食品包装用ケーシング
食品を包装するためのケーシングを開示し、当該開示において、お客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に指の汚れを落としてからその食品を食べるような方法で、さらに衛生的に食品を食べ得る。キャンディなどの食品を包装するのに十分な、ある大きさおよび形状の、食品を包装するためのケーシングにおいて、単層構造または複層構造でケーシングの外側の面に固定状態に取り付けて指をクリーニングするための指クリーニング部材を含む、改良型食品包装用ケーシングが提供される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、食品を包装するためのケーシングに関し、特に、お客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に指の汚れを落としてから、その食品を食べるような方法でより衛生的に食品を食べ得る、食品を包装するためのケーシングに関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、スナックまたはキャンディなどの食品は、箱またはビニール袋に包装されて販売される。お客は、ある食卓用食器具を使用せずに素手で、包装された商品を掴んで食べる。この時、そのお客は、汚れのついた指を用いるので、不衛生になる。指を洗浄することは、面倒だが最も好ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
したがって、本発明の目的は、上記の問題を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明の別の目的は、お客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に自分の指の汚れを落としてからその食品を食べる、より衛生的に食品を食べ得る、食品包装用ケーシングを提供することである。
【０００５】
上の目的を達成するために、キャンディなどの食品を包装するのに十分な、ある大きさおよび形状の、食品を包装するためのケーシングにおいて、単層構造または複層構造でケーシングの外側の面に固定状態に取り付けて指をクリーニングするための指クリーニング部材を含む、改良型食品包装用ケーシングが提供される。
【発明の効果】
【０００６】
本発明に係る食品包装用ケーシング１０では、客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に指の汚れを落としてからその食品を食べられるように、より衛生的に食品を食べ得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明に係る食品包装用ケーシングの好ましい実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
【０００８】
図１および図２は、本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。図３は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材の一例を示す断面図である。図４は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材の別の例を示す断面図である。図５は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材のさらに別の例を示す断面図である。
【０００９】
図１から図５に示すように、本発明に係る食品包装用ケーシング１０は、食品を包装するように設計された紙または合成樹脂製の箱またはビニール袋などの全てのタイプの食品包装材料に対応する。食品包装用ケーシング１０は、指クリーニング部材１１を含む。
【００１０】
ここで、指クリーニング部材１１は、ケーシング１０の外側の面に固定状態に取り付けられて、使用者は、容易に指を清潔にして食品を取り上げる。指クリーニング部材１１の構造において、ソース材料１２をある幅および長さにしてケーシング１０の外側の面に固定する。粘着層１３をある厚さにしてソース材料１２を覆う。別個のシート１５を粘着層１３上に設ける。
【００１１】
指クリーニング部材１１は、ケーシング１０の外側の面に単一のシートを伴って固定状態に取り付けられる。指クリーニング部材１１を使用するとき、使用者は、別個のシート１５を外し、粘着層１３に指をこすりつける。指クリーニング部材１１が、指を実質的に清潔にするのに十分でない場合に備えて、本発明の別の実施形態では、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を設け得る。同時に、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を連続して積み重ねる。別個のシート１５を一番上の粘着層１３に積み重ねる。
【００１２】
本発明の別の実施形態に係る指クリーニング部材１１は、ある幅および長さの不織布１４と、不織布１４の下側の面を覆う粘着層１６とを含む。粘着層１６は、ケーシング１０の外側の面に接着される。
【００１３】
指クリーニング部材１１は別個のシートを有していないので、指で不織布１４をこする必要がありそれにより容易に指がクリーニングされる。指をクリーニングしても、指クリーニング部材１１が不十分な場合に備えて、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を積層構造にして取り外し可能に設けてよい。
【００１４】
本発明の精神または本質的特徴から逸脱せずに、本発明をいくつかの形態で実施し得るので、上述の例が、前出の説明の詳細のどれかにより、限定されると明記されない限り、限定されないが、添付の特許請求の範囲において定められる精神および範囲内において、よって特許請求の範囲内である全ての変更および変形において広く解釈されるべきである、すなわち、したがって、このような範囲の均等物は、添付の特許請求の範囲により定められると解釈されることも、理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。
【図２】本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。
【図３】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けた一例を示す断面図である。
【図４】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けた別の例を示す断面図である。
【図５】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けたさらに別の例を示す断面図である。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、食品を包装するためのケーシングに関し、特に、お客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に指の汚れを落としてから、その食品を食べるような方法でより衛生的に食品を食べ得る、食品を包装するためのケーシングに関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、スナックまたはキャンディなどの食品は、箱またはビニール袋に包装されて販売される。お客は、ある食卓用食器具を使用せずに素手で、包装された商品を掴んで食べる。この時、そのお客は、汚れのついた指を用いるので、不衛生になる。指を洗浄することは、面倒だが最も好ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
したがって、本発明の目的は、上記の問題を克服することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明の別の目的は、お客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に自分の指の汚れを落としてからその食品を食べる、より衛生的に食品を食べ得る、食品包装用ケーシングを提供することである。
【０００５】
上の目的を達成するために、キャンディなどの食品を包装するのに十分な、ある大きさおよび形状の、食品を包装するためのケーシングにおいて、単層構造または複層構造でケーシングの外側の面に固定状態に取り付けて指をクリーニングするための指クリーニング部材を含む、改良型食品包装用ケーシングが提供される。
【発明の効果】
【０００６】
本発明に係る食品包装用ケーシング１０では、客が、箱またはビニール袋に包装されたキャンディを食べるために容易に指の汚れを落としてからその食品を食べられるように、より衛生的に食品を食べ得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明に係る食品包装用ケーシングの好ましい実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
【０００８】
図１および図２は、本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。図３は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材の一例を示す断面図である。図４は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材の別の例を示す断面図である。図５は、本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けた指クリーニング部材のさらに別の例を示す断面図である。
【０００９】
図１から図５に示すように、本発明に係る食品包装用ケーシング１０は、食品を包装するように設計された紙または合成樹脂製の箱またはビニール袋などの全てのタイプの食品包装材料に対応する。食品包装用ケーシング１０は、指クリーニング部材１１を含む。
【００１０】
ここで、指クリーニング部材１１は、ケーシング１０の外側の面に固定状態に取り付けられて、使用者は、容易に指を清潔にして食品を取り上げる。指クリーニング部材１１の構造において、ソース材料１２をある幅および長さにしてケーシング１０の外側の面に固定する。粘着層１３をある厚さにしてソース材料１２を覆う。別個のシート１５を粘着層１３上に設ける。
【００１１】
指クリーニング部材１１は、ケーシング１０の外側の面に単一のシートを伴って固定状態に取り付けられる。指クリーニング部材１１を使用するとき、使用者は、別個のシート１５を外し、粘着層１３に指をこすりつける。指クリーニング部材１１が、指を実質的に清潔にするのに十分でない場合に備えて、本発明の別の実施形態では、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を設け得る。同時に、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を連続して積み重ねる。別個のシート１５を一番上の粘着層１３に積み重ねる。
【００１２】
本発明の別の実施形態に係る指クリーニング部材１１は、ある幅および長さの不織布１４と、不織布１４の下側の面を覆う粘着層１６とを含む。粘着層１６は、ケーシング１０の外側の面に接着される。
【００１３】
指クリーニング部材１１は別個のシートを有していないので、指で不織布１４をこする必要がありそれにより容易に指がクリーニングされる。指をクリーニングしても、指クリーニング部材１１が不十分な場合に備えて、少なくとも２枚の指クリーニング部材１１を積層構造にして取り外し可能に設けてよい。
【００１４】
本発明の精神または本質的特徴から逸脱せずに、本発明をいくつかの形態で実施し得るので、上述の例が、前出の説明の詳細のどれかにより、限定されると明記されない限り、限定されないが、添付の特許請求の範囲において定められる精神および範囲内において、よって特許請求の範囲内である全ての変更および変形において広く解釈されるべきである、すなわち、したがって、このような範囲の均等物は、添付の特許請求の範囲により定められると解釈されることも、理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。
【図２】本発明に係る食品包装用ケーシングを示す斜視図である。
【図３】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けた一例を示す断面図である。
【図４】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けた別の例を示す断面図である。
【図５】本発明に係る食品包装用ケーシングの外側の面に指クリーニング部材を固定状態に取り付けたさらに別の例を示す断面図である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
キャンディなどの食品を包装するのに十分な、ある大きさおよび形状の、食品を包装するためのケーシング（１０）において、
指をクリーニングするために単層または複層構造で前記ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けられる指クリーニング手段（１１）を備える、食品を包装するための改良型ケーシング。
【請求項２】
前記指クリーニング手段（１１）は、ある幅および長さにして前記ケーシング（１０）の外側の面に固定状態に取り付けられるソース材料（１２）と、ある厚さにして前記ソース材料（１２）を覆う粘着層（１３）とを含み、別個のシート（１５）が前記粘着層（１３）に接着される請求項１に記載のケーシング。
【請求項３】
少なくとも２枚の指クリーニング部材（１１）が、取り外し可能に積み重ねられ、また、別個のシート（１５）が、前記最も上の層である粘着層（１３）の上に積み重ねられて接着される請求項２に記載のケーシング。
【請求項４】
前記指クリーニング手段（１１）は、ある幅および長さの不織布（１４）と、不織布（１４）の下側の面に形成される粘着層（１６）と、を含み、前記粘着層（１６）は、ケーシング（１０）の外側の面に接着される請求項１に記載のケーシング。
【請求項５】
少なくとも２枚の指クリーニング手段（１１）が、取り外し可能に連続して積み重ねられる請求項４に記載のケーシング。
【請求項１】
キャンディなどの食品を包装するのに十分な、ある大きさおよび形状の、食品を包装するためのケーシング（１０）において、
指をクリーニングするために単層または複層構造で前記ケーシングの外側の面に固定状態に取り付けられる指クリーニング手段（１１）を備える、食品を包装するための改良型ケーシング。
【請求項２】
前記指クリーニング手段（１１）は、ある幅および長さにして前記ケーシング（１０）の外側の面に固定状態に取り付けられるソース材料（１２）と、ある厚さにして前記ソース材料（１２）を覆う粘着層（１３）とを含み、別個のシート（１５）が前記粘着層（１３）に接着される請求項１に記載のケーシング。
【請求項３】
少なくとも２枚の指クリーニング部材（１１）が、取り外し可能に積み重ねられ、また、別個のシート（１５）が、前記最も上の層である粘着層（１３）の上に積み重ねられて接着される請求項２に記載のケーシング。
【請求項４】
前記指クリーニング手段（１１）は、ある幅および長さの不織布（１４）と、不織布（１４）の下側の面に形成される粘着層（１６）と、を含み、前記粘着層（１６）は、ケーシング（１０）の外側の面に接着される請求項１に記載のケーシング。
【請求項５】
少なくとも２枚の指クリーニング手段（１１）が、取り外し可能に連続して積み重ねられる請求項４に記載のケーシング。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公表番号】特表２００８−５２９９１４（Ｐ２００８−５２９９１４Ａ）
【公表日】平成２０年８月７日（２００８．８．７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−５５６０８４（Ｐ２００７−５５６０８４）
【出願日】平成１８年２月２１日（２００６．２．２１）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＫＲ２００６／０００５８１
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０８８３３８
【国際公開日】平成１８年８月２４日（２００６．８．２４）
【出願人】（５０７０５０６７６）
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２０年８月７日（２００８．８．７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年２月２１日（２００６．２．２１）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＫＲ２００６／０００５８１
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０８８３３８
【国際公開日】平成１８年８月２４日（２００６．８．２４）
【出願人】（５０７０５０６７６）
【Ｆターム（参考）】
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