説明

IDE接続ケーブル

【課題】 マザーボード上のコネクタの実装領域を増大させたりデバイス間の線長規格に違反したりすることなく、同じIDEバス上に2つのデバイスを実装することのできるIDE接続ケーブルを提供すること。
【解決手段】 マザーボード上に実装されたコンパクトフラッシュ用ソケット102(IDE接続ソケット)に接続する中継コネクタ本体2に設けられたIDEコネクタ部2aにコンパクトフラッシュ(第一のデバイス)を接続し、更に、この中継コネクタ本体2に接続するケーブル3に設けられたボックスコネクタ4(IDEコネクタ)に第二のデバイス(ハードディスク等)を接続する構成とすることで、IDEバス101上の1つのコンパクトフラッシュ用ソケット102(IDE接続ソケット)に2つのデバイスを接続できるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マザーボードのIDEバスに2つのデバイスを接続するためのIDE接続ケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータにハードディスク等のデバイスを接続するための技術としてはATA(AT Attachment)規格に基づくIDEバス(Integrated Drive Electronics)が公知である。
【0003】
当初のIDEバスは同時に2台のハードディスクをデバイスとして接続するのが限度であったが、その後、EIDE方式(Enhanced Integrated Drive Electronics)がパソコン用のデバイスの接続として普及し、最大接続デバイス数は2系統2台ずつの合計4台にまで増加し、更に、CD-ROMドライブ等を始めとするハードディスク以外のデバイスも接続が可能となって、現在ではUltra ATA規格の普及が進んでいる。
【0004】
一方、コンパクトフラッシュは比較的新しい小型メモリカードの規格であり、カード内部にフラッシュメモリチップとコントローラチップを搭載し、このコントローラチップによる処理で、コンピュータからはコンパクトフラッシュがATA準拠のストレージデバイスとして認識されるため、事実上、ハードディスクと同等の取り扱いができる。
【0005】
また、コンパクトフラッシュは、全てが半導体で構成されているため、振動,衝撃,粉塵,低高温などに強く、ハードディスクが使用できない環境でも使用可能であり、昨今では、大容量化,高速化が進み、組み込み用途のコンピュータ装置のマザーボード上にソケットを実装した上、True-IDEモード(IDE 互換モード)の接続で利用されるようになってきている。
【0006】
しかし、マザーボード上にコンパクトフラッシュを装着する際には、依然としてIDEバス上にコンパクトフラッシュ用ソケットを実装するのが一般的で、IDEに準拠した他のデバイス、例えば、ハードディスク等を同一のIDEバスに追加する場合には、コンパクトフラッシュ用ソケットとは別に、更に、40ピンのボックスコネクタを実装する必要がある。
【0007】
IDEバスは、本来、40ピンのボックスコネクタのみをマザーボード上に実装する構造であるため、コンパクトフラッシュ用ソケットと40ピンのボックスコネクタを同時に実装しようとすると、コネクタの実装領域が増大し、マザーボードのコンパクトな設計ができなくなるといった不都合が生じる。
【0008】
また、コンパクトフラッシュ用ソケットに追加して40ピンのボックスコネクタを実装しようとした場合、実装領域の制限等によりコンパクトフラッシュ用ソケットと40ピンのボックスコネクタとの間をマザーボード上でパターン接続する必要が生じ、デバイス間の線長規格に違反してしまうといった可能性もある。
【0009】
一方、スマートカードやコンパクトフラッシュ等の複数種の記憶媒体をコンピュータに接続するためのコネクタとしては、例えば、特許文献1に開示される複合型コネクタ装置が既に提案されているが、このものは、単一のコネクタに複数種の記憶媒体を選択的に接続するためのもので、同時に複数のデバイスを接続する構造のものではない。
【0010】
また、IDEインターフェイスにオプション機器を接続するものとしては、特許文献2に開示されるような外部拡張装置が提案されている。しかし、このものは単にIDEバス上のIDEインターフェイスコネクタを延長して外部に露出させるものに過ぎず、同じIDEバス上に2つのデバイスを装着する場合には、依然として2つのコネクタをIDEバス上に実装する必要がある。
【0011】
【特許文献1】特開2002−63955号公報
【特許文献2】特開2002−149294号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
そこで、本発明の課題は、マザーボード上のコネクタの実装領域を増大させたりデバイス間の線長規格に違反したりすることなく、同じIDEバス上に2つのデバイスを実装することのできるIDE接続ケーブルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明のIDE接続ケーブルは、IDEバスに2つのデバイスを接続するためのIDE接続ケーブルであり、前記課題を達成するため、特に、
マザーボード上に実装されたIDE接続ソケットに着脱可能に接続する中継コネクタ本体と、前記中継コネクタ本体を介して前記IDE接続ソケットに接続されるケーブルとを備え、
前記中継コネクタ本体には前記IDE接続ソケットに第一のデバイスを接続するためのIDEコネクタ部が設けられ、前記ケーブルには、第二のデバイスを接続するためのIDEコネクタが設けられていることを特徴とする構成を有する。
【0014】
即ち、マザーボード上に実装されたIDE接続ソケットに中継コネクタ本体を接続する構成とし、更に、この中継コネクタ本体に設けられたIDEコネクタ部に第一のデバイスを接続すると共に、この中継コネクタ本体に接続するケーブルにIDEコネクタを設け、このIDEコネクタおよびケーブルと中継コネクタ本体を介してマザーボード上のIDE接続ソケットに第二のデバイスを接続する構成により、IDEバス上に1つのIDE接続ソケットを実装するだけで2つのデバイスの接続を可能とする。
IDEバス上に1つのIDE接続ソケットを設ければ済むので、同一IDEバス上に2つのデバイスを接続する場合であっても、コネクタの実装領域が増大することはなく、マザーボードのコンパクトな設計が実現され得る。
また、IDEバス上に1つのIDE接続ソケットを設ければ済むので、2つのソケットを隣接して配備することがスペース的に困難であるために両者を離間して配備し、その間をマザーボード上のパターン接続で接続するといった実装領域の制限もなくなる。
この結果、マザーボード上のパターン接続の線長が短縮され、ケーブル部分に割り当てることのできる線長が相対的に増加するので、ケーブルの引き回しの自由度が増加して柔軟なデバイス配置が可能になると共に、デバイス間の線長規格に違反する可能性も軽減される。
【0015】
中継コネクタ本体のIDEコネクタ部は、True-IDEモードで動作するコンパクトフラッシュに対応した50ピンの端子構造を備えたものとすることが望ましい。
【0016】
通常のIDEデバイスのピン数は40ピンであるが、True-IDEモードで動作するコンパクトフラッシュは電源用を含めて50ピンであるので、IDEバス上のIDE接続ソケットに直に接続される中継コネクタ本体のIDEコネクタ部のピン数を50ピンとし、中継コネクタ本体のIDEコネクタ部に対するコンパクトフラッシュの直付けを実現する。
【0017】
また、中継コネクタ本体を介してマザーボード上のIDE接続ソケットに接続するケーブルに設けるIDEコネクタは、40ピンのボックスコネクタとすることができる。
【0018】
前述した通り、通常のIDEデバイスのピン数は40ピンであるので、True-IDEモードで動作するコンパクトフラッシュ以外の他のデバイス、例えば、ハードディスク等の接続のためには40ピンのボックスコネクタで十分である。
【0019】
IDEコネクタを設けたケーブルは、中継コネクタ本体に対して着脱可能に構成することができる。
【0020】
IDEバス上に1つのIDEデバイス(第一のデバイス)のみを実装する場合に不要となるケーブルを取り外すことができる。
【0021】
また、マザーボード上にIDE接続ソケット本体を実装し、このIDE接続ソケット本体にIDEコネクタを有するケーブルとIDEコネクタ部とを設けるようにしてもよい。
【0022】
中継コネクタ本体を兼ねるIDE接続ソケット本体がマザーボードのIDEバスに直付けされるかたちとなるため、部品点数の削減と製造コストの低減化が可能となる。
【0023】
このような構成を適用した場合も、IDE接続ソケット本体のIDEコネクタ部をTrue-IDEモードのコンパクトフラッシュに対応した50ピンの端子構造とすること、IDE接続ソケット本体に接続するケーブルに設けるIDEコネクタを40ピンのボックスコネクタとすること、および、IDEコネクタを設けたケーブルをIDE接続ソケット本体に対して着脱可能とすることが可能である。
【発明の効果】
【0024】
本発明のIDE接続ケーブルは、マザーボード上のIDE接続ソケットに接続する中継コネクタ本体に設けられたIDEコネクタ部に第一のデバイスを接続し、更に、この中継コネクタ本体に接続するケーブルに設けられたIDEコネクタに第二のデバイスを接続する構成としているので、IDEバス上に1つのIDE接続ソケットを実装するだけで2つのデバイスの接続が可能となる。
【0025】
従って、同一IDEバス上に2つのデバイスを接続する場合であっても、コネクタの実装領域が増大することはなく、マザーボードのコンパクトな設計が実現され得る。
【0026】
また、IDEバス上に1つのIDE接続ソケットを設ければ済むので、2つのソケットを離間して配備し、その間をマザーボード上のパターン接続で接続するといった実装領域の制限もなくなり、この結果、マザーボード上のパターン接続の線長が短縮され、ケーブル部分に割り当てることのできる線長が相対的に増加するので、ケーブルの引き回しの自由度が増加し、柔軟なデバイス配置が可能になると共に、デバイス間の線長規格に違反する可能性も軽減される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1(a)は本発明を適用した一実施形態のIDE接続ケーブル1について示した平面図、図1(b)は同IDE接続ケーブル1について示した側面図、図2はIDE接続ケーブル1の主要部を構成する中継コネクタ本体2を拡大して示した側面図、また、図3はIDEバス101を有するマザーボード100の構成を簡略化して示した概念図である。
【0028】
この実施形態のIDE接続ケーブル1は、図1(a)および図1(b)に示される通り、中継コネクタ本体2と、中継コネクタ本体2に接続したケーブル3によって構成される。
【0029】
中継コネクタ本体2は、図2に示されるように、第一のデバイスとなるコンパクトフラッシュ(図示せず)を接続するためのIDEコネクタ部2aと、マザーボード100上のIDEバス101に実装されたIDE接続ソケットであるコンパクトフラッシュ用ソケット102(図3参照)に着脱可能に接続するためのIDEコネクタ部2bとを備える。
【0030】
マザーボード100上のコンパクトフラッシュ用ソケット102と、中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2a,2bは、共に、True-IDEモードで動作するコンパクトフラッシュに対応した50ピンの端子構造を備えている。
【0031】
中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2aおよびIDEコネクタ部2bにおける50ピンの端子配列は一対一に対応して電気的に接続されている。
また、ケーブル3は通常のIDEデバイスに対応した40芯のケーブルであって、中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2bにおける50ピンの端子配列のうち、通常のIDEデバイスに対応した40の端子に対して一対一の対応関係で電気的に接続されている。
【0032】
ケーブル3の先端には、通常のIDEデバイス、例えば、ハードディスク等を始めとする第二のデバイスを接続するためのIDEコネクタとして、40ピンのボックスコネクタ4が設けられている。
【0033】
従って、マザーボード100上のコンパクトフラッシュ用ソケット102に中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2bを接続し、更に、中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2aに第一のデバイスであるコンパクトフラッシュを接続すると、True-IDEモードで動作するコンパクトフラッシュの50のピンが、中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2a,2bとコンパクトフラッシュ用ソケット102を介してマザーボード100上のIDEバス101に電気的に接続され、更に、ケーブル3のボックスコネクタ4にハードディスク等を始めとする第二のデバイスを接続すると、第二のデバイスが有する40のピンが、ボックスコネクタ4とケーブル3および中継コネクタ本体2のIDEコネクタ部2bならびにコンパクトフラッシュ用ソケット102を介してマザーボード100上のIDEバス101に電気的に接続されることになる。
【0034】
IDEバス101はプライマリであってもよいし、セカンダリであってもよい。
【0035】
IDEバス101上にはIDEコントローラ103が設けられているので、従来と同様、IDEバス101に接続された第一,第二のデバイスが、このIDEコントローラ103によって、マスターあるいはスレーブ側のデバイスとして認識されることになる。
【0036】
図4は、IDE接続ケーブル1を用いる代わりにマザーボード100上に40ピンのボックスコネクタ104を実装し、マザーボード100上にパターン105を形成してボックスコネクタ104をIDEバス101にパターン接続するようにした一般的な従来装置の構成例である。
【0037】
本実施形態では、第一,第二のデバイスをIDEバス101に接続するためにマザーボード100上に実装する必要があるのはコンパクトフラッシュ用ソケット102のみでよく、図4に示されるようなマザーボード100上のパターン105やボックスコネクタ104が不要となることから、コネクタおよび配線の実装領域が削減され、マザーボード100のコンパクトな設計が可能となる。
【0038】
特に、図4で示される接続用のパターン105が不要となるため、デバイス間の線長規格を容易に満足することができる。また、このパターン105に相当する線長の分だけケーブル3の線長を延長してもデバイス間の線長規格に違反する心配がないので、ケーブル3の全長をパターン105の線長の分だけ長くすることが可能である。これにより、ケーブル3の先端に設けられたボックスコネクタ4の引き回しの自由度、つまり、第二のデバイスの配置の自由度が大幅に向上することになる。
なお、デバイス間の線長規格とはIDEデバイスの動作が保証される配線の全長で、現在のIDE規格では457mmとなっている。
【0039】
更に、図5に示されるようにしてケーブル3の基部にボックスコネクタ4と同等のボックスコネクタ5を設け、これに合わせて中継コネクタ本体2の上面に40ピンの端子構造を設けるようにすれば、ケーブル3を中継コネクタ本体2に対して着脱可能とすることができる。
【0040】
このような構成を適用した場合、コンパクトフラッシュ用ソケット102に第一のデバイスであるコンパクトフラッシュを接続したままの状態でケーブル3の着脱作業を行うことが可能となるので、コンパクトフラッシュ用ソケット102の周囲に十分なスペースがないような場合、即ち、コンパクトフラッシュ用ソケット102から中継コネクタ本体2を取り外してコンパクトフラッシュ用ソケット102に直にコンパクトフラッシュを接続することが難しいような状況下においても、ケーブル3の着脱作業を容易に行うことができる。
但し、コンパクトフラッシュ用ソケット102に第一のデバイスであるコンパクトフラッシュのみを接続する場合には、本来、IDE接続ケーブル1自体が不要である。つまり、コンパクトフラッシュ用ソケット102から中継コネクタ本体2を取り外してコンパクトフラッシュ用ソケット102に直にコンパクトフラッシュを接続すればよく、コンパクトフラッシュ用ソケット102の周囲に十分なスペースがあって中継コネクタ本体2やコンパクトフラッシュの着脱さえ簡単に行えれば、敢えて中継コネクタ本体2からケーブル3を取り外せる構成とする必然性はない。
【0041】
以上、図1および図2を参照してIDE接続ケーブル1の中継コネクタ本体2をマザーボード100上のコンパクトフラッシュ用ソケット102に着脱する構成例について説明したが、コンパクトフラッシュ用ソケット102に代えて中継コネクタ本体2それ自体をマザーボード100上に一体的に実装する構成としてもよい。
その場合、中継コネクタ本体2におけるIDEコネクタ部2bは不要であり、実際に必要となるのは、第一のデバイスとなるコンパクトフラッシュを接続する50ピンのIDEコネクタ部2aを備えた中継コネクタ本体2と、第二のデバイスを接続するための40ピンのボックスコネクタ4を備えたケーブル3とからなるIDE接続ケーブル1である。
【0042】
中継コネクタ本体2それ自体をマザーボード100上に一体的に実装する構成とした場合は、例えば、図5に示されるような構造を適用し、ケーブル3を中継コネクタ本体2に対して着脱可能とすることで、IDEバス101にコンパクトフラッシュのみを実装した場合に不要となるケーブル3を取り外せるようにする。
【0043】
このように中継コネクタ本体2それ自体をマザーボード100上に一体的に実装する構成とすることで、全体的な部品点数の削減と製造コストの低減化が可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明のIDE接続ケーブルは、IDEバス上にコンパクトフラッシュ用ソケット等を標準実装したマザーボードにおいて、同一バス上に他のデバイスを追加するような場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】図1(a)は本発明を適用した一実施形態のIDE接続ケーブルについて示した平面図、図1(b)は同IDE接続ケーブルについて示した側面図である。
【図2】IDE接続ケーブルの主要部を構成する中継コネクタ本体を拡大して示した側面図である。
【図3】IDEバスを有するマザーボードの構成を簡略化して示した概念図である。
【図4】マザーボード上にボックスコネクタを実装してボックスコネクタとIDEバスをパターン接続した一般的な従来装置の構成例について示した概念図である。
【図5】ケーブルを中継コネクタ本体に対して着脱可能とする構造の一例について簡略化して示した側面図である。
【符号の説明】
【0046】
1 IDE接続ケーブル
2 中継コネクタ本体
2a IDEコネクタ部(第一のデバイスを接続するためのIDEコネクタ部)
2b IDEコネクタ部
3 ケーブル
4 ボックスコネクタ(第二のデバイスを接続するためのIDEコネクタ)
5 ボックスコネクタ
100 マザーボード
101 IDEバス
102 コンパクトフラッシュ用ソケット(マザーボード上に実装されたIDE接続ソケット)
103 IDEコントローラ
104 ボックスコネクタ
105 パターン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
IDEバスに2つのデバイスを接続するためのIDE接続ケーブルであって、
マザーボード上に実装されたIDE接続ソケットに着脱可能に接続する中継コネクタ本体と、前記中継コネクタ本体を介して前記IDE接続ソケットに接続されるケーブルとを備え、
前記中継コネクタ本体には前記IDE接続ソケットに第一のデバイスを接続するためのIDEコネクタ部が設けられ、前記ケーブルには、第二のデバイスを接続するためのIDEコネクタが設けられていることを特徴とするIDE接続ケーブル。
【請求項2】
前記IDEコネクタ部が、True-IDEモードのコンパクトフラッシュに対応した50ピンの端子構造を備えていることを特徴とする請求項1記載のIDE接続ケーブル。
【請求項3】
前記IDEコネクタが、40ピンのボックスコネクタであることを特徴とする請求項2記載のIDE接続ケーブル。
【請求項4】
前記ケーブルが、前記中継コネクタ本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3記載のIDE接続ケーブル。
【請求項5】
IDEバスに2つのデバイスを接続するためのIDE接続ケーブルであって、
マザーボード上に実装されたIDE接続ソケット本体と、前記IDE接続ソケット本体を介して前記IDEバスに接続されるケーブルとを備え、
前記IDE接続ソケット本体には前記IDEバスに第一のデバイスを接続するためのIDEコネクタ部が設けられ、前記ケーブルには、第二のデバイスを接続するためのIDEコネクタが設けられていることを特徴とするIDE接続ケーブル。
【請求項6】
前記IDEコネクタ部が、True-IDEモードのコンパクトフラッシュに対応した50ピンの端子構造を備えていることを特徴とする請求項5記載のIDE接続ケーブル。
【請求項7】
前記IDEコネクタが、40ピンのボックスコネクタであることを特徴とする請求項6記載のIDE接続ケーブル。
【請求項8】
前記ケーブルが、前記IDE接続ソケット本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項5,請求項6または請求項7記載のIDE接続ケーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−351447(P2006−351447A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−178575(P2005−178575)
【出願日】平成17年6月17日(2005.6.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.コンパクトフラッシュ
【出願人】(390001395)エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社 (438)