説明

遮断衣類

本発明は、組織化されたポリエステルおよびマルチフィラメントポリアミドを含む繊維で作られ、親水性仕上げを有する内部面、および、コットンおよびポリエステルで作られ、疎水性仕上げを有する外部面によって形成される遮断衣類に関する。上記外部面は、防水および通気性の性質を有する。上記二つの面の間に配置されたエアチャンバは、汗の放出を促進する。内部布および外部布は、非常に低い拡散係数を有する糸を用いて、共に縫い付けられる。上記衣類はユーザーの汗を吸収することが可能であり、これにより、汗は外部へと放出されない。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[本発明の目的]
本発明は、内部でユーザーの汗を吸収し、外部への透過を避けるようデザインされた、遮断衣類に関する。
【0002】
さらに、本発明のもう一つの目的は、本特許において記載およびクレームされている、外側の布を内部の布から分離するエアチャンバを備えた上記衣類を提供することである。
【0003】
[最新技術]
体との接触による水分の蓄積を避けるために、汗を放出する衣類が、現在数多く存在する。これらの衣類は、肉体的労力を必要とする活動における使用のために、主に使用され、デザインされる。これにより、汗によって発生した水分が、体との接触によって内部に蓄積せず、外部に放出される。従って、体との接触による汗の蓄積は避けられる。
【0004】
しかし、これらのタイプの衣類は、日常用の衣類には適用できない。こうした日常用の衣類は、主に、汗腺が通常よりも多量の汗を発生させる原因である多汗症を患う人間のために、発生した水分が外側で見えないように、汗を隠す必要がある。
【0005】
前述のケースに対して、接着性のコットンまたはセルロース成分が販売されている。これらは、上記衣類を湿らせることなく汗を吸収するために、上記衣類の下に取り付けられる。しかし、これらは非常に分厚く、非常に付け心地が悪い。
【0006】
特許PCTWO0155500は、衣服向けの「織物面」に関する。その外部面は、水分を撥く疎水性プロセスが施され、その内部面は、水分を吸収するための親水性プロセスが施されている。本発明に基づいて、上記織物面の上記外部面は、雨に対する十分な保護を提供する。上記内部面の親水性の層は、上記水分を吸収し、この水分は、上記衣類を着用している人間によって放出される。上述の織物面は、モノフィラメントやマルチフィラメントの糸や繊維で作成されてよい。
【0007】
フランスの発明特許番号2,503,743は、相互に織り合わせて連結された二つの層によって形成される織物構造について記載およびクレームしている。皮膚と接触しない層は、コットンのような吸湿繊維で形成され、他方、皮膚と接触する層は、ポリアミド繊維およびポリエステル繊維で形成される。
【0008】
スペインの発明特許番号2,139,590は、複合布について記載およびクレームしている。この複合布は、風を通さず、蒸気を浸透することができ、着用可能であり、伸張性または弾性のある外部織物面を備え、風防および防水を提供し、同時に、吸収−分配−放出のプロセスを通じて、水蒸気を放出する。
【0009】
障壁層に位置する織物の外部層の上に配置される、ポリウレタンの親水性障壁層は、上述の布の外部層または内部層のうちの少なくとも一つである。この障壁層は、起毛面の横糸で編まれた布である。
【0010】
最後に、米国特許番号2004/048,500は、二つの重ね合わせ層によって形成される布に関する。内部層と呼ばれる第一層は、皮膚と接触しており、少量のフィラメントを有する合成繊維を含む。この合成繊維は、毛管現象によって、皮膚から外部へ水分子を排出することが可能である。中空の合成繊維で作られた第二の外部層は、上記内部層の分子を外側へ排出し、良好な断熱をも提供する。
【0011】
最新技術の一部である前述の先例は、使用される布のタイプ、ある衣類を形成する布部品の数、上記衣類の目的、外部布の仕上げ、内部布の仕上げ、この布に用いられる繊維において、本発明と異なる。同様に、上記布に対してなされる仕上げも、この布が編まれる際の繊維およびストランドも、異なる。
【0012】
[本発明の範囲]
第一シリーズの販売衣類の成功およびそれらの衣類を使用したユーザーの満足により、発明者は、上記衣類の異なる可能な構造を研究するようになった。上記内部布での汗の蒸発プロセスにおいて最初に得られる値を最適化するために、通常は特定されない外部布および内部布の両方について、本特許では記載されている。上記改善された衣類は、最初に説明された同じ目的、すなわち、汗腺が通常よりも多量の汗を発生させる原因である「多汗症」を患う人間に対して解決策を提供すること、に関して改善されている。
【0013】
前述の可能な構造において、これらの構造内で使用される合成高分子の物理化学的性質を利用するために、研究が実行されている。これらの構造のうち、皮膚に接触する内部布の薄層構造が最良のものである。
【0014】
上記内部布の研究に加え、他の外部布に関する実験も実行されている。織物の世界およびユーザーにおいて、従来のコットンのTシャツを一般的に使用する傾向が存在し、このコットンが天然繊維であれば、さらに心地よいと考えられている。洗濯時の上記二つの布(内部および外部)の異なる収縮値の結果として、上記衣類の上記外部布にコットンを使用することは、最初に除外された。しかし、実験室試験および実地試験による検証によって、以下のことが明らかになった。得られた結果に基づいて、ポリエステル・コットンのストランドを有する上記外部布の上記薄層構造を作成すれば、製品がより簡単な乾燥および簡単な保全のもとで連続的に使用された時に、同一の技術的性能およびさらに長い寿命が得られる。
【0015】
上記最初の発明における改善のもう一つの目的は、上記衣類の上記二つの布の間に、内部チャンバを得ることである。これは、上記内部布の構造によって、汗を蒸発チャンバに移動させ、高い値の汗分配係数を得ることを目的としている。数々の研究の後、上記衣類の上記二つの布を接合するための最良の手段は、非常に低い汗分配係数の糸でそれらの布を、その端部のみを接合させて、縫い合わせることであると判断された。これにより、上記二つの布、すなわち上記内部布と上記外部布との間の上記エアチャンバの物理的領域が増加する。
【0016】
[本発明の説明]
ここでは、少なくとも、
親水性仕上げの布の内部面と、
撥水仕上げの布の外部面とを、
備えた、二つの布によって形成される遮断衣類によって、先述の問題に対する解決策を提供する。
【0017】
上記衣類は、マイクロファイバーおよびマルチフィラメント内のポリアミドで組織されたポリエステル布の親水性仕上げの内部面があってよい。上記内部面と同一または異なる撥水仕上げの布の外部面は、上記内部面と上記外部面が異なる布であったとき、撥水仕上げを行った起毛コットンおよび組織化されたポリエステルで作成されてよい。
【0018】
上記内部布の主要な特徴は、液体の吸収を増加させることである。上記外部布の主要な特徴は、液体をある程度撥き、洗濯が簡単であり、通気性があることである。
【0019】
次に、付加的な特許番号201031360の要求により、複数の一連の研究の後に得られた、一連の改善が含まれる。これらの研究は、最初の発明における全ての部材および部品に関して実行された。すなわち、糸、繊維、縫い合わせ、仕上げ、および、根本的には上記二つの薄層構造間のエアチャンバの作成について、研究が行われた。これら二つの薄層構造は、上記内部布および上記外部布を構成し、ユーザーの汗による水分を保持することに加え、その後の蒸発を可能とする。
【0020】
従って、上記衣類は、合成高分子から得られた繊維で編まれた、ニット薄層構造により形成された内部布を含む。これらの繊維は、汗をその表面に残すことなく、汗を吸収し内部に取り込む。これにより、上記蒸発チャンバへの上記構造によって、1にきわめて近い値に至る汗分配係数が得られる。上記マルチフィラメントの押出成形の瞬間に含有された、化学成分、断面異形材、および添加剤は、このパラメータを調整する。
【0021】
実験室での最良の結果は、ポリアミドとポリエステルのマルチフィラメントの特定の混合物、少量の艶消し剤、および静電気電荷の発生を10〜20%減少させるための添加剤を用いることで得られた。使用される糸には、上記衣類の使用に際しての付け心地の良さに適した、繊維・繊維間の摩擦および繊維・金属間の係数、および、繊維加工および上記衣類の工業生産における良好なプロセス可能性がもたらされ、固体微粒子の吸収が低減される。
【0022】
この目的に関して、互いに化学的適合性のある様々な化学仕上げ製品が選択され、これらの製品は、摩擦試験および快適性シミュレーション試験において、最適な結果をもたらしている。
【0023】
表面タイプの観点から、最も好適なものが選択されるまで、マルチフィラメント製造者との密接な協力のもとで、ポリエステル高分子およびポリアミド高分子の様々な族は、走査型電子顕微鏡(SEM)により特性が示されてきた。
【0024】
ストランドの数は、従来のTシャツの製造に使用される平均のものであり、従来の衣類に使用される線構造に比べて約20%細いストランドが含まれる傾向が強い。上記新しい衣類は二つの布の複雑な構造に基づいていることを考慮すれば、その衣類は、従来の衣類以上の快適性係数を有するはずである。
【0025】
上記選択されたマルチフィラメントは、マイクロファイバーという専門的名称を与えられており、全ての場合において、1dtex(10,000メートルにおけるグラム質量)未満の厚みを有する。得られたニット薄層構造の最終化学処理は、統計的に有意な方法で95%の信頼度で、その薄層構造に、最大限に増大された親水性の性質をもたらす。皮膚から蒸発チャンバへの汗の拡散係数は、検証試験で確認される。このようにして、この構造において、洗濯およびアイロンかけ後の非常に低い収縮値が得られた(1.1%未満)。これは、結果として得られた上記Tシャツの構造が安定であるための必須の要素である。これにより、ユーザーは、上記衣類を通常使用する間に、最初のサイズが変化するという問題に直面することがない。
【0026】
全てのパラメータについて上で述べられた上記布に加えて、上記衣類は、ポリエステル・コットンのストランドを含むニット薄層構造で作成された外部布を有する。これは、連続使用時に、製品に同一の技術的性能およびさらに長い寿命をもたらす。この構造は、洗濯およびアイロンかけ後の非常に低い収縮値を提供する(1.0%未満)。上記外部ニット薄層構造に対する特定の化学プロセス処理は、その衣類に、0に近い必要な防水度をもたらし、95%を超える汗の放出プロセスに寄与し、上記衣類の汚染を避ける。
【0027】
最終的に、もう一つの改善は、上記外部布と上記内部布との間に、チャンバを作成することである。このチャンバは、汗の蒸発の物理化学的プロセスにおいて重要である。このチャンバは、温度または特定の化学物質を使用する必要のない、物理的シールで作成される。この物理的シールは、非常に低い拡散係数を有する糸で、それらの端部を接合させて、縫い合わせることで実行される。これにより、上記二つの基本的な布間の上記チャンバの空気の物理的領域が増加する。
【0028】
[図面の説明]
図1は、本発明の遮断衣類の立面図を示す図である。
【0029】
図2は、図1のII−II断面を示す図である。
【0030】
図3は、上記遮断衣類が、内部面および外部面向けの二つの異なる布で構成されている場合における、図2の詳細を示す図である。
【0031】
図4は、上記遮断衣類が、内部面および外部面向けの同一の布で構成されている場合における、図2の詳細を示す図である。
【0032】
図5は、付加的な特許番号201031360の改善目的において参照されている、上記遮断衣類を簡略化した正面図である。上記外部面は、水分に対する撥水処理が施され、上記内部面は、親水性の水分吸収処理が施されている。
【0033】
以下は、添付図面で見られる、本発明の様々な部品の一覧であり、これらの部品は、個別の番号で示されている。(1および2)表面、(10)衣類、(11)内部布、(12)外部布、(12.1)外部布(12)の内部面、(13)エアチャンバ。
【0034】
本紙の添付図面を参照している以下の記載の全体に渡り、他の詳細や特徴が示される。これらは、例証のために示されているものであり、本発明の図面のみにおいて目的を限定するものではない。
【0035】
[本発明の実施形態の説明]
図1〜図4において示されている上記衣類は、ユーザーの体から発生した汗が上記外部層を通過しないようにできる側面を有する、二つの面(1および2)で構成されている。
【0036】
図3は図2の詳細を示す。図中において、上記衣類は、マイクロファイバーの組織化されたポリエステルとマルチフィラメント内のポリアミドとの組み合わせによって作られる、体と直接接触する布の内部層(1)を有する生地で構成されていることがわかる。この内部層に対して、幅出し機による熱定着プロセスが行われ、流体の吸収を増加させるために、親水性仕上げがなされる。
【0037】
上記衣類の外部面(2)は、起毛コットンおよび組織化されたポリエステルで作成される。この外部面に対して、幅出し機による熱定着プロセスが行われる。この外部面は、流体をある程度撥き、問題なく洗濯ができ、同時に通気性がある。
【0038】
図4は第二の好適な実施形態を示す。この実施形態において、上記衣類は、マイクロファイバーの組織化されたポリエステルおよびマルチフィラメント内のポリアミドによって構成された、吸収能力を有する布で作られている。衣類に対して、幅出し機による熱定着プロセスが行われ、親水性仕上げがなされる。この親水性仕上げは、上記衣類の内部面(1)を構成する。(2)に対して、外部面処理が行われる。この処理は、上記布の外部面(2)に対して、防水特性および通気特性をもたらす。
【0039】
本発明の別の実施形態のうちの一つにおいて、図5からわかるように、衣類(10)は、
汗を吸収するニット薄層構造を備えた内部布(11)と、
内部面(12.1)により汗を撥く、ニット薄層構造を備えた外部布(12)と、
内部布(11)と外部布(12)との間のエアチャンバ(13)とを、
含む。
【0040】
内部布(11)の上記薄層構造は、30%から60%までの間の割合、かつ、0.3dtexから3dtexまでの間の数値で、ポリアミド・ポリエステルのマルチフィラメントの特定の混合物を有する合成高分子繊維を用いて、ノッティングによって作成される。
【0041】
外部布(12)の上記薄層構造は、40%から60%までの間の割合、かつ、14/1Nmから50/1Nmまでの間の数値で、ポリエステル・コットンのストランドで編まれる。
【0042】
選択された高分子は、良好な耐摩耗性を有し、ピリング(Tシャツの通常使用時における玉の形成)の傾向が非常に低い。アレルギーや皮膚の問題の原因となりうる化学剤は、上記Tシャツの上記内部構造の製造プロセスにおいて、使用されていない。
【0043】
チャンバ(13)を形成するための、内部布(11)と外部布(12)との接合は、上記衣類の製造工程において、非常に低い分配係数のストランドで、その端部のみを接合させて、縫い合わせることでなされる。これらのストランドは、処理コットンまたは合成材料から構成されてよい。
【0044】
内部布(11)用の合成高分子繊維を形成するための最も適切な加撚と同様に、マイクロフィラメントの原料およびその最適量は、プログラミング経験者向けの数学的システムにより得られる。この数学的システムは、以下の数式を用いて最適化されている。
【0045】
φei = φ[φ1,φ2,φ3,φ4,φ5]
ここで、
φei:上記内部薄層構造から生じるパラメータ
φ1:上記線形構造を構成するマイクロフィラメントによる公定水分率を表す変数
φ2:上記マイクロフィラメントの上記断面異形材を表す変数
φ3:静電気電荷のポテンシャルを調整する添加剤を表す変数
φ4:上記線形構造の上記混合物の高分子における、繊維・繊維間の摩擦を調整する変数
φ5:上記線形構造の上記混合物の高分子における、繊維・金属間の摩擦を調整する変数
である。
【0046】
上記ニット薄層構造の規則を調整する、数学的な調節要素は、次の数式に該当する。
これは、以下のように最適化されている。
【0047】
φee = φ[φ1,φ2,φ3,φ4]
ここで、
φee:上記外部薄層構造から生じるパラメータ
φ1:上記マイクロフィラメントの上記線形構造の線質量を表す変数
φ2:上記マイクロフィラメントの上記線形構造のねじれを表す変数
φ3:ポリアミドとポリエステルの上記マイクロフィラメントの混合物の割合を表す変数
φ4:短繊維のストランドを得るために使用される紡績システムに基づいた糸の構造を調整する変数
である。
【0048】
さらに、外部布(12)およびその薄層構造は、液体の汗をさらに撥く性質を提供するために、その内部面に処理が施される。
【0049】
添付図面を用いて、本発明について十分に記載を行った。以下の特許請求の範囲において要約された、本発明の範囲が変化しない限り、好適であると判断された任意の変更がなされてよいことが容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の遮断衣類の立面図を示す図である。
【図2】図1のII−II断面を示す図である。
【図3】上記遮断衣類が、内部面および外部面向けの二つの異なる布で構成されている場合における、図2の詳細を示す図である。
【図4】上記遮断衣類が、内部面および外部面向けの同一の布で構成されている場合における、図2の詳細を示す図である。
【図5】付加的な特許番号201031360の改善目的において参照されている、上記遮断衣類の簡略化した正面図である。上記外部面は、水分に対する撥水処理が施され、上記内部面は、親水性の水分吸収処理が施されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
織物面によって形成された衣類(10)であって、その外部面は、疎水性の撥水処理を施されており、その内部面は、親水性の水分吸収処理を施されており、
マイクロファイバーおよびマルチフィラメント内のポリアミドで織られ、幅出し機による熱定着が行われ、親水性仕上げがなされた、ポリエステル布の内部面(1)と、
起毛コットンおよび組織化されたポリエステルで構成され、幅出し機による熱定着が行われ、撥水仕上げおよび通気性仕上げがなされた、布の外部面(2)とを、備えることを特徴とする遮断衣類。
【請求項2】
外部面(2)は、あるいは、その外部面に、防水および通気性の性質を有する表面処理が施されることを特徴とする、請求項1に記載の遮断衣類。
【請求項3】
上記衣類は、あるいは、
汗を吸収するニット薄層構造を含む内部布(11)と、
内部面(12.1)により汗を撥く、ニット薄層構造を含む外部布(12)と、
内部布(11)と外部布(12)との間のエアチャンバ(13)とを、備え、
上記内部布(11)の薄層構造は、30%から60%までの間の割合、かつ、0.3dtexから3dtexまでの間の数値の、ポリアミド・ポリエステルのマルチフィラメントの特定の混合物を有する合成高分子繊維を用いており、
上記外部布(12)の薄層構造は、40%から60%までの間の割合で、撥汗処理を行ったポリエルテル起毛コットンの特定の混合物を含む糸を用いていることを特徴とする、請求項1に記載の遮断衣類。
【請求項4】
エアチャンバ(13)を形成するための、上記内部布(11)と上記外部布(12)との接合は、上記衣類の製造工程において、非常に低い分配係数を有する糸で、それらの端部のみを接合させて、縫い合わせることでなされ、これらの糸は、処理コットンまたは合成繊維であり、14/1Nmから50/1Nmまでの間の数値を有することを特徴とする、請求項3に記載の遮断衣類。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2013−515875(P2013−515875A)
【公表日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−546470(P2012−546470)
【出願日】平成22年11月26日(2010.11.26)
【国際出願番号】PCT/ES2010/070779
【国際公開番号】WO2011/080368
【国際公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(512168881)
【氏名又は名称原語表記】SUTRAN I MAS D,S.L.
【住所又は居所原語表記】C/Mas no 153,E−08904 Hospitalet de Llobregat(Barcelona)SPAIN
【Fターム(参考)】