説明

防犯用伸縮自在棒

【課題】屋内、もしくは天井と床面の間が有る場所に簡単に防犯機器を取付ける事が出来、移動及び移設が簡易に出来る構造を有し、インテリアとしても利用可能な防犯用伸縮自在棒を提供する。
【解決手段】伸縮棒(Z)の上部に防犯機器用スペンサー(a1)を設置する事であらゆる簡易防犯機器を取付ける事が出来る。伸縮棒(Z)の取付け設置を行う天井から床面の高さより若干長く伸縮部(007)を伸ばしバネ式伸縮部(004)により、天井から床面の間に、伸縮棒(Z)を強固に固定する事が出来る。以上の事より防犯機器を取付けられる事が出来、移動及び設置が簡易になる。尚、前記伸縮棒(Z)に造花による装飾を行う事により、インテリアとしても利用可能な防犯用伸縮自在棒を提供することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防犯用機器などを簡易に伸縮棒により、天井と床面が有る所に、取付ける事の出来る防犯用伸縮自在棒。
【背景技術】
【0002】
従来の防犯機器は壁面、又は天井等に取り付け、設置するものである。壁面、天井に取り付ける場合、取付け箇所に傷が付いてしまい、アパート、マンションといった借家では、取り付け出来ないケースがある。又、取付けた場合においても、引越し等を行う際、壁面や天井に付いた傷を、保障しなければならない。又従来の防犯機器設置においては、一度取付けを行うと、機器の場所を移動させたい場合においても、専門業者に依頼しなければならない。従来の防犯機器の設置は、取り付けにコストが掛かる上、取り付け不可能な場合や移設にもコストが掛かる。以上の事から天井に、設置傷を付ける事無く、簡易に取付けが出来、簡易に移設を行う事の構造を有す防犯機器が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上の点に鑑み防犯機器取付けにより、壁、天井への傷を作らず、簡易に取付けが可能で、移設を行う際にも工事不要の構造を備え、低コストで設置が出来る、防犯用伸縮自在棒を、提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決する為、本発明防犯用伸縮自在棒は、1本の伸縮棒に防犯機器用スペンサーを取付ける事で、伸縮棒に防犯機器を取付ける事を可能にした。前記伸縮棒は、天井に固定する為の、天井パット(001)、床面を固定する為の(005)床面パット、伸縮自在な構造を備えた(a1)の伸縮部、伸縮した位置を固定する為の伸縮部固定ノブ(002)、固定設置の為のバネ式伸縮部(004)、軽量のカバンや、手荷物を引っ掛けておく事の出来るフック(003)、伸縮部(007)に設置された防犯機器用スペンサー(a1)を備え、伸縮棒に造花(006)を巻き付ける事で、インテリアとしても利用可能とした、本発明の防犯用伸縮自在棒。
【0005】
前記防犯用伸縮自在棒の、天井パット(001)及び、床面パット(005)には、ウレタン素材を使用しており、設置する場所に傷を付ける事無く、天井と床面の間を固定する事を可能とした。
【0006】
前記防犯用伸縮自在棒の伸縮部(a1)及び、バネ式伸縮部(005)により天井と床面の間を固定する事が出来る為、簡易に設置、又は移設する事を可能とした。
【0007】
前記防犯用伸縮自在棒上部に、防犯用スペンサーを取付ける事により、簡易に設置又は移設出来、壁面、天井に傷を付ける事無く、防犯機器を取付ける事を可能とした。
【発明の効果】
【0008】
請求項1〜3に記載の発明は、壁面、天井、床面に傷つける事無く、防犯機器を簡易に取付ける事が出来、前記防犯機器の移設も、簡易に出来る構造を備えた、本発明の防犯用伸縮自在棒。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の防犯用伸縮自在棒を図1に示す。
本発明に係る防犯用伸縮自在棒は、天井と床面間の高さに合わせる事の出来る(007)の伸縮部、防犯機器を取付ける事の出来る(a1)の防犯機器用スペンサー、天井接触部を保護する天井パット(001)、床面接触部を保護する床面パット(005)、伸縮部(007)を固定する為の伸縮部固定ノブ(002)、軽量のカバンや手荷物を引っ掛ける事の出来るフック(003)、(Z)の伸縮棒を天井と床面に強固に固定する為のバネ式伸縮部(004)伸縮棒(Z)をインテリアとして利用可能にする為の造花(006)からなっている。
【0010】
「実施形態の効果」
この実地形態によれば、伸縮棒(Z)の上部に取付けられた防犯機器用スペンサー(a1)により伸縮棒(Z)に簡易に防犯機器を取付ける事が出来、伸縮部(007)及びバネ式伸縮部(004)により簡易に設置及び移設が出来、天井パット(007)及び床面パット(005)により天井及び床面に傷を付ける事無く設置出来、造花(006)によりインテリアとしても利用可能になる。以上の事より設置及び移設が低コストで簡易に行え、天井、床面等に傷が付かずインテリアとしても利用可能な本発明の防犯用伸縮自在棒になっている。
【0011】
「他の実施形態」
図1の実地形態は防犯機器を取付けるスペンサー(a1)を備えていたが、取付ける機器は防犯機器でなくとも良い。簡易火災報知機やフラッシュライト等でも取り付ける事が可能となっている。
【0012】
図2の実地形態は、図1の防犯用伸縮自在棒を横向きに設置した図である。
天井及び床面に取付けるのが困難な場合、両側に壁のある場所に前記示したように、天井と床面に本発明の防犯用伸縮自在棒を固定する方法と同じ方法により、両側面に取り付ける事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実地例1を示す図である。
【図2】本発明の実地例2を示す図である。
【符号の説明】
【0014】
(001)天井パット
(002)伸縮部固定ノブ
(003)フック
(004)バネ式伸縮部
(005)床面パット
(006)造花
(007)伸縮部
(a1) 防犯機器用スペンサー
(Z) 伸縮棒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内、もしくは天井と床が有る場所に簡単に防犯用機器を取付ける事が出来、移動及び、設置が簡単に出来る構造を有し、インテリアとしても効果のある、防犯用伸縮自在棒。
【請求項2】
請求項1記載の防犯用伸縮自在棒は、天井に固定する為の天井パット(001)、床面を固定する為の(005)床面パット、伸縮自在な構造を備えた(a1)の伸縮部、伸縮した位置を固定する為の、伸縮部固定ノブ(002)、固定設置の為のバネ式伸縮部(004)、軽量のカバンや手荷物を引っ掛けておく事の出来るフック(003)、前記防犯用伸縮自在棒の上部に、設置された、防犯用機器取付けスペーサー(a1)を備えた請求項1の防犯用伸縮自在棒。
【請求項3】
前記請求項1〜2記載の防犯用伸縮自在棒は、造花(006)を巻き付ける事により室内外のインテリアとしても利用する事の出来る、請求項1〜2記載の防犯用伸縮自在棒。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−102889(P2008−102889A)
【公開日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−309681(P2006−309681)
【出願日】平成18年10月17日(2006.10.17)
【出願人】(504350050)有限会社テックオカザキ (6)
【Fターム(参考)】