説明

遊技機及び遊技システム

【課題】遊技履歴情報が含まれたコード情報を生成して表示する遊技機において、不正にポイントや遊技履歴が獲得されることを防止する。
【解決手段】主制御基板100におけるメインCPU110aは、遊技の進行に応じたコマンドを生成し、生成したコマンドを演出制御基板120に送信する。演出制御基板120におけるサブCPU120aは、受信したコマンドに基づいて、遊技履歴情報を生成する。ここで、サブCPU120aは、1分間あたりの大当たりコマンドの受信回数が特定の基準回数以上であるか否かを判定し、特定の基準回数以上であると、そのコマンドを不正なコマンドと判定して、遊技履歴情報を生成しないようにする。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技の進行を制御する主制御部と、遊技の内容の履歴を示す遊技履歴情報が含まれたコード情報を生成する生成部とを備えた遊技機において、
前記主制御部は、遊技の進行に応じたコマンドを生成し、生成したコマンドを前記生成部に送信するコマンド送信手段を備え、
前記生成部は、
前記コマンド送信手段により送信されたコマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段により受信されたコマンドに基づいて、前記遊技履歴情報を生成する遊技情報生成手段と、
前記遊技情報生成手段により生成された前記遊技履歴情報を記憶する遊技情報記憶手段と、
前記遊技履歴情報記憶手段に記憶された前記遊技履歴情報が含まれたコード情報を生成するコード情報生成手段と、
前記コード情報生成手段によって生成されたコード情報を表示するコード情報表示手段と、
時間の計時を行う計時手段と、
前記コマンド受信手段により特定のコマンドが受信されると、該特定のコマンドを受信した受信回数を計数する受信回数計数手段と、
前記受信回数計数手段によって計数された受信回数が、前記計時手段によって計時される特定の単位時間あたりに、不正の受信回数以上であるか否かを判定する不正回数判定手段と、
前記不正回数判定手段により不正の受信回数以上であると判定されると、前記特定のコマンドを不正コマンドと判定する不正コマンド判定手段と、
前記不正コマンド判定手段によって前記不正コマンドと判定されなかった場合には、正規なコード情報が表示されることを許可し、前記不正コマンド判定手段によって前記不正コマンドと判定された場合には、前記正規なコード情報が表示されることを規制するコード情報規制手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記主制御部は、
所定の確率に基づいて、遊技者にとって有利な特別遊技の制御を行うことを決定する特別遊技移行決定手段と、
前記特別遊技移行決定手段によって前記特別遊技の制御を行うことが決定されることを条件に、前記特別遊技の制御を行う特別遊技制御手段と、
前記特別遊技移行決定手段に第1の確率に基づいて前記特別遊技の制御を行うと決定させる低確率遊技状態、又は前記特別遊技移行決定手段に前記第1の確率よりも高い第2の確率に基づいて前記特別遊技の制御を行うと決定させる高確率遊技状態に移行させることを決定する確率遊技状態移行決定手段と、
前記確率遊技状態移行決定手段によって決定された前記低確率遊技状態又は前記高確率遊技状態の制御を行う確率遊技状態制御手段と、を更に備え、
前記生成部は、
前記不正回数判定手段によって判定される不正の受信回数を設定する不正受信回数設定手段を更に備え、
前記コマンド送信手段は、前記特別遊技制御手段によって前記特別遊技の制御が行われるときには大当たりコマンドを生成し、生成した大当たりコマンドを前記生成部に送信し、
前記不正受信回数設定手段は、前記確率遊技状態制御手段によって前記低確率遊技状態の制御が行われているときには第1の不正の受信回数を設定し、前記確率遊技状態制御手段によって前記高確率遊技状態の制御が行われているときには前記第1の不正の受信回数よりも多い第2の不正の受信回数を設定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記主制御部は、
遊技領域に設けられた始動領域を進入した遊技球を検出する始動領域検出手段と、
前記始動領域検出手段によって遊技球が検出されたことを条件に、所定の確率に基づいて、遊技者にとって有利な特別遊技の制御を行うことを決定する特別遊技移行決定手段と、
前記特別遊技移行決定手段による決定結果を報知する報知図柄の変動表示及び停止表示を行う図柄表示手段と、
前記特別遊技移行決定手段によって前記特別遊技の制御を行うことが決定され、前記図柄表示手段によって特定の報知図柄の停止表示が行われると、前記特別遊技の制御を行う特別遊技制御手段と、
前記始動領域に遊技球が入賞しにくい非時短遊技状態、または前記始動領域に遊技球が入賞しやすい時短遊技状態に移行させることを決定する時短遊技状態決定手段と、
前記時短遊技状態決定手段によって決定された前記非時短遊技状態又は前記時短遊技状態の制御を行う時短遊技状態制御手段と、を更に備え、
前記生成部は、
前記不正回数判定手段によって判定される不正の受信回数を設定する不正受信回数設定手段を更に備え、
前記コマンド送信手段は、前記図柄表示手段によって前記報知図柄の停止表示が行われるときには図柄確定コマンドを生成し、生成した図柄確定コマンドを前記生成部に送信し、
前記不正受信回数設定手段は、前記時短遊技状態制御手段によって前記非時短遊技状態の制御が行われているときには第3の不正の受信回数を設定し、前記時短遊技状態制御手段によって前記時短遊技状態の制御が行われているときには前記第3の不正の受信回数よりも多い第4の不正の受信回数を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記コード情報規制手段は、前記不正コマンド判定手段によって前記不正コマンドと判定された場合には、前記遊技情報生成手段によって前記不正コマンドに基づいた遊技履歴情報が生成されないように規制を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記コード情報規制手段は、前記不正コマンド判定手段によって前記不正コマンドと判定された場合には、不正行為が行われたことを示す不正情報を生成して、前記コード情報生成手段に前記不正情報が含まれた特定のコード情報を生成させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記コード情報規制手段は、前記不正コマンド判定手段によって前記不正コマンドと判定された場合には、前記コード情報表示手段に前記コード情報が表示されないように規制を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項7】
請求項1に記載の遊技機と、前記遊技機で行われた遊技の遊技履歴を記憶する特定の情報処理装置とを備えた遊技機システムにおいて、
前記特定の情報処理装置は、前記コード情報を介してデータの転送があると、前記コード情報に含まれた前記遊技履歴情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする遊技システム。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図37】
image rotate

【図3】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate


【公開番号】特開2012−157648(P2012−157648A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−21095(P2011−21095)
【出願日】平成23年2月2日(2011.2.2)
【出願人】(000161806)京楽産業.株式会社 (4,820)
【Fターム(参考)】