説明

ICカードリーダ

【課題】より適した構成でICカードによる認証だけでなく、テンキーによる認証も行うことを可能とするICカードリーダを提供することである。
【解決手段】ICカードリーダ10において、ICカードに記憶された認証情報を読み取るカード読取部20と、認証情報を入力するためのキー入力操作部30と、カード読取部20とキー入力操作部30との少なくともいずれか一方からの認証情報によって認証を行う認証部と、キー入力操作部30が取り付けられる対象物に固定されるための固定手段と、を備え、通常の使用時は、キー入力操作部30がカード読取部20によって覆い隠され、キー入力操作部30の使用時は、キー入力操作部30が現れることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICカードリーダに係り、特に、ICカードに記憶した認証情報を読み取るカード読取部と、認証情報を入力するためのキー入力操作部とを有するICカードリーダに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、ビル等の建物において不審者等の侵入を防止するためにセキュリティの強化が行われている。特に、企業内における業務情報等が存在する領域に不審者等が侵入し、不審者等によってそのような業務情報が閲覧されたり、あるいはそのまま持ち帰られたりすると企業にとって大きな損害となる。そのため、近年のビル等においては、セキュリティを強化する必要がある領域には、予め所有者の個人認証情報が記憶されたICカードを用いた入退室規制や入退室管理が行われている。
【0003】
このように、ICカードを用いた入退室規制を徹底すると、ICカードを紛失した場合等に迅速に入退室することができない。したがって、比較的セキュリティレベルの低い領域においては、利便性を考慮してICカードとテンキーのいずれか一方の認証によって入退室ができるようにする等、テンキーによる認証も行えることが好ましい。また、ICカードのみによる認証だけでは、紛失されたICカードを拾った不審者等が簡単に入退室可能となる。したがって、比較的セキュリティレベルの高い領域においては、ICカードとテンキーの両方の認証によって入退室ができるようにすることが好ましい。
【0004】
特許文献1には、図5,6に示されるように、カードリーダ本体7の前面側にアンテナ3を内蔵しており、アンテナを内蔵したICカードとの間で電磁誘導による通信を行って、ICカードに記憶した情報を読み取るようにした通信制御手段2と、認証情報を入力するためのキー入力操作器5とを備えた非接触ICカードリーダであって、キー入力操作器5は、使用時には、カードリーダ本体7の前面より外方にある開位置に移動し、非使用時には、カードリーダ本体の前面に復帰する閉位置に移動する構成にしているものが開示されている。ここでは、キー入力操作器5がヒンジ等の開閉機構6で開閉できるように接続されており、キー入力操作器5上のテンキーは、開いた状態で操作できるように配置されている。
【0005】
【特許文献1】特開2005−92638号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1の構成を用いることで、ICカードだけによる認証だけでなく、キー入力操作器5上のテンキーによる認証も行うことが可能となる。しかし、特許文献1の構成では、キー入力操作器5を開いた状態でテンキーを押圧する等の操作を行うと、キー入力操作器5が損傷・破損しやすく、またテンキーによる入力操作も不安定で入力しにくいという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、より好適な構成でICカードによる認証だけでなく、テンキーによる認証も行うことを可能とするICカードリーダを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るICカードリーダは、ICカードに記憶された認証情報を読み取るカード読取部と、認証情報を入力するためのキー入力操作部と、カード読取部とキー入力操作部との少なくともいずれか一方からの認証情報によって認証を行う認証部と、キー入力操作部が取り付けられる対象物に固定されるための固定手段と、を備えるICカードリーダであって、通常の使用時は、キー入力操作部がカード読取部によって覆い隠され、キー入力操作部の使用時は、キー入力操作部が現れることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係るICカードリーダにおいて、カード読取部とキー入力操作部とは積層され、カード読取部は、積層方向と垂直な方向にスライド可能であることが好ましい。
【0010】
また、本発明に係るICカードリーダにおいて、カード読取部は、アンテナを内蔵し、ICカードとの間で電磁誘導による通信を行い、ICカードに記憶された認証情報を読み取って認証を行うことが好ましい。
【0011】
また、本発明に係るICカードリーダにおいて、カード読取部がキー入力操作部を覆い隠している状態を保持する保持手段を備えることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係るICカードリーダにおいて、保持手段は、電磁ロックを用いて保持することが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
上記構成のICカードリーダによれば、キー入力操作部は取り付けられる対象物に固定されるため、キー入力操作部を操作するときには安定した状態でテンキーの入力操作を行うことができる。
【0014】
上記構成の積層方向と垂直な方向にスライド可能なカード読取部を備えたICカードリーダによれば、キー入力操作部での入力が必要なときに、カード読取部をスライドすることでキー入力操作部を操作することができる。
【0015】
上記構成の保持手段を有するICカードリーダによれば、カード読取部がキー入力操作部を覆い隠している状態を保持することができるため、誤ってキー入力操作部を操作することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下では、ICカードに記憶された認証情報の読み取りは非接触で行うものとして説明するが、ICカードをカード読取部に接触させて認証情報の読み取りを行わせるものであってもよい。また、この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態であるICカードリーダ10を示す図であり、カード読取部20とキー入力操作部30とが分解された状態を示す図である。図2は、キー入力操作部30がカード読取部20によって覆い隠されている状態を示す図である。図3は、図2の状態からカード読取部20をカード読取部20とキー入力操作部30の積層方向と垂直な方向にスライドした状態を示す図である。ICカードリーダ10は、ICカードに記憶された認証情報を読み取って認証する機能と、テンキーによって入力された認証情報を認証する機能を有する。なお、ICカードに記憶された認証情報とテンキーによって入力された認証情報は、同じ認証情報でも異なる認証情報でもよい。異なる認証情報とは、具体的には、ICカードに記憶された認証情報が「0123」のときに予め登録された情報と認証一致と判断され、テンキーによって入力される認証情報が「1234」のときに予め登録された情報と認証一致と判断される場合である。ICカードリーダ10は、カード読取部20とキー入力操作部30とを含んで構成される。カード読取部20とキー入力操作部30とは積層される。
【0018】
カード読取部20は、可動側ケース22と、アンテナ回路部24と、可動側化粧板部26とを含んで構成される。可動側ケース22は、箱型形状のケースであり、箱型を構成する前面221には、2つの案内溝222と、2つの嵌合孔224とを有する。案内溝222は、カード読取部20をキー入力操作部30から積層方向と垂直な方向にスライドさせるために後述するキー入力操作部30のピン部を案内する。嵌合孔224は、カード読取部20をキー入力操作部30からスライドしない状態に保持するための孔である。
【0019】
アンテナ回路部24は、ICカードとの通信を行うためのアンテナを含み、ICカードと通信した認証情報を後述する認証回路部34に無線通信で受け渡しする機能を有する。アンテナ回路部24は、可動側ケース22に収納される程度の大きさを有している。
【0020】
可動側化粧板部26は、可動側ケース22に収納されたアンテナ回路部24を保護するために覆う保護部材である。可動側化粧板部26は、可動側ケース22に嵌め込んで固定される。
【0021】
キー入力操作部30は、固定側ケース32と、認証回路部34と、固定側化粧板部36とを含んで構成される。固定側ケース32は、箱型形状のケースであり、箱型を構成する前面323には、キー入力操作部30が取り付けられる対象物(例えば、建物壁)に設けられたナットに固定するための固定手段であるボルト321を備えている。
【0022】
図4は、認証回路部34を示すブロック図である。認証回路部34は、カード読取部20のアンテナ回路部24が取得した認証情報や後述するテンキー366によって入力された認証情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを認証する機能を有する。認証回路部34は、固定側ケース32に収納される程度の大きさを有している。認証回路部34は、変調回路101と、復調回路102と、RF送信回路103と、RF受信回路104と、制御回路100とを含んで構成される。変調回路101は、送信したデータにおいて搬送波の変調を行う機能を有する回路である。復調回路102は、ICカードから返信される変調信号を復調する機能を有する回路である。RF送信回路103は、所望の送信パワーまで増幅を行う機能を有する回路である。RF受信回路104は、ICカードからの返信信号を増幅し帯域制限を行うフィルタを内蔵する機能を有する回路である。
【0023】
制御回路100は、上記変調回路101と復調回路102とRF送信回路103とRF受信回路104を制御し、アンテナ回路部24から取得した認証情報やテンキー366によって入力された認証情報を認証し、ICカードリーダ10が設けられるドア等のロックあるいはアンロック(ロック解除状態)といった入退室制限を行う。なお、制御回路100は、図示しない外部設定に基づいて、カード読取部20からの認証情報とテンキー366から入力された認証情報のいずれか一方のみの認証情報によって入退室制限を行う認証モードに設定にすることができ、また、カード読取部20からの認証情報とテンキー366の入力による認証情報の両方の認証情報によって入退室制限を行う認証モードに設定することもできる。このように、制御回路100は、外部設定に基づいて上記いずれかの認証モードになるように認証回路部34を設定する。
【0024】
制御回路100は、図示しない外部設定に基づいて、カード読取部20がキー入力操作部30を覆い隠している状態を保持する入力モードに設定することができる。また、制御回路100は、その外部設定に基づいてカード読取部20がカード読取部20とキー入力操作部30との積層方向に垂直な方向に移動してキー入力操作部30が現れた状態を保持する入力モードに設定することもできる。また、制御回路100は、その外部設定に基づいてカード読取部20がキー入力操作部30を覆い隠している状態からICカードに記憶された認証情報が一致した場合に、カード読取部20がカード読取部20とキー入力操作部30との積層方向に垂直な方向に移動してキー入力操作部30の入力が可能となる状態へと移行する入力モードに設定することもできる。このように、制御回路100は外部設定に基づいて上記いずれかの入力モードになるように後述するプランジャ部364を制御する。
【0025】
固定側化粧板部36は、ピン部362と、プランジャ部364と、テンキー366とを含んで構成される。固定側化粧板部36は、固定側ケース32に収納された認証回路部34を保護するために覆う保護部材である。固定側化粧板部36は、固定側ケース32に嵌め込んで固定される。なお、テンキー366と制御回路100とは電気的な配線によって接続されている。
【0026】
ピン部362は、固定側化粧板部36の表面に突出して設けられるピンであり、可動側ケース22を構成する素材よりも柔らかい強度の素材で構成されている。ピン部362は、カード読取部20の案内溝222の内側面上を摺動しながら案内される。なお、カード読取部20についてカード読取部20とキー入力操作部30との積層方向に垂直な方向への移動は、図3に示されるような縦方向ではなくて横方向であってもよい。そして、これらのスライド機構は、案内溝222とピン部362とを用いたもの以外の周知のスライド機構を利用してもよい。
【0027】
プランジャ部364は、ICカードリーダ10のカード読取部20のみを使用する通常使用のときは、固定側化粧板部36の端面から突出して嵌合孔224に嵌合することでカード読取部20のスライド動作が制限されたロック状態とする。また、ICカードリーダ10のキー入力操作部30を使用するときには、プランジャ部364は、固定側化粧板部36の端面の内側に収納され、嵌合孔224に嵌合しないことでカード読取部20のスライド動作が可能なロック解除状態とする。このように、プランジャ部364と嵌合孔224とは、プランジャ部364がカード読取部20とキー入力操作部30との積層方向に進退することで、嵌合孔224に嵌合したり(ロック状態)、プランジャ部364が嵌合孔224に嵌合しなかったり(ロック解除状態)することでロック状態とロック解除状態とを切り替える電磁ロック機構を構成している。
【0028】
テンキー366は、数字の「0」から「9」と「*」と「#」の入力ボタンから構成されている。テンキー366を操作するユーザが各ボタンを押圧すると、その押圧された情報が制御回路100に入力され、制御回路100によって予め登録された認証情報と一致するか否かが照合される。
【0029】
続いて、上記構成からなるICカードリーダ10の動作について、図1〜図4を参照して説明する。ICカードリーダ10は、図示しない外部設定によって制御回路100の設定を行う。ICカードリーダ10のカード読取部20とキー入力操作部30のうち、例えば、外部設定によってカード読取部20のみを使用するものと設定すると、図2に示されるように、ICカードリーダ10の通常の使用時は、プランジャ部364が嵌合孔224に嵌合されてカード読取部20のスライド動作が停止されたロック状態となる。これにより、カード読取部20のスライド動作を停止しているためユーザが誤ってキー入力操作部30を操作してしまうことを防止することができる。
【0030】
また、実際の入退室は、カード読取部20のみの認証情報によって制限されている。このため、ユーザがICカードリーダ10にICカードを近づけて、アンテナ回路部24に交流電流が流れると電磁誘導によって空中に高周波の交流磁界が発生する。そして、ICカード内に設けられたアンテナは、ICカードリーダ10のアンテナ回路部24からの交流磁界を受けとる。そして、その後ICカードリーダ10とICカードとの間で通信が行われ、以下のような認証がなされる。
【0031】
ICカードリーダ10は、制御回路100において送信信号を生成して符号化を行う。その後、符号化された送信信号は、変調回路101にて変調されてRF送信回路103で増幅される。続いて、増幅された信号は、アンテナ回路部24を介してICカードに送信される。ICカードは、ICカードリーダ10からの信号をもとにして、アンテナ回路部24を介してICカードリーダ10に認識情報を含んだ信号を返信する。そして、ICカードリーダ10は、RF受信回路104と復調回路102とでその返信信号を受信した後、制御回路100内で復号化することによりICカードが予め登録されたものと一致するか否かを判断する。このようにICカードリーダ10は、ICカードに記憶された認証情報がICカードリーダ10に予め登録された情報と一致する場合は入退室を許可(ICカードリーダ10が取り付けられるドア等がアンロック状態)する制御を行い、一致しない場合は入退室を禁止(ICカードリーダ10が取り付けられるドア等がロック状態)する制御を行う。
【0032】
ICカードリーダ10において、外部設定によりテンキー366によって入力された認証情報のみに基づいて入退室制限を行うように設定することができる。この設定が行われると、プランジャ部364は、固定側化粧板部36の端面の内側に収納されて嵌合孔224に嵌合しない。これにより、ICカードリーダ10は、カード読取部20のスライド動作が可能であるロック解除状態となり、カード読取部20をカード読取部20とキー入力操作部30の積層方向に垂直な方向にスライドさせることでキー入力操作部30を操作することができる。したがって、キー入力操作部30の操作が必要な場合にのみにカード読取部20をスライドさせることができる。
【0033】
ICカードリーダ10において、外部設定によりカード読取部20とキー入力操作部30の両方の認証情報に基づいて入退室制限を行うように設定することもできる。具体的には、通常の使用時は、図2に示されるように、カード読取部20がキー入力操作部30を覆い隠している状態でICカードを近づけてICカードに記憶された認証情報によって認証を行う。そして、この認証がICカードリーダ10に予め登録された認証情報と一致する場合には、キー入力操作部30を使用可能状態とするために、プランジャ部364が固定側化粧板部36の端面の内側に収納され、カード読取部20のスライド動作が可能なロック解除状態にする。続いて、カード読取部20をスライドさせた後、キー入力操作部30のテンキー366を押圧することにより認証情報を入力して、その入力された情報が予め登録された認証情報と一致するか否かを判断する。このような判断を行い、テンキー366から入力される認証情報が予め登録された認証情報と一致する場合には、入退室を許可する制御を行い、一致しない場合は入退室を禁止する制御を行う。セキュリティレベルの高い領域への入退室については、上記のようなICカードリーダ10の設定を行うことで、例えばICカードの所有者がICカードを紛失する等して不審者がそのICカードを拾った場合であっても、さらにテンキー366による認証も行うといった二重認証の入退室制限を行っているため、なりすましを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態であるICカードリーダを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態であるICカードリーダにおいてキー入力操作部がカード読取部によって覆い隠されている状態を示す図である。
【図3】図2の状態からカード読取部をスライドした状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態であるICカードリーダの認証回路部を示すブロック図である。
【図5】従来技術のICカードリーダを示す図である。
【図6】従来技術のICカードリーダを示す図である。
【符号の説明】
【0035】
2 通信制御手段、3 アンテナ、5 キー入力操作器、6 開閉機構、7 カードリーダ本体、10 ICカードリーダ、20 カード読取部、22 可動側ケース、24 アンテナ回路部、26 可動側化粧板部、30 キー入力操作部、32 固定側ケース、34 認証回路部、36 固定側化粧板部、100 制御回路、101 変調回路、102 復調回路、103 RF送信回路、104 RF受信回路、221,323 前面、222 案内溝、224 嵌合孔、321 ボルト、362 ピン部、364 プランジャ部、366 テンキー。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ICカードに記憶された認証情報を読み取るカード読取部と、
認証情報を入力するためのキー入力操作部と、
カード読取部とキー入力操作部との少なくともいずれか一方からの認証情報によって認証を行う認証部と、
キー入力操作部が取り付けられる対象物に固定されるための固定手段と、
を備えるICカードリーダであって、
通常の使用時は、キー入力操作部がカード読取部によって覆い隠され、
キー入力操作部の使用時は、キー入力操作部が現れることを特徴とするICカードリーダ。
【請求項2】
請求項1に記載のICカードリーダにおいて、
カード読取部とキー入力操作部とは積層され、
カード読取部は、積層方向と垂直な方向にスライド可能であることを特徴とするICカードリーダ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のICカードリーダにおいて、
カード読取部は、アンテナを内蔵し、ICカードとの間で電磁誘導による通信を行い、ICカードに記憶された認証情報を読み取って認証を行うことを特徴とするICカードリーダ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1に記載のICカードリーダにおいて、
カード読取部がキー入力操作部を覆い隠している状態を保持する保持手段を備えることを特徴とするICカードリーダ。
【請求項5】
請求項4に記載のICカードリーダにおいて、
保持手段は、電磁ロックを用いて保持することを特徴とするICカードリーダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−3064(P2010−3064A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−160626(P2008−160626)
【出願日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】