説明

電子機器収容台およびそれを備えるキャビネット

【課題】構造が簡単で、電子機器の収容効率が高く、配線コードの絡まりを防止し、配線コードの抜き取りがスムーズに行うことができ、電子機器を交換する手間を軽減させるようにした収容台およびそれを備えるキャビネットを提供する。
【解決手段】
中空箱状の載置台12と、載置台12の前面に、左右方向に互いに離間させて設けた複数の電源コンセント13と、前後方向を向く左右1対の仕切板15、16の下端同士を底板17をもって連結することにより形成され、かつ載置台12の上面に、複数の電源コンセント13にそれぞれ対応するようにして、互いに離間させて左右方向に並べて設けることにより、両仕切板15、16間に第1収容空間21を、また互いに隣接するもの同士の間に第2収容空間22を形成するようにした複数の仕切部材14とを備えるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電式のモバイル対応電子機器を収容するのに適する電子機器収容台およびそれを備えるキャビネットに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の収容台に関するものとしては、例えば特許文献1に記載されている棚装置のように、所定間隔を隔てて左右に対向配置した1対の側板と、1対の側板間に着脱自在、かつ高さ位置調節自在に配置した複数の主棚板と、主棚板上の奥側に段差をつけた補助棚板とを有し、補助棚板の前端から下向きに垂下する前板と主棚板の上面との間に配線隙間を設け、主棚板の上面と補助棚板の下面との間に複数の電源コンセント、およびACアダプタ等の電気部品の収容空間を形成し、補助棚板上または主棚板上の前面に複数の充電式の電子機器を載置し、長い配線コードの大部分を、配線隙間を介して補助棚板の下方に配置したものが知られている。
【0003】
また、特許文献2に記載されているノートパソコン用キャビネットのように、上記主棚板に相当する棚板を、箱体内の複数箇所に固定して複数の収容部を形成し、各収容部に収容した充電式の電子機器の電源プラグを、各棚板の手前側に設けた電源コンセントに接続することにより、充電中の電子機器の配線コードが他の電子機器の出入れの邪魔にならず、配線コードが絡まることを防止し、配線コードの抜き取りをスムーズに行うことができ、また電子機器を交換するとき、電源プラグの挿抜を容易にしたものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−135904号公報
【特許文献2】特開2006−239030号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載されているものでは、充電中の電子機器の配線コードが他の電子機器の出入れの邪魔になり、他の電子機器の配線コードが絡まることもある。また、補助棚板上または主棚板上に載置する充電式の電子機器を交換するとき、補助棚板の下に配置している電源コンセントと新たな電子機器との結線を再構成する際、補助棚板の移動作業および電源プラグの挿抜作業に手間が掛かり、使い勝手が低下する。
【0006】
このような配線コードの絡まりや、電子機器を交換する際の手間を軽減させるためには、上記特許文献2に示されているように、上記主棚板に相当する棚板を、箱体内の複数箇所に固定して複数の収容部を形成し、各収容部に収容した充電式の電子機器の電源プラグを、各棚板の手前側に設けた電源コンセントに接続し、各電子機器を個別に管理するのが好ましいが、このようにすると、各収容部には、1個の電子機器しか収容することができず、1枚の棚板に対して収容できる電子機器の数が制限され、収容効率が低下する。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で、電子機器の収容効率が高く、配線コードの絡まりを防止し、配線コードの抜き取りを円滑に行うことができ、電子機器を交換する手間を軽減させるようにした電子機器収容台およびそれを備えるキャビネットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 電子機器収容台を、中空箱状の載置台と、前記載置台の前面に、左右方向に互いに離間させて設けた複数の電源コンセントと、前後方向を向く左右1対の仕切板の下端同士を底板をもって連結することにより形成され、かつ前記載置台の上面に、前記複数の電源コンセントにそれぞれ対応するようにして、互いに離間させて左右方向に並べて設けることにより、両仕切板間に第1収容空間を、また互いに隣接するもの同士の間に第2収容空間を形成するようにした複数の仕切部材とを備えるものとする。
【0009】
このような構成とすると、第1収容空間に電子機器と、配線コードおよびACアダプタと、のいずれか一方の物品を収容し、第2収容空間に他方の物品を収容し、電源プラグを、載置台の前面に設けた電源コンセントに差し込むことにより、複数の電子機器を効率よく充電しつつ収容することができ、複数の電子機器の配線コードの絡まりを防止し、第2収容空間から引き出した配線コードが、他の電子機器の出入れの邪魔にならず、電子機器を交換する手間を軽減させることができる。
また、長い配線コードの大部分を第2収容空間へ収容するので、収容台の見栄えを向上させることもできる。
【0010】
(2) 上記(1)項において、左右いずれか一方の仕切板を、他方の仕切板より低くする。
【0011】
このような構成とすると、配線コードは、低い方の仕切板の上で引き回すことができ、第1収容空間と第2収容空間との間で配線コードの引き回し作業を容易に行うことができ、第2収容空間に配線コードを整理して収容し、収容台の見栄えを向上させることができる。
【0012】
(3) 上記(2)項において、各仕切部材における低い方の仕切板の奥行き寸法を、高い方の仕切板の奥行き寸法より小とする。
【0013】
このような構成とすると、第1収容空間に収容した電子機器の配線コードを、第2収容空間へ引き出し易くなるだけでなく、第1収容空間への電子機器の出入れもし易くなり、さらに、配線コードの引き回しも楽になる。
【0014】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、各仕切部材における仕切板の後端を、載置台の後端より前方に位置させる。
【0015】
このような構成とすると、配線コードを、仕切板の後方で引き回すことができ、第1収容空間と第2収容空間との間で配線コードの引き回し作業を容易に行うことができ、第2収容空間に配線コードを整理して収容し、電子機器収容台の見栄えを向上させることができる。
【0016】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、各仕切部材を、載置台の上面に着脱可能として装着する。
【0017】
このような構成とすると、載置台上の一部または全部の仕切部材を取り外して、そこに、第1収容空間内に収容しきれない大型の電子機器や、電子機器以外のものを収容することができる。
【0018】
(6) 上記(5)項において、各仕切部材における底板の後端に設けた下向き鉤形の係合片を、載置台の後端部に係合し、かつ前記底板の前部下面に設けた下向突片を、前記載置台の上面に設けた係合孔に嵌合することにより、各仕切部材を、載置台の上面に着脱可能とする。
【0019】
このような構成とすると、底板の後端に設けた下向き鉤形の係合片を、載置台の後端部に係合し、かつ前記底板の前部下面に設けた下向突片を、前記載置台の上面に設けた係合孔に嵌合することにより、各仕切部材を、簡単かつ確実に載置台に着脱することができ、装着時には、各仕切部材は、載置台に対して前後左右に位置ずれすることはなく、電子機器が仕切板に寄りかかっても、仕切部材が倒れることはない。
【0020】
(7) キャビネットを、前面が開口する筐体としたキャビネット本体内に、複数の棚板を上下方向に離間させて架設し、前記棚板のいずれかに、請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器収容台を載置したものとする。
【0021】
このような構成とすると、キャビネット内に、多数の電子機器を、充電しつつ、整然と見栄えよく収容することができる。
【0022】
(8) 上記(7)項において、載置台の前面が、棚板の前端より後方に位置するようにして、電子機器収容台を棚板上に載置する。
【0023】
このような構成とすると、電源コンセントに差し込んだ電子機器の電源プラグが、キャビネット本体の前面から前方に突出しないようにすることができ、特に、キャビネット本体の前面に開閉扉を装着する場合は、その開閉扉に電源プラグやそれに接続された配線コード等が当接しないようにすることができる。
また、載置台より前方の棚板上に、細かな付属部品等を載置することもできる。
【発明の効果】
【0024】
本発明によると、構造が簡単で、電子機器の収容効率が高く、配線コードの絡まりを防止し、配線コードの抜き取りを円滑に行うことができ、電子機器を交換する手間を軽減させるようにした電子機器収容台およびそれを備えるキャビネットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明のキャビネットの一実施形態の正面図である。
【図2】図1のII−II線における拡大縦断側面図である。
【図3】図1のキャビネットの要部の斜視図である。
【図4】本発明の電子機器収容台の変形例を示す、図2と同様の縦断側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、このキャビネットAは、前面が開口する筐体としたキャビネット本体1を備えている。キャビネット本体1は、天板2、底板3、左右の側板4、4、および後面板5からなり、左右の側板4、4間には、複数の棚板6が、互いに上下方向に離間するようにして架設されている。
【0027】
各側板4の内側面の前部と後端よりやや前方の部分とには、上下方向を向く角管状の補強部4a、4bが設けられている。
前部の補強部4aの後面と、後部の補強部4bの内側面とには、複数の係止孔7(補強部4aの後面に設けたものは図示略)が、上下方向に並べて設けられている。
【0028】
各補強部4a、4bにおける等高をなす係止孔7に、係止金具8をそれぞれ係止し、それらの上に棚板6を載置することにより、各棚板6は、左右の側板4、4間に架設されている。
【0029】
後面板5の一側部前面には、前面が開口する上下方向を向く配線ダクト9が、後面板5の全長に亘って設けられており、配線ダクト9の前面には、複数の閉塞部材10が、着脱自在に設けられている。この閉塞部材10の所望のものを配線ダクト9から外すことにより、配線ダクト9の前面における開口の所望の部分を開くことができるようになっている。
【0030】
各棚板6は、その後端が配線ダクト9の前面に装着した閉塞部材10に当接し、後面板5よりやや前方に位置するようにして両側板4、4間に架設されている。
【0031】
キャビネット本体1の前面には、図2に2点鎖線で示すように、両開き式の扉11が開閉可能に装着されている(図1および図3においては扉11を省略して示してある)。
【0032】
図1に示す例では、最下段と下から2段目の棚板6上に、本発明の電子機器収容台の一実施形態が載置されている。
この電子機器収容台Aは、横長の中空箱状の載置台12と、この載置台12の前面に、左右方向に互いに離間させて設けた複数の電源コンセント13と、載置台12の上面に、複数の電源コンセント13にそれぞれ対応するようにして、互いに離間させて左右方向に並べて設けられた複数の仕切部材14とを備えている。
【0033】
各仕切部材14は、前後方向を向く左右1対の仕切板15、16の下端同士を底板17をもって連結することにより、正面視ほぼ上向きコ字状に形成されている。
各仕切部材14における右方の仕切板16は、左方の仕切板15より高さを低く、かつ奥行き寸法を小としてある。また、仕切板16の前端は、仕切板15の前端より後方に位置するようにしてある。
【0034】
各仕切部材14は、底板17の後端に設けた下向き鉤形の係合片18を、載置台12の後端上部に設けた左右方向に長い後向突条12aに係合し、かつ底板17の前端に設けた下向突片19を、載置台12の上面前部に設けた係合孔20に上方より嵌合することにより、載置台12の上面における定位置に着脱可能として装着されている。
【0035】
係合孔20は、複数の電源コンセント13にそれぞれ対応するようにして載置台12の上面に設けてあり、各仕切部材14は、下向突片19を係合孔20に嵌合することによって、載置台12上の定位置に位置決めされるようになっている。
【0036】
複数の仕切部材14を、このように位置決めして載置台12上に装着することにより、各仕切部材14における両仕切板15、16間に第1収容空間21が、また互いに隣接する仕切部材14、14間に第2収容空間22が形成される。
【0037】
図3に示すように、第1収容空間21には、モバイルコンピュータ等の充電式の電子機器23を、左右寸法が小さく、かつ上下寸法および奥行寸法が大きくなるようにして、縦置き状態で収容する。
【0038】
第2収容空間22には、ACアダプタ24とその配線コード25、およびその他の付属部品等を収容する。
ACアダプタ24の配線コード25の一端は、第1収容空間21に収容した電子機器23の充電口(図示略)にコネクタ(図示略)をもって接続し、かつ配線コード25の他端は、電源プラグ26をもって、直前の電源コンセント13に接続する。電子機器23の充電口は、後方、前方、または上方を向くようにして、電子機器23を第1収容空間21に収容するのが望ましい。
【0039】
各仕切部材14における右方の仕切板16は、上記のように、左方の仕切板15より高さを低く、かつ奥行き寸法を小としてあるので、第1収容空間21に収容した電子機器23に接続した配線コード25を、第2収容空間22へ引き出し易くなるだけでなく、低い方の仕切板16の上方や前方で容易に引き回すことができ、第2収容空間22に、配線コード25や付属部品等を整理して収容することができ、収容台の見栄えを向上させることができる。
【0040】
図2に示すように、載置台12の内部には、複数の電源コンセント13に分岐して接続した電源コード27が収容されている。この電源コード27は、載置台12の後面から引き出されて、配線ダクト9内に引き込まれ、配線ダクト9を通って垂下し、キャビネット本体1の底部において、商用電源コンセント(図示略)に接続されている。
載置台12内の電源コード27の配線作業を行うため、載置台12の底板12bは、着脱可能なようにねじ止めしておくのが好ましい。
【0041】
電子機器収容台Bを棚板6上に載置したとき、載置台12の前面が、棚板6の前端より後方に位置するようにしておくのが好ましい。
こうすることによって、電源コンセント13に差し込んだ電子機器23の電源プラグ26が、キャビネット本体1の前面から前方に突出しないようにすることができ、特に、キャビネット本体1の前面に扉11を装着した場合は、その扉11に電源プラグ26やそれに接続された配線コード25等が当接しないようにすることができる。
また、載置台12より前方の棚板6上に、細かな付属部品等を載置することもできる。
【0042】
この例では、仕切部材14の前後寸法を、載置台12の前後寸法よりも短く設定し、左右の仕切板15、16の後端と載置台12の後端との前後位置がほぼ一致するようにしてあるが、図4に示す変形例のように、左右の仕切板15、16の後端を、載置台19の後端よりも前方に位置するようにし、左右の仕切板15、16の後方に、配線用の空間28を形成するようにしてもよい。
【0043】
このようにすると、配線コード25を、仕切板15、16の後方で引き回すことができ、第1収容空間21と第2収容空間22との間で配線コード25の引き回し作業を容易に行うことができ、第2収容空間22に配線コード25を整理して収容し、電子機器収容台Bの見栄えを向上させることができる。
【0044】
以上から明らかなように、この電子機器収容台Bによると、第1収容空間21に電子機器23を収容し、第2収容空間22にACアダプタ24および配線コード25を収容し、電源プラグ26を、載置台12の前面に設けた電源コンセント13に差し込むことにより、複数の電子機器23を効率よく充電しつつ収容することができ、複数の電子機器23の配線コードの絡まりを防止し、第2収容空間22から引き出した配線コード25が、他の電子機器23の出入れの邪魔にならず、電子機器23を交換する手間を軽減させることができる。
【0045】
また、長い配線コード25の大部分を第2収容空間22へ収容するので、電子機器収容台Bの見栄えを向上させることもできる。
【0046】
さらに、各仕切部材14を、載置台12の上面に着脱可能として装着してあるので、載置台12上の一部または全部の仕切部材14を取り外して、そこに、第1収容空間21内に収容しきれない大型の電子機器や、電子機器以外のものを収容することもできる。
【0047】
電子機器収容台Bを備えるキャビネットAによると、キャビネット内に、多数の電子機器を、充電しつつ、整然と見栄えよく収容することができる。
【0048】
しかも、電子機器収容台Bは、キャビネットA内の棚板6上に載置して使用するだけでなく、テーブルや、キャビネットの天板上に載置して使用することもできる。
【0049】
また、本発明の電子機器収容台Bは、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、仕切部材14は、載置台12にねじ止めして取り付けたり、またはその他の着脱手段により取り付けてもよい。
【0050】
電源コンセント13は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)ポート、電話回線用のコネクタ、携帯電話、デジタルオーディオプレーヤー等の携帯型の電子機器27へ電源供給ポート等と置換可能であり、特許請求の範囲における「電源コンセント」は、これらを総称したものである。
【符号の説明】
【0051】
A キャビネット
B 電子機器収容台
1 キャビネット本体
2 天板
3 底板
4 側板
4a、4b 補強部
5 後面板
6 棚板
7 係止孔
8 係止金具
9 配線ダクト
10 閉塞部材
11 扉
12 載置台
12a後向突条
12b底板
13 電源コンセント
14 仕切部材
15、16 仕切板
17 底板
18 係合片
19 下向突片
20 係合孔
21 第1収容空間
22 第2収容空間
23 電子機器
24 ACアダプタ
25 配線コード
26 電源プラグ
27 電源コード
28 空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空箱状の載置台と、
前記載置台の前面に、左右方向に互いに離間させて設けた複数の電源コンセントと、
前後方向を向く左右1対の仕切板の下端同士を底板をもって連結することにより形成され、かつ前記載置台の上面に、前記複数の電源コンセントにそれぞれ対応するようにして、互いに離間させて左右方向に並べて設けることにより、両仕切板間に第1収容空間を、また互いに隣接するもの同士の間に第2収容空間を形成するようにした複数の仕切部材
とを備えることを特徴とする電子機器収容台。
【請求項2】
左右いずれか一方の仕切板を、他方の仕切板より低くした請求項1記載の電子機器収容台。
【請求項3】
各仕切部材における低い方の仕切板の奥行き寸法を、高い方の仕切板の奥行き寸法より小とした請求項2記載の電子機器収容台。
【請求項4】
各仕切部材における仕切板の後端を、載置台の後端より前方に位置させた請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器収容台。
【請求項5】
各仕切部材を、載置台の上面に着脱可能として装着した請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器収容台。
【請求項6】
各仕切部材における底板の後端に設けた下向き鉤形の係合片を、載置台の後端部に係合し、かつ前記底板の前部下面に設けた下向突片を、前記載置台の上面に設けた係合孔に嵌合することにより、各仕切部材を、載置台の上面に着脱可能とした請求項5記載の電子機器収容台。
【請求項7】
前面が開口する筐体としたキャビネット本体内に、複数の棚板を上下方向に離間させて架設し、前記棚板のいずれかに、請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器収容台を載置したことを特徴とするキャビネット。
【請求項8】
載置台の前面が、棚板の前端より後方に位置するようにして、電子機器収容台を棚板上に載置した請求項7記載のキャビネット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−176047(P2012−176047A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−39669(P2011−39669)
【出願日】平成23年2月25日(2011.2.25)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)