説明

郵便物用の搬送計量装置

【課題】郵便物をばたつくことなく安定して搬送し計量するための装置を提供する。
【解決手段】郵便物を搬送し計量するための装置であって、郵便物が少なくとも二つの搬送要素間を通過して送られ、搬送要素の向こう側で少なくとも一つガイド要素により側方で安定化され、それにより郵便物がその前側縁部で搬送要素により掴まれたときに少なくとも、向きが変わること又はばたつくことを軽減する又は回避する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置を次々と通過する対象物を、搬送し計量するための装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の装置は特に郵便物処理で知られている。郵便物集配センターでは、郵便物が次々と迅速に秤量装置の上に送られ、そこでその重量を計量される。そのとき郵便物は一般的に、縁部が高くないしは垂直に立てられて搬送され、秤量セル上に配設された搬送ユニットに送り込まれる。この搬送ユニットの重量が、秤量セルの荷重受け部と繋がっているので、搬送ユニット内にある郵便物の重量を検知して処理できる。
【0003】
目的に合わせて計量が迅速に行われるので、郵便物は高速度で移動することになり、それにより重量検知のために搬送ユニットによって秤量目的で使用できる余裕時間が少なくなる。しかし郵便物の質量と形状が、秤量セルの測定信号の振れ過程に不利に作用する。搬送ユニットが掴む郵便物に対して方向を変える動きまたは空気流が働き、意図しないのに測定信号に影響を与える。また、秤量セル上に備えられた搬送ユニットの形式とサイズないし質量も、秤量結果を間違わせることがある。大きなそれにより慣性の大きな質量は、測定信号の振れ過程を減速する。動く部品のアンバランスも同じく測定エラーとなる。表面が大きいと風に対する敏感度が増加する。
【0004】
特許文献1では、縁部で立位にある郵便物に印刷する装置が記載されている。そこでは郵便物が印刷要素を介してガイドプレートに押し付けられるので、搬送と印刷過程の間に強く押さえられている。その装置は計量のためには適しておらず、ガイドプレートが比較的大きく構成されている。
【0005】
【特許文献1】ドイツ特許第19605015号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、対象物を搬送するための装置を提供することであり、それは対象物の計量を迅速にできると共に、そこでの測定誤差をできるだけ排除するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題を、請求項1に記載の装置により解決する。
【0008】
本発明が根拠にする考えは、搬送する郵便物の意図しない動き、振動、または方向変化を、ガイド要素を使って減少することであり、それは特に秤量セル上に備えられた搬送ユニットが郵便物を捉えて移動するとき有用である。本発明によるガイド要素を使うことにより、側方における郵便物の安定化が達成されるので、郵便物がその基本的に二次元形状を保持すると共に、特に郵便物がばたつくこと、または搬送中に竪方向で(重力に起因して)撓むことを防ぐ。本発明によればこの安定化を、計量するために秤量セル上に備えられた搬送ユニットが郵便物を部分的に又は完全に掴んでいるときに行うものである。
【0009】
そこで本発明の第一実施形態は、装置を次々と通過する対象物を搬送し計量するための装置を意図しており、そのときの対象物は特に郵便物である。そこで郵便物が、好ましくは第一方向Xとそれに直角な第二方向Zに延伸しており、そして搬送方向で前向きにされた前側縁部と搬送方向とは反対の後側縁部を使って搬送される。
【0010】
装置には搬送ユニットが含まれており、それには直前に接続の供給装置から郵便物を送り込むことができる。搬送ユニットは、予負荷として秤量セルの荷重負荷部と接続されており、それにより、継続して送る前に又は途中で(すなわち連続搬送時またはスタート/ストップ運転時にも)秤量セルを使って郵便物の重量を検知する。そのとき搬送ユニットは、郵便物を取り込むために最初にその前側縁部から始まるように構成されている。
【0011】
そこで搬送ユニットは、少なくとも二つの対向する搬送要素を有しており、それがその間に配設される郵便物用に間隙を形成し、そこでそれを両側で押さえて、それによりその間で通過搬送する。この−好ましくはローラーまたはバンド形状の−搬送要素の少なくとも一つは、対象物ないし郵便物の搬送を行うために駆動可能である。本発明の意味における“搬送要素”は、とくに対象物を直接力を使って搬送方向に押さえる搬送ユニットの要素と解釈する。また、対象物を間隙範囲においてY方向で支持するが、駆動されない部分も“搬送要素”であることがある。
【0012】
搬送ユニットでの配設において間隙を形成する搬送要素の空間的な寸法が、X、Y、Z方向で空間(R)を包括し、それは搬送要素を小さくすることにより出来る限り小さく選ばれる。これは、秤量セルと繋がって移動する質量を小さく維持すると共に、振動ないしアンバランスの影響を減少する又は避けるために起きる。よって、郵便物を間で通過搬送するローラーまたは搬送ベルトは、そのアキシャル方向(Z)でそして可能ならその直径でも出来るだけ短く構成される。そのために、搬送ユニットを使って郵便物を搬送するときには、この“空間”内部でのみ掴まれる又は保持されることになり、そのとき郵便物全体がその寸法ではXとZ方向でこの空間を超えて外側に飛び出すことがある。
【0013】
本発明によれば空間(R)の外側に、少なくとも一つのガイド要素を設けており、それが郵便物を方向XとZに直角な方向Yにおいてガイド力を使って押さえ、それにより、搬送ユニットが対象物をその前方側で掴んだ又は引き込んだときに、この範囲で郵便物が方向を逸らす又はばたつくことを防ぐ。ここでX、Y、Zに傾斜して走る力は、それがY方向成分を含む限り、ガイド力として解釈することにする。
【0014】
少なくとも一つのガイド要素を、例えば前記空間(R)の上側に配設していることがあり、それにより郵便物を特にその上側縁部で安定したものにする。搬送要素が郵便物をその下側縁部から充分な間隔を有して引き込む又は搬送する場合には、特にその下側縁部の範囲で落ち着かせるないし振動を減衰する又は回避するために、一つまたは複数のガイド要素を搬送要素の下側に配設することも意味がある。
【0015】
さらに、特に利点ある実施形態で意図していることは、搬送ユニットないしその搬送要素が包括する空間の直接上流側で搬送方向に、少なくとも一つのガイド要素を配設することであり、それにより、そこで即ち郵便物の後側縁部の範囲で、郵便物を搬送ユニットにより掴んで引き込むときに、側方の安定化ないし落ち着きを達成する。最後に、郵便物が搬送ユニットを離れる時にその前側縁部の範囲で落ち着かせる必要がある時には、前記空間の下流側の範囲にもガイド要素を配設することに意味がある。
【0016】
すなわち、本発明によるガイド要素を使うことにより、郵便物をできる限りX−Z面で保持することになる。とくに、Y方向における個々の郵便物部分の動きまたは向き変化を(すなわち、概ね前側、上側、下側、または後側の縁部で)有効に阻止することになる。そして郵便物が“落ち着いて”搬送ユニットにより受け取られて搬送される、あるいは障害となる動揺または振動が振れ過程や測定結果に影響を及ぼすことなく、秤量セルにより計量される。
【0017】
郵便物が、搬送ユニットで二つの隣接するローラーにより引き込まれると、フリーである後側の郵便物端部は、ガイド要素により正確に整列して方向を整えられ、それにより、郵便物をその後側縁部まで継続して引き込む際に、側方の振動力を阻止する。代替又は補充として本発明によるガイド要素を、搬送ユニットの上方または下方に配設することもでき、それにより郵便物をその上側縁部ないし下側縁部で側方に向かって安定化する。この利点は本発明により特に、搬送する郵便物との関係において搬送ユニットが比較的平坦で小さくないしは軽量で構成されているときに得られる。
【0018】
搬送ユニットの上方または下方で突出する郵便物は、その寸法のために転倒、大きな撓み、またはばたつく傾向にあるが、そこで適切なガイド要素が配設されていると、搬送ユニットから前方または後方に突出する郵便物のフリー端部のように、本発明によるガイド要素により同じく側方で安定化される。すなわち基本的に郵便物がその二次元形状を保持しており、そしてY方向における振動または相対運動を−ガイド要素の実施方法とサイズに従って−郵便物全体に亘って回避することができる。
【0019】
本発明の利点ある実施形態によれば、少なくとも一つのガイド要素が、搬送ユニットないし秤量セルから分離して構成されている。分離して実施することにより予負荷が軽減され、秤量セルの反対側でガイド要素の構成と配設に対する設計的自由度が得られる。
【0020】
代替又は補充としてガイド要素が、秤量セルそれによりそれと繋がる搬送ユニットと接続していることがある。これは特に、郵便物を計量している間にガイド要素がそれを安定化するときに重要である。典型的には郵便物が搬送ユニットを通過する時に計量されるので、ガイド要素が搬送要素の上方または下方に配設されていると好ましい。この場合には力が他に伝わることが避けられるので、ガイド要素が目的に一致して秤量セルの予負荷の一部を形成する。搬送要素の上流側または下流側に配設したガイド要素も、予負荷の一部として考えることができる。
【0021】
本発明の別の実施形態により少なくとも一つのガイド要素が、屈曲自在ないし弾力性があり郵便物をY方向に押さえる接触手段を備えていると利点がある。そのとき対象となるのは特に、毛先部分が屈曲自在で構成されていると共に、安定化機能を充分に郵便物の厚みに関係なく担うブラシの形式である。それにより、ガイド要素を変更または合わせることなく、異なった厚みの郵便物を搬送、計量、そして同時に安定化ないし落ち着かせることができる。また、弾力性がある別の接触手段(表面被覆、バネ性表面など)も対象になる。
【0022】
郵便物での静電気を放電するために、本発明の利点ある実施形態によれば少なくとも一つのガイド要素が、静電気防止、導通または導出性のあるように構成されている。場合により起きる郵便物の帯電は、搬送ユニットにより郵便物が完全に掴まれるかまたは引き込まれる前または途中に放電でき、それによりそのような静電気帯電が原因となり得る測定エラーを防ぐ。
【0023】
本発明によるガイド要素は、種々の方法で配設できる。郵便物の片側のみに配設することが考えられ、それにより郵便物を片側のみで押さえる。代替または補充として更にガイド要素を配設して、それを郵便物の反対側に配設していることもある。その時にそれを、X−Z面に対して直接対向しておよび/またはX方向および/またはZ方向で互いにオフセットして配設していることもあり、それは設計的構成によりこれを必要とする又は容易であるときである。そして、搬送方向で又は竪方向で互いにオフセットして配設したガイド要素も、二つが直接対向する要素と同じく考えられ、それが郵便物用の間隙を形成すると共に、それをそこでプラスマイナスのY方向に安定化する又は“落ち着かせる”。
【0024】
本発明による方法は前記装置の一つに対して、搬送ユニットが対象物をその前側縁部で掴んだ又は引き込んだ時に、対象物が空間(R)の外側で少なくとも一つのガイド要素により、方向XとZに直角な方向Yにガイド力で押さえられて案内されないしは落ち着かされ、それにより、対象物が側方に向きが逸れる又はばたつくことを、特にその縁部範囲(O、V、H、U)で避けるということに対するステップを有している。
【0025】
その他の利点ある実施形態は、従属請求項から分かる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下において本発明の実施形態を、図例を使って詳細に説明する。そこで単一である図1は、郵便物2を搬送して計量するための装置1を示している。秤量セル6の荷重受け部8の上には、搬送ユニット3が配設されている。それには4つの搬送ローラー4aがあり、そのローラーが基本的に竪方向で上向きのZ方向に延伸していると共に、搬送ベルトとして構成された別の搬送要素4bによりペアで取り巻かれている。ローラー4aないし搬送ベルト4bの間に好ましくは間隙が構成されており、それがその中に送り込まれた郵便物2を規定自在の量で挟み込み、それにより郵便物をローラー4aの回転によりX方向に送ることができる。搬送ユニット3はモーター5により駆動される。
【0027】
X、Y、Z方向における搬送要素4a、4bの広がりを、破線で示す空間Rで包括すると、それが郵便物を両側で押さえて搬送するために駆動される範囲を取り囲む。
【0028】
空間Rの上流側で且つ上方に二つのガイド要素7を配設しており、それにより郵便物2をその上側縁部Oないし後側縁部Hの範囲で側面的に、すなわちY方向で安定させる。本発明によれば、郵便物2がその前側縁部Vで既に搬送ユニット3に引き込まれた又はこれにより掴まれたときに、特に安定化効果が生まれることになる。
【0029】
郵便物2を特に大事に扱い柔軟に安定させる、あるいは“落ち着かせる”ために、ガイド要素7にはブラシ状の接触手段を設けている。これが郵便物2の厚みに対して柔軟に対応するので、郵便物2に対するガイド要素7の間隔を、その都度合わせる必要がない。さらにガイド要素7が、X方向で互いにオフセットして対向していることが分かる。そのようなオフセットは、代替または補充としてZ方向でも行うことができる。追加の又は専ら直接対向して配設されたガイド要素7も、同様に考えられる。
【0030】
郵便物2が矢印で示したX方向に搬送ユニット3により引き込まれるとき、これが前側縁部Vにより行われる。郵便物2が空間Rの内部ないし対向する搬送ローラー4aの範囲において側方で一定の安定化を受けると、従来の搬送ユニットでは、そのような安定がまずは上流側で、即ち搬送ユニット3の前および搬送ローラー4aの上方でも欠如する。このため、後側縁部Hの範囲で郵便物2が例えば側方に振動し、その時にこの振動が搬送ユニット3を介して秤量セル6に伝達することがあるし、望まない影響を計量結果に対して与えることもある。郵便物2の上側縁部Oの範囲においても、これが側方に逸れる、または空気流または自重によりY方向に向きを変えることもある。そのような相対運動も、高感度の秤量セル6に作用する。
【0031】
よって前記の影響を避けるために本発明装置ではガイド要素7を設けており、それを特に、搬送ユニットが郵便物を部分的にまたは完全に取り込んだ又は引き込んだ時に、追加して側方で郵便物を安定化するために、好ましくは上側縁部Oないし後側縁部Hの範囲に設けている。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明を示す概略遠視図。
【符号の説明】
【0033】
1 装置
2 郵便物
3 搬送ユニット
4a 搬送ローラー
4b 搬送ベルト
5 モーター
6 秤量セル
7 ガイド要素
8 荷重受け部
O 上側縁部
H 後側縁部
U 下側縁部
V 前側縁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置を次々と通過する対象物(2)、特に郵便物を搬送し計量するための装置(1)であって、そのとき対象物(2)が、第一方向Xおよびそれに直角な第二方向Zに延伸しており、そして−供給方向から来るように−搬送方向に向いた前側縁部(V)、上方に向いた上側縁部(O)、下方に向いた下側縁部(U)、そして搬送方向とは反対に向いた後側縁部(H)を使って、直接後に接続された搬送ユニット(3)に送られ、
a)継続搬送前または途中で対象物の重量を、秤量セル(6)を使って検出するために、予負荷としての搬送ユニット(3)が秤量セル(6)と接続されており、そして
b)搬送ユニット(3)が、少なくとも二つの対向する搬送要素(4a、4b)を有しており、それが、対象物(2)を間で通過搬送する間隙を形成して、少なくとも一つ−好ましくはローラーまたはベルト形状の−搬送要素(4a、4b)が駆動可能であり、
c)搬送ユニット(3)で間隙を形成する搬送要素(4a、4b)のX、Y、Z方向における空間寸法が、空間(R)を包括し、そして
d)搬送ユニット(3)が、対象物(2)を更に次へ送るために、その前側縁部(V)を使って始めるように構成されている
装置において、
e)空間(R)の外側に少なくとも一つのガイド要素(7)を設けており、それがガイド力を使って対象物(2)を方向XとZに直角な方向Yに押さえ、搬送ユニット(3)が対象物(2)をその前側縁部(V)で掴んだ又は引き込んだときに、対象物(2)が側方に向くこと又はばたつくことを、特にその縁部(O、V、H、U)の範囲で回避する
ことを特徴とする装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置において、
少なくとも一つのガイド要素(7)が、秤量セル(6)の予負荷の一部として、またはそれとは分離して構成されている
ことを特徴とする装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の装置において、
少なくとも一つのガイド要素(7)が、弾力性を有して対象物(2)をY方向に押さえる接触手段、特にブラシの形式のものを有している
ことを特徴とする装置。
【請求項4】
前記請求項1から3のいずれか一に記載の装置において、
ガイド要素(7)および/または接触手段が、静電気防止、導通性または導出性で構成されており、それにより対象物(2)の静電気帯電を導出する
ことを特徴とする装置。
【請求項5】
前記請求項1から4のいずれか一に記載の装置において、
複数のガイド要素(7)が、
a)対象物(2)の同じ側に配設されており、これを片側で押さえる、または
b)対象物(2)の異なった側に配設されており、これを両側で押さえ、そこでガイド要素(7)が、X−Z面に対して相対的に対向している、および/またはX方向および/またはZ方向で互いにオフセットして配設されている
ことを特徴とする装置。
【請求項6】
前記請求項1から5のいずれか一に記載の装置(1)において、
対向していると共に対象物をその間で収容する搬送要素(4a、4b)が、同一形式である、および/またはその間にあるX−Z面に対称的に構成されている
ことを特徴とする装置。
【請求項7】
前記請求項1から6のいずれか一に記載の装置(1)において、
ガイド要素(7)が同時に搬送要素ではない
ことを特徴とする装置。
【請求項8】
前記請求項1から7のいずれか一に記載の装置(1)において、
装置(1)が、対象物(2)を計量するために構成されている
ことを特徴とする装置。
【請求項9】
前記請求項1から8のいずれか一に記載の装置において、
空間(R)が竪のZ方向で、Z方向における対象物の高さと較べて短い
ことを特徴とする装置。

【図1】
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【公開番号】特開2009−133860(P2009−133860A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−302749(P2008−302749)
【出願日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(506186673)ヴィポテック ヴィーゲ−ウント ポジティオニエルシステーメ ゲーエムベーハー (21)
【氏名又は名称原語表記】WIPOTEC WIEGE−UND POSITIONIER−SYSTEME GMBH
【住所又は居所原語表記】ADAM−HOFFMANN STRASSE 26, 67657 KAISERSLAUTERN,GERMANY
【Fターム(参考)】