説明

録画予約装置、録画予約システム、録画予約方法およびプログラム

【課題】メッセージに基づいて録画予約を行う録画予約装置、録画予約システム、録画予約方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
登録された第1のアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、を備える、録画予約装置

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、録画予約装置、録画予約システム、録画予約方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
既に、HDD(Hard disk drive)等で番組録画を行うレコーダが普及している。また、近年では、番組を録画することが可能なデジタルテレビジョン放送受信装置も提案されている。このようなデジタルテレビジョン放送受信装置は、内臓のHDD又は外付けのHDDに番組を録画する。
【0003】
上記したレコーダやデジタルテレビジョン放送受信装置は、EPG(電子番組ガイド)を表示させて、ユーザの録画番組選択操作に対応して、選択された番組の録画予約情報を録画予約リストへ登録し、録画予約リストを参照して録画を実行する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−199988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、録画予約設定は、上述したようなレコーダやデジタルテレビジョン放送受信装置を直接操作しなければならず、遠隔地からの録画予約操作は出来ないという問題があった。
【0006】
ここで、昨今のデジタルテレビジョン放送受信装置はデジタル放送信号を受信する他、インターネット通信を行う機能を有している。一方、アカウントを有する複数の端末がサーバを介してメッセージをやり取りするTwitterなどのサービスが近年急速に知られている。したがって、このようなメッセージ送受信サービスを利用することで録画予約を手軽に行うことが求められる。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、メッセージに基づいて録画予約を行うことが可能な、新規かつ改良された録画予約装置、録画予約システム、録画予約方法およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、登録された第1のアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、を備える録画予約装置が提供される。これにより、メッセージに基づいて録画予約を行うことができる。
【0009】
また、前記解析部により解析された録画予約情報では録画予約の対象が特定できない場合に、前記第1のアカウント宛に録画予約情報の追加を要求するメッセージを生成する生成部と、前記生成部により生成したメッセージを前記サーバに送信する送信部と、を備えてもよい。これにより、録画予約装置からメッセージを返信することで録画予約情報の不足を補うことができる。
【0010】
また、前記解析部により解析された録画予約情報では録画予約の対象が特定できない場合に、録画予約の詳細データを取得する取得部を備えてもよい。これにより、録画予約装置自ら録画予約情報の不足を補うことができる。
【0011】
また、前記生成部は、前記録画予約部が記憶容量不足により予約できなかった場合に、代替録画を記録装置に要求する代替録画要求メッセージを生成し、前記送信部は、前記生成した代替録画要求メッセージを前記サーバに送信してもよい。これにより、記憶容量不足の場合は外部の記憶装置に対して録画予約を行うことができる。
【0012】
また、前記受信部は、前記第1のアカウントに登録された第2のアカウントのメッセージを前記サーバから受信し、前記解析部は、前記受信部により受信した前記第2のアカウントのメッセージの内容から録画予約情報を解析してもよい。これにより、ユーザが録画予約を忘れていた場合でも、他のユーザのメッセージにより録画予約することができる。
【0013】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、を備える録画予約装置と、利用者を識別するアカウントから入力されたメッセージを格納し、前記格納したメッセージを前記録画予約装置に送信するサーバと、を備える録画予約システムが提供される。これにより、メッセージに基づいて録画予約を行うことができる。
【0014】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信するステップと、前記受信するステップにより受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析するステップと、前記解析するステップにより解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なうステップと、を含む録画予約方法が提供される。これにより、メッセージに基づいて録画予約を行うことができる。
【0015】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、として機能させるためのプログラムが提供される。これにより、メッセージに基づいて録画予約を行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように本発明によれば、メッセージに基づいて録画予約を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態による録画予約システムの概要を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態による録画予約装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施形態による録画予約装置においてアカウント設定を行う際のメニュー画面例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態によるアカウント登録を行う際の画面例の遷移図である。
【図5】図4から遷移した画面例を示す図である。
【図6】図4から遷移した画面例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態によるアカウント作成を行う際の画面例の遷移図である。
【図8】図5に示すユーザ所有機器の検索の処理の流れを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態による録画予約システムの処理の流れを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態による代替予約システムの処理の流れを示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態による録画予約システムの概要を説明するための図である。
【図12】本発明の第3の実施形態による代替予約システムの処理の流れを示す図である。
【図13】本発明の第4の実施形態による録画予約システムの概要を説明するための図である。
【図14】本発明の第4の実施形態による代替予約システムの処理の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0019】
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.録画予約システムの概要
(1)録画予約装置の構成
(2)アカウントの設定
2.第1の実施形態
3.第2の実施形態
4.第3の実施形態
5.第4の実施形態
6.まとめ
【0020】
本発明は、一例として「2.第1の実施形態」〜「5.第4の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、各実施形態において説明する録画予約システムは、
A:登録されたアカウント(「@USER」)のメッセージをサーバ(40)から受信する受信部(通信部110)と、
B:前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部(144)と、
C:前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部(147)と、を備える録画予約装置(100)と、
D:各アカウントから入力されたメッセージを格納し、前記登録されたアカウントからのメッセージを前記録画予約装置に送信するサーバ(40)と、
を備える、録画予約システムである。
【0021】
以下では、まず、このような各実施形態において共通する基本構成について図1〜図8を参照して説明する。
【0022】
<1.録画予約システムの概要>
ここで一例として説明される本発明の実施形態に係る録画予約システムは、録画予約装置100が、登録されているアカウント(利用者を識別するID)のメッセージをサーバから取得し、当該メッセージに基づいて録画予約を行うシステムである。
【0023】
上記サーバは、メッセージを管理するサーバである。サーバは、各装置から送られたメッセージ毎にURLを付与し、ネットワーク上に公開してもよい。また、サーバは、アカウント毎に同アカウントのメッセージを時系列で管理する(以下、タイムラインと称す)。タイムラインには、同アカウントに登録された他のアカウントのメッセージを載せてもよい。これにより、各装置はサーバで管理されている自己のタイムラインを確認することで、登録した他のアカウントからのメッセージも確認し、取得することができる。また、各装置は、自己のアカウントに登録されているアカウントのタイムラインを確認することも可能である。
【0024】
ここで、本実施形態による録画予約システムでのアカウント登録の関係は、図1に示すように、録画予約装置100が携帯端末装置20のアカウントおよびレコーダ30のアカウントを登録し、携帯端末装置20が録画予約装置100のアカウントおよびレコーダ30のアカウントを登録し、レコーダ30が録画予約装置100のアカウントおよび携帯端末装置20のアカウントを登録している。以下、各装置の概略を説明する。
【0025】
(録画予約装置100)
録画予約装置100は、受信アンテナ80を備え、デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信し、当該放送信号から取得したコンテンツデータを記憶する機能を備える。さらに、携帯端末装置20のメッセージをサーバから取得し、当該メッセージを解析して録画予約に必要な情報(例えば、放送局、開始時刻および終了時刻)を抽出し、かかる情報に基づいてコンテンツデータの録画予約を行う。例えば、録画予約装置100は、デジタルテレビジョン放送に対応したテレビジョン受像機である。また、例えば、コンテンツデータはテレビジョン放送の放送番組である。
【0026】
(レコーダ30)
レコーダ30は、デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信し、当該放送信号から取得したコンテンツデータを記憶する機能を有する。さらに、コンテンツデータの録画予約を行う機能を備える。なお、レコーダ30は、後述する<3.第2の実施形態>による録画予約システムにおいて、録画予約装置100の記憶容量が足りない場合に、録画予約装置100からのメッセージに基づいて代替録画を行う記憶装置である。
【0027】
(携帯端末装置20)
携帯端末装置20は、ユーザが入力したメッセージをサーバに送信する通信部を有する情報処理装置である。ユーザは、録画予約を行うために必要な情報(例えば、放送局、開始時刻および終了時刻)を入力し、サーバにメッセージを送信することで録画予約を行うことができる。
【0028】
以上、録画予約表示制御システムの一実施形態としてデジタルテレビジョン放送を受信するテレビジョンシステムを説明したが、本発明の実施形態はこれに限られるものではない。例えば、コンテンツの取得元は、デジタルテレビジョン放送の放送信号に限られない。例えば、録画予約システムは、受信アンテナ80の代わりに通信部110を介してネットワークからコンテンツを受信してもよい。また、例えば、録画予約システムは、受信アンテナ80の代わりにコンテンツを記憶するコンテンツ提供装置を含み、録画予約装置100は、当該コンテンツ提供装置からコンテンツを提供されてもよい。
【0029】
ここで、本実施形態では、録画予約装置の一例として、録画予約装置100を用いるが、録画予約装置はこれに限られることはない。例えば、録画予約装置は、例えば携帯電話、携帯ゲーム機器のようなユーザ機器や、Blu−ray(登録商標)ディスク(BD)プレーヤ、DVDプレーヤのような映像再生装置等であってもよい。
【0030】
[(1)録画予約装置の構成]
次に、図2を用いて、録画予約システムの録画予約装置100の具体的な構成の一例を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る録画予約装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、録画予約装置100は、受信アンテナ80、コンテンツ取得部120、制御部140、表示装置160、操作検出部190、通信部110および記憶部200を備える。
【0031】
(受信アンテナ80)
受信アンテナ80は、デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信し、当該放送信号を録画予約装置100に提供する。例えば、受信アンテナ80は、地上デジタルテレビ放送の放送信号を受信するUHFアンテナ、衛星デジタル放送を受信するBSデジタルアンテナまたはCSデジタルアンテナであってもよい。
【0032】
(コンテンツ取得部120)
コンテンツ取得部120は、放送信号からコンテンツデータを取得する。例えば、コンテンツ取得部120は、受信アンテナ80から提供される放送信号を復調し、復調によって得られたTSパケットを復号することによって、映像、音声や、付加データをコンテンツデータとして取得する。そして、コンテンツ取得部110は、当該コンテンツデータを制御部140へ出力する。
【0033】
(通信部110)
通信部110は、ルータ等のネットワーク機器に接続され、サーバからメッセージを受信する。そして、通信部110は、サーバから受信したメッセージを制御部140へ出力する。また、通信部110は、制御部140のメッセージ生成部146で生成されたメッセージをサーバへ送信する。
【0034】
(制御部140)
制御部140は、上記コンテンツ取得部120から出力されたコンテンツデータを記憶部200に格納する他、録画予約装置100全体の制御を行う。コンテンツデータの記憶は、例えば録画予約リストに基づいて行われる。制御部140の具体的な構成としては、表示制御部142、アカウント設定部143、解析部144、詳細データ取得部145、メッセージ生成部146および録画予約部147を備える。以下、各構成について説明する。
【0035】
表示制御部142は、コンテンツ取得部120から出力されたコンテンツデータから表示画像を生成し、生成した表示画像を表示装置160に出力する。また、次に説明するアカウント設定部143によるアカウント設定/登録を行う際の操作画面を生成し、表示装置160に出力する。
【0036】
次に、アカウント設定部143は、録画予約装置100のアカウント作成と、メッセージ取得対象のアカウントの登録を行う。アカウント設定部143は、後述する操作検出部190から検出されたユーザの操作に基づいてアカウントの作成/登録を行う。なお、アカウント設定部143の処理については図3〜図8を参照して詳述する。
【0037】
次に、解析部144は、通信部110を介して取得したメッセージを解析し、録画予約に必要な情報を抽出する。具体的には、放送局、日にち、開始時間、終了時間、番組名、出演者名など、録画予約に必要と判断される予約情報を抽出する。そして、解析部144は、抽出した予約情報を録画予約部147に出力する。
【0038】
次に、録画予約部147は、解析部144から出力された予約情報に基づいて録画予約を行う。具体的には、予約情報に基づいて対象番組を特定し、録画予約リストに登録する。対象番組が特定できない場合は、詳細データ取得部145またはメッセージ生成部146の少なくともいずれかにエラー出力を行う。
【0039】
次に、詳細データ取得部145は、録画予約部147からのエラー出力に応じて録画予約に必要な詳細データを取得し、録画予約部147に出力する。例えば、録画予約に最低限必要な情報が、放送局、開始時間および終了時間である場合に、抽出された予約情報が放送局および開始時間である場合は、詳細データ取得部145は、記憶部200に格納されているEPGデータを参照し、終了時間を取得する。EPGデータは、定期的に録画予約装置100に送られる番組表データである。ただし、EPGデータは、通常約1週間分の番組表データであるため、詳細データが取得できない場合もある。この場合、詳細データ取得部145は、通信部110を介してネットワーク上に公開されている放送局などの公式サイトから詳細データを取得してもよい。詳細は下記<2.第1の実施形態>で説明する。
【0040】
次に、メッセージ生成部146は、録画予約部147からのエラー出力に応じて、録画予約に必要なデータが不足している旨のメッセージを生成し、通信部110を介してサーバに出力する。
【0041】
(操作検出部190)
操作検出部190は、操作入力装置(不図示)からの操作信号を受信し、ユーザによる操作を検出する。操作検出部190は、検出したユーザの操作を示す情報を生成し、制御部140へ出力する。
【0042】
(記憶部200)
記憶部200は、録画予約リスト、EPGデータおよび放送番組などのコンテンツデータを格納する。
【0043】
(表示装置160)
表示装置160は、表示制御部142が生成した表示画像を表示する。より具体的には、図示しない変換部によって、表示制御部142が生成した表示画像が映像信号に変換され、表示装置160は、かかる映像信号に従って表示画像を表示する。
【0044】
以上、録画予約装置100の各構成について説明したが、録画予約装置100は、典型的には、ハードウェエアおよびソフトウェアの組み合わせにより実現され得る。コンテンツ取得部120は、例えばチューナ、復調器およびTS復号器により実現され得る。操作検出部190は、例えば赤外線を電気信号に変換するフォトダイオードおよびIC回路により実現され得る。制御部140および記憶部200は、CPU、RAMおよびROMによって実現され得る。例えば、CPUは、録画予約装置100の動作全般を制御する。また、ROMには、録画予約装置100の動作を制御するためのプログラムおよびデータが格納され、RAMにはCPUによる処理の実行時にプログラムおよびデータが一時的に記憶される。また、変換部は、ビデオカードにより実現され得る。また、表示装置160は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、FED等の任意のディスプレイにより実現され得る。
【0045】
[(2)アカウントの設定]
次に、録画予約装置100のアカウント設定部143の処理について図3〜図8を参照して説明する。図3〜図7は、表示装置160に表示される操作画面例を示す図である。図8は、レコーダ30に録画予約装置100のアカウントを登録させる処理の流れを示す図である。
【0046】
ここで、アカウント設定部143は、録画予約装置100自体のアカウントを作成する処理と、他のアカウントを登録する処理を行い得る。このようにアカウント設定部143によって作成されたアカウントおよび登録されたアカウントの情報は、通信部110を介してサーバに送られる。
【0047】
まず、図3の画面例162に示すように、アカウントの設定メニューとして、「この機器のアカウントを作成」との表示52と、「ユーザーのアカウントを登録する」との表示54が提示される。ユーザは、例えば操作入力装置の移動キーを用いて表示画面上に表れるカーソル(図示せず)を移動させて、アカウントの作成若しくは登録のいずれかを選択し、操作入力装置の決定ボタンにより決定する。
【0048】
次いで、アカウントの作成(表示52)が選択された場合は、表示装置160の画面は、例えば図7に示す画面例176のような機器アカウント作成方法の選択画面に遷移する。
【0049】
次いで、画面例176の、「アカウントをランダムに生成する」との表示66がユーザにより選択されると、表示装置160の画面は、例えば図7に示す画面例180のように、ランダムに生成された機器アカウントが表示される画面に遷移する。OKの場合、ユーザは操作入力装置を操作して「OK」との表示72を選択する。
【0050】
一方、画面例176の、「好きなアカウントを作成する」との表示68がユーザにより選択されると、表示装置160の画面は、例えば図7に示す画面例178のように、アカウントの作成画面に遷移する。ユーザは、操作入力装置を操作して任意にアカウントを決定する。
【0051】
上記処理により作成された録画予約装置100のアカウント(例えば、「@TV」)は、通信部110を介してサーバに送られる。
【0052】
次いで、図3に示す画面例162で、ユーザーのアカウントの登録(表示54)が選択されると、表示装置160の画面は、例えば図4に示す画面例164のように、アカウントの登録画面に遷移する。ユーザは、操作入力装置を操作して、録画予約のメッセージ入力を行う自己の携帯端末装置20のアカウント(例えば、「@USER」)を登録する。具体的には、画面例164に入力されたアカウントを示す情報が通信部110を介してサーバに送られ、サーバは、録画予約装置100のアカウント「@TV」に「@USER」を登録する。サーバから「@USER」を登録した旨の返信があると、表示装置160の表示画面が、例えば図4に示すような画面例166に遷移し、録画予約装置100のアカウント「@TV」が「@USER」を登録した旨が表示される。
【0053】
次いで、登録されたアカウント「@USER」が所有している機器の検索処理が行われる。この際、表示装置160の画面は、例えば図5に示す画面例168のように、検索中の旨を示す画面に遷移する。なお、ここで説明する機器の検索処理は、後述する<3.第2の実施形態>で行う代替予約の際に代替予約先とされる記録装置を予め登録しておくための処理である。
【0054】
以下、図8を参照して検索処理の流れについて説明する。まず、ステップS502において、「@TV」のアカウントを有する録画予約装置100がサーバ40から、「@USER」が登録しているアカウントの一覧を取得する。次いで、ステップS504において、録画予約装置100は、取得した一覧の中から別機器(代替予約先にできる記録装置)のアカウント(例えば「@Recorder」)を取得する。この際、録画予約装置100の表示装置160の表示画面は、例えば図5に示す画面例170に遷移し、「@Recorder」を登録するか否かユーザに選択させる。なお、取得した一覧の中から別機器のアカウントを取得出来なかった場合は、録画予約装置100の表示装置160の表示画面は、例えば図6に示す画面例174に遷移し、別機器が見つからなかった旨を表示する。
【0055】
次いで、画面例170に示す「登録」との表示60が選択されると、ステップS506において、録画予約装置100は、「@Recorder」宛に、自己のアカウント「@TV」を登録するようリクエストするメッセージを生成してサーバ40に送る。
【0056】
次いで、ステップS508において、サーバ40は、リクエストのメッセージにURLを付加し、リクエストメッセージ41aを生成する。
【0057】
次いで、ステップS510において、レコーダ30は、定期的に新着メッセージをサーバ40に確認している。次いで、ステップS512において、レコーダ30は、自己のアカウント(例えば「@Recorder」)宛てのリクエストメッセージ41aを取得する。次いで、ステップS514において、レコーダ30は、リクエストメッセージ41aを解析する。次いで、ステップS516において、解析結果に基づいて、自己のアカウント「@Recorder」に「@TV」を登録する旨をサーバ40に通知する。次いで、ステップS518において、レコーダ30は、応答用メッセージを生成し、サーバ40に出力する。
【0058】
次いで、ステップS508において、サーバ40は、応答メッセージにURLを付加し、応答メッセージ41bを生成する。
【0059】
次いで、ステップS522において、録画予約装置100は、定期的に新着メッセージをサーバ40に監視しているところ、ステップS524において、応答メッセージ41bを取得し、ステップS526において登録の確認を行う。この際、録画予約装置100の表示装置160の表示画面は、例えば図5に示す画面例172に遷移する。
【0060】
以上説明した検索処理により、「@TV」と「@Recorder」は互いのアカウントを登録する。
【0061】
なお、上記リクエストメッセージ41aおよび応答メッセージ41bは、暗号化してもよい。各メッセージにはURLが付与され、インターネット上に公開されることから、他のユーザが改ざんしたリクエストメッセージを作成し、アカウントを登録させる恐れがある。したがって、防御策として互いの登録要求に使用するメッセージは、この機能を有する各装置だけが理解できる、自然言語とは異なる文字列とする。
【0062】
例えば、共通鍵暗号方式を使用してもよい。この場合、共通鍵はあらかじめ各装置が有している。録画予約装置100は、共通鍵を使用して暗号化したリクエストメッセージを作成し、サーバ40へ送る。レコーダ30は、サーバ40から当該リクエストメッセージを取得し、自身の共通鍵を使用してメッセージを復号し、内容を確認した上で録画予約装置100を登録する。
【0063】
<2.第1の実施形態>
次に、本発明の第1の実施形態による録画予約システムについて図9を参照して説明する。図9は、本実施形態による録画予約システムの処理の流れを示す図である。
【0064】
まず、ステップS532において、ユーザが例えば外出先で録画したい番組を思い出した際、「@USER」のアカウントを持つ携帯端末装置20から、録画したい番組の情報を記載した「@TV」のアカウント宛のメッセージをサーバ40に送る。ここで、メッセージの内容は、番組タイトルや時刻、出演者、放送局などを含む自然言語である。したがって、メッセージに、「録画予約」、「○日、○時〜○時」および「○ch」等の単語のみで構成してもよいし、「明日の○時から○時までに放送される□□番組が楽しみ」などの文章でもよい。
【0065】
次いで、ステップS534において、携帯端末装置20から受取ったメッセージにURLを付与してメッセージ42aを生成する。メッセージ42aは、サーバ40により、「@USER」のタイムラインに表示されるよう管理され、また、「@USER」を登録している「@TV」のタイムラインにも表示されるよう管理される。
【0066】
次いで、ステップS536において、定期的に「@TV」のタイムライン上の新着メッセージを監視している録画予約装置100は、ステップS538において、メッセージ42aを取得する。ついで、ステップS540において、録画予約装置100は、取得したメッセージ42aの内容を解析し、録画予約に使用可能な単語を抽出する。ここで、録画予約に最低限必要な単語の組み合わせ(例えば、放送局および日時)が予め設定されていた場合に、メッセージ内に少なくともそれらの単語が含まれていれば、ステップS546において、録画予約装置100は、録画予約を行う。そして、録画予約装置100は、予約完了後は、予約完了の旨を通知するメッセージ(予約完了メッセージ)を生成し、サーバ40に送信してもよい。かかる予約完了メッセージは、サーバ40により、「@TV」のタイムラインに表示されるよう管理され、また、「@TV」を登録している「@USER」のタイムラインにも表示されるよう管理される。次いで、携帯端末装置20は定期的に自己のアカウントのタイムライン上の新着メッセージを監視しているため、サーバ40から予約完了メッセージを取得し、ユーザは予約完了を確認することができる。
【0067】
一方、上記ステップS540で、録画予約に最低限必要な単語が抽出できなかった場合は、ステップS542において、記憶部200に格納されているEPGデータ80から詳細データを取得し、録画予約の情報を補完する。例えば、「AA放送局で、今日19:00から」というメッセージであった場合に、放送局と開始時刻の情報はあるが、終了時刻の情報がない。この場合、EPGデータ80を参照し、該当する放送局の開始時刻に放送予定である番組を検索し、そのデータを参照することで、終了時刻を取得することができる。
【0068】
次いで、EPGデータ80で録画予約の情報を補完出来ない場合は、ステップS544において、通信部110を介してインターネット上のテレビ番組情報サービス90を参照する。例えば、「タレントYさんが出演する、再来月のドキュメンタリーBBという番組」とのメッセージであった場合に、EPGデータ80は通常1週間分のデータのため再来月の番組情報は補完することができない。そこで、録画予約装置100は通信部110を介してインターネット上のWebを参照し、タレントYさんの公式Webサイトに記されている放送日程や、ドキュメンタリーBBの公式Webサイトにある放送日程のうち、「再来月」と「タレントY」という単語をキーとして録画に必要な情報を検索する。
【0069】
検索結果が多い場合、または検索結果が一つも得られなかった場合には、検索に使用する単語を増やすために、「@USER」のタイムライン上に反映される「@USER」が登録しているアカウントからのメッセージ、または、録画予約メッセージの前後に携帯端末装置20(アカウント「@USER」)から送信されたメッセージも参照して、検索結果の精度を向上させてもよい。
【0070】
次いで、インターネット上での録画予約情報の補完が出来ない場合は、ステップS602〜S616に示す問い合わせ処理(オプション600)を行ってもよい。問い合わせ処理は、@USERに対して確認のメッセージを送信し、返信を待つ。例えば、“タレントYさんが出演する、ドキュメンタリーBBはBB放送局で放送されることは分かりましたが、放送日時が特定できませんでした。”といった内容のメッセージを@USERアカウントへ送信する。@USERはそのメッセージを@TVから受け取ると、@TVが分からないと言っている項目を補完するようなメッセージを返信する。例えば、“再来月の19日19時から”といった内容のメッセージを送信する。@TVはその補完するメッセージにより、検索に必要な単語を抽出し、再度検索を行い、録画予約を行う。
【0071】
なお、検索の結果、放送開始予定日が未定であった場合には、@TVはリマインダー登録を行ったことをユーザにメッセージで知らせる。例えば、“タレントYさんが出演する、ドキュメンタリーBBは放送日未定であるため、予約できません。番組情報が更新され次第再度予約を行います。”といった内容のメッセージを@USERへ送信する。
【0072】
@TVはこのメッセージの送信後は、EPGデータ80、インターネット上のテレビ番組情報サービス90が更新されるたびに、予約が確定できるように検索を行う。また、@USERからの追加情報を含むメッセージを待ってもよい。
【0073】
また、検索結果が複数あり録画予約の対象番組を特定できない場合も考えられる。例えば、“歌手Aさんが出ている来週の歌番組”というメッセージが@USERから届いた場合に、EPGデータ80から検索された結果が3つ番組であったとする。この時には、@USERに対して、“3つの番組が見つかりました。1:11月8日 月曜日 19:00−19:50 番組名A、AA放送局、2:11月9日 火曜日 20:00−20:15 番組名B、3:11月12日 金曜日 23:00−23:45 番組名C。 録画したい番組の番号を返信してください”とのメッセージを@USERに送信する。これを見たユーザは、録画してほしい番組の番号を@TVに返信することで、録画予約装置100は録画予約を完了することができる。
【0074】
<3.第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態による録画予約システムについて図10を参照して説明する。本実施形態による録画予約システムは、録画予約の際に、日時の重複や、残り記録容量が足りないなどの理由により、録画予約装置100が録画予約を行えない場合を想定し、このような場合に、録画予約装置100がユーザの所有している他の録画機能を持ったデジタル放送受信機などの記録装置であるレコーダ30に代替予約を行うシステムである。
【0075】
ここで、上記図8を参照して説明した検索処理により、録画予約装置100のアカウント「@TV」と、レコーダ30のアカウント「@Recorder」は互いのアカウントを登録した関係になっていることを前提とし、以下、処理の流れについて説明する。
【0076】
まず、ステップS552〜S562において、上記図9で説明したステップS532〜S546(オプション600に示す処理を含んでもよい)と同様に録画予約を行う。
【0077】
次いで、録画予約装置100の録画予約部147が録画予約を成功させると、ステップS564、S566、S580およびS582により、ユーザは録画予約装置100のアカウント「@TV」からの予約完了メッセージ43bを確認できる。
【0078】
次いで、録画予約装置100の録画予約部147が、日時の重複や記憶容量の不足により録画予約に失敗すると、ステップS568〜S574において、代替録画要求メッセージを送信する。レコーダ30は、「@TV」のアカウントを登録しているため、ステップS572において、サーバに自己のタイムラインを参照しにいくことで、ステップS574において、「@TV」からの代替録画要求メッセージ43cを取得する。
【0079】
なお、録画予約装置100は、上記代替録画要求メッセージの送信と同時に、録画ができない理由と共にレコーダ30に代替録画の要求をした旨のメッセージをサーバに送信してもよい。これにより、ユーザは携帯端末装置20で当該メッセージを取得し、代替録画の要求がされた旨を確認することができる。
【0080】
次いで、レコーダ30は、上述したようにメッセージの内容を解析することで録画予約の対象番組を特定し、ステップ576において、録画予約を行う。
【0081】
次いで、レコーダ30が録画予約を成功させると、ステップS577、S578、S580およびS584により、ユーザは録画予約装置100のアカウント「@Recorder」からの予約完了メッセージ43dを確認できる。
【0082】
また、「@TV」に「@USER」が登録されていることから、「@TV」のタイムライン上にも予約完了メッセージ43dが表示され、録画予約装置100は予約が完了したことを確認できる。
【0083】
以上説明した本実施形態による代替予約の処理は、ユーザが誤った録画予約装置へ録画予約の為のメッセージを送信した際にも使用できる。例えば、録画予約装置100には、CS放送の有料放送を受信する為の契約済みB−CASカードが挿入されていないが、録画予約装置のアカウント「@TV」に登録されているアカウント「@Recorder」を有するレコーダ30には、契約済みのB−CASカードが挿入されているとする。このとき、ユーザがCS放送で放送される有料放送の録画予約メッセージを「@TV」へ送ったとする。このメッセージを受け取った録画予約装置100は、上述した代替予約の処理により、「@Recorder」に代替予約を要求することで、ユーザの録画予約を取りこぼすことが無くなる。
【0084】
このように、録画予約機能を有する複数の装置を登録させている場合に、ユーザが録画予約のメッセージを外部サーバへ送信するだけで、複数の装置の連帯が図られ、録画予約の代替が可能となる。
【0085】
<4.第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態による録画予約システムについて図11および図12を参照して説明する。本実施形態による録画予約システムは、図11に示すように、ユーザが所有する携帯端末装置20aのアカウント「@User」に、他のユーザが所有する携帯端末装置20bのアカウント「@Friend」を登録する構成を有し、録画予約装置100(若しくはレコーダ30a)が、「@User」からのメッセージの他「@Friend」からのメッセージに基づき、録画予約を行うシステムである。録画予約装置100若しくはレコーダ30aは、「@User」のタイムライン上に表示されるよう登録されたアカウント「@Friend」から送信された予約に関するメッセージが現れた場合に、図9や図10に示して説明した録画予約の処理と同様に、メッセージ内容を解析して録画予約する。
【0086】
例えば、友人のアカウント「@Friend」を「@User」が登録しているとする。そして友人が所有している予約録画装置30bがアカウント「@RecorderB」を持っており、まず、ステップS702において、「@Friend」が「@RecorderB」にメッセージ送信によって録画を行う。
【0087】
次いで、ステップS706〜S708において、録画予約装置100が「@User」のタイムラインを監視することで、友人がレコーダ30bで何を録画予約しているかを「@User」のタイムライン上から知ることができる。次いで、録画予約装置100は、ステップS710〜S716(オプション620の処理を含む)において、録画予約を行う。
【0088】
なお、設定によっては、「@User」のタイムライン上に現れる全ての登録しているアカウントの予約メッセージを使用してもよいし、または、ユーザがあらかじめ指定した登録アカウントのメッセージのみを録画予約に使用してもよい。
【0089】
以上により、自分と興味関心が似ている人のアカウントを登録することで、自分が確認し忘れた番組でも、登録している誰かが予約録画や視聴をしている可能性が非常に高い。登録している人が、録画予約のメッセージを送信することが多くなれば、SNSを利用した自動録画機能となりうる
【0090】
<5.第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態による録画予約システムについて図13および図14を参照して説明する。本実施形態による録画予約システムは、図13に示すように、ユーザが所有する携帯端末装置20aのアカウント「@User」に、他のユーザが所有する携帯端末装置20cのアカウント「@FollowingA」を登録する構成を有する。ここで、「@FollowingA」のアカウントを有する他のユーザはテレビ主演等をするような著名人であり、ユーザは気になる著名人のアカウントを登録しておくことで、その著名人が出演する放送番組を自動的に録画予約することができる。
【0091】
例えば、「@FollowingA」のアカウントを有する著名人が、自身が出演するテレビ番組の告知のために、まず、ステップS722において、自分のアカウントを登録している者に向けて、出演番組の情報を含むメッセージを送信する。すると、「@User」のタイムライン上に当該メッセージが現れるので、ステップS726において、「@User」のタイムラインを定期的に監視している録画予約装置100は、ステップS728において、「@FollowingA」の番組告知情報を含むメッセージを取得し、ステップS730〜S736(オプション640の処理を含む)において、取得した番組告知情報を含むメッセージの内容を解析し、録画予約を行う。
【0092】
以上により、自分が興味ある著名人のアカウントを登録しておくことで、かかる著名人が出演する番組を自動的に録画予約するこができる。
【0093】
<6.まとめ>
以上説明したように、本発明の各実施形態にかかる録画予約装置100によれば、携帯端末装置20からサーバ40にメッセージを送信することで外出先からでも手軽に録画予約を行うことができる。
【0094】
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0095】
また、録画予約装置100に内蔵されるハードウェアを、上述した録画予約装置100の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
【符号の説明】
【0096】
20 携帯端末装置
30 レコーダ
40 サーバ
80 受信アンテナ
100 録画予約装置
110 通信部
120 コンテンツ取得部
140 制御部
142 表示制御部
143 アカウント設定部
144 解析部
145 詳細データ取得部
146 メッセージ生成部
147 録画予約部
160 表示装置
190 操作検出部
200 記憶部




【特許請求の範囲】
【請求項1】
登録された第1のアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、
前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、
前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、
を備える、録画予約装置。
【請求項2】
前記解析部により解析された録画予約情報では録画予約の対象が特定できない場合に、前記第1のアカウント宛の録画予約情報の追加を要求するメッセージを生成する生成部と、
前記生成部により生成したメッセージを前記サーバに送信する送信部と、
を備える、請求項1記載の録画予約装置。
【請求項3】
前記解析部により解析された録画予約情報では録画予約の対象が特定できない場合に、録画予約の詳細データを取得する取得部を備える、請求項1記載の録画予約装置。
【請求項4】
前記生成部は、前記録画予約部が記憶容量不足により予約できなかった場合に、代替録画を記録装置に要求する代替録画要求メッセージを生成し、
前記送信部は、前記生成した代替録画要求メッセージを前記サーバに送信する、請求項2記載の録画予約装置。
【請求項5】
前記受信部は、前記第1のアカウントに登録された第2のアカウントのメッセージを前記サーバから受信し、
前記解析部は、前記受信部により受信した前記第2のアカウントのメッセージの内容から録画予約情報を解析する、請求項1記載の録画予約装置。
【請求項6】
登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、
前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、
前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、を備える録画予約装置と、
各アカウントから入力されたメッセージを格納し、前記登録されたアカウントからのメッセージを前記録画予約装置に送信するサーバと、
を備える、録画予約システム。
【請求項7】
登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信するステップと、
前記受信するステップにより受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析するステップと、
前記解析するステップにより解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なうステップと、
を含む、録画予約方法。
【請求項8】
コンピュータを、
登録されたアカウントのメッセージをサーバから受信する受信部と、
前記受信部により受信したメッセージの内容から録画予約情報を解析する解析部と、
前記解析部により解析された録画予約情報に基づいて録画予約を行なう録画予約部と、
として機能させるための、プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2012−134689(P2012−134689A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−284000(P2010−284000)
【出願日】平成22年12月21日(2010.12.21)
【出願人】(598045058)株式会社サムスン横浜研究所 (294)
【Fターム(参考)】