説明

鞍乗り型車両の吸気構造

【課題】燃料噴射弁が車体カバーなどで覆われていない車両であったとしても、燃料噴射弁の保護を十分に確保することができる鞍乗り型車両の吸気構造を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両の吸気構造は、シリンダヘッド33の吸気ポート36aに接続される吸気管50と、吸気管50に取り付けられ、吸気ポート36aに燃料を噴射する燃料噴射弁60と、燃料噴射弁60に燃料及び電力の少なくとも一方を供給しつつ、固定部73を介して吸気管50に取り付けられるジョイント70と、を備え、吸気管50にジョイント70の固定部73が取り付けられるボス56が形成され、燃料噴射弁60の側方にジョイント70の固定部73とボス56が配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両の吸気構造に関し、特に、エンジン周りが車体カバーなどで覆われていない鞍乗り型車両の吸気構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の鞍乗り型車両の吸気構造としては、車体フレームに搭載されるエンジンのシリンダヘッドに、シリンダヘッドの吸気ポートに連なる吸気管が接続され、吸気管に吸気ポートに向けて燃料を噴射する燃料噴射弁が取り付けられ、燃料噴射弁に燃料を導く燃料ホースが接続される接続管部を有する燃料ジョイントにより、燃料ホースと燃料噴射弁との間が結合され、燃料ジョイントは、燃料噴射弁の頭部に液密に嵌合されると共に、燃料噴射弁を吸気管との間に挟持するようにして吸気管に締結され、吸気管と燃料ホースとの間を連結して、燃料ジョイントに対する燃料ホースの相対位置を固定する燃料ホースステーが吸気管に締結されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特許第3923420号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記した特許文献1に記載の鞍乗り型車両の吸気構造では、燃料噴射弁が車体カバーなどで覆われる位置に配置されるため、燃料噴射弁の保護は十分であったが、燃料噴射弁が車体カバーなどで覆われていない車両の場合、燃料噴射弁が外部に露出してしまっていた。
【0005】
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたもので、その目的は、燃料噴射弁が車体カバーなどで覆われていない車両であったとしても、燃料噴射弁の保護を十分に確保することができる鞍乗り型車両の吸気構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体フレームに搭載され、シリンダヘッドを有するエンジンと、シリンダヘッドの吸気ポートに接続される吸気管と、吸気管に取り付けられ、吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃料噴射弁に燃料及び電力の少なくとも一方を供給しつつ、固定部を介して吸気管に取り付けられるジョイントと、を備える鞍乗り型車両の吸気構造において、吸気管にジョイントの固定部が取り付けられるボスが形成され、燃料噴射弁の側方にジョイントの固定部とボスが配置されることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、ボスは、燃料噴射弁の両側方に形成され、ジョイントの固定部は、二股に分岐すると共に燃料噴射弁の両側方に延出し、ボスに取り付けられることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、ジョイントは、燃料噴射弁の前方に配置され、二股に分岐した固定部間を連結する板状の前方保護部を更に備えることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、吸気管は、吸気通路が車両前後方向に延設されると共に屈曲部を有し、燃料噴射弁及びボスは、屈曲部において車幅方向に沿って並ぶように配置され、ボスには、固定部とボルトにより締結される雌ねじが形成されることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エンジンは、車体フレームの下方に配置され、燃料噴射弁は、吸気管の上部に上下方向を指向して支持され、ジョイントは、燃料噴射弁の上方を覆い、燃料噴射弁への燃料供給路が車体フレームに沿って配置され、ボスは、燃料噴射弁と略平行に上下方向に延出され、固定部は、ボスの上端に取り付けられ、ボスと略平行に上下方向に延出されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、吸気管にジョイントの固定部が取り付けられるボスが形成され、燃料噴射弁の側方にジョイントの固定部とボスが配置されるため、燃料吸気弁の側方をジョイントの固定部とボスで保護することができる。これにより、燃料噴射弁が車体カバーなどで覆われていない車両であったとしても、燃料噴射弁の保護を十分に確保することができる。
【0012】
請求項2に記載の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、ボスは、燃料噴射弁の両側方に形成され、ジョイントの固定部は、二股に分岐すると共に燃料噴射弁の両側方に延出し、ボスに取り付けられるため、燃料吸気弁の両側方をジョイントの固定部とボスで保護することができ、また、ジョイントのボスへの固定を良好にすることができる。
【0013】
請求項3に記載の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、ジョイントは、燃料噴射弁の前方に配置され、二股に分岐した固定部間を連結する板状の前方保護部を備えるため、ジョイントの固定部の強度を向上することができ、また、燃料噴射弁の前方が前方保護部で覆われるので、燃料噴射弁の保護を更に確保することができる。
【0014】
請求項4に記載の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、吸気管は、吸気通路が車両前後方向に延設されると共に屈曲部を有し、燃料噴射弁及びボスは、屈曲部において車幅方向に沿って並ぶように配置され、ボスには、固定部とボルトにより締結される雌ねじが形成されるため、ボス(雌ねじ)の長さを容易に確保することができ、ジョイントのボスへの固定を更に良好にすることができる。
【0015】
請求項5に記載の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、エンジンは、車体フレームの下方に配置され、燃料噴射弁は、吸気管の上部に上下方向を指向して支持され、ジョイントは、燃料噴射弁の上方を覆い、燃料噴射弁への燃料供給路が車体フレームに沿って配置され、ボスは、燃料噴射弁と略平行に上下方向に延出され、固定部は、ボスの上端に取り付けられ、ボスと略平行に上下方向に延出されるため、燃料供給路を車体フレームで保護することができ、また、ジョイントを小型化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に係る鞍乗り型車両の吸気構造の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の鞍乗り型車両である自動二輪車10は、ヘッドパイプ11から後方且つ下方に延びる1本のメインフレーム(車体フレーム)12と、ヘッドパイプ11に回動可能に支持されるフロントフォーク13と、フロントフォーク13の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク13の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル14と、メインフレーム12の下方に取り付けられるエンジン30と、メインフレーム12の後方下端部に固定される左右一対のピボットプレート16と、ピボットプレート16に揺動可能に支持されるスイングアーム17と、スイングアーム17の後端部に回転可能に支持され、エンジン30の動力が不図示のチェーン及びスプロケットを介して伝達される後輪WRと、メインフレーム12の屈曲部に連結され後方に延びるシートフレーム18と、メインフレーム12の後方下部に連結され後方且つ上方に延び、その後端部がシートフレーム18と接続されるリヤサブフレーム19と、を備える。なお、図1中の符号21はヘッドライト、22は燃料タンク、23はシート、24は荷台、25はフロントフェンダ、26はリヤフェンダ、27は小物入れである。
【0018】
エンジン30は、空冷4ストローク単気筒エンジンであって、その外殻は、主に、クランクケース31と、クランクケース31の前端部にほぼ水平に接合されるシリンダ32と、シリンダ32の前端部に接合されるシリンダヘッド33と、シリンダヘッド33の前部開口を覆うシリンダヘッドカバー34と、クランクケース31の左右側面の開口を覆うクランクケースサイドカバー35と、によって構成される。
【0019】
シリンダヘッド33の上部側壁には、吸気ポート36aの上流端が開口して形成されており、この吸気ポート36aには、吸気管50を介してスロットルボディ40が接続され、さらに、スロットルボディ40の上流端には、吸気を清浄化するエアクリーナ37が接続される。また、シリンダヘッド33の下部側壁には、排気ポート36bが形成されており、この排気ポート36bには、排気管38を介してマフラー39が接続される。
【0020】
そして、図2〜図4に示すように、吸気管50は、後上方から前下方へ屈曲し、吸気管50の上部には、吸気ポート36aに燃料を噴射する燃料噴射弁60が上下を指向して取り付けられており、この燃料噴射弁60は、吸気管50とこの吸気管50に締結されるジョイント70との間に挟持されている。なお、図2及び図3中の符号45は、スロットルボディ40の右側面に設けられるスロットルドラム、符号46は、スロットルドラムに接続されるスロットルケーブル、符号47は、シリンダヘッド33に固定された不図示のプラグに接続されるプラグケーブル、符号33aは、吸気管50とシリンダヘッド33との間に介装されるインシュレータである。また、図2中の一点鎖線Xは、燃料噴射弁60の噴射軸線、一点鎖線Yは、後述する吸気管50の吸気通路54の中心線である。
【0021】
吸気管50は、図4及び図5に示すように、シリンダヘッド33の上部側壁にボルト81,81により締結されるベース部51と、ベース部51から後方且つ上方に延びる屈曲部52と、屈曲部52の上流端に設けられ、スロットルボディ40が取り付けられる接続部53と、ベース部材51から接続部53に亘って車両前後方向に沿って延設される吸気通路54と、屈曲部52の車幅方向中心に設けられ、後述する燃料噴射弁60のノズル部62が嵌合される嵌合孔55と、嵌合孔55の車幅方向両側において車体前後方向に対して直交する平面上に立設され、後述するジョイント70の左右一対の固定部73がボルト82,82により締結される左右一対のボス56と、を備える。
【0022】
また、吸気管50のベース51の車幅方向両端部には、吸気管50をシリンダヘッド33に固定するボルト81を挿通させるためのボルト挿通孔57がそれぞれ形成される。また、ボス56には、ボルト82に螺合する雌ねじ58が形成される。
【0023】
燃料噴射弁60は、図4に示すように、本体部61と、本体部61から下方に延び、吸気管50の嵌合孔55に嵌合されるノズル部62と、本体部61から上方に延び、ジョイント70の基部71が嵌合される燃料供給部63と、本体61から後方且つ上方に延び、スロットルボディ40に設けられる制御ユニット41から延びるハーネス42の外部カプラ43が接続されるカプラ部64と、を備える。そして、燃料噴射弁60の開閉動作は、スロットルボディ40の制御ユニット41により制御される。なお、図4中の符号65は、ノズル部62と吸気管50の嵌合孔55との間の気密性を確保するシール部材、符号66は、燃料供給部63とジョイント70の基部71との間の気密性を確保するOリングである。
【0024】
ジョイント70は、図2〜図4に示すように、燃料噴射弁60の燃料供給部63に嵌合される基部71と、基部71から後方に延出され、燃料ポンプ28から延びる燃料ホース29が接続される接続管部72と、基部71の車幅方向両側から上面視T字形状となるように二股に分岐すると共に、燃料噴射弁60の車幅方向両側に延出する左右一対の固定部73と、を備え、左右一対の固定部73を介して吸気管50の左右一対のボス56に取り付けられる。また、本実施形態では、ジョイント70は、燃料噴射弁60の上方を覆うように配置される。
【0025】
また、接続管部72は、燃料ホース29と燃料噴射弁60とを連通させ、燃料噴射弁60に燃料を供給する燃料供給路72aを有しており、この燃料供給路72aは、車体前後方向に延びるメインフレーム12に沿って前後方向に配置される。
【0026】
また、本実施形態では、吸気管50の左右一対のボス56は、燃料噴射弁60と略平行に上下方向に延出され、ジョイント70の左右一対の固定部73は、左右一対のボス56にボルト82により締結され、左右一対のボス56と略平行に上下方向に延出される。
【0027】
また、本実施形態では、燃料噴射弁60及び吸気管50の左右一対のボス56は、吸気管50の屈曲部52において車幅方向に沿って並ぶように配置される。これにより、燃料噴射弁60の車幅方向両側にジョイント70の固定部73と吸気管50のボス56が配置される。
【0028】
以上説明したように、本実施形態の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、吸気管50にジョイント70の左右一対の固定部73が取り付けられる左右一対のボス56が形成され、燃料噴射弁60の側方に左右一対の固定部73と左右一対のボス56が配置されるため、燃料吸気弁60の側方をジョイント70の固定部73とボス56で保護することができる。これにより、燃料噴射弁60が車体カバーなどで覆われていない車両であったとしても、燃料噴射弁60の保護を十分に確保することができる。
【0029】
また、本実施形態の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、左右一対のボス56は、燃料噴射弁60の両側方に形成され、ジョイント70の左右一対の固定部73は、二股に分岐すると共に燃料噴射弁60の両側方に延出し、左右一対のボス56に取り付けられるため、燃料吸気弁60の両側方をジョイント70の左右一対の固定部73と左右一対のボス56で保護することができ、また、ジョイント70の左右一対のボス56への固定を良好にすることができる。
【0030】
また、本実施形態の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、吸気管50は、吸気通路54が車両前後方向に延設されると共に屈曲部52を有し、燃料噴射弁60及び左右一対のボス56は、屈曲部52において車幅方向に沿って並ぶように配置され、左右一対のボス56には、左右一対の固定部73とボルト82により締結される雌ねじ58が形成されるため、左右一対のボス56の雌ねじ58の長さを容易に確保することができ、ジョイント70の左右一対のボス56への固定を更に良好にすることができる。
【0031】
また、本実施形態の鞍乗り型車両の吸気構造によれば、エンジン30は、メインフレーム12の下方に配置され、燃料噴射弁60は、吸気管50の上部に上下方向を指向して支持され、ジョイント70は、燃料噴射弁60の上方を覆い、燃料噴射弁60への燃料供給路72aを有する接続管部72がメインフレーム12に沿って配置され、左右一対のボス56は、燃料噴射弁60と略平行に上下方向に延出され、左右一対の固定部73は、左右一対のボス56の上端に取り付けられ、左右一対のボス56と略平行に上下方向に延出されるため、接続管部72をメインフレーム12で保護することができ、また、ジョイント70を小型化することができる。
【0032】
なお、本実施形態の変形例として、図6に示すように、ジョイント70に、燃料噴射弁60の前方に配置され、二股に分岐した左右一対の固定部73間を連結する板状の前方保護部であるシールド板74を形成するようにしてもよい。この場合、ジョイント70の左右一対の固定部73の強度を向上することができ、また、燃料噴射弁60の前方がシールド板74で覆われるので、燃料噴射弁60の保護を更に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る鞍乗り型車両の吸気構造の一実施形態が搭載された自動二輪車を説明するための左側面図である。
【図2】図1に示すスロットルボディ周りを説明するための拡大右側面図である。
【図3】図1に示すスロットルボディ周りを説明するための拡大斜視図である。
【図4】吸気管、燃料噴射装置、及びジョイントの組み付け状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。
【図5】吸気管の単品を示す図であり、(a)は平面図、(b)は一部切欠右側面図である。
【図6】本発明に係る鞍乗り型車両の吸気構造の変形例を説明するための拡大斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
12 メインフレーム(車体フレーム)
30 エンジン
33 シリンダヘッド
36a 吸気ポート
40 スロットルボディ
50 吸気管
52 屈曲部
54 吸気通路
56 ボス
60 燃料噴射弁
70 ジョイント
72 接続管部
72a 燃料供給路
73 固定部
74 シールド板(前方保護部)
82 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体フレームに搭載され、シリンダヘッドを有するエンジンと、
前記シリンダヘッドの吸気ポートに接続される吸気管と、
前記吸気管に取り付けられ、前記吸気ポートに燃料を噴射する燃料噴射弁と、
前記燃料噴射弁に燃料及び電力の少なくとも一方を供給しつつ、固定部を介して前記吸気管に取り付けられるジョイントと、を備える鞍乗り型車両の吸気構造において、
前記吸気管に前記ジョイントの前記固定部が取り付けられるボスが形成され、
前記燃料噴射弁の側方に前記ジョイントの前記固定部と前記ボスが配置されることを特徴とする鞍乗り型車両の吸気構造。
【請求項2】
前記ボスは、前記燃料噴射弁の両側方に形成され、
前記ジョイントの前記固定部は、二股に分岐すると共に前記燃料噴射弁の両側方に延出し、前記ボスに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の吸気構造。
【請求項3】
前記ジョイントは、前記燃料噴射弁の前方に配置され、二股に分岐した前記固定部間を連結する板状の前方保護部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両の吸気構造。
【請求項4】
前記吸気管は、吸気通路が車両前後方向に延設されると共に屈曲部を有し、
前記燃料噴射弁及び前記ボスは、前記屈曲部において車幅方向に沿って並ぶように配置され、
前記ボスには、前記固定部とボルトにより締結される雌ねじが形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鞍乗り型車両の吸気構造。
【請求項5】
前記エンジンは、前記車体フレームの下方に配置され、
前記燃料噴射弁は、前記吸気管の上部に上下方向を指向して支持され、
前記ジョイントは、前記燃料噴射弁の上方を覆い、前記燃料噴射弁への燃料供給路が前記車体フレームに沿って配置され、
前記ボスは、前記燃料噴射弁と略平行に上下方向に延出され、
前記固定部は、前記ボスの上端に取り付けられ、前記ボスと略平行に上下方向に延出されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鞍乗り型車両の吸気構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−281237(P2009−281237A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−133107(P2008−133107)
【出願日】平成20年5月21日(2008.5.21)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)