説明

顔マッサージ器

顔マッサージ器が開示される。顔マッサージ器は、ケースと;該ケースに内蔵されたマッサージ部を含む。該マッサージ部は、該ケースに結合し、回転軸が形成された第1モータ部と;該回転軸に結合して回転しながら顔マッサージができる回転部を含み、該回転部は、ハウジングと;該ハウジングに結合して上部に突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第1回転ボールを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔マッサージ器に関するものであって、さらに詳細には、さまざまな顔形態に適用することができ、着用が便利であり、手でマッサージすることと同じ効果が出る顔マッサージ器である。
【背景技術】
【0002】
顔は、常に外部に露出される部位であり、人々の印象を左右する重要な部分である。したがって、顔の皮膚を保護するか、または手入れするための器具や化粧品が細分化されて販売されている。
従来に使用している顔マッサージ器は顔に接触しながら、振動、発熱、低周波が生じる部品で構成された。
振動構造は顔一部の血点を振動にほぐしてくれる機能を持っているが、単調な構造で顔を確実にリレクスすることはできない。また、振動が発生される部位が限定的であって顔の全体を均等にマッサージすることができない。
発熱構造は顔の血液循環をよくすることができますが、 むくまれた筋肉を緩めることができない。
低周波構造は、最初には感電されていると感じているために拒否する人が多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、様々な顔の形態に合わせて、マッサージできる顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、マッサージ部回転しながら発生する摩擦力を減らせる顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、外部に突出や挿入可能な構造のハウジングを有する顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、マッサージ部のマッサージ効果を高められる形態のカバー部材を有する顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、交換可能なカバー部材構造を有する顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、眼下と頬のマッサージができ、他の顔部位は最小限にカバーする顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、振動部の振動力がケースに最少に伝達されるように顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、電力の流れを制御して、振動が生ずる顔マッサージ器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一側面によると、
ケースと;
上記のケースに内蔵されたマッサージ部を含み、
上記のマッサージ部は、
上記のケースに結合し、回転軸が第1モータ部と;
上記回転軸に結合し、回転しながら、顔のマッサージができる回転部を含み、
上記回転部は、
ハウジングと;
上記ハウジングに結合され、上部に突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減できる第1回転ボールを含む顔マッサージ器が提供される。
【0005】
また、上記の顔マッサージ器は、上記ハウジングに結合され、 下部へ突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第2回転ボールがさらに含まれる。
【0006】
また、上記のハウジングは、
結合ホールが形成された外部ハウジングと;
上記の結合ホールに結合される内部ハウジングを含み、
上記第1回転ボールは、外部に突出されるように上記の内部ハウジングの上面に結合され、
上記第2回転ボールは、外部に突出されるように上記の内部ハウジングの下部に結合されることを特徴とする。
【0007】
また、上記顔マッサージ器は、上記の外部ハウジングと上記の内部ハウジングの間に介在され、上記の内部ハウジングを外部に押す弾性部材をさらに含む。
【0008】
また、上記顔マッサージ器は、上記の第2回転ボールと対応される位置の上記ケースの内部に結合し、窪みと稜線から構成されて突出されたレールがさらに含まれる。
【0009】
また、上記のレールは、複数であり、
上記の複数のレールの各々の窪みと稜線はランダム(random)に配置されたことを特徴とする。
【0010】
また、上記顔マッサージ器は、上記のマッサージ部をカバーするカバー部材をさらに含み、上記のカバー部材は、上記のマッサージと対応する中心部の厚さが縁辺よりも薄いことを特徴とする。
【0011】
また、上記顔マッサージ器は、上記のマッサージ部をカバーするカバー部材を更に含み、上記のカバー部材には、上記ケースが顔に密着する場合の鼻翼を押さえる突出部が形成される。
【0012】
また、上記のカバー部材は、上記のマッサージ部から着脱可能なことを特徴とする。
【0013】
また、上記のケースは、
顔の左側ボールに対応する第1のケースと;
上記の顔の右側ボールに対応する第2のケースと;
上記第1のケースと上記第2のケースの間に介在され、上記の第1のケースと上記第2ケースが上記の左側ボールと、上記右側ボールに密着されるように屈曲された脚部材がある。
【0014】
また、上記のケースには、振動部が更に結合され、
上記震動部は
上記のケースに結合される固定バーと、
上記のケースの内部には、所定の距離から隔離されるように、固定バーに結合された固定管と;
上記固定管に内蔵される第2モータ部が含められる。
【0015】
また、上記固定管の中心には、上記固定バーが結合される。
【0016】
また、上記の、固定管の中心には貫通ホールが形成されており、上記の貫通ホールには、上記第2モータ部に供給される配線が内蔵される。
【0017】
また、上記顔マッサージ器は、上記第1モータ部から供給される電力の流れの量を周期的に制御して、上記第1モータ部が振動を起こすように制御部を更に含む。
【0018】
また、上記顔マッサージ器は、上記第1回転ボールは複数で構成され、上記の複数の第1回転ボールは、上記第1モータ部の上記回転軸から隔離距離が互いに異なって配置される。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、 屈曲された形態の脚部の構造として、顔に密着する構造の顔マッサージ器を提供することができる。
また、本発明は、 窪みと稜線が形成されたレールに沿ってハウジングが 屈曲 されて回転し、様々な形の顔に適用できる顔マッサージ器を提供することができる。
また、本発明は、弾性部材が結合されたハウジングに所定の離隔距離を置いて第1回転ボールが挿入及び突出することにより、様々な顔の輪郭に合わせて、マッサージできる顔マッサージ器を提供することができる。
また、本発明の第1回転ボールと、第2回転ボールが回転する事により、マッサージ部が回転しながら発生する摩擦力を減らすことができる顔マッサージ器を提供することができる。
【0020】
また、本発明は、カバー部材の中心部が縁辺よりも薄くてマッサージ部の回転と突出が優しく顔に伝達される顔マッサージ器を提供することができる。
また、本発明は、交換可能なカバー部材を利用して、様々な人々が共に使用できる顔マッサージ器を提供する。
また、本発明は、第2のモータ部がケースの内壁から隔離されて位することにより、振動力がケースに最少に伝達される顔マッサージ器が提供される。
また、本発明は、電力の量を制御して振動を起こすことにより、マッサージ効果を向上させる顔マッサージ器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の分離斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の第2のケースの斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器のマッサージ器の分離斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器のマッサージ部の側面図である。
【図6】本発明の一実施例によるマッサージ部のハウジングの下部斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に基づく振動部の斜視図である。
【図8】本発明の一実施例に基づく振動部の分離斜視図である。
【図9】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器を着用した様子を示している正面図である。
【図10】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器を着用した様子を示している側面図である。
【図11】本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の制御部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下は、本発明の望ましい実施例を添付図面を参照して、詳細に説明するが、これは本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が、本発明を容易に実施できる程度で詳細に説明するためのものであり、本発明の思想とカテゴリが限定されているわけではない。
【0023】
図1は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の斜視図であり、図2は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の第2のケースの分離斜視図であり、図3は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器の第2のケースの斜視図であり、図4は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器のマッサージ部の分離斜視図であり、図5は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器のマッサージ部の側面図であり、図6は、本発明の一実施例によるマッサージ部のハウジングの下部斜視図であり、図7は、本発明の一実施例に基づく振動部の斜視図であり、図8は、本発明の一実施例に基づく振動部の分離斜視図であり、図9は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器を着用した様子が示されている正面図であり、図10は、本発明の一実施例に基づく顔マッサージ器を着用した様子が示されている側面図である。
【0024】
本実施例の顔マッサージ器(10)は、ケース(11)と、ケース (10) に内蔵されたマッサージ部 (13) を含んで構成される。本実施例の顔マッサージ器(10)は眼下と頬と顎の側面まで密着される。本実施例の顔マッサージ器(10)は、振動および回転するマッサージ部(13)の運動によって頬(cheek)を押さえて、 緩める機能がある。また、本実施例の顔マッサージ器(10)は、マッサージされる顔の領域を除いて、すべてがオープンになった構造であって、着用時に不快感を感じない。
【0025】
図1のように、ケース(11)は、顔の左側ボールに対応する第1ケース(111)と、顔の右側ボールに対応する第2のケース(112)と、第1のケース (111) および第2のケース (112) の間に介在され、第1のケース (111) と第2のケース (112) が左側ボールと右側ボールに密着するように屈曲された脚部材 (114) を含む。
このように、左側ボールと右側ボールの領域をカバーするために形成された第1ケース(111)と第2のケース (112) の間に脚部材(113) が屈曲されるように結合することにより、図9のように顔マッサージ器(10)を着用しても目と鼻がオープンされ、長時間着用しても不便にならない。また、顔マッサージ器 (10) の重さと体積を減らすことができる。ケース(11)は、プラスチック素材が一般的に使用される。
【0026】
本実施例の顔マッサージ器 (10) のケース (11) には、カバー部材 (12) カバーされる。図2は、第2カバー部材 (122) が第2のケース (112)にカバーされている様子が示されている。カバー部材(12)は、顔と直接的に密着する部分としては、肌触りの良い素材を使用した方がよい。たとえば、シリコン製のパッドを使用することができる。
一方、第2カバー部材 (122) の中央部 (1221)は 縁辺(1222)よりも薄い。中央部 (1221)は マッサージ部 (13) に対応する部分である。中央部(1221) は屈曲なって回転するマッサージ部(13)の運動力を顔に良く伝達するために、 伸縮力がよいべきである。その結果、中央部 (1221) は薄いのが良い。一方、マッサージ部 (13) に対応されない縁辺(1222)は第2カバー部材 (122) の構造全体をサポートするために厚い方が良い。
【0027】
一方、第2カバー部材 (122) は突出部(1223)が形成されている。突出部(1223)は、顔マッサージ器 (10)を着用する時、 鼻翼が押される。柔らかい素材の第2カバー部材 (122) の突出部(1223)を一体的に形成することにより、顔マッサージ器(10)を着用する間、鼻翼が押されて鼻柱を高められる利点がある。
さらに、第2カバー部材 (122) は第2のケース (112) と着脱される構造体がよい。第2カバー部材 (122) は顔と直接的に接触する部分であって、顔から分泌された脂肪や、化粧品が染まれる部分である。したがって、効果的なマッサージのために周期的に交替可能にすることが良い。
以上の第2カバー部材 (122) と第2のケース (112) 構造は、これらと対応する第1のカバー部材 (121) と第1ケース(111)にも同一に適用される。
【0028】
第2のケース (112) には、マッサージ部 (13) が結合される。マッサージ部 (13) は第1ケース(111)と第2のケース (112) に対称的に内蔵できる。マッサージ部 (13)が 屈曲になって回転すると、皮膚を刺激して血液循環を良くし、化粧品が肌によく浸透できるようになる。
マッサージ部(13)は、図4のようにハウジング (131)、レール (132)、 第1モータ部 (133) を含めて構成される。
【0029】
ハウジング (131) は、第1モータ部 (133) の回転軸(1332) に結合して回転する。ハウジング (131) の上部には第1回転ボール (1341) が回転可能に結合される。第1回転ボール (1341) は顔向きに位置し、回転しながら顔をマッサージする。第1回転ボール (1341) が回転できない場合、外部との摩擦が大きくなって第1モータ部 (133) の負荷が大きくなる問題点がある。
マッサージ部 (13)の上部はカバー部材 (12)でカバーされて外部に露出できない。マッサージ部(13)の運動力が肌に好ましく伝達するために、マッサージ部 (13)と対応されるカバー部材(12)の中心部の厚さは縁辺よりも薄いのが好ましい。
ハウジング(13)の下部には図5のように、第2回転ボール (1342) が突出されている。第2回転ボール (1342) はレール (132) に沿って回転することになる。この時、第2回転ボール (1342) はレール (132) との摩擦を低減させる。レール (132) がない場合には第2回転ボール (1342) はケース(11)の内壁との摩擦を低減させる。
【0030】
ハウジング (131) をより詳細にすると、図6に示されたように、結合ホール(13112) が形成された外部ハウジング (1311) と、外部ハウジング (1311) に内蔵される内部ハウジング (1312)で構成される。
外部ハウジング (1311)は全体的に支持体の役割を行う。外部ハウジング (1311) の中心は図6のように、回転軸ホール(13104) が形成され、 図4のモータ部 (133) の回転軸(1332)が結合される。
【0031】
内部ハウジング (1312) は、外部ハウジング (1311)の結合ホール(13112) が内蔵された構造である。内部ハウジング (1312)の上部には、第1回転ボール (1341)が突出されている。第1回転ボール (1341) が内部のハウジング (1312) の上部へ逸脱されないように、内部ハウジング (1312)が保持している。
内部ハウジング (1312) の下部には、第2回転ボール (1342) が突出されている。外部ハウジング (1311) と内部ハウジング (1312) の間には、スプリングのような弾性部材 (未図示)が内蔵され、内部ハウジング (1312)を外部ハウジング (1311) から外部へ押す。
一方、第1回転ボール (1341)は複数で構成される。複数で構成される第1回転ボール (1341) は、回転軸ホール(13104) に基づいて互いに異なる隔離距離で配置される。その結果、複数の第1回転ボール (1341) は、回転する間に互いに異なる輪を描きながら回転することになり、頬(cheek)の全領域をマッサージすることになる。
【0032】
レール (132) は、窪み(1321) と稜線(1322)で屈曲された形状である。レール (132) は別の部品としてケース (11) を分離することができ、ケース(11)の内部に一体に射出(injection)され、突出された形状にもなる。第2回転ボール (1342)が レール (132) を沿って移動中に屈曲して回転する。
図3のように、レール (132) は互いに異なる半径で複数(132a、132b、132c)で形成できる。各レール (132a、132b、132c)の窪みと稜線はレール (132) 中心を基ついてランダム(random)に配置される。ここでは、ランダムの意味は、図3のように、レール (132) の中心である回転軸(1332)を基にして外部に仮想の線 (A) を付ける場合、各々のレール (132a、132b、132c) に形成される窪みと稜線が同一な位相に形成されないことを意味する。このようにランダム(random)に配置された 窪みと稜線は 回転するハウジング (131) をランダムにねじるようにしてマッサージ効果を最大化させる。
【0033】
ハウジング (131)に 弾性部材が内蔵された構造は、様々な形の顔の構造に対応してマッサージすることができる。本実施例では、弾性部材 (未図示) により、第1回転ボール (1341)と第2回転ボール(1342) が、外部ハウジング (1311)を基にして上下2mm程度に流動できる。また、レール (132)も窪み(1321) と稜線(1322)の高さ差異が2mm程度である。
モータ(1331) の回転軸(1332)に外部ハウジング (1311)が結合された図5からマッサージ部(13)の具体的な動作を説明する。複数の第1回転ボール(1341、1343) と第2回転ボール (1342、1344) は、レール(132)に沿って屈曲して回転する。この時、第2回転ボール (1342)がレール (132) の稜線(1322)に位する場合、2mm突出された稜線(1322)によって第1回転ボール (1341) が上部に突出される。
一方、隣接する第2回転ボール (1344) は、窪み(1321) に位され、第2回転ボール (1344) は、窪み(1321) と接触されない。この時、第1回転ボール (1343) を上部から押される場合、窪み (1321)と第2回転ボール(1344)の離隔(2mm)程に第1回転ボール (1343) が下降される。従って、第1回転ボール (1341) と、隣接する他の第1回転ボール(33)の高さは、顔の形態によって、最大4mm程度の差異が出る。結局にすべての人々の顔状に合わせてマッサージ部(13)が顔に常に密着されて突出して回転できるようになる。
【0034】
第1モータ部(133) は、図11のような制御部(15)によって制御できる。制御部(15)は第1モータ部 (133) に供給される電力量を周期的に制御できる。その結果、第1モータ部 (133) が振動できる。これらの振動モータの第1部(133)の回転軸(1332) を通じて、マッサージ部 (13) に伝達される。結局に、第1モータ部 (133) が振動する場合にマッサージ部 (13) も振動することになる。
【0035】
図3の第2のケース (112) の内部には、図7のような振動部 (14) が内蔵される。振動部(14)は、マッサージ部(13)が位されてない領域の第2のケース (112) の内部に結合される。振動部 (14) はマッサージ部(13)をマッサージできない部分を振動でマッサージする。本実施例の振動部 (14) は第2のケース (112) の内壁に最小の振動が伝達される構造である。
【0036】
振動部(14)は、第2のケース (112) に結合される固定バー (141) と固定バー(141) の中心部が結合された固定管 (142) と、固定管 (142)に内蔵される第2モータ部 (143)から構成される。
【0037】
固定 バー(141) は第2のケース (112)と直接的に結合する。固定バー (141) は固定管 (142) 第2ケース(112)の内壁から所定の距離で隔離されるようにする。固定バー (141) には、固定板 (141)が結合される。固定板 (141)がケース内部の突起の間に結合される。その結果、固定バー(141)は第2のケース (112)の内壁から突出された形態が維持可能である。固定バー (141)の上部に結合された固定管 (142) は第2のケース (112)の内壁にぶつけられないように一定な間隔を維持する。
【0038】
固定管 (142) には、第2モータ部 (143) が結合される。第2モータ部 (143) は偏心されて回転することにより、振動が起こされる。このような第2モータ部 (143) の震動は固定管 (142)を通して外部に伝達される。この結果、固定管 (142) が振動されても第2モータ部 (143)の振動が第2ケース(112)の内壁に直接的に伝達できない。若しも、固定管 (142) が第2ケース(112)と直接的に接していると第2モータ部 (143) の震動は直接的に第2のケース (112) に伝達される。
【0039】
一方、固定バー (141) の中心には貫通ホール未図示) が形成されている可能性がある。このような貫通ホールには第2モータ部 (143)と連結された電線 (未図示) が内蔵されることにより振動部 (14)は、対称的な形状になる。併せて、第2モータ部 (143)を左右に振動するのに電線が妨げられない。
【0040】
従って、本実施例の顔マッサージ器(10)は、第2モータ部 (143) の振動がケース (11) に伝達されない。したがって、本実施例の顔マッサージ器 (10)を着用しても、ケース(11)の振動により滑られないだけでなく、外部に騒音が出ない。さらに、第2モータ部 (143)の振動はほとんど頬(cheek)に伝達されて効果的にマッサージすることができる。
【0041】
以上の説明は、第2のケース (112) を中心に説明しているが、第1ケース(111)も、同じ構造の部品が内蔵される。
【0042】
図9と図10は、本実施例の顔マッサージ器 (10) を着用した様子を示す。眼下と頬部分をカバーする顔マッサージ器(10)は、皮膚と接触する部分を除いて最小の面積で顔を覆う。したがって、顔マッサージ器(10)を着用している途中でも周りの人々と対話ができる。図10のように、顔マッサージ器 (10) にはベルト (15) がさらに結合することができる。ベルト(15)によって、顔マッサージ器 (10) は顔面にもっと密着させられる。
【0043】
以上から、本発明の実施例について詳しく説明されたが、これは1つの実施例にすぎず、これにより本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。本実施例に基づいて平等な範囲まで当業者が変形し及び追加する範囲も本発明の権利範囲に属すると言えられる。
【0044】
発明の実施のための形態
本発明の一側面によると、
ケースと;
上記のケースに内蔵されたマッサージ部を含み、
上記のマッサージ部は、
上記のケースに結合し、回転軸が第1モータ部と;
回転軸上に結合し、回転しながら、顔マッサージができる回転部を含み、
上記の回転部は、
ハウジングと;
上記ハウジングに結合して上部に突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第1回転ボールを含む顔マッサージ器が提供される。
【0045】
また、上記の顔マッサージ器は、上記ハウジングに結合されて下部に突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第2回転ボールをさらに含むことができる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明の顔マッサージ器は美容分野で用いられる。具体的には、本発明の顔マッサージ器はスキンケアのショップで用いられる。また、本発明の顔マッサージ器は家庭用として用いられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケースと;
上記のケースに内蔵されたマッサージ部を含み、
上記のマッサージ部は、
上記のケースに結合し、回転軸が形成された第1モータ部と;
上記回転軸に結合して回転しながら、顔マッサージができる回転部を含み、
上記の回転部は、
ハウジングと;
上記ハウジングに結合して上部に突出され、回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第1回転ボールを含む顔マッサージ器。
【請求項2】
請求項1において、
上記ハウジングに結合して、下部に突出されて回転することにより、外部との摩擦力を軽減させる第2回転ボールを更に含む顔マッサージ器。
【請求項3】
請求項2において、
上記のハウジングは、
結合ホールが形成された外部ハウジングと;
上記の結合ホールに結合される内部ハウジングを含み、
上記第1回転ボールは、外部に突出されるように上記の内部ハウジングの上面に結合され、
上記第2回転ボールは、外部に突出されるように上記の内部ハウジングの下部に結合されることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項4】
請求項3において、
上記の外部ハウジングと上記の内部ハウジングの間に介在され、上記の内部ハウジングを外部に押す弾性部材を更に含む顔マッサージ器。
【請求項5】
請求項2において、
上記の第2回転ボールと対応される位置の上記ケースの内部に結合し、窪みと稜線で構成されて突出されたレールを更に含む顔マッサージ器。
【請求項6】
請求項5において、
上記のレールは複数であり、
上記の複数のレールの各々の窪みと稜線はランダム(random)に配置されていることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項7】
請求項1において、
上記のマッサージ部をカバーするカバー部材をさらに含み、
上記のカバー部材は、上記のマッサージ部と対応する中心部の厚さがの縁辺よりも薄いことを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項8】
請求項1において、
上記のマッサージ部をカバーするカバー部材を更に含み、
上記のカバー部材には、上記ケースが顔に密着される場合に、鼻翼を押さえる突出部が形成されていることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項9】
請求項1において、
上記のカバー部材は、上記のマッサージ部から着脱できることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項10】
請求項1において、
上記のケースは、
顔の左側ボールに対応する第1のケースと;
上記の顔の右側ボールに対応する第2のケースと;上記第1のケースと上記第2のケースの間に介在され、上記第1のケースと上記第2ケースが上記の左側ボールと、上記右側ボールに密着されるように切曲された脚部材を含む顔マッサージ器。
【請求項11】
請求項1において、
上記のケースには、振動部が更に結合され、
上記の振動部は、上記のケースに結合される固定バーと;
上記のケースの内部から、所定の距離に隔離されるように、上記の固定バーに結合された固定管と;
上記固定管に内蔵される第2モータ部を含む顔マッサージ器。
【請求項12】
請求項11において、
上記、固定管の中心には、上記の固定バーが結合されていることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項13】
請求項12において、
上記、固定管の中心には貫通ホールが形成されており、
上記の貫通ホールには、上記第2モータ部に供給される電線が内臓されていることを特徴とする顔マッサージ器。
【請求項14】
請求項1において、
上記第1モータ部に供給される電力の流れの量を周期的に制御し、
上記第1モータ部が振動を起こすように制御部を更に含む顔マッサージ器。
【請求項15】
請求項1において、
上記第1回転ボールは、複数から構成され、
上記の複数の第1回転ボールは、上記第1モータ部の上記回転軸から離隔距離が互いに異なって配置されていることを特徴とする顔マッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2013−520221(P2013−520221A)
【公表日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−553801(P2012−553801)
【出願日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際出願番号】PCT/KR2010/008400
【国際公開番号】WO2011/102594
【国際公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【出願人】(512208110)シジュテク株式会社 (1)
【氏名又は名称原語表記】SHIZTEC CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】505−104, 986, Gosaek−dong, Gwonseon−gu Suwon−si, Gyeonggi−do 441−813 Korea
【Fターム(参考)】