説明

連結型包装容器

【課題】包装容器を複数繋(つな)いで形成することができるようにする。
【解決手段】内容物が収容された少なくとも二つの容器部12,13と、各容器部12,13を連結する連結部14とを有する。そして、連結部14は、各容器部12,13を分離させるための切断部P1、及び切断部P1より各容器部12,13側に形成された横シール部S3を備え、各容器部12,13を隣接させたとき、各容器部12,13間に架設される。連結部14は、各容器部12,13を分離させるための切断部P1、及び切断部P1より各容器部12,13側に形成された横シール部S3を備え、各容器部12,13を隣接させたとき、各容器部12,13間に架設されるので、包装容器を複数繋いで連結型包装容器を形成することができる。また、複数の容器部12,13が形成されるので、内容物を容易に小容量化することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連結型包装容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、茶、ジュース、スープ、アルコール類等の流動性を有する食品、すなわち、流動性食品を収容する包装容器を製造する場合、ウェブ状、板状等の包材が使用され、該包材の所定の箇所がヒートシール、超音波シール等の手法によってシールされることにより、包装容器が形成されるようになっている。
【0003】
そして、ウェブ状の包材を使用する場合、充填(てん)機において、前記包材をチューブ状にし、縦シール装置によって縦方向にシールした後、チューブ状の包材の中に流動性食品を充填しながら、所定の間隔で横シール装置によって横方向にシールして切断し、枕(まくら)状の原型容器を形成し、該原型容器を更に所定の形状に成形して包装容器を完成させるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2003−170507号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の包装容器においては、各包装容器が独立して完成させられるようになっているので、包装容器を複数繋(つな)いだ状態の連結型の包装容器、すなわち、連結型包装容器を形成することができない。
【0005】
本発明は、前記従来の包装容器の問題点を解決して、包装容器を複数繋いで形成することができる連結型包装容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのために、本発明の連結型包装容器においては、内容物が収容された少なくとも二つの容器部と、該各容器部を連結する連結部とを有する。
【0007】
そして、該連結部は、前記各容器部を分離させるための切断部、及び該切断部より各容器部側に形成された横シール部を備え、各容器部を隣接させたとき、各容器部間に架設される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、連結型包装容器においては、内容物が収容された少なくとも二つの容器部と、該各容器部を連結する連結部とを有する。
【0009】
そして、該連結部は、前記各容器部を分離させるための切断部、及び該切断部より各容器部側に形成された横シール部を備え、各容器部を隣接させたとき、各容器部間に架設される。
【0010】
この場合、前記連結部は、各容器部を分離させるための切断部、及び該切断部より各容器部側に形成された横シール部を備え、各容器部を隣接させたとき、各容器部間に架設されるので、包装容器を複数繋いで連結型包装容器を形成することができる。
【0011】
また、複数の容器部が形成されるので、内容物を容易に小容量化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
図1は本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の製造工程を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の正面図、図4は本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【0014】
図において、10は連結型包装容器11の原型を表す原型容器であり、包材43によって一体に形成される。そして、12は第1の容器部、13は該第1の容器部12より下方に形成された第2の容器部、14は、前記第1、第2の容器部12、13間に形成され、第1、第2の容器部12、13を連結する連結部、S1は第1のシール部としての縦シール部、S2、S3は第2、第3のシール部としての横シール部である。そして、前記第1、第2の容器部12、13内には内容物としての流動性食品が収容される。
【0015】
なお、前記原型容器10は、ウェブ状に形成された包材43を所定の方法で折り畳み、所定の箇所をシールすることによって形成される。前記包材43は、連結型包装容器11を形成したときの外方から内方にかけて、外側層、紙基材、接着層、バリヤ層、接着層及び内側層の順に積層することによって形成される。そして、通常、前記外側層、接着層及び内側層はローデンシティポリエチレン、エチレン共重合体等の樹脂によって形成されるが、前記外側層及び内側層はポリエチレンによって形成されるのが好ましい。また、前記バリヤ層はアルミ箔(はく)等によって形成され、前記外側層の外側表面、又は紙基材の外側表面には必要に応じて所定の印刷が施される。
【0016】
前記第1の容器部12は、前面15、後面16、側面17、18、底面19及び頂面20を備え、第2の容器部13は、前面25、後面26、側面27、28、頂面29及び底面30を備える。第1の容器部12において、前記底面19は、中央に横シール部S2を有するとともに、各側面17、18の上端から左右に突出させて形成されたフラップ部f1、f2を備え、前記頂面20は、各側面17、18の下端から左右に突出させて形成されたフラップ部f3、f4(図においてはフラップ部f3だけが示される。)を備える。そして、第2の容器部13において、前記頂面29は、各側面27、28の上端から左右に突出させて形成されたフラップ部f5、f6を備え、前記底面30は、中央に横シール部S2を有するとともに、各側面27、28の下端から左右に突出させて形成されたフラップ部f7、f8(図においてはフラップ部f7だけが示される。)を備える。なお、前記縦シール部S1は、底面19、前面15、頂面20、連結部14、頂面29、前面25及び底面30の中央に形成される。
【0017】
また、前記底面19によって第1の容器部12の第1の端面が、頂面20によって第1の容器部12の第2の端面が、頂面29によって第2の容器部13の第1の端面が、底面30によって第2の容器部13の第2の端面が構成される。
【0018】
前記連結部14には、縦方向における中央に、前記第1、第2の容器部12、13を区分する区分領域としてのシール・切断領域AR1が形成され、該シール・切断領域AR1より第1の容器12側に第1の接続領域AR2が、シール・切断領域AR1より第2の容器13側に第2の接続領域AR3が形成される。
【0019】
そして、前記シール・切断領域AR1には、縦方向における中央に、前記第1、第2の容器部12、13を分離させるための切断部P1が連結部14の左右にわたって形成され、前記切断部P1より第1、第2の容器部12、13側に、それぞれ横シール部S3が連結部14の左右にわたって、かつ、切断部P1と平行に形成される。該切断部P1は、横方向における中央に、所定の距離にわたって、シール・切断領域AR1を貫通させて形成された切込みm1、及び該切込みm1の両側に形成された破断部としてのミシン目m2、m3を備える。また、前記各第1、第2の接続領域AR2、AR3は、第1、第2の容器部12、13を開封するために、一方の端部、本実施の形態においては、左側の端部から中央にかけて形成された破断部としてのミシン目m4、m5をそれぞれ備える。該ミシン目m4、m5においては、前記包材43にアルミ箔が積層されている場合、外側の紙基材だけにミシン目が形成される。
【0020】
前記原型容器10は、図示されない充填機において、図2に示されるような手順でウェブ状の包材43を加工することにより形成される。
【0021】
すなわち、前記充填機において、前記包材43は、繰出機にリール41の状態でセットされ、繰出機によって繰り出され、送り装置によって搬送される。そして、包材43には、搬送されている間に前記切込みm1及びミシン目m2〜m5が形成される。
【0022】
次に、前記包材43は、一方の縁部に図示されないストリップテープが貼(ちょう)着されて垂直方向に搬送され、搬送方向における複数の箇所に配設された図示されないフォーミングリングによって案内され、かつ、変形させられてチューブ状にされ、図示されない縦シール装置によって縦方向にシールされて包材チューブ44にされる。このとき、包材43の一方の縁部の外側面と他方の縁部の内側面とがオーバラップさせられて縦シール部S1が形成される。
【0023】
続いて、流動性食品が、充填管45を介して上方から供給され、前記包材チューブ44内に充填される。なお、前記流動性食品には、例えば、茶、ジュース、スープ、アルコール類等の液体食品のほかに、液状調味料等の流動性を有するコロイド状、ゾル状の食品等も含まれる。また、全体として流動性を有するものであれば、固体、ゲル等の成分を含有する食品も含まれる。
【0024】
次に、前記包材チューブ44は、図示されない横シール装置によって両側から挟持され、所定の間隔で横方向にシールされ、横シール部S2、S3が形成され、隣接する各横シール部S2間に切断部P0が、隣接する各横シール部S3間に切断部P1が形成される。
【0025】
続いて、包材チューブ44は前記切断部P0において切断されて、原型容器10(図1)が形成される。そして、該原型容器10は、図示されない所定の成形装置によって成形され、フラップ部f1、f2が側面17、18側から底面19側に向けて折り畳まれ、かつ、融着され、また、フラップ部f7、f8が側面27、28側から底面30側に向けて折り畳まれ、かつ、融着されて、連結型包装容器11が形成される。前記成形装置は、前記縦シール部S1が底面19、前面15、頂面20、連結部14、頂面29、前面25及び底面30の中央に位置するように原型容器10を成形する。
【0026】
なお、前記連結型包装容器11は、前記連結部14を湾曲させて第1、第2の容器部12、13を隣接させると、図3に示されるような形状にされる。このとき、前記連結部14の両端部の所定の領域の部分は、頂面20、29から側面17、27側に向けて、また、頂面20、29から側面18、28(図1)側に向けて折り曲げられて連結フラップ部tf1、tf2を形成し(図においては連結フラップ部tf1だけが示される。)、下方に向けて垂下させられる。該連結フラップ部tf1の裏側にはフラップ部f3、f5が、連結フラップ部tf2の裏側にはフラップ部f4、f6が形成される(フラップ部f4、f6は図示されない。)。
【0027】
なお、前記縦シール装置及び横シール装置には、ヒータ、インダクタ等を利用してヒートシールを行うもののほかに、超音波を利用して超音波シールを行うものを使用することができる。
【0028】
前記構成の連結型包装容器11において、連結部14によって接続された各第1、第2の容器部12、13は、前記切断部P1を切断することによって、図4に示されるように分離させられる。それに伴って、前記連結フラップ部tf1、tf2も分離させられ、それぞれ台形の形状を有するフラップ部fp1、fp2が形成される。その後、前記連結型包装容器11は、全体を、例えば、シュリンクフィルムによってパックされる。
【0029】
このように、連結型包装容器11に複数の、本実施の形態においては、第1、第2の容器部12、13が形成されるので、流動性食品を容易に小容量化することができる。
【0030】
また、前記切断部P1の中央に切込みm1が形成され、該切込みm1の両側にミシン目m2、m3が形成されるので、消費者は、容易に切断部P1を切断することができる。また、分離させられた前記各第1、第2の容器部12、13には、横シール部S3の近傍にミシン目m4、m5が形成される。したがって、消費者は、手でミシン目m4、m5を容易に破断し、第1、第2の容器部12、13を開封することができる。
【0031】
また、該各第1、第2の容器部12、13を隣接させたとき、前記連結部14が第1、第2の容器部12、13間に架設されるように、連結部14の縦方向の長さ(縦方向寸法)と共に、シール・切断領域AR1及び第1、第2の接続領域AR2、AR3の寸法が設定される。連結部14の寸法が十分に長くされるので、手で前記切断部P1を容易に切断することができる。
【0032】
なお、本実施の形態においては、切断部P1の中央に切込みm1が形成され、該切込みm1の両側にミシン目m2、m3が形成されるようになっているが、切断部P1の中央にミシン目を、該ミシン目の両側に切込みを形成したり、切断部P1の全体にミシン目を形成したりすることができる。
【0033】
また、本実施の形態において、フラップ部fp1、fp2は側面17、18、27、28に融着されないようになっているが、フラップ部fp1、fp2を側面17、18、27、28にすることができる。
【0034】
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
【0035】
図5は本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図、図6は本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の正面図、図7は本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【0036】
この場合、第1のシール部としての縦シール部S1は、底面19、前面15、頂面20、連結部14、頂面29、前面25及び底面30における中央より一方の縁部側、本実施の形態においては、側面18、28側に寄せて形成される。また、切断部P1において、横方向における中央より側面18、28側に寄せて、切込みm1が、所定の距離にわたって、区分領域としてのシール・切断領域AR1を貫通させて形成され、前記切込みm1の両側に、破断部としてのミシン目m2、m3が形成される。この場合、ミシン目m2はミシン目m3より長く形成される。
【0037】
また、前記第1、第2の接続領域AR2、AR3には、一方の端部、本実施の形態においては、各側面17、27側の端部から縦シール部S1の手前部にかけて、破断部としてのミシン目m4、m5が形成される。
【0038】
このように、本実施の形態においては、縦シール部S1が中央より側面18、28側に寄せて形成されるので、ミシン目m4、m5をその分長くすることができる。したがって、ミシン目m4、m5を破断して第1、第2の容器部12、13を開封したときの開口を広くすることができる。
【0039】
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
【0040】
図8は本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図、図9は本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の正面図、図10は本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【0041】
図において、10は連結型包装容器11の原型を表す原型容器、112は所定のピッチで連続して形成される複数の容器部、14は各容器部112間に形成された連結部、S11は第1のシール部としての縦シール部、S12は第2のシール部としての横シール部である。
【0042】
前記各容器部112は、前面115、後面116、側面117、118、頂面119及び底面120を備え、前記頂面119は、各側面117、118の上端から左右に突出させて形成されたフラップ部f11、f12を備え、前記底面120は、各側面117、118の下端から左右に突出させて形成されたフラップ部f13、f14(図においてはフラップ部f13だけが示される。)を備える。なお、前記縦シール部S11は、頂面119、前面115、底面120及び連結部14の中央より側面118側に寄せて形成される。
【0043】
この場合、各容器部112間には連結部14が形成されるので、任意の数、本実施の形態においては、4個の容器部112によって連結型包装容器11を形成することができる。
【0044】
また、前記各頂面119によって各容器部112の第1の端面が、底面120によって各容器部112の第2の端面が構成される。
【0045】
前記連結部14には、縦方向における中央に、各容器部112を区分する区分領域としてのシール・切断領域AR11が形成され、該シール・切断領域AR11より一方(図8において上方)の容器部112側に、第1の接続領域AR12が、シール・切断領域AR1より他方(図8において下方)の容器部112側に、第2の接続領域AR13が形成される。
【0046】
そして、前記シール・切断領域AR11には、縦方向における中央に、各容器部112を分離させることができるように切断部P11が、該切断部P11より各容器部112側にそれぞれ横シール部S12が、連結部14の左右にわたって形成される。前記切断部P11において、横方向における中央より側面118側に寄せて、切込みm1が、所定の距離にわたって、シール・切断領域AR11を貫通させて形成され、前記切込みm1の両側に、破断部としてのミシン目m2、m3が形成される。この場合、ミシン目m2はミシン目m3より長く形成される。
【0047】
なお、例えば、4個の容器部112によって原型容器10を製造する場合、前記連結型包装容器11は、連結部14を交互に、かつ、反対方向に湾曲させて連続する各容器部112を隣接させることによって、図9に示されるような形状にされる。このとき、前記各連結部14の両端部の所定の部分は、頂面119及び底面120から側面117、118側に向けて折り曲げられて、各容器部112の上下に連結フラップ部tf1、tf2を形成し(図においては連結フラップ部tf1だけが示される。)、下方又は上方に向けて垂下させられる。該連結フラップ部tf1の裏側にはフラップ部f13、f15が、連結フラップ部tf2の裏側にはフラップ部f14、f16が形成される(フラップ部f14、f16は図示されない。)。
【0048】
前記構成の連結型包装容器11において、連結部14によって接続された各容器部112は、前記切断部P11を切断することによって、図10に示されるように、分離させられる。それに伴って、前記連結フラップ部tf1、tf2も分離させられ、それぞれ台形の形状を有するフラップ部fp11、fp12が形成される(図においてははフラップ部fp11だけが示される。)。その後、前記連結型包装容器11は、全体を、例えば、シュリンクフィルムによってパックされる。
【0049】
この場合、各容器部112の上下にミシン目m4、m5が形成されるので、頂面119及び底面120側の両方で連結型包装容器11を開封することができる。
【0050】
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の製造工程を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の正面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の原型容器を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の正面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における連結型包装容器の切断状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0052】
11 連結型包装容器
12 第1の容器部
13 第2の容器部
14 連結部
112 容器部
P0、P1、P11 切断部
S2、S3、S12 横シール部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)内容物が収容された少なくとも二つの容器部と、
(b)該各容器部を連結する連結部とを有するとともに、
(c)該連結部は、前記各容器部を分離させるための切断部、及び該切断部より各容器部側に形成された横シール部を備え、各容器部を隣接させたとき、各容器部間に架設されることを特徴とする連結型包装容器。
【請求項2】
前記切断部は切込み及び破断部によって形成される請求項1に記載の連結型包装容器。
【請求項3】
前記破断部はミシン目によって形成される請求項2に記載の連結型包装容器。
【請求項4】
前記横シール部より各容器部側に、各容器部を開封するための破断部が形成される請求項1に記載の連結型包装容器。
【請求項5】
(a)前記各容器部及び連結部はウェブ状の包材を縦方向にシールすることによって形成され、
(b)前記各容器部及び連結部は中央に縦シール部を備える請求項1に記載の連結型包装容器。
【請求項6】
(a)前記各容器部及び連結部はウェブ状の包材を縦方向にシールすることによって形成され、
(b)前記各容器部及び連結部は中央より一方の縁部側に寄せて形成された縦シール部を備える請求項1に記載の連結型包装容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2008−150097(P2008−150097A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−342445(P2006−342445)
【出願日】平成18年12月20日(2006.12.20)
【出願人】(000229232)日本テトラパック株式会社 (259)
【Fターム(参考)】