説明

頸椎矯正器具

【課題】 女性、初心者のカイロプラクターでも容易に、間違いなく頚椎の治療を行える器具を得ること。
【解決手段】 右方廻旋したNO,4頸椎の、矯正ポイントである頚椎の左側に接触したままでウエイトをストッパーに突き当て矯正が出来る。仰向けになった状態で後方より瞬間的に矯正できるので頚椎がぐらつく心配もありません。又指向性がありますので矯正の方向性も間違いありません。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頚椎の矯正器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
カイロプラクティックで頸椎の矯正をするには、指先、あるいは示指接触(人差し指の中手骨、指骨の関節部分です)など使いますが、矯正には瞬間的な速さと、指向性が必要で難しいテクニックです。又頸椎そのものがぐらついて固定しにくく女性、初心者には無理が伴います。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
頚椎の矯正に関しては、狙ったポイントに狙った指向性と瞬間的な矯正の力を与えたい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
直線の棒に沿ってウエイトをスライドさせストッパーで急に止めたときに、ウエイトの質量は直線の棒の線上にベクトルを再現する。頚椎の矯正しようとする部位に棒の先端を当て、ウエイトをストッパーに突き当てたとき,頚椎に直線的に矯正する為の応力がはたらきます。
【0005】
レバーに人差し指、中指を引っ掛けて接触部を矯正部位に押し当てる、皮膚の遊びをとる、ことにより矯正がし易くなります。
【発明の効果】
【0006】
ベテラン、女性、初心者でも容易に頸椎の矯正ができます。
【発明を実施するための最良の形態。】
【0007】
図3のように患者さんは仰向けの姿勢でドクターの右膝の上に頭部を置きます。ドクターは後方より図1の頸椎矯正器具を図2の如く右方に廻旋した頸椎7の左側に接触部分1を接触します。左手の人差し指と中指の上にレバー2を置き患部と接触部分1との間隙をなくすように、皮膚の遊びをなくすようにレバー2を押し当てます。右手でウエイト5を軽く持ち直線の棒状軸体4上をスライドさせストッパー3に突き当てます。ウエイトのベクトルは接触部1を押し上げ廻旋した頸椎7を矯正します。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 頸椎矯正器具本体です。
【図2】 患部への接触状況を示します。
【図3】 治療方法を示します。
【符号の説明】
【0009】
1 接触部分
2 レバー
3 ストッパー
4 棒状軸体
5 ウエイト
6 外れ防止プレート
7 NO,4頸椎右方廻旋の図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウエイトを急に止めたときの、反動の応力を利用して頸椎の矯正を行うものです。
【請求項2】
レバーは、人差し指、中指を引っ掛けて器具の接触部を矯正部位に押し当てる、皮膚の遊びをとる、などの役目があります。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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