説明

靴底貼付型お洒落用品

【課題】これまで靴底(地面と接する部分)は、単なる靴の底部をなす部分として、あるいは滑り止め機能や歩行時の衝撃を緩衝する機能としての役割など、専ら実用面からのみしか着目されなかった。すなわち、靴底を見せる(魅せる)ためのお洒落用品として、あるいは宣伝の広告媒体として認識されることはなかった。
【解決手段】プラスチックあるいは硬質ゴムからなる薄いシートにあらかじめデザイン画や広告をプリントしておき(自分で描画しても良い)、使用時にはシートの裏側に貼付してある両面テープを剥がし靴底に接着させる。これにより、これまで顧みられなかった新たな足元のお洒落が創造され、また、新たな宣伝媒体としての可能性も生み出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、あらかじめ図柄や絵がデザインされたシートを、文字がプリントされたシートを靴底(地面に接する部分)に両面テープなどで貼付することにより、これまでになかった靴裏のお洒落を楽しむためのものである。あるいは、靴裏を広告媒体として使用することで、宣伝効果を期待することもできる。
【技術背景】
【0002】
従来靴底は、靴本来の目的である足が汚れない、歩行時の衝撃を和らげる、あるいは滑らないように滑り止め効果を設けてあるなど実用面からしか着目されなかった。
一方、滑り止め効果を期待して、凹凸や溝が刻まれたシートを靴底に貼付するタイプのものは既に商品化されているが、お洒落用、あるいは宣伝効果を意図したものはない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)靴自体は大変おしゃれであっても、靴底のデザインには関心がもたれなかった。
(ロ)仮に靴底のデザインに工夫を凝らしても、磨耗する、あるいは汚染してしまうなどの問題点があり、長期間その美観を維持することが出来なかった。
(ハ)靴底が磨耗すれば、新しい靴に変えるか、靴底のみを張り替える必要があった。
(ニ)広告媒体として靴底が利用されることがなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
プラスチックあるいは硬質ゴムからなるシート板にあらかじめ図柄や文字をデザインしておき、あるいは広告などをプリントしておき(自分で書き入れてもよい)、使用時にはシート板の裏側に貼付してある両面テープで靴底に接着させる。
【発明の効果】
【0005】
これまで顧みられなかった新たな足元のおしゃれが創造され、また、新たな広告媒体としての可能性も生み出される。一定の間隔で自由に張り替えが可能であるために美観が損なわれない。
靴底の磨耗を予防できる。さらに、雨で滑りやすくなった路面や雪道、氷道を歩行する際には、滑り止めとしての効果も期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明実施のための概念的形態を説明する。
(イ)本体は靴底の大きさ、形態に応じたシート状のゴム板(天然ゴム、合成ゴム)、プラスチック板などよりなる。
(ロ)このシートの裏面(靴底と接着させる面)にはあらかじめ両面テープの片面を剥がし接着させておく。
(ハ)シートの表面(靴底と接着させる半対面)にはあらかじめ図柄、絵あるいは文字などをデザインしてプリントしておく。(使用者が自由に図柄、絵あるいは文字などを書き込めるように空白状態であってもよい)
(ニ)シートの表面には滑り止めのための凸凹を設ける。
本考案を使用するときには、シートの裏面に貼付されているテープの保護紙を剥がして靴底と接着させる。シートが汚れたり、接着性が落ち剥がれかけたり、あるいは図柄に飽きた場合には、新しいものに変更して使用する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明使用時のイメージ図
【図2】本発明の表図
【図3】本発明の裏図
【図4】本発明の側面図
【符号の説明】
【0008】
1 ゴム」(プラスチック)シート
2 両面テープ
3 シートの凹凸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴底に貼付して楽しむタイプのお洒落用品。
【請求項2】
あらかじめ図柄や絵、文字などがデザインされたシートを、あるいは自分で任意に描画したシートを靴底に貼付することで楽しむお洒落用品。
【請求項3】
宣伝内容などがプリントされたシートを靴底に貼付するタイプの広告媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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