釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛け
【課題】水面或いは海面下の所望の深さのタナに仕掛けを確実に導いてそのタナの位置で仕掛けを漂わせることができ、常に高い釣果を期待することができる釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けを提供することにある。
【解決手段】糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体2と、この浮き体2に設けて上記浮き体2を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体2を漂わせる重さの錘3と、からなる釣用水中浮き1A、およびこの水中浮きを用いた釣り仕掛け17である。
【解決手段】糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体2と、この浮き体2に設けて上記浮き体2を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体2を漂わせる重さの錘3と、からなる釣用水中浮き1A、およびこの水中浮きを用いた釣り仕掛け17である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海や湖、河川等での釣りに使用するものであり、特にメバル釣り等の海釣りに使用すると有用な釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に磯や波止場、船等で釣りをする場合、釣り人は所望の魚種に応じた仕掛けを使って釣を行っている。例えば水中浮きを使った一例の遊動仕掛けとしては、道糸の先端側にシモリ玉、当たり浮き、クッション、水中浮き、クッションをそれぞれ順に取り付けるとともに、先端に釣針を付けたハリスを、道糸の先端にサルカンを介して取り付ける仕掛けなどを使用している。
【0003】
また、上記仕掛けにおける水中浮きは、潮の流れに仕掛けを乗り易くするためのものであって、比重1よりも大きな比重の木材等によって形成されている。
【0004】
しかしながら、上記したように水中浮きは、主に潮の流れに仕掛けを乗り易くするためのものであって、所望の深さのタナに仕掛けを確実に沈めてそのタナ付近で仕掛けを漂わせるようにしたものではなかった。
【0005】
また、上記した構成の遊動仕掛けでは、魚が釣針に付けた餌に食いついて引いた時に、水中浮きが竿側のクッションに引っ掛かって引込み抵抗が大きくなり、魚がすぐに餌を吐いてしまうといった問題があり、釣果にも著しい悪影響を与えてしまう。
【0006】
【特許文献1】特開2002−112684号公報
【特許文献2】特開平11−196735号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものである。その目的は水面或いは海面下の所望の深さのタナに仕掛けを確実に導いてそのタナ付近で仕掛けを漂わせることができ、常に高い釣果を期待することができる釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記した目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。
すなわち、請求項1記載の本発明の釣用水中浮きは、糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体と、この浮き体に設けて上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘と、からなる構成である。
【0009】
請求項2記載の本発明の釣用水中浮きは、請求項1記載の釣用水中浮きの構成において、
浮き体は一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項3記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体、及び上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記の深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘を有する釣用水中浮きと、釣針と、道糸とを少なくとも有し、道糸の先端部を上記の釣用水中浮きの糸通し孔に通すとともに上記の先端部に釣針を設けたことを特徴とする構成である。
【0011】
請求項4記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、請求項3記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けの構成において、釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明の釣用水中浮きは、水中の所定深さ位置まで沈むように事前に設定された浮き体と錘とのバランス関係により、例えば海釣りの場合に道糸に取り付けて海に投げ込むことにより、所定深さ位置(所望の魚種の集まっていると推測するタナ)まで自然に沈んでいってそのタナ付近で漂う。したがって、重さの異なる錘を浮き体に設けた本発明の釣用水中浮きを複数準備しておき、その日、その場所における所望の魚種の集まっていると推測したタナに合った釣用水中浮きを選択使用することにより、水中浮きが道糸の先に結び付けた釣針を、そのタナまでで導いてそのタナ付近で釣針を漂わせることができ、所望の魚種の釣果をおおいに期待することができる。
さらに、本発明の釣用水中浮きは、それ自体に適当な重さがあるため、所望の仕掛けに使用して釣りをすることにより、軽い餌や仕掛けを遠くまで投げることができ、広い範囲でタナを素早く探ることができ、なおかつ仕掛けに用いることによって、一定層が探れ易くて魚に食わせ易い仕掛けを提供できる。
【0013】
また、本発明の釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有する構成でもあり、海釣り等の場合に、傾斜した切欠部側を手前にして道糸を糸通し孔に通して取り付けることにより、竿を操作して道糸をしゃくったり、道糸を巻いたりしても、浮き体の切欠部の傾斜部分に水が当たって抵抗を受け、浮き体が簡単に浮き上がってこなくなる。そのため、釣針がタナから簡単に離れて行ってしまうのを防止できる。
【0014】
また、本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、上記のように釣用水中浮きによって所望のタナに釣針等を沈めて漂わせることができ、また、釣用水中浮きの糸通し孔に道糸を通してあるので、魚が釣針に取り付けた餌に食いついて引っ張っても、釣用水中浮きの抵抗を受けることなく道糸は引き出されていき、魚の食いに悪影響を及ぼすことなく、釣果を期待することができる。
【0015】
また、本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、切欠部を形成した釣用水中浮きを使用したものでもあるので、上記したように竿を操作して道糸をしゃくったり、道糸を巻いたりしても、浮き体の切欠部の傾斜部分が水の抵抗を受けるため、浮き上がりにくくなり、釣針等がタナから離れてしまうこともない。それゆえに、餌を付けた釣針等は、常に所望のタナ付近に漂わせておくことができ、おおいに釣果を期待することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基いて説明する。
図1〜図2は、本発明にかかる一例の釣用水中浮きに関する図であって、この図示の釣用水中浮き1Aは、浮き体2と、この浮き体2に設けた錘3とによって形成されている。
【0017】
すなわち、上記の浮き体2は、水や海水より比重の軽い合成樹脂や木材、スポンジなどの浮力のある全ての材質によって、長さ3〜10cm位、最大径が2〜5cm位の卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状に形成したものであり、中心部の長軸方向に道糸4を通すための貫通した0.5〜5mm位の糸通し孔5が形成してある。
【0018】
この浮き体2の一端部寄りには、浮き体2を水中(海中)の所定深さ位置に沈めて上記の位置およびその位置付近で浮き体2を漂わせる比重が1より重い球状等の鉛製の錘3が浮き体2内に埋設してある。勿論、上記したように錘3の比重は1以上であり、釣用水中浮き1Aを所望のタナ付近に沈められるように、釣用水中浮き1Aによって浮き体2に設ける錘3の量を調整してある。また、上記の所定深さ位置とは、魚の集まっているいわゆるタナの位置であって、表層用、水面(海面)から1〜3m、3〜5m、或いは6メートル以上の深さ位置である。
【0019】
本発明にかかる釣用水中浮き1Aを使用する場合は、浮き体2に設ける錘3の重さを異にして製造される浮力の異なる複数の釣用水中浮き1Aを準備しておき、海釣り等で所望の魚種の集まっているタナ(水面「海面」からの所望の深さ位置)を推測して、そのタナ付近で漂うことができる浮力の釣用水中浮き1Aを準備した複数の中から選択して使用すればよい。
【0020】
図3〜図4は、本発明の別の例の釣用水中浮き1Bであって、この例の釣用水中浮き1Bは、浮き体2の一端2aの図中の下側から中央部位にかけて斜め上方向に傾斜形成した1対の切欠部6を、同じ切欠部6の形成によって形成される突条部7の両側に有している。両切欠部6の間隔、すなわち突条部7の幅は特に限定されるものではない。この両切欠部6の形成によって浮き体2の中央部付近の両側には、上記の一端2a側から見て傾斜面8が形成されている。その他の構成は、先に示した例の釣用水中浮き1Bと同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。なお、上記の切欠部6は、図示では浮き体2の一端2a側から中央部にかけて形成してあるが、浮き体2の他端近傍まで形成するも、或いは浮き体2の長手方向のいずれの位置まで形成するも自由である。
【0021】
上記のように浮き体2に切欠部6を形成することによって、竿9(図7参照)のリール10から繰り出されている道糸4を浮き体2の一端2aから糸通し孔5に通して使用することにより、道糸4をリール10で巻き戻した時に、釣用水中浮き1Bの上記の傾斜面8が水の抵抗を受けて、釣用水中浮き1Bは道糸4をしゃくったりしても急に引き上げられることもなく、タナの位置で漂流を続ける。
【0022】
次に図5、図6は上記した各例の釣用水中浮き1A,1Bを使用した本発明にかかる各例の釣り仕掛け11、12を示す図である。
【0023】
図5に示す釣り仕掛け11は、釣用水中浮き1Aと、道糸4と、サルカン13と、ハリス14と、釣針15からなり、道糸4の先端部4aを釣用水中浮き1Aの糸通し孔5に通すとともに、この先端部4aをサルカン13の一端部に結び付け、先端に釣針15を結び付けたハリス14の後端部14aをサルカン13の他端部に結び付けた構成からなるものである。
【0024】
また、図6に示す釣り仕掛け12も、釣用水中浮き1Bと、上記の例と同様に道糸4と、サルカン13と、ハリス14と、釣針15からなり、道糸4の先端部4aを釣用水中浮き1Bの一端2a側から糸通し孔5に通すとともに、上記の先端部4aをサルカン13の一端部に結び付け、先端に釣針15を結び付けたハリス14の後端部14aを、サルカン13の他端部に結び付けた構成からなる。
【0025】
なお、上記した各釣り仕掛け11、12の各釣針15には、生餌の他に、疑似餌16を取り付けてもよい。
【0026】
上記した各例の釣り仕掛け11、12を使用して、例えば図7に示すような波止場から海釣りを行う場合は、所望の魚種(例えばメバル等)のいるタナを推測し、そのタナ付近で漂わせることができる浮力の釣用水中浮き1A,1Bを備えた釣り仕掛け11、12を選択使用する。
【0027】
そして、波止場に立って海側に竿9を振り出して釣り仕掛け11、12を海に飛ばし、釣用水中浮き1A,1Bの浮力によって、所望のタナまで餌(または疑似餌)16を付けた釣針15を沈めて、そのタナで釣り仕掛け11、12を漂わせる。
【0028】
このようにして釣りをすることにより、そのタナに集まっているメバル等の魚が餌を付けた釣針に食いついて効率良く釣果を上げることができる。
【0029】
図8は、上記した釣用水中浮き1Aを使用した他の例の釣り仕掛け17を示す図である。この例の釣り仕掛け17は、浮き体2の一端2aから糸通し孔5に道糸4を通し、この道糸4の先端部4aに釣針15を結び付けたものである。この釣り仕掛け17を使用しても、上記した釣り仕掛け11とほぼ同じような作用・効果を得て本発明の釣り仕掛けとしての目的を達することができる。
【0030】
また図9は、上記した釣用水中浮き1Bを使用した本発明の釣り仕掛け18を示す図である。この例の釣り仕掛け18も、釣り仕掛け17と同じように、浮き体2の一端2aから糸通し孔5に道糸4を通し、この道糸4の先端部4aに釣針15を結び付け、かつ、釣用水中浮き1Bと釣針15との間の道糸部分に鉛の錘であるガン玉19を設けたものである。釣用水中浮き1Bはガン玉19によって釣針15方向への移動が阻止され、釣針15の傍に釣用水中浮き1Bが来ることもなく、魚の食い悪影響を及ばすことがない。この釣り仕掛け18を使用しても、上記した釣り仕掛け12とほぼ同じような作用・効果を得て上記した釣り仕掛けとしての目的を達することができる。
【0031】
なお、本発明の釣用水中浮きは、上記した例の水中浮きに限定されるものではなく、例えば図10,図11に示すように、先に説明した釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線(図示の場合、糸通し孔5を示す線)に対する角度と比べて、さらに急な角度に傾斜面8を形成した切欠部6を有する釣用水中浮き1Cであってもよい。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0032】
また、本発明の釣用水中浮きは、図12,図13に示すように、先に説明した釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線に対する角度と比べて、より急な角度(図上の水平線に対してほぼ90°に近い角度)に傾斜面8を形成した切欠部6を有する釣用水中浮き1Dであってもよい。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0033】
また、本発明の釣用水中浮きは、図14,図15に示すように、釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線に対する角度に比べて、より緩やかな角度の傾斜面8を形成して切欠部6とした構成の釣用水中浮き1Eであってもよい。また、この切欠部6は、浮き体2の一端部2aから他端部2b寄りまで図示のように形成してある。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0034】
さらに、本発明の釣用水中浮きは、図16,図17に示すように、浮き体2の一端側の近傍を図示のように斜めに切欠して切欠部6とした構成の釣用水中浮き1Fであってもよい。したがって、この釣用水中浮き1Fにおける浮き体2の全体形状は截頭楕円体形状である。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0035】
なお、本発明の釣用水中浮きにおいて、浮き体2に対する糸通し孔5の位置や方向は、図示の例に限らず、浮き体2の短軸方向側に傾斜した角度位置、或いはその他の位置、方向に設計変更して形成するも自由である。さらに、本発明にかかる糸通し孔を有する浮き体は、浮き体内を貫通するように糸通し孔を形成した構成に限らず、浮き体輪状等の糸通し部材(図示せず)を浮き体の外部に設けた構成であってもよい。
【0036】
また、浮き体は、図示の例に限らず、切欠部の傾斜角度、切欠深さ、切欠形状を適宜取り決めて形成するも自由である。さらに、浮き体の大きさ、形状も他の形状に設計変更するも自由である。また、浮き体に対する錘の取り付け位置も、図示の位置に限定されるものではなく、他の位置に設けてもよい、また、錘は、浮き体の中に埋設するも、或いは浮き体の外面に沿わせて設けるも自由であり、かつ、浮き体に対する取り付け位置も、中央部寄りや他の位置であってもよい。さらに、浮き体に設ける錘は、一つの塊または複数であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明にかかる一例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図2】本発明にかかる一例の釣用水中浮きの正面図である。
【図3】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図4】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図5】本発明にかかる一例の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けのである。
【図6】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けのである。
【図7】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けを使用して海釣りを行っている状態を示す説明図である。
【図8】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた他の例の釣り仕掛けのである。
【図9】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた別の例の釣り仕掛けのである。
【図10】本発明にかかる別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図11】本発明にかかる別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図12】本発明にかかるまた別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図13】本発明にかかるまた別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図14】本発明にかかるさらに別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図15】本発明にかかるさらに別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図16】本発明にかかるさらに他の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図17】本発明にかかるさらに他の例の釣用水中浮きの正面図である。
【符号の説明】
【0038】
1A 釣用水中浮き
1B 釣用水中浮き
1C 釣用水中浮き
1D 釣用水中浮き
1E 釣用水中浮き
1F 釣用水中浮き
2 浮き体
3 錘
4 道糸
5 糸通し孔
6 切欠部
15 釣針
【技術分野】
【0001】
本発明は、海や湖、河川等での釣りに使用するものであり、特にメバル釣り等の海釣りに使用すると有用な釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に磯や波止場、船等で釣りをする場合、釣り人は所望の魚種に応じた仕掛けを使って釣を行っている。例えば水中浮きを使った一例の遊動仕掛けとしては、道糸の先端側にシモリ玉、当たり浮き、クッション、水中浮き、クッションをそれぞれ順に取り付けるとともに、先端に釣針を付けたハリスを、道糸の先端にサルカンを介して取り付ける仕掛けなどを使用している。
【0003】
また、上記仕掛けにおける水中浮きは、潮の流れに仕掛けを乗り易くするためのものであって、比重1よりも大きな比重の木材等によって形成されている。
【0004】
しかしながら、上記したように水中浮きは、主に潮の流れに仕掛けを乗り易くするためのものであって、所望の深さのタナに仕掛けを確実に沈めてそのタナ付近で仕掛けを漂わせるようにしたものではなかった。
【0005】
また、上記した構成の遊動仕掛けでは、魚が釣針に付けた餌に食いついて引いた時に、水中浮きが竿側のクッションに引っ掛かって引込み抵抗が大きくなり、魚がすぐに餌を吐いてしまうといった問題があり、釣果にも著しい悪影響を与えてしまう。
【0006】
【特許文献1】特開2002−112684号公報
【特許文献2】特開平11−196735号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものである。その目的は水面或いは海面下の所望の深さのタナに仕掛けを確実に導いてそのタナ付近で仕掛けを漂わせることができ、常に高い釣果を期待することができる釣用水中浮き、並びにこの釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記した目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。
すなわち、請求項1記載の本発明の釣用水中浮きは、糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体と、この浮き体に設けて上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘と、からなる構成である。
【0009】
請求項2記載の本発明の釣用水中浮きは、請求項1記載の釣用水中浮きの構成において、
浮き体は一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項3記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体、及び上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記の深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘を有する釣用水中浮きと、釣針と、道糸とを少なくとも有し、道糸の先端部を上記の釣用水中浮きの糸通し孔に通すとともに上記の先端部に釣針を設けたことを特徴とする構成である。
【0011】
請求項4記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、請求項3記載の本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けの構成において、釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明の釣用水中浮きは、水中の所定深さ位置まで沈むように事前に設定された浮き体と錘とのバランス関係により、例えば海釣りの場合に道糸に取り付けて海に投げ込むことにより、所定深さ位置(所望の魚種の集まっていると推測するタナ)まで自然に沈んでいってそのタナ付近で漂う。したがって、重さの異なる錘を浮き体に設けた本発明の釣用水中浮きを複数準備しておき、その日、その場所における所望の魚種の集まっていると推測したタナに合った釣用水中浮きを選択使用することにより、水中浮きが道糸の先に結び付けた釣針を、そのタナまでで導いてそのタナ付近で釣針を漂わせることができ、所望の魚種の釣果をおおいに期待することができる。
さらに、本発明の釣用水中浮きは、それ自体に適当な重さがあるため、所望の仕掛けに使用して釣りをすることにより、軽い餌や仕掛けを遠くまで投げることができ、広い範囲でタナを素早く探ることができ、なおかつ仕掛けに用いることによって、一定層が探れ易くて魚に食わせ易い仕掛けを提供できる。
【0013】
また、本発明の釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有する構成でもあり、海釣り等の場合に、傾斜した切欠部側を手前にして道糸を糸通し孔に通して取り付けることにより、竿を操作して道糸をしゃくったり、道糸を巻いたりしても、浮き体の切欠部の傾斜部分に水が当たって抵抗を受け、浮き体が簡単に浮き上がってこなくなる。そのため、釣針がタナから簡単に離れて行ってしまうのを防止できる。
【0014】
また、本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、上記のように釣用水中浮きによって所望のタナに釣針等を沈めて漂わせることができ、また、釣用水中浮きの糸通し孔に道糸を通してあるので、魚が釣針に取り付けた餌に食いついて引っ張っても、釣用水中浮きの抵抗を受けることなく道糸は引き出されていき、魚の食いに悪影響を及ぼすことなく、釣果を期待することができる。
【0015】
また、本発明の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けは、切欠部を形成した釣用水中浮きを使用したものでもあるので、上記したように竿を操作して道糸をしゃくったり、道糸を巻いたりしても、浮き体の切欠部の傾斜部分が水の抵抗を受けるため、浮き上がりにくくなり、釣針等がタナから離れてしまうこともない。それゆえに、餌を付けた釣針等は、常に所望のタナ付近に漂わせておくことができ、おおいに釣果を期待することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基いて説明する。
図1〜図2は、本発明にかかる一例の釣用水中浮きに関する図であって、この図示の釣用水中浮き1Aは、浮き体2と、この浮き体2に設けた錘3とによって形成されている。
【0017】
すなわち、上記の浮き体2は、水や海水より比重の軽い合成樹脂や木材、スポンジなどの浮力のある全ての材質によって、長さ3〜10cm位、最大径が2〜5cm位の卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状に形成したものであり、中心部の長軸方向に道糸4を通すための貫通した0.5〜5mm位の糸通し孔5が形成してある。
【0018】
この浮き体2の一端部寄りには、浮き体2を水中(海中)の所定深さ位置に沈めて上記の位置およびその位置付近で浮き体2を漂わせる比重が1より重い球状等の鉛製の錘3が浮き体2内に埋設してある。勿論、上記したように錘3の比重は1以上であり、釣用水中浮き1Aを所望のタナ付近に沈められるように、釣用水中浮き1Aによって浮き体2に設ける錘3の量を調整してある。また、上記の所定深さ位置とは、魚の集まっているいわゆるタナの位置であって、表層用、水面(海面)から1〜3m、3〜5m、或いは6メートル以上の深さ位置である。
【0019】
本発明にかかる釣用水中浮き1Aを使用する場合は、浮き体2に設ける錘3の重さを異にして製造される浮力の異なる複数の釣用水中浮き1Aを準備しておき、海釣り等で所望の魚種の集まっているタナ(水面「海面」からの所望の深さ位置)を推測して、そのタナ付近で漂うことができる浮力の釣用水中浮き1Aを準備した複数の中から選択して使用すればよい。
【0020】
図3〜図4は、本発明の別の例の釣用水中浮き1Bであって、この例の釣用水中浮き1Bは、浮き体2の一端2aの図中の下側から中央部位にかけて斜め上方向に傾斜形成した1対の切欠部6を、同じ切欠部6の形成によって形成される突条部7の両側に有している。両切欠部6の間隔、すなわち突条部7の幅は特に限定されるものではない。この両切欠部6の形成によって浮き体2の中央部付近の両側には、上記の一端2a側から見て傾斜面8が形成されている。その他の構成は、先に示した例の釣用水中浮き1Bと同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。なお、上記の切欠部6は、図示では浮き体2の一端2a側から中央部にかけて形成してあるが、浮き体2の他端近傍まで形成するも、或いは浮き体2の長手方向のいずれの位置まで形成するも自由である。
【0021】
上記のように浮き体2に切欠部6を形成することによって、竿9(図7参照)のリール10から繰り出されている道糸4を浮き体2の一端2aから糸通し孔5に通して使用することにより、道糸4をリール10で巻き戻した時に、釣用水中浮き1Bの上記の傾斜面8が水の抵抗を受けて、釣用水中浮き1Bは道糸4をしゃくったりしても急に引き上げられることもなく、タナの位置で漂流を続ける。
【0022】
次に図5、図6は上記した各例の釣用水中浮き1A,1Bを使用した本発明にかかる各例の釣り仕掛け11、12を示す図である。
【0023】
図5に示す釣り仕掛け11は、釣用水中浮き1Aと、道糸4と、サルカン13と、ハリス14と、釣針15からなり、道糸4の先端部4aを釣用水中浮き1Aの糸通し孔5に通すとともに、この先端部4aをサルカン13の一端部に結び付け、先端に釣針15を結び付けたハリス14の後端部14aをサルカン13の他端部に結び付けた構成からなるものである。
【0024】
また、図6に示す釣り仕掛け12も、釣用水中浮き1Bと、上記の例と同様に道糸4と、サルカン13と、ハリス14と、釣針15からなり、道糸4の先端部4aを釣用水中浮き1Bの一端2a側から糸通し孔5に通すとともに、上記の先端部4aをサルカン13の一端部に結び付け、先端に釣針15を結び付けたハリス14の後端部14aを、サルカン13の他端部に結び付けた構成からなる。
【0025】
なお、上記した各釣り仕掛け11、12の各釣針15には、生餌の他に、疑似餌16を取り付けてもよい。
【0026】
上記した各例の釣り仕掛け11、12を使用して、例えば図7に示すような波止場から海釣りを行う場合は、所望の魚種(例えばメバル等)のいるタナを推測し、そのタナ付近で漂わせることができる浮力の釣用水中浮き1A,1Bを備えた釣り仕掛け11、12を選択使用する。
【0027】
そして、波止場に立って海側に竿9を振り出して釣り仕掛け11、12を海に飛ばし、釣用水中浮き1A,1Bの浮力によって、所望のタナまで餌(または疑似餌)16を付けた釣針15を沈めて、そのタナで釣り仕掛け11、12を漂わせる。
【0028】
このようにして釣りをすることにより、そのタナに集まっているメバル等の魚が餌を付けた釣針に食いついて効率良く釣果を上げることができる。
【0029】
図8は、上記した釣用水中浮き1Aを使用した他の例の釣り仕掛け17を示す図である。この例の釣り仕掛け17は、浮き体2の一端2aから糸通し孔5に道糸4を通し、この道糸4の先端部4aに釣針15を結び付けたものである。この釣り仕掛け17を使用しても、上記した釣り仕掛け11とほぼ同じような作用・効果を得て本発明の釣り仕掛けとしての目的を達することができる。
【0030】
また図9は、上記した釣用水中浮き1Bを使用した本発明の釣り仕掛け18を示す図である。この例の釣り仕掛け18も、釣り仕掛け17と同じように、浮き体2の一端2aから糸通し孔5に道糸4を通し、この道糸4の先端部4aに釣針15を結び付け、かつ、釣用水中浮き1Bと釣針15との間の道糸部分に鉛の錘であるガン玉19を設けたものである。釣用水中浮き1Bはガン玉19によって釣針15方向への移動が阻止され、釣針15の傍に釣用水中浮き1Bが来ることもなく、魚の食い悪影響を及ばすことがない。この釣り仕掛け18を使用しても、上記した釣り仕掛け12とほぼ同じような作用・効果を得て上記した釣り仕掛けとしての目的を達することができる。
【0031】
なお、本発明の釣用水中浮きは、上記した例の水中浮きに限定されるものではなく、例えば図10,図11に示すように、先に説明した釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線(図示の場合、糸通し孔5を示す線)に対する角度と比べて、さらに急な角度に傾斜面8を形成した切欠部6を有する釣用水中浮き1Cであってもよい。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0032】
また、本発明の釣用水中浮きは、図12,図13に示すように、先に説明した釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線に対する角度と比べて、より急な角度(図上の水平線に対してほぼ90°に近い角度)に傾斜面8を形成した切欠部6を有する釣用水中浮き1Dであってもよい。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0033】
また、本発明の釣用水中浮きは、図14,図15に示すように、釣用水中浮き1B(図4参照)の切欠部6の傾斜面8の水平線に対する角度に比べて、より緩やかな角度の傾斜面8を形成して切欠部6とした構成の釣用水中浮き1Eであってもよい。また、この切欠部6は、浮き体2の一端部2aから他端部2b寄りまで図示のように形成してある。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0034】
さらに、本発明の釣用水中浮きは、図16,図17に示すように、浮き体2の一端側の近傍を図示のように斜めに切欠して切欠部6とした構成の釣用水中浮き1Fであってもよい。したがって、この釣用水中浮き1Fにおける浮き体2の全体形状は截頭楕円体形状である。その他の構成は先に説明した釣用水中浮き1Bの構成と同様であり、同一箇所に同一符合を付して説明を省略する。
【0035】
なお、本発明の釣用水中浮きにおいて、浮き体2に対する糸通し孔5の位置や方向は、図示の例に限らず、浮き体2の短軸方向側に傾斜した角度位置、或いはその他の位置、方向に設計変更して形成するも自由である。さらに、本発明にかかる糸通し孔を有する浮き体は、浮き体内を貫通するように糸通し孔を形成した構成に限らず、浮き体輪状等の糸通し部材(図示せず)を浮き体の外部に設けた構成であってもよい。
【0036】
また、浮き体は、図示の例に限らず、切欠部の傾斜角度、切欠深さ、切欠形状を適宜取り決めて形成するも自由である。さらに、浮き体の大きさ、形状も他の形状に設計変更するも自由である。また、浮き体に対する錘の取り付け位置も、図示の位置に限定されるものではなく、他の位置に設けてもよい、また、錘は、浮き体の中に埋設するも、或いは浮き体の外面に沿わせて設けるも自由であり、かつ、浮き体に対する取り付け位置も、中央部寄りや他の位置であってもよい。さらに、浮き体に設ける錘は、一つの塊または複数であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明にかかる一例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図2】本発明にかかる一例の釣用水中浮きの正面図である。
【図3】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図4】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図5】本発明にかかる一例の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けのである。
【図6】本発明にかかる他の例の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けのである。
【図7】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた釣り仕掛けを使用して海釣りを行っている状態を示す説明図である。
【図8】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた他の例の釣り仕掛けのである。
【図9】本発明にかかる釣用水中浮きを用いた別の例の釣り仕掛けのである。
【図10】本発明にかかる別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図11】本発明にかかる別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図12】本発明にかかるまた別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図13】本発明にかかるまた別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図14】本発明にかかるさらに別の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図15】本発明にかかるさらに別の例の釣用水中浮きの正面図である。
【図16】本発明にかかるさらに他の例の釣用水中浮きの斜視図である。
【図17】本発明にかかるさらに他の例の釣用水中浮きの正面図である。
【符号の説明】
【0038】
1A 釣用水中浮き
1B 釣用水中浮き
1C 釣用水中浮き
1D 釣用水中浮き
1E 釣用水中浮き
1F 釣用水中浮き
2 浮き体
3 錘
4 道糸
5 糸通し孔
6 切欠部
15 釣針
【特許請求の範囲】
【請求項1】
糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体と、この浮き体に設けて上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘と、からなる構成を特徴とする釣用水中浮き。
【請求項2】
浮き体は一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする請求項1記載の釣用水中浮き。
【請求項3】
糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体、及び上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記の深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘を有する釣用水中浮きと、釣針と、道糸とを少なくとも有し、道糸の先端部を上記の釣用水中浮きの糸通し孔に通すとともに上記の先端部に釣針を設けた構成を特徴とする釣用水中浮きを用いた釣り仕掛け。
【請求項4】
釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする請求項3記載の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛け。
【請求項1】
糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体と、この浮き体に設けて上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘と、からなる構成を特徴とする釣用水中浮き。
【請求項2】
浮き体は一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする請求項1記載の釣用水中浮き。
【請求項3】
糸通し孔を有する卵形状、楕円体形状または概略楕円体形状の浮き体、及び上記浮き体を水中の所定深さ位置に沈めて上記の深さ位置およびその深さ位置付近で浮き体を漂わせる重さの錘を有する釣用水中浮きと、釣針と、道糸とを少なくとも有し、道糸の先端部を上記の釣用水中浮きの糸通し孔に通すとともに上記の先端部に釣針を設けた構成を特徴とする釣用水中浮きを用いた釣り仕掛け。
【請求項4】
釣用水中浮きは、浮き体の一端部側から他端部方向に傾斜した切欠部を有することを特徴とする請求項3記載の釣用水中浮きを用いた釣り仕掛け。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2006−25708(P2006−25708A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−209754(P2004−209754)
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(504275410)有限会社アピア (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(504275410)有限会社アピア (1)
【Fターム(参考)】
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