説明

騒音・振動軽減低反発スリッパ

【課題】 従来より多目的なスリッパを提供する。
【解決手段】二層の低反発(ウレタン)スリッパにより騒音・振動を軽減させる。
幼児用スリッパとしても適している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低反発(ウレタン)素材を利用し、特に集合住宅などの近隣への騒音・振動を軽減させる、スリッパに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、スリッパは室内履きとして足裏への、汚れ・冷え防止などとして活用しているが本発明は、それ以外に防音・振動軽減を目的とするものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のスリッパは、足とスリッパのフィット感がないため踵から床に落ちるのでバタバタと騒音を発する。また、スリッパの裏面が硬いため、床に触れると騒音を発する
【0004】
現在、市販されているスリッパを幼児に履かせても、歩きずらく脱げやすい。
本発明は、以上の問題点を解決し、動きやすく騒音・振動を軽減させるものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
二層の低反発(ウレタン)により、足裏に触れる部分は体圧で沈み過ぎないよう硬めの低反発(ウレタン)を使用し、足面は肌触りのよい(タオル地など)ものを使用床面には、汚れなどを落とせるような(ナイロン地など)素材で二層のウレタンを包み、足を覆う部分は、リストバンドなどに使われる伸縮性のある素材を使用することにより、足とスリッパのフィットし踵から落ちる事はない。
【0006】
幼児用は踵部分にも伸縮性素材(細)を使用し、動きやすく脱げにくい。
本発明は、以上の構成よりなる動きやすく、騒音・振動軽減のためのスリッパである。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、従来のスリッパより多目的なメリットのある室内履きを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1(A)足裏に触れるウレタンは体圧で沈みすぎないよう、固めのウレタンを使用する。
図2(B)床面に触れるウレタンは、騒音・振動を軽減させるため、柔らかめのウレタンを使用する。
図2(C)足面に触れる部分は肌触りの良い生地を使用する。
図2(D)足を覆う部分は、リストバンドなどに用いられる伸縮性のある素材を使用し、足とスリッパのフィット感を良くする。
図2(E)床面に触れる部分は、汚れなどを落とせるよう撥水性のあるものを使用する。
図3(F)スリッパ底部は、幼児など動きやすいよう滑り止めを用意。
図4(G)幼児用に限り動いても脱げにくいよう図2(D)の素材を用意。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】二層ウレタン部斜視図
【図2】スリッパ本体斜視図
【図3】スリッパ底部正面図
【図4】幼児用スリッパと足部斜視図
【符号の説明】
【0010】
(A)クッション(B)クッション(C)クッションカバー
(D)足部ストッパー(E)クッションカバー(F)滑り止め(G)足部ストッパー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足とスリッパのフィット感を保ち、足と床に触れる部分にウレタンを使用し、動きやすく特に幼児用は脱げにくく工夫し、騒音・振動を軽減出来る事を特徴とするスリッパ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−284316(P2008−284316A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−154513(P2007−154513)
【出願日】平成19年5月16日(2007.5.16)
【出願人】(507193629)
【Fターム(参考)】