説明

電動工具用収納ケース

【課題】外蓋のヒンジ部の寿命を延ばして外蓋の耐久性を向上させる。
【解決手段】電動工具を収納可能な収納部4を内設して上面を開口する本体2と、その本体2と一端縁同士がヒンジ結合され、上面に副収納部21を凹設した蓋体3と、蓋体3と一端縁同士がヒンジ結合されて副収納部21を開閉可能で、他端縁が蓋体3に係脱可能な外蓋22とを備える電動工具用収納ケース1であって、本体2と蓋体3とを軸9によってヒンジ結合すると共に、外蓋22の後端に設けた外蓋側ヒンジ部29も同じ軸9によって蓋体3とヒンジ結合した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インパクトドライバ等の電動工具とその付属品とを収納するための電動工具用収納ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
インパクトドライバ等の電動工具においては、電動工具自体に加えて、交換用のビット(先端工具)や充電式である場合のバッテリーパック及び充電器といった付属品を一纏めにして電動工具用収納ケースに収納し、これらを同時に運搬及び保管できるようにしたものが知られている。この電動工具用収納ケースとして、特許文献1には、電動工具本機等を収納する四角箱状の本体に、同形状の蓋体を一端縁同士でヒンジ結合して他端縁同士に設けたラッチによって結合及びその解除を可能とする一方、蓋体の外面に、ビット等の小物を収納する副収納部を形成すると共に、その副収納部を開閉する外蓋(小蓋)をヒンジ結合したものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−314221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の電動工具用収納ケースにおいては、副収納部を開閉する外蓋のヒンジ結合は、外蓋の端縁に薄肉部を介して折り曲げ可能に一体形成されるヒンジ部を、蓋体に凹設した差込部に差し込んで係止させる構造であるため、外蓋の耐久性が低く、開閉の繰り返しによってヒンジ部が疲労して破損するおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、外蓋のヒンジ部の寿命を延ばして外蓋の耐久性を向上させることができる電動工具用収納ケースを提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、本体と蓋体とを軸によってヒンジ結合すると共に、外蓋も当該軸によって蓋体とヒンジ結合したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、蓋体を、本体の開口の閉塞状態で当該開口よりも外面が上方に位置する箱状とすると共に、外蓋に、副収納部の閉塞状態で蓋体の周面を覆う延設部を延設したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、本体に、開口の閉塞状態で蓋体に係止して蓋体をロック可能なラッチを設ける一方、外蓋に、開口及び副収納部の閉塞状態でラッチが係止可能な被係止部を延設して、ラッチにより、蓋体と外蓋とを同時にロック可能としたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、本体と蓋体とをヒンジ結合する軸によって外蓋もヒンジ結合されるので、外蓋のヒンジ部の寿命を延ばして外蓋の耐久性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、副収納部への雨水等の浸入を好適に防止して防水性や防塵性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、蓋体をロックするラッチによって外蓋もロック可能としたことで、外蓋の開閉を繰り返すことで外蓋の閉塞用の係止部分に摩耗が生じても、外蓋を確実に閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】電動工具用収納ケースの斜視図(外蓋を開いた状態)である。
【図2】電動工具用収納ケースの平面図である。
【図3】電動工具用収納ケースの正面図である。
【図4】電動工具用収納ケースの左側面図である。
【図5】電動工具用収納ケースのラッチ部分における縦断面図である。
【図6】変更例の電動工具用収納ケースの斜視図である。
【図7】変更例の電動工具用収納ケースの蓋体及び外蓋を開いた状態の斜視図である(分割突起15Bは使用位置)。
【図8】変更例の電動工具用収納ケースの蓋体及び外蓋を開いた状態の斜視図である(分割突起15Bは非使用位置)。
【図9】変更例の電動工具用収納ケースのラッチ部分における縦断面図である(分割突起15Bは使用位置)。
【図10】変更例の電動工具用収納ケースのラッチ部分における縦断面図である(分割突起15Bは非使用位置)。
【図11】変更例の電動工具用収納ケースの蓋体及び外蓋を開いた状態の斜視図である。
【図12】変更例の電動工具用収納ケースのラッチ部分における縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具用収納ケース(以下単に「収納ケース」という。)の斜視図で、収納ケース1は、上面が開口する深底で矩形状の本体2と、その本体2と同じ矩形状で下面が開口する浅底の蓋体3とを備えた合成樹脂製で、本体2内には、図示しない充電式インパクトドライバ等の電動工具本機やバッテリーパック、充電器等を収容する収納部4(図5に図示)が形成されている。この本体2の開口際と蓋体3の開口際とには、周面よりも外側へ張り出す帯状の張出部5,6がそれぞれ形成されて、各張出部5,6の後方側(図1の左下側、図2の下側を前方とする。)の端縁には、図2,4に示すように、本体側ヒンジ部7,7・・と蓋体側ヒンジ部8,8・・とがそれぞれ左右方向へ交互に並ぶように突設されている。両ヒンジ部7,8は、交互に貫通する左右方向の軸9によって互いに回転可能に結合されている。
【0010】
なお、本体2と蓋体3とのそれぞれの張出部5,6は、蓋体3を閉じた状態で全周同士が互いに当接するようになっており、本体2側の張出部5の当接面には、図5に示すように、全周に亘って内側溝10が凹設される一方、蓋体3側の張出部6の当接面には、内側溝10よりも外側に位置する外側溝11が凹設されて、張出部5,6同士の当接状態では、両溝10,11の凹凸が互いに噛み合って張出部5,6間をシールするようになっている。
【0011】
一方、本体2と蓋体3との前端縁同士は、左右一対のラッチ12,12によって結合とその解除とが可能となっている。このラッチ12は、いわゆるパッチン錠と称されるもので、ここでは本体2の開口際に、レバー板13の上端が回転可能に軸着されて、そのレバー板13に、フック板14の下端が回転可能に軸着されている。よって、フック板14の上端を蓋体3の開口際に設けた突起15に係止させた状態で、レバー板13を本体2の前面に沿うように下向きに倒すと、蓋体3が本体2を閉じた状態で結合される。結合の解除は逆にフック板14の下端を手前に引き起こしてフック板14の係止を解除することで行われる。
【0012】
16は、ラッチ12,12の間で本体2に設けられたハンドルで、ロック状態のラッチ12よりも前方へ突出する左右一対の下突起17,17に両端が回転可能に連結されて、ハンドル16を本体2の前面側へ倒した状態では、下突起17,17の前面よりも前方へ突出しないようになっている。下突起17には、倒したハンドル16の端部の外側に位置する上下方向の凸条18がそれぞれ連設されている。
また、蓋体3の前面には、蓋体3を閉じた状態で本体2の下突起17,17に連続する左右一対の上突起19,19が突設されて、上突起19,19の間には、一対の係止突起20,20が突設されている。
【0013】
そして、蓋体3の上面には、ビット等の小物を収容する副収納部21が、複数のスペースに区画された状態で凹設されており、蓋体3には、その副収納部21の上面を開閉する外蓋22が設けられている。この外蓋22は、副収納部21を含む蓋体3の上面を覆う矩形状の上板部23と、その上板部23の四辺にそれぞれ延設され、張出部6を除いて蓋体3の前後左右の周面を覆う延設部24,25・・とからなる矩形の皿状で、前側の延設部24には、外蓋22を閉じた状態で蓋体3の上突起19,19に嵌合する嵌合部28,28が形成され、嵌合部28,28の間には、外蓋22を閉じた状態で蓋体3の係止突起20,20に弾性係止する図示しない係止凹部が形成されている。
【0014】
また、外蓋22における後側の延設部25には、本体側ヒンジ部7と蓋体側ヒンジ部8との間に位置する外蓋側ヒンジ部29,29・・が突設されている。この外蓋側ヒンジ部29は、本体2と蓋体3とをヒンジ結合する軸9に貫通されて、軸9を中心に回転可能に軸着されている。これにより本体2と蓋体3と外蓋22とは、共通する軸9によって同時にヒンジ結合されることになる。
【0015】
以上の如く構成された収納ケース1においては、蓋体3に対して外蓋22を閉じた状態では、副収納部21を含む蓋体3の上面が上板部23によって覆われると共に、蓋体3の前後左右の周面も延設部24〜27によって覆われる。よって、雨水等が上板部23にかかったりしても、そのまま延設部24〜27の外面を伝って下方へ流れ落ちるため、副収納部21へ雨水が浸入するおそれはない。また、副収納部21への塵埃等の侵入も生じにくい。
【0016】
一方、副収納部21に小物を出し入れするために外蓋22を開ける際には、嵌合部28,28を手で把持する等して外蓋22の前端縁を上方へ引っ張ると、図1に示すように、軸9を中心に外蓋22が上方へ回転して副収納部21を開放することができる。この開放状態では、副収納部21を含む蓋体3の上面全体が露出されるため、小物の出し入れに外蓋22が邪魔になることがない。また、外蓋22も軸9によってヒンジ結合されているため、高い耐久性が得られ、開閉を繰り返しても破損のおそれは少なくなる。
【0017】
このように、上記形態の収納ケース1によれば、本体2と蓋体3とを軸9によってヒンジ結合すると共に、外蓋22も同じ軸9によって蓋体3とヒンジ結合したことで、外蓋側ヒンジ部29の寿命を延ばして外蓋22の耐久性を向上させることができる。
特にここでは、蓋体3を、本体2の開口の閉塞状態で当該開口よりも外面が上方に位置する箱状とすると共に、外蓋22に、副収納部21の閉塞状態で蓋体3の周面を覆う延設部24〜27を延設したことで、副収納部21への雨水等の浸入を好適に防止して防水性や防塵性を向上させることができる。
【0018】
なお、本体と蓋体と外蓋との各ヒンジ部の形態や数、位置は上記形態に限らず、共通の軸で同時にヒンジ結合可能であれば適宜変更可能である。また、上記形態では一本の軸で3部材をヒンジ結合しているが、3部材を同時にヒンジ結合可能であれば、左右一対の軸に分けてそれぞれの軸で3部材のヒンジ部を軸着してもよい。
さらに、延設部も、上記形態よりも短くしたり、蓋体の全周面でなく例えば前後面等の一部にのみ設けたり、延設部を省略したりしても差し支えない。
【0019】
そして、本体と蓋体との形状も、矩形状でなく正方形状、台形状等の他の形状としたり、蓋体を箱状とせず板状としたりすることもできる。
また、本体や蓋体の他の構造も上記形態に限らず、ラッチやハンドルの形状及びその数や配置等も適宜変更して差し支えない。
【0020】
一方、上記形態では、外蓋22の閉塞を、外蓋22の裏面に設けた係止凹部を蓋体3の係止突起20,20に弾性係止させて行っているが、外蓋22の開閉を繰り返すと、係止凹部や係止突起20に摩耗が生じて外蓋22の閉塞が確実に行えず、不意に外蓋22が開いてしまうおそれがある。そこで、このようなおそれを解消できる変更例を以下に説明する。
図6,7に示す収納ケース1Aにおいては、ラッチ12のフック板14を係止させる左右の突起15,15を、それぞれ正面から見て左右に二分割して、一方の分割突起15A,15Aを蓋体3に設ける一方、他方の分割突起15B,15Bを、外蓋22の延設部24の前端に設けている。
【0021】
外蓋22に設けられる被係止部としての分割突起15B,15Bは、延設部24との前端と薄肉ヒンジ30によって連結されている。よって、各分割突起15Bは、薄肉ヒンジ30を中心として、図7に示すように、延設部24から前方へ突出する使用位置と、図8に示すように、延設部24の内側に後退して外蓋22から前方へ突出しない非使用位置との間で回転可能となる。延設部24の内面には、図9に示すように、分割突起15Bの側面と平行な係止板31が設けられて、分割突起15Bを非使用位置へ移動させた際には、分割突起15Bの側面に設けた保持突起33が、係止板31に設けた係止孔32へ弾性的に係止して、分割突起15Bが非使用位置で保持されるようになっている。なお、薄肉ヒンジ30が設けられる延設部24の下端面には、分割突起15Bとの干渉を回避して非使用位置への回転を許容する傾斜面34が形成され、蓋体3の前面には、外蓋22を閉じた際に非使用位置の分割突起15Bと係止板31との干渉を防ぐ縦溝35,35が設けられている。
【0022】
よって、この変更例においては、分割突起15Bを使用位置へ突出させた状態で、蓋体3と共に外蓋22を閉じて副収納部21を閉塞すると、本体2の開口際から前方へ突設されてレバー板13が軸着される受け台36上に、蓋体3の分割突起15Aと外蓋22の分割突起15Bとが左右に並んだ状態で載置される。この状態でフック板14の上端を両分割突起15A,15Bに跨って係止させてレバー板13を下向きに倒すと、図9に示すように、蓋体3が本体2の開口を閉塞した状態でロックされると共に、外蓋22も副収納部21を閉塞した状態でロックされる。すなわち、ラッチ12によって蓋体3と外蓋22とが同時にロックされることになる。
【0023】
このように、外蓋22に、本体2の開口及び副収納部21の閉塞状態でラッチ12が係止可能な分割突起15Bを延設して、ラッチ12により、蓋体3と外蓋22とを同時にロック可能としたことで、外蓋22の開閉を繰り返して外蓋22の閉塞用の係止部分である係止凹部や係止突起20に摩耗が生じても、外蓋22を確実に閉塞することができる。
但し、分割突起15Bをラッチ12でロックすると、ラッチ12を解除しないと外蓋22を開けることができないため、蓋体3のロックはそのままで外蓋22のみを単独で開閉したい場合は、図8,10に示すように、分割突起15Bを非使用位置へ収納しておけばよい。このようにすれば、蓋体3の分割突起15A,15Aのみがラッチ12でロックされ、外蓋22は単独で開閉可能となる。使用位置へ戻す際には分割突起15Bを前方へ回転させる方向へ力を加えると、保持突起33が係止孔32から外れてそのまま分割突起15Bを前方へ引き出し可能となる。
【0024】
なお、この変更例において、分割突起15A,15Bは左右同じ形状とする必要はなく、例えば外蓋22側の分割突起15Bを蓋体3側の分割突起15Aよりも左右幅を小さくする等したりしても差し支えない。また、二分割に限らず、例えば一方の分割突起を間隔をおいて一対設け、他方の分割突起を一方の分割突起の間に嵌合させることもできる。さらに、蓋体3をロックした状態での外蓋22の単独開閉が不要であれば、分割突起15Bを回転可能に設けずに延設部24からの突出状態のままで形成してもよい。
【0025】
一方、突起15を左右に二分割する場合に限らず、図11に示す収納ケース1Bのように、突起15を上下に二分割して、一方の分割突起15A,15Aを蓋体3に設ける一方、被係止部となる他方の分割突起15B,15Bを外蓋22の延設部24の前端に設けるようにしてもよい。この場合、蓋体3と外蓋22とを閉じると、受け台36上に、蓋体3の分割突起15Aと外蓋22の分割突起15Bとが上下に並んで突起15が形成される。この状態でフック板14の上端を上側の分割突起15Bに係止させてレバー板13を下向きに倒すと、図12に示すように、蓋体3と外蓋22とがそれぞれ閉じた状態でラッチ12によって同時にロックされる。
なお、上記各変更例では、蓋体側の突起を二分割して外蓋側の被係止部を形成するようにしているが、ラッチの形状等によっては、蓋体側の突起をそのままにして外蓋側にラッチが係止可能な被係止部を突起に沿って延設したりしてもよい。
【符号の説明】
【0026】
1,1A,1B・・電動工具用収納ケース、2・・本体、3・・蓋体、4・・収納部、7・・本体側ヒンジ部、8・・蓋体側ヒンジ部、9・・軸、12・・ラッチ、15・・突起、15A,15B・・分割突起、16・・ハンドル、21・・副収納部、22・・外蓋、23・・上板部、24〜27・・延設部、29・・外蓋側ヒンジ部、30・・薄肉ヒンジ、31・・係止板、32・・係止孔、33・・保持突起、36・・受け台。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動工具を収納可能な収納部を内設して上面を開口する本体と、その本体と一端縁同士がヒンジ結合され、前記開口の閉塞状態で上側となる外面に副収納部を凹設した蓋体と、その蓋体と一端縁同士がヒンジ結合されて前記副収納部を開閉可能で、他端縁が前記蓋体に係脱可能な外蓋とを備える電動工具用収納ケースであって、
前記本体と蓋体とを軸によってヒンジ結合すると共に、前記外蓋も前記軸によって前記蓋体とヒンジ結合したことを特徴とする電動工具用収納ケース。
【請求項2】
前記蓋体を、前記開口の閉塞状態で前記開口よりも前記外面が上方に位置する箱状とすると共に、前記外蓋に、前記副収納部の閉塞状態で前記蓋体の周面を覆う延設部を延設したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具用収納ケース。
【請求項3】
前記本体に、前記開口の閉塞状態で前記蓋体に係止して前記蓋体をロック可能なラッチを設ける一方、前記外蓋に、前記開口及び前記副収納部の閉塞状態で前記ラッチが係止可能な被係止部を延設して、前記ラッチにより、前記蓋体と前記外蓋とを同時にロック可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具用収納ケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−250339(P2012−250339A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−169526(P2011−169526)
【出願日】平成23年8月2日(2011.8.2)
【出願人】(000137292)株式会社マキタ (1,210)
【Fターム(参考)】