説明

鍋吊り下げ収納台

【課題】従来の収納方法で必要とする鍋を取り出す際、流し台の下にある収納スペースを確認してなければ、脚立などを利用して上の棚の収納スペースを確認する。必要とする鍋があった場合、重ねていた上の鍋を取り出したり、その鍋が奥にある時は、手前の鍋を取り出したり無駄な動きと時間がかかります。また、高齢者が脚立などを使用する場合は、階段の踏み外しなどの危険性も考えられます。
本発明は、鍋やフライパンの収納、取り出しを容易にするための鍋吊り下げ収納台を提供する。
【解決手段】フック取付台を形成して小穴をあけ、小穴にフックを取り付ける。
レール式棒に切れ目を入れ溝を作る。その溝にフック取付台を挿入する。
脚部横棒に滑り止めゴムを取り付け、脚部横棒と脚部連結棒を脚部継ぎ手で連結する。支柱棒にネジ切りの中穴をあける。脚部継ぎ手に支柱棒を取り付ける。支柱棒の穴に高さ調整棒を挿着して中穴に高さ調整ネジを取り付ける。高さ調整棒の上部にレール式棒継ぎ手を取り付けレール式棒と連結させたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍋やフライパンの収納、取り出しを容易にするための収納台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、鍋やフライパンは、流し台の下にある収納スペースや流し台の上にある棚の収納スペースに重ねて収納していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【特許文献2】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】
【非特許文献2】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の収納方法で必要とする鍋を取り出す際、流し台の下にある収納スペースを確認してなければ、脚立などを利用して上の棚の収納スペースを確認する。
必要とする鍋があった場合、重ねていた上の鍋を取り出したり、その鍋が奥にある時は、手前の鍋を取り出したり無駄な動きと時間がかかります。
また、高齢者が脚立などを使用する場合は、階段の踏み外しなどの危険性も考えられます。
本発明は、以上の問題点を解決する為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
フック取付台を形成して小穴をあけ、小穴にフックを取り付ける。
レール式棒に切れ目を入れ溝を作る。その溝にフック取付台を挿入する。
脚部横棒に滑り止めゴムを取り付け、脚部横棒と脚部連結棒を脚部継ぎ手で連結する。支柱棒にネジ切りの中穴をあける。脚部継ぎ手に支柱棒を取り付ける。支柱棒の穴に高さ調整棒を挿着して中穴に高さ調整ネジを取り付ける。高さ調整棒の上部にレール式棒継ぎ手を取り付けレール式棒と連結させる。以上の構成よりなる鍋吊り下げ収納台。
【発明の効果】
【0007】
キッチン台の上に鍋吊り下げ収納台を設置して鍋やフライパンの取っ手の穴を利用し収納台のフックに引っ掛ける。この収納方法により鍋やフライパンの取り出し・収納が容易になり無駄な動きと時間がかからなくなる。
また、高齢者の脚立での作業が少なくなるので危険性から回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明のレール棒に取り付けた状態の側面図
【図3】本発明の斜視図
【図4】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)フック取付台(1)を形成して小穴(3)をあけ、小穴(3)にフック(2)を取り付ける。
(ロ)レール式棒(12)に切れ目を入れ溝(13)を作る。その溝(13)にフック取付台(1)を挿入する。
(ハ)脚部横棒(4)に滑り止めゴム(5)を取り付け、脚部横棒(4)と脚部連結棒(7)を脚部継ぎ手(6)で連結する。
(ニ)支柱棒(8)にネジ切りの中穴(11)をあけ、その支柱棒(8)と脚部継ぎ手(6)で連結する。
(ホ)支柱棒(8)の穴に高さ調整棒(9)を挿着して中穴(11)に高さ調整ネジ(10)を取り付ける。
(ヘ)高さ調整棒(9)の上部にレール式棒継ぎ手(14)を取り付けレール式棒(12)と連結させる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、使い勝手の良い場所に設置する。例えば、キッチン台の上などの見えやすい場所に設置する。鍋やフライパンが多い場合は使用頻度の高い鍋やフライパンを選択する。選択した鍋やフライパンの取っ手の穴を利用し鍋吊り下げ収納台のフック(2)に引っ掛ける。鍋やフライパンが脚部連結棒(7)に干渉する場合は高さ調整ネジ(10)を緩め、高さ調整棒(9)を引き上げ高さ調整を行い高さ調整ネジ(10)を締める。
【符号の説明】
【0010】
1 フック取付台
2 フック
3 小穴
4 脚部横棒
5 滑り止めゴム
6 脚部継ぎ手
7 脚部連結棒
8 支柱棒、
9 高さ調整棒
10 高さ調整ネジ
11 中穴、
12 レール式棒
13 溝
14 レール式棒継ぎ手
A 吊り下げ収納台
B 鍋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フック取付台を形成し小穴をあけ、小穴にフックを取り付け、別途設けた吊り下げ収納台のレール式棒に切れ目を入れ溝を作り、その溝にフック取付台を挿入し、脚部横棒に滑り止めゴムを取り付け、脚部横棒と脚部連結棒を脚部継ぎ手で連結し、支柱棒にネジ切りの中穴をあけ、脚部継ぎ手に支柱棒を取り付け、支柱棒の穴に高さ調整棒を挿着し、中穴に高さ調整ネジを取り付けた後、高さ調整棒の上部にレール式棒継ぎ手を取り付けレール式棒と連結した鍋吊り下げ収納台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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