説明

食物入れ包装具

【課題】食物保存時に、シートを広げて四方から包み、収納することを特徴とする食物包装具を提供する。
【解決手段】円形状のビニールシートの周縁複数に折りひだと折り込み部を設け、シートの裏側の中心に止め部を設け、止め部よりシート全体を一周以上させて包むゴム紐からなるベルトを設けた食物入れ包装具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食物を入れて、四方から包む食物入れ包装具である。
【背景技術】
【0002】
従来、残り食物などを入れるものは、蓋付箱形ケースやラップなどを使用していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)毎日の残りご飯をケースに入れるとき、散乱する。
(ロ)ケースより多めに入れたいときは、中身を潰す。
(ハ)空になったケースは蓋のふちと底の隅が洗いにくい。
(ニ)手でおにぎりなどを作り保存する手間がある。
(ホ)ラップは薄いので、2重包みなどで大量に使い、付着したご飯とともに毎回捨てる
(ヘ)保存のため、長く炊飯釜に入れておくとご飯が黄色く変質する。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
円形状のビニールシートの周縁複数に折りひだと折り込み部を設け、シートの裏面の中心に止め部を設け、止め部よりシート全体を一周以上させて含むゴム紐からなるベルトを設けた食物入れ包装具である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、食べ物の残りを、手を使わず包み、そのまま冷蔵庫に保存したり、そのままレンジで温めたり出来る。空気も入らなく、密閉でき、衛生面でも優れている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)扁平状からなる平形状のビニール製シート(1)の周縁、複数の三角形状になる折りひだ(2)を設ける。
(ロ)三角状の折りひだ(2)の中心部に折り込み部(3)を設ける。
(ハ)シート(1)の裏面の中心に突出させた止め部(4)を設ける。
(ニ)止め部(4)にゴム紐状のバンド(5)を設け、バンドはシート(1)を一周以上して包み込む長さとする。
本発明は、以上の構成より成り立っている。
本発明を使用するときは、シート(1)を広げ、表面中心部に食物を載せる。
次にシート(1)の外側より中心部に折りながら食物を包むことが出来る。
食物をシート(1)に包み込んだ後、シート(1)の裏面に設けたバンド(5)で包装物を一周以上して輪を掛け、バンド(5)は止め部(4)に固定する。これによりシート(1)の中に包み込まれた食物は外にこぼれることがなく冷蔵庫などに保存出来る。
伸縮するゴムバンドを使用することにより、中の食物の量に自由に対応でき、且つしっかりと収めることが出来る。中の食物が無くなったら、1枚の平らな(1)ビニールシートになるので、洗ったら(4)のゴム紐をかけて干す。凹凸が無いので洗いやすく乾きやすい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の断面図
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 シート
2 折りひだ
3 折り込み部
4 止め部
5 ベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円柱状のビニールシートの周縁複数に折りひだと折り込み部を設け、シートの裏面の中心に止め部を設け、止め部よりシート全体を一周以上させて包むゴム紐からなるベルトを設けた食物入れ包装具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−102060(P2009−102060A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−297225(P2007−297225)
【出願日】平成19年10月19日(2007.10.19)
【出願人】(507378330)
【Fターム(参考)】