説明

電子機器

【課題】ショートカットやウィジェットの設定を行える電子機器において、ショートカットアイコン又はウィジェットの重複設定を防止する
【解決手段】本発明の電子機器11は、表示部21と、タッチパネル25と、タッチパネル25の操作に応じて表示部21の表示を制御する制御部13とを備えている。制御部13は、タッチパネル25に所定の操作がなされると、電子機器11に所定の機能を実行させるための画像47'を表示部21の表示画面上にて移動させる。表示画面上にて画像47'を移動させた場合に、制御部13は、画像47'と同じ画像が表示画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う。表示部21は、複数の操作画面41から画像47'が設定される操作画面41を選択するための選択用画面61を表示可能であり、選択用画面61は、複数の操作画面41に夫々対応した複数のサムネイル63を含んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルを操作して、アプリケーションのショートカットやウィジェットの設定を行える電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯通信分野において、所謂スマートフォンと称される携帯端末が広く普及している。スマートフォンは、公衆電話網や無線LANを介した通信機能、電子メールの送受信機能、インターネットへの接続機能、静止画や動画の撮影・再生機能、文書ファイルの作成・編集機能、及び種々のアクセサリ機能などを有している。さらに、スマートフォンは、インターネットなどを通じてアプリケーション(ソフト)をダウンロードすることで、新たな機能を追加可能に構成されている。スマートフォンでは、表示部の表示面にタッチパネルが設けられており、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を採用することで、このような多様な機能に対応した操作や入力が実現されている。
【0003】
一般的なスマートフォンでは、主たる操作画面としてデスクトップ画面が表示される。通常、デスクトップ画面には、スマートフォンの動作状態を示すステータスバーに加えて、上述した機能に関連したアプリケーションに対応したアイコンやダウンロードしたアプリケーションに対応したアイコンが含まれる。多数のアプリケーションから選択したアプリケーションをユーザが容易に使用できるように、スマートフォンは、複数のデスクトップ画面が切り替え表示されると共に、各デスクトップ画面に含まれるアイコンの種類や場所などを、ユーザが自由に設定又は編集できるように構成されている。
【0004】
一般的なスマートフォンでは、デスクトップ画面に代えてメニュー画面が表示される。メニュー画面は、スマートフォンが実行可能なアプリケーションの一覧を示すものであり、アプリケーションの各々がアイコンで表示されている。多数のアイコンが含まれることから、一般的なメニュー画面は、スクロールバーの操作やフリック操作により、表示されるアイコンが置き換わるようにされている。メニュー画面に含まれるアイコン(つまり、アプリケーション)のショートカットアイコンを作成して、所望のデスクトップ画面に配置することで、デスクトップ画面へのアイコンの追加がなされる。
【0005】
また、一般的なスマートフォンのデスクトップ画面には、上述したアイコンに加えて、1又は複数のウィジェットも配置可能である。ウィジェットは、デスクトップ画面の表示時にメモリに常駐するアプリケーションに対応又は関連した表示領域(ウインドウ)であって、例えば、時計、電卓、気象情報や株式情報のリアルタイム表示などの記憶容量が比較的小さいアプリケーションである。ウィジェットは、デスクトップ画面に配置される。ユーザがウィジェットをデスクトップ画面に新たに配置する場合、ウィジェットの一覧を示す画面が呼び出されて、デスクトップ画面に追加されるウィジェットが選択される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−164371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ユーザが、あるデスクトップ画面に既に配置されているショートカットアイコン又はウィジェットを、そのデスクトップ画面に設定又は追加しようとすることが起こり得る。ユーザが意識的に、同じアプリケーションのショートカットアイコン又は同じウィジェットを重複してデスクトップ画面に配置することもあろう。しかしながら、大抵の場合、そのような重複設定又は配置は、ユーザの不注意や忘却によるものであって、ユーザが望んでいないものである。従来のスマートフォンでは、デスクトップ画面におけるショートカットアイコン又はウィジェットの重複配置に対して、何の配慮もされていなかった。
【0008】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、タッチパネルを操作して、アプリケーションのショートカットやウィジェットなどの所定の機能を実行させるための画像の設定を行える電子機器において、ユーザが望まない重複設定を防止するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の電子機器は、表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルと、前記タッチパネルの操作に応じて前記表示部の表示を制御する制御部とを備えた電子機器であって、
前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記制御部は、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記制御部は、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う。
【0010】
本発明の電子機器では、前記表示部は、複数の操作画面を切り替え表示可能であり、前記表示画面は、前記複数の操作画面から前記画像が設定される操作画面を選択するための選択用画面であり、前記選択用画面は、前記複数の操作画面に夫々対応した複数のサムネイルを含んでいる。さらに、前記制御部は、前記タッチパネルが操作されると、前記表示部に前記選択用画面を表示させる。
【0011】
また、本発明の電子機器では、前記ユーザへの報知は、前記画像と同じ画像を含む操作画面に対応したサムネイルを、その他のサムネイルと区別されるように前記表示部に表示することで行われる。本発明の電子機器では、前記画像は、ショートカットアイコン又はウィジェットであってよい。
【0012】
本発明のプログラムは、表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルとを備えた電子機器のコンピュータに、前記タッチパネルに所定の操作がなされると、前記電子機器に所定の機能を実行させるための画像を前記表示部の表示画面上にて移動させる手順と、前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する手順とを実行させる。
【0013】
本発明の報知方法は、表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルと、前記タッチパネルの操作に応じて前記表示部の表示を制御する制御部とを備えた電子機器を用いて報知を行う報知方法において、前記制御部が、前記タッチパネルに所定の操作がなされると、前記電子機器に所定の機能を実行させるための画像を、前記表示部の表示画面上にて移動させる工程と、前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記制御部は、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う工程とを含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザがタッチパネルを操作して、電子機器に所定の機能を実行させるための画像を新たに操作画面に設定又は追加する場合に、その画像が既に設定されている操作画面が存在すると、ユーザにその旨が報知される。このような報知がユーザになされることで、ユーザが望んでいない重複設定が抑制又は防止される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、本発明の実施例であるスマートフォンの概要を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、デスクトップ画面が表示された状態を示す。
【図3】図3は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、メニュー画面が表示された状態を示す。
【図4】図4は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、デスクトップ選択画面が表示された状態を示す。
【図6】図6は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、デスクトップ選択画面にて、デスクトップ画面が選択された状態を示す。
【図7】図7は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、ショートカットの重複が報知されている状態を示す。
【図8】図8(a)及び図8(b)は、ショートカットの重複を報知する表示形態のショートカットアイコンを示す説明図である。
【図9】図9は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理の第2実施形態を示すフローチャートである
【図10】図10は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、デスクトップ画面が表示された状態を示す。
【図11】図11は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理の第3実施形態を示すフローチャートである。
【図12】図12は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、ショートカットの重複が報知されている状態を示す。
【図13】図13は、本発明の第2実施例であるスマートフォンのデスクトップ画面を示す説明図である。
【図14】図14は、本発明の第2実施例であるスマートフォンのデスクトップ選択画面を示す説明図である。
【図15】図15は、本発明の第2実施例であるスマートフォンのデスクトップ選択画面を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明について、図を参照して詳述する。図1は、本発明の電子機器の一実施例であるスマートフォン(11)の概要を示すブロック図である。図2は、デスクトップ画面が表示された状態におけるスマートフォン(11)の正面図である。
【0017】
本発明の制御手段を構成する制御部(13)は、種々の演算処理を行うCPU(図示せず)を備えており、スマートフォン(11)の制御を総括的に実行する。本発明の記憶手段を構成する記憶部(15)は、ROM、RAMやフラッシュメモリなど(何れも図示せず)を備えており、ROMには、制御部(13)が実行する制御手順を記述した各種プログラムなどが格納され、RAMには、制御部(13)のCPUで処理されるデータなどが一時的に記憶される。フラッシュメモリには、各種アプリケーションや画面の構成要素のデータ(例えば、アイコン、ボタンや背景のデータ)などが格納される。制御部(13)及び記憶部(15)は、スマートフォン(11)におけるコンピュータとして機能する。
【0018】
描画部(17)は、制御部(13)の指示に基づいて、記憶部(15)に格納された画面の構成要素のデータを合成して画面データを生成する。生成された画面データは、表示制御部(19)のVRAMに記憶される。表示制御部(19)は、VRAMに記憶された画面又は画像データに基づいて、本発明の表示部を構成する表示部(21)に画面又は画像を表示する。表示部(21)は、例えば液晶表示装置であって、図1に示すように、筐体(23)の前面に開設された開口から視認可能なように、筐体(23)内に収容されている。
【0019】
スマートフォン(11)は、入力又は操作手段として、タッチパネル(25)とハードキー(29a-d)を備えている。 タッチパネル(25)は、例えば、静電容量式のタッチパネルであって、筐体(23)の開口を塞ぐように、表示部(21)の表示面に重ねて配設される。タッチパネル(25)はユーザによりタッチされると、タッチ位置に応じたアナログ信号を入力制御部(27)に出力する。入力制御部(27)は、タッチパネル(25)から送られたアナログ信号を処理して、タッチパネル(25)におけるタッチ位置を示すタッチ位置信号を制御部(13)に送る。
【0020】
図2には、筐体(23)の前面に設けられた4つのハードキー(29a-d)、つまり、ホームキー(29a)、メニューキー(29b)、検索キー(29c)及びバックキー(29d)が示されている。ホームキー(29a)は、例えば、デスクトップ画面を表示部(21)に表示するために使用される。メニューキー(29b)は、例えば、アプリケーションの実行時にサブメニューを表示部(21)に表示するために使用される。検索キー(29c)は、例えばインターネットを用いた検索に使用する検索画面を表示するのに使用される。バックキー(29d)は、表示部(21)の表示画面を1つ前の又は従前の表示画面に戻すのに使用される。入力制御部(27)は、4つのハードキー(29a-d)の何れかが押下されると、また、図示を省略したハードキー(例えば、電源キー)が押下されると、その押下を示す信号を制御部(13)に送る。
【0021】
通信部(31)は、アンテナと接続されており、制御部(13)から送られる指示に基づいて、スマートフォン(11)と公衆電話網の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の通信に必要な処理(例えば、送受信データの変復調処理)を行う。
【0022】
マイクロフォン(33)は、例えばユーザの音声をアナログ音声信号に変換して音声処理部(35)に送る。音声処理部(35)は、マイクロフォン(33)から送られた音声信号をデジタル化して制御部(13)に送る。また、音声処理部(35)は、制御部(13)から送られたデジタル音声信号をアナログ化してスピーカ(37)に送る。バイブレータ(39)は、スマートフォン(11)を振動させるものである。バイブレータ(39)は、例えば、電話や電子メールの着信時に駆動して、振動により、その旨がユーザに通知される。
【0023】
スマートフォン(11)は、複数のデスクトップ画面を設定可能であり、それらの中の1枚のデスクトップ画面が表示部(21)に表示される。本実施例のスマートフォン(11)では、例えば、5枚のデスクトップ画面が設定可能又は表示可能であって、これらデスクトップ画面は、一般的なスマートフォンのように、中央のデスクトップ画面と、その両側に夫々配置された2枚のデスクトップ画面とで構成されている。スマートフォン(11)の起動時には、例えば、中央のデスクトップ画面が表示される。図2には、あるデスクトップ画面(41)が、スマートフォン(11)の表示部(21)に表示されている模様が示されている。タッチパネル(25)を、左向き又は右向きにフリック操作することで、デスクトップ画面(41)は(それが最右又は最左のデスクトップ画面でなければ)、右側又は左側からスクロール移動した別のデスクトップ画面に切り替えられる。フリック操作とは、指やペンなどでタッチパネル(25)をタッチしてから素早く払う操作である。
【0024】
例示したデスクトップ画面(41)には、ステータスバー(43)、ウィジェット(45)、アイコン(47)及びランチャー(49)が含まれている。ステータスバー(43)は、デスクトップ画面(41)の最上部に配置されており、スマートフォン(11)の状態に関する情報、例えば、通信状態やバッテリレベルに関する情報が表示される。また、ステータスバー(43)を起点としてタッチパネル(25)を下向きにドラッグ操作すると、スマートフォン(11)が現在処理している項目の一覧などが表示部(21)に表示される。ドラッグ操作とは、タッチパネル(25)にタッチしたままタッチ位置を移動させる操作である。ステータスバー(43)は、全てのデスクトップ画面に配置される。ウィジェット(45)は、デスクトップ画面の表示時にメモリに常駐するアプリケーションに対応又は関連した表示領域であって、デスクトップ画面(41)が表示されると、当該画面に設定されたアプリケーションが、記憶部(15)のフラッシュメモリからRAMに読み出されて、制御部(13)により実行される。
【0025】
例示したデスクトップ画面(41)には、5つのアイコン(47)が配置されている。これらアイコン(47)の各々は、特定のアプリケーションを表現している。アイコン(47)上にて、タッチパネル(25)がタップされる(短時間タッチ又は接触される)と、制御部(13)は、当該アイコン(47)に対応したアプリケーション又はコマンドを実行する。1枚のデスクトップ画面に配置可能なアイコンの最大数は、ウィジェットの有無などに応じて変動する。
【0026】
記憶部(15)のフラッシュメモリには、複数のデスクトップ画面の各々について設定情報が記録される。設定情報には、各デスクトップ画面に含まれるウィジェット及び/又はアイコンの個数、種別及び場所などが含まれる。複数のデスクトップ画面の各々には、少なくとも1つのアイコン又はウィジェットを配置できる。また、ウィジェット又はアイコンが1つも含まないデスクトップ画面を設定することも可能である。
【0027】
例示したデスクトップ画面(41)の最下部には、ランチャー(49)が配置されている。ランチャー(49)は、全てのデスクトップ画面に配置される。ランチャー(49)上にてタッチパネル(25)がタップされると、表示部(21)に、図3に示すようなメニュー画面(51)が表示部(21)に表示される。
【0028】
メニュー画面(51)には、ステータスバー(43)と、複数のアイコン(53)と、スクロールバー(55)が含まれている。例えば、表示部(21)には、最大で20個までのアイコン(53)が示されている。メニュー画面(51)に含まれるアイコン(53)は、スクロールバー(55)を上下に移動させるようにタッチパネル(25)をドラッグ操作するとスクロールし、表示部(21)に表示されるアイコン(53)の組合せが変化する。
【0029】
メニュー画面(51)は、スマートフォン(11)が実行可能なアプリケーションの一覧を、アイコン(53)としてユーザに示す。デスクトップ画面に含まれるアイコン、例えば、図2に示すデスクトップ画面(41)のアイコン(47)の各々は、アプリケーションを示すショートカットアイコンであって、メニュー画面(51)のアイコン(53)のショートカットアイコンの何れかに対応している。メニュー画面(51)が呼び出されて、特定のアプリケーションが選択されると、そのショートカットアイコンが作成される。タッチパネル(25)が操作されて、作成されたショートカットアイコンの格納先のデスクトップ画面が選択されることで、デスクトップ画面に(ショートカット)アイコンが設定又は格納される。
【0030】
図4は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理を示すフローチャートであるローチャートである。この処理の手順を記述したプログラムは、例えば記憶部(15)のROMに格納されており、制御部(13)により実行される。
【0031】
メニュー画面(51)が表示部(21)に表示されている状態にて、特定のアイコン(53)上にてタッチパネル(25)が長押し(ロングタッチ)されると、そのアイコン(53)に対応するショートカットアイコンが作成されると共に、作成したショートカットアイコンと共にデスクトップ選択画面が表示部(21)に表示される。制御部(13)は、入力制御部(27)から送られるタッチパネル(25)のタッチ位置を示すタッチ位置信号とその継続時間に基づいて、ユーザに指定されたアイコン(53)を特定すると共に、そのアイコン(53)上にてタッチパネル(25)が長押しされているか否かを判定し、特定のアイコン(53)が指定又は選択されたと判定されると、ショートカットアイコンを作成してそのデータを記憶部(15)に格納すると共に、描画部(17)に指示をして、ショートカットアイコンが配置されたデスクトップ選択画面を表示部(21)に表示する。
【0032】
例えば、図3に示すメニュー画面(51)が表示されている状態にて、最右列の上から4番目のアイコン(53)上にてタッチパネル(25)が長押しされると、図5に示すようなデスクトップ選択画面(61)が表示部(21)に表示される。デスクトップ選択画面(61)には、ステータスバー(43)に加えて、作成されたショートカットアイコン(47')と、デスクトップ画面のサムネイル(63)、つまり縮小画像が含まれる。本実施例のスマートフォン(11)は、5枚のデスクトップ画面が設定可能であることから、図5には、これら5枚のデスクトップ画面に夫々対応した5つのサムネイル(63)が配置されている。表示部(21)にて、ショートカットアイコン(47')は、メニュー画面(51)にて選択されたアイコン(53)と同じ位置に表示される。故に、デスクトップ選択画面(61)にて、ショートカットアイコン(47')は、長押ししたユーザの指(65)の下に配置されている。
【0033】
ステップS1の後、制御部(13)は、ショートカットアイコンを起点としてドラッグ操作がなされたか否かを、入力制御部(27)から送られるタッチ位置信号に基づいて判定する(S3)。ドラッグ操作がなされたと判定されると、制御部(13)は、描画部(17)に指示して、タッチ位置に合わせて、デスクトップ選択画面(61)上にてショートカットアイコンを移動させる。
【0034】
ステップS3の後、制御部(13)は、ユーザによりドロップ操作が行われたか否かを判定する(S5)。ドロップ操作とは、タッチパネル(25)へのタッチを解除する操作である。制御部(13)は、入力制御部(27)からのタッチ位置信号の送信が停止する(又は、タッチ位置信号がタッチパネル(25)がタッチされていない旨を示す)と、ドロップ操作が行われたと判定する。ステップS5にて、ドロップ操作がなされたと判定された場合には、ステップS3が実行される。
【0035】
ステップS5にて、ドロップ操作がなされたと判定されない場合、制御部(13)は、何れかのデスクトップ画面が選択されているか否かを判定する(S7)。例えば、あるデスクトップ画面に対応するサムネイル(63)の中心を含む所定の領域に、ショートカットアイコンの中心が入ると、当該デスクトップ画面が選択された画面として特定される。ステップS7にて、デスクトップ画面が選択されていると判定されない場合、ステップS5が実行される。
【0036】
ステップS7にて、デスクトップ画面が選択されていると判定された場合、制御部(13)は、記憶部(15)に記憶されている選択されたデスクトップ画面の情報を参照して、デスクトップ選択画面(61)のショートカットアイコンと同じアプリケーションを示す(ショートカット)アイコンが、選択したデスクトップ画面に含まれているか否かを判定する(S9)。なお、ステップS9では、アイコンの図柄は同じであるか否かではなく、アイコンが示す、又はアイコンに対応したアプリケーションが同じであるか否かが判定される。なお、ステップS9では、アイコンの図柄が同じであるか否かも判定基準にされてもよい。
【0037】
ステップS9にて、デスクトップ選択画面(61)のショートカットアイコンと同じアプリケーションを示すアイコンが、選択したデスクトップ画面に含まれていると判定されない場合、制御部(13)は、ユーザによりドロップ操作が行われたか否かを判定する(S11)。ステップS11にて、ドロップ操作が行われたと判定された場合、制御部(13)は、記憶部(15)に記憶されている選択されたデスクトップ画面の情報を更新して、そのデスクトップ画面にショートカットアイコンを格納又は設定する(S13)。ステップS11にて、ユーザによりドロップ操作が行われたと判定されない場合、制御部(13)は、デスクトップ画面の選択が解除されたか否かを判定する(S15)。ステップS15にて、デスクトップ画面の選択が解除されたと判定された場合、ステップS5が実行される。デスクトップ画面の選択が解除されたと判定されない場合、ステップS11が実行される。
【0038】
例えば、ステップS1が実行されると、図5に示すデスクトップ選択画面(61)が表示部(21)に表示される。図6は、図5に示す位置から、デスクトップ選択画面(61)にて真ん中に配置されたサムネイル(63)の中央まで、ショートカットアイコン(47')がタッチパネル(25)のドラッグ操作により移動し、そのサムネイル(63)に対応するデスクトップ画面が選択された模様を示す。図6は、選択されたデスクトップ画面に、ショートカットアイコン(47')と同じアプリケーションを示すアイコンが含まれていない場合におけるデスクトップ選択画面(61)を示している。図6に示す状態にて、ドロップ操作が行われると、ステップS13が実行されて、ショートカットアイコン(47')が、真ん中のサムネイル(63)に対応するデスクトップ画面に設定又は格納される。
【0039】
ステップS9にて、デスクトップ選択画面(61)のショートカットアイコンと同じアプリケーションを示すアイコンが、選択したデスクトップ画面に含まれていると判定された場合、つまり、デスクトップ選択画面(61)のショートカットアイコンが選択したデスクトップ画面に格納されると、同じアプリケーションを示すアイコンが重複すると判定された場合、制御部(13)は、ユーザにその旨を報知又は警告する処理を行う(S17)。本実施例では、ステップS17にて、制御部(13)は、描画部(17)に指示をして、選択されたデスクトップ画面に対応するサムネイル(63)を、その他のサムネイル(63)と視覚的に区別されるよう表示部(21)に表示する。
【0040】
図7は、図5に示す位置から、デスクトップ選択画面(61)にて右から2番目にあるサムネイル(63)の中央まで、ショートカットアイコン(47')がタッチパネル(25)のドラッグ操作により移動し、そのサムネイル(63)に対応するデスクトップ画面が選択された模様を示す。選択されたデスクトップ画面には、ショートカットアイコン(47')と同じアプリケーションを示すアイコンが含まれていることから、ステップS17が実行されており、右から2番目にあるサムネイル(63)(白色のサムネイル(63))は、アイコンの重複をユーザに報知するために点滅表示されている。
【0041】
ステップS17の報知は、デスクトップ選択画面(61)におけるショートカットアイコンの表示形態を変更することでなされてもよい。例えば、制御部(13)が描画部(17)に指示することで、図8(a)に図示したように、ショートカットアイコン(47')の縁部(白色で示す)が点滅表示されてもよく、図8(b)に図示したように、ショートカットアイコン(47')上に×印が重畳表示されてもよい。
【0042】
また、ステップS17の報知は、表示部(21)の表示の変化に拠るものではなく、スマートフォン(11)のスピーカ(37)又はバイブレータ(39)を用いて行われてもよい。ステップS17にて、制御部(13)は、音声処理部(35)に報知又は警告音の音声データを送信し、スピーカ(37)から報知音、例えばビープ音が発せられてよい。また、ステップS17にて、制御部(13)は、バイブレータ(39)を駆動して、スマートフォン(11)を振動させてもよい。
【0043】
ステップS17の後、制御部(13)は、ユーザによりドロップ操作が行われたか否かを判定する(S19)。本実施例では、ショートカットアイコンの重複設定は可能とされており、ステップS11にて、ドロップ操作が行われたと判定された場合でも、ステップS13が実行される。なお、ステップS19の後にステップS13が実行される場合にて、追加又は既存のアイコンの何れかが削除又は消去されてもよい。ステップS19にて、ユーザによりドロップ操作が行われたと判定されない場合、ステップS15と同様なステップS21が行われる。ステップS21にて、デスクトップ画面の選択が解除されたと判定された場合、制御部(13)は、報知を解除、つまりステップS17で実行した処理を終了する(S23)。ステップS23の後、ステップS5が実行される。また、ステップS21にて、デスクトップ画面の選択が解除されたと判定されない場合、ステップS19が実行される。
【0044】
図9は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理の第2実施形態を示すフローチャートである。図9に示すステップS31乃至S45は、図4に示すステップS1乃至S15に夫々対応しているので、説明を省略する。
【0045】
ステップS39にて、デスクトップ選択画面(61)のショートカットアイコンと同じアプリケーションを示すアイコンが、選択したデスクトップ画面に含まれていると判定された場合、制御部(13)は、描画部(17)に指示をして、当該デスクトップ画面を表示部(21)に表示する(S47)。ステップS47では、選択したデスクトップ画面に配置又は格納された重複アイコンが、当該デスクトップ画面のその他のアイコンと視覚的に区別されるように表示される。これによって、ユーザは、どのアイコンが重複するのか瞬時に理解できる。
【0046】
例えば、図2に例示したデスクトップ画面(41)がステップS37で選択されて、ステップS31で作成されたショートカットアイコンと同じアプリケーションに対応したアイコンがデスクトップ画面(41)の上列の左から2番目のアイコン(47)である場合、ステップS47が実行されると、図10に示すようなデスクトップ画面(41)が表示部(21)に表示される。左列の左から2番目のアイコン(47)(白色で示す)は、点滅表示されて、その他のアイコン(47)と視覚的に区別されている。なお、左列の左から2番目のアイコン(47)は、図8(a)や図8(b)で説明したように表示されてもよい。
【0047】
図11は、本発明の実施例に係るショートカット設定処理の第3実施形態を示すフローチャートである。図11のステップS61及びS63は、図4のステップS1及びS3に夫々対応している。図11に示す第3実施形態では、ステップS63にて、作成したショートカットアイコンに対してドラッグ操作がなされたと判定されると、制御部(13)は、そのショートカットアイコンと同じショートカットアイコンがデスクトップ選択画面に含まれているか否かを判定する(S65)。ステップS65にて、同じショートカットアイコンがデスクトップ選択画面に含まれていると判定された場合、制御部(13)は、その旨をユーザに報知又は警告する処理を行う(S67)。
【0048】
ステップS61が実行されて、図5に示すようなデスクトップ選択画面(61)が表示部(21)に表示され、ステップS63にて、ショートカットアイコン(47')に対してドラッグ操作がなされたと判定されて、ショートカットアイコン(47')がデスクトップ選択画面(61)上を移動すると、ステップS65にて、ショートカットアイコン(47')と同じショートカットアイコンがデスクトップ選択画面(61)に含まれているか否かが判定される。各サムネイル(63)は、それに対応するデスクトップ画面の縮小画像であって、各サムネイル(63)では、対応するデスクトップ画面に格納されているショートカットアイコンが縮小して描画されている。例えば、図2に例示したデスクトップ画面(41)に対応するサムネイル(63)には、図2に示す5つのショートカットアイコン(47)の縮小画像も含まれている。例えば、図5に示す左から2番目のサムネイル(63)に、ショートカットアイコン(47')と同じショートカットアイコン(47)が含まれている場合、ステップS67が実行されると、図12に示すように左から2番目のサムネイル(63)(白色で示す)は点滅表示され、その他のサムネイル(63)と視覚的に区別される。なお、ステップS67では、先に説明したようなサムネイル(63)の点滅表示以外の手法を用いてユーザに報知がなされてよい。
【0049】
ステップS67の後、制御部(13)は、ドロップ操作がなされたか否かを判定し(S69)、ドロップ操作がなされたと判定されると、図4のステップS7と同様にして、何れかのデスクトップ画面が選択されているか否かを判定する(S71)。ステップS71にて、デスクトップ画面が選択されていると判定された場合、制御部(13)は、図4のステップS13に対応するステップS73を実行する。ステップS71にて、デスクトップ画面が選択されたと判定されない場合、制御部(13)は、ステップS61にて作成したショートカットアイコン対するドラッグ操作が再度行われたか否かを判定する(S75)。ステップS75にて、ドラッグ操作が行われたと判定された場合、制御部(13)は、ステップS69を実行する。
【0050】
本発明は、アプリケーションのショートカット作成だけでなく。デスクトップ画面のウィジェット設定にも使用できる。本発明の第2実施例のスマートフォンは、図1と同様な構成を有しているが、所謂タブレット型スマートフォンである。図13は、第2実施例のスマートフォンにて、デスクトップ画面(71)が表示部(21)に表示されている模様を示す説明図である(図13乃至図15では、スマートフォン全体が図示されていない点に留意のこと)。
【0051】
デスクトップ画面(71)は、ウィジェット(73)と、アイコン(75)と、バックボタン(77)と、ホームボタン(79)と、デスクトップ選択画面表示ボタン(81)とを含んでいる。図13では、3つのウィジェット(73)と、10個のアイコン(75)とが示されているが、先に述べたように、本発明において、1枚のデスクトップ選択画面に含まれるウィジェットとアイコンの数は特に限定されない。第2実施例も、第1実施例と同様に5枚のデスクトップ選択画面が設定可能であって、タッチパネル(25)のフリック操作によって、表示部(21)に表示されるデスクトップ選択画面が切り替わる。
【0052】
バックボタン(77)は、表示部(21)の表示画面を従前の画面に戻すのに使用される。ホームボタン(79)は、メニュー画面を表示するのに使用される。デスクトップ選択画面表示ボタン(81)は、デスクトップ選択画面を表示するのに使用される。
【0053】
図14に、デスクトップ選択画面表示ボタン(81)上にてタッチパネル(25)がタップされて、デスクトップ選択画面(91)が表示部(21)に表示された模様を示す。デスクトップ選択画面(91)の略上半分には、図5と同じような5枚のデスクトップ選択に夫々対応する5つのサムネイル(93)が配置されている。デスクトップ選択画面(91)の略下半分には、アプリケーションのショートカットアイコン(95)が複数配置されている。デスクトップ選択画面(91)に表示されるショートカットアイコン(95)は、タッチパネル(25)のフリック操作によって、スクロールして置き換わる。第1実施例と同様に、ショートカットアイコン(95)を指(65)で長押しすることで選択し、タッチパネル(25)をドラッグアンドドロップ操作して、選択したショートカットアイコン(95)をサムネイル(93)の中央領域に配置することで、そのサムネイル(93)に対応したデスクトップ画面にショートカットアイコン(95)が設定又は追加される。
【0054】
第2実施例のスマートフォンでも、第1実施例について説明したような重複アイコンの報知又は通知が実行される。図4、図9又は図11に示すフローチャートで説明した本発明に係るショートカット設定処理が、第2実施例のスマートフォンにも容易に適用できることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。
【0055】
デスクトップ選択画面表示ボタン(81)には幾つかのタブ(97)が設けられている。3個のタブ(97)の中の真ん中のタブ(「Widgets」)上にて、タッチパネル(25)がタップされると、図15に示すように、デスクトップ選択画面(91)は、ウィジェット設定モードに切り替わる。なお、この状態にて、3個のタブ(97)の中の左のタブ(「App Shortcuts」)上にて、タッチパネル(25)がタップされると、デスクトップ選択画面(91)は、図14に示すショートカット設定モードに切り替わる。
【0056】
図15に示すウィジェット設定モードでも、デスクトップ選択画面(91)の略上半分に、5つのサムネイル(93)が配置されている。デスクトップ選択画面(91)の略下半分には、ウィジェットに対応した又はウィジェットを示すアイコン(ウィジェットアイコン)(99)が配置されている。デスクトップ選択画面(91)に表示されるアイコン(99)は、タッチパネル(25)のフリック操作によって、スクロールして置き換わる。第1実施例のアイコン設定処理と同様に、アイコン(99)を指(65)で長押しすることで選択し、タッチパネル(25)をドラッグアンドドロップ操作して、選択したアイコン(99)をサムネイル(93)の中央領域に配置することで、そのサムネイル(93)に対応したデスクトップ画面に、アイコン(99)に対応したウィジェット(73)が設定又は追加される。
【0057】
第2実施例のスマートフォンでは、アプリケーションを示すショートカットアイコンと、同様に、重複ウィジェットの報知又は通知が実行される。図4、図9及び図11に示すフローチャートで説明した本発明に係るショートカット設定処理が、第2実施例のスマートフォンにおけるウィジェット設定処理にも容易に適用できることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。
【0058】
本発明をスマートフォンに適用した実施例について説明したが、本発明は、スマートフォン以外のタッチパネルを備える電子機器、例えば、携帯ゲーム機、ナビゲーション装置や印刷機などにも適用可能である。また、本発明により処理されるアイコン又はショートカットは、例えば、文書ファイルや画像ファイルなどを表現するものであってもよい。
【0059】
図4、図9及び図11のフローチャートに示した手順は、あくまで本発明の実施例であって、これらフローチャートに示した手順と異なる手順を用いて本発明が実施されてもよい。
【0060】
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0061】
(11) スマートフォン
(13) 制御部
(15) 記憶部
(21) 表示部
(25) タッチパネル
(41) デスクトップ画面
(47) ショートカットアイコン
(45) ウィジェット
(47') ショートカットアイコン
(51) メニュー画面
(53) アイコン
(61) デスクトップ選択画面
(63) サムネイル
(73) ウィジェット
(75) ショートカットアイコン
(91) デスクトップ選択画面
(93) サムネイル
(95) アイコン
(99) ウィジェットアイコン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルと、前記タッチパネルの操作に応じて前記表示部の表示を制御する制御部とを備えた電子機器であって、
前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記制御部は、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、
前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記制御部は、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う電子機器。
【請求項2】
前記表示部は、複数の操作画面を切り替え表示可能であり、
前記操作画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記制御部は、前記画像と同じ画像が前記操作画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示部は、複数の操作画面を切り替え表示可能であり、
前記表示画面は、前記複数の操作画面から前記画像が設定される操作画面を選択するための選択用画面であり、前記選択用画面は、前記複数の操作画面に夫々対応した複数のサムネイルを含んでいる、請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記タッチパネルが操作されると、前記表示部に前記選択用画面を表示させる、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記報知は、前記画像と同じ画像を含む操作画面に対応したサムネイルを、その他のサムネイルと区別されるように前記表示部に表示することで行われる、請求項3又は請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記画像は、ショートカットアイコン又はウィジェットである、請求項1乃至5の何れかに記載の電子機器。
【請求項7】
表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルとを備えた電子機器のコンピュータに、
前記タッチパネルに所定の操作がなされると、前記電子機器に所定の機能を実行させるための画像を前記表示部の表示画面上にて移動させる手順と、
前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する手順とを実行させるプログラム。
【請求項8】
表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルと、前記タッチパネルの操作に応じて前記表示部の表示を制御する制御部とを備えた電子機器を用いて報知を行う報知方法において、
前記制御部が、前記タッチパネルに所定の操作がなされると、前記電子機器に所定の機能を実行させるための画像を、前記表示部の表示画面上にて移動させる工程と、
前記表示画面上にて前記画像を移動させた場合に、前記制御部は、前記画像と同じ画像が前記表示画面に含まれていると、その旨を報知する処理を行う工程とを含む報知方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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