説明

遊技機用汚染空気浄化システム

【課題】隣席の遊技者に不快感を与えることがなく、タバコ臭を確実に除去し、設置工事を容易にし、長期間に渡って優れた除去性能を発揮する。
【解決手段】本発明に係る遊技機用汚染空気浄化システム1は、複数の遊技機2が設置された遊技島3の上方に設けられ、タバコ9の煙10により汚染された空気を浄化する空気浄化部11が設けられた空気浄化装置4と、遊技島3の前方において空気浄化装置4から各遊技機2の上部まで降下し、空気浄化部11において浄化された空気を斜め上方に向かって吹出し可能な吹出し口23が設けられた吹出しユニット22とを備えていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技者の喫煙により発生したタバコの煙によって汚染された空気を浄化するために設けられる遊技機用汚染空気浄化システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、パチンコホール等の遊技場には、パチンコ遊技機やスロットマシン等の複数の遊技機が設置されて幾つもの遊技島が形成されており、各遊技島において、遊技者は各遊技機に向かってそれぞれ遊技を行っている。このような状況の下、喫煙しながら遊技を楽しむ遊技者も多いため、遊技場内の空気環境は、タバコの煙によって悪化しがちである。
【0003】
そこで、従来、遊技場内のタバコの煙によって汚染された空気環境を改善するため、各種技術が提案されている(例えば、特許文献1〜7参照)。
【0004】
これらの従来の技術のうち、遊技機の周りに気流を形成させるシステムとしては、例えば、特許文献1のようにパチンコ遊技機自体に設置した排出口から前方に向かってエアを送風する遊技機や、特許文献2のように遊技機の横に設置した縦長の風洞に吸引口を設けて汚染空気を吸引する汚染空気吸引清浄装置や、特許文献3のように床下から空気を吹出す空調システムや、特許文献4及び特許文献5のようにノズルやエア吹出部から空気を吹出してエアカーテンを形成してタバコの煙の流入を防止する機構等が知られている。
【0005】
また、タバコ臭を除去する空気清浄機としては、特許文献6のように空気に紫外線を照射してタバコのヤニ臭を除去するものや、特許文献7のようにタバコ臭の各成分を吸着・除去する複数のフィルターを設置したもの等が知られている。
【特許文献1】特開2005−66082号公報
【特許文献2】特開2004−125292号公報
【特許文献3】特開平8−261505号公報
【特許文献4】特開平10−15219号公報
【特許文献5】特開平10−165625号公報
【特許文献6】特開平11−63593号公報
【特許文献7】特開2005−329195号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記した従来の技術のうち、特許文献1や特許文献2に開示された技術では、タバコの煙の拡散を防止することができないため、隣席の遊技者に不快感を与えるといった問題や、タバコ臭を除去することができないといった問題があった。
【0007】
また、特許文献3に開示された技術では、床下にダクトを敷設しなければならず、大規模な工事を必要とするため、既存の遊技場に設置するのが難しいといった問題や、床上の吹出し口に落下したゴミや飲食物等が再度飛散して空気が汚染されるといった問題があった。
【0008】
さらに、特許文献4や特許文献5に開示された技術では、遊技機の間にノズル箱を設置したり、天井裏にエアの分配箱を設置したり、或いは、玉箱カウンター台にエア吹出口を設置したりしなければならず、大規模な工事を必要とするため、既存の遊技場に設置するのが難しいといった問題があった。
【0009】
さらにまた、特許文献6に開示された技術では、タバコ臭を完全に除去することができず、また、特許文献7に開示された技術では、タバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドを除去するフィルターを上流側に設置しているため、除去能力がすぐに低下してしまうと共に、粉塵を除去するフィルターを備えていないため、下流側のケミカルフィルターや活性炭の除去性能が低下するといった問題があった。
【0010】
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、隣席の遊技者に不快感を与えることがなく、タバコ臭を確実に除去することができ、設置工事が簡単で、長期間に渡って優れた除去性能を発揮することのできる遊技機用汚染空気浄化システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機用汚染空気浄化システムは、複数の遊技機が設置された遊技島の上方に設けられ、タバコの煙により汚染された空気を浄化する空気浄化部が設けられた空気浄化装置と、前記遊技島の前方において前記空気浄化装置から前記各遊技機の上部まで降下し、前記空気浄化部において浄化された空気を斜め上方に向かって吹出し可能な吹出し口が設けられた吹出しユニットとを備えていることを特徴とする。
【0012】
そして、前記空気浄化装置には、前記吹出し口から斜め上方に向かって1m/s以上の風速で空気を吹出す能力を備えた送風機が設けられているのがよい。
【0013】
また、前記空気浄化部は、粉塵を除去するための除塵フィルターと、該除塵フィルターの下流側に配置され、タバコ臭を除去するための除臭フィルターとを備えており、該除臭フィルターは、タバコ臭の異なる成分をそれぞれ除去する複数のタイプのフィルターから構成されているのがよい。
【0014】
さらに、前記除臭フィルターには、アルデヒド類成分を除去するフィルターが設けられ、該アルデヒド類成分を除去するフィルターの上流側に、酸性ガス成分を除去するフィルターとアルカリ性ガス成分を除去するフィルターがそれぞれ配置されているのがよい。
【0015】
さらに、前記吹出しユニットは、少なくとも前記各遊技機の左右両側に設けられているのがよく、また、上下方向に伸縮可能に設けられているのがよい。
【0016】
さらにまた、前記吹出ユニットには、前記吹出し口が垂直方向に沿って複数設けられているのがよい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、隣席の遊技者に不快感を与えることがなく、タバコ臭を確実に除去することができ、設置工事が容易となり、長期間に渡って優れた除去性能を発揮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムを示す斜視図、図2は同遊技機用汚染空気浄化システムを示す側面図、図3は同遊技機用汚染空気浄化システムの空気浄化装置を示す側面図である。
【0019】
本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システム1は、直線的に配列された複数の遊技機2を背中合わせに2列平行に配置することにより形成された遊技島3毎に設けられており、遊技島3の上方に設置される空気浄化装置4と、空気浄化装置4から遊技島3の前方に降下するように形成される吹出しユニット5とを備えている。
【0020】
空気浄化装置4は、遊技島3上において遊技機2の配列方向に沿って互いに対向するように設置される一対のダクトチャンバー6と、ダクトチャンバー6の上方に設置され、接続ダクト7を介してダクトチャンバー6に接続される空気浄化装置本体8とを備えている。
【0021】
空気浄化装置本体8は、タバコ9の煙10により汚染された空気を浄化するための空気浄化部11と、空気浄化部11の下流側に配置される送風機12と、送風機12の下流側に設けられる給気チャンバー部13と、空気浄化部11の上流側に設けられる還気チャンバー部14と、還気チャンバー14の側面に開口された吸込み口15とを備えている。
【0022】
図3に示されているように、空気浄化部11には、空気の流れ方向(図中の矢印)に沿って上流側から順に、粉塵を除去するための高性能除塵フィルター16、VOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)成分除去用活性炭から成る第1除臭フィルター17、酸性ガス成分除去用添着活性炭から成る第2除臭フィルター18、アルカリ性ガス成分除去用添着活性炭から成る第3除臭フィルター19、アルデヒド類成分除去用添着活性炭から成る第4除臭フィルター20、各添着活性炭18,19,20から発生する成分を除去する活性炭から成る第5除臭フィルター21がそれぞれ配設されている。
【0023】
吹出しユニット5は、縦長円筒形状を成し、各ダクトチャンバー6の下面側に垂直に接続され、各遊技機2の間及び遊技島3の両端部の各前方にそれぞれ配置されている。そして、この吹出しユニット5には、円筒形状のダクト部22が上下方向に伸縮可能に設けられており、ダクト部22は、遊技者が喫煙時に引き下げることにより伸長され、その伸長時には、下端がFL+1200mm程度の高さに位置するようになっており、遊技者の非喫煙時には上方に収縮可能となっている。したがって、遊技者が喫煙しているか喫煙していないかに拘らず、このダクト部22が遊技者の遊技の邪魔になることはない。
【0024】
また、吹出しユニット5には、ダクト部22の下端側面に吹出し口23が開口されており、この吹出し口23から遊技機2の前面に沿って斜め上方に向かって空気が吹出し可能となっている。この吹出し口23の吹出し角度は水平面に対し仰角45°乃至75°であることが好ましい。そして、送風機12の送風能力は、この吹出し口23から吹出される空気の風速が1m/s以上となるように選定されている。
【0025】
次に、上記した遊技機用汚染空気浄化システム1の作用について説明する。
【0026】
遊技機2の前方において座っている遊技者24が喫煙する際、吹出しユニット5のダクト部22を下方に伸長させると、吹出し口23から斜め上方に吹出される空気による誘引効果と、タバコ9の発熱による上昇効果とにより、タバコ9の煙10により汚染された空気は、拡散することなく上昇し、吸込み口15を介して空気浄化装置本体8の内部に吸い込まれる。なお、この時、空気は吹出し口23から斜め上方に吹出され、遊技者の顔に当ることがないため、遊技者がドラフトを感じることはない。
【0027】
次いで、このようにして空気浄化装置本体8の内部に吸い込まれた汚染空気は、還気チャンバー部14を通って空気浄化部11に流入する。この空気浄化部11では、先ず、高性能除塵フィルター16により前記汚染空気中の粉塵が除去された後、第1除臭フィルター17により前記汚染空気中のVOCが除去される。さらに、第2除臭フィルター18により前記汚染空気中の酸性ガス成分が除去され、第3除去フィルター19により前記汚染空気中のアルカリ性ガス成分が除去された後、第4除臭フィルター20によりタバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドが除去され、最後に、第5除臭フィルター21により第2、第3、第4の各除臭フィルター18,19,20から発生した成分が除去される。
【0028】
そして、空気浄化部11によって浄化された空気は、送風機12により給気チャンバー部13に送出され、接続ダクト7、ダクトチャンバー6を通って吹出しユニット5に流入後、吹出し口23から斜め上方に吹出され、遊技機用汚染空気浄化システム1内を循環する。
【0029】
以下、この時の遊技機用汚染空気浄化システム1の除去性能を評価する。
【0030】
図4は本実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システム1においてタバコ臭の除去性能を評価するために、遊技場25内で1本のタバコ9を燃焼させて煙10を発生させたA地点と、タバコ臭の濃度を測定したB,C,Dの3地点の位置を示す平面図である。また、表1はA地点の右隣席(B地点)において、また、表2はA地点の左隣席(C地点)において、さらに、表3は廊下(D地点)において、それぞれ、遊技機用汚染空気浄化システム1を設置した場合と設置しない場合にタバコ臭の各成分(粉塵、TVOC(Total Volatile
Organic Compounds:総揮発性有機化合物)、ニコチン、アセトアルデヒド、アンモニア、酢酸)の空気中の含有量を測定した結果を示している。
【0031】

【0032】

【0033】

【0034】
上記表1〜3によれば、遊技機用汚染空気浄化システム1を設置した場合には、タバコ9の煙10を発生させたA地点の左右隣席(B,C地点)の空気は、A地点から十分離れたD地点の空気と同程度まで浄化されていることが判明した。
【0035】
また、表4は空気浄化装置4の循環風量を250m/hに設定し、1本のタバコ9を燃焼させた場合の空気浄化装置4によるタバコ臭の各成分(粉塵、TVOC、ニコチン、アセトアルデヒド、アンモニア、酢酸)の除去性能を示したものである。この表4によれば、空気浄化装置4は、タバコ臭の各成分を少なくとも86%以上除去する性能を備えていることが分かる。
【0036】

【0037】
また、図5は、空気浄化装置4の循環風量を250m/hに設定し、タバコ9の燃焼本数を6本(空気浄化装置4の入口におけるアセトアルデヒドの濃度は1200μg/m。通常の使用時の10倍程度の濃度)とした条件下において、本実施の形態に係る空気浄化装置4と、上記特許文献7に開示された従来の空気清浄機31とを使用して、それぞれのアセトアルデヒド除去率と経過時間との関係を測定した結果を比較して示している。なお、従来の空気清浄機31は、図6に示されているように、アルデヒド類除去用添着活性炭32の下流側にアルカリ性ガス成分除去用添着活性炭33が配置され、さらにアルカリ性ガス成分除去用添着活性炭33の下流側に送風機34が配置されて構成されている。
【0038】
この場合、図5から明らかなように、本実施の形態に係る空気浄化装置4は、タバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドの除去率を長期間に渡って高く維持できることが分かる。
【0039】
このように上記した本実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システム1によれば、タバコ臭を高い除去率で確実に除去することができると共に、タバコ9の煙10の拡散を防止することができるため、隣席の遊技者に不快感を与えることがない。
【0040】
また、既存の遊技場に遊技機用汚染空気浄化システム1を設置する場合であっても、既存の壁、天井や床等を解体する必要がなく、大規模な工事を必要としない。また、遊技島3の上方のスペースを有効に利用しているため、空気浄化装置4等の設置スペースが確保し易く、既存の遊技場に容易に設置することができ、工事費の低減化を図ることができる。さらに、遊技場の上部空間を利用しているため、床面のゴミや飲食物等を飛散させることがなく、効率的に空気を浄化することができる。
【0041】
さらに、本実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システム1によれば、粉塵を除去する高性能除塵フィルター16を上流側に設置し、タバコ臭の主成分であるアセトアルデヒドを除去するフィルター20を下流側に設置することにより、下流側の除臭フィルターを保護することができ、各種成分を除去する除臭フィルター17,18,19,20,21の除去性能を長期間に渡って高く維持することができる。
【0042】
なお、上記した実施の形態では、吹出し口23をダクト部22の下端にのみ設置しているが、例えば、図7に示すように、吹出し口23を垂直方向に沿って複数設けてもよい。この場合には、タバコ10の煙10を上方に誘引する効果をさらに高めることができるため、タバコ臭の除去性能をさらに向上させることができる。
【0043】
また、上記した実施の形態では、遊技機用汚染空気浄化システム1を、遊技機2を背中合わせに2列平行に配置した遊技島3毎に設置しているが、これは単なる例示に過ぎず、壁際に沿って遊技機2を1列に直線的に配列した遊技島毎に設置したり、或いは、複数の遊技島に渡って設置したり、或いは、各遊技島に複数台ずつ設置したりする等、各種変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムを示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムの空気浄化装置を示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムの除去性能を評価する時に、タバコを燃焼させて煙を発生させた地点とタバコ臭の濃度を測定した地点の位置を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムの空気浄化装置と従来の空気清浄機のそれぞれの場合において、アセトアルデヒド除去率と経過時間との関係を比較して示す図である。
【図6】従来技術の空気浄化装置を示す側面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る遊技機用汚染空気浄化システムの別の例を示す側面図である。
【符号の説明】
【0045】
1 遊技機用汚染空気浄化システム
2 遊技機
3 遊技島
4 空気浄化装置
5 吹出しユニット
9 タバコ
10 煙
11 空気浄化部
12 送風機
16 高性能除塵フィルター
17 第1除臭フィルター
18 第2除臭フィルター
19 第3除臭フィルター
20 第4除臭フィルター
21 第5除臭フィルター
23 吹出し口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の遊技機が設置された遊技島の上方に設けられ、タバコの煙により汚染された空気を浄化する空気浄化部が設けられた空気浄化装置と、
前記遊技島の前方において前記空気浄化装置から前記各遊技機の上部まで降下し、前記空気浄化部において浄化された空気を斜め上方に向かって吹出し可能な吹出し口が設けられた吹出しユニットと、
を備えていることを特徴とする遊技機用汚染空気浄化システム。
【請求項2】
前記空気浄化装置には、前記吹出し口から斜め上方に向かって1m/s以上の風速で空気を吹出す能力を備えた送風機が設けられている請求項1に記載の遊技機用汚染空気浄化システム。
【請求項3】
前記空気浄化部は、粉塵を除去するための除塵フィルターと、該除塵フィルターの下流側に配置され、タバコ臭を除去するための除臭フィルターとを備えており、該除臭フィルターは、タバコ臭の異なる成分をそれぞれ除去する複数のタイプのフィルターから構成されている請求項1又は2に記載の遊技機用空気浄化システム。
【請求項4】
前記除臭フィルターには、アルデヒド類成分を除去するフィルターが設けられ、該アルデヒド類成分を除去するフィルターの上流側に、酸性ガス成分を除去するフィルターとアルカリ性ガス成分を除去するフィルターがそれぞれ配置されている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の遊技機用空気浄化システム。
【請求項5】
前記吹出しユニットは、少なくとも前記各遊技機の左右両側に設けられている請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の遊技機用汚染空気浄化システム。
【請求項6】
前記吹出しユニットは、上下方向に伸縮可能に設けられている請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の遊技機用汚染空気浄化システム。
【請求項7】
前記吹出ユニットには、前記吹出し口が垂直方向に沿って複数設けられている請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載の遊技機用汚染空気浄化システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−29569(P2008−29569A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−205957(P2006−205957)
【出願日】平成18年7月28日(2006.7.28)
【出願人】(000191319)新菱冷熱工業株式会社 (78)
【Fターム(参考)】