説明

JAPANESECOOL(ヒートアイランド対策)

【課題】
ヒートアイランド対策といえば、屋上に土を置き、植 物を植えることであったが、コストもかかり、暴災対 策上も問題がある。そこで安全性が高く、効率よくビルの温度を下げる効果のあるヒートアイランド対策を提供する。
【解決手段】高さ1m以上の水の袋を置くことによってビル屋上の温度を下げる。ビニールシートや、ポリエチレンでつくられた袋のため、どんな型にも対応できる。ビルの屋上の温度を下げるために植物を植えるという手法では得られないいろんな形に対応できるウオーターバッグとして、どんな型や広さの屋上にも、対応できる。また、昼間暖まったお湯で、暖かいシャワーもあびれるし、木陰においておけば、給水タンク代わり、ソファーやベッドの代わりにもなる。水を抜けば、持ち運びするにも便利である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒートアイランド対策として、従来別の用途として用いられているBOXING用ウォーターバッグに改良を加え、ビル、しいては、都市の温度を少しでも下げるために考えたものである。
【背景技術】
【0002】
ヒートアイランド現像の対策として、都内のビルの屋上にガーデニングをすることが、10年以上前から話題になっていますが、根の浅い植物しか植えられない。多くの土を屋上におき、木を植えれば、台風や暴風雨の時、吹きとばされて、地面に落ちるかも知れません。以上の事を考え、安全性が高く、効率よくビルの温度を下げる効果のあるものをと考えました。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ビルの屋上に植物を植えることで、ビルの温度を下げ、そして、都市全体の温度を下げることが目的でしたが、土を少なくして、芝生などを植えれば、枯れる可能性もあるし、土を多くして、木でも植えられる様にしても、暴風雨で木ごと飛んで行って、誰かケガしないかと気になる。大きな木を植えようと思えば、コストもかかる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
植物を植えて温度を下げるという考え方を根本的に変え、ヒートアイランド現象をおさえるために必要な水をおくことに重点をおいた。それには、ボクシングの練習に用いるウォーターバッグを安定の良い立方体にしたものを置き、定期的に水を変えてやるのが一番良い方法だ。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
縦1m、横2m高さ1mの立方体にし、上側の方と横側に給水口と排水口をつける。素材は、ビニールシート(丈夫なもの)又はポリエステル等をつかう。
大きさは自由自在たが、縦2m、横2m、高さ1mとか、形も、立方体円筒型、ペンタゴン型、ヘキサゴン型など色々できる。高さはいずれも1m以上あった方がよさそうである。
【発明の効果】
土をおき植物を植えるより、圧倒的低コストである。底の面もFRPなどの板を敷くのではなく、同じ、柔らかい、ビニールシートや、ポリエチレンにするので、水の温度がビルに伝わりやすい、水のタンクをおくようなものなので、台風や暴風雨にも飛びにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦1、横2m、高さ1mの立方体全面同じ素材
【図2】直径2mのサークルに、高さ1mの円筒型全面同じ素材
【図3】1辺1mのペンタゴン型、高さ1mの角柱型、全面同じ素材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
素材はビニールシート諾しくはポリエステルとする厚さは耐久性を考え2mm以上とする
【請求項2】
高さ1m前後の立方体、角柱、円柱型そのすべてを特許の範囲とする
【請求項3】
必ず、給水口、排水口をつけ、ネジ止めのキャップをつけ、パッキンをつけるものとする
【請求項4】
大きさは全ての屋上に対応できる様、オーダーメイドとする
【請求項5】
利用目的はヒートアイランド対策だけでなく、水を抜けば持ち運びに便利なので、例えば、第三世界の給水用、給湯用としても利用し、多目的ウォーターバッグとする。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−62997(P2008−62997A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−280708(P2006−280708)
【出願日】平成18年9月4日(2006.9.4)
【出願人】(505293635)
【Fターム(参考)】