説明

電動昇降吊戸棚

【課題】食器乾燥器等の電動昇降吊戸棚において、操作性の向上、水濡れ等に対する静電対策の強化、設置時等の安全性および外観の向上等を図る。
【解決手段】建物上部に電動式昇降機構によって昇降するキャビネットを設け、このキャビネットの前面側に上端を支点として開閉する扉3を配置した電動昇降吊戸棚であり、電動式昇降機構を操作するための操作部として、扉における支点と反対の側に配置された昇降操作用の上側スイッチ38と、昇降棚の下部に配置された昇降操作用の下側スイッチ37と備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器収納庫等として適用される電動昇降吊戸棚に係り、特に操作性の向上、水濡れ等に対する静電対策の強化、設置時の安全性および外観の向上等を図った電動昇降吊戸棚に関する。
【背景技術】
【0002】
電動昇降吊戸棚は、例えばシステムキッチンのシンク上方の天井側空間等に設置し、この空間を有効利用してキャビネットを昇降する構成のものであり、これまで種々の提案がなされている。
【0003】
例えば、キャビネットの前面に開閉扉を設けて上昇時に扉を閉動させ、下降時に扉を開動作させる構成(例えば特許文献1等参照)、あるいはキャビネットの前面を垂直壁として上下方向に昇降する構成(例えば特許文献2等参照)等が知られている。
【0004】
なお、電動昇降吊戸棚としては種々の乾燥用の熱源や温風供給用駆動部等の電源操作用スイッチ類、昇降するキャビネットの移動、停止、方向選択等の動作制御用操作部を必要とする。この場合、キャビネットは調理台やシンクの上方に配置され、キャビネットの下方には種々の道具や機材、食材が置かれたり、水等が使用される環境であるため、キャビネットまたはキャビネットに付属したハンドル等にスイッチ類や操作部が設けられることが多い。
【0005】
頻繁に使用されるキッチン等においては、調理器具や食器類その他多くの器具等を収納できるように、形状や構成等の種類について工夫が施されている。近年の建物においては、室内の美観等についても各種デザインが施される等、建物内各所の居住空間に配慮が払われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−119019号公報
【特許文献2】特開2005−21303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように、電動昇降吊戸棚については水等が使用される環境であるため、キャビネットまたはキャビネットに付属したハンドル等にスイッチ類や操作部が設けられることが多く、キャビネット自体が移動機器であるため、これと一体的に移動するスイッチ類は一般に操作し難く、それ自体が誤動作の要因となる場合がある。
【0008】
また、電動昇降吊戸棚の操作については、使用者によってはスイッチ類が操作用スイッチ等の大きさや配置、あるいは一時停止機能を含む場合があり、機能性をスイッチ数の配列等によっては誤操作する可能性が含まれる場合も考えられる。
【0009】
なお、従来の電動昇降吊戸棚においては、設置作業時等の待機時に建物の床面上に載置させる場合、下方部位に操作部等を設けると、床等との接触により破損等を生じることがある。
【0010】
さらに、電動昇降吊戸棚はキッチン等の室内天井側に配置され、目に付き易いため、大きさや形状によっては、動作部分の構成により圧迫感が生じることもある。
【0011】
また、棚の昇降動作を行う際にスイッチのオン、オフ操作等に要する動作範囲が広いと使用者の手動によるスイッチ操作が多くなる場合や、逆にスイッチ類が分散配置とされてコンパクト化に反する場合もある。また、乾燥室内において蒸気、水等の水分は電気的な構成部品等への侵入により、誤動作の原因になることもある。さらに、美観を備えること、また違和感や迫感が少いことも望ましい。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、棚の昇降動作を行う場合にスイッチのオン、オフ操作等に要する動作が少なくて済み、操作性に優れた電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【0013】
また、スイッチ類をコンパクトな配置にすることができ、利用者が余分な操作を行う必要もなく、容易に操作が行える操作性に優れた電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【0014】
また、設置作業時に建物の床面上に載置させる場合に、部品衝突や過荷重等により破損等を生じる虞がなく、構造部の破損防止機能を向上することができる電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【0015】
さらに、電動スイッチ類の操作性向上が図れると同時に、水濡れ等による誤動作の防止等も確実に図れ、安全性も十分に確保できる電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は上記事情等を考慮してなされたものであり、建物上部に電動式昇降機構によって昇降するキャビネットを設け、このキャビネットの前面側に上端を支点として開閉する扉を配置した電動昇降吊戸棚であって、前記電動式昇降機構を操作するための操作部として、前記扉における前記支点と反対の側に配置された昇降操作用の上側スイッチと、前記昇降棚の下部に配置された昇降操作用の下側スイッチとを備えたことを特徴とする電動昇降吊戸棚を提供する。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、電動式昇降機構を操作するための操作部として、扉における支点と反対の側に配置された昇降操作用の上側スイッチと、昇降棚の下部に配置された昇降操作用の下側スイッチとを備える構成としたことにより、棚の昇降動作を行う場合にスイッチのオン、オフ操作等に要する動作が少なくて済み、操作性に優れたものとなる。
【0018】
また、スイッチ類をコンパクトな配置にすることができ、極めて簡単な操作によって利用者が余分な操作を行う必要もなく、容易に操作が行える。
【0019】
また、設置作業時等の待機時に建物の床面上に載置させるような場合に、部品衝突や過荷重等により破損等を生じる突出部が少なく、構造部の破損防止機能を向上することができる。
【0020】
さらに、電動スイッチ類の操作性向上が図れると同時に、水濡れ等による誤動作の防止等も確実に図れ、安全性も十分に確保することができる。
【0021】
したがって、本発明によれば、操作性の向上、水濡れ等に対する静電対策の強化、設置時等の安全性および外観の向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態を示す全体斜視図。
【図2】本発明に係る電動昇降吊戸棚の内部構成を示す斜視図。
【図3】本発明に係る電動昇降吊戸棚のスイッチ部を示す部分拡大図。
【図4】図1に示した電動昇降吊戸棚のキャビネット下降状態を示す正面図。
【図5】図4に示した電動昇降吊戸棚の右側面図。
【図6】図1に示した電動昇降吊戸棚のキャビネット上昇状態を示す正面図。
【図7】図6に示した電動昇降吊戸棚の右側面図。
【図8】図7のA部拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明に係る電動昇降吊戸棚の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、システムキッチンにおける天井設置式の昇降式食器乾燥機として適用する場合について説明する。ただし、その他の電動昇降吊戸棚、例えば乾燥庫、水切り棚等、種々の吊戸棚に適用することができる。
【0024】
まず、図1および図2により、昇降式食器乾燥機の全体構成について説明する。
【0025】
図1および図2に示すように、本実施形態の昇降式食器乾燥機は、家屋等の建物内の天井またはその付近に設置されるキャビネットとして外箱1と、この外箱1に昇降可能に設けられた内箱2とを有しており、外箱1の前面側には扉3が設けられている。
【0026】
外箱1は、水平に配置され前後幅が一定の長方形状天板1aと、この天板1aの横幅と同一幅で天板1aの前縁部から垂下する前垂板1bと、一定幅の両側板1cと、背板1d等により構成されている。この構成により、外箱1の前面側と、外箱1の下端側全面とが開口している。
【0027】
外箱1の両側板1cの内面には、内箱2を昇降ガイドするための縦長なガイドレール4がそれぞれ設けてあり、天板1aの内面(下面)には部品支持用のフレーム5が外箱1の幅方向(図1の左右方向)の両側板1cに沿って設けられている。
【0028】
外箱1の前垂板1bには、この外箱1の上端縁部に設けたヒンジ6を介して扉3が連結されている。なお、ヒンジ6の数は任意に設定することができる。
【0029】
扉3は、上辺部材3a,下辺部材3bおよび両側部材3c、3cと、これらの部材3a〜3cで囲まれた領域を塞ぐ面板3eとを有し、全体として四角形板状の構成をなしている。この扉3が、外箱1の前面側の略全域を覆う配置とされている。
【0030】
そして、扉3は外箱1の前面側の上端縁部を支点とし、かつ下端側を開動端として、外箱1の前面側において前後方向に回動し得る構成となっている。
【0031】
すなわち、扉3は外箱1の前面側に配置されており、上端を支点として開動することにより、外箱1の前面側を開閉することができる。
【0032】
また、内箱2は食器乾燥機本体を構成するものであり、上板2a、下板2b、両側板2cおよび背板2dにより前面が開口する箱形容器を構成している。
【0033】
内箱2の内部には、上下2段の食器籠7が設けられている。この内箱2の両側板2cにおける外面間の寸法が、外箱1の両側板1cの内面間の寸法よりも僅かに小さく設定されており、これら各側板1c,2c間にそれぞれ縦長な幅狭い側方空間8が形成されている。なお、内箱2の高さは外箱1より十分小さく構成してあり、これにより外箱1内には内箱2の上方部位に機器スペースが形成されるようになっている。
【0034】
内箱2は外箱1に昇降機構9によって昇降可能に支持されている。この昇降機構9は例えばベルト式昇降機構であり、外箱1のフレーム5に取付けたモータ10と、このモータ10にギア等の動力伝達機構11を介して連結された巻取りドラム12と、このドラムに巻装されるベルト13と、ベルト13を下方に案内するベルトローラ14と、内箱2の天板2aにブラケット15を介して支持された内箱吊上げ用の吊上げローラ16と、ベルト13の端部をフレーム5部位で止着する止着具17とを有している。
【0035】
この昇降機構9のベルト13は例えば2本構成であり、その各ベルト13により内箱2の左右2箇所が吊上げられる方式となっている。各ベルト13は、一つの巻取りドラム12に同時に巻上げられ、それにより内箱2が常時一定姿勢で昇降することができる。
【0036】
内箱2の両側板2cの外面部には、それぞれ上下方向に沿うスライダ4aが設けてあり、このスライダ4aが外箱1のガイドレール4に案内されることにより、確実に内箱2の昇降時の姿勢が安定する。
【0037】
また、内箱2の天板2a上には送風機18、ヒータ19およびダクト20が設けられ、送風口21を介して内箱2に温風が供給されるようになっている。
【0038】
本実施形態では、内箱2と扉3とが、外箱1と内箱2との各側板1c,2c間に形成される側方空間8に配設したリンク機構33によって連結されている。各リンク機構33は各2本ずつのアーム34,35により構成され、内箱2の昇降に伴って扉3を開閉させるようになっている。また、扉3の上端側支点近傍位置と外箱1とは、引張りコイルばね36によって接続され、これにより扉3の下端側には内箱2側に向く常閉方向の付勢力が常時付与されている。
【0039】
この構成において、本実施形態では昇降機構9の内箱2の上昇および下降、ならびに扉3の開閉操作を行う操作部として、上下1対の操作部、即ち下側スイッチ37と上側スイッチ38とを備えている。そして、これらの下側スイッチ37と上側スイッチ38とのいずれか一方を操作することにより、内箱2の上昇、下降および扉3の開閉操作を行うことができる構成となっている。
【0040】
図3は、これら1対の下側スイッチ37および上側スイッチ38の構成を拡大して示す詳細図である。また、図4は昇降式食器乾燥機の内箱2の下降状態を示すキャビネット全体の正面図であり、図5は図4の右側面図である。
【0041】
図3〜図5に示すように、下側スイッチ37は内箱2を構成する下板2bの前面側の左右方向一端側、例えば図3における右側端部位置に横一列に配置されている(なお、左側その他の位置に配置してもよく、また列数等については場合により種々変更してもよい)。
【0042】
この下側スイッチ37は機械式スイッチ(例えばボタンスイッチ)構成のものであり、内箱2の下板2bの右側から順に、電源スイッチ41、電源ランプ42、内箱上昇用スイッチ43、内箱下降用スイッチ44、照明ランプ45等が配置されている。
【0043】
なお、機械式スイッチの種類については上記のものに限らず、必要な機能に対応して他の各種スイッチに変更することができる。例えば乾燥用スイッチについては他の個所に設置してもよいが、下板2bに設けてもよい。
【0044】
この構成により、例えば水漏れ等がある場合でも誤動作を防止することができる。
【0045】
一方、上側スイッチ38はタッチスイッチを用いる構成となっている。この上側スイッチ38のスイッチ配列は下側スイッチ37のスイッチ配列に対応して、同一配置で設けられており、この上側スイッチ38は外箱2を構成する下板3bの前面側の左右方向一端側に設けられている。そして、左右配置およびスイッチ機能が下側スイッチ37のスイッチと同一となる構成としてあり、使用者は操作時に手の位置を上下方向に伸ばすだけで同一のスイッチ機能を容易に得ることができる。
【0046】
具体的には、この上側スイッチ38についても下側スイッチ38と同様に、図3における右側端部位置に横一列に配置されており、外箱3の下板3bの右側から順に、電源スイッチ51、電源ランプ52、内箱上昇用スイッチ53、内箱下降用スイッチ54、照明ランプ55等が配置されている。
【0047】
ところで、上側スイッチ38のスイッチはタッチスイッチにより構成されており、水漏れ等がある場合には誤動作する可能性がある。
【0048】
しかし、上側スイッチ38のスイッチが配置される部位は内箱2の外側であり、しかも棚使用時である食器乾燥時や洗浄時等には内箱2の下側スイッチ37に比して十分高く、水漏れ等は少ない部位である。このため、誤動作の虞は極めて低い。したがって、誤動作に対する欠点が生じることなく、高い操作性を得ることができる。
【0049】
このように、本実施形態の構成においては、内箱2および扉3の両方の下端部表面に左右同列配置でスイッチを配置することにより、キャビネット上昇状態あるいは、キャビネット下降状態いずれにおいても、上下スイッチの場所が見易くなり、上下いずれかのスイッチ操作を選択使用することができる。したがって、それぞれ昇降動作を行う場合にスイッチのオン、オフ操作等に要する動作が少なくて済む。
【0050】
更に、内箱2および扉3の両方の下端部表面に左右同列配置でスイッチを配置することで、スイッチ類をコンパクトな配置にすることができ、極めて簡単な操作によって利用者が余分な操作を行う必要もなく、容易に操作が行え、操作性に優れたものとなる。さらに、電動スイッチ類の操作性向上が図れると同時に、水濡れ等による誤動作の防止等も確実に図れ、安全性も十分に確保できるようになる。
【0051】
図6は、昇降式食器乾燥機の内箱2を上昇させた収納状態を示すキャビネット全体の正面図であり、図7はその側面図である。
【0052】
図6および図7に示すように、本実施形態の昇降式食器乾燥機ではスイッチ類を設ける操作部が内箱2の底面より上方に配置してあり、底面は平坦な構成となり、下方への突出部がない。このため、設置作業時等の待機時に建物の床面上に内箱2を載置させるような場合、部品衝突や過荷重等により破損等を生じる虞がなく、構造部の破損防止機能を向上することができる。
【0053】
そして、設置後におけるキャビネット収納状態では、内箱2の底面と扉3の下端部との高さが一致する構成となる。そして図6に示すように、収納状態では内箱2の略全体が扉3の裏面側に隠れた状態となる。これにより、建物のキッチン等の室内の天井側に配置されて目に付き易い昇降式食器乾燥機の外観がコンパクトな構成となる。これにより、比較的大型構造物としての違和感がなく、圧迫感等の減少も図れ、外観的にも調和がとれたものとなる。
【0054】
図8は図7のA部を示す拡大図であり、扉閉状態における昇降式食器乾燥機の前面下部の側面構成を示している。
【0055】
この図8に示すように、本実施形態においては、昇降式食器乾燥機の収納状態である扉2の閉状態において、この扉3に設けられた下側スイッチ37と、内箱2に設けられた上側スイッチ38とが、互いに対向する配置になる構成としてある。
【0056】
この構成により、昇降式食器乾燥機の不使用時おいては、内箱2に設けられた上側スイッチ38が下側スイッチ37と互いに平行な配置となり、内箱2の内方に隠れた状態となり、建物内各所の居住空間に配慮が払われたものとなる。
【符号の説明】
【0057】
1 外箱
2 内箱
3 扉
4 ガイドレール
4a スライダ
5 フレーム
6 ヒンジ
7 受具
8 側方空間
9 昇降機構
10 モータ
11 動力伝達機構
12 巻取りドラム
13 ベルト
14 ベルトローラ
15 ブラケット
16 吊上げローラ
17 止着具
18 送風機
19 ヒータ
20 ダクト
21 送風口
22 ドレン受け
23 排水口
24 ドレン貯め
25 ランプ、入力スイッチ等
26 パネル
27 操作レバー
28 支点ピン
29 アクチュエータ
30 リミットスイッチ
31 リミットスイッチ
32 制御装置
33 リンク
37 下側スイッチ
38 上側スイッチ
41 電源スイッチ
42 電源ランプ
43 内箱上昇用スイッチ
44 内箱下降用スイッチ
45 照明ランプ
51 電源スイッチ
52 電源ランプ
53 内箱上昇用スイッチ
54 内箱下降用スイッチ
55 照明ランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物上部に電動式昇降機構によって昇降するキャビネットを設け、このキャビネットの前面側に上端を支点として開閉する扉を配置した電動昇降吊戸棚であって、前記電動式昇降機構を操作するための操作部として、前記扉における前記支点と反対の側に配置された昇降操作用の上側スイッチと、前記昇降棚の下部に配置された昇降操作用の下側スイッチと備えたことを特徴とする電動昇降吊戸棚。
【請求項2】
前記第1,下側スイッチは、前記扉の閉状態において互いに対向する配置とした請求項1記載の電動昇降吊戸棚。
【請求項3】
前記扉を開閉する前記上側スイッチをタッチスイッチとし、前記昇降棚を昇降する前記下側スイッチを機械式スイッチとした請求項1または請求項2記載の電動昇降吊戸棚。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−213900(P2010−213900A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−64037(P2009−64037)
【出願日】平成21年3月17日(2009.3.17)
【出願人】(502285664)東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社 (2,480)
【出願人】(503376518)東芝ホームアプライアンス株式会社 (2,436)
【出願人】(000164140)金澤工業株式会社 (54)
【Fターム(参考)】