説明

開閉扉付ぱちんこ玉箱及び開閉扉付回胴式遊技専用メダル箱

【課題】ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱からぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを集計機に投入する際、力を必要とする持ち上げ・傾けのニ工程作業を、持ち上げだけの一工程にすることにより、大幅な労働力低減を実現する。
【解決手段】ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱1の側面に開閉式扉3を設置し、ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを集計機投入口に少ない労力で投入できる工夫を施す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱からぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルをぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダル集計機に投入する際、最小限の労力で済むぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱である。
【背景技術】
【0002】
従来のぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱は、専用箱と言っても他の用途に使われる箱と何ら変わらず、ぱちんこ玉専用箱及び回胴式遊技専用メダル箱とは言いにくい。現在見受けられるぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱は、プラスチック製から木製まで多種多様の箱があるが、どれもぱちんこ玉集計機及び回胴式遊技専用メダル集計機にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入する際の工夫が見られない。遊技場での労働力は、男女問わず女性の労働者も多い。力を要する作業も女性労働者は、業務を遂行しなければならない現状がある。その理由は集計機にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入する際、一箱満杯の重さはぱちんこ玉箱と回胴式遊技専用メダル箱では違うが、おおよそ4〜7キログラムの重量になる。満杯のぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱を集計機まで運ぶ場合でも、専用台車に多い場合は10箱以上運ぶことになる。集計機の投入口の高さは、地面から約90センチの高さにあり、多くの満杯の箱を重ねた台車から一箱ずつ集計機の投入口に箱を持ち上げる場合、一番底の箱は台車の荷台約10センチ前後の高さから、ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱を集計機投入口の高さ90センチまで約4〜7キログラムの箱を持ち上げなければならない。さらに箱を傾け集計機の投入口にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入しなければならない動作を、終日何度となく繰り返すことは、男性に比べ力の弱い女性労働者の腰及び肩に多くの負担をかけ痛めてしまう事が多々見受けられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱からぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを集計機投入口に投入する動作は、ニ工程(持ち上げ・傾け)の作業が必要であったが、一工程に低減できれば少ない労力で済み女性労働者に優しい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱から集計機投入口にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入する場合、従来の満杯(4〜7キログラム)になった箱を傾けるのではなく、箱の側面に開閉式の扉を設置し扉を開ければ箱を傾けることなく集計機投入口にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入できる。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱の側面に開閉式扉を設置することにより、持ち上げる作業だけで傾ける作業が省ける。男性より力は弱く身長の低い女性でも、大幅な作業低減並びに腰痛などの理由により離職する女性労働者を低減できる効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱の側面に開閉式の扉を設置する。
(ロ)開閉式の扉部は、集計機のぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダル投入口にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルと投入する際、箱の扉部の側面からぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルが横漏れしないよう工夫を施す。
(ハ)ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダル箱の底面に傾斜を付け、ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを開閉式扉へ誘導できる工夫をする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の上面図
【図3】本発明の側面図
【図4】本発明の正面図
【符号の説明】
【0008】
(1)ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱、(2)ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダル、(3)開閉式扉、(4)ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダル横漏れ防止工夫部、(5)傾斜した底面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱は、満杯で約4〜7キログラムの集積能力がある。満杯になったぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱から集計機にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入する場合、この専用箱を人力にて持ち上げ、さらに傾けなければ投入できない。女性労働者にはニ工程(持ち上げ・傾け)の作業は大変な労力を要する為、専用箱を傾けず投入できる開閉式扉をぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱の側面に設置する。
【請求項2】
ぱちんこ玉箱及び回胴式遊技専用メダル箱の側面に開閉式の扉を設置するが、集計機にぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを投入する際、専用箱の扉部に横漏れ防止する為の工夫を施す。
【請求項3】
ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルを専用箱から集計機に投入する場合、満杯で4〜7キログラムある専用箱を傾けず容易に投入できるよう専用箱の側面に開閉式の扉を設置するが、ぱちんこ玉及び回胴式遊技専用メダルがスムーズに開閉式扉に向かうよう専用箱の底面に傾斜を付ける。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−93383(P2008−93383A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−302108(P2006−302108)
【出願日】平成18年10月10日(2006.10.10)
【出願人】(506372715)
【Fターム(参考)】