説明

2塔式ガス化炉の原料供給装置

【課題】流動層内に固体原料を安定供給できるようにして固体原料のガス化性能が高められるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置を提供する。
【解決手段】流動媒体15を流動加熱する燃焼炉6と、燃焼炉6で加熱した流動媒体15を燃焼排ガスから分離して導入すると共に固体原料5を導入し、分散板2の下部から供給される水蒸気3により流動層4を形成して固体原料5をガス化し、ガス化ガス18を流動層4上部のフリーボード17から取り出す流動層ガス化炉1とを有し、流動層ガス化炉1内の未燃固形分を流動媒体と共に燃焼炉6に戻して燃焼させるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置であって、流動層ガス化炉1の流動層4の内部に固体原料5を供給する2軸スクリューフィーダ23を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流動層内に固体原料を安定供給できるようにして固体原料のガス化性能が高められるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、石炭、バイオマス、廃プラスチック、或いは各種の含水廃棄物等の固体原料を用いてガス化ガスを生成するガス化設備の開発が進められている。
【0003】
図6及び図7は、流動層ガス化炉1と燃焼炉6とを備えた2塔式ガス化炉と称されるガス化設備の一例を示すものであって、流動層ガス化炉1は、下部から分散板2を介して供給される水蒸気3(ガス化剤)により流動媒体(硅砂、石灰石等)を流動させた流動層4により投入される固体原料5(石炭、バイオマス等)のガス化を行いガス化ガスと可燃性固形分(未燃固形分)とを生成するようにしている。前記燃焼炉6は、前記流動層ガス化炉1で生成した未燃固形分と流動媒体との混合流体7を導入管8から導入し且つ下部から分散板9を介して供給される空気10(又は酸素)により前記未燃固形分を流動燃焼させて流動媒体の加熱を行うようにしている。燃焼炉6で流動燃焼した燃焼流体11は、上部の排ガス管12によりホットサイクロン等の媒体分離装置13に導入されて燃焼排ガス14と流動媒体15とに分離され、分離した流動媒体15はダウンカマー16を介して前記流動層ガス化炉1に供給される。又、前記流動層ガス化炉1の流動層4によって流動層上部のフリーボード17に生成したガス化ガス18は、導出管19によりホットサイクロン等の固体分離装置20に導かれ、ガス化ガス18中に含まれる固体粒子が分離される。図中、21は前記流動層ガス化炉1内部における導入管8が接続される部分を覆い流動層4内部に挿入された下端のみが開放されて流動層4の流動媒体を導入管8へ流出させると共に、流動層ガス化炉1と燃焼炉6との間におけるガスの移動を遮断するための仕切壁である。
【0004】
図中22は、前記流動層ガス化炉1に固体原料5を供給する原料供給装置であり、該原料供給装置22は、流動層ガス化炉1の側壁を通して、流動層4より上部のフリーボード17に固体原料5を供給するように配置している。
【0005】
上述の2塔式ガス化炉においては、流動層ガス化炉1は、媒体分離装置13から導入される高温の流動媒体15を下部から吹き込まれる水蒸気3により流動化して流動層4を形成しており、この状態で原料供給装置22によりフリーボード17に石炭、バイオマス等の固体原料5を供給すると、固体原料5は流動層4の高温の流動媒体15や水蒸気3の存在下、更に固体原料自体から蒸発する水分の存在により高温状態で熱分解による生成ガスを生成すると共に、残渣原料が水蒸気と反応することによるガス化(水性ガス化反応)を行って、HやCO等の可燃性のガス化ガスと未燃固形分を生成する。前記流動層ガス化炉1で生成した未燃固形分は流動媒体と共に導入管8から燃焼炉6へ導入されて高速で流動燃焼することにより流動媒体の加熱を行い、燃焼炉6からの燃焼流体11はホットサイクロン等の媒体分離装置13へ導入され、該媒体分離装置13において燃焼排ガス14と流動媒体15とに分離され、分離された流動媒体15はダウンカマー16を介して前記流動層ガス化炉1に戻され、循環される。前記流動層ガス化炉1で生成したフリーボード17のガス化ガス18は、導出管19により取り出されてホットサイクロン等の固体分離装置20に導かれて固体粒子が分離される。
【0006】
尚、図6及び図7に示される2塔式ガス化炉と類似した装置構成を有するものとしては、例えば、特許文献1がある。
【0007】
図6及び図7に示した2塔式ガス化炉のような従来のガス化設備では、固体原料5の供給は、一般に流動層4上部のフリーボード17から供給するようにしており、このために、固体原料5のガス化性能が有効に高めることができないという問題を有していた。即ち、フリーボード17から供給された固体原料5は流動層4の層上に浮游する傾向を示して流動層4の内奥部には混合され難く、そのために、流動層4内での固体原料5の滞留時間が短く、よって高温の流動媒体15及び水蒸気3との十分な接触が図られず、更に、固体原料5からの発生ガスや固体原料中の水分が反応に寄与できないために、ガス化性能が低下してしまう。又、フリーボード17に供給した固体原料5はフリーボード17に飛散し易く、飛散した固体原料は未反応のままガス化ガス18と共に導出管19から外部に取り出されてしまい、このために更にガス化性能は低下してしまう。
【0008】
上記問題点を解決するために、流動層熱分解炉において、流動床部の流動層内に供給スクリュウによって破砕廃棄物等の固体原料を直接供給するようにしたものが特許文献2にある。
【特許文献1】特開2005−041959号公報
【特許文献2】特開平09−243017号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献2に記載された原料供給装置においては、以下のような問題を有していた。即ち、特許文献2に示される流動層の内部は流動空気によって高い圧力に保持されるため、供給スクリュウを用いて固体原料を供給することは有効であるが、供給スクリュウの上流における原料投入装置に、ロータリーバルブ等のガスシール手段を備えたり、或いは不活性ガスを供給する手段を備えるようにしても、流動層内部の高圧ガスが上流の原料投入装置側へ逆流するのを完全に防ぐことは困難であり、可燃性の高圧ガスが原料投入装置側へ逆流した場合には燃焼を引き起こす虞れがあるという問題がある。更に、長時間運転した場合や運転停止時に、凝縮水やタールが高温によって供給スクリュウ内部に固着することにより供給スクリュウの回転が安定しなくなる、或いは閉塞によりスティックするといった事態が発生し、このために固体原料の安定供給ができなくなったり、或いは停止後に起動できないという問題が生じる。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、流動層内に固体原料を安定供給できるようにして固体原料のガス化性能が高められるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、流動媒体を流動加熱する燃焼炉と、該燃焼炉で加熱した流動媒体を燃焼排ガスから分離して導入すると共に固体原料を導入し、分散板の下部から供給される水蒸気により流動層を形成して前記固体原料をガス化し、ガス化ガスを流動層上部のフリーボードから取り出す流動層ガス化炉とを有し、流動層ガス化炉内の未燃固形分を流動媒体と共に前記燃焼炉に戻して燃焼させるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置であって、
流動層ガス化炉の流動層の内部に固体原料を供給する2軸スクリューフィーダを備えたことを特徴とする2塔式ガス化炉の原料供給装置、に係るものである。
【0012】
上記2塔式ガス化炉の原料供給装置において、ガスシール手段を備えた原料投入装置からの固体原料を前記2軸スクリューフィーダに供給する原料供給管を設け、該原料供給管と前記フリーボードとの間を連通する連絡管を設け、原料供給管内の圧力上昇時に該原料供給管内ガスを前記連絡管を介して前記フリーボードに逃がすようにしたことは好ましい。
【0013】
又、上記2塔式ガス化炉の原料供給装置において、2軸スクリューフィーダが、流動層ガス化炉の側壁を通して流動層に上り勾配で固体原料を供給するように傾斜配置されていることは好ましい。
【0014】
又、上記2塔式ガス化炉の原料供給装置において、2軸スクリューフィーダが、分散板の下部から分散板を通して流動層に固体原料を供給するよう配置されていることは好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明の2塔式ガス化炉の原料供給装置によれば、流動層ガス化炉の流動層の内部に固体原料を供給する2軸スクリューフィーダを備えたので、流動層の内部に直接供給された固体原料は、流動層内部での滞留時間が大幅に延長され、よって、固体原料は高温の流動媒体及び水蒸気との十分な接触が図られてガス化性能が大幅に向上されるという効果がある。
【0016】
更に、逆方向に回転する2つのスクリューを備えた2軸スクリューフィーダはセルフクリーニング機能を備えているため、長時間運転した場合や運転停止時に、凝縮水やタールが固着しようとしても、2軸スクリューフィーダを駆動するとセルフクリーニングによって、常に安定した固体原料の供給が可能になるという効果がある。
【0017】
又、ガスシール手段を備えた原料投入装置からの固体原料を2軸スクリューフィーダに供給する原料供給管と、流動層ガス化炉のフリーボードとの間を連通する連絡管を設けて、原料供給管内の圧力上昇時に該原料供給管内ガスを連絡管を介してフリーボードに逃がすようにしたので、流動層の高圧ガスが2軸スクリューフィーダを介して上流の原料投入装置側へ逆流する問題を確実に防止できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、図6及び図7に示した2塔式ガス化炉によるガス化設備に適用した本発明の形態例を示したものであり、図1中、図6及び図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わし、本発明の特徴部分についてのみ以下に説明する。
【0020】
図1に示す如く、流動層ガス化炉1において、該流動層ガス化炉1の側壁を通して流動層4の内部に固体原料5を直接供給するようにした2軸スクリューフィーダ23を配置している。図1の2軸スクリューフィーダ23は、下り勾配を有する先端部が流動層ガス化炉1の側壁を貫通して開口24を形成しており、固体原料5が流動層4内部の好ましくはダウンカマー16の下端部近傍に直接供給されるように配置している。
【0021】
2軸スクリューフィーダ23は、図2に示すように、2つのスクリュー25a,25bが重なり合うように接近して配置されており、該2つのスクリュー25a,25bは僅かな隙間を隔ててケーシング26により包囲されている。更に、該ケーシング26の外部には所要の間隔を有して冷却流体を通すようにした水冷壁27が設けられている。前記2つのスクリュー25a,25bは上端部に設けたモータ28によって互いに逆方向に回転するようになっている。
【0022】
前記2軸スクリューフィーダ23のモータ28に近い上端部側に設けた受入口29には、鉛直上方に延びる原料供給管30が接続されており、該原料供給管30の上部にはロータリフィーダ31等のようなガスシール手段を備えた原料投入装置32が設けられている。ガスシール手段としてはロータリフィーダ31以外に2段の開閉扉を備えて交互に開閉することによりガスシールして固体原料を投入できるようにしたものを用いてもよい。
【0023】
前記原料供給管30と前記流動層ガス化炉1のフリーボード17との間には連絡管33が設けてあり、原料供給管30内の圧力上昇時に該原料供給管30内の高圧ガスを前記連絡管33によってフリーボード17に逃がすことができるようにしている。連絡管33は前記原料供給管30から前記フリーボード17に向かって下り勾配で設けられており、これにより連絡管33内に固体粒子が堆積するのを防止している。
【0024】
又、前記原料供給管30と連絡管33との接続部には、図3にも示すように、原料供給管30が上方に向かい且つ連絡管33側に向かうに従って拡径することにより前記原料投入装置32から投入される固体原料5が連絡管33側へ供給されるのを防止するようにした傾斜面34を形成している。
【0025】
図1に示した形態の作動を説明する。
【0026】
原料投入装置32は、ロータリフィーダ31等のガスシール手段によりガスシールしながら固体原料5を原料供給管30に投入する。原料供給管30に投入された固体原料5は、受入口29から2軸スクリューフィーダ23内に供給され、モータ28によって逆方向に回転駆動している2つのスクリュー25a,25bにより搬送されて先端部の開口24から前記流動層ガス化炉1の流動層4の内部に直接供給される。
【0027】
流動層4の内部に直接供給された固体原料5は、フリーボード17に供給する場合に比して流動層4内部の滞留時間が大幅に延長されるようになり、従って、固体原料5はダウンカマー16からの高温の流動媒体15及び水蒸気3と十分な接触が図られ、これによってガス化性能が大幅に向上されるようになる。この時、2軸スクリューフィーダ23からの固体原料5が、流動層4内部のダウンカマー16の下端部近傍に供給されるようにすると、供給直後の固体原料5がダウンカマー16から導入される高温の流動媒体15と接触するようになるので、ガス化性能が更に向上されるようになる。
【0028】
更に、逆方向に回転する2つのスクリュー25a,25bを備えた2軸スクリューフィーダ23はそれ自身がセルフクリーニング機能を備えているので、長時間運転した場合や運転停止時に、凝縮水やタールが固着しようとしても、2軸スクリューフィーダ23を駆動するとセルフクリーニングが行われるので、常に安定した回転が可能になり、固体原料5を常に安定して供給できるようになる。又、前記2軸スクリューフィーダ23は水冷壁27によって冷却しているので、タール等が熱によって固着する問題を更に低減できる。
【0029】
一方、前記2軸スクリューフィーダ23の内部及び原料供給管30の内部には固体原料5が充填されているため、固体原料5の性状(固体原料5の粒子径が細かい等)によっては2軸スクリューフィーダ23内がマテリアルシールされることにより、流動層4の生成ガスや水蒸気による高圧ガスが2軸スクリューフィーダ23を通して上流へ逆流するのをある程度抑制することができる。
【0030】
しかし、前記マテリアルシールが期待されない場合には、2軸スクリューフィーダ23を通して高圧ガスが原料供給管30に逆流することが発生する。
【0031】
この時、図1に示すように、原料供給管30と流動層ガス化炉1のフリーボード17との間を連通する連絡管33を設けたので、原料供給管30内の圧力が上昇した場合には、原料供給管30内の高圧ガスを連絡管33を介してフリーボード17に逃がすことができる。即ち、フリーボード17内は、流動層4の内部に比して低い圧力に保持されているので、原料供給管30内の高圧ガスは確実にフリーボード17へ逃がすことができ、よって逆流した高圧ガスが上流の原料投入装置32側へ作用する問題を確実に防止することができる。
【0032】
図4は本発明の他の形態を示したもので、図4の形態においては、前記2軸スクリューフィーダ23を、上り勾配を有して流動層ガス化炉1の側壁を通して流動層4に固体原料5を供給するように傾斜配置した場合を示している。
【0033】
図4のように流動層4に向かって上り勾配に傾斜配置した2軸スクリューフィーダ23にて固体原料5を流動層4に供給すると、流動層4内を上昇する気泡の2軸スクリューフィーダ23内への流入を防ぐことができる。よって流動層4の高圧ガスが2軸スクリューフィーダ23を通して原料供給管30へ逆流するのを抑制する効果を高めることができる。
【0034】
図5は本発明の更に他の形態を示したもので、図5の形態においては、前記2軸スクリューフィーダ23を、分散板2の下部から分散板2を通して上向きに流動層4に固体原料5を供給するように配置した場合を示している。
【0035】
図5のように分散板2の下部から分散板2を通して流動層4に向かうように上向きに配置した2軸スクリューフィーダ23によって固体原料5を流動層4に供給すると、流動層4内を上昇する気泡の2軸スクリューフィーダ23内への流入を防ぐことができる。よって流動層4の高圧ガスが2軸スクリューフィーダ23を通して原料供給管30へ逆流するのを抑制する効果を更に高めることができる。更に、ダウンカマー16下部等の温度が最も高く反応促進が期待される箇所に直接固体原料5を供給することができる。
【0036】
なお、上記形態例においては、2塔式ガス化炉に適用した場合について例示したが、流動層を形成する種々のガス化設備における原料供給装置に適用できること、その他、前記本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】2塔式ガス化炉によるガス化設備に適用した本発明の形態例を示す切断側面図である。
【図2】図1のII−II方向断面図である。
【図3】図1のIII−III方向断面図である。
【図4】本発明の他の形態を示す切断側面図である。
【図5】本発明の更に他の形態を示す切断側面図である。
【図6】従来のガス化設備である2塔式ガス化炉の一例を示す切断側面図である。
【図7】図6における流動層ガス化炉の切断側面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 流動層ガス化炉
2 分散板
3 水蒸気
4 流動層
5 固体原料
6 燃焼炉
14 燃焼排ガス
15 流動媒体
17 フリーボード
18 ガス化ガス
23 2軸スクリューフィーダ
30 原料供給管
31 ロータリフィーダ(ガスシール手段)
32 原料投入装置
33 連絡管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流動媒体を流動加熱する燃焼炉と、該燃焼炉で加熱した流動媒体を燃焼排ガスから分離して導入すると共に固体原料を導入し、分散板の下部から供給される水蒸気により流動層を形成して前記固体原料をガス化し、ガス化ガスを流動層上部のフリーボードから取り出す流動層ガス化炉とを有し、流動層ガス化炉内の未燃固形分を流動媒体と共に前記燃焼炉に戻して燃焼させるようにした2塔式ガス化炉の原料供給装置であって、
流動層ガス化炉の流動層の内部に固体原料を供給する2軸スクリューフィーダを備えたことを特徴とする2塔式ガス化炉の原料供給装置。
【請求項2】
ガスシール手段を備えた原料投入装置からの固体原料を前記2軸スクリューフィーダに供給する原料供給管を設け、該原料供給管と前記フリーボードとの間を連通する連絡管を設け、原料供給管内の圧力上昇時に該原料供給管内ガスを前記連絡管を介して前記フリーボードに逃がすようにした請求項1に記載の2塔式ガス化炉の原料供給装置。
【請求項3】
2軸スクリューフィーダが、流動層ガス化炉の側壁を通して流動層に上り勾配で固体原料を供給するように傾斜配置されている請求項1又は2に記載の2塔式ガス化炉の原料供給装置。
【請求項4】
2軸スクリューフィーダが、分散板の下部から分散板を通して流動層に固体原料を供給するよう配置されている請求項1又は2に記載の2塔式ガス化炉の原料供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−215426(P2009−215426A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−60398(P2008−60398)
【出願日】平成20年3月11日(2008.3.11)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)