説明

電子ギアブロック

【課題】 動力を2台以上使うとき、シャフトに電子的に制御できる様に設けた電子ギアブロックを提供する。
【解決手段】 シャフト(軸)に先端にギアを取り付け、それを左右のギア(3)で挟み、その端の伸びた軸(6)に、バイオメタル(人工筋肉)(9)を通す。そして、そのシャフトと動力のシャフト(11、12)を磁石で繋ぎ、動力の回転を妨げずに正転・逆転・停止・ロックが可能なものを、特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ギアにバイオメタル(人工筋肉)を取り付け、電子的な制御を持たせた電子ギアブロックである。
【背景技術】
【0002】
従来は、回転動力(モーター・エンジン等)の力の増幅のみで制御にはモーターを使った物でした。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
動作を行う箇所に、モーターとそれを制御するための電子部品が多く使われ動作を行う箇所が多くなれば、それらの数が多くなり、その為たくさんの電力が必要でした。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
シャフト(軸)に先端にギアを取り付け、それを左右のギア(3)で挟みその端の伸びた軸(6)に、バイオメタル(人工筋肉)(9)を通す。
そして、そのシャフトと動力のシャフトを磁石(11,12)で繋ぐ。
本発明は、以上の構成によりなる電子ギアブロックである。
【発明の効果】
【0005】
電子ギアブロックを使うことにより、回転動力1台で、速度以外の制御を少ない電力で行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
金属製の中空シャフト(軸)(1)に磁石(11)を通して、その先端に平ギア(2)を取り付け、それを左右の異なる回転をするギアの組み合わせ(図1、図2)をクラウンギア(3)に正方角形の穴に彫った軸(4)と押しバネ(5)と先を丸めた軸(6)を取り付けた物を正方角形の軸(7)に通して、それらの端の伸びた軸(6)に引っ張りバネ(8)で挟むように固定し、バイオメタル(人工筋肉)(9)を通してその端を、電線(10)と繋ぐ。そして、そのシャフト(1)を動力のシャフトに磁石(12)を取り付けた物で繋ぐ。
本発明は、以上の構成によりなる電子ギアブロックである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 平面図
【図2】 左側面図
【図3】 右側面図
【図4】 正面図
【符号の説明】
【0008】
1 金属製の中空シャフト(軸)
2 平ギア
3 クラウンギア
4 正方角形の穴に彫った軸
5 押しバネ
6 先を丸めた軸
7 正方角形の軸
8 引っ張りバネ
9 バイオメタル(人工筋肉)
10 電線
11 磁石1
12 磁石2

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーター又はエンジン等の回転するシャフト(軸)に、このギアボックスで回転制御を行うようにしたもの。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−156432(P2010−156432A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−336227(P2008−336227)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(509026585)
【Fターム(参考)】