させて記憶しなければならない。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報と付加情報は、ユーザの記憶力に依存して利用されているため、効率的に利用することができない。
したがって、本発明の目的は、ユーザ端末の利用効率性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するための本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法は、ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録するステップと、外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記ユーザ端末が前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するステップと、前記スケジュール情報の検索時、前記ユーザ端末が前記サービス情報を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
【0005】
また、前記課題を解決するための本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得装置は、外部サーバに接続するための無線通信部と、場所情報を含むスケジュール情報を登録し、前記外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するための制御部と、前記制御部の制御下で前記スケジュール情報の検索時、前記サービス情報を表示するための表示部と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置は、ユーザ端末でスケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所に対応する位置ベース情報を連係させて管理することができる。すなわち、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末から容易に位置ベース情報を取得することができる。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。これにより、ユーザ端末でユーザの便宜性を向上させることができ、さらに、ユーザ端末の利用効率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の別の例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の内部構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図11】図9および図10における情報表示手続を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【図13】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【図14】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付する図面を参照しながら本発明の実施形態をより詳細に説明する。添付された図面で同一の構成要素は、なるべく同一の符号で示していることに留意しなければならない。また、本発明の要旨を不明瞭にする公知機能および構成に対する詳細な説明は、省略する。
【0009】
下記の説明において、「スケジュール情報(schedule information)」とは、ユーザ端末に記録される情報であって、ユーザによって予定される時間的計画を意味する。例えば、スケジュール情報は、旅行、ショッピング、食事などと関連する計画であってもよい。このとき、スケジュール情報は、ユーザ端末でユーザによって任意に決定され、ユーザの計画を示す題名、ユーザの計画が実行される時間情報、および場所情報などを含む。題名は、例えば、旅行、食事、ショッピングのようにテキスト(text)からなる。時間情報は、日付と時刻の組合せからなる。すなわち、時間情報は、例えば、2011年5月27日午後12時のように特定時点を示してもよい。または、時間情報は、例えば、2011年5月27日〜2011年5月29日のように少なくとも1つの時区間を示してもよい。場所情報は、例えば、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)、江南(カンナム)駅などのようにテキストからなる。または、場所情報は、例えば、経度、緯度、高度を含む座標データからなる。
【0010】
さらに、「サービス情報(service information)」とは、ユーザ端末でスケジュール情報に対応する位置ベース情報を意味する。このとき、サービス情報は、それぞれのサービス提供者(service provider)から提供されるサービスを示す。ここで、サービス提供者は、例えば、ホテル、食堂、デパートなどを代表する加入者または企業組織を示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。
【0011】
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図1を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末110、カレンダーサーバ120、登録サーバ130、およびサービス提供者140を含む。
ユーザ端末110は、カレンダーアプリケーション(calender application)を実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末110の製造時に、カレンダーアプリケーションがユーザ端末110に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、製造後にユーザ端末110にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末110は、スケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末110は、周期的にカレンダーサーバ120と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末110へのスケジュール情報の登録時、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ120からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末110は、スケジュール情報に相応するサービス情報を追加および/または管理することができる。
【0012】
カレンダーサーバ120は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末110と連動される。このようなカレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と別にスケジュール情報を管理する。すなわち、ユーザ端末110でカレンダーアプリケーションの実行時、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と接続する。そして、ユーザ端末110へのスケジュール情報の登録時、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と別にスケジュール情報を登録する。このために、カレンダーサーバ120は、周期的にユーザ端末110と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。さらに、カレンダーサーバ120は、登録サーバ130にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請することができる。また、登録サーバ130またはサービス提供者140からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、カレンダーサーバ120は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。さらに、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110にサービス情報を送信する。すなわち、カレンダーサーバ120は、プッシュ(push)方式でユーザ端末110にサービス情報を提供する。
【0013】
登録サーバ130は、サービス提供者140を管理する。このような登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報を格納して管理する。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含む。また、カテゴリー情報は、例えば、食堂、ホテル、映画館のような業種などに、サービス提供者140を分類するための情報を含んでもよい。このとき、カレンダーサーバ120でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ130は、基本情報を用いてスケジュール情報に対応するサービス提供者140を検索し、サービス提供者140にサービス情報を要請する。または、登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報と共に、予め登録されたサービス情報をさらに格納して管理する。また、カレンダーサーバ120でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ130は、基本情報を用いてスケジュール情報に対応するサービス提供者140を検索し、サービス提供者140のサービス情報を検出する。さらに、登録サーバ130は、スケジュール情報に対応するサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。
【0014】
サービス提供者140は、それぞれの基本情報およびサービス情報を格納して管理する。このとき、サービス提供者140は、登録サーバ130に基本情報を予め登録する。そして、サービス提供者140は、周期的にサービス情報を更新する。また、登録サーバ130でサービス情報の要請時、サービス提供者140は、基本情報と共にサービス情報をカレンダーサーバ120または登録サーバ130に送信する。または、サービス提供者140は、周期的に基本情報と共にサービス情報を登録サーバ130に登録する。
【0015】
一実施形態によれば、通信システムにおけるユーザ端末110は、多様な方式でサービス提供者140から提供されるサービス情報を取得することができる。例えば、ユーザ端末110は、サービス提供者140から直接的にサービス情報を取得する。また、ユーザ端末110は、サービス提供者140のサービス情報が予め登録されている登録サーバ130から前記サービス情報を取得してもよい。このとき、本実施形態の通信システムにおいて、ユーザ端末110がサービス情報を取得する手続について、次の2つの例を仮定して説明するが、これに限定されるものではない。
【0016】
図2は、本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の一例を示すフローチャートである。
図2を参照すれば、ユーザ端末110がステップ111でカレンダーサーバ120にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末110は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末110は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末110は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。そして、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末110は、ユーザ端末110の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、カレンダーサーバ120がユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ120は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0017】
スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ113でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ130に登録する。すなわち、カレンダーサーバ120は、公開情報を登録サーバ130にポスティングしてサービス提供者140のために公開する。ここで、公開情報は、スケジュール情報の場所情報と、スケジュール情報に対応するカテゴリー情報とを含む。このとき、公開情報は、ユーザ端末110の識別情報を含まない。すなわち、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与して登録サーバ130に送信する。ここで、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納する。
【0018】
次に、公開情報が登録されれば、登録サーバ130は、ステップ115で公開情報をサービス提供者140に送信する。このとき、登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報を格納している。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含んでもよい。すなわち、登録サーバ130は、公開情報の場所情報に対応する位置情報を有するサービス提供者140を検索する。ここで、登録サーバ130は、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当するか否かを判断することができる。そして、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当すれば、登録サーバ130がサービス提供者140を検出する。また、登録サーバ130は、公開情報のカテゴリー情報と同一のカテゴリー情報を有するサービス提供者140を検索する。さらに、登録サーバ130は、公開情報に仮想情報と共に公開情報をサービス提供者140に送信する。
【0019】
サービス提供者140は、ステップ117でサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。このとき、サービス提供者140は、基本情報およびサービス情報を格納している。ここで、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。すなわち、サービス提供者140は、公開情報に付与された仮想情報と共にサービス情報を送信する。ここで、サービス提供者140は、サービス情報だけでなく、基本情報をさらに送信してもよい。
【0020】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ119でサービス情報をユーザ端末110に送信する。このとき、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110のスケジュール情報にサービス情報を追加する。ここで、カレンダーサーバ120は、サービス情報と共に受信された仮想情報に対応して、ユーザ端末110の識別情報を把握する。そして、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末110は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0021】
一方、一実施形態において、登録サーバ130への公開情報の登録時、カレンダーサーバ120がユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に仮想情報を付与する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、登録サーバ130への公開情報の登録時、カレンダーサーバ120がユーザ端末110の識別情報を有して公開情報を登録しても、本発明の実現が可能である。このために、サービス提供者140への公開情報の送信時、登録サーバ120がユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与してもよい。ここで、登録サーバ130は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納してもよい。そして、公開情報の受信時、サービス提供者140は、仮想情報と共にサービス情報を登録サーバ130に送信する。このとき、サービス情報が受信されれば、登録サーバ130が仮想情報に対応するユーザ端末110の識別情報を用いて、カレンダーサーバ120にサービス情報を送信する。言い換えれば、サービス提供者140のサービス情報は、登録サーバ130を経由してカレンダーサーバ120に送信される。
【0022】
図3は、本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の別の例を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、本実施形態の情報取得手続は、サービス提供者140がステップ121で登録サーバ130にサービス情報を登録することから出発する。このとき、サービス提供者140は、それぞれの基本情報およびサービス情報を格納している。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含む。また、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。また、サービス提供者140は、登録サーバ130にそれぞれのサービス情報だけでなく、基本情報を登録してもよい。このとき、サービス提供者140は、周期的にサービス情報を更新する。さらに、サービス提供者140は、登録サーバ130でサービス情報を更新する。
【0023】
ユーザ端末110は、ステップ123でカレンダーサーバ120にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末110は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末110は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末110は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。また、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末110は、ユーザ端末110の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、カレンダーサーバ120がユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ120は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0024】
次に、スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ125でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ130に登録する。すなわち、カレンダーサーバ120は、公開情報を登録サーバ130にポスティングしてサービス提供者140のために公開する。ここで、公開情報は、スケジュール情報の場所情報と、スケジュール情報に対応するカテゴリー情報とを含む。このとき、公開情報は、ユーザ端末110の識別情報を含まない。すなわち、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与して登録サーバ130に送信する。ここで、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納する。
【0025】
公開情報が登録されれば、登録サーバ130は、ステップ127でサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。このとき、登録サーバ130は、公開情報の場所情報に対応する位置情報を有するサービス提供者140を検索する。ここで、登録サーバ130は、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当するか否かを判断することができる。そして、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当すれば、登録サーバ130がサービス提供者140を検出する。また、登録サーバ130は、公開情報のカテゴリー情報と同一のカテゴリー情報を有するサービス提供者140を検索する。この後、登録サーバ130は、サービス提供者140のサービス情報を検出してカレンダーサーバ120に送信する。ここで、登録サーバ130は、公開情報に付与された仮想情報と共にサービス情報を送信する。さらに、登録サーバ130は、サービス情報だけでなく、基本情報をさらに送信してもよい。
【0026】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ129でサービス情報をユーザ端末110に送信する。このとき、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110のスケジュール情報にサービス情報を追加する。ここで、カレンダーサーバ120は、サービス情報と共に受信された仮想情報に対応してユーザ端末110の識別情報を把握する。そして、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末110は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0027】
一方、上述された実施形態において、ユーザ端末がサービス提供者から提供されるサービス情報を取得する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、サービス提供者が直接的にサービス情報を提供しなくても、本発明の実現が可能である。これにより、登録サーバがサービス提供者の基本情報またはサービス情報のうち少なくともいずれか1つを格納しなくても、ユーザ端末がサービス提供者のサービス情報を取得することができる。
【0028】
図4は、本発明の第2実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図4を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末210、カレンダーサーバ220、登録サーバ230、および他のユーザ端末240を含む。
ユーザ端末210は、カレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末210の製造時、カレンダーアプリケーションがユーザ端末210に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、ユーザ端末210の製造後に、ユーザ端末210にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末210は、スケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末210は、周期的にカレンダーサーバ220と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末210へのスケジュール情報の登録時、ユーザ端末210は、カレンダーサーバ220にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ220からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末210は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。
【0029】
カレンダーサーバ220は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末210と連係される。このようなカレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と別にスケジュール情報を管理する。すなわち、ユーザ端末210でカレンダーアプリケーションの実行時、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と接続する。そして、ユーザ端末210へのスケジュール情報の登録時、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と別にスケジュール情報を登録する。このために、カレンダーサーバ220は、周期的にユーザ端末210と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末210からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ220がスケジュール情報を格納する。また、カレンダーサーバ220は、登録サーバ230にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請することができる。さらに、登録サーバ230からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、カレンダーサーバ220は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。さらに、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210にサービス情報を送信する。すなわち、カレンダーサーバ220は、プッシュ方式でユーザ端末210にサービス情報を提供する。
【0030】
登録サーバ230は、他のユーザ端末240を管理する。例えば、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の基本情報を格納して管理する。このとき、登録サーバ230は、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service;SNS)をサポートするSNSサーバであってもよい。また、基本情報は、他のユーザ端末240の識別情報を含んでもよい。ここで、登録サーバ230は、ユーザ端末210と他のユーザ端末240を相互対応させて管理する。例えば、登録サーバ230は、ユーザ端末210のフォロワー(follower)として、他のユーザ端末240を管理することができる。また、カレンダーサーバ220でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ230は、他のユーザ端末240にサービス情報を要請する。さらに、登録サーバ230が他のユーザ端末240からサービス情報の受信時、登録サーバ230は、スケジュール情報に対応してサービス情報をカレンダーサーバ220に送信する。
【0031】
他のユーザ端末240は、登録サーバ230に接続可能である。このとき、他のユーザ端末240は、登録サーバ230に接続して、ソーシャルネットワーキングサービスを利用することができる。そして、登録サーバ230でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、他のユーザ端末240は、登録サーバ230にサービス情報を送信する。すなわち、他のユーザ端末240は、ユーザ端末210のスケジュール情報を表示することができる。そして、他のユーザ端末240のユーザによるテキストの入力時、他のユーザ端末240は、テキストをスケジュール情報に対応するサービス情報として送信する。ここで、他のユーザ端末240のユーザは、ユーザ端末210のスケジュール情報を確認し、経験または知識などに基づいて他のユーザ端末240にテキストを作成する。
【0032】
本実施形態によれば、通信システムにおけるユーザ端末210は、多様な方式で他のユーザ端末240から提供されるサービス情報を取得する。すなわち、ユーザ端末210は、ソーシャルネットワーキングサービスを用いてサービス情報を取得する。このとき、本実施形態の通信システムにおけるユーザ端末210がサービス情報を取得する手続について、次の方式で仮定して説明するが、これに限定されるものではない。
【0033】
図5は、本発明の第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
図5を参照すれば、ユーザ端末210がステップ211でカレンダーサーバ220にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末210は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末210は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末210は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。そして、ユーザ端末210は、カレンダーサーバ220にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末210は、ユーザ端末210の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、ユーザ端末210からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ220がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ220は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0034】
スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ220は、ステップ213でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ230に登録する。すなわち、カレンダーサーバ220は、公開情報を登録サーバ230にポスティングして他のユーザ端末240のために公開する。このとき、公開情報は、ユーザ端末210の識別情報、スケジュール情報の場所情報、およびスケジュール情報に対応するカテゴリー情報を含む。
【0035】
次に、公開情報が登録されれば、登録サーバ230は、ステップ215で公開情報をサービス提供者240に送信する。このとき、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の基本情報を格納している。ここで、基本情報は、他のユーザ端末240の識別情報を含む。すなわち、登録サーバ230は、ユーザ端末210に対応して登録された他のユーザ端末240を検索する。また、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の識別情報を用いて、ユーザ端末210の識別情報と共にサービス情報を送信する。
【0036】
次に、公開情報が受信されれば、他のユーザ端末240は、ステップ217でサービス情報を登録サーバ230に送信する。ここで、サービス情報は、サービス提供者(図示せず)から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。
【0037】
次に、サービス情報が受信されれば、登録サーバ230は、ステップ219でサービス情報をカレンダーサーバ220に送信する。このとき、登録サーバ230は、ユーザ端末210の識別情報と共にサービス情報を送信する。
【0038】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ220は、ステップ221でサービス情報をユーザ端末210に送信する。このとき、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210のスケジュール情報にサービス情報を追加する。また、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末210は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0039】
一方、上述された実施形態において、ユーザ端末がカレンダーサーバにスケジュール情報を登録することにより、スケジュール情報に対応するサービス情報を取得する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、ユーザ端末がカレンダーサーバにスケジュール情報を登録しなくても、本発明の実現が可能である。これにより、通信システムにカレンダーサーバが含まれなくても、ユーザ端末がサービス情報を取得することができる。
【0040】
図6は、本発明の第3実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図6を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末310および登録サーバ330を含む。
ユーザ端末310は、カレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末310の製造時、カレンダーアプリケーションがユーザ端末310に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、ユーザ端末310の製造後に、ユーザ端末310にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末310は、カレンダーアプリケーションを用いてスケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末310は、登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信してサービス情報を要請する。さらに、登録サーバ330からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末310は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。
【0041】
登録サーバ330は、サービス情報を管理する。このような登録サーバ330は、インターネット(internet)通信をサポートするウェブサーバ(web server)であってもよい。また、ユーザ端末310でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ330は、検索エンジンを駆動してスケジュール情報に対応するサービス情報を検索する。また、登録サーバ330は、検索結果によるサービス情報をユーザ端末310に送信する。
【0042】
図7は、本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
図7を参照すれば、本実施形態の情報取得手続は、ユーザ端末310がステップ311において、スケジュール情報を登録することから出発する。すなわち、ユーザ端末310は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末310は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末310は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納してもよい。
【0043】
次に、スケジュール情報が登録されれば、ユーザ端末310は、ステップ313で登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。このとき、ユーザ端末310は、スケジュール情報が場所情報を含むか否かを判断する。スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、ユーザ端末310は、登録サーバ330にサービス情報を要請する。すなわち、ユーザ端末310は、スケジュール情報の場所情報を登録サーバ330に送信する。
【0044】
次に、サービス情報が要請されれば、登録サーバ330は、ステップ315でサービス情報をユーザ端末310に送信する。すなわち、ユーザ端末310から場所情報が受信されれば、登録サーバ330は、検索エンジンを駆動して場所情報に対応するサービス情報を検索する。また、登録サーバ330は、検索結果によるサービス情報をユーザ端末310に送信する。
【0045】
図8は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の内部構成を示すブロック図である。
図8を参照すれば、本発明の実施形態でユーザ端末400は、無線通信部410、メモリ420、制御部430、オーディオ処理部440、表示部450、および入力部460を含む。
無線通信部410は、ユーザ端末400の無線通信機能を行う。無線通信部410は、送信される信号の周波数を上昇変換および増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機とを含む。
【0046】
メモリ420は、プログラムメモリおよびデータメモリで構成される。プログラムメモリは、ユーザ端末400の一般的な動作を制御するためのプログラムを格納する。このとき、プログラムメモリは、本発明の実施形態によってカレンダーアプリケーションを格納する。データメモリは、プログラムを行う途中で発生するデータを格納する機能を行う。そして、メモリ420は、本発明の実施形態によってスケジュール情報を格納する。また、メモリ420は、本発明の実施形態によってスケジュール情報と共にサービス情報を格納する。
【0047】
制御部430は、ユーザ端末400の全般的な動作を制御する機能を行う。このような制御部430は、送信される信号を符号化および変調する送信機と、受信される信号を復調および復号化する受信機とを有するデータ処理部を含む。このとき、データ処理部は、モデム(MODEM)およびコーデック(CODEC)から構成されてもよい。また、コーデックは、パケットデータなどを処理するデータコーデックと、音声などのオーディオ信号を処理するオーディオコーデックとを備える。
【0048】
また、制御部430は、本発明の実施形態によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。このとき、制御部430は、インターネットを介して登録サーバ330に接続する。また、ユーザ端末400へのスケジュール情報の登録時、制御部430は、登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信する。または、制御部430は、周期的にカレンダーサーバ120,420と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末400へのスケジュール情報の登録時、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ120,220または登録サーバ130,230,330から場所情報に対応するサービス情報の受信時、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。これにより、スケジュール情報の検索時、制御部430は、本発明の実施形態によってスケジュール情報と共にサービス情報を表示する。さらに、制御部430は、本発明の実施形態によってソーシャルネットワーキングサービスを介して、他のユーザ端末240とサービス情報を共有する。さらに、制御部430は、本発明の実施形態によってサービス情報を用いてサービス提供者140に接続する。
【0049】
オーディオ処理部440は、データ処理部のオーディオコーデックから出力される受信オーディオ信号をスピーカ(SPK)を介して再生するか、マイク(MIC)から発生する送信オーディオ信号をデータ処理部のオーディオコーデックに送信する機能を行う。
表示部450は、制御部430から出力されるユーザデータを表示する。このような表示部450は、LCDを使用してもよく、このような場合、表示部450は、LCD制御部、映像データを格納できるメモリ、およびLCD表示素子などを備える。また、LCDをタッチスクリーン(touch screen)方式で実現する場合、入力部として動作してもよい。
入力部460は、数字および文字の情報を入力するためのキーと、各種機能を設定するための機能キーとから構成される。
【0050】
図9は、本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。また、図12〜図14は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【0051】
図9を参照すれば、本発明の実施形態でユーザ端末400の情報取得手続は、制御部430がステップ511でスケジュール情報を登録することから出発する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を登録するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。例えば、図12に示されたように、スケジュール情報が作成された後、格納するためのキーが選択されれば、制御部430は、これをスケジュール情報を登録するための要請として感知する。そして、制御部430は、カレンダーアプリケーションを駆動してメモリ420にスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。例えば、題名は旅行に該当し、時間情報は2011年5月27日午後12時〜2011年5月29日午後8時に該当し、場所情報は釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に該当する。このとき、スケジュール情報の登録時、制御部430は、ユーザの要請によってスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定する。例えば、制御部430は、スケジュール情報を設定するための画面を介して、サービス情報の受信有無を選択するためのチェックボックスを提供する。また、スケジュール情報が作成されれば、制御部430は、チェックボックスを確認してスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定し、スケジュール情報と共に格納する。
【0052】
次に、制御部430は、ステップ513でカレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。すなわち、制御部430は、カレンダーアプリケーションを介してカレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。このとき、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を送信する。ここで、制御部430は、ユーザ端末400の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。すなわち、制御部430は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末400だけでなく、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。ここで、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報と共に、スケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを登録する。
【0053】
次いで、スケジュール情報に対応するサービス情報が受信されれば、制御部430がステップ515でこれを感知する。すなわち、無線通信部410を介してサービス情報が受信されれば、制御部430がこれを感知する。ここで、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含む。このとき、サービス情報は、サービス提供者140または他のユーザ端末440から提供されてもよい。制御部430は、カレンダーサーバ120,220からサービス情報を受信してもよい。ここで、制御部430は、短文メッセージサービス(Short Message Service;SMS)、マルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service;MMS)、電子メールサービス、または、各種ソーシャルネットワーキングサービスを介してサービス情報を受信することができる。
【0054】
次いで、制御部430は、ステップ517でスケジュール情報にサービス情報を追加する。すなわち、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を格納する。このとき、制御部430は、図13に示されたように、サービス情報の受信を通知するための通知メッセージを出力する。すなわち、制御部430は、ユーザ端末400のユーザにスケジュール情報の更新を認知させることができる。
【0055】
最後に、スケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がステップ519でこれを感知する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。そして、制御部430は、ステップ521でスケジュール情報を表示する。このとき、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報が追加されているか否かを判断する。スケジュール情報にサービス情報が追加されていなければ、制御部430は、スケジュール情報のみを表示する。一方、スケジュール情報にサービス情報が含まれていれば、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。
【0056】
図10は、本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。また、図12〜図14は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【0057】
図10を参照すれば、制御部430がステップ611でスケジュール情報を登録する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を登録するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。例えば、図12に示されたように、スケジュール情報が選択された後、格納するためのキーが選択されれば、制御部430は、これをスケジュール情報を登録するための要請として感知する。そして、制御部430は、カレンダーアプリケーションを駆動してメモリ420にスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含む。例えば、題名は旅行に該当し、時間情報は2011年5月27日午後12時〜2011年5月29日午後8時に該当し、場所情報は、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に該当する。このとき、スケジュール情報の登録時、制御部430は、ユーザの要請によってスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定する。例えば、制御部430は、スケジュール情報を選択するための画面を介して、サービス情報の受信有無を選択するためのチェックボックスを提供する。また、スケジュール情報が作成されれば、制御部430は、チェックボックスを確認してスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定し、スケジュール情報と共に格納する。
【0058】
次に、制御部430は、ステップ613でスケジュール情報が場所情報を含むか否かを判断する。スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、制御部430は、ステップ615で登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。すなわち、制御部430は、無線通信部410を介して登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信し、サービス情報を要請する。このとき、スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、制御部430は、スケジュール情報に対応してサービス情報を受信するように設定されているか否かを判断することができる。サービス情報を受信するように設定されていれば、制御部430は、登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。また、サービス情報を受信するように設定されていなければ、制御部430は、スケジュール情報が場所情報を含んでいても、登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請しない。ここで、サービス情報は、サービス提供者(図示せず)から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含む。
【0059】
次いで、スケジュール情報に対応するサービス情報が受信されれば、制御部430がステップ615でこれを感知する。すなわち、無線通信部410を介してサービス情報が受信されれば、制御部430がこれを感知する。ここで、制御部430は、インターネットを介してサービス情報を受信する。
【0060】
次に、制御部430は、ステップ617でスケジュール情報にサービス情報を追加する。すなわち、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を格納する。このとき、制御部430は、図13に示されたように、サービス情報の受信を通知するための通知メッセージを出力してもよい。すなわち、制御部430は、ユーザ端末400のユーザにスケジュール情報の更新を認知させることができる。
【0061】
最後に、スケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がステップ619でこれを感知する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。そして、制御部430は、ステップ621でスケジュール情報を表示する。このとき、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報が追加されているか否かを判断する。また、スケジュール情報にサービス情報が追加されていなければ、制御部430は、スケジュール情報のみを表示する。一方、スケジュール情報にサービス情報が追加されていれば、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。
【0062】
図11は、本発明の一実施形態による図9および図10における情報表示手続を示すフローチャートである。
図11を参照すれば、制御部430は、ステップ711でスケジュール情報と共にサービス情報を表示する。例えば、制御部430は、図14に示されたように、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。これにより、ユーザ端末400のユーザは、スケジュール情報とサービス情報を連係させて把握することができる。すなわち、ユーザ端末400のユーザは、ユーザの計画に対応する位置ベース情報を確認する。例えば、ユーザ端末400のユーザは、旅行地に該当する釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に海雲台(ヘウンデ)ホテルが存在することを確認する。そして、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルの宿泊価格、連絡先などを確認する。
【0063】
次に、サービス情報を利用するための要請が受信されれば、制御部430がステップ713でこれを感知し、ステップ715でサービス情報を利用する。このとき、制御部430は、ソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末240にサービス情報を送信する。そして、表示されるサービス情報の選択時、制御部430は、サービス情報を用いてサービス提供者140に接続する。例えば、制御部430は、サービス情報の電話番号を用いてサービス提供者140に通話を要請する。そして、サービス提供者140との通話連結時、制御部430は、サービス提供者140との通話を制御する。または、制御部430は、サービス情報のEメールアドレスを用いて、Eメールを生成してサービス提供者140に送信する。または、制御部430は、サービス情報のウェブページアドレスを用いて、サービス提供者140のウェブページに接続する。これにより、ユーザ端末400のユーザは、サービス提供者140から提供されるが、サービス情報から除外された追加情報を取得する。例えば、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルを予約するか、海雲台(ヘウンデ)ホテルから提供されるクーポンなどを取得する。または、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルの周辺の地域情報などを確認することができる。
【0064】
本発明によれば、ユーザ端末でスケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所に対応する位置ベース情報を連係させて管理することができる。すなわち、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末から容易に位置ベース情報を取得することができる。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。これにより、ユーザ端末でユーザの便宜性を向上させることができ、さらに、ユーザ端末の利用効率性を向上させることができる。
【0065】
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施形態は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであるだけで、本発明の範囲を限定しようとするものではない。すなわち、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明白である。
【符号の説明】
【0066】
110,210,310,400 ユーザ端末
120,220 カレンダーサーバ
130,230,330 登録サーバ
140 サービス提供者
240 他のユーザ端末
410 無線通信部
420 メモリ
430 制御部
440 オーディオ処理部
450 表示部
460 入力部
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに関し、特に、通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、通信システムにおけるユーザ端末は、多様な機能が付加されて複合的な機能を行う。すなわち、現在のユーザ端末は、通話機能の他に、メッセージ送受信機能、無線インターネット機能、電話帳管理機能、スケジュール管理機能、ナビゲーション機能などの各種の便利な機能を提供している。このとき、ユーザ端末は、スケジュール管理機能を用いて旅行、ショッピング、食事などのようなユーザのスケジュールをスケジュール情報として格納して管理する。そして、ユーザ端末は、無線インターネット機能を用いてユーザの要求情報を検索する。すなわち、ユーザ端末は、ユーザの要請によって特定場所と関連する付加情報、例えば、旅行地の食堂やホテルなどの電話番号、ホームページアドレス、価格などを検索することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、上記のようなユーザ端末は、複数の機能の間で情報を連係させることができないという問題点がある。すなわち、ユーザ端末は、スケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所の付加情報を連係させて管理していない。これにより、ユーザ端末の利用効率性が低下する。言い換えれば、ユーザ端末は、スケジュール情報と付加情報をそれぞれ格納するだけであるため、ユーザ端末のユーザがスケジュール情報と付加情報を連係させて記憶しなければならない。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報と付加情報は、ユーザの記憶力に依存して利用されているため、効率的に利用することができない。
したがって、本発明の目的は、ユーザ端末の利用効率性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するための本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法は、ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録するステップと、外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記ユーザ端末が前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するステップと、前記スケジュール情報の検索時、前記ユーザ端末が前記サービス情報を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
【0005】
また、前記課題を解決するための本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得装置は、外部サーバに接続するための無線通信部と、場所情報を含むスケジュール情報を登録し、前記外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するための制御部と、前記制御部の制御下で前記スケジュール情報の検索時、前記サービス情報を表示するための表示部と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法および装置は、ユーザ端末でスケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所に対応する位置ベース情報を連係させて管理することができる。すなわち、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末から容易に位置ベース情報を取得することができる。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。これにより、ユーザ端末でユーザの便宜性を向上させることができ、さらに、ユーザ端末の利用効率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の別の例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の内部構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
【図11】図9および図10における情報表示手続を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【図13】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【図14】本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付する図面を参照しながら本発明の実施形態をより詳細に説明する。添付された図面で同一の構成要素は、なるべく同一の符号で示していることに留意しなければならない。また、本発明の要旨を不明瞭にする公知機能および構成に対する詳細な説明は、省略する。
【0009】
下記の説明において、「スケジュール情報(schedule information)」とは、ユーザ端末に記録される情報であって、ユーザによって予定される時間的計画を意味する。例えば、スケジュール情報は、旅行、ショッピング、食事などと関連する計画であってもよい。このとき、スケジュール情報は、ユーザ端末でユーザによって任意に決定され、ユーザの計画を示す題名、ユーザの計画が実行される時間情報、および場所情報などを含む。題名は、例えば、旅行、食事、ショッピングのようにテキスト(text)からなる。時間情報は、日付と時刻の組合せからなる。すなわち、時間情報は、例えば、2011年5月27日午後12時のように特定時点を示してもよい。または、時間情報は、例えば、2011年5月27日〜2011年5月29日のように少なくとも1つの時区間を示してもよい。場所情報は、例えば、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)、江南(カンナム)駅などのようにテキストからなる。または、場所情報は、例えば、経度、緯度、高度を含む座標データからなる。
【0010】
さらに、「サービス情報(service information)」とは、ユーザ端末でスケジュール情報に対応する位置ベース情報を意味する。このとき、サービス情報は、それぞれのサービス提供者(service provider)から提供されるサービスを示す。ここで、サービス提供者は、例えば、ホテル、食堂、デパートなどを代表する加入者または企業組織を示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。
【0011】
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図1を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末110、カレンダーサーバ120、登録サーバ130、およびサービス提供者140を含む。
ユーザ端末110は、カレンダーアプリケーション(calender application)を実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末110の製造時に、カレンダーアプリケーションがユーザ端末110に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、製造後にユーザ端末110にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末110は、スケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末110は、周期的にカレンダーサーバ120と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末110へのスケジュール情報の登録時、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ120からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末110は、スケジュール情報に相応するサービス情報を追加および/または管理することができる。
【0012】
カレンダーサーバ120は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末110と連動される。このようなカレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と別にスケジュール情報を管理する。すなわち、ユーザ端末110でカレンダーアプリケーションの実行時、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と接続する。そして、ユーザ端末110へのスケジュール情報の登録時、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110と別にスケジュール情報を登録する。このために、カレンダーサーバ120は、周期的にユーザ端末110と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。さらに、カレンダーサーバ120は、登録サーバ130にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請することができる。また、登録サーバ130またはサービス提供者140からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、カレンダーサーバ120は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。さらに、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110にサービス情報を送信する。すなわち、カレンダーサーバ120は、プッシュ(push)方式でユーザ端末110にサービス情報を提供する。
【0013】
登録サーバ130は、サービス提供者140を管理する。このような登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報を格納して管理する。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含む。また、カテゴリー情報は、例えば、食堂、ホテル、映画館のような業種などに、サービス提供者140を分類するための情報を含んでもよい。このとき、カレンダーサーバ120でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ130は、基本情報を用いてスケジュール情報に対応するサービス提供者140を検索し、サービス提供者140にサービス情報を要請する。または、登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報と共に、予め登録されたサービス情報をさらに格納して管理する。また、カレンダーサーバ120でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ130は、基本情報を用いてスケジュール情報に対応するサービス提供者140を検索し、サービス提供者140のサービス情報を検出する。さらに、登録サーバ130は、スケジュール情報に対応するサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。
【0014】
サービス提供者140は、それぞれの基本情報およびサービス情報を格納して管理する。このとき、サービス提供者140は、登録サーバ130に基本情報を予め登録する。そして、サービス提供者140は、周期的にサービス情報を更新する。また、登録サーバ130でサービス情報の要請時、サービス提供者140は、基本情報と共にサービス情報をカレンダーサーバ120または登録サーバ130に送信する。または、サービス提供者140は、周期的に基本情報と共にサービス情報を登録サーバ130に登録する。
【0015】
一実施形態によれば、通信システムにおけるユーザ端末110は、多様な方式でサービス提供者140から提供されるサービス情報を取得することができる。例えば、ユーザ端末110は、サービス提供者140から直接的にサービス情報を取得する。また、ユーザ端末110は、サービス提供者140のサービス情報が予め登録されている登録サーバ130から前記サービス情報を取得してもよい。このとき、本実施形態の通信システムにおいて、ユーザ端末110がサービス情報を取得する手続について、次の2つの例を仮定して説明するが、これに限定されるものではない。
【0016】
図2は、本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の一例を示すフローチャートである。
図2を参照すれば、ユーザ端末110がステップ111でカレンダーサーバ120にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末110は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末110は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末110は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。そして、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末110は、ユーザ端末110の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、カレンダーサーバ120がユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ120は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0017】
スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ113でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ130に登録する。すなわち、カレンダーサーバ120は、公開情報を登録サーバ130にポスティングしてサービス提供者140のために公開する。ここで、公開情報は、スケジュール情報の場所情報と、スケジュール情報に対応するカテゴリー情報とを含む。このとき、公開情報は、ユーザ端末110の識別情報を含まない。すなわち、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与して登録サーバ130に送信する。ここで、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納する。
【0018】
次に、公開情報が登録されれば、登録サーバ130は、ステップ115で公開情報をサービス提供者140に送信する。このとき、登録サーバ130は、サービス提供者140の基本情報を格納している。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含んでもよい。すなわち、登録サーバ130は、公開情報の場所情報に対応する位置情報を有するサービス提供者140を検索する。ここで、登録サーバ130は、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当するか否かを判断することができる。そして、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当すれば、登録サーバ130がサービス提供者140を検出する。また、登録サーバ130は、公開情報のカテゴリー情報と同一のカテゴリー情報を有するサービス提供者140を検索する。さらに、登録サーバ130は、公開情報に仮想情報と共に公開情報をサービス提供者140に送信する。
【0019】
サービス提供者140は、ステップ117でサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。このとき、サービス提供者140は、基本情報およびサービス情報を格納している。ここで、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。すなわち、サービス提供者140は、公開情報に付与された仮想情報と共にサービス情報を送信する。ここで、サービス提供者140は、サービス情報だけでなく、基本情報をさらに送信してもよい。
【0020】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ119でサービス情報をユーザ端末110に送信する。このとき、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110のスケジュール情報にサービス情報を追加する。ここで、カレンダーサーバ120は、サービス情報と共に受信された仮想情報に対応して、ユーザ端末110の識別情報を把握する。そして、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末110は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0021】
一方、一実施形態において、登録サーバ130への公開情報の登録時、カレンダーサーバ120がユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に仮想情報を付与する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、登録サーバ130への公開情報の登録時、カレンダーサーバ120がユーザ端末110の識別情報を有して公開情報を登録しても、本発明の実現が可能である。このために、サービス提供者140への公開情報の送信時、登録サーバ120がユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与してもよい。ここで、登録サーバ130は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納してもよい。そして、公開情報の受信時、サービス提供者140は、仮想情報と共にサービス情報を登録サーバ130に送信する。このとき、サービス情報が受信されれば、登録サーバ130が仮想情報に対応するユーザ端末110の識別情報を用いて、カレンダーサーバ120にサービス情報を送信する。言い換えれば、サービス提供者140のサービス情報は、登録サーバ130を経由してカレンダーサーバ120に送信される。
【0022】
図3は、本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続の別の例を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、本実施形態の情報取得手続は、サービス提供者140がステップ121で登録サーバ130にサービス情報を登録することから出発する。このとき、サービス提供者140は、それぞれの基本情報およびサービス情報を格納している。ここで、基本情報は、サービス提供者140の識別情報、位置情報、およびカテゴリー情報を含む。また、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。また、サービス提供者140は、登録サーバ130にそれぞれのサービス情報だけでなく、基本情報を登録してもよい。このとき、サービス提供者140は、周期的にサービス情報を更新する。さらに、サービス提供者140は、登録サーバ130でサービス情報を更新する。
【0023】
ユーザ端末110は、ステップ123でカレンダーサーバ120にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末110は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末110は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末110は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。また、ユーザ端末110は、カレンダーサーバ120にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末110は、ユーザ端末110の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、カレンダーサーバ120がユーザ端末110からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ120がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ120は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0024】
次に、スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ125でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ130に登録する。すなわち、カレンダーサーバ120は、公開情報を登録サーバ130にポスティングしてサービス提供者140のために公開する。ここで、公開情報は、スケジュール情報の場所情報と、スケジュール情報に対応するカテゴリー情報とを含む。このとき、公開情報は、ユーザ端末110の識別情報を含まない。すなわち、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に代えて、公開情報に任意の仮想情報を付与して登録サーバ130に送信する。ここで、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報に対応して仮想情報を格納する。
【0025】
公開情報が登録されれば、登録サーバ130は、ステップ127でサービス情報をカレンダーサーバ120に送信する。このとき、登録サーバ130は、公開情報の場所情報に対応する位置情報を有するサービス提供者140を検索する。ここで、登録サーバ130は、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当するか否かを判断することができる。そして、サービス提供者140の位置情報が公開情報の場所情報から設定された距離以内に該当すれば、登録サーバ130がサービス提供者140を検出する。また、登録サーバ130は、公開情報のカテゴリー情報と同一のカテゴリー情報を有するサービス提供者140を検索する。この後、登録サーバ130は、サービス提供者140のサービス情報を検出してカレンダーサーバ120に送信する。ここで、登録サーバ130は、公開情報に付与された仮想情報と共にサービス情報を送信する。さらに、登録サーバ130は、サービス情報だけでなく、基本情報をさらに送信してもよい。
【0026】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ120は、ステップ129でサービス情報をユーザ端末110に送信する。このとき、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110のスケジュール情報にサービス情報を追加する。ここで、カレンダーサーバ120は、サービス情報と共に受信された仮想情報に対応してユーザ端末110の識別情報を把握する。そして、カレンダーサーバ120は、ユーザ端末110の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末110は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0027】
一方、上述された実施形態において、ユーザ端末がサービス提供者から提供されるサービス情報を取得する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、サービス提供者が直接的にサービス情報を提供しなくても、本発明の実現が可能である。これにより、登録サーバがサービス提供者の基本情報またはサービス情報のうち少なくともいずれか1つを格納しなくても、ユーザ端末がサービス提供者のサービス情報を取得することができる。
【0028】
図4は、本発明の第2実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図4を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末210、カレンダーサーバ220、登録サーバ230、および他のユーザ端末240を含む。
ユーザ端末210は、カレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末210の製造時、カレンダーアプリケーションがユーザ端末210に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、ユーザ端末210の製造後に、ユーザ端末210にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末210は、スケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末210は、周期的にカレンダーサーバ220と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末210へのスケジュール情報の登録時、ユーザ端末210は、カレンダーサーバ220にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ220からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末210は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。
【0029】
カレンダーサーバ220は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末210と連係される。このようなカレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と別にスケジュール情報を管理する。すなわち、ユーザ端末210でカレンダーアプリケーションの実行時、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と接続する。そして、ユーザ端末210へのスケジュール情報の登録時、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210と別にスケジュール情報を登録する。このために、カレンダーサーバ220は、周期的にユーザ端末210と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末210からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ220がスケジュール情報を格納する。また、カレンダーサーバ220は、登録サーバ230にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請することができる。さらに、登録サーバ230からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、カレンダーサーバ220は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。さらに、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210にサービス情報を送信する。すなわち、カレンダーサーバ220は、プッシュ方式でユーザ端末210にサービス情報を提供する。
【0030】
登録サーバ230は、他のユーザ端末240を管理する。例えば、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の基本情報を格納して管理する。このとき、登録サーバ230は、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service;SNS)をサポートするSNSサーバであってもよい。また、基本情報は、他のユーザ端末240の識別情報を含んでもよい。ここで、登録サーバ230は、ユーザ端末210と他のユーザ端末240を相互対応させて管理する。例えば、登録サーバ230は、ユーザ端末210のフォロワー(follower)として、他のユーザ端末240を管理することができる。また、カレンダーサーバ220でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ230は、他のユーザ端末240にサービス情報を要請する。さらに、登録サーバ230が他のユーザ端末240からサービス情報の受信時、登録サーバ230は、スケジュール情報に対応してサービス情報をカレンダーサーバ220に送信する。
【0031】
他のユーザ端末240は、登録サーバ230に接続可能である。このとき、他のユーザ端末240は、登録サーバ230に接続して、ソーシャルネットワーキングサービスを利用することができる。そして、登録サーバ230でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、他のユーザ端末240は、登録サーバ230にサービス情報を送信する。すなわち、他のユーザ端末240は、ユーザ端末210のスケジュール情報を表示することができる。そして、他のユーザ端末240のユーザによるテキストの入力時、他のユーザ端末240は、テキストをスケジュール情報に対応するサービス情報として送信する。ここで、他のユーザ端末240のユーザは、ユーザ端末210のスケジュール情報を確認し、経験または知識などに基づいて他のユーザ端末240にテキストを作成する。
【0032】
本実施形態によれば、通信システムにおけるユーザ端末210は、多様な方式で他のユーザ端末240から提供されるサービス情報を取得する。すなわち、ユーザ端末210は、ソーシャルネットワーキングサービスを用いてサービス情報を取得する。このとき、本実施形態の通信システムにおけるユーザ端末210がサービス情報を取得する手続について、次の方式で仮定して説明するが、これに限定されるものではない。
【0033】
図5は、本発明の第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
図5を参照すれば、ユーザ端末210がステップ211でカレンダーサーバ220にスケジュール情報を登録する。すなわち、ユーザ端末210は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末210は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末210は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。そして、ユーザ端末210は、カレンダーサーバ220にスケジュール情報を送信する。ここで、ユーザ端末210は、ユーザ端末210の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。また、ユーザ端末210からスケジュール情報の受信時、カレンダーサーバ220がスケジュール情報を格納する。ここで、場所情報は、テキストまたは座標データを含んでもよい。さらに、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、カレンダーサーバ220は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納する。
【0034】
スケジュール情報が登録されれば、カレンダーサーバ220は、ステップ213でスケジュール情報から公開情報を抽出して登録サーバ230に登録する。すなわち、カレンダーサーバ220は、公開情報を登録サーバ230にポスティングして他のユーザ端末240のために公開する。このとき、公開情報は、ユーザ端末210の識別情報、スケジュール情報の場所情報、およびスケジュール情報に対応するカテゴリー情報を含む。
【0035】
次に、公開情報が登録されれば、登録サーバ230は、ステップ215で公開情報をサービス提供者240に送信する。このとき、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の基本情報を格納している。ここで、基本情報は、他のユーザ端末240の識別情報を含む。すなわち、登録サーバ230は、ユーザ端末210に対応して登録された他のユーザ端末240を検索する。また、登録サーバ230は、他のユーザ端末240の識別情報を用いて、ユーザ端末210の識別情報と共にサービス情報を送信する。
【0036】
次に、公開情報が受信されれば、他のユーザ端末240は、ステップ217でサービス情報を登録サーバ230に送信する。ここで、サービス情報は、サービス提供者(図示せず)から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ウェブページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含んでもよい。
【0037】
次に、サービス情報が受信されれば、登録サーバ230は、ステップ219でサービス情報をカレンダーサーバ220に送信する。このとき、登録サーバ230は、ユーザ端末210の識別情報と共にサービス情報を送信する。
【0038】
次に、サービス情報が受信されれば、カレンダーサーバ220は、ステップ221でサービス情報をユーザ端末210に送信する。このとき、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210のスケジュール情報にサービス情報を追加する。また、カレンダーサーバ220は、ユーザ端末210の識別情報を用いてサービス情報を送信する。これにより、ユーザ端末210は、スケジュール情報にユーザ情報を追加し、カレンダーアプリケーションを介してスケジュール情報と共にユーザ情報を管理する。
【0039】
一方、上述された実施形態において、ユーザ端末がカレンダーサーバにスケジュール情報を登録することにより、スケジュール情報に対応するサービス情報を取得する場合を開示したが、これに限定されるものではない。すなわち、ユーザ端末がカレンダーサーバにスケジュール情報を登録しなくても、本発明の実現が可能である。これにより、通信システムにカレンダーサーバが含まれなくても、ユーザ端末がサービス情報を取得することができる。
【0040】
図6は、本発明の第3実施形態に係る通信システムを示す構成図である。
図6を参照すれば、本実施形態の通信システムは、ユーザ端末310および登録サーバ330を含む。
ユーザ端末310は、カレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。ここで、ユーザ端末310の製造時、カレンダーアプリケーションがユーザ端末310に導入される。または、カレンダーアプリケーションは、ユーザ端末310の製造後に、ユーザ端末310にダウンロードされるか導入されてもよい。ユーザ端末310は、カレンダーアプリケーションを用いてスケジュール情報を格納し、必要に応じてスケジュール情報を表示する。そして、ユーザ端末310は、登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信してサービス情報を要請する。さらに、登録サーバ330からスケジュール情報に対応するサービス情報の受信時、ユーザ端末310は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。
【0041】
登録サーバ330は、サービス情報を管理する。このような登録サーバ330は、インターネット(internet)通信をサポートするウェブサーバ(web server)であってもよい。また、ユーザ端末310でスケジュール情報に対応するサービス情報の要請時、登録サーバ330は、検索エンジンを駆動してスケジュール情報に対応するサービス情報を検索する。また、登録サーバ330は、検索結果によるサービス情報をユーザ端末310に送信する。
【0042】
図7は、本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。
図7を参照すれば、本実施形態の情報取得手続は、ユーザ端末310がステップ311において、スケジュール情報を登録することから出発する。すなわち、ユーザ端末310は、ユーザの要請によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を登録する。このとき、ユーザ端末310は、予め格納されたカレンダーに対応してスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。また、スケジュール情報の場所情報がテキストを含めば、ユーザ端末310は、テキストを分析して座標データを検出し、スケジュール情報の場所情報としてテキストの代りに座標データを格納してもよい。
【0043】
次に、スケジュール情報が登録されれば、ユーザ端末310は、ステップ313で登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。このとき、ユーザ端末310は、スケジュール情報が場所情報を含むか否かを判断する。スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、ユーザ端末310は、登録サーバ330にサービス情報を要請する。すなわち、ユーザ端末310は、スケジュール情報の場所情報を登録サーバ330に送信する。
【0044】
次に、サービス情報が要請されれば、登録サーバ330は、ステップ315でサービス情報をユーザ端末310に送信する。すなわち、ユーザ端末310から場所情報が受信されれば、登録サーバ330は、検索エンジンを駆動して場所情報に対応するサービス情報を検索する。また、登録サーバ330は、検索結果によるサービス情報をユーザ端末310に送信する。
【0045】
図8は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の内部構成を示すブロック図である。
図8を参照すれば、本発明の実施形態でユーザ端末400は、無線通信部410、メモリ420、制御部430、オーディオ処理部440、表示部450、および入力部460を含む。
無線通信部410は、ユーザ端末400の無線通信機能を行う。無線通信部410は、送信される信号の周波数を上昇変換および増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機とを含む。
【0046】
メモリ420は、プログラムメモリおよびデータメモリで構成される。プログラムメモリは、ユーザ端末400の一般的な動作を制御するためのプログラムを格納する。このとき、プログラムメモリは、本発明の実施形態によってカレンダーアプリケーションを格納する。データメモリは、プログラムを行う途中で発生するデータを格納する機能を行う。そして、メモリ420は、本発明の実施形態によってスケジュール情報を格納する。また、メモリ420は、本発明の実施形態によってスケジュール情報と共にサービス情報を格納する。
【0047】
制御部430は、ユーザ端末400の全般的な動作を制御する機能を行う。このような制御部430は、送信される信号を符号化および変調する送信機と、受信される信号を復調および復号化する受信機とを有するデータ処理部を含む。このとき、データ処理部は、モデム(MODEM)およびコーデック(CODEC)から構成されてもよい。また、コーデックは、パケットデータなどを処理するデータコーデックと、音声などのオーディオ信号を処理するオーディオコーデックとを備える。
【0048】
また、制御部430は、本発明の実施形態によってカレンダーアプリケーションを実行してスケジュール情報を管理する。このとき、制御部430は、インターネットを介して登録サーバ330に接続する。また、ユーザ端末400へのスケジュール情報の登録時、制御部430は、登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信する。または、制御部430は、周期的にカレンダーサーバ120,420と通信して同期化を実行する。また、ユーザ端末400へのスケジュール情報の登録時、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を送信する。さらに、カレンダーサーバ120,220または登録サーバ130,230,330から場所情報に対応するサービス情報の受信時、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報を追加して管理する。これにより、スケジュール情報の検索時、制御部430は、本発明の実施形態によってスケジュール情報と共にサービス情報を表示する。さらに、制御部430は、本発明の実施形態によってソーシャルネットワーキングサービスを介して、他のユーザ端末240とサービス情報を共有する。さらに、制御部430は、本発明の実施形態によってサービス情報を用いてサービス提供者140に接続する。
【0049】
オーディオ処理部440は、データ処理部のオーディオコーデックから出力される受信オーディオ信号をスピーカ(SPK)を介して再生するか、マイク(MIC)から発生する送信オーディオ信号をデータ処理部のオーディオコーデックに送信する機能を行う。
表示部450は、制御部430から出力されるユーザデータを表示する。このような表示部450は、LCDを使用してもよく、このような場合、表示部450は、LCD制御部、映像データを格納できるメモリ、およびLCD表示素子などを備える。また、LCDをタッチスクリーン(touch screen)方式で実現する場合、入力部として動作してもよい。
入力部460は、数字および文字の情報を入力するためのキーと、各種機能を設定するための機能キーとから構成される。
【0050】
図9は、本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。また、図12〜図14は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【0051】
図9を参照すれば、本発明の実施形態でユーザ端末400の情報取得手続は、制御部430がステップ511でスケジュール情報を登録することから出発する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を登録するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。例えば、図12に示されたように、スケジュール情報が作成された後、格納するためのキーが選択されれば、制御部430は、これをスケジュール情報を登録するための要請として感知する。そして、制御部430は、カレンダーアプリケーションを駆動してメモリ420にスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含んでもよい。例えば、題名は旅行に該当し、時間情報は2011年5月27日午後12時〜2011年5月29日午後8時に該当し、場所情報は釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に該当する。このとき、スケジュール情報の登録時、制御部430は、ユーザの要請によってスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定する。例えば、制御部430は、スケジュール情報を設定するための画面を介して、サービス情報の受信有無を選択するためのチェックボックスを提供する。また、スケジュール情報が作成されれば、制御部430は、チェックボックスを確認してスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定し、スケジュール情報と共に格納する。
【0052】
次に、制御部430は、ステップ513でカレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。すなわち、制御部430は、カレンダーアプリケーションを介してカレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。このとき、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を送信する。ここで、制御部430は、ユーザ端末400の識別情報と共にスケジュール情報を送信する。すなわち、制御部430は、カレンダーアプリケーションを介してユーザ端末400だけでなく、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報を登録する。ここで、制御部430は、カレンダーサーバ120,220にスケジュール情報と共に、スケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを登録する。
【0053】
次いで、スケジュール情報に対応するサービス情報が受信されれば、制御部430がステップ515でこれを感知する。すなわち、無線通信部410を介してサービス情報が受信されれば、制御部430がこれを感知する。ここで、サービス情報は、サービス提供者140から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者140の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含む。このとき、サービス情報は、サービス提供者140または他のユーザ端末440から提供されてもよい。制御部430は、カレンダーサーバ120,220からサービス情報を受信してもよい。ここで、制御部430は、短文メッセージサービス(Short Message Service;SMS)、マルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service;MMS)、電子メールサービス、または、各種ソーシャルネットワーキングサービスを介してサービス情報を受信することができる。
【0054】
次いで、制御部430は、ステップ517でスケジュール情報にサービス情報を追加する。すなわち、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を格納する。このとき、制御部430は、図13に示されたように、サービス情報の受信を通知するための通知メッセージを出力する。すなわち、制御部430は、ユーザ端末400のユーザにスケジュール情報の更新を認知させることができる。
【0055】
最後に、スケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がステップ519でこれを感知する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。そして、制御部430は、ステップ521でスケジュール情報を表示する。このとき、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報が追加されているか否かを判断する。スケジュール情報にサービス情報が追加されていなければ、制御部430は、スケジュール情報のみを表示する。一方、スケジュール情報にサービス情報が含まれていれば、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。
【0056】
図10は、本発明の第3実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を示すフローチャートである。また、図12〜図14は、本発明の実施形態に係る通信システムにおけるユーザ端末の情報取得手続を説明するための例示図である。
【0057】
図10を参照すれば、制御部430がステップ611でスケジュール情報を登録する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を登録するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。例えば、図12に示されたように、スケジュール情報が選択された後、格納するためのキーが選択されれば、制御部430は、これをスケジュール情報を登録するための要請として感知する。そして、制御部430は、カレンダーアプリケーションを駆動してメモリ420にスケジュール情報を格納する。ここで、スケジュール情報は、題名、時間情報、および場所情報を含む。例えば、題名は旅行に該当し、時間情報は2011年5月27日午後12時〜2011年5月29日午後8時に該当し、場所情報は、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に該当する。このとき、スケジュール情報の登録時、制御部430は、ユーザの要請によってスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定する。例えば、制御部430は、スケジュール情報を選択するための画面を介して、サービス情報の受信有無を選択するためのチェックボックスを提供する。また、スケジュール情報が作成されれば、制御部430は、チェックボックスを確認してスケジュール情報に対応するサービス情報を受信するか否かを設定し、スケジュール情報と共に格納する。
【0058】
次に、制御部430は、ステップ613でスケジュール情報が場所情報を含むか否かを判断する。スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、制御部430は、ステップ615で登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。すなわち、制御部430は、無線通信部410を介して登録サーバ330にスケジュール情報の場所情報を送信し、サービス情報を要請する。このとき、スケジュール情報が場所情報を含んでいれば、制御部430は、スケジュール情報に対応してサービス情報を受信するように設定されているか否かを判断することができる。サービス情報を受信するように設定されていれば、制御部430は、登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請する。また、サービス情報を受信するように設定されていなければ、制御部430は、スケジュール情報が場所情報を含んでいても、登録サーバ330にスケジュール情報に対応するサービス情報を要請しない。ここで、サービス情報は、サービス提供者(図示せず)から提供されるサービスを示す。例えば、サービス情報は、サービス提供者の位置情報、メニュー、価格、電話番号、または、ホームページアドレスのうち少なくともいずれか1つを含む。
【0059】
次いで、スケジュール情報に対応するサービス情報が受信されれば、制御部430がステップ615でこれを感知する。すなわち、無線通信部410を介してサービス情報が受信されれば、制御部430がこれを感知する。ここで、制御部430は、インターネットを介してサービス情報を受信する。
【0060】
次に、制御部430は、ステップ617でスケジュール情報にサービス情報を追加する。すなわち、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を格納する。このとき、制御部430は、図13に示されたように、サービス情報の受信を通知するための通知メッセージを出力してもよい。すなわち、制御部430は、ユーザ端末400のユーザにスケジュール情報の更新を認知させることができる。
【0061】
最後に、スケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がステップ619でこれを感知する。すなわち、入力部460を介してスケジュール情報を検索するための要請が受信されれば、制御部430がこれを感知する。そして、制御部430は、ステップ621でスケジュール情報を表示する。このとき、制御部430は、スケジュール情報にサービス情報が追加されているか否かを判断する。また、スケジュール情報にサービス情報が追加されていなければ、制御部430は、スケジュール情報のみを表示する。一方、スケジュール情報にサービス情報が追加されていれば、制御部430は、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。
【0062】
図11は、本発明の一実施形態による図9および図10における情報表示手続を示すフローチャートである。
図11を参照すれば、制御部430は、ステップ711でスケジュール情報と共にサービス情報を表示する。例えば、制御部430は、図14に示されたように、スケジュール情報と共にサービス情報を表示する。これにより、ユーザ端末400のユーザは、スケジュール情報とサービス情報を連係させて把握することができる。すなわち、ユーザ端末400のユーザは、ユーザの計画に対応する位置ベース情報を確認する。例えば、ユーザ端末400のユーザは、旅行地に該当する釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)に海雲台(ヘウンデ)ホテルが存在することを確認する。そして、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルの宿泊価格、連絡先などを確認する。
【0063】
次に、サービス情報を利用するための要請が受信されれば、制御部430がステップ713でこれを感知し、ステップ715でサービス情報を利用する。このとき、制御部430は、ソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末240にサービス情報を送信する。そして、表示されるサービス情報の選択時、制御部430は、サービス情報を用いてサービス提供者140に接続する。例えば、制御部430は、サービス情報の電話番号を用いてサービス提供者140に通話を要請する。そして、サービス提供者140との通話連結時、制御部430は、サービス提供者140との通話を制御する。または、制御部430は、サービス情報のEメールアドレスを用いて、Eメールを生成してサービス提供者140に送信する。または、制御部430は、サービス情報のウェブページアドレスを用いて、サービス提供者140のウェブページに接続する。これにより、ユーザ端末400のユーザは、サービス提供者140から提供されるが、サービス情報から除外された追加情報を取得する。例えば、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルを予約するか、海雲台(ヘウンデ)ホテルから提供されるクーポンなどを取得する。または、ユーザ端末400のユーザは、海雲台(ヘウンデ)ホテルの周辺の地域情報などを確認することができる。
【0064】
本発明によれば、ユーザ端末でスケジュール情報と共に、スケジュール情報と関連する場所に対応する位置ベース情報を連係させて管理することができる。すなわち、ユーザ端末のユーザが別個に情報の検索を行ったり情報記録を行ったりする必要なく、ユーザ端末から容易に位置ベース情報を取得することができる。これにより、ユーザ端末でスケジュール情報に対応して位置ベース情報を自動的に追加して管理することができる。これにより、ユーザ端末でユーザの便宜性を向上させることができ、さらに、ユーザ端末の利用効率性を向上させることができる。
【0065】
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施形態は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものであるだけで、本発明の範囲を限定しようとするものではない。すなわち、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明白である。
【符号の説明】
【0066】
110,210,310,400 ユーザ端末
120,220 カレンダーサーバ
130,230,330 登録サーバ
140 サービス提供者
240 他のユーザ端末
410 無線通信部
420 メモリ
430 制御部
440 オーディオ処理部
450 表示部
460 入力部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法であって、
ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録する登録ステップと、
外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記ユーザ端末が前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加する追加ステップと、
前記スケジュール情報の検索時、前記ユーザ端末が前記サービス情報を表示する表示ステップと、
を含むことを特徴とする情報取得方法。
【請求項2】
前記登録ステップは、
前記ユーザ端末が前記サービス情報を管理する外部サーバに前記場所情報を送信して、前記サービス情報を要請するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報取得方法。
【請求項3】
前記登録ステップは、
前記ユーザ端末が前記スケジュール情報を管理するためのカレンダーアプリケーションと連係された外部サーバに前記スケジュール情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報取得方法。
【請求項4】
前記登録ステップは、
前記スケジュール情報で前記場所情報に該当するテキストを分析して座標データを検出するステップと、
前記場所情報として前記座標データを登録するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の情報取得方法。
【請求項5】
前記表示ステップは、
前記ユーザ端末が前記サービス情報をソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末と共有するステップと、
前記ユーザ端末が前記サービス情報の電話番号またはホームページアドレスを用いて、前記サービス提供者に接続するステップと、のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報取得方法。
【請求項6】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが前記場所情報に相応するサービス提供者にサービス情報を要請するステップと、
前記サービス提供者から前記サービス情報の受信時、前記外部サーバが前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の情報取得方法。
【請求項7】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが前記場所情報に相応するサービス提供者に対応して、予め登録されたサービス情報を前記ユーザ端末に送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の情報取得方法。
【請求項8】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが他のユーザ端末に前記場所情報に相応するサービス提供者のサービス情報を要請するステップと、
前記他のユーザ端末から前記サービス情報の受信時、前記外部サーバが前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の情報取得方法。
【請求項9】
通信システムにおけるユーザ端末の情報取得装置であって、
外部サーバに接続するための無線通信部と、
場所情報を含むスケジュール情報を登録し、前記外部サービスサーバが前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するための制御部と、
前記制御部の制御下で前記スケジュール情報の検索時、前記サービス情報を表示するための表示部と、
を含むことを特徴とする情報取得装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記サービス情報を管理する外部サーバに前記場所情報を送信して、前記サービス情報を要請することを特徴とする請求項9に記載の情報取得装置。
【請求項11】
前記制御部は、
前記スケジュール情報の登録時、前記スケジュール情報を管理するためのカレンダーアプリケーションと連係された外部サーバに前記スケジュール情報を送信することを特徴とする請求項10に記載の情報取得装置。
【請求項12】
前記制御部または外部サーバは、
前記場所情報に該当するテキストを分析して座標データを検出し、前記場所情報として前記座標データを登録することを特徴とする請求項11に記載の情報取得装置。
【請求項13】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、前記場所情報に相応するサービス提供者にサービス情報を要請し、前記サービス提供者から前記サービス情報の受信時、前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信することを特徴とする請求項12に記載の情報取得装置。
【請求項14】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、前記場所情報に相応するサービス提供者に対応して、予め登録されたサービス情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項13に記載の情報取得装置。
【請求項15】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、ソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末に前記場所情報に相応するサービス提供者のサービス情報を要請し、前記他のユーザ端末から前記サービス情報の受信時、前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信することを特徴とする請求項14に記載の情報取得装置。
【請求項1】
通信システムにおけるユーザ端末の情報取得方法であって、
ユーザ端末が場所情報を含むスケジュール情報を登録する登録ステップと、
外部サーバから前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記ユーザ端末が前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加する追加ステップと、
前記スケジュール情報の検索時、前記ユーザ端末が前記サービス情報を表示する表示ステップと、
を含むことを特徴とする情報取得方法。
【請求項2】
前記登録ステップは、
前記ユーザ端末が前記サービス情報を管理する外部サーバに前記場所情報を送信して、前記サービス情報を要請するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報取得方法。
【請求項3】
前記登録ステップは、
前記ユーザ端末が前記スケジュール情報を管理するためのカレンダーアプリケーションと連係された外部サーバに前記スケジュール情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報取得方法。
【請求項4】
前記登録ステップは、
前記スケジュール情報で前記場所情報に該当するテキストを分析して座標データを検出するステップと、
前記場所情報として前記座標データを登録するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の情報取得方法。
【請求項5】
前記表示ステップは、
前記ユーザ端末が前記サービス情報をソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末と共有するステップと、
前記ユーザ端末が前記サービス情報の電話番号またはホームページアドレスを用いて、前記サービス提供者に接続するステップと、のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報取得方法。
【請求項6】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが前記場所情報に相応するサービス提供者にサービス情報を要請するステップと、
前記サービス提供者から前記サービス情報の受信時、前記外部サーバが前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の情報取得方法。
【請求項7】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが前記場所情報に相応するサービス提供者に対応して、予め登録されたサービス情報を前記ユーザ端末に送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の情報取得方法。
【請求項8】
前記場所情報が受信されれば、前記外部サーバが他のユーザ端末に前記場所情報に相応するサービス提供者のサービス情報を要請するステップと、
前記他のユーザ端末から前記サービス情報の受信時、前記外部サーバが前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の情報取得方法。
【請求項9】
通信システムにおけるユーザ端末の情報取得装置であって、
外部サーバに接続するための無線通信部と、
場所情報を含むスケジュール情報を登録し、前記外部サービスサーバが前記場所情報に対応するサービス情報の受信時、前記スケジュール情報に前記サービス情報を追加するための制御部と、
前記制御部の制御下で前記スケジュール情報の検索時、前記サービス情報を表示するための表示部と、
を含むことを特徴とする情報取得装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記サービス情報を管理する外部サーバに前記場所情報を送信して、前記サービス情報を要請することを特徴とする請求項9に記載の情報取得装置。
【請求項11】
前記制御部は、
前記スケジュール情報の登録時、前記スケジュール情報を管理するためのカレンダーアプリケーションと連係された外部サーバに前記スケジュール情報を送信することを特徴とする請求項10に記載の情報取得装置。
【請求項12】
前記制御部または外部サーバは、
前記場所情報に該当するテキストを分析して座標データを検出し、前記場所情報として前記座標データを登録することを特徴とする請求項11に記載の情報取得装置。
【請求項13】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、前記場所情報に相応するサービス提供者にサービス情報を要請し、前記サービス提供者から前記サービス情報の受信時、前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信することを特徴とする請求項12に記載の情報取得装置。
【請求項14】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、前記場所情報に相応するサービス提供者に対応して、予め登録されたサービス情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項13に記載の情報取得装置。
【請求項15】
前記外部サーバは、
前記場所情報が受信されれば、ソーシャルネットワーキングサービスを介して他のユーザ端末に前記場所情報に相応するサービス提供者のサービス情報を要請し、前記他のユーザ端末から前記サービス情報の受信時、前記ユーザ端末に前記サービス情報を送信することを特徴とする請求項14に記載の情報取得装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2013−21691(P2013−21691A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−149275(P2012−149275)
【出願日】平成24年7月3日(2012.7.3)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年7月3日(2012.7.3)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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