遊技操作レバー装置
【課題】レバー周囲を光で表示可能にする。
【解決手段】複数の光放出部46が容器2の前面でレバー3を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されて、レバー3の周囲を複数の光放出部46から放射される光で遊技演出を表示することができ、遊技操作レバー装置1を正面から見た場合、複数の光放出部46が操作部材4よりも外側に位置して見えるように、光放出部46の配置される1つの円周の直径が操作部材4の直径よりも大きくなっていれば、遊技者が操作部材4を手で操作していても、複数の光放出部46から放射される光による遊技演出を遊技者に適切に認識させることができる。
【解決手段】複数の光放出部46が容器2の前面でレバー3を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されて、レバー3の周囲を複数の光放出部46から放射される光で遊技演出を表示することができ、遊技操作レバー装置1を正面から見た場合、複数の光放出部46が操作部材4よりも外側に位置して見えるように、光放出部46の配置される1つの円周の直径が操作部材4の直径よりも大きくなっていれば、遊技者が操作部材4を手で操作していても、複数の光放出部46から放射される光による遊技演出を遊技者に適切に認識させることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レバーの周囲を光で表示できる遊技操作レバー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示された遊技操作レバー装置は、複数の光源がレバーの先端に設けられた操作部材の内部に1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されている。しかしながら、電線がパイプ状のレバーの後方から当該レバーの内部を経由して光源に配線される構造であるため、電線の配線構造が複雑になるという欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2000−126364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明が解決しようとする問題点は、照明が適切に行えないという点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る遊技操作レバー装置は、レバーの回転中心部を中心とする運動によってスイッチをオン・オフ動作させる遊技操作レバー装置において、レバーの周囲を光で表示するための複数の光放出部がレバーを支持する容器の前面に設けられたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る遊技操作レバー装置は、複数の光源がレバー周囲を光で表示することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】A図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す斜視図、B図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す正面図、C図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置が相手側部材に取り付けられた状態を示す斜視図。
【図2】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す分解図。
【図3】実施の形態1に係る前容器の後部を示す斜視図。
【図4】実施の形態1に係る後容器の後部を示す斜視図。
【図5】実施の形態1に係る固定軸受の後部と可動軸受の後部とを示す斜視図。
【図6】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の中立状態を示す縦断面図。
【図7】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の動作状態を示す縦断面図。
【図8】実施の形態2に係る遊技操作レバー装置を示す分解図。
【図9】実施の形態2に係る遊技操作レバー装置の中立状態を示す縦断面図。
【図10】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の動作状態を示す縦断面図。
【図11】実施の形態3に係る容器とスイッチとスイッチホルダー及び裏カバーを示す分解図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
「実施の形態1」
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1のA図の状態に遊技操作レバー装置1を置いて矢印Sで示す前方から見た場合に特定される方向である。
【0009】
図1を参照し、実施の形態1に係る遊技操作レバー装置1を前方から見た外観について説明する。図1のA図において、遊技操作レバー装置1は、複数の光放出部46が容器2の前面でレバー3を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されたことによって、レバー3の周囲を複数の光放出部46から放射される光で遊技演出を表示することができる。操作部材4がレバー3の前部に設けられる。遊技操作レバー装置1を相手側部材88(図1のC図参照)に取り付ける場合に使用される取付部26が容器2の周辺部に設けられる。
【0010】
図1のB図に示すように、遊技操作レバー装置1を正面から見た場合、複数の光放出部46が操作部材4よりも外側に位置して見えるように、光放出部46の配置される1つの円周の直径が操作部材4の直径よりも大きくなっているので、遊技者が操作部材4を手で操作していても、複数の光放出部46から放射される光による遊技演出を遊技者に適切に認識させることができる。
【0011】
図1のC図において、遊技操作レバー装置1が相手側部材88に取り付けられた外観について説明する。相手側部材88は、遊技機筐体の遊技操作レバー装置1を設置する部分を構成する部材である。遊技操作レバー装置1の操作部材4が相手側部材88の後方から相手側部材88に形成された貫通孔89を貫通した後、遊技操作レバー装置1の前外突部23が貫通孔89に収容され、前外突部23の前部が相手側部材88の前面よりも前方に突出する。その後、図外のタッピングスクリューのような固定具が遊技操作レバー装置1の後から取付部26(図1のA図参照)を経由して相手側部材88の図外の取付部に装着されることによって、遊技操作レバー装置1が相手側部材88に取り付けられる。
【0012】
図2乃至図5を参照し、実施の形態1に係る遊技操作レバー装置1の各構成部材について詳述する。
【0013】
図2において、遊技操作レバー装置1は、容器2、レバー3、操作部材4、固定軸受5、可動軸受6、ワッシャ7、ナット8、複数の導光部材9、導光支持部材10、光源ユニット11、ユニットカバー12、スライダー13、スイッチ作動体14、中立保持ばね15、スイッチ16、スイッチホルダー17を備える。
【0014】
容器2としては、前容器21と後容器22とから構成された例を示す。前容器21には、前外突部23、前内突部24、取付部25;26が設けられる。前外突部23は、前容器21の前面の中央から前方に突出する円盤状の突起を構成する。前外突部23の前内突部24を囲む周縁部には、複数の前導光用孔27がレバー用孔28を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置され、前後方向への貫通孔として設けられる。前内突部24は、前外突部23の前面の中央から前方に突出する円盤状の突起を構成する。前内突部24の中央部には、レバー用孔28が前後方向への貫通孔として設けられる。取付部25は、前容器21と後容器22とを互いに結合する場合に使用されるものであって、前容器21の前外突部23を囲む周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。取付部26は、遊技操作レバー装置1を取り付ける場合に使用されるものであって、前容器21の前外突部23を囲む周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。取付部25;26は、互いに設けられる位置が異なる。
【0015】
後容器22には、外嵌合部30、内嵌合部31、機構ユニット収容部32、取付部33;34が設けられる。外嵌合部30は、前容器21の後嵌合部71(図3参照)に嵌め込まれるものであって、後容器22の前面から前方に突出する。内嵌合部31は、前容器21の筒状隔壁76(図3参照)に嵌め込まれるものであって、外嵌合部30の前面の中央から前方に突出する筒状の突起を構成する。機構ユニット収容部32は、内嵌合部31の前面から後方に窪む、前方から見て円形状に構成される。取付部33は、前容器21と後容器22とを互いに結合する場合に使用されるものであって、外嵌合部30の周縁部に形成される。取付部34は、遊技操作レバー装置1を取り付ける場合に使用されるものであって、外嵌合部30の周縁部に形成される。取付部33;34は、互いに設けられる位置が異なる。
【0016】
レバー3の前部には球状の操作部材4が設けられ、レバー3の後部にはレバー3よりも細い挿入部36が設けられ、挿入部36の後部には取付部としての雄螺子部37が設けられる。固定軸受5には、前突部39及びレバー用孔40が設けられる。前突部39は、固定軸受5の前面の中央部から前方に突出する筒状の突起を構成する。レバー用孔40は、前後方向への貫通孔として、前突部39の中央部に形成される。
【0017】
可動軸受6には、レバー取付部42、突部収容部43、可動受突部44が設けられる。レバー取付部42は、前後方向への貫通孔として、可動軸受6の中央部に形成される。突部収容部43は、レバー取付部42を囲み、可動軸受6の前面から内部への窪みとして、可動軸受6の前部に形成される。可動受突部44は、突部収容部43を囲む環状の突起として、可動軸受6の前部に形成される。
【0018】
ワッシャ7及びナット8は、レバー3を可動軸受6に固定する固定具を構成する。複数の導光部材9は、複数の前導光用孔27と同数設けられる。導光部材9の前部には、光放出部46が導光部材9の中間部よりも細い棒状に形成される。光放出部46の前部は、レンズとして構成される。導光部材9の後部には、光取入部47が導光部材9の中間部よりも細い棒状に形成される。導光部材9は、光取入部47の後面から導光部材9の内部に進入した光を光放出部46のレンズに誘導する。
【0019】
導光支持部材10は、光を透過しない材料により環状に構成される。導光支持部材10には、複数の後導光用孔49と複数の補助孔50とが導光支持部材10の中心を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に交互に配置され、前後方向への貫通孔として設けられる。後導光用孔49と補助孔50との配置される1つの円周の直径は、前導光用孔27の配置される1つの円周の直径と同じ寸法である。補助孔50は、導光支持部材10が合成樹脂製の場合後導光用孔49の周りを囲む部分に肉引けと呼ばれる現象が発生しないようにするために設けられたものである。
【0020】
光源ユニット11は、複数のLEDのような光源52が環状の回路基板53の前面に実装され、回路基板53にコネクタ54で装着された電線55から供給される電力で点灯する。光源52は、回路基板53の中心を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置される。光源52の配置される1つの円周の直径は、後導光用孔49の配置される1つの円周の直径と同じ寸法である。ユニットカバー12は、ゴムのような弾性部材により環状に構成される。
【0021】
スライダー13は、容器2の内部において前後方向に移動する部材であって、スイッチ作動体14、ガイド部57を備える。スイッチ作動体14は、スライダー13の中心部から後方に突出する突起として設けられる。ガイド部57は、スライダー13の直径方向に撓む弾性部材として、スライダー13の周縁部に設けられる。ガイド部57の外側面には、突起58が設けられる。スライダー13が容器2の内部に収容された場合、突起58がガイド部57による弾性下で機構ユニット収容部32(図3参照)の内周面に接触する。
【0022】
中立保持ばね15は、レバー3を中立位置に保持するような弾力をレバー3に与えるものであって、例えばコイルスプリングにより構成される。スイッチ16は、光電スイッチにより構成される。つまり、スイッチ16は、発光部60と受光部61とが凹部62を隔てて互いに対峙し、電力が電線63からスイッチ16に供給された場合、発光部60から放出された光64が受光部61で受光される構成である。
【0023】
スイッチホルダー17には、スイッチ収容部66、開口67、配線用溝68、取付部69が設けられる。スイッチ収容部66は、スイッチホルダー17の前面から内部への窪みとして、スイッチホルダー17の前部に形成される。開口67は、スイッチ収容部66の後部を塞ぐ後壁に前後方向への貫通孔として設けられる。配線用溝68は、スイッチホルダー17の前方とスイッチホルダー17の外側とスイッチ収容部66とに開口し、スイッチホルダー17の前面から後方に窪む形状である。取付部69は、後容器22とスイッチホルダー17とを互いに結合する場合に使用されるものであって、スイッチホルダー17の周縁部に設けられる。
【0024】
図3において、前容器21には、後嵌合部71、光源ユニット収容部72、軸受収容部73、配線用溝74が設けられる。後嵌合部71は、前容器21の後面から内部に窪み、後方から見て方形状に構成される。光源ユニット収容部72は、後嵌合部71から前方に窪み、レバー用孔28を中心とする環状に構成される。光源ユニット収容部72には、放射隔壁75が複数の前導光用孔27を1つずつ仕切るよう設けられたことによって、各導光部材9(図2参照)の前部が前容器21の後方から各レバー用孔28に挿入されやすくなる。軸受収容部73は、光源ユニット収容部72で囲まれる面から前方に窪み、レバー用孔28を中心としかつレバー用孔28に繋がる円形状に構成される。光源ユニット収容部72と軸受収容部73とは、筒状隔壁76によって仕切られる。配線用溝74は、前容器21の後方と前容器21の外側と光源ユニット収容部72とに開口し、前容器21の後面から前方に窪む形状である。
【0025】
図4において、後容器22には、作動体用孔78、スイッチ収容部79、配線用溝80、取付部81が設けられる。作動体用孔78は、前後方向への貫通孔として、機構ユニット収容部32(図2参照)の後壁の中心部に形成される。スイッチ収容部79は、機構ユニット収容部32(図2参照)の後壁と後容器22の後面とにわたって形成される。配線用溝80は、後容器22の後方と後容器22の外側とスイッチ収容部79とに開口し、スイッチ収容部79を囲む周壁の後面から前方に窪む形状である。取付部81は、後容器22とスイッチホルダー17(図2参照)とを互いに結合する場合に使用されるものであって、機構ユニット収容部32の後壁と後容器22の後面とに形成される。
【0026】
図5において、固定軸受5には、固定受突部83が設けられる。固定受突部83は、レバー用孔40を囲む筒状として、固定軸受5から後部に突出する突起を構成する。可動軸受6には、固定具収容部84が設けられる。固定具収容部84は、レバー取付部42を囲み、可動軸受6の後面から内部への窪みとして、可動軸受6の後部に形成される。
【0027】
図2を参照し、遊技操作レバー装置1の組立方について説明する。固定軸受5が前容器21の後から軸受収容部73(図3参照)に収容され、可動軸受6が固定軸受5の後に重ね合わされ、レバー3の雄螺子部37が前容器21の前からレバー用孔28及び固定軸受5のレバー用孔40を貫通して可動軸受6のレバー取付部42に挿入されることによって、レバー3の挿入部36がレバー取付部42に配置され、雄螺子部37が可動軸受6の固定具収容部84(図3参照)に配置される。そして、ワッシャ7が前容器21の後から雄螺子部37に装着された後、ナット8が前容器21の後から雄螺子部37に装着されることによって、可動軸受6のレバー取付部42周りの部分がレバー3の挿入部36周りの端面とナット8とで挟まれ、レバー3が可動軸受6に固定される。
【0028】
また、複数の導光部材9の光放出部46が前容器21の後から複数の前導光用孔27に個別に挿入され、導光支持部材10が複数の導光部材9の後に重ね合わされる際、複数の導光部材9の光取入部47が導光支持部材10の複数の後導光用孔49に個別に収容され、次に、光源ユニット11の複数の光源52が導光支持部材10の後から後導光用孔49に個別に収容され、ユニットカバー12が光源ユニット11の回路基板53の後に重ね合わされる。これによって、導光支持部材10の中間部と導光支持部材10と光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21の光源ユニット収容部72(図3参照)に配置され、光源ユニット11のコネクタ54や電線55の一部が前容器21の配線用溝74(図3参照)に配置され、電線55の残りの部分が前容器21から外側に突出する。
【0029】
また、スイッチ16の前部が後容器22のスイッチ収容部79(図4参照)に収容され、スイッチホルダー17が後容器22に重ね合わされ、スイッチ16の後部がスイッチホルダー17のスイッチ収容部66に収容され、タッピングスクリューのような固定具86が後容器22の前から後容器22の取付部81(図3参照)を貫通しスイッチホルダー17の取付部69に装着される。その場合、電線55の一部が後容器22の配線用溝80(図4参照)とスイッチホルダー17の配線用溝68とに配置され、電線55の残りの部分が後容器22及びスイッチホルダー17から外側に突出する。
【0030】
このようにスイッチホルダー17が後容器22に組み付けられた場合、後容器22とスイッチホルダー17とがスイッチ16を前後方向から挟み、スイッチホルダー17の凹部62がスイッチホルダー17の開口67と対向する。その後、中立保持ばね15が後容器22の前から機構ユニット収容部32に収容され、スイッチ作動体14が後容器22の前から中立保持ばね15の内部を経由して後容器22の作動体用孔78(図4参照)に挿入され、スイッチ作動体14の後部が機構ユニット収容部32よりも後に突出するのに伴い、スライダー13が機構ユニット収容部32に収容される。
【0031】
そして、前容器21と後容器22とが互いに組み合わせられる。その場合、前容器21は、レバー3、操作部材4、固定軸受5、可動軸受6、ワッシャ7、ナット8、導光部材9、導光支持部材10、光源ユニット11、ユニットカバー12のそれぞれが装着された状態である。後容器22は、スライダー13、スイッチ作動体14、中立保持ばね15、スイッチ16、スイッチホルダー17のそれぞれが装着された状態である。また、前容器21と後容器22とが互いに組み合わせられる場合、後容器22の外嵌合部30と前容器21の後嵌合部71(図3参照)とが互いに嵌め合わされ、後容器22の内嵌合部31と前容器21の筒状隔壁76(図3参照)とが互いに嵌め合わされる。その後、タッピングスクリューのような固定具87が前容器21の前から取付部25を経由して後容器22の取付部33に装着され、前容器21と後容器22とが互いに結合される。これによって、遊技操作レバー装置1が図6に示すように構成される。
【0032】
図6に示すように、遊技操作レバー装置1が構成された場合、ユニットカバー12が後容器22の外嵌合部30と光源ユニット11の回路基板53とで圧縮され、そのユニットカバー12の反力としての弾力が複数の導光部材9や導光支持部材10及び回路基板53のそれぞれを前に押す。これによって、複数の導光部材9、導光支持部材10、ユニットカバー12、回路基板53のそれぞれが、がたつくことがないように、前容器21と後容器22とで支持されるうえ、可動軸受6がスライダー13を後方に押し、スライダー13が中立保持ばね15を圧縮し、その中立保持ばね15の反力としての弾力がスライダー13及び可動軸受6を経由して固定軸受5に伝達され、固定軸受5が前容器21に受け止められ、レバー3が前容器21に対し上記中立保持ばね15の弾力によって中立位置に保持され、レバー3の前後方向に延びる中心線L2と容器2の前後方向に延びる中心線L1とが互いに重なり、スイッチ作動体14の後部がスイッチ16の光64よりも前に離れて配置され、スイッチ16がスイッチ作動体14を検出していないオフ動作した状態になる。
【0033】
その状態において、図7に示すように、遊技者が操作部材4を上から下に又は右から左に又は斜めに押すことによって、レバー3が中立保持ばね15の弾性に抗して固定軸受5及び可動軸受6からなる回転中心部を中心とする放射状の方向に揺動運動を行う。これに伴い、容器2の中心線L1とレバー3の中心線L2とが回転中心部を交差点として互いに交差し、可動軸受6が傾いてスライダー13を後方に押して、スイッチ作動体14が中立保持ばね15の弾性に抗して前方から後方に直線的に移動し、スイッチ作動体14がスイッチ16の光64を遮断し、スイッチ16がスイッチ作動体14を検出したオン動作した状態になる。つまり、遊技操作レバー装置1は、レバー3が固定軸受5及び可動軸受6からなる回転中心部を中心とする揺動運動を行うと、スイッチ作動体14が前後方向の直線運動を行う構造になっている。
【0034】
「実施の形態2」
図8を参照し、実施の形態4に係る遊技操作レバー装置1ついて説明する。レバー3と操作部材4と固定軸受5と可動軸受6と導光部材9と導光支持部材10とレバー3の周囲を光で表示する光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21に装着され、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15と操作部材4を光で表示する光源ユニット94とばね受体106とスイッチ16及びスイッチホルダー17が後容器22に装着され、前容器21と後容器22とが互いに固定具87で結合される。これによって、遊技操作レバー装置1が図9に示すように構成される。
【0035】
図2と異なる構成について説明すると、図8に示すように、レバー3が、レバー3の後面から内部に取り込まれた光を前方の操作部材4に誘導する導光部111(図9参照)を有する。操作部材4が、レバー3から操作部材4に誘導された光で表示されるように光透過性の合成樹脂により球状に構成される。操作部材4の内部に図外の拡散部材又は拡散材を入れ、レバー3から操作部材4に放出された光を上記拡散部材で操作部材4の球面に向けて拡散するようにしてもよい。レバー3の雄螺子部37が前容器21の前からレバー用孔28及び固定軸受5のレバー用孔40を経由して可動軸受6のレバー取付部42としての雌螺子孔に装着されることによって、レバー3が可動軸受6に固定される。これによって、レバー3と操作部材4と固定軸受5及び可動軸受6が前容器21に装着される。
【0036】
また、複数の導光部材9の光放出部46が前容器21の後から複数の前導光用孔27に個別に挿入され、導光支持部材10が複数の導光部材9の後に重ね合わされる際、複数の導光部材9の光取入部47が導光支持部材10の複数の後導光用孔49に個別に収容され、次に、光源ユニット11の複数の光源52が導光支持部材10の後から後導光用孔49に個別に収容され、ユニットカバー12が光源ユニット11の回路基板53の後に重ね合わされる。これによって、導光部材9と導光支持部材10とレバー3の周囲を光で表示する光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21に装着される。
【0037】
スライダー13には、突起58を有するガイド部57、光源ユニット収容部91、光源ユニット逃げ部92、光透過孔93が設けられる。光源ユニット収容部91は、スライダー13の後面から内部への窪みとしてスライダー13に形成される。光源ユニット逃げ部92は、スライダー13の後方及び径方向に開口する溝として、スライダー13の光源ユニット収容部91を囲む周壁に形成される。光透過孔93は、前後方向への貫通孔として、スライダー13の前壁の中心部に形成される。
【0038】
操作部材4を光で表示する光源ユニット94は、LEDのような光源95と回路基板96と前支持部材97及び後支持部材98とを備える。光源95が回路基板96の前面に実装され、回路基板96に装着された電線99から供給される電力で光源95が点灯する。前支持部材97に設けられた取付部100と後支持部材98に設けられた取付部101とが互いに嵌め合わされて、前支持部材97及び後支持部材98が回路基板96を前後から挟み、光源95が前支持部材97に設けられた光源用孔102に配置される。
【0039】
このように構成された光源ユニット94は、スライダー13の後から光源ユニット収容部91に収容され、前支持部材97及び後支持部材98のくびれ部103が光源ユニット逃げ部92に後方から挿入された後、タッピングスクリューのような固定具105がばね受体106に設けられた取付部107を経由してスライダー13に設けられた取付部108に締結され、ばね受体106が光源ユニット収容部91を後から塞いでスライダー13に固定される。固定具105を用いることなく、中立保持ばねでばね受体106をスライダー13に押し付けるだけでもよい。光源95や回路基板96と前支持部材97の上部及び後支持部材98の上部がスライダー13の光源ユニット収容部91とばね受体106とで囲まれた内部空間に前後方向に移動可能に収容された状態になる。ばね受体106には、スイッチ作動体14がばね受体106の中心部から後方に突出するように設けられる。
【0040】
また、スイッチホルダー17がスイッチ16を覆いつつ後容器22の後に重ね合わされ、固定具86が後容器22の前から後容器22の取付部81(図3参照)を貫通しスイッチホルダー17の取付部69に装着され、上記スライダー13とスイッチ作動体14と光源ユニット94と前支持部材97と後支持部材98及びばね受体106からなる構造体が後容器22に収容される。その場合、前支持部材97の取付部100が後容器22に設けられた光源ユニット支持部109に装着される。これによって、光源ユニット94が後容器22に固定され、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15とばね受体106とが後容器22に移動可能に収容される。換言すると、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15と操作部材4を光で表示する光源ユニット94とスイッチ16及びスイッチホルダー17ばね受体106とが後容器22に装着される。その後、前容器21と後容器22とが固定具87で互いに結合されることによって、遊技操作レバー装置1が図9に示すように構成される。
【0041】
図9に示すように、光源ユニット11の複数の光源52からの光がレバー3の周囲の1つの円周上に配置された光放出部46から放射されて遊技演出を表示し、レバー3の固定軸受5と可動軸受6とからなる回転中心部の後方周りに配置された光源ユニット94の光源95からの光110がレバー3に導光部111を通過して操作部材4から放射されて遊技演出を表示することができる。
【0042】
図10に示すように、容器2の中心線L1とレバー3の中心線L2とが回転中心部を交差点として互いに交差し、レバー3が固定軸受5と可動軸受6とからなる回転中心部として揺動運動を行うように操作された場合においても、光源ユニット94の光源95がレバー3の回転中心部に近接して配置されたことによって、例えば光源95が1個であっても、光源95からの光110が導光部111に適切に取り込まれて操作部材4を好適に表示することができる。
【0043】
「実施の形態3」
図11を参照し、実施の形態3に係るスイッチホルダー17及び裏カバー112が容器2に取り付けられる構成について説明する。先ず、スイッチホルダー17が容器22に取り付けられる構成について説明すると、後容器22の取付部43がスイッチホルダー17の取付部113を嵌め合わせる構造になっている。取付部113は、スイッチホルダー17の周縁部から前方に突出した弾性片の先端部にフック114を備える。そして、スイッチホルダー17がスイッチ16を覆いつつ後容器22の後に重ね合わされる場合、取付部113が後容器22の取付部43に挿入され、取付部113のフック114が取付部43に係止されることによって、スイッチホルダー17が容器2に固定される。
【0044】
次に、裏カバー112が容器2に取り付けられる構成について説明すると、前容器21には取付部115が裏カバー112の取付部116を嵌め合わせる構造になっている。取付部116は、裏カバー112の周縁部から前方に突出した弾性片の先端部にフック117を備える。そして、裏カバー112が後容器21を覆いつつ前容器21の後に重ね合わされる場合、取付部116が後容器22を経由して前容器21の取付部113に挿入され、取付部116のフック117が取付部115に係止されることによって、裏カバー112が容器2に固定される。
【0045】
「実施の形態4」
図示は省略したが、例えば、図2に示すレバー3を容器2に支持する回転中心部がレバー3を容器2に上下方向にだけ揺動運動を行うように構成されても(しても?)よい。つまり、図6において、固定軸受5及び可動軸受6の代わりに、軸部材の中心線が容器2の中心線L1に直交方向に延びるように当該軸部材を配置し、この軸部材でレバー3を容器2に上下方向にだけ揺動運動を行うように支持する構造であり、レバー3とスイッチ作動体14とを1本の棒として構成する。
【0046】
「実施の形態5」
図示は省略したが、例えば、図2に示す導光部材9の中間部及び光取入部47を複数に分離することなく単一体として構成し、当該単一体の前面に複数の光放出部46を前導光用孔27に収容されるように設けてもよい。
【0047】
「実施の形態6」
図示は省略したが、例えば、図2に示すユニットカバー12は除去してもよい。
【符号の説明】
【0048】
1は遊技操作レバー装置、2は容器、3はレバー、4は操作部材、5は固定軸受、6は可動軸受、7はワッシャ、8はナット、9は導光部材、10は導光支持部材、11は光源ユニット、12はユニットカバー、13はスライダー、14はスイッチ作動体、15は中立保持ばね、16はスイッチ、17はスイッチホルダー、18乃至20は欠番、21は前容器、22は後容器、23は前外突部、24は前内突部、25;26は取付部、27は前導光用孔、28はレバー用孔、29は欠番、30は外嵌合部、31は内嵌合部、32は機構ユニット収容部、33;34は取付部、35は欠番、36は挿入部、37は雄螺子部、38は欠番、39は前突部、40はレバー用孔、41は欠番、42はレバー取付部、43は突部収容部、44は可動受突部、45は欠番、46は光放出部、47は光取入部、48は欠番、49は後導光用孔、50は支持補助孔、51は欠番、52は光源、53は回路基板、54はコネクタ、55は電線、56は欠番、57はガイド部、58は突起、59は欠番、60は発光部、61は受光部、62は凹部、63は電線、64は光、65は欠番、66はスイッチ収容部、67は開口、68は配線用溝、69は取付部、70は欠番、71は後嵌合部、72は光源ユニット収容部、73は軸受収容部、74は配線用溝、75は放射隔壁、76は筒状隔壁、77は欠番、78は作動体用孔、79はスイッチ収容部、80は配線用溝、81は取付部、82は欠番、83は固定受突部、84は固定具収容部、85は欠番、86;87は固定具、88は相手側部材、89は貫通孔、90は欠番、91は光源ユニット収容部、92は光源ユニット逃げ部、93は光透過孔、94は光源ユニット、95は光源、96は回路基板、97は前支持部材、98は後支持部材、99は電線、100は取付部、101は取付部、102は貫通孔、103はくびれ部、104は欠番、105は固定具、106はばね受体、107は取付部、108は取付部、109は光源ユニット支持部、110は光、111は導光部、112は裏カバー、113は取付部、114はフック、115;116は取付部、117はフック、L1は容器2の中心線、L2はレバー3の中心線
【技術分野】
【0001】
本発明は、レバーの周囲を光で表示できる遊技操作レバー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示された遊技操作レバー装置は、複数の光源がレバーの先端に設けられた操作部材の内部に1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されている。しかしながら、電線がパイプ状のレバーの後方から当該レバーの内部を経由して光源に配線される構造であるため、電線の配線構造が複雑になるという欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特願2000−126364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明が解決しようとする問題点は、照明が適切に行えないという点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る遊技操作レバー装置は、レバーの回転中心部を中心とする運動によってスイッチをオン・オフ動作させる遊技操作レバー装置において、レバーの周囲を光で表示するための複数の光放出部がレバーを支持する容器の前面に設けられたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る遊技操作レバー装置は、複数の光源がレバー周囲を光で表示することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】A図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す斜視図、B図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す正面図、C図は実施の形態1に係る遊技操作レバー装置が相手側部材に取り付けられた状態を示す斜視図。
【図2】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置を示す分解図。
【図3】実施の形態1に係る前容器の後部を示す斜視図。
【図4】実施の形態1に係る後容器の後部を示す斜視図。
【図5】実施の形態1に係る固定軸受の後部と可動軸受の後部とを示す斜視図。
【図6】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の中立状態を示す縦断面図。
【図7】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の動作状態を示す縦断面図。
【図8】実施の形態2に係る遊技操作レバー装置を示す分解図。
【図9】実施の形態2に係る遊技操作レバー装置の中立状態を示す縦断面図。
【図10】実施の形態1に係る遊技操作レバー装置の動作状態を示す縦断面図。
【図11】実施の形態3に係る容器とスイッチとスイッチホルダー及び裏カバーを示す分解図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
「実施の形態1」
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1のA図の状態に遊技操作レバー装置1を置いて矢印Sで示す前方から見た場合に特定される方向である。
【0009】
図1を参照し、実施の形態1に係る遊技操作レバー装置1を前方から見た外観について説明する。図1のA図において、遊技操作レバー装置1は、複数の光放出部46が容器2の前面でレバー3を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置されたことによって、レバー3の周囲を複数の光放出部46から放射される光で遊技演出を表示することができる。操作部材4がレバー3の前部に設けられる。遊技操作レバー装置1を相手側部材88(図1のC図参照)に取り付ける場合に使用される取付部26が容器2の周辺部に設けられる。
【0010】
図1のB図に示すように、遊技操作レバー装置1を正面から見た場合、複数の光放出部46が操作部材4よりも外側に位置して見えるように、光放出部46の配置される1つの円周の直径が操作部材4の直径よりも大きくなっているので、遊技者が操作部材4を手で操作していても、複数の光放出部46から放射される光による遊技演出を遊技者に適切に認識させることができる。
【0011】
図1のC図において、遊技操作レバー装置1が相手側部材88に取り付けられた外観について説明する。相手側部材88は、遊技機筐体の遊技操作レバー装置1を設置する部分を構成する部材である。遊技操作レバー装置1の操作部材4が相手側部材88の後方から相手側部材88に形成された貫通孔89を貫通した後、遊技操作レバー装置1の前外突部23が貫通孔89に収容され、前外突部23の前部が相手側部材88の前面よりも前方に突出する。その後、図外のタッピングスクリューのような固定具が遊技操作レバー装置1の後から取付部26(図1のA図参照)を経由して相手側部材88の図外の取付部に装着されることによって、遊技操作レバー装置1が相手側部材88に取り付けられる。
【0012】
図2乃至図5を参照し、実施の形態1に係る遊技操作レバー装置1の各構成部材について詳述する。
【0013】
図2において、遊技操作レバー装置1は、容器2、レバー3、操作部材4、固定軸受5、可動軸受6、ワッシャ7、ナット8、複数の導光部材9、導光支持部材10、光源ユニット11、ユニットカバー12、スライダー13、スイッチ作動体14、中立保持ばね15、スイッチ16、スイッチホルダー17を備える。
【0014】
容器2としては、前容器21と後容器22とから構成された例を示す。前容器21には、前外突部23、前内突部24、取付部25;26が設けられる。前外突部23は、前容器21の前面の中央から前方に突出する円盤状の突起を構成する。前外突部23の前内突部24を囲む周縁部には、複数の前導光用孔27がレバー用孔28を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置され、前後方向への貫通孔として設けられる。前内突部24は、前外突部23の前面の中央から前方に突出する円盤状の突起を構成する。前内突部24の中央部には、レバー用孔28が前後方向への貫通孔として設けられる。取付部25は、前容器21と後容器22とを互いに結合する場合に使用されるものであって、前容器21の前外突部23を囲む周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。取付部26は、遊技操作レバー装置1を取り付ける場合に使用されるものであって、前容器21の前外突部23を囲む周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。取付部25;26は、互いに設けられる位置が異なる。
【0015】
後容器22には、外嵌合部30、内嵌合部31、機構ユニット収容部32、取付部33;34が設けられる。外嵌合部30は、前容器21の後嵌合部71(図3参照)に嵌め込まれるものであって、後容器22の前面から前方に突出する。内嵌合部31は、前容器21の筒状隔壁76(図3参照)に嵌め込まれるものであって、外嵌合部30の前面の中央から前方に突出する筒状の突起を構成する。機構ユニット収容部32は、内嵌合部31の前面から後方に窪む、前方から見て円形状に構成される。取付部33は、前容器21と後容器22とを互いに結合する場合に使用されるものであって、外嵌合部30の周縁部に形成される。取付部34は、遊技操作レバー装置1を取り付ける場合に使用されるものであって、外嵌合部30の周縁部に形成される。取付部33;34は、互いに設けられる位置が異なる。
【0016】
レバー3の前部には球状の操作部材4が設けられ、レバー3の後部にはレバー3よりも細い挿入部36が設けられ、挿入部36の後部には取付部としての雄螺子部37が設けられる。固定軸受5には、前突部39及びレバー用孔40が設けられる。前突部39は、固定軸受5の前面の中央部から前方に突出する筒状の突起を構成する。レバー用孔40は、前後方向への貫通孔として、前突部39の中央部に形成される。
【0017】
可動軸受6には、レバー取付部42、突部収容部43、可動受突部44が設けられる。レバー取付部42は、前後方向への貫通孔として、可動軸受6の中央部に形成される。突部収容部43は、レバー取付部42を囲み、可動軸受6の前面から内部への窪みとして、可動軸受6の前部に形成される。可動受突部44は、突部収容部43を囲む環状の突起として、可動軸受6の前部に形成される。
【0018】
ワッシャ7及びナット8は、レバー3を可動軸受6に固定する固定具を構成する。複数の導光部材9は、複数の前導光用孔27と同数設けられる。導光部材9の前部には、光放出部46が導光部材9の中間部よりも細い棒状に形成される。光放出部46の前部は、レンズとして構成される。導光部材9の後部には、光取入部47が導光部材9の中間部よりも細い棒状に形成される。導光部材9は、光取入部47の後面から導光部材9の内部に進入した光を光放出部46のレンズに誘導する。
【0019】
導光支持部材10は、光を透過しない材料により環状に構成される。導光支持部材10には、複数の後導光用孔49と複数の補助孔50とが導光支持部材10の中心を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に交互に配置され、前後方向への貫通孔として設けられる。後導光用孔49と補助孔50との配置される1つの円周の直径は、前導光用孔27の配置される1つの円周の直径と同じ寸法である。補助孔50は、導光支持部材10が合成樹脂製の場合後導光用孔49の周りを囲む部分に肉引けと呼ばれる現象が発生しないようにするために設けられたものである。
【0020】
光源ユニット11は、複数のLEDのような光源52が環状の回路基板53の前面に実装され、回路基板53にコネクタ54で装着された電線55から供給される電力で点灯する。光源52は、回路基板53の中心を中心とする1つの円周上に円周方向へ等間隔に配置される。光源52の配置される1つの円周の直径は、後導光用孔49の配置される1つの円周の直径と同じ寸法である。ユニットカバー12は、ゴムのような弾性部材により環状に構成される。
【0021】
スライダー13は、容器2の内部において前後方向に移動する部材であって、スイッチ作動体14、ガイド部57を備える。スイッチ作動体14は、スライダー13の中心部から後方に突出する突起として設けられる。ガイド部57は、スライダー13の直径方向に撓む弾性部材として、スライダー13の周縁部に設けられる。ガイド部57の外側面には、突起58が設けられる。スライダー13が容器2の内部に収容された場合、突起58がガイド部57による弾性下で機構ユニット収容部32(図3参照)の内周面に接触する。
【0022】
中立保持ばね15は、レバー3を中立位置に保持するような弾力をレバー3に与えるものであって、例えばコイルスプリングにより構成される。スイッチ16は、光電スイッチにより構成される。つまり、スイッチ16は、発光部60と受光部61とが凹部62を隔てて互いに対峙し、電力が電線63からスイッチ16に供給された場合、発光部60から放出された光64が受光部61で受光される構成である。
【0023】
スイッチホルダー17には、スイッチ収容部66、開口67、配線用溝68、取付部69が設けられる。スイッチ収容部66は、スイッチホルダー17の前面から内部への窪みとして、スイッチホルダー17の前部に形成される。開口67は、スイッチ収容部66の後部を塞ぐ後壁に前後方向への貫通孔として設けられる。配線用溝68は、スイッチホルダー17の前方とスイッチホルダー17の外側とスイッチ収容部66とに開口し、スイッチホルダー17の前面から後方に窪む形状である。取付部69は、後容器22とスイッチホルダー17とを互いに結合する場合に使用されるものであって、スイッチホルダー17の周縁部に設けられる。
【0024】
図3において、前容器21には、後嵌合部71、光源ユニット収容部72、軸受収容部73、配線用溝74が設けられる。後嵌合部71は、前容器21の後面から内部に窪み、後方から見て方形状に構成される。光源ユニット収容部72は、後嵌合部71から前方に窪み、レバー用孔28を中心とする環状に構成される。光源ユニット収容部72には、放射隔壁75が複数の前導光用孔27を1つずつ仕切るよう設けられたことによって、各導光部材9(図2参照)の前部が前容器21の後方から各レバー用孔28に挿入されやすくなる。軸受収容部73は、光源ユニット収容部72で囲まれる面から前方に窪み、レバー用孔28を中心としかつレバー用孔28に繋がる円形状に構成される。光源ユニット収容部72と軸受収容部73とは、筒状隔壁76によって仕切られる。配線用溝74は、前容器21の後方と前容器21の外側と光源ユニット収容部72とに開口し、前容器21の後面から前方に窪む形状である。
【0025】
図4において、後容器22には、作動体用孔78、スイッチ収容部79、配線用溝80、取付部81が設けられる。作動体用孔78は、前後方向への貫通孔として、機構ユニット収容部32(図2参照)の後壁の中心部に形成される。スイッチ収容部79は、機構ユニット収容部32(図2参照)の後壁と後容器22の後面とにわたって形成される。配線用溝80は、後容器22の後方と後容器22の外側とスイッチ収容部79とに開口し、スイッチ収容部79を囲む周壁の後面から前方に窪む形状である。取付部81は、後容器22とスイッチホルダー17(図2参照)とを互いに結合する場合に使用されるものであって、機構ユニット収容部32の後壁と後容器22の後面とに形成される。
【0026】
図5において、固定軸受5には、固定受突部83が設けられる。固定受突部83は、レバー用孔40を囲む筒状として、固定軸受5から後部に突出する突起を構成する。可動軸受6には、固定具収容部84が設けられる。固定具収容部84は、レバー取付部42を囲み、可動軸受6の後面から内部への窪みとして、可動軸受6の後部に形成される。
【0027】
図2を参照し、遊技操作レバー装置1の組立方について説明する。固定軸受5が前容器21の後から軸受収容部73(図3参照)に収容され、可動軸受6が固定軸受5の後に重ね合わされ、レバー3の雄螺子部37が前容器21の前からレバー用孔28及び固定軸受5のレバー用孔40を貫通して可動軸受6のレバー取付部42に挿入されることによって、レバー3の挿入部36がレバー取付部42に配置され、雄螺子部37が可動軸受6の固定具収容部84(図3参照)に配置される。そして、ワッシャ7が前容器21の後から雄螺子部37に装着された後、ナット8が前容器21の後から雄螺子部37に装着されることによって、可動軸受6のレバー取付部42周りの部分がレバー3の挿入部36周りの端面とナット8とで挟まれ、レバー3が可動軸受6に固定される。
【0028】
また、複数の導光部材9の光放出部46が前容器21の後から複数の前導光用孔27に個別に挿入され、導光支持部材10が複数の導光部材9の後に重ね合わされる際、複数の導光部材9の光取入部47が導光支持部材10の複数の後導光用孔49に個別に収容され、次に、光源ユニット11の複数の光源52が導光支持部材10の後から後導光用孔49に個別に収容され、ユニットカバー12が光源ユニット11の回路基板53の後に重ね合わされる。これによって、導光支持部材10の中間部と導光支持部材10と光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21の光源ユニット収容部72(図3参照)に配置され、光源ユニット11のコネクタ54や電線55の一部が前容器21の配線用溝74(図3参照)に配置され、電線55の残りの部分が前容器21から外側に突出する。
【0029】
また、スイッチ16の前部が後容器22のスイッチ収容部79(図4参照)に収容され、スイッチホルダー17が後容器22に重ね合わされ、スイッチ16の後部がスイッチホルダー17のスイッチ収容部66に収容され、タッピングスクリューのような固定具86が後容器22の前から後容器22の取付部81(図3参照)を貫通しスイッチホルダー17の取付部69に装着される。その場合、電線55の一部が後容器22の配線用溝80(図4参照)とスイッチホルダー17の配線用溝68とに配置され、電線55の残りの部分が後容器22及びスイッチホルダー17から外側に突出する。
【0030】
このようにスイッチホルダー17が後容器22に組み付けられた場合、後容器22とスイッチホルダー17とがスイッチ16を前後方向から挟み、スイッチホルダー17の凹部62がスイッチホルダー17の開口67と対向する。その後、中立保持ばね15が後容器22の前から機構ユニット収容部32に収容され、スイッチ作動体14が後容器22の前から中立保持ばね15の内部を経由して後容器22の作動体用孔78(図4参照)に挿入され、スイッチ作動体14の後部が機構ユニット収容部32よりも後に突出するのに伴い、スライダー13が機構ユニット収容部32に収容される。
【0031】
そして、前容器21と後容器22とが互いに組み合わせられる。その場合、前容器21は、レバー3、操作部材4、固定軸受5、可動軸受6、ワッシャ7、ナット8、導光部材9、導光支持部材10、光源ユニット11、ユニットカバー12のそれぞれが装着された状態である。後容器22は、スライダー13、スイッチ作動体14、中立保持ばね15、スイッチ16、スイッチホルダー17のそれぞれが装着された状態である。また、前容器21と後容器22とが互いに組み合わせられる場合、後容器22の外嵌合部30と前容器21の後嵌合部71(図3参照)とが互いに嵌め合わされ、後容器22の内嵌合部31と前容器21の筒状隔壁76(図3参照)とが互いに嵌め合わされる。その後、タッピングスクリューのような固定具87が前容器21の前から取付部25を経由して後容器22の取付部33に装着され、前容器21と後容器22とが互いに結合される。これによって、遊技操作レバー装置1が図6に示すように構成される。
【0032】
図6に示すように、遊技操作レバー装置1が構成された場合、ユニットカバー12が後容器22の外嵌合部30と光源ユニット11の回路基板53とで圧縮され、そのユニットカバー12の反力としての弾力が複数の導光部材9や導光支持部材10及び回路基板53のそれぞれを前に押す。これによって、複数の導光部材9、導光支持部材10、ユニットカバー12、回路基板53のそれぞれが、がたつくことがないように、前容器21と後容器22とで支持されるうえ、可動軸受6がスライダー13を後方に押し、スライダー13が中立保持ばね15を圧縮し、その中立保持ばね15の反力としての弾力がスライダー13及び可動軸受6を経由して固定軸受5に伝達され、固定軸受5が前容器21に受け止められ、レバー3が前容器21に対し上記中立保持ばね15の弾力によって中立位置に保持され、レバー3の前後方向に延びる中心線L2と容器2の前後方向に延びる中心線L1とが互いに重なり、スイッチ作動体14の後部がスイッチ16の光64よりも前に離れて配置され、スイッチ16がスイッチ作動体14を検出していないオフ動作した状態になる。
【0033】
その状態において、図7に示すように、遊技者が操作部材4を上から下に又は右から左に又は斜めに押すことによって、レバー3が中立保持ばね15の弾性に抗して固定軸受5及び可動軸受6からなる回転中心部を中心とする放射状の方向に揺動運動を行う。これに伴い、容器2の中心線L1とレバー3の中心線L2とが回転中心部を交差点として互いに交差し、可動軸受6が傾いてスライダー13を後方に押して、スイッチ作動体14が中立保持ばね15の弾性に抗して前方から後方に直線的に移動し、スイッチ作動体14がスイッチ16の光64を遮断し、スイッチ16がスイッチ作動体14を検出したオン動作した状態になる。つまり、遊技操作レバー装置1は、レバー3が固定軸受5及び可動軸受6からなる回転中心部を中心とする揺動運動を行うと、スイッチ作動体14が前後方向の直線運動を行う構造になっている。
【0034】
「実施の形態2」
図8を参照し、実施の形態4に係る遊技操作レバー装置1ついて説明する。レバー3と操作部材4と固定軸受5と可動軸受6と導光部材9と導光支持部材10とレバー3の周囲を光で表示する光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21に装着され、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15と操作部材4を光で表示する光源ユニット94とばね受体106とスイッチ16及びスイッチホルダー17が後容器22に装着され、前容器21と後容器22とが互いに固定具87で結合される。これによって、遊技操作レバー装置1が図9に示すように構成される。
【0035】
図2と異なる構成について説明すると、図8に示すように、レバー3が、レバー3の後面から内部に取り込まれた光を前方の操作部材4に誘導する導光部111(図9参照)を有する。操作部材4が、レバー3から操作部材4に誘導された光で表示されるように光透過性の合成樹脂により球状に構成される。操作部材4の内部に図外の拡散部材又は拡散材を入れ、レバー3から操作部材4に放出された光を上記拡散部材で操作部材4の球面に向けて拡散するようにしてもよい。レバー3の雄螺子部37が前容器21の前からレバー用孔28及び固定軸受5のレバー用孔40を経由して可動軸受6のレバー取付部42としての雌螺子孔に装着されることによって、レバー3が可動軸受6に固定される。これによって、レバー3と操作部材4と固定軸受5及び可動軸受6が前容器21に装着される。
【0036】
また、複数の導光部材9の光放出部46が前容器21の後から複数の前導光用孔27に個別に挿入され、導光支持部材10が複数の導光部材9の後に重ね合わされる際、複数の導光部材9の光取入部47が導光支持部材10の複数の後導光用孔49に個別に収容され、次に、光源ユニット11の複数の光源52が導光支持部材10の後から後導光用孔49に個別に収容され、ユニットカバー12が光源ユニット11の回路基板53の後に重ね合わされる。これによって、導光部材9と導光支持部材10とレバー3の周囲を光で表示する光源ユニット11及びユニットカバー12が前容器21に装着される。
【0037】
スライダー13には、突起58を有するガイド部57、光源ユニット収容部91、光源ユニット逃げ部92、光透過孔93が設けられる。光源ユニット収容部91は、スライダー13の後面から内部への窪みとしてスライダー13に形成される。光源ユニット逃げ部92は、スライダー13の後方及び径方向に開口する溝として、スライダー13の光源ユニット収容部91を囲む周壁に形成される。光透過孔93は、前後方向への貫通孔として、スライダー13の前壁の中心部に形成される。
【0038】
操作部材4を光で表示する光源ユニット94は、LEDのような光源95と回路基板96と前支持部材97及び後支持部材98とを備える。光源95が回路基板96の前面に実装され、回路基板96に装着された電線99から供給される電力で光源95が点灯する。前支持部材97に設けられた取付部100と後支持部材98に設けられた取付部101とが互いに嵌め合わされて、前支持部材97及び後支持部材98が回路基板96を前後から挟み、光源95が前支持部材97に設けられた光源用孔102に配置される。
【0039】
このように構成された光源ユニット94は、スライダー13の後から光源ユニット収容部91に収容され、前支持部材97及び後支持部材98のくびれ部103が光源ユニット逃げ部92に後方から挿入された後、タッピングスクリューのような固定具105がばね受体106に設けられた取付部107を経由してスライダー13に設けられた取付部108に締結され、ばね受体106が光源ユニット収容部91を後から塞いでスライダー13に固定される。固定具105を用いることなく、中立保持ばねでばね受体106をスライダー13に押し付けるだけでもよい。光源95や回路基板96と前支持部材97の上部及び後支持部材98の上部がスライダー13の光源ユニット収容部91とばね受体106とで囲まれた内部空間に前後方向に移動可能に収容された状態になる。ばね受体106には、スイッチ作動体14がばね受体106の中心部から後方に突出するように設けられる。
【0040】
また、スイッチホルダー17がスイッチ16を覆いつつ後容器22の後に重ね合わされ、固定具86が後容器22の前から後容器22の取付部81(図3参照)を貫通しスイッチホルダー17の取付部69に装着され、上記スライダー13とスイッチ作動体14と光源ユニット94と前支持部材97と後支持部材98及びばね受体106からなる構造体が後容器22に収容される。その場合、前支持部材97の取付部100が後容器22に設けられた光源ユニット支持部109に装着される。これによって、光源ユニット94が後容器22に固定され、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15とばね受体106とが後容器22に移動可能に収容される。換言すると、スライダー13とスイッチ作動体14と中立保持ばね15と操作部材4を光で表示する光源ユニット94とスイッチ16及びスイッチホルダー17ばね受体106とが後容器22に装着される。その後、前容器21と後容器22とが固定具87で互いに結合されることによって、遊技操作レバー装置1が図9に示すように構成される。
【0041】
図9に示すように、光源ユニット11の複数の光源52からの光がレバー3の周囲の1つの円周上に配置された光放出部46から放射されて遊技演出を表示し、レバー3の固定軸受5と可動軸受6とからなる回転中心部の後方周りに配置された光源ユニット94の光源95からの光110がレバー3に導光部111を通過して操作部材4から放射されて遊技演出を表示することができる。
【0042】
図10に示すように、容器2の中心線L1とレバー3の中心線L2とが回転中心部を交差点として互いに交差し、レバー3が固定軸受5と可動軸受6とからなる回転中心部として揺動運動を行うように操作された場合においても、光源ユニット94の光源95がレバー3の回転中心部に近接して配置されたことによって、例えば光源95が1個であっても、光源95からの光110が導光部111に適切に取り込まれて操作部材4を好適に表示することができる。
【0043】
「実施の形態3」
図11を参照し、実施の形態3に係るスイッチホルダー17及び裏カバー112が容器2に取り付けられる構成について説明する。先ず、スイッチホルダー17が容器22に取り付けられる構成について説明すると、後容器22の取付部43がスイッチホルダー17の取付部113を嵌め合わせる構造になっている。取付部113は、スイッチホルダー17の周縁部から前方に突出した弾性片の先端部にフック114を備える。そして、スイッチホルダー17がスイッチ16を覆いつつ後容器22の後に重ね合わされる場合、取付部113が後容器22の取付部43に挿入され、取付部113のフック114が取付部43に係止されることによって、スイッチホルダー17が容器2に固定される。
【0044】
次に、裏カバー112が容器2に取り付けられる構成について説明すると、前容器21には取付部115が裏カバー112の取付部116を嵌め合わせる構造になっている。取付部116は、裏カバー112の周縁部から前方に突出した弾性片の先端部にフック117を備える。そして、裏カバー112が後容器21を覆いつつ前容器21の後に重ね合わされる場合、取付部116が後容器22を経由して前容器21の取付部113に挿入され、取付部116のフック117が取付部115に係止されることによって、裏カバー112が容器2に固定される。
【0045】
「実施の形態4」
図示は省略したが、例えば、図2に示すレバー3を容器2に支持する回転中心部がレバー3を容器2に上下方向にだけ揺動運動を行うように構成されても(しても?)よい。つまり、図6において、固定軸受5及び可動軸受6の代わりに、軸部材の中心線が容器2の中心線L1に直交方向に延びるように当該軸部材を配置し、この軸部材でレバー3を容器2に上下方向にだけ揺動運動を行うように支持する構造であり、レバー3とスイッチ作動体14とを1本の棒として構成する。
【0046】
「実施の形態5」
図示は省略したが、例えば、図2に示す導光部材9の中間部及び光取入部47を複数に分離することなく単一体として構成し、当該単一体の前面に複数の光放出部46を前導光用孔27に収容されるように設けてもよい。
【0047】
「実施の形態6」
図示は省略したが、例えば、図2に示すユニットカバー12は除去してもよい。
【符号の説明】
【0048】
1は遊技操作レバー装置、2は容器、3はレバー、4は操作部材、5は固定軸受、6は可動軸受、7はワッシャ、8はナット、9は導光部材、10は導光支持部材、11は光源ユニット、12はユニットカバー、13はスライダー、14はスイッチ作動体、15は中立保持ばね、16はスイッチ、17はスイッチホルダー、18乃至20は欠番、21は前容器、22は後容器、23は前外突部、24は前内突部、25;26は取付部、27は前導光用孔、28はレバー用孔、29は欠番、30は外嵌合部、31は内嵌合部、32は機構ユニット収容部、33;34は取付部、35は欠番、36は挿入部、37は雄螺子部、38は欠番、39は前突部、40はレバー用孔、41は欠番、42はレバー取付部、43は突部収容部、44は可動受突部、45は欠番、46は光放出部、47は光取入部、48は欠番、49は後導光用孔、50は支持補助孔、51は欠番、52は光源、53は回路基板、54はコネクタ、55は電線、56は欠番、57はガイド部、58は突起、59は欠番、60は発光部、61は受光部、62は凹部、63は電線、64は光、65は欠番、66はスイッチ収容部、67は開口、68は配線用溝、69は取付部、70は欠番、71は後嵌合部、72は光源ユニット収容部、73は軸受収容部、74は配線用溝、75は放射隔壁、76は筒状隔壁、77は欠番、78は作動体用孔、79はスイッチ収容部、80は配線用溝、81は取付部、82は欠番、83は固定受突部、84は固定具収容部、85は欠番、86;87は固定具、88は相手側部材、89は貫通孔、90は欠番、91は光源ユニット収容部、92は光源ユニット逃げ部、93は光透過孔、94は光源ユニット、95は光源、96は回路基板、97は前支持部材、98は後支持部材、99は電線、100は取付部、101は取付部、102は貫通孔、103はくびれ部、104は欠番、105は固定具、106はばね受体、107は取付部、108は取付部、109は光源ユニット支持部、110は光、111は導光部、112は裏カバー、113は取付部、114はフック、115;116は取付部、117はフック、L1は容器2の中心線、L2はレバー3の中心線
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レバーの回転中心部を中心とする運動によってスイッチをオン・オフ動作させる遊技操作レバー装置において、レバーの周囲を光で表示するための複数の光放出部がレバーを支持する容器の前面に設けられたことを特徴とする遊技操作レバー装置。
【請求項1】
レバーの回転中心部を中心とする運動によってスイッチをオン・オフ動作させる遊技操作レバー装置において、レバーの周囲を光で表示するための複数の光放出部がレバーを支持する容器の前面に設けられたことを特徴とする遊技操作レバー装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−104175(P2011−104175A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−263391(P2009−263391)
【出願日】平成21年11月18日(2009.11.18)
【出願人】(306044973)
【出願人】(598153179)株式会社 岩崎 (11)
【出願人】(509117676)薮塚木材工業株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年11月18日(2009.11.18)
【出願人】(306044973)
【出願人】(598153179)株式会社 岩崎 (11)
【出願人】(509117676)薮塚木材工業株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
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