説明

食器洗い機

【課題】粉末洗剤または洗剤タブレットを使用し、ユーザーの手間をかけない使い勝手が良く、確実な洗浄性能を確保できるとともに、洗剤を常に湿気ない状態に保ち、自動洗剤投入を長期間にわたって確実に行うことができる食器洗い機を実現する。
【解決手段】洗浄槽2と洗剤自動投入手段16とを連通する投入通路17に洗浄槽2内からの方向に対するシール部材18aを有する開閉ふた18を配設したもので、格納容器15および洗剤自動投入手段16内の洗剤に洗浄槽2からの湿気が来るのを防止し、洗剤を常に乾いた状態にしておくことにより、長期間の使用に耐え、手間のいらない食器洗い機を実現することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は食器等の被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗い機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の一般的な食器洗い機について図4を用いて説明する。図4に示すように、食器洗い機本体1は、内部に洗浄槽2を設けており、この洗浄槽2内へ給水弁3により水または湯を供給するようにしている。洗浄槽2の底部には排水孔4を設け、この排水孔4に連通し、モータによって駆動される洗浄ポンプ5を取り付け、この洗浄ポンプ5により洗浄水を洗浄槽2の内部で循環させるよう構成している。また、排水孔4には残さいを捕集する残さいフィルタ6を具備している。
【0003】
上記構成において、洗浄槽2内に供給された洗浄水は、残さいフィルタ6を通過して洗浄ポンプ5に吸い込まれ、洗浄ポンプ5より洗浄槽2の内底部に設けた洗浄ノズル7に供給される。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物(食器)8を洗浄した後、再び排水孔4に戻るという経路で循環する。この際、被洗浄物8から脱落した残さい等は、洗浄水とともに残さいフィルタ6に流入し、この残さいフィルタ6を通過できない大きさの残さいは残さいフィルタ6で捕集される。
【0004】
また、洗浄ノズル7と洗浄槽2の底部との間には、洗浄水加熱用のヒータ9を装備し、洗浄ノズル7の上方には、被洗浄物8を整然と配置でき、洗浄水を効果的に被洗浄物8に噴射するように構成した食器かご10を設置して効率的に洗浄を行っている。また、排水ポンプ(排水手段)11は、排水ホース11aを通して洗浄水を機外に排出するものである。さらに、制御手段12により、給水弁3や洗浄ポンプ5等の電装部品を駆動、制御している。
【0005】
また、食器洗い機用の洗剤は粉末タイプが一般的であるが、最近、液体状のものや、粉末を固めたタブレット状のものも一般的に市販されるようになってきた。以降「洗剤タブレット」とは粉末(粒子状)タイプのものではなく、それらを任意の一定の形状に固形化した状態の洗剤を称する。この洗剤タブレットの中には、複数の特性を持った成分を層にした性能の優れたものも見受けられる。
【0006】
これらの洗剤を食器洗い機として、任意の工程で自動的に投入する自動洗剤投入装置には、次のようなタイプがある。予備洗い工程を有するものにあっては、洗浄の本工程で洗剤を投入する必要があるため、1回分の洗剤を装置に入れ、ふたをして、洗浄の本工程でそのふたを開けて洗剤を自動的に入れる。このタイプのものが扱う洗剤は、粉末タイプのものであった。また、このタイプのものは運転を行うたびにユーザーが洗剤をセットする必要がある。
【0007】
次に、洗剤を溜めておいて、それを自動的に計量して自動的に任意の工程で投入するものも見られる。そのひとつとして粉末状の洗剤をスクリュー回転を利用して粉末をまぜたり、食器洗い機の洗浄槽2のほうへ粉末状の洗剤を移動させて投入する方式である(例えば、特許文献1参照)。また、液体の洗剤を溜めておき、計量室で一定量の液体洗剤を計量し、それを洗浄槽2内へ投入する自動洗剤投入装置も見られる(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2008−81657号公報
【特許文献2】特開2007−151649号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら上記従来の食器洗い機の構成では、上述したように粉末洗剤や洗剤タブレット、液体洗剤を扱って、それらを自動投入する自動洗剤投入装置であった。
【0009】
この場合、粉末タイプの洗剤は、非常に吸湿性があり、洗剤自身が固まりやすく、長期間使用するには、扱いにくいものである。また、洗剤タブレットにおいても、過多の湿気に対しては、洗剤同士がくっつく等不都合が発生する。これは、食器洗い機の本体の中で長期間溜めておく場合、機体内部が高温で高湿状態になりやすいので、洗剤の品質保持において不利だからである。ちなみに、液体タイプは、ある成分を長期間保持していくのが難しくこれも扱いにくいものである。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、粉末洗剤または洗剤タブレットを使用する食器洗い機において、長期間の使用に耐え、必要な工程で自動的に所定の洗剤量を投入することにより、ユーザーの手間をかけない便利な自動洗剤投入装置を有するとともに、洗剤を常に湿気ない状態に保ち、自動洗剤投入装置の動作を長期間にわたって確実に行うことができる食器洗い機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の食器洗い機は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、粉末洗剤または複数の洗剤タブレットを格納する格納容器と、前記格納容器に格納した洗剤または複数の洗剤タブレットを前記洗浄槽に自動的に投入する洗剤自動投入手段とを備え、前記洗浄槽と前記洗剤自動投入手段とを連通する通路に前記洗浄槽内からの方向に対するシール手段を有する開閉ふたを配設したものである。
【0012】
これにより、洗浄槽内の湿気が格納容器や洗剤自動投入手段の方に浸入してくるのを防ぐことができるので、長期間の使用に耐え、必要な工程で自動的に所定の洗剤量を投入することにより、ユーザーの手間をかけない便利な自動洗剤投入装置を備えた食器洗い機を実現できるものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の食器洗い機は、洗剤を溜めておく部分に対して、湿度を上げないようにしているため、長期間の使用に耐え、自動的に、必要なときに必要な量だけ洗浄槽の内部に投入することができるので、洗剤に関しては、ユーザーの手間をかけない使い勝手の良い食器洗い機を実現できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
第1の発明は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、粉末洗剤または複数の洗剤タブレットを格納する格納容器と、前記格納容器に格納した洗剤または複数の洗剤タブレットを前記洗浄槽に自動的に投入する洗剤自動投入手段とを備え、前記洗浄槽と前記洗剤自動投入手段とを連通する通路に前記洗浄槽内からの方向に対するシール手段を有する開閉ふたを配設したことにより、洗浄槽内から格納容器および洗剤自動投入手段に湿気が侵入するのを防ぐことができ、長期間の使用に耐え、自動的に、必要なときに必要な量だけ洗浄槽の内部に投入することができる。従って、洗剤に関しては、ユーザーの手間を煩わせないようにすることができる。
【0015】
第2の発明は、上記第1の発明において、格納容器内部および洗剤自動投入手段内部に対して除湿機能を有することにより、さらに、洗剤を溜めておく部分の湿度を制御することができ、洗剤の変質を防ぐことができる。したがって、洗剤に関しては、ユーザーの手
間を煩わせないようにすることができる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における食器洗い機の縦断面図で、図2〜3は、同食器洗い機の要部断面図である。本実施の形態は、食器洗い機本体1の内部に前方に引き出し可能に設けた洗浄槽2の前方に自動洗剤投入装置13を組み込んだもので、その点を除き、従来例と同一である。従って、食器洗い機全体の構成、動作についての説明は省略する。
【0018】
図1〜図3において、ユーザーが洗剤をセットしやすいように食器洗い機の洗浄槽2の前方の前面パネル20と洗浄槽2の前壁2bとの間の空間に自動洗剤投入装置13を設ける。自動洗剤投入装置13は、複数の洗剤タブレット19を格納する格納容器15と、それと洗浄槽2に連通する通路上に設けた洗剤タブレット19を洗浄槽2に自動的に投入する洗剤自動投入手段16と、その後で下方に設けた洗浄槽2に連通する投入通路17とからなる。
【0019】
自動洗剤投入装置13は、洗浄槽2の前方上部に配置し、格納容器15の上部の洗剤投入部に開閉自在な容器ふた15aを設ける。格納容器15は、実際に洗剤を格納しておく容器の体積はできるだけ大きくとり、ユーザーが洗剤を補充する回数をできるだけ減らすように配慮する。格納容器15の下側に洗剤自動投入手段16を配置するが、この洗剤自動投入手段16の構成は、図3のように、洗剤が通過する通路の一部に、2個の可動板16a、16bと、それぞれの可動板を個別に自動的に開閉する駆動手段16cを設ける。下側の可動板16bの下側は、洗浄槽2に通じる投入通路17となり、洗浄槽2に洗剤タブレット19を投入できるようにしている。
【0020】
したがって、投入通路17は、洗浄槽2と接続、連通しているので洗浄槽2の内部からの蒸気が自動洗剤投入装置13に浸入してくる。これを防ぐように、投入通路17の中に、洗浄槽2側の方向に対して開閉自在な開閉ふた18を配置する。開閉ふた18は、自動洗剤投入装置13側にシール部材(ゴムパッキング)18aを備えている。また、開閉ふた18は洗剤の投入時以外は、付勢バネ18bにより、自動洗剤投入装置13側に付勢され、通常シール部材18aにて洗浄槽2と自動洗剤投入装置13との間をシールして蒸気が自動洗剤投入装置13側へ浸入するのを防いでいる。この付勢力は、洗剤タブレット19の自重で開く設定としている。
【0021】
このようにして、洗浄槽2と洗剤自動投入手段16とを連通する投入通路17に洗浄槽2内からの方向に対するシール手段を有する開閉ふた18を配設して、洗浄槽2からの蒸気が自動洗剤投入装置13内、特に格納容器15および洗剤自動投入手段16に浸入するのを防止している。
【0022】
ここで、洗剤自動投入手段16の洗剤が通過する通路、特に2個の可動板16aと16bとの間の部分は、洗剤タブレット19が横方向に複数個は並べず、上下方向に必ず1個ずつ配置される形状寸法としてある。また、2個の可動板16aと16bとの間の上下方向の寸法は洗剤タブレット19が1個しか入らない寸法としてある。
【0023】
また、格納容器15に連通した部分に、格納容器15内および洗剤自動投入手段16内の空気や洗剤タブレット19を除湿する除湿機能21を配置する。この除湿機能21とは、除湿機能を有する物質および装置を総称したもので、シリカゲル等の吸湿剤、熱交換に
より結露させて水として除去する方式による除湿装置等が適用できる。
【0024】
また、排水孔4の一部に洗浄水の汚れ状態を検知するための計測部14を配置している。この計測部14は、具体的には、洗浄水が通過する部分に、発光素子と受光素子を排水孔4の一部の両側に配置し、洗浄水を通過するときの光の状態、例えば光の透過率を計測して、洗浄槽2内で循環する洗浄水の汚れ状態を判断する。
【0025】
以上のように構成した食器洗い機について、その動作、作用を説明する。
【0026】
まず、ユーザーに洗剤タブレット19のセットをしてもらう。洗浄槽2を食器洗い機本体1から前方に引き出し、洗浄槽2の前面上部に配置した容器ふた15aを開けて格納容器15に洗剤タブレット19を入れてもらう。格納容器15にセットされた洗剤タブレット19は、下方に落ち、下側に配置された洗剤自動投入手段16の上方に達する。運転開始前は、上側の可動板16aは閉じているので、格納容器15にセットされた洗剤タブレット19は、上側の可動板16aより上に位置することになる。
【0027】
この場合、容器ふた15aは、上面に配置しているので、上から食器からの食材等の汚染物が浸入するのを防ぐために洗浄槽2と容器ふた15aの間はシール性能を確保している。
【0028】
洗浄槽2を食器洗い機本体1の内部に戻し、運転を開始すると、運転の開始と共に、上側の可動板16aが開き、洗剤タブレット19の1個が下側の可動板16bの上に落ちる。その次に上側の可動板16aが閉じられ、洗剤タブレット19の1個分の準備が完了する。このとき、上側と下側の可動板16a、16bの間に洗剤タブレット19があるかどうかの検知手段を設けることにより可動板の動作の制御をより確実に行うことができる。また、洗剤タブレット19の補充時期をユーザーに報知することも可能である。
【0029】
次に、予備洗い工程が始まり、洗浄槽2内に給水弁3より給水し、所定の水量を給水した後、洗浄を開始する。洗浄ポンプ5を駆動し、洗浄槽2の内部で洗浄水を循環させる。洗浄水の循環時に、排水孔4の一部分に備えた計測部14でその洗浄水の汚れ状態を調べる。その汚れ状態により、使用する洗剤量、すなわち洗剤タブレット19の個数を決定する。
【0030】
予備洗い工程が終了すると、排水し、次の洗浄(本洗い)工程に進み本洗いを行う。このときに、自動洗剤投入装置13により、洗浄槽2内に洗剤タブレット19を投入する。具体的には、洗剤自動投入手段16の下側の可動板16bを開放し、2個の可動板16a、16b間にあった1個の洗剤タブレット19を投入通路17を通して、洗浄槽2内へ入れる。
【0031】
ここで、洗剤タブレット19が下側の可動板16bから投入通路17内に配置している開閉ふた18の上に落ち、その重みで開閉ふた18が開き、洗剤タブレット19は洗浄槽2に投入される。このとき、洗剤タブレット19が落ちた後、付勢バネ18bにより、付勢されている開閉ふた18は、自然に閉まり、シール部材18aにより洗浄槽2と自動洗剤投入装置13との間はシールされ、洗浄槽2からの蒸気(湿気)は自動洗剤投入装置13には到達しない。このとき、開閉ふた18は一時的に開放状態となるが、その上方の自動洗剤投入装置13側にある上側の可動板16aが閉じているので、洗浄槽2からの蒸気が自動洗剤投入装置13に浸入することを抑制できる。したがって、洗浄槽2からの湿気が、格納容器15内に格納されている洗剤タブレット19に影響を与えることはない。
【0032】
また、洗剤タブレット19を洗浄槽2に投入した後は、下側の可動板16bを閉じ、そ
の後に上側の可動板16aを開放し、次の洗剤タブレット19を準備する。下側の可動板16bの閉塞は、洗剤タブレット19の投入後すみやかに行うことにより、洗浄槽2からの蒸気が自動洗剤投入装置13に浸入することを抑制できる。
【0033】
さらに、予備洗い工程において決定された必要な洗剤量によっては、上側と下側の可動板16a、16bの上記の開閉動作を繰り返すことにより、必要な個数の洗剤タブレット19を洗浄槽2内へ投入することができる。したがって、必要な洗剤量を使用することで食器洗い機の洗浄性能を十分に確保することができる。この場合、洗剤タブレット19が投入され次第、開閉ふた18が閉じられるのは同様である。
【0034】
次に、除湿機能21が格納容器15と連通した部分に配置してあるので、開閉ふた18と容器ふた15aの間の、洗剤タブレット19がある格納容器15と洗剤自動投入手段16のところの空間の湿度は、低く抑えることができる。
【0035】
食器洗い機の運転は、洗浄、すすぎ、乾燥と洗浄槽2内で蒸気の発生する工程が連続するが、シール部材18aと付勢バネ18bとを備えた開閉ふた18により、自動洗剤投入装置13の部分の方へは、蒸気(湿気)は浸入しないので、常に洗剤タブレット19を乾いた状態にすることができる。
【0036】
従って、自動洗剤投入装置13において、内部の洗剤成分に対して湿気を遮断することができるので、洗剤成分が固まることもなく、安定した長期間の保存ができ自動洗剤投入装置13のメンテを行う必要もなく、長期間にわたり安定した運転を行うことができる。
【0037】
なお、本実施の形態では、食器洗い機用の洗剤として、タブレット形の洗剤を扱ったが、通常の粉末状の洗剤においてもなんら差し支えはなく、同様の効果が得られるものである。ただし、この場合は、洗剤自動投入手段16の可動板16a、16bの構成を隙間の少ないように工夫する必要がある。
【0038】
また、洗剤の使用量が少なく、その洗剤の自重では開閉ふた18の動作がうまくいかない場合には、開閉ふた18を駆動機構により強制的に開閉を行ってもなんら問題はない。
【産業上の利用可能性】
【0039】
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、多量の洗剤を格納しておき、その洗剤を常に湿気ない状態に保つことが可能となるので、自動洗剤投入装置の動作を長期間にわたって確実に行うことができ、ユーザーの手間をかけない使い勝手の良い食器洗い機等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態1の食器洗い機の縦断面図
【図2】同食器洗い機の要部断面図
【図3】同食器洗い機の要部断面図
【図4】従来の食器洗い機の縦断面図
【符号の説明】
【0041】
2 洗浄槽
13 自動洗剤投入装置
15 格納容器
16 洗剤自動投入手段
16a、16b 可動板
17 投入通路(通路)
18 開閉ふた
18a シール部材(シール手段)
18b 付勢バネ
19 洗剤タブレット
21 除湿機能

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被洗浄物を収容する洗浄槽と、粉末洗剤または複数の洗剤タブレットを格納する格納容器と、前記格納容器に格納した洗剤または複数の洗剤タブレットを前記洗浄槽に自動的に投入する洗剤自動投入手段とを備え、前記洗浄槽と前記洗剤自動投入手段とを連通する通路に前記洗浄槽内からの方向に対するシール手段を有する開閉ふたを配設した食器洗い機。
【請求項2】
格納容器内部および洗剤自動投入手段内部に対して除湿機能を有する請求項1記載の食器洗い機。

【図1】
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【図4】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−136795(P2010−136795A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−314034(P2008−314034)
【出願日】平成20年12月10日(2008.12.10)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】