説明

LED駆動回路

【課題】LEDを繰り返し点滅させる機能と、LEDを所定回数だけ点滅させる機能とを簡易な構成で実現させるLED駆動回路を提供する。
【解決手段】LED駆動回路1は、LED3を自動的に繰り返し点滅させる点滅駆動回路10と、この点滅駆動回路10による点滅の回数をカウントする点滅回数カウンタ回路20とを備える。この構成において、点滅の繰り返しを指示する信号がマイコン2から供給された場合には、点滅駆動回路10は、点滅駆動を開始し、点滅の停止を指示する信号がマイコン2から供給されたとき、点滅駆動を停止する。所定回数だけの点滅を指示する信号がマイコン2から供給された場合には、点滅駆動回路10は、点滅駆動を開始し、点滅回数カウンタ回路20によりカウントされた点滅回数が所定回数に到達したとき、点滅駆動を停止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDを駆動するLED駆動回路に関し、特に、LEDを点滅駆動するものに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、多くの携帯電話やPHSには、いわゆるイルミネーション機能が搭載されている。このイルミネーション機能は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色LEDを様々なパターンで点灯あるいは消灯させることにより、実現されている。
【0003】
LEDの点灯パターンは、LEDを駆動するLED駆動回路と、これに制御信号を送出するマイコンとによって実現されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LED駆動回路において、最近、視覚的なイルミネーション効果をねらって、LEDのON/OFFを自動的に繰り返す機能、すなわちLEDを繰り返し点滅させる機能が要求されている。さらに、LEDを所定回数だけ点滅させる機能も要求されている。これらの機能は、回路規模やコスト等の観点より、簡易な回路構成で実現されることが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、LEDを繰り返し点滅させる機能と、LEDを所定回数だけ点滅させる機能とを簡易な構成で実現させるLED駆動回路を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、前記LEDを自動的に繰り返し点滅させる点滅駆動回路と、当該点滅駆動回路による点滅の回数をカウントする点滅回数カウンタ回路と、を備え、点滅の繰り返しを指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅駆動回路は、前記LEDの点滅駆動を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、前記LEDの点滅駆動を停止し、所定回数だけの点滅を指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅駆動回路は、前記LEDの点滅駆動を開始し、前記点滅回数カウンタ回路によりカウントされた点滅回数が前記所定回数に到達したとき、前記LEDの点滅駆動を停止することを特徴とする。
【0007】
本発明に係るLED駆動回路は、LEDを駆動するLED駆動回路であって、所定の初期値から終了値まで所定のクロックを繰り返しカウントし、カウント値を出力する点滅周期カウンタ回路と、当該点滅周期カウンタ回路のカウント値が所定の点灯開始値と一致したときに、前記LEDに対する駆動電流の供給を開始し、前記カウント値が所定の消灯開始値と一致したときに、前記LEDに対する駆動電流の供給を停止する駆動電流供給回路と、前記点滅周期カウンタの周回回数をカウントする点滅回数カウンタ回路と、を備え、点滅の繰り返しを指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅周期カウンタ回路は、カウント動作を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、カウント動作を停止し、所定回数だけの点滅を指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅周期カウンタ回路は、カウント動作を開始し、前記点滅回数カウンタ回路によりカウントされた周回回数が前記所定回数に到達したとき、カウント動作を停止することを特徴とする。
【0008】
この構成における好適な態様では、前記点滅周期カウンタ回路と前記点滅回数カウンタ回路とは、下位mビット(mは正の整数)が前記点滅周期カウンタ回路として機能し、上位nビット(nは正の整数)が前記点滅回数カウンタ回路として機能する(m+n)ビットのバイナリカウンタにより構成される。また、前記点灯開始値または前記消灯開始値は、外部から設定可能であることが好ましい。
【0009】
また、本発明の好適な態様では、前記所定回数は可変である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、LEDを繰り返し点滅させる機能と、LEDを所定回数だけ点滅させる機能とを簡易な構成で実現させるLED駆動回路を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0012】
図1は、実施の形態に係るLED駆動回路1の基本的な構成を示すブロック図である。まず、図1を参照して、本実施の形態に係るLED駆動回路1の基本的な構成について説明する。LED駆動回路1は、例えば、携帯電話またはPHSに搭載され、通話着信やメール着信などに合わせて、LEDを駆動するドライバICである。
【0013】
図1において、LED駆動回路1の入力端にはマイコン2が接続されており、出力端にはLED3が接続されている。LED駆動回路1は、点滅駆動回路10と点滅回数カウンタ回路20とを備えている。
【0014】
点滅駆動回路10は、LED3を自動的に繰り返し点滅させる回路である。点滅駆動回路10は、例えば、ON信号およびOFF信号を周期的に発生させる信号発生回路と、この信号発生回路により発生するON信号およびOFF信号に基づいてLEDに駆動電流を供給する出力ドライバ回路とにより構成される。ただし、点滅駆動回路10の具体的な構成は特に限定されない。
【0015】
点滅回数カウンタ回路20は、点滅駆動回路10による点滅の回数をカウントするカウンタである。この点滅回数カウンタ回路20は、点滅回数を計数できれば、その具体的な構成は特に限定されない。
【0016】
上記構成を有するLED駆動回路1は、次のとおりに動作する。点滅の繰り返しを指示する信号が外部(例えばマイコン2)から供給された場合には、点滅駆動回路10は、LED3の点滅駆動を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、LED3の点滅駆動を停止する。これにより、LED3は、点滅の繰り返しを指示する信号が供給されてから点滅の停止を指示する信号が供給されるまでの期間において、繰り返し点滅する。したがって、マイコン2は、LED駆動回路1に対し、点滅の繰り返しを指示する信号と、点滅の停止を指示する信号とを所望のタイミングで供給することにより、所望のタイミングで所望の期間だけ、LED3を点滅させることができる。
【0017】
所定回数だけの点滅を指示する信号が外部(例えばマイコン2)から供給された場合には、点滅駆動回路10は、LED3の点滅駆動を開始し、点滅回数カウンタ回路20によりカウントされた点滅回数が所定回数に到達したとき、LED3の点滅駆動を停止する。これにより、LED3は、所定回数だけ点滅する。したがって、マイコン2は、LED駆動回路1に対し、所定回数だけの点滅を指示する信号を所望のタイミングで供給することにより、所望のタイミングで所定回数だけ、LED3を点滅させることができる。なお、所定回数は、固定であっても可変であってもよい。また、所定回数は、1回であっても複数回であってもよい。
【0018】
図2は、本実施の形態に係るLED駆動回路1のより具体的な構成を示す回路ブロック図である。図2において、点滅駆動回路10は、点滅周期カウンタ回路11、比較回路12、および出力ドライバ回路13を備えている。
【0019】
点滅周期カウンタ回路11は、点滅周期カウンタ11aとカウント停止回路11bとを有する。
【0020】
点滅周期カウンタ11aは、所定の初期値C0から終了値C1まで所定のクロックを繰り返しカウントし、カウント値Cを出力するカウンタである。具体的には、点滅周期カウンタ11aは、カウント値Cを初期値C0(“000000”、十進数の0)から終了値C1(“111111”、十進数の63)まで、マイコン2から供給されるクロックCLKに基づいて、カウントアップする6ビットのアップカウンタである。
【0021】
カウント停止回路11bは、マイコン2から所定回数だけの点滅を指示する信号が供給された場合において、点滅回数カウンタ回路20によりカウントされた点滅回数が所定回数に到達したとき、点滅周期カウンタ11aのカウント動作を停止させる回路である。
【0022】
図2に示される構成では、点滅回数カウンタ回路20は、点滅周期カウンタ11aの周回回数を点滅回数としてカウントする。この周回回数のカウントは、例えば、次のとおりに行われる。すなわち、点滅周期カウンタ11aは、カウント値Cが終了値C1から初期値C0になるときに桁上がり信号を出力する。そして、点滅回数カウンタ回路20は、この桁上がり信号をカウントすることにより、周回回数をカウントする。
【0023】
比較回路12は、点滅周期カウンタ11aのカウント値Cが所定の点灯開始値Conと一致したときに、駆動電流の供給開始を示すON信号を出力し、カウント値Cが所定の消灯開始値Coffと一致したときに、駆動電流の供給停止を示すOFF信号を出力する回路である。
【0024】
図3に、比較回路12の一例を示す。図3において、比較回路12は、点灯レジスタ12a、消灯レジスタ12b、コンパレータ12c、コンパレータ12d、およびフリップフロップ12eにより構成されている。
【0025】
点灯レジスタ12aは、点灯開始値Conを保持し、消灯レジスタ12bは、消灯開始値Coffを保持する。これらの値は、適宜、マイコン2により設定される。
【0026】
コンパレータ12cは、カウント値Cと点灯レジスタ12aに設定されている点灯開始値Conとを比較するものであり、その出力は、両者が一致する場合には“H”レベルとなり、一致しない場合には“L”レベルとなる。コンパレータ12dは、カウント値Cと消灯レジスタ12bに設定されている消灯開始値Coffとを比較するものであり、その出力は、両者が一致する場合には“H”レベルとなり、一致しない場合には“L”レベルとなる。
【0027】
コンパレータ12cの出力は、フリップフロップ12eのセット入力Sに供給され、コンパレータ12dの出力は、フリップフロップ12eのリセット入力Rに供給される。このフリップフロップ12eは、セット入力Sに“H”レベルが入力された場合に“H”レベルにセットされ、ON信号を出力する。また、リセット入力Rに“H”レベルが入力された場合に“L”レベルにリセットされ、OFF信号を出力する。
【0028】
出力ドライバ回路13は、比較回路12から出力されるON信号およびOFF信号に基づいて、LED3に駆動電流を供給する回路である。出力ドライバ回路13は、比較回路12の出力信号がON信号である場合には、LED3に対する駆動電流の供給を行い、OFF信号である場合には、LED3に対する駆動電流の供給を停止する。ここでは、出力ドライバ回路13は、nチャネル型のMOSトランジスタ13aと、電流制限抵抗13bとにより構成されている。MOSトランジスタ13aのドレインと電源Vddとの間には、LED3と電流制限抵抗13bとが直列接続されている。また、MOSトランジスタ13aは、ソースがグランドに接続されており、ゲートには比較回路12からのON/OFF信号が供給される。この構成において、比較回路12の出力信号がON信号である場合には、MOSトランジスタ13aがONとなり、電流の引き込みによりLED3に駆動電流が供給される。一方、比較回路12の出力信号がOFF信号である場合には、MOSトランジスタ13aはOFFとなり、LED3に対する駆動電流の供給は停止状態となる。
【0029】
本実施の形態では、上記の比較回路12および出力ドライバ回路13が、点滅周期カウンタ回路11のカウント値が所定の点灯開始値と一致したときに駆動電流の供給を開始し、カウント値が所定の消灯開始値と一致したときに駆動電流の供給を停止する駆動電流供給回路を構成している。
【0030】
上記構成を有するLED駆動回路1は、点滅の繰り返しを指示する信号がマイコン2から供給された場合、以下のように動作する。
【0031】
点滅周期カウンタ11aは、点滅の繰り返しを指示する信号に応じてカウント動作を開始し、点滅の停止を指示する信号がマイコン2から供給されたとき、カウント動作を停止する。
【0032】
カウント動作が行われている期間において、比較回路12は、カウント値Cが点灯開始値Conに到達するとON信号を出力し、カウント値Cが消灯開始値Coffに到達するとOFF信号を出力する。出力ドライバ回路13は、比較回路12からのON信号に応じてLED3への駆動電流の供給を開始し、OFF信号に応じてLED3への駆動電流の供給を停止する。初期値C0から終了値C1までのカウント動作は繰り返し行われるので、駆動電流の供給のON/OFFも繰り返し行われることとなる。したがって、点滅の繰り返しを指示する信号が供給されてから、点滅の停止を指示する信号が供給されるまで、LED3は点滅を繰り返す。
【0033】
一方、所定回数だけの点滅を指示する信号がマイコン2から供給された場合には、LED駆動回路1は、以下のように動作する。
【0034】
点滅周期カウンタ11aは、所定回数だけの点滅を指示する信号に応じてカウント動作を開始する。カウント値Cが終了値C1までカウントされ、終了値C1から初期値C0に戻るとき、点滅周期カウンタ11aは、桁上がり信号を点滅回数カウンタ回路20に出力する。点滅回数カウンタ回路20は、点滅周期カウンタ11aから供給される桁上がり信号をカウントする。カウンタ停止回路11bは、点滅回数カウンタ回路20のカウント値Gが所定回数に到達したとき、点滅周期カウンタ11aのカウント動作を停止させる。したがって、点滅周期カウンタ11aによる初期値C0から終了値C1までのカウント動作は、所定回数だけ行われる。
【0035】
このカウント動作が行われている期間において、比較回路12は、カウント値Cが点灯開始値Conに到達するとON信号を出力し、カウント値Cが消灯開始値Coffに到達するとOFF信号を出力する。出力ドライバ回路13は、比較回路12からのON信号に応じてLED3への駆動電流の供給を開始し、OFF信号に応じてLED3への駆動電流の供給を停止する。すなわち、初期値C0から終了値C1までの1回のカウント動作(1回の周回)につき、駆動電流の供給のON/OFFが1回だけ行われる。初期値C0から終了値C1までのカウント動作は所定回数だけ行われるので、駆動電流の供給のON/OFFも所定回数だけ行われることとなる。したがって、所定回数だけの点滅を指示する信号が供給された場合には、LED3は、所定回数だけ点滅する。
【0036】
以下、点滅周期カウンタ回路11および点滅回数カウンタ回路20の構成について、構成例を挙げて具体的に説明し、これとともに、LED駆動回路1の動作をより具体的に説明する。
【0037】
(構成例1)
図4は、構成例1に係る点滅周期カウンタ回路11および点滅回数カウンタ回路20の回路図である。本構成例では、点滅の所定回数は、1回に固定されている。また、点滅の繰り返しを指示する信号、点滅の停止を指示する信号、および1回だけの点滅を指示する信号は、ON/OFF制御信号とモード制御信号との、2つの2値信号で表される。
【0038】
図4において、7段のD型フリップフロップ(以下、DFFと称す)51〜57は、7ビットのバイナリカウンタ50を構成している。このバイナリカウンタ50は、下位6ビット(DFF51〜56)が点滅周期カウンタ11aとして機能し、上位1ビット(DFF57)が点滅回数カウンタ回路20として機能する。
【0039】
バイナリカウンタ50において、1段目(1ビット目)のDFF51のクロック入力には、マイコン2から供給されるクロックCLKが入力される。2〜7段目のDFF52〜57のクロック入力には、前段の反転Q出力が供給される。また、各DFF51〜57のD入力には、自身の反転Q出力が供給される。このような構成により、バイナリカウンタ50は、クロックCLKの立ち上がりをカウントする。
【0040】
1〜6段目のDFF51〜56のQ出力は、6ビットのカウント値Cとして、比較回路12に出力される。また、1〜6段目のDFF51〜56のリセット入力には、マイコン2からON/OFF制御信号が共通に供給される。リセット入力は“L”アクティブであり、ON/OFF制御信号が“L”レベルの場合、DFF51〜56は全てリセット状態となる。
【0041】
7段目のDFF57の反転Q出力は、カウント停止回路11bとして機能するAND回路58に供給される。このAND回路58は、マイコン2から供給されるクロックCLKとDFF57の反転Q出力との論理積を1段目のDFF51に出力する。したがって、DFF57の反転Q出力が“H”レベルの場合、DFF51にクロックCLKが供給され、DFF57の反転Q出力が“L”レベルの場合、DFF51へのクロックCLKの供給が停止状態となる。また、7段目のDFF57のリセット入力には、AND回路59の出力が供給される。このAND回路59は、マイコン2から供給される、ON/OFF制御信号とモード制御信号との論理積を出力する。DFF57のリセット入力は“L”アクティブであり、ON/OFF制御信号およびモード制御信号のうち少なくとも一つが“L”レベルであるとき、DFF57はリセット状態となる。
【0042】
図5、6は、本構成例におけるLED駆動回路1の動作を示すタイムチャートである。図5、6において、(a)〜(h)には、それぞれ、モード制御信号、ON/OFF制御信号、カウント値C、DFF57の反転Q出力、コンパレータ12cの出力、コンパレータ12dの出力、フリップフロップ12eの出力、およびLED3に対する駆動電流の供給状態が示されている。なお、カウント値Cは、実際には階段状となるが、図5(c)および図6(c)では近似的に直線で表されている。
【0043】
まず、図5に従って、LED駆動回路1の動作について説明する。この図5には、点滅の繰り返しを指示する信号が入力され、その後、点滅の停止を指示する信号が入力された場合が示されている。なお、初期状態において、DFF51〜57は全て「0」にリセットされているものとする。
【0044】
図5においては、モード制御信号は常に“L”である。したがって、DFF57のリセット入力は常に“L”であり、DFF57は常にリセット状態であり、DFF57の反転Q出力は常に“H”である。したがって、DFF51に対するクロックCLKの供給は、常に維持される。
【0045】
ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、DFF51〜56のリセット入力は“H”となる。これにより、DFF51〜56はカウント動作を開始し、初期値C0(“000000”)から終了値C1(“111111”)までのカウント動作を繰り返し行う。
【0046】
この場合において、カウント値Cが点灯開始値Conと一致する度に、コンパレータ12cの出力が“L”から“H”となり、カウント値Cが消灯開始値Coffと一致する度に、コンパレータ12dの出力が“L”から“H”となる。このため、フリップフロップ12eの出力は、初期値C0から終了値C1までのカウント動作の1周期において、カウント値Cが点灯開始値Conと一致してから消灯開始値Coffと一致するまでの期間では“H”であり、それ以外の期間では“L”である。したがって、LED3に対する駆動電流の供給は、カウント動作の1周期のうち、カウント値Cが点灯開始値Conになってから消灯開始値Coffになるまでの期間においてONであり、それ以外の期間においてはOFFである。したがって、LED3は、カウント動作の1周期につき1回点滅することとなり、カウント動作が続く限り、連続的に点滅(ON/OFF)を繰り返すこととなる。
【0047】
ON/OFF制御信号が“H”から“L”に立ち下がると、DFF51〜56のリセット入力が“L”となる。これにより、DFF51〜56は全て「0」にリセットされ、カウント動作が停止し、LED3の点滅動作が停止する。
【0048】
次に、図6に従って、LED駆動回路1の動作について説明する。この図6には、1回の点滅を指示する信号が所定間隔を空けて2回入力された場合が示されている。ここでは、モード制御信号は常に“H”である。なお、初期状態において、DFF51〜57は全て「0」にリセットされているものとする。
【0049】
ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、DFF51〜56のリセット入力は“H”となり、DFF51〜56はカウント動作を開始する。また、AND回路59の出力、すなわちDFF57のリセット入力が“H”となり、DFF57も動作可能となる。
【0050】
カウント値Cが初期値C0(“000000”)からカウントアップされていき、点灯開始値Conに到達すると、コンパレータ12cの出力が“H”となり、フリップフロップ12eが“H”にセットされ、LED3への駆動電流の供給がONとなる。さらにカウントアップされ、消灯開始値Coffに到達すると、コンパレータ12dの出力が“H”となり、フリップフロップ12eが“L”にリセットされ、LED3への駆動電流の供給がOFFとなる。さらにカウントアップされると、カウント値Cは終了値C1(“111111”)に到達する。この状態において、クロックCLKが立ち上がると、カウント値Cは初期値(“000000”)となる。すると、6段目のDFF56の反転Q出力が“L”から“H”に立ち上がり、7段目のDFF57がトリガされ、DFF57の値が「1」となる。すなわち、7ビットのバイナリカウンタ50のカウント値が、“0111111”から“1000000”にカウントアップされる。これにより、DFF57の反転Q出力が“L”となり、AND回路58の出力がクロックCLKのレベルに関わらず“L”となる。これにより、DFF51へのクロックCLKの供給が停止し、カウント値Cのカウントが停止する。したがって、LED3は、1回点滅した後、OFF状態となる。
【0051】
ついで、ON/OFF制御信号が“H”から“L”に立ち下がると、DFF57がリセットされ、DFF51へのクロックCLKの供給が開始される。しかし、DFF51〜56もリセット状態となっているので、カウント値Cのカウント動作は停止したままである。
【0052】
ついで、ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、DFF51〜56のリセット入力は“H”となり、DFF51〜56はカウント動作を開始する。また、AND回路59の出力、すなわちDFF57のリセット入力が“H”となり、DFF57も動作可能となる。これ以降の動作は、上記と同様であり、LED3は、1回点滅した後、OFF状態となる。
【0053】
図7は、本構成例におけるLED駆動回路1の動作を示すタイムチャートである。図7において、(a)〜(c)には、それぞれ、モード制御信号、ON/OFF制御信号、およびLED3に対する駆動電流の供給状態が示されている。以下、図7に従って、LED駆動回路1のその他の動作について簡単に説明する。なお、初期状態において、DFF51〜57は全て「0」にリセットされているものとする。
【0054】
モード制御信号が“L”から“H”に立ち上がり、ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、図6における説明のとおり、LED3への駆動電流の供給は、OFF→ON→OFFとなり、LED3は、1回点滅した後にOFF状態となる。
【0055】
ついで、モード制御信号が“H”から“L”になると、DFF57が「0」にリセットされ、DFF51へのクロックCLKの供給が開始される。DFF57は常にリセット状態となるので、駆動電流の供給のON/OFFが繰り返され、LED3は繰り返し点滅する。
【0056】
ついで、カウント値Cが点灯開始値Conと消灯開始値Coffとの間にあるときに、モード制御信号が“L”から“H”になると、DFF57のリセット入力が“L”から“H”に切り換わり、DFF57が動作可能となる。このため、カウント値Cが終了値C1に到達し、さらにクロックCLKがカウントされると、カウント値Cは初期値C0となり、DFF57の値は「1」となる。これにより、カウント値Cのカウントが停止状態となり、LED3の点滅動作が停止する。
【0057】
(構成例2)
図8は、構成例2に係る点滅周期カウンタ回路11および点滅回数カウンタ回路20の回路図である。本構成例では、点滅の所定回数は、“001”(十進数の1)回〜“111”(十進数の7)回の範囲で可変である。また、点滅の繰り返しを指示する信号、点滅の停止を指示する信号、および1回だけの点滅を指示する信号は、構成例1と同様に、ON/OFF制御信号とモード制御信号との、2つの2値信号で表される。
【0058】
図8において、9段のDFF61〜69は、9ビットのバイナリカウンタ60を構成している。このバイナリカウンタ60は、下位6ビット(DFF61〜66)が点滅周期カウンタ11aとして機能し、上位3ビット(DFF67〜69)が点滅回数カウンタ回路20として機能する。
【0059】
バイナリカウンタ60は、構成例1のバイナリカウンタ50と同様に、マイコン2から供給されるクロックCLKの立ち上がりをカウントする。
【0060】
1〜6段目のDFF61〜66のQ出力は、6ビットのカウント値Cとして、比較回路12に出力される。また、DFF61〜66のリセット入力には、マイコン2からON/OFF制御信号が共通に供給される。リセット入力は“L”アクティブであり、ON/OFF制御信号が“L”レベルのとき、DFF61〜66は全てリセット状態となる。
【0061】
7〜9段目のDFF67〜69のQ出力は、3ビットのカウント値Gとして、コンパレータ70に供給される。このコンパレータ70は、レジスタ71に設定されている所定回数G1とカウント値Gとを比較する。そして、コンパレータ70の出力は、両者が一致するとき“L”となり、それ以外のときには“H”となる。なお、レジスタ71の所定回数G1は、適宜、マイコン2により設定される。コンパレータ70の出力は、AND回路72に供給される。このAND回路72は、マイコン2から供給されるクロックCLKとコンパレータ70の出力との論理積をDFF61に出力する。したがって、コンパレータ70の出力が“H”レベルの場合、DFF61にクロックCLKが供給され、コンパレータ70の出力が“L”レベルの場合、DFF61へのクロックCLKの供給が停止状態となる。
【0062】
また、7〜9段目のDFF67〜69のリセット入力には、AND回路73の出力が共通に供給される。このAND回路73は、マイコン2から供給される、ON/OFF制御信号とモード制御信号との論理積を出力する。DFF67〜69のリセット入力は“L”アクティブであり、ON/OFF制御信号およびモード制御信号のうち少なくとも一つが“L”レベルであるとき、DFF67〜69はリセット状態となる。
【0063】
なお、本構成例においては、カウント停止回路11bは、コンパレータ70、レジスタ71、およびAND回路72により構成されている。
【0064】
図9は、本構成例におけるLED駆動回路1の動作を示すタイムチャートである。図9において、(a)〜(f)には、それぞれ、モード制御信号、ON/OFF制御信号、カウント値C、カウント値G、コンパレータ70の出力、および駆動電流の供給状態が示されている。なお、カウント値Cは、実際には階段状に変化するが、図9(c)では近似的に直線で表されている。
【0065】
以下、図9に従って、LED駆動回路1の動作について説明する。なお、比較回路12および出力ドライバ回路13の動作については、上記の構成例1と同様であるので、ここでは説明を省略することとする。
【0066】
図9には、所定回数だけの点滅を指示する信号が所定間隔を空けて2回入力された場合が示されている。ここでは、モード制御信号は常に“H”である。なお、初期状態において、DFF61〜69は全て「0」にリセットされているものとする。また、レジスタ71には、所定回数G1として“011”(十進数の3)が設定されているものとする。
【0067】
ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、DFF61〜66のリセット入力は“H”となり、DFF61〜66はカウント動作を開始する。また、AND回路73の出力、すなわちDFF67〜69のリセット入力が“H”となり、DFF67〜69も動作可能となる。
【0068】
カウント値Cは、初期値C0(“000000”)からカウントアップされていき、終了値C1(“111111”)に到達する。この状態において、クロックCLKが立ち上がると、カウント値Cは初期値(“000000”)となる。すると、6段目のDFF66の反転Q出力が“L”から“H”に立ち上がり、7段目のDFF67がトリガされ、DFF67の値が「1」となる。すなわち、9ビットのバイナリカウンタ60のカウント値が、“000111111”から“001000000”にカウントアップされる。これにより、DFF67〜69から出力されるカウント値Gは“001”(十進数の1)となる。このカウント値Gはレジスタ71に設定されている所定回数G1と一致しないので、コンパレータ70の出力は“H”のままであり、カウント動作は続行される。
【0069】
さらに、カウント値Cが初期値C0から終了値C1までカウントアップされた後、カウント値C0に戻ると、カウント値Gは“010”(十進数の2)となる。このカウント値Gはレジスタ71に設定されている所定回数G1と一致しないので、コンパレータ70の出力は“H”のままであり、カウント動作は続行される。
【0070】
さらに、カウント値Cが初期値C0から終了値C1までカウントアップされた後、カウント値C0に戻ると、カウント値Gは“011”(十進数の3)となる。このカウント値Gはレジスタ71に設定されている所定回数G1と一致するので、コンパレータ70の出力は“L”となる。これにより、AND回路72の出力がクロックCLKのレベルに関わらず“L”となる。これにより、DFF61へのクロックCLKの供給が停止し、カウント値Cのカウントが停止する。したがって、LED3は、3回点滅した後、OFF状態となる。
【0071】
ついで、ON/OFF制御信号が“H”から“L”に立ち下がると、DFF67〜69がリセットされ、DFF61へのクロックCLKの供給が開始される。しかし、DFF61〜66のリセット入力が“L”であるので、カウント値Cのカウント動作は停止したままである。
【0072】
ついで、ON/OFF制御信号が“L”から“H”に立ち上がると、DFF61〜66のリセット入力は“H”となり、DFF61〜66はカウント動作を開始する。また、AND回路73の出力、すなわちDFF67〜69のリセット入力が“H”となり、DFF67〜69も動作可能となる。これ以降の動作は、上記と同様であり、LED3は、3回点滅した後、OFF状態となる。
【0073】
以上、モード制御信号が常に“H”である場合の動作について説明したが、モード制御信号が常に“L”である場合の動作は、構成例1と同様である。すなわち、ON/OFF制御信号が“H”である間、駆動電流の供給のON/OFFが繰り返され、LED3の点滅が繰り返し行われる。これは、次の理由による。すなわち、モード制御信号が常に“L”であるため、DFF67〜69のリセット入力は常に“L”であり、DFF67〜69からコンパレータ60に出力されるカウント値Gは常に“000”である。このため、コンパレータ60の出力は常に“H”であり、DFF61に対するクロックCLKの供給は、常に維持される。
【0074】
上記説明した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
【0075】
(1)本実施の形態では、LED駆動回路1は、LED3を自動的に繰り返し点滅させる点滅駆動回路10と、この点滅駆動回路10による点滅の回数をカウントする点滅回数カウンタ回路20とを備える。そして、点滅の繰り返しを指示する信号が外部から供給された場合には、点滅駆動回路10は、LED3の点滅駆動を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、点滅駆動を停止する。また、所定回数だけの点滅を指示する信号が外部から供給された場合には、点滅駆動回路10は、LED3の点滅駆動を開始し、点滅回数カウンタ回路20によりカウントされた点滅回数が所定回数に到達したとき、点滅駆動を停止する。このように、本実施の形態によれば、LEDを繰り返し点滅させる点滅駆動回路10を利用してLEDを所定回数だけ点滅させるので、LEDを繰り返し点滅させる機能と、LEDを所定回数だけ点滅させる機能とを簡易な構成で実現することができる。
【0076】
(2)点滅駆動回路10は、所定の初期値から終了値まで所定のクロックを繰り返しカウントし、カウント値を出力する点滅周期カウンタ回路11を備え、この点滅周期カウンタ回路11のカウント値が所定の点灯開始値と一致したときに、駆動電流の供給を開始し、カウント値が所定の消灯開始値と一致したときに、駆動電流の供給を停止する。このため、簡易な構成で駆動電流を自動的にON/OFFすることができ、点滅駆動回路10を簡易な構成で実現することができる。
【0077】
(3)点滅周期カウンタ回路11と点滅回数カウンタ回路20とは、下位mビット(mは正の整数)が点滅周期カウンタ回路11として機能し、上位nビット(nは正の整数)が点滅回数カウンタ回路20として機能する(m+n)ビットのバイナリカウンタにより構成される。このため、簡易な構成で点滅周期カウンタ回路11と点滅回数カウンタ回路20とを実現することができる。
【0078】
(4)点灯開始値または消灯開始値は外部から設定可能であるので、点滅の1周期における、点灯タイミング、消灯タイミング、および点灯期間と消灯期間との比を変更することができ、様々なパターンでLED3を点滅させることができる。
【0079】
(5)点滅の所定回数は可変であるので、所定回数を指定し、この所定回数だけLED3を点滅させることが可能となる。
【0080】
(6)点滅の繰り返しを指示する信号と、点滅の停止を指示する信号と、所定回数だけの点滅を指示する信号とが、2つの2値信号によって表される。このため、マイコン2は、2つの2値信号を制御するだけで、LEDを連続的に繰り返し点滅させたり、所定回数だけ点滅させたりすることができる。このため、マイコン側の制御の簡素化を図ることができる。
【0081】
(7)点滅駆動回路10において、LED3の自動ON/OFFの繰り返し周期(点滅の周期)は、点滅周期カウンタ11aの段数とクロックCLKとで決まる。したがって、繰り返し周期を長くし、ゆっくりと自動ON/OFFをさせようとすると、点滅周期カウンタ11aの段数を増やすか、クロックCLKの分周比を大きくしてクロックレートを落とす必要があり、回路構成が大きくなってしまう。ところが、本実施の形態によれば、LED3を1回だけ点滅させる機能を用いて、簡単に繰り返し周期を長くすることができる。例えば、図6において、ON/OFF制御信号の立ち上がりの間隔を長くすることにより、繰り返し周期を長くすることができる。これにより、ゆっくりとした自動ON/OFFを行うことができる。
【0082】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明が上記の実施の形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、本発明に係るLED駆動回路は、携帯電話やPHS以外においても適用可能である。また、上記の実施の形態では、点灯開始値、消灯開始値、および所定回数は、外部から設定可能となっているが、これらのデータの一部または全部は、固定値であってもよい。また、適宜、回路の変更、追加、削除が可能である。また、点滅の繰り返しを指示する信号、点滅の停止を指示する信号、および所定回数だけの点滅を指示する信号は、具体的にどのような信号によって表現されても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】実施の形態に係るLED駆動回路の基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係るLED駆動回路のより具体的な構成を示す回路ブロック図である。
【図3】比較回路の一例を示す図である。
【図4】構成例1に係る点滅周期カウンタ回路および点滅回数カウンタ回路の回路図である。
【図5】構成例1におけるLED駆動回路の動作を示すタイムチャートである。
【図6】構成例1におけるLED駆動回路の動作を示すタイムチャートである。
【図7】構成例1におけるLED駆動回路の動作を示すタイムチャートである。
【図8】構成例2に係る点滅周期カウンタ回路および点滅回数カウンタ回路の回路図である。
【図9】構成例2におけるLED駆動回路の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
【0084】
1 LED駆動回路、2 マイコン、3 LED、10 点滅駆動回路、11 点滅周期カウンタ回路、12 比較回路、13 出力ドライバ回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
LEDを駆動するLED駆動回路であって、
前記LEDを自動的に繰り返し点滅させる点滅駆動回路と、
当該点滅駆動回路による点滅の回数をカウントする点滅回数カウンタ回路と、
を備え、
点滅の繰り返しを指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅駆動回路は、前記LEDの点滅駆動を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、前記LEDの点滅駆動を停止し、
所定回数だけの点滅を指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅駆動回路は、前記LEDの点滅駆動を開始し、前記点滅回数カウンタ回路によりカウントされた点滅回数が前記所定回数に到達したとき、前記LEDの点滅駆動を停止する、
ことを特徴とするLED駆動回路。
【請求項2】
LEDを駆動するLED駆動回路であって、
所定の初期値から終了値まで所定のクロックを繰り返しカウントし、カウント値を出力する点滅周期カウンタ回路と、
当該点滅周期カウンタ回路のカウント値が所定の点灯開始値と一致したときに、前記LEDに対する駆動電流の供給を開始し、前記カウント値が所定の消灯開始値と一致したときに、前記LEDに対する駆動電流の供給を停止する駆動電流供給回路と、
前記点滅周期カウンタの周回回数をカウントする点滅回数カウンタ回路と、
を備え、
点滅の繰り返しを指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅周期カウンタ回路は、カウント動作を開始し、点滅の停止を指示する信号が外部から供給されたとき、カウント動作を停止し、
所定回数だけの点滅を指示する信号が外部から供給された場合には、前記点滅周期カウンタ回路は、カウント動作を開始し、前記点滅回数カウンタ回路によりカウントされた周回回数が前記所定回数に到達したとき、カウント動作を停止する、
ことを特徴とするLED駆動回路。
【請求項3】
請求項2に記載のLED駆動回路であって、
前記点滅周期カウンタ回路と前記点滅回数カウンタ回路とは、下位mビット(mは正の整数)が前記点滅周期カウンタ回路として機能し、上位nビット(nは正の整数)が前記点滅回数カウンタ回路として機能する(m+n)ビットのバイナリカウンタにより構成されることを特徴とするLED駆動回路。
【請求項4】
請求項2または3に記載のLED駆動回路であって、
前記点灯開始値または前記消灯開始値は、外部から設定可能であることを特徴とするLED駆動回路。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載のLED駆動回路であって、
前記所定回数は可変であることを特徴とするLED駆動回路。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−54393(P2006−54393A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−236637(P2004−236637)
【出願日】平成16年8月16日(2004.8.16)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(504149100)株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ (893)
【Fターム(参考)】