説明

部品の搬送装置

【課題】 動作の確実化、およびメンテナンスの向上などを図るようにした部品の搬送装置の提供。
【解決手段】 ハンド取付け軸17の周壁には、滑り部材34が正逆方向に回転自在に嵌められ、滑り部材34の外周面には、歯車35が取り付けられている。ハンド取付け軸17の上部には、回転用規制部材26が一体に取付けられている。ハンド取付け軸15には、ねじり力が作用するネジリコイルバネ33が嵌められている。このネジリコイルバネ33の上端は回転規制用部材23に取付けられ、その下端は滑り部材31に取付けられている。歯車35は、中間歯車41とかみ合い、中間歯車41は軸1に取り付けた歯車37とかみ合うように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品の搬送装置に関し、例えば、パーツフィーダから整列状態で排出される部品を吸着などにより把持し、この把持した部品をベルトコンベアで搬送されてくるパレット上まで搬送する作業を行うことができるものであり、特に、時計部品の搬送に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の部品の搬送装置としては、図2に示すようなものが知られている。この従来装置は、図2に示すように、軸1が回転自在かつ軸方向に摺動自在にフレーム2、3に軸受けされている。軸1の上部は、軸1を上下動させる上下用エアシリンダ4のロッドに連結されている。軸1には、軸2を正方向と逆方向に交互に半回転するためにピニオン5が取付けられている。ピニオン5は、旋回用エアシリンダ7のロッドと連結するラック6と噛み合うように構成されている。軸1の下端部には、旋回自在なアーム8が固定されている。アーム8の一端には、図3に示すように、軸受14によりハンド取付け軸15が回転自在に軸受けされている。また、アーム8の他端には、軸受16によりハンド取付け軸17が回転自在に軸受されている。
【0003】ハンド取付け軸15の下端部には部品を把持するハンド9が取付けられ、ハンド取付け軸17の下端部には部品を把持するハンド10が取付けられている。図3に示すように、軸1のアーム8の取付け位置の上側にベルト車18が固定されている。そして、ベルト車18と、ハンド取付け軸17に取付けたベルト車19との間には、丸ベルト20が掛け渡されている。また、ベルト車18と、ハンド取付け軸15に取付けたベルト車21との間には、図4に示すように丸ベルト22がたすき掛けされている。ベルト車18の直径は、ベルト車19、21の各直径よりも大きくなるように構成されている。
【0004】ハンド取付け軸15には、ほぼ円形の回転規制用部材23が取付けられ、この回転規制部材23の外周に一対の突出部23A、23Aが対向して配置されている。この各突出部23Aには、ハンド取付け軸15の回転時に、その回転を半回転(180°)に規制するピン24が設けられている。このピン24と係合する固定ピン25が、アーム8上の所定位置に固定されている。同様に、ハンド取付け軸17には、ほぼ円形の回転規制用部材26が取付けられ、この回転規制部材26の外周に一対の突出部26A、26Aが対向して配置されている。この各突出部26Aには、ハンド取付け軸17の回転時に、その回転を半回転に規制するピン27が設けられている。このピン27と係合する固定ピン28が、アーム8上の所定位置に固定されている。
【0005】このような構成からなる従来装置では、上下用エアシリンダ4の下降動作により軸1が下降していきハンド9、10が最下位位置まで下降すると、軸1の下降は停止する。この位置で、ハンド9はパーツフィーダ11の排出口にある部品を把持し、一方、ハンド10はベルトコンベア12上のパレット13内に把持している部品を離す。次いで、上下用エアシリンダ4の上昇動作により軸1が上昇していきハンド9、10が最上位位置まで上昇すると、軸1の上昇は停止する。この位置で、旋回用シリンダ7が動作してラック6が前進または後退を開始するので、軸1が回転を開始する。軸1が回転を開始すると、軸1に一体の旋回アーム8が旋回を開始すると同時に、軸1に一体のベルト車18が回転を開始する。
【0006】このベルト車18が回転を開始すると、ベルト車19とベルト車21が互いに逆方向に回転を開始する。そして、ベルト車18が半回転する前に、ピン24が固定ピン25に当たってベルト車21の回転が停止する一方、ピン27が固定ピン28に当たってベルト車19の回転が停止し、以後、ベルト20、22がすべることによりハンド取付け軸15、17は停止を維持する。そして、ベルト車18(軸1)が半回転してアーム8の180°の旋回が終了すると、ハンド9とハンド10とが図示の位置とは反対の位置になると同時に、ハンド9とハンド10が互いに逆方向に半回転した状態になる。この結果、ハンド9が把持する部品の姿勢は、パーツフィーダ11の排出口で把持したときと同じ姿勢になる。引き続き、ハンド9、10が最下位位置まで下降すると、ハンド9は把持している部品を離す一方、ハンド10はパーツフィーダ11の排出口にある部品を把持する。以後、このような動作を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような従来装置では、上記のように、軸1からハンド取付け軸15、17への動力の伝達に丸ベルト20、22を使用している。このため、ハンド取付け軸15、17を半回転して停止させる際に、戻りがある上に保持力が弱いので、動作の確実性が低いという不具合がある。また、丸ベルトを使用するために、時間の経過によりベルトの伸びや磨耗の発生がある。このため、ベルトの交換などのメンテナンスを比較的短い周期で行わなければならないという不具合がある。
【0008】そこで、本発明は、動作の確実化、およびメンテナンスの向上などを図るようにした部品の搬送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するために、本発明は、回転自在かつ軸方向に摺動自在に軸受けされた軸と、この軸を正逆方向に回転させる第1駆動手段と、軸を軸方向に往復動させる第2駆動手段と、軸に接続され、軸の回転に応じて旋回するアームと、このアームの両端に回転自在に軸受けされ、部品を交互に把持する一対のハンドが個別に取り付けられる一対のハンド取付け軸と、この各ハンド取付け軸の周方向に沿って配置され、その周方向に回転自在な滑り部材と、この各滑り部材と各ハンド取付け軸との間に接続され、各ハンド取付け軸の周方向にねじりモーメントを発生するねじり部材と、軸と各滑り部材との間に介在され、軸の回転力を両滑り部材に伝達させ、滑り部材を互いに反対方向に回転させる歯車と、各ハンド取付け軸の回転を所定角度に規制する回転規制手段とを具備している。
【0010】上記の歯車は、軸に取り付けた第1歯車と、この第1歯車とかみ合う中間歯車と、この中間歯車とかみあうとともに滑り部材の外周に取り付けた第2歯車とから構成する。また、上記のねじり部材は、円筒状のネジリコイルバネから構成し、このネジリコイルバネをハンド取付け軸に嵌めるようにするのが好適であり、上記の滑り部材は円筒体からなり、この円筒体をハンド取付け軸に嵌めるようにするのが好適である。さらに、上記のネジリコイルバネのねじりモーメントの強さは、調整手段により調整可能としている。
【0011】このように本発明では、軸の回転力をハンド取付け軸に伝達する動力伝達機構を、歯車やネジリコイルバネのようなねじり部材から構成するようにした。このため、本発明では、ハンド取付け軸を回転して停止させる際に、戻りがなく保持力が大きいので、動作の確実性が図れる。また、本発明では、従来のようにベルトを使用しないので、その伸びや磨耗の発生がなく、もって、メンテナンスが容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の要部の構成を示す断面図である。この実施の形態は、軸1の正逆回転動作と軸1の軸方向の往復動作とを、図2に示す従来装置と同様の構成により実現する一方、その軸1からハンド取付け軸15、17への動力伝達機構を、図1に示すような構成により実現するものである。このため、以下の実施の形態の説明では、従来と同一の構成部分については、同一符号を付して適宜その詳細な説明は省略する。
【0013】この実施の形態では、図1に示すように、軸1の下端部に従来装置と同様にアーム8が接続されている。アーム8の一端には、図1に示すように、軸受14、14によりハンド取付け軸15が回転自在に軸受けされ、アーム8の他端には軸受16、16によりハンド取付け軸17が回転自在に軸受されている。ハンド取付け軸15の下端部には部品を把持するハンド9が取付けられ、ハンド取付け軸17の下端部には部品を把持するハンド10が取付けられている。
【0014】ハンド取付け軸15の軸方向のうち、アーム8の上面側の位置の周壁には、滑り部材31が正逆方向に回転自在に嵌められている。この滑り部材31は、円筒体からなり、下端部に鍔を設けられている。滑り部材31の外周面には、歯車32が一体に取り付けられている。また、ハンド取付け軸15の上部には、回転用規制部材23が一体に取付けられている。ハンド取付け軸15の軸方向のうち、歯車32の取付け位置と回転用規制部材23の取付け位置との間には、円筒形状からなりねじり力(ねじりモーメント)が作用するネジリコイルバネ33が嵌められている。このネジリコイルバネ33の上端は回転規制用部材23の取付孔に取付けられ、その下端は滑り部材31の取付孔に取付けられている。回転規制部材23の外周には一対の突出部23A、23Aが対向して配置され、この各突出部23Aには、ハンド取付け軸15の回転時に、その回転を半回転(180°)に規制するピン24が設けられている。このピン24と係合する固定ピン25が、アーム8上の所定位置に固定されている。
【0015】同様に、ハンド取付け軸17の軸方向のうち、アーム8の上面側の位置の周壁には、正逆方向に回転自在な滑り部材34が嵌められている。滑り部材34は、円筒状からなり、下端部に鍔を設けられている。この滑り部材34の外周面には、歯車35が一体に取り付けられている。また、ハンド取付け軸17の上部には、回転用規制部材26が一体に取付けられている。ハンド取付け軸17の軸方向のうち、歯車35の取付け位置と回転用規制部材26の取付け位置との間には、円筒形状からなりねじり力が作用するネジリコイルバネ36が嵌められている。このネジリコイルバネ36の上端は回転規制用部材26の取付孔に取付けられ、その下端は滑り部材34の取付孔に取付けられている。回転規制部材26の外周には一対の突出部26A、26Aが対向して配置され、この各突出部26Aには、ハンド取付け軸17の回転時に、その回転を半回転に規制するピン27が設けられている。このピン27と係合する固定ピン28が、アーム8上の所定位置に固定されている。
【0016】図1に示すように、軸1のアーム8の取付け位置の上側に、歯車37が固定されている。この歯車37は、アーム8の上面のハンド取付け軸15側に固定させた中間軸38に回転自在に設けた中間歯車(遊び歯車)39とかみ合うように構成されている。さらに、歯車37は、アーム8の上面のハンド取付け軸17側に固定させた中間軸40に回転自在に設けた中間歯車41とかみ合うように構成されている。中間歯車39は、歯車32とかみ合うように構成されている。ただし、実際には、中間歯車39と歯車32との間に、図示しない中間歯車が設けられるが、図1では省略されている。また、中間歯車41は、歯車35とかみ合うように構成されている。
【0017】なお、ネジリコイルバネ33は、その両端が回転規制用部材23と滑り部材31とに取付けるようにしている。しかし、回転規制用部材23と滑り部材31の一方または双方に、ネジリコイルバネ33を取付けるための複数の取付孔を設けておき、この取付孔を適宜選択することによりネジリコイルバネ33を回転規制用部材23と滑り部材31に取付けるようにすれば、ネジリコイルバネ33のねじり力の強さを適宜調整できて便宜である。同様に、回転規制用部材26と滑り部材34の一方または双方に、ネジリコイルバネ36を取付けるための複数の取付孔を設けておき、この取付孔を適宜選択することによりネジリコイルバネ36を回転規制用部材26と滑り部材34に取付けるようにすれば、ネジリコイルバネ36のねじり力の強さを適宜調整できて便宜である。
【0018】次に、このような構成からなる実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。この実施の形態では、軸1が正回転と逆回転とを交互に繰り返すので、まず、軸1が正回転した場合について説明する。いま、軸1が正回転を開始すると、この軸1に一体のアーム8が旋回を開始すると同時に、軸1に一体の歯車37が回転を開始する。この歯車37の回転が開始すると、歯車32と歯車35とが互いに逆方向に回転を開始する。これにより、歯車32の回転力は、ネジリコイルバネ33、および回転規制用部材23を介してハンド取付け軸15に伝達される。一方、歯車35の回転力は、ネジリコイルバネ36、および回転規制用部材26を介してハンド取付け軸17に伝達される。この結果、ハンド取付け軸15とハンド取付け軸17とは互いに逆方向に回転していく。そして、軸1が半回転する前に、ハンド取付け軸15とハンド取付け軸17は半回転し、半回転後は、ハンド取付け軸15の回転は、ピン24が固定ピン25に当たるために停止する。同様に、ハンド取付け軸17の回転は、ピン27が固定ピン28に当たるために停止する。
【0019】その後、軸1は半回転するまで回転を継続し、この回転中は、軸1の回転が歯車32に伝達されるが、歯車32は滑り部材31に取付けられているために、歯車32は空回りする。このために、歯車32に一体のネジリコイルバネ33が捩じられていき、このねじり力がハンド取付け軸15に作用するので、ハンド取付け軸15(ハンド9)は停止状態を確実に維持できる。同様に、軸1の回転中は、軸1の回転が歯車35に伝達されるが、歯車35は滑り部材34に取付けられているために空回りする。このために、歯車35に一体のネジリコイルバネ36が捩じられていき、このねじり力がハンド取付け軸17に作用するので、ハンド取付け軸17(ハンド10)は停止状態を確実に維持できる。そして、軸1が半回転してアーム8の180°の旋回が終了すると、ハンド9とハンド10とが図示の位置とは反対の位置になると同時に、ハンド9とハンド10が互いに逆方向に半回転した状態になる。この結果、ハンド9が把持する部品の姿勢は、パーツフィーダ11の排出口で把持したときと同じ姿勢になる。
【0020】次に、軸1が上述の状態から逆回転する場合について説明する。いま、軸1が逆回転を開始すると、アーム8が先程とは逆方向に旋回を開始すると同時に、歯車37も逆回転を開始する。この歯車37の逆回転が開始すると、歯車32と歯車35とが先程とは互いに逆方向に回転する。これにより、ネジリコイルバネ33とネジリコイルバネ36の捩じれが解かれていく。そして、ネジリコイルバネ33とネジリコイルバネ36の捩じれが解かれてもハンド取付け軸15とハンド取付け軸17は回転していき、半回転後は、ハンド取付け軸15の回転は、ピン24が固定ピン25に当たるために停止する。同様に、ハンド取付け軸17の回転は、ピン27が固定ピン28に当たるために停止する。
【0021】その後、軸1は半回転するまで逆回転を継続し、この逆回転中は、軸1の回転が歯車32に伝達されるが、歯車32は滑り部材31に取付けられているために空回りする。このために、歯車32に一体のネジリコイルバネ33が先程とは逆方向に捩じられていき、このねじり力がハンド取付け軸15に作用するので、ハンド取付け軸15は停止状態を確実に維持できる。同様に、軸1の逆回転中は、軸1の回転が歯車35に伝達されるが、歯車35は滑り部材34に取付けられているために空回りする。このために、歯車35に一体のネジリコイルバネ36が先程とは逆方向に捩じられていき、このねじり力がハンド取付け軸17に作用するので、ハンド取付け軸17は停止状態を確実に維持できる。
【0022】以上説明したように、この実施の形態では、軸1の回転力をハンド取付け軸15、17に伝達する動力伝達機構として、歯車37やネジリコイルバネ33、36などから構成するようにした。このため、この実施の形態では、ハンド取付け軸15、17を半回転して停止させる際に、戻りがなく保持力が大きいので、動作の確実性が図れる。また、この実施の形態では、従来のようにベルトを使用しないので、その伸びや磨耗の発生がなく、もって、メンテナンスが容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸の回転力をハンド取付け軸に伝達する動力伝達機構を、歯車やネジリコイルバネのようなねじり部材から構成するようにした。このため、本発明では、ハンド取付け軸を回転して停止させる際に、戻りがなく保持力が大きいので、動作の確実性が図れる。また、本発明では、従来のようにベルトを使用しないので、その伸びや磨耗の発生がなく、もって、メンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部の構成を示す断面図である。
【図2】従来装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】同装置の要部の断面図である。
【図4】ベルトの掛け方を示す図である。
【符号の説明】
1 軸
4 上下用エアシリンダ
7 旋回用エアシリンダ
8 アーム
9、10 ハンド
15、17 ハンド取付け軸
23、26 回転規制用部材
31、34 滑り部材
32、35、37 歯車
33、36 ネジリコイルバネ
39、41 中間歯車

【特許請求の範囲】
【請求項1】 回転自在かつ軸方向に摺動自在に軸受けされた軸と、この軸を正逆方向に回転させる第1駆動手段と、前記軸を軸方向に往復動させる第2駆動手段と、前記軸に接続され、前記軸の回転に応じて旋回するアームと、このアームの両端に回転自在に軸受けされ、部品を交互に把持する一対のハンドが個別に取り付けられる一対のハンド取付け軸と、この各ハンド取付け軸の周方向に沿って配置され、その周方向に回転自在な滑り部材と、この各滑り部材と前記各ハンド取付け軸との間に接続され、前記各ハンド取付け軸の周方向にねじりモーメントを発生するねじり部材と、前記軸と前記各滑り部材との間に介在され、前記軸の回転力を前記両滑り部材に伝達させ、前記滑り部材を互いに反対方向に回転させる歯車と、前記各ハンド取付け軸の回転を所定角度に規制する回転規制手段と、を具備したことを特徴とする部品の搬送装置。
【請求項2】 前記歯車は、前記軸に取り付けた第1歯車と、この第1歯車とかみ合う中間歯車と、この中間歯車とかみあうとともに前記滑り部材の外周に取り付けた第2歯車とから構成することを特徴とする請求項1記載の部品の搬送装置。
【請求項3】 前記ねじり部材は円筒状のネジリコイルバネから構成し、このネジリコイルバネを前記ハンド取付け軸に嵌めたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の部品の搬送装置。
【請求項4】 前記滑り部材は円筒体からなり、この円筒体を前記ハンド取付け軸に嵌めたことを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3記載の部品の搬送装置。
【請求項5】 前記ネジリコイルバネのねじりモーメントの強さを調整する調整手段を設けたこと特徴とする請求項3または請求項4記載の部品の搬送装置。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図4】
image rotate


【図3】
image rotate