説明

PET装置及び放射線検出器ユニット

【課題】放射線の検出感度及び解像度が高いPET装置、及びそのようなPET装置を実現し得る放射線検出器ユニットを提供する。
【解決手段】このPET装置は、放射線検出器10と、放射線検出器20とを備えている。検出器10は、所定線L0を中心線とする円周C1上に、蛍光体層が受光素子層に対して内側となるように複数配置されている。検出器20は、円周C1よりも径が大きい円周C2上に、蛍光体層が受光素子層に対して内側となるように複数配置されている。径方向で隣り合う検出器10,20では、接線方向で検出器20の蛍光体層の幅が検出器10の蛍光体層の幅よりも大きくなっており、当該検出器10,20は、蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるように配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、PET装置及び放射線検出器ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、DOI(Depth Of Interaction)技術に基づく放射線検出器が適用されたPET装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなPET装置では、リング状に配列された放射線検出器間に隙間が生じる場合があり、その場合には、放射線検出器間に生じた隙間が放射線に対する不感領域となって、放射線の検出感度の低下を招くおそれがある。特に、小動物等を対象とするためにリング径が小さくされたPET装置ほど、不感領域の割合が高くなる傾向がある。
【0003】
このような不感領域の割合を低くするために、放射線の入射により光を発する蛍光体層がテーパ形状とされた放射線検出器をPET装置に適用することが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。このようなPET装置では、蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるように放射線検出器がリング状に配列されることで、不感領域の割合が低くされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2009/125480号
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】Y.Yang et al,“Tapered LSO arrays for small animal PET”,Phys.Med.Biol.,56(2011)139-153.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、蛍光体層がテーパ形状とされた放射線検出器が適用されたPET装置にあっては、蛍光体層を構成する検出セグメントの幅が外側ほど大きくなるため、PET装置としての解像度(空間分解能)が劣化するおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、放射線の検出感度及び解像度が高いPET装置、及び、PET装置に適用された際に放射線の検出感度及び解像度を高くすることができる放射線検出器ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のPET装置は、被検体から放出された放射線の入射により光を発する第1蛍光体層、及び、第1蛍光体層で発せられた光を検出する第1受光素子層を有し、所定線を中心線とする第1円周上に、第1蛍光体層が第1受光素子層に対して内側となるように複数配置された第1放射線検出器と、被検体から放出された放射線の入射により光を発する第2蛍光体層、及び、第2蛍光体層で発せられた光を検出する第2受光素子層を有し、所定線を中心線とし、かつ、第1円周よりも径が大きい第2円周上に、第2蛍光体層が第2受光素子層に対して内側となるように複数配置された第2放射線検出器と、を備え、第1及び第2円周の径方向において隣り合う第1放射線検出器及び第2放射線検出器では、第1及び第2円周の接線方向において第2蛍光体層の幅が第1蛍光体層の幅よりも大きくなっており、第1及び第2円周の径方向において隣り合う第1放射線検出器及び第2放射線検出器は、所定線に平行な方向から見た場合に、第1及び第2蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるように配置されている。
【0009】
このPET装置では、第1及び第2蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるように、径方向において隣り合う第1及び第2放射線検出器が配置されている。これにより、円周方向において隣り合う放射線検出器間の領域が小さくなるため、放射線の検出感度が高くなる。更に、径方向に第1及び第2放射線検出器が配置されている。これにより、径方向において検出セグメントが小さくなり、かつ、外側の第2放射線検出器において検出セグメントの幅を広くする必要がないため、解像度が高くなる。
【0010】
ここで、第1及び第2円周の径方向において隣り合う第1放射線検出器及び第2放射線検出器は、第1及び第2円周の径方向に延在する線に関して第1及び第2蛍光体層が略線対称の末広がりとなるように配置されていることが好ましい。これによれば、円周方向において隣り合う放射線検出器同士をより近づけて配置することができ、当該隣り合う放射線検出器間の領域を一層小さくすることができる。
【0011】
また、第1及び第2円周の径方向において隣り合う第1放射線検出器及び第2放射線検出器ごとに、少なくとも第1及び第2蛍光体層並びに第1及び第2受光素子層を収容する遮光ケースを更に備えることが好ましい。これによれば、別々の遮光ケースに収容されている場合と比べて、径方向において隣り合う第1蛍光体層と第2蛍光体層との距離が短くなるため、この点も高解像度化に寄与することになる。
【0012】
また、本発明の放射線検出器ユニットは、放射線の入射により光を発する第1蛍光体層、及び、第1蛍光体層で発せられた光を検出する第1受光素子層を有し、第1蛍光体層が第1受光素子層に対して一方の側となるように、配置された第1放射線検出器と、放射線の入射により光を発する第2蛍光体層、及び、第2蛍光体層で発せられた光を検出する第2受光素子層を有し、第2蛍光体層が第2受光素子層に対して一方の側となるように、第1放射線検出器に対して他方の側に配置された第2放射線検出器と、を備え、第1放射線検出器及び第2放射線検出器では、第1放射線検出器と第2放射線検出器との配列方向に垂直な所定方向において、第2蛍光体層の幅が第1蛍光体層の幅よりも大きくなっており、第1放射線検出器及び第2放射線検出器は、配列方向及び所定方向に垂直な方向から見た場合に、第1及び第2蛍光体層が第1放射線検出器の側から第2放射線検出器の側に向かって末広がりとなるように配置されている。
【0013】
この放射線検出器ユニットを、第1及び第2蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるようにリング状に複数配置すれば、隣り合う放射線検出器ユニット間の領域(すなわち、円周方向において隣り合う放射線検出器間の領域)が小さくなるため、PET装置における放射線の検出感度が高くなる。更に、放射線検出器ユニットのそれぞれでは、径方向に第1及び第2放射線検出器が配置されることになる。これにより、径方向において検出セグメントが小さくなり、かつ、外側の第2放射線検出器において検出セグメントの幅を広くする必要がないため、PET装置としての解像度が高くなる。
【0014】
また、第1放射線検出器及び第2放射線検出器の少なくとも第1及び第2蛍光体層並びに第1及び第2受光素子層を収容する遮光ケースを更に備えることが好ましい。これにより、別々の遮光ケースに収容されている場合と比べて、径方向において隣り合う第1蛍光体層及び第2蛍光体層との距離が短くなるため、この点もPET装置としての高解像度化に寄与することになる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、放射線の検出感度及び解像度が高いPET装置、及び、PET装置に適用された際に放射線の検出感度及び解像度を高くすることができる放射線検出器ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態のPET装置の概略図である。
【図2】図1のPET装置のガントリの断面図である。
【図3】図2の放射線検出器ユニットの斜視図である。
【図4】図3の放射線検出器の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態のPET装置の概略図である。図1に示されるように、PET装置1は、マウスのような小動物等である被検体Tが載置されるベッド(図示せず)と、断面円形状の開口を有するガントリ2と、ガントリ2で検出されたデータが転送される画像処理部3と、を備えている。このPET装置1は、複数のスライス位置において被検体Tの断層像を取得するために、陽電子放出核種(陽電子を放出する放射性同位元素)で標識された薬剤が投与された被検体Tから放出されるγ線等の放射線を検出する装置である。
【0019】
図2は、図1のPET装置のガントリの断面図であり、図3は、図2の放射線検出器ユニットの斜視図である。図2に示されるように、PET装置1のガントリ2においては、所定線L0を中心線とする円周上に、複数の放射線検出器ユニット4が互いに接触するように配列されている。各放射線検出器ユニット4は、放射線検出器10,20,30,40及び遮光ケース50を備えている。
【0020】
図2及び図3に示されるように、放射線検出器10は、被検体Tから放出された放射線の入射により光を発する蛍光体層11と、蛍光体層11で発せられた光を検出する受光素子層12と、蛍光体層11及び受光素子層12を支持する支持基板14と、を備えている。更に、支持基板14には、処理回路13が搭載されている。処理回路13は、受光素子層12から出力された電気信号を処理し、画像処理部3に転送する。放射線検出器10は、所定線L0を中心線とする円周C1上に、蛍光体層11が受光素子層12に対して内側となるように複数配置されている。
【0021】
放射線検出器20は、被検体Tから放出された放射線の入射により光を発する蛍光体層21と、蛍光体層21で発せられた光を検出する受光素子層22と、蛍光体層21及び受光素子層22を支持する支持基板24と、を備えている。更に、支持基板24には、処理回路23が搭載されている。処理回路23は、受光素子層22から出力された電気信号を処理し、画像処理部3に転送する。放射線検出器20は、所定線L0を中心線とし、かつ、円周C1よりも径が大きい円周C2上に、蛍光体層21が受光素子層22に対して内側となるように複数配置されている。
【0022】
放射線検出器30は、被検体Tから放出された放射線の入射により光を発する蛍光体層31と、蛍光体層31で発せられた光を検出する受光素子層32と、蛍光体層31及び受光素子層32を支持する支持基板34と、を備えている。更に、支持基板34には、処理回路33が搭載されている。処理回路33は、受光素子層32から出力された電気信号を処理し、画像処理部3に転送する。放射線検出器30は、所定線L0を中心線とし、かつ、円周C2よりも径が大きい円周C3上に、蛍光体層31が受光素子層32に対して内側となるように複数配置されている。
【0023】
放射線検出器40は、被検体Tから放出された放射線の入射により光を発する蛍光体層41と、蛍光体層41で発せられた光を検出する受光素子層42と、蛍光体層41及び受光素子層42を支持する支持基板44と、を備えている。更に、支持基板44には、処理回路43が搭載されている。処理回路43は、受光素子層42から出力された電気信号を処理し、画像処理部3に転送する。放射線検出器40は、所定線L0を中心線とし、かつ、円周C3よりも径が大きい円周C4上に、蛍光体層41が受光素子層42に対して内側となるように複数配置されている。
【0024】
ここで、放射線検出器10,20,30,40の構成について、放射線検出器10を例にしてより具体的に説明する。図4は、図3の放射線検出器の分解斜視図である。図4に示されるように、受光素子層12は、MPPC(Multi-Pixel Photon Counter)又はAPD(avalanche photodiode)等であり、二次元状に配列された画素16を有している。受光素子層12は、支持基板14上において処理回路13と電気的に接続されている。蛍光体層11は、検出セグメントを構成する柱状のシンチレータ用単結晶15が受光素子層12の画素16と対応するように二次元状に配列されたものである。受光素子層12と蛍光体層11とは、直接、又は、屈折率整合材等を介して光学結合されることにより、互いに接続されている。
【0025】
放射線検出器20,30,40も放射線検出器10と同様に構成されている。ただし、図2及び図3に示されるように、円周C1,C2,C3,C4の接線方向(以下、単に「接線方向」という)において、放射線検出器20の蛍光体層21の幅は、放射線検出器10の蛍光体層11の幅よりも大きくなっている。同様に、接線方向において、放射線検出器30の蛍光体層31の幅は、放射線検出器20の蛍光体層21の幅よりも大きくなっており、放射線検出器40の蛍光体層41の幅は、放射線検出器30の蛍光体層31の幅よりも大きくなっている。
【0026】
そして、各放射線検出器ユニット4では、円周C1,C2,C3,C4の径方向(以下、単に「径方向」という)において隣り合う放射線検出器10,20,30,40が、所定線L0に平行な方向から見た場合に、蛍光体層11,21,31,41が外側に向かって末広がりとなるように配置されている。ここでは、蛍光体層11,21,31,41は、径方向に延在する線L1に関して略線対称の末広がりとなるように配置されている。この状態で、放射線検出器10,20,30,40の蛍光体層11,21,31,41及び受光素子層12,22,32,42並びに支持基板14,24,34,44の一部(処理回路13,23,33,43を除く部分)は、同一の遮光ケース50に収容されている。遮光ケース50によって、外乱光が放射線検出器10,20,30,40に入射することが防止される。
【0027】
以上説明したように、放射線検出器ユニット4が適用されたPET装置1では、蛍光体層11,21,31,41が外側に向かって、かつ、線L1に関して略線対称の末広がりとなるように、径方向において隣り合う放射線検出器10,20,30,40が配置されている。これにより、円周方向において隣り合う放射線検出器10,20,30,40間の領域が小さくなるため、放射線の検出感度が高くなる。すなわち、従来のPET装置に比べ、定量性が向上したデータを得ることができる。更に、径方向に放射線検出器10,20,30,40が配置されている。これにより、径方向において検出セグメントが小さくなり、かつ、外側の放射線検出器において検出セグメントの幅を広くする必要がないため、解像度が高くなる。これらの構成を備えるPET装置1によれば、被検体Tが比較的大きなものである場合に、視野周辺の解像度が低下しにくいDOI技術の利点が発揮される。しかも、径方向において隣り合う放射線検出器10,20,30,40ごとに、少なくとも蛍光体層11,21,31,41及び受光素子層12,22,32,42を収容する同一の遮光ケース50に収容されている。これにより、別々の遮光ケースに収容されている場合と比べて、径方向において隣り合う蛍光体層11,21,31,41間の距離が短くなるため、この点も高解像度化に寄与することになる。
【0028】
PET装置1は、放射線検出器10,20,30,40により検出されたデータが画像処理部3に転送されて画像が再構成される。このとき、PET装置1では、放射線検出器10,20,30,40が規則的に配列される態様とされているため、画像処理部3における画像の再構成を行いやすい。また、従来の同時計数回路を適用することが可能である。
【0029】
本実施形態のPET装置1及び放射線検出器ユニット4において、受光素子層12,22,32,42は、原子番号が小さい元素からなるためγ線の吸収がなく、本実施形態のように放射線検出器を多段に組んだ場合であっても放射線の検出感度の劣化が防止される。また、放射線検出器10,20,30,40は同一の遮光ケース50に収容されているため、PET装置に組み込まれる前にあっては、放射線検出器ユニット4が一つのパッケージとして製造及び販売される過程において、取扱いに優れる。
【0030】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上記実施形態では放射線検出器ユニットとして放射線検出器を径方向に4段重ねた態様を示したが、放射線検出器を重ねる段数は特に制限されず、4段より少なくしても多くしてもよい。
【符号の説明】
【0031】
1…PET装置、4…放射線検出器ユニット、10,20,30,40…放射線検出器、11,21,31,41…蛍光体層、12,22,32,42…受光素子層、50…遮光ケース、C1,C2,C3,C4…円周、L0…所定線、L1…径方向に延在する線、T…被検体。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体から放出された放射線の入射により光を発する第1蛍光体層、及び、前記第1蛍光体層で発せられた光を検出する第1受光素子層を有し、所定線を中心線とする第1円周上に、前記第1蛍光体層が前記第1受光素子層に対して内側となるように複数配置された第1放射線検出器と、
前記被検体から放出された放射線の入射により光を発する第2蛍光体層、及び、前記第2蛍光体層で発せられた光を検出する第2受光素子層を有し、前記所定線を中心線とし、かつ、前記第1円周よりも径が大きい第2円周上に、前記第2蛍光体層が前記第2受光素子層に対して内側となるように複数配置された第2放射線検出器と、を備え、
前記第1及び前記第2円周の径方向において隣り合う前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器では、前記第1及び第2円周の接線方向において前記第2蛍光体層の幅が前記第1蛍光体層の幅よりも大きくなっており、
前記第1及び前記第2円周の径方向において隣り合う前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器は、前記所定線に平行な方向から見た場合に、前記第1及び前記第2蛍光体層が外側に向かって末広がりとなるように配置されている、PET装置。
【請求項2】
前記第1及び前記第2円周の径方向において隣り合う前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器は、前記第1及び第2円周の径方向に延在する線に関して前記第1及び前記第2蛍光体層が略線対称の末広がりとなるように配置されている、請求項1に記載のPET装置。
【請求項3】
前記第1及び前記第2円周の径方向において隣り合う前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器ごとに、少なくとも前記第1及び前記第2蛍光体層並びに前記第1及び前記第2受光素子層を収容する遮光ケースを更に備える、請求項1又は2に記載のPET装置。
【請求項4】
放射線の入射により光を発する第1蛍光体層、及び、前記第1蛍光体層で発せられた光を検出する第1受光素子層を有し、前記第1蛍光体層が前記第1受光素子層に対して一方の側となるように、配置された第1放射線検出器と、
放射線の入射により光を発する第2蛍光体層、及び、前記第2蛍光体層で発せられた光を検出する第2受光素子層を有し、前記第2蛍光体層が前記第2受光素子層に対して前記一方の側となるように、前記第1放射線検出器に対して他方の側に配置された第2放射線検出器と、を備え、
前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器では、前記第1放射線検出器と前記第2放射線検出器との配列方向に垂直な所定方向において、前記第2蛍光体層の幅が前記第1蛍光体層の幅よりも大きくなっており、
前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器は、前記配列方向及び前記所定方向に垂直な方向から見た場合に、前記第1及び前記第2蛍光体層が前記第1放射線検出器の側から前記第2放射線検出器の側に向かって末広がりとなるように配置されている、放射線検出器ユニット。
【請求項5】
前記第1放射線検出器及び前記第2放射線検出器の少なくとも前記第1及び前記第2蛍光体層並びに前記第1及び前記第2受光素子層を収容する遮光ケースを更に備える、請求項4に記載の放射線検出器ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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