説明

電気かみそり、その外刃および内刃の製造方法

【課題】髭剃り面積を増やし、肌の凹部の曲面によく追従して肌に適切な接触圧で接触でき、この凹部の髭剃りを円滑に行うことができ、構造が単純で部品点数が少なく、組み立てが容易であり髭剃りくずの掃除もし易くする。
【解決手段】多数の髭進入口65が形成された環状の髭剃り面16、18を上面に有する外刃10Aと、外刃10Aに髭剃り面16、18の下方から摺接しつつ回転する小刃22A、24Aを持つ内刃12Aとを有するロータリー式電気かみそりにおいて、外刃10Aには複数かつ同心の環状髭剃り面16、18が一体に形成され、外周側の髭剃り面16Aが中心側の髭剃り面18Aより低くかつこれらの髭剃り面が中心軸20Aに対して水平な平面上に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、多数の髭進入口が形成された環状の髭剃り面を有する外刃と、前記外刃に前記髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりと、これに用いる外刃および内刃の製造方法とに関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種のロータリー式の電気かみそりでは、略円盤状の外刃が肌の細かい凹凸に細かく追従して髭を剃り残し無く円滑に剃れるようにすることが求められる。例えば使用者の顎の下など大きい凹凸があったり皮膚の皺があったりする部位では、髭のそり残しが増えるという問題がある。そこで髭剃り面の面積を拡大することが従来より行われている。
【0003】
図6に示すものは環状の髭剃り面を同心に二重に形成することによって髭剃り面積を増大し、髭の剃り残しを減らせるようにしたものである。図6で符号10は外刃、12は内刃である。外刃10の上面(髭剃り面)には環状の凹溝14を挟んで、環状の外側髭剃り面16と、環状の内側(中心側)髭剃り面18が中心軸(内刃12の回転軸)20を中心にして同心に形成されている。内刃12には、これら外側と内側の髭剃り面16、18に下面から摺接する小刃22、24が共通の金属板に一体に形成されている。
【0004】
この図6に示すものでは、外側と内側の髭剃り面16、18を、中心軸(回転軸)20が垂直になる共通の平面上(中心軸20に対して水平な平面上)に位置させることにより、外刃10および内刃12の加工を容易にしたものである。しかしこの場合には、顎の下のように肌が凹状に陥没している部位(図6で符号26は顎下の肌の曲面を示す。)では中心側の環状髭剃り面18が皮膚から離れてしまい髭剃り面積が思ったほど増大しないという問題がある。
【0005】
また図7に示すものはこのような問題を解決するために、外側と中心側の環状髭剃り面16a、18aを肌の曲面26にほぼ沿うようになだらかな曲面に湾曲させたものである。しかしこの場合は、外刃10aの上面の加工すなわち二重の環状髭剃り面16a、18aの加工が複雑になり、これに対応して内刃12に形成する小刃22a、24aの刃先(上端縁)も湾曲させる必要が生じる。このためこれらの加工能率が悪くなり、生産性が落ちるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特表2008−517696
【特許文献2】特開2008−99770
【特許文献3】特開2001−755
【0007】
特許文献1に示されたものは、外刃に三重の同心円形の髭剃り面を形成して(段落0018参照)髭剃り面積を前記図6に示したものよりもさらに増大させたものであるが、三重の髭剃り面は共通の平面上に位置させているため(図1)、前記図6のものと同様な問題を有するものである。
【0008】
特許文献2および3に示された外刃はいずれも、外側の髭剃り面を形成した外側リングと、内側の髭剃り面を形成した内側リングとを別体にして、内側のリングを外側のリングに下方から係合させてそれぞれを独立して上下動可能にしたものである。ここに各リングの髭剃り面は中心軸に対して水平になるようにして、これらの加工を容易にしたものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1のものによれば、前記したように、外刃の髭剃り面の面積を増大できるが、外刃の上面(髭剃り面)は共通の平面上にあるので、前記図6と同様に最も内側あるいは中間の髭剃り面が肌にしっかりと適切な接触圧で接触できず、実質的な髭剃り面積が十分に増大しないという問題がある。
【0010】
特許文献2,3のものによれば、構造が複雑であり、部品点数が著しく多く、組み立てが面倒で生産能率が悪いと云う問題がある。また髭剃りくずが部品の間に入るとその除去が面倒であって、掃除がしにくいという問題もある。
【0011】
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、髭剃り面積を増やし、肌の凹部の曲面によく追従して肌に適切な接触圧で接触でき、この凹部の髭剃りを円滑に行うことが可能であり、構造が単純で部品点数が少なく、組み立てが容易であり髭剃りくずの掃除もし易いロータリー式電気かみそりを提供することを第1の目的とする。
【0012】
またこの電気かみそりに用いる外刃の製造方法を提供することを第2の目的とする。さらにこの電気かみそりに用いる内刃の製造方法を提供することを第3の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
この発明によれば第1の目的は、多数の髭進入口が形成された環状の髭剃り面を上面に有する外刃と、前記外刃に前記髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりにおいて、前記外刃には複数かつ同心の環状髭剃り面が一体に形成され、外周側の髭剃り面が中心側の髭剃り面より低くかつこれらの髭剃り面が中心軸に対して水平な平面上に形成されていることを特徴とするロータリー式電気かみそり、により達成される。
【0014】
第2の発明は、請求項1に記載のロータリー式電気かみそりに用いる外刃の製造方法であって、略円盤状の金属素材に複数の環状髭剃り面とこれらの間に位置する環状凹溝を同心に形成し、これらの環状髭剃り面をほぼ半径方向に横断して移動しつつ水平軸回りに回転する円盤砥石によって髭進入口となるスリットを形成し、中心軸と同心に回転しこれら複数の環状髭剃り面の上面を高さが異なる段付きの研削/研磨具で、中心軸と同心に回転しこれら複数の環状髭剃り面の下面を段付きの研削/研磨具によりそれぞれ研削/研磨することを特徴とする外刃の製造方法、により達成される。
【0015】
第3の目的は、請求項1に記載のロータリー式電気かみそりに用いる内刃の製造方法であって、内刃を構成する金属板に複数の環状髭剃り面に下方から摺接する小刃を一体に形成し、これら小刃の上端縁を、中心軸と同心に回転し中心軸方向に高さが異なる段付きの研削/研磨具で研削/研磨することを特徴とする内刃の製造方法、により達成される。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、複数の同心円状の環状髭剃り面を外刃の上面に形成したので、髭剃り面積を増やして髭剃りを能率良くすることができる。環状髭剃り面は外側(外周側)を低くし、内側(中心側)を高くしたので、全ての環状髭剃り面が肌の凹部の曲面に良く追従して肌に最適な接触圧で接触でき、この凹部の髭剃りを円滑に行うことが可能である。
【0017】
なお肌が平坦あるいは凸状の部分には、内側の環状髭剃り面が主として当たり、あるいは電気かみそり全体を傾けてその上面(髭剃り面)を肌に対するして傾けることにより円滑な髭剃りが可能である。またそれぞれの環状髭剃り面は、中心軸に対して水平であって中心軸方向の高さが異なる平面上に位置させるから、外刃および内刃の構造が単純になり、部品点数が少なく、その組み立てが容易である。また髭剃りくずの掃除もし易くなる。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、外刃となる金属板に複数の環状髭剃り面とこれらの間の環状凹溝とを形成し、段付きの研削/研磨具を外刃の中心軸と同心に相対的に回転させることによって、外刃の上面と下面を研削/研磨するから、これらの加工が容易である。請求項6に記載の発明によれば、内刃を構成する金属板に複数の環状髭剃り面に下方から摺接する小刃を一体に形成し、これら小刃の上端縁を、中心軸と同心に回転し中心軸方向に高さが異なる段付きの研削/研磨具で研削/研磨するものであるから、内刃の加工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1における1つの刃組み立て体の断面図である。
【図3】外刃の一部拡大断面図であってスリットの加工方法を説明する図である。
【図4】同じく外刃の研削/研磨方法を説明する断面図である。
【図5】同じく内刃の研削/研磨方法を説明する断面図である。
【図6】従来例を示す刃組み立て体の断面図である。
【図7】他の従来例を示す刃組み立て体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
外刃に形成する環状髭剃り面は2重の同心円状であっても良いし(請求項2)、3重以上の同心円状であっても良い。外刃の髭剃り面に形成する髭進入口は、スリット状にすることができる(請求項3)。スリット状であれば後記する外刃の加工時に水平軸回りに回転する回転円盤砥石をその半径方向または半径方向にやや傾けて(ほぼ半径方向に)移動させることにより全ての環状髭剃り面に一工程で能率良く加工できる。
【0021】
内刃には全ての環状髭剃り面に対応する回転半径が異なる複数の小刃を共通の金属板に切り起こして一体に形成することができ、この場合は内刃の構造も単純になる(請求項4)。この時、回転円盤砥石の移動に伴ってその回転中心を上下に(外刃の中心軸と平行方向に)移動させて、環状凹溝部分を切断することなく環状髭剃り面だけにスリットを形成する。環状凹溝は隣接する環状髭剃り面を支持し補強する機能を持つからこれを切断しないようにするのである。
【実施例1】
【0022】
図1において符号50は本体部であり、略円柱状のグリップ部52の上部を斜め前上方へ折曲したケース54を持つ。このケース54は前後割りであり、その内部には充電可能な電池、電気モータ、制御回路基板など(図示せず)が収容されている。ケース54の前面には電源スイッチ56が取付けられ、このスイッチ56の下方には電池の充電残量や動作状態などを示すLEDランプからなる表示器(図示せず)がケース54の半透明部分54Aを通して外から目視可能となっている。
【0023】
ケース54の上部にはヘッド部58が開閉可能かつ着脱可能に取付けられている。なおヘッド部58は、その髭剃り面(後記刃枠66の上面)が斜め前上方を指向するようにケース54のグリップ部52に対して傾いている。前記電気モータはその回転出力軸がこのヘッド部58の内部を指向してケース54の上面から突出し、後記する内刃12Aを回転駆動すると共に、内刃12Aを上方に弾性を持って押し上げて小刃22A、24Aの髭剃り面14A、16Aの下面に対する接触圧を適正に保持している。
【0024】
ヘッド部58は、ケース54の上面に開閉可能に取り付けられる刃枠体60に、3組の刃組み立て体62を組み付けたものである。刃枠体60は平面視略三角形で周縁をなだらかに下方へ湾曲させた形状である。刃枠体60には3つの円形の取付口が形成され、ここにそれぞれ刃組み立て体62が傾斜可能かつ上方へ復帰習性を持って可動に保持される。
【0025】
すなわち刃組み立て体62は、略円盤状で周縁が下方に折曲された外刃10Aと、この外刃10Aの外周が嵌め込まれた外刃リム64と(図1)、外刃10Aに下方から摺接する内刃12A(図2)とを備える。内刃12Aはこの刃組み立て体62に回転可能であってかつ下方に脱落しないように保持され、前記したように電気モータにより回転駆動される。
【0026】
外刃10Aの上面には図2に示すように、中心軸20Aと同心に二重の環状髭剃り面16A、18Aと、これらの間に位置する環状凹溝14Aとが形成されている。二重の環状髭剃り面16A、18Aは、内側の髭剃り面18Aが外側の髭剃り面16Aよりも高く、すなわち中心軸20Aに沿って高さが高く、またこれらの髭剃り面16A、18Aは中心軸20Aに対して水平な平面上に位置する。換言すれば、中心軸20Aに沿った高さが異なる水平面上にこれらの髭剃り面16A、18Aは位置する。
【0027】
この外刃10Aには、図1に示すように、半径方向に多数の髭導入口となるスリット65が形成され、この上面は外刃リム64より突出している。このスリット65は、図3に示すように回転円盤砥石66によって加工される。すなわち外刃10Aとなる金属板(金属素材)は、両環状髭剃り面16A、18Aになる部分とこれらの間に位置する環状凹溝14Aとがプレス加工され、このプレス加工済みの金属素材に上方から回転円盤砥石66をその外周を縦向きにして回転させつつほぼ半径方向に移動させ、環状凹溝14Aを残して環状髭剃り面16A、18Aとなる部分に切り込みを入れるものである。回転円盤砥石66は、ダイヤモンド砥粒などの耐摩耗性粒子を砥粒に分散し硬化させた薄い円形ディスク状の工具である。
【0028】
この回転円盤砥石66は、まず両方の環状髭剃り面16A、18Aを同時に加工するように、図3の第1加工線68に沿った深さの加工をする。すなわち、回転円盤砥石66の外周(切削加工縁)が第1加工線68に沿って移動するように回転円盤砥石66の回転中心Aをほぼ半径方向(図3の移動線68a方向)に移動させる。また外側の環状髭剃り面16Aのスリット64だけを選択的に深く加工するためには、回転円盤砥石66の外周が図3に示す第2加工線70に沿って移動するように回転中心AをBの位置に移動して、この中心Bを第2加工線70に平行な移動線70aに沿ってほぼ半径方向に移動させる。
【0029】
この状態では、環状髭剃り面16A、18Aとなる部分は外刃10Aの金属板の厚さであるから、次に環状髭剃り面16A、18Aの部分を研削あるいはその後で研磨することにより十分に薄い環状髭剃り面16A、18Aに加工する。この加工は図4に示すように、上面を環状髭剃り面16Aと18Aの高さの差に対応した段差を有するバイトなどの研削具や砥石などの研磨具(両者を含めてここでは研削/研磨具ともいう。)72を、中心軸20Aを中心にして回転させることにより行うことができる。
【0030】
また環状髭剃り面16A、18Aの下面は、同様にこれらの高さの差に対応した段差を有する研削/研磨具74を用い、これを中心軸20Aを中心に回転させることにより加工することができる。図4において破線で示す16A、18Aは髭剃り面の上面(肌に接触する面)を、16B、18Bは髭剃り面の下面(内刃12Aの小刃22A、24Aが摺動する面、内刃摺動面)を示している。なお研削/研磨具72、74を回転させるのに代えてまたはこれらの回転と共に、外刃10Aを回転させても良いのは勿論である。
【0031】
図2において内刃12Aは、髭剃り面16A、18Aの下面(内刃摺動面)16B、18Bに摺接する小刃22A、24Aを共通の金属板12Bに一体に形成したものである。これらの小刃22A、24Aは、上端縁がそれぞれ内刃摺動面となる下面16B、18Bに摺接して、スリット65に入った髭をカットするものであるから、この上端縁の高さを内刃摺動面16B、18Bの高さに一致させると共に研磨して切れ味を向上させておくことが必要である。そこで内刃となる金属板12Bには、この高さの差に対応した段差を有する研削/研磨具76を用いてこれを中心軸20Aを中心にして相対的に回転させることにより加工することができる。図5の破線22B、24Bは、この研削/研磨具76による加工後の上端縁(刃面)を示している。
【符号の説明】
【0032】
10A 外刃
12A 内刃
12B 金属板
14A 環状凹溝
16A、18A 環状髭剃り面
20A 中心軸(回転軸)
22A、24A 小刃
26A 凹状に陥没した肌の凹部
50 本体部
54 ケース
58 ヘッド部
60 刃枠
62 刃組み立て体
65 スリット(髭進入口)
66 回転円盤砥石
68 第1加工線
70 第2加工線
72、74 外刃加工用の段付き研削/研磨具(砥石)
76 内刃加工用の段付き研削/研磨具(砥石)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の髭進入口が形成された環状の髭剃り面を上面に有する外刃と、前記外刃の下面に前記髭剃り面の下方から摺接しつつ回転する小刃を持つ内刃とを有するロータリー式電気かみそりにおいて、
前記外刃には複数かつ同心の環状髭剃り面が一体に形成され、外周側の髭剃り面が中心側の髭剃り面より低くかつこれらの髭剃り面が中心軸に対して水平な平面上に形成されていることを特徴とするロータリー式電気かみそり。
【請求項2】
外刃は、中心軸に対して外周側と中心側の2つの環状髭剃り面を有する請求項1に記載のロータリー式電気かみそり。
【請求項3】
環状髭剃り面には、スリット状の髭進入口が形成されている請求項1に記載のロータリー式電気かみそり。
【請求項4】
内刃には、複数の環状髭剃り面に下方から摺接しつつ回転する小刃が一体に形成されている請求項1に記載のロータリー式電気かみそり。
【請求項5】
請求項1に記載のロータリー式電気かみそりに用いる外刃の製造方法であって、
略円盤状の金属素材に複数の環状髭剃り面とこれらの間に位置する環状凹溝を同心に形成し、これらの環状髭剃り面をほぼ半径方向に横断して移動しつつ水平軸回りに回転する回転円盤砥石によって複数の環状髭剃り面に同時に髭進入口となるスリットを形成し、中心軸と同心に相対的に回転しこれら複数の環状髭剃り面の上面を高さが異なる段付きの研削/研磨具で、また中心軸と同心に相対的に回転しこれら複数の環状髭剃り面の下面を段付きの研削/研磨具によりそれぞれ研削/研磨することを特徴とする外刃の製造方法。
【請求項6】
請求項1に記載のロータリー式電気かみそりに用いる内刃の製造方法であって、
内刃を構成する金属板に複数の環状髭剃り面に下方から摺接する小刃を一体に形成し、これら小刃の上端縁を、中心軸と同心に相対的に回転し中心軸方向に高さが異なる段付きの研削/研磨具で研削/研磨することを特徴とする内刃の製造方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−100727(P2012−100727A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−249418(P2010−249418)
【出願日】平成22年11月8日(2010.11.8)
【出願人】(310018412)株式会社泉精器製作所 (16)
【Fターム(参考)】