遊技機
【課題】異常入賞の発生および遊技機の状態異常の発生など複数の異常が発生したことを外部装置に出力できるとともに、外部装置に情報を出力するための機構の部品数の増加や配線作業の複雑化を防ぐことができるようにする。
【解決手段】大入賞口または第2始動入賞口14への異常入賞が発生したと判定されたこと、または所定の異常状態(磁気異常、振動異常、異常開放)が発生したと判定されたことにもとづいて、情報端子盤34を介して、外部装置(ホールコンピュータ)に所定の異常信号を出力する。また、異常入賞が発生したと判定されたときと所定の異常状態が発生したと判定されたときとで、情報端子盤34の共通のコネクタCN9から所定の異常信号を出力可能とする。
【解決手段】大入賞口または第2始動入賞口14への異常入賞が発生したと判定されたこと、または所定の異常状態(磁気異常、振動異常、異常開放)が発生したと判定されたことにもとづいて、情報端子盤34を介して、外部装置(ホールコンピュータ)に所定の異常信号を出力する。また、異常入賞が発生したと判定されたときと所定の異常状態が発生したと判定されたときとで、情報端子盤34の共通のコネクタCN9から所定の異常信号を出力可能とする。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技球を用いて所定の遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技球が進入可能な開放状態と遊技球が進入不可能な閉鎖状態とに変化可能な可変入賞装置と、
所定の開放条件が成立したときに前記可変入賞装置を閉鎖状態から開放状態に変化させる可変入賞装置制御手段と、
前記可変入賞装置に進入した遊技球を検出して入賞検出信号を出力する入賞検出手段と、
前記可変入賞装置制御手段によって前記可変入賞装置が開放状態に制御されていないときに、前記入賞検出手段が前記入賞検出信号を出力したことにもとづいて、異常入賞が発生したと判定する異常入賞判定手段と、
当該遊技機において前記異常入賞と異なる所定の異常状態が発生したか否かを判定する異常状態判定手段と、
前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたことまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたことにもとづいて、当該遊技機の外部に設けられている外部装置に所定の異常信号を出力するための外部出力手段とを備え、
前記外部出力手段は、前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときと前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときとで、当該遊技機に設けられた共通の出力端子に前記所定の異常信号を出力可能とした
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
可変入賞装置が開放状態であるときに開放検出信号を出力する開放検出手段を備え、
異常状態判定手段は、可変入賞装置制御手段によって前記可変入賞装置が開放状態に制御されていないときに、前記開放検出手段が前記開放検出信号を出力したことにもとづいて、当該遊技機において所定の異常状態が発生したと判定する
請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
外部出力手段は、
異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときから、外部装置に所定の異常信号を所定期間出力可能とし、
前記所定の異常信号を出力しているときに、さらに、前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときには、最後に前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときから、前記外部装置に前記所定の異常信号を所定期間出力可能とした
請求項1または請求項2記載の遊技機。
【請求項4】
可変表示の第1実行条件が成立した後に第1開始条件が成立したことにもとづいて各々を識別可能な第1識別情報の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、可変表示の第2実行条件が成立した後に第2開始条件が成立したことにもとづいて各々を識別可能な第2識別情報の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段と前記第2可変表示手段のいずれかに特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行させる遊技機であって、
外部出力手段は、前記第1実行条件が成立したときおよび前記第2実行条件が成立したときに実行条件が成立したことを示す実行条件成立情報を前記外部装置に出力するための実行条件成立情報出力手段を含み、
前記実行条件成立情報出力手段は、予め設定した期間内において前記第1実行条件と前記第2実行条件とが成立したときは、一方の実行条件の成立にもとづく実行条件成立情報を出力してから予め設定した期間が経過した後に他方の実行条件の成立にもとづく実行条件成立情報を出力可能とした
請求項1から請求項3のうちのいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
遊技の進行を制御し、可変入賞装置制御手段、異常入賞判定手段、異常状態判定手段および外部出力手段を含み、演出用の電気部品を制御させるための演出制御コマンドを出力する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段が出力した前記演出制御コマンドに応じて演出用の電気部品を制御する演出制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、前記演出制御コマンドを前記演出制御手段に出力するコマンド出力手段を含み、
前記コマンド出力手段は、異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときに、前記演出制御手段に対して所定の異常コマンドを出力し、
前記演出制御手段は、前記コマンド出力手段によって出力された前記所定の異常コマンドにもとづいて、異常入賞が発生したことまたは異常状態が発生したことを示す異常報知を実行する異常報知手段を含む
請求項1から請求項4のうちのいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
コマンド出力手段は、異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときに第1の異常コマンドを出力し、異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときに前記第1の異常コマンドとは異なる第2の異常コマンドを出力し、
異常報知手段は、前記コマンド出力手段によって前記第1の異常コマンドが出力されたときと前記第2の異常コマンドが出力されたときとで、異なる報知態様で異常報知を実行する
請求項5記載の遊技機。
【請求項1】
遊技球を用いて所定の遊技を行うことが可能な遊技機であって、
遊技球が進入可能な開放状態と遊技球が進入不可能な閉鎖状態とに変化可能な可変入賞装置と、
所定の開放条件が成立したときに前記可変入賞装置を閉鎖状態から開放状態に変化させる可変入賞装置制御手段と、
前記可変入賞装置に進入した遊技球を検出して入賞検出信号を出力する入賞検出手段と、
前記可変入賞装置制御手段によって前記可変入賞装置が開放状態に制御されていないときに、前記入賞検出手段が前記入賞検出信号を出力したことにもとづいて、異常入賞が発生したと判定する異常入賞判定手段と、
当該遊技機において前記異常入賞と異なる所定の異常状態が発生したか否かを判定する異常状態判定手段と、
前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたことまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたことにもとづいて、当該遊技機の外部に設けられている外部装置に所定の異常信号を出力するための外部出力手段とを備え、
前記外部出力手段は、前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときと前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときとで、当該遊技機に設けられた共通の出力端子に前記所定の異常信号を出力可能とした
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
可変入賞装置が開放状態であるときに開放検出信号を出力する開放検出手段を備え、
異常状態判定手段は、可変入賞装置制御手段によって前記可変入賞装置が開放状態に制御されていないときに、前記開放検出手段が前記開放検出信号を出力したことにもとづいて、当該遊技機において所定の異常状態が発生したと判定する
請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
外部出力手段は、
異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときから、外部装置に所定の異常信号を所定期間出力可能とし、
前記所定の異常信号を出力しているときに、さらに、前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときには、最後に前記異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは前記異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときから、前記外部装置に前記所定の異常信号を所定期間出力可能とした
請求項1または請求項2記載の遊技機。
【請求項4】
可変表示の第1実行条件が成立した後に第1開始条件が成立したことにもとづいて各々を識別可能な第1識別情報の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、可変表示の第2実行条件が成立した後に第2開始条件が成立したことにもとづいて各々を識別可能な第2識別情報の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第2可変表示手段とを備え、前記第1可変表示手段と前記第2可変表示手段のいずれかに特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行させる遊技機であって、
外部出力手段は、前記第1実行条件が成立したときおよび前記第2実行条件が成立したときに実行条件が成立したことを示す実行条件成立情報を前記外部装置に出力するための実行条件成立情報出力手段を含み、
前記実行条件成立情報出力手段は、予め設定した期間内において前記第1実行条件と前記第2実行条件とが成立したときは、一方の実行条件の成立にもとづく実行条件成立情報を出力してから予め設定した期間が経過した後に他方の実行条件の成立にもとづく実行条件成立情報を出力可能とした
請求項1から請求項3のうちのいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
遊技の進行を制御し、可変入賞装置制御手段、異常入賞判定手段、異常状態判定手段および外部出力手段を含み、演出用の電気部品を制御させるための演出制御コマンドを出力する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段が出力した前記演出制御コマンドに応じて演出用の電気部品を制御する演出制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、前記演出制御コマンドを前記演出制御手段に出力するコマンド出力手段を含み、
前記コマンド出力手段は、異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときまたは異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときに、前記演出制御手段に対して所定の異常コマンドを出力し、
前記演出制御手段は、前記コマンド出力手段によって出力された前記所定の異常コマンドにもとづいて、異常入賞が発生したことまたは異常状態が発生したことを示す異常報知を実行する異常報知手段を含む
請求項1から請求項4のうちのいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
コマンド出力手段は、異常入賞判定手段によって異常入賞が発生したと判定されたときに第1の異常コマンドを出力し、異常状態判定手段によって所定の異常状態が発生したと判定されたときに前記第1の異常コマンドとは異なる第2の異常コマンドを出力し、
異常報知手段は、前記コマンド出力手段によって前記第1の異常コマンドが出力されたときと前記第2の異常コマンドが出力されたときとで、異なる報知態様で異常報知を実行する
請求項5記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図123】
【図124】
【図125】
【図126】
【図127】
【図128】
【図129】
【図130】
【図131】
【図132】
【図133】
【図134】
【図135】
【図136】
【図137】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
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【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
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【図51】
【図52】
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【図54】
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【図57】
【図58】
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【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図123】
【図124】
【図125】
【図126】
【図127】
【図128】
【図129】
【図130】
【図131】
【図132】
【図133】
【図134】
【図135】
【図136】
【図137】
【公開番号】特開2009−61003(P2009−61003A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−229734(P2007−229734)
【出願日】平成19年9月5日(2007.9.5)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年9月5日(2007.9.5)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
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