説明

鞍乗型車両

【課題】左右のフラッシャーを、車体カバーの後部のテールランプとは別体で配設する場合において、左右のフラッシャーを視認し易くするとともに、テールランプの取り付け剛性を向上させる構造を提供する
【解決手段】テールランプ103は、車両後部に配置される本体部103aと、本体部103aから車幅方向の両側面に沿って前方に延びる側部103b、103cとを備えている。この実施形態では、テールランプ103の側部103b、103cは、フラッシャー101の後端よりも前方に延びている。このテールランプ103は、テールランプ103の光源とフラッシャー101との間に遮光部304が配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関し、特に、鞍乗型車両の後部に取り付けられるテールランプに関する。
【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両の後部に取り付けられるテールランプは、例えば、特開2007−62546号公報に開示されている。同公報では、テールランプが車体カバーの後部に配設され、さらに、フラッシャー(方向指示灯)がテールランプとは別体で車体カバーの左右に配設されている。
【特許文献1】特開2007−62546号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
左右のフラッシャーを、車体カバーの後部のテールランプとは別体で配設する場合、フラッシャーの視認性を確保するためにテールランプの取り付け剛性が低下する場合がある。本発明者は、左右のフラッシャーを、車体カバーの後部のテールランプとは別体で配設する場合において、左右のフラッシャーを視認し易くするとともに、テールランプの取り付け剛性を向上させたいと考えた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る鞍乗型車両は、車両後部にテールランプとフラッシャーとを備えている。フラッシャーは、テールランプとは別体で車両後部の車幅方向両側に配設されている。テールランプは、車両後部に配置された本体部と、本体部から車幅方向の両側面に沿ってフラッシャーの後端よりも前方に延び、車体に固定された側部とを備えている。さらに、テールランプの光源とフラッシャーとの間に遮光部が配置されている。
【発明の効果】
【0005】
この鞍乗型車両によれば、テールランプが車両後部に配置された本体部と、本体部から車幅方向の両側面に沿ってフラッシャーの後端よりも前方に延び、車体に固定された側部とを備えているので、テールランプの取り付け剛性が向上する。さらに、テールランプの光源とフラッシャーとの間に遮光部が配置されているので、テールランプから照射される光が、フラッシャーの光に干渉せず、フラッシャーの視認性が良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両を図面に基づいて説明する。なお、図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。また、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者が通常の乗車姿勢で乗車している状態において当該運転者から見た方向に従う。また、必要に応じ、適宜、前側をFr、後側をRrで示す。また、各図面は符号の向きに見ることを前提に図示している。
【0007】
この実施形態に係る鞍乗型車両1000は、図1および図2に示すように、スクーター型の自動二輪車であり、車体フレーム200(図2参照)に樹脂製の車体カバー400が取り付けられている。この鞍乗型車両1000の後部には、主としてブレーキランプとして機能するテールランプ103と、主として方向指示灯として機能するフラッシャー101とが取り付けられている。この実施形態では、車体カバー400やテールランプ103やフラッシャー101の外装部材は、それぞれ車体フレーム200に取り付けられたブラケット(図示省略)などを介して、実質的に車体フレーム200に取り付けられている。これにより、これらの外装部材は、走行風や、走行時の振動などでがたつきが生じないように、所要の取付強度が確保されている。
【0008】
フラッシャー101は、テールランプ103とは別体で車両後部の車幅方向両側に配設されている。この実施形態では、フラッシャー101は、図3に示すように、脚部180を有しており、当該脚部180を介して後輪501の後に配設される泥除け部材502(リアフェンダー)の基端部503に配設されている。この鞍乗型車両1000では、当該基端部503に、後続車のライトなどを反射する反射板504が取り付けられており、ナンバープレートを取り付ける取付部505が設けられている。
【0009】
このフラッシャー101は、図3に示すように、レンズ120と、カバー160と、脚部180を備えている。なお、当該図3は、鞍乗型車両1000を後方から見た図面であるが、便宜上一部で図面を簡略化しており、特に車体カバー400内の部品について図示を省略している。
【0010】
レンズ120は、透明な樹脂(この実施形態では、メタクリル系樹脂(PMMA))で成形されており、透明のレンズ面121を有している。レンズ120の外側の縁124には、カバー160の外縁161が嵌め合わされる。カバー160は、この実施形態では、樹脂(ポリプロピレン(PP)で形成されている。脚部180は、筒状の部材であり、この実施形態では、ゴムで形成されている。このフラッシャー101は、レンズ120の透明なレンズ面121を通してレンズ120の外を照らす。このフラッシャー101の光の方向は、フラッシャー101の外側の所定の領域から視認できるように、フラッシャー101の内部に配設されたリフレクタ(図示省略)等によって調整されている。図3に示すように、この実施形態では、フラッシャー101の脚部180は、テールランプ103よりも少し下の位置に取り付けられており、当該位置から幅方向、かつ、少し上方に向けて延びている。脚部180の先端にはカバー160が取り付けられており、カバー160にレンズ120がレンズ面121を後方および斜め後方向に向くように配設されている。図示は省略するが、カバー160内には、光源としての電球およびリフレクタ(反射板)が配設されている。電球への電気配線は、カバー160および脚部180の内部を通して車体カバー400内を通されて鞍乗型車両1000のバッテリ(図示省略)に電気的に接続されている。この実施形態では、フラッシャー101はレンズ面121から所定の領域に光を発する。
【0011】
テールランプ103は、鞍乗型車両1000の車体カバー400の後部に装着されている。この実施形態では、車体カバー400は、図4に示すように、車両後部にテールランプ103を装着する装着部420を有している。図4は、鞍乗型車両1000の車体カバー400の後部からテールランプ103を取り外した状態を示している。なお、便宜上、鞍乗型車両1000の車体カバー400内の部品は図示を省略している。当該装着部420において、車両後部の両側部には上下に分割した切れ込み410が車体カバー400に形成されている。
【0012】
テールランプ103は、図5および図6に示すように、車両後部に配置される本体部103aと、本体部103aから車幅方向の両側面に沿って前方に延びる側部103b、103cとを備えている。この実施形態では、テールランプ103の側部103b、103cは、図1に示すように、フラッシャー101の後端よりも前方に延びている。このテールランプ103は、テールランプ103の光源とフラッシャー101との間に遮光部304(図9参照)が配置されている。
【0013】
詳しくは、このテールランプ103は、図7および図8に示すように、ハウジング301と、第1レンズ302と、第2レンズ303と、遮光部としての遮光板304と、光源としての電球305とを備えている。
【0014】
ハウジング301は、樹脂(この実施形態では、ポリプロピレン(PP))で形成されており、図7および図8に示すように、車体後部に配設された基部311と、基部311から車幅方向両側に延びた側部312、313とを備えている。基部311は、電球305を取り付ける電球取付部316を有している。基部311と側部312、313はそれぞれ車体に固定される。この実施形態では、基部311の内側(車体カバー400に装着された際の内側)と、側部312、313の上部にそれぞれ車体に固定する固定部315a、315bが設けられている。また、基部311の中央には、図6に示すように、電球305を取り付ける電球取付部316が設けられている。この実施形態では、ハウジング301の内側には、アルミ蒸着によって鏡面仕上げが施されており、リフレクタとして機能する。また、基部311の下側には、図7に示すように、第2レンズ303を配設する第2レンズ配設部317が設けられている。この実施形態では、ハウジング301は、図5に示すように、基部311と側部312、313にそれぞれ固定部315a、315bを備え、当該固定部315a、315bを車体カバー400に固定している。また、この実施形態では、図7および図8に示すように、ハウジング301の基部311と側部312、313の外側に、第1レンズ302を取り付ける第1レンズ取付部319が設けられている。
【0015】
第1レンズ302は、透明な樹脂(この実施形態では、メタクリル系樹脂(PMMA))で成形されている。この第1レンズ302は、図5および図6に示すように、ハウジング301の基部311と側部312、313の外側(車体カバー400に装着された際の外側)に合わせられ、テールランプ103のレンズ面325を構成している。また、この実施形態では、図6および図8に示すように、平面視において、第1レンズ302の上部302aが下部302bに比べて外側に張り出てた形状を有している。また、テールランプ103の側部103b、103cに対応する部分322、323は、車体カバー400の後部の両側部に形成された切れ込み410(図4参照)に嵌められる。
【0016】
第2レンズ303は、透明な樹脂(この実施形態では、メタクリル系樹脂(PMMA))で成形されており、ハウジング301の下部に嵌められる。この実施形態では、図3および図4に示すように、鞍乗型車両1000は、テールランプ103の下側にナンバープレートが配設されている。第2レンズ303は、図5および図7に示すように、テールランプ103の光によって当該ナンバープレートを照らすべく、テールランプ103の下部に配設されている。
【0017】
遮光板304は、テールランプ103の照射範囲を制限する。このテールランプ103は、テールランプ103の電球305(光源)とフラッシャー101との間に遮光板304が配置されている。この遮光板304は、樹脂(この実施形態では、ポリカーボネート(PC))で形成されており、表面にアルミ蒸着によって鏡面仕上げが施されている。遮光部304は、第1レンズ302の内側に配設されており、具体的には、図9に示すように、第1レンズ302の内側面に嵌め合わされている。この実施形態では、遮光板304は、テールランプ103の左右の両側部103b、103cに連続して延びる板材で構成されており、テールランプ103の後部に電球305(光源)の光を通す開口341およびスリット342(開口)が形成されている。この実施形態では、遮光板304は、図8および図9に示すように、第1レンズ302の基部321に対応した基部346と、第1レンズ302の側部322、323に対応した側部347、348をそれぞれ備えており、適当な部位に開口341とスリット342が形成されている。
【0018】
遮光板304の側部347、348は、テールランプ103の左右の両側部103b、103cにおいて、電球305(光源)とフラッシャー101との間に延びている。遮光板304の両側部347、348は、基部346によって連続している。遮光板304には、テールランプ103の後部など、テールランプ103を光らせるべき部位においては、図7および図8に示すように、電球305の光を通す開口341やスリット342が形成されている。また、適宜に強度を確保するべく、梁343(beam)が設けられている。
【0019】
このテールランプ103は、図7、図8に示すように、ハウジング301と、第1レンズ302と、第2レンズ303と、遮光板304が嵌め合わされ、ハウジング301の電球取付部316に電球305を取り付ける。そして、図3および図4に示すように、鞍乗型車両1000の後部の車体カバー400で囲まれた装着部420にテールランプ103の本体部103aを装着し、車両後部の両側部において、車体カバー400を上下に分割した切れ込み410にテールランプ103の側部103b、103cを装着する。
【0020】
この鞍乗型車両1000は、図3に示すように、フラッシャー101がテールランプ103とは別体で車両後部の車幅方向両側に配設されている。この鞍乗型車両1000は、テールランプ103が車両後部に配置された本体部103aから車幅方向の両側面に沿ってフラッシャー101の後端よりも前方に延びており、当該側部103b、103cが車体に固定されている。このため、テールランプ103は車両後部のみならず車両側部においても固定されており、取付剛性が高い。また、テールランプ103の電球305(図6参照)とフラッシャー101(図3参照)との間に遮光板304(遮光部)が配置されている。このため、テールランプ103から照射される光が、フラッシャー101の光に干渉せず、フラッシャー101の視認性が良い。また、この実施形態では、テールランプ103は、平面視において、外形形状(第1レンズ302の外形形状)が全体として概ねアーチ状であり、適当に外力の作用を逃がすことができ、転倒時などにおいて割れ難い。
【0021】
この実施形態では、テールランプ103のハウジング301は、車体後部に配設された基部311と、基部311から車幅方向両側に延びた側部312、313とを備えている。基部311と側部312、313はそれぞれ車体に固定されており、より高い取付強度が実現されている。
【0022】
また、この実施形態では、テールランプ103の第1レンズ302の内側には、図9に示すように、遮光板304が配設されている。この実施形態では、遮光板304は、第1レンズ302の内側面に嵌め合わされている。かかる構造によれば、テールランプ103の外管形状を構成する第1レンズ302は内側面に嵌め合わされた遮光板304によって補強されているので破損され難い。
【0023】
また、この実施形態では、遮光板304は、テールランプ103の左右の両側部103b、103cに連続して延びた板材で構成されており、テールランプ103の後部に電球305(光源)の光を通す開口341、342が形成されている。かかる構成によれば、遮光板304は一つの部材で構成することができ、部品点数を減らすことができ、また、組付け作業工数も減らすことができる。
【0024】
なお、遮光板304を第1レンズ302の内側面に嵌め合わせて、遮光板304が第1レンズ302の内側を部分的に支持する構成としてもよい。この実施形態では、遮光板304は両側部347、348にわたって一つの部材で形成されており、第1レンズ302の内側面に沿ったアーチ形状を有している。このため、遮光板304はある程度薄い板材で構成しても、第1レンズ302を補強するのに必要な強度を実現できる。
【0025】
鞍乗型車両1000の車体カバー400は、後部の両側部に車体カバー400を上下に分割した切れ込み410が形成されており、第1レンズ302は当該切れ込み410に嵌められている。かかる構造によって、テールランプ103の取付精度や取付剛性を向上させることができるとともに、第1レンズ302の周縁部に車体カバー400の切れ込み410の縁を当てることができる。この場合、第1レンズ302は車体カバー400によっても保護されているので、破損され難い。
【0026】
以上、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両を説明したが、本発明にかかる鞍乗型車両は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。
【0027】
テールランプは、上記の実施形態で例示した構造に限定されない。例えば、上述した実施形態では、テールランプ103のハウジング301は、車体カバー400に固定されているが、当該ハウジング301は、図10に示すように、車体フレーム200に固定してもよい。この場合、ハウジング301は、基部311と側部312、313(図8参照)のうち、何れか一方を車体フレーム200の上側に固定し、他方を車体フレーム200の下側に固定するとよい。具体的には、基部311に設けられた固定部315aを車体フレーム200の後部の下側に固定し、側部312、313に設けられた固定部315bを車体フレーム200の後部の上側に固定してもよい。この場合、ハウジング301は、車体フレーム200に取り付けられたブラケットを介して、実質的に車体フレーム200に取り付けてもよい。このように基部311と側部312、313によって、車体フレーム200の後部を上下に挟むことによって、テールランプ103の剛性をさらに向上させることが実現されている。
【0028】
例えば、光源として電球を例示したが、光源としては電球に限定されず、発光する機能を奏する部品を適用することができ、例えば、LEDのような発光素子などでもよい。また、レンズ、ハウジング、および、遮光板についての具体的な構造についても、上述した実施形態に限定されない。例えば、テールランプの光源とフラッシャーとの間に配置された遮光部として、遮光板を例示したが、遮光部は、光を遮る機能を有していればよく、必ずしも板材で構成する必要はない。例えば、遮光部は、レンズの内側に貼り付けられるシールで構成してもよい。また、レンズの内側において、光を遮る部分を不透明の塗料で塗装してもよい。鞍乗型車両の後部の両側部に車体カバーを上下に分割した切れ込みが形成されており、テールランプのレンズが当該切れ込みに嵌められた構造を例示したが、車体カバーにはかかる切れ込みはなくてもよく、また、テールランプのレンズは当該切れ込みに嵌められていなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の左側面図。
【図2】本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の左側面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の背面図。
【図4】本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両後部の斜視図。
【図5】本発明の一実施形態に係るテールランプの側面図。
【図6】本発明の一実施形態に係るテールランプの平面図。
【図7】本発明の一実施形態に係るテールランプを分解した側面図。
【図8】本発明の一実施形態に係るテールランプを分解した平面図。
【図9】本発明の一実施形態に係るテールランプのレンズに遮光板を嵌めた状態を示す図。
【図10】本発明の他の実施形態に係るテールランプの取付構造を示す側面図。
【符号の説明】
【0030】
101 フラッシャー
103 テールランプ
103a 本体部
103b、103c 側部
120 レンズ
121 レンズ面
124 レンズの縁
160 カバー
161 カバーの外縁
180 脚部
200 車体フレーム
301 ハウジング
302 第1レンズ
302a 第1レンズの上部
302b 第1レンズの下部
303 第2レンズ
304 遮光板(遮光部)
305 電球(光源)
311 ハウジングの基部
312、313 ハウジングの側部
315a、315b 固定部
316 電球取付部
317 レンズ配設部
321 第1レンズの基部
322、323 第1レンズの側部
325 レンズ面
341 開口
342 スリット(開口)
343 梁
346 遮光板の基部
347、348 遮光板の側部
400 車体カバー
420 装着部
501 後輪
502 泥除け部材(リアフェンダー)
503 基端部
504 反射板
505 ナンバープレートの取付部
1000 鞍乗型車両

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両後部にテールランプとフラッシャーとを備えた鞍乗型車両であって、
前記フラッシャーは、前記テールランプとは別体で車両後部の車幅方向両側に配設されており、
前記テールランプは、
車両後部に配置された本体部と、
前記本体部から車幅方向の両側面に沿って前記フラッシャーの後端よりも前方に延び、車体に固定された側部と、
当該テールランプの光源とフラッシャーとの間に配置された遮光部とを有する、鞍乗型車両。
【請求項2】
前記テールランプは、光源が配設されたハウジングと、前記ハウジングに嵌め合わされたレンズとを備え、
前記ハウジングは、車体後部に配設された基部と、前記基部から車幅方向両側に延びた側部とを備え、前記基部と前記側部がそれぞれ車体に固定されている、請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記基部と側部のうち、何れか一方が車体フレームの上側に固定され、他方が車体フレームの下側に固定されている、請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記テールランプは、光源が配設されたハウジングと、前記ハウジングに嵌め合わされたレンズとを備え、前記遮光部は、前記レンズの内側に配設された遮光板で構成されている、請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記遮光板は、前記レンズの内側面に嵌め合わされている、請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記遮光板は、前記テールランプの左右の両側部に連続して延びた板材で構成されており、テールランプの後部に前記光源の光を通す開口が形成されている、請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記鞍乗型車両の車体カバーは、後部の両側部に車体カバーを上下に分割した切れ込みが形成されており、前記レンズは当該切れ込みに嵌められている、請求項2に記載の鞍乗型車両。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−166791(P2009−166791A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−9845(P2008−9845)
【出願日】平成20年1月18日(2008.1.18)
【出願人】(000010076)ヤマハ発動機株式会社 (3,045)