説明

SOIウエハの製造方法およびSOIウエハ

【課題】SOI(Silicon On Insulator)ウエハの反り変形を防止する。
【解決手段】SOIウエハ1は、第1シリコンウエハ2のシリコン部分上に、第1シリコンウエハ2の表面の表面側酸化膜3およびシリコン層5の表面の酸化膜6からなるBOX層と、シリコン層5のシリコン部分とがこの順に積層されたSOI構造を有している。そして、BOX層の厚さが裏面側酸化膜4の厚さに等しい。そのため、BOX層と裏面側酸化膜4との膨張/収縮量にほとんど差が生じない。よって、その膨張/収縮量差に起因するSOIウエハ1(第1シリコンウエハ2)の反り変形を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、SOI(Silicon On Insulator)ウエハおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
SOIウエハは、高耐圧素子を備えるIC(Integrated Circuit)やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により製造される加速度センサ(MEMSセンサ)などの製造に用いられている。
SOIウエハは、シリコンウエハ上にSiO(酸化シリコン)からなるBOX(Buried Oxide)層およびシリコン層がこの順に積層された構造を有している。シリコン層の厚さが10μm以上の厚膜SOIウエハは、2枚のシリコンウエハを貼り合わせる貼り合わせ方式により製造されるのが一般的である。
【0003】
図3A〜3Cは、貼り合わせ方式によるSOIウエハの製造方法を工程順に示す模式的な断面図である。
SOIウエハの製造工程では、2枚の第1シリコンウエハ101および第2シリコンウエハ102が用意される。そして、平坦化処理(たとえば、CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械的研磨))により、第1シリコンウエハ101および第2シリコンウエハ102の各表面および各裏面が平坦化され、それらの各表面および各裏面に存在する結晶欠陥層が除去される。
【0004】
その後、図3Aに示すように、熱酸化法により、第1シリコンウエハ101の表面および裏面に、一様な厚さの酸化膜103が形成される。また、第2シリコンウエハ102の表面および裏面に、一様な厚さの酸化膜104が形成される。
次に、図3Bに示すように、第1シリコンウエハ101の表面と第2シリコンウエハ102の表面とが貼り合わされる。
【0005】
その後、第2シリコンウエハ102の周縁部が除去される。そして、第2シリコンウエハ102がその裏面側から研削および研磨される。これにより、図3Cに示すように、第1シリコンウエハ101のシリコン部分上に酸化膜103,104からなるBOX層および第2シリコンウエハ102のシリコン部分からなるシリコン層105がこの順に積層された構造のSOIウエハが得られる。
【特許文献1】特開平9−17984号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この方法により製造されるSOIウエハでは、BOX層の厚さが第1シリコンウエハ101の裏面の酸化膜103の厚さの約2倍になり、第1シリコンウエハ101のシリコン部分の表裏両側で酸化シリコンからなるBOX層の厚さと酸化膜103の厚さとに差が生じる。この厚さの差は、SOIウエハに要求されるBOX層の厚さが大きくなるほど大きくなる。BOX層と酸化膜103との厚さの差が大きいと、BOX層と酸化膜103との膨張/収縮量に大きな差が生じ、SOIウエハ(第1シリコンウエハ101)に反り変形を生じる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、反り変形を防止することができるSOIウエハを製造する方法およびその方法により製造されるSOIウエハを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、第1シリコンウエハおよび第2シリコンウエハの各表面および各裏面に酸化膜を成長させるための熱酸化処理を行う工程と、前記熱酸化処理に先立ち、前記第1シリコンウエハに対し、前記熱酸化処理時に酸化膜を前記第1シリコンウエハの表面よりもその裏面に大きく成長させるための成長レート変更処理を行う工程と、前記熱酸化処理後、前記第1シリコンウエハの表面と前記第2シリコンウエハの表面とを貼り合わせる工程とを含む、SOIウエハの製造方法である。
【0009】
この製造方法では、第1シリコンウエハに対して成長レート変更処理が行われた後、熱酸化処理が行われて、第1シリコンウエハおよび第2シリコンウエハの各表面および各裏面に酸化膜が形成される。第1シリコンウエハに対しては、熱酸化処理の前に成長レート変更処理が行われているので、第1シリコンウエハの裏面には、その表面に形成される酸化膜(表面側酸化膜)の厚さよりも大きい厚さの酸化膜(裏面側酸化膜)が形成される。一方、第2シリコンウエハの表面および裏面には、一様な厚さの酸化膜が形成される。そして、熱酸化処理後に、第1シリコンウエハの表面と第2シリコンウエハの表面とが貼り合わされる。これにより、第1シリコンウエハのシリコン部分上に、表面側酸化膜および第2シリコンウエハの表面の酸化膜からなるBOX層および第2シリコンウエハのシリコン部分がこの順に積層されたSOI構造が得られる。
【0010】
裏面側酸化膜の厚さが表面側酸化膜の厚さよりも大きいので、BOX層の厚さと裏面側酸化膜の厚さとに大きな差が生じない。そのため、BOX層と裏面側酸化膜との膨張/収縮量の大きな差が生じない。よって、その膨張/収縮量差に起因するSOIウエハ(第1シリコンウエハ)の反り変形を防止することができる。
成長レート変更処理は、たとえば、次の(1)〜(5)のいずれかの処理であってもよい。
【0011】
(1)研削装置を用いて、第1シリコンウエハの裏面を研削する処理(請求項2)
(2)第1シリコンウエハの裏面に不純物をドープする処理(請求項3)
(3)第1シリコンウエハの裏面をポーラス化する処理(請求項4)
(4)第1シリコンウエハの裏面をサンドブラスト加工する処理(請求項5)
(5)第1シリコンウエハの表面のみに対する結晶欠陥層の除去のための平坦化処理(請求項6)
前記製造方法により、請求項7に記載のSOIウエハを製造することができる。このSOIウエハは、表面側酸化膜および裏面側酸化膜がそれぞれ表面および裏面に形成された第1シリコンウエハと、第1シリコンウエハの表面上に形成されたシリコン層とを備えている。シリコン層は、第2シリコンウエハのシリコン部分により構成される。そして、裏面側酸化膜の厚さが表面側酸化膜の厚さよりも大きい。
【0012】
このような構造のSOIウエハは、たとえば、第1シリコンウエハおよび第2シリコンウエハの各表面および各裏面に一様な同じ厚さの酸化膜を形成し、第1シリコンウエハの表面の酸化膜および/または第2シリコンウエハの表面の酸化膜をウエットエッチングにより一様に薄くした後、第1シリコンウエハの表面と第2シリコンウエハの表面とを貼り合わせることによっても得ることができる。しかしながら、第1シリコンウエハおよび第2シリコンウエハの各表面および各裏面に、酸化膜を薄くする分だけ酸化膜を余分に成長させなければならず、その成長に時間がかかる。また、ウエットエッチングのための薬液の取扱いに作業者の注意が必要であり、作業者の手間がかかるという問題もある。さらに、酸化膜が薄くされた後の薬液の処理の問題もある。
【0013】
これに対し、前記製造方法では、その余分な酸化膜の成長が不要であるので、酸化膜の成長に時間がかからない。また、ウエットエッチングのための薬液を使用しないので、その薬液の使用による問題を有さない。
また、第1シリコンウエハの裏面における酸化膜の成長レートがその表面における酸化膜の成長レートの約2倍になるように成長レート変更処理を行い、第2シリコンウエハの表面および裏面の酸化膜の厚さと第1シリコンウエハの表面の酸化膜の厚さとが同じになるように熱酸化処理を行うことにより、請求項8に記載のSOIウエハを製造することができる。このSOIウエハでは、前記シリコン層における前記第1シリコンウエハに接合された面に酸化膜が形成されており、前記表面側酸化膜および前記酸化膜の合計厚さが前記裏面側酸化膜の厚さに等しい。この場合、SOIウエハの反り変形を一層防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るSOIウエハの模式的な断面図である。
SOIウエハ1は、第1シリコンウエハ2を備えている。第1シリコンウエハ2は、たとえば、厚さ750μmの円板状のシリコンウエハからなる。第1シリコンウエハ2の表面および裏面には、それぞれSiOからなる表面側酸化膜3および裏面側酸化膜4が形成されている。裏面側酸化膜4の中央部分の厚さ(たとえば、4μm)は、表面側酸化膜3の中央部分の厚さ(たとえば、2μm)の約2倍である。
【0015】
なお、第1シリコンウエハ2の最外周縁に対する一方面が第1シリコンウエハ2の表面であり、その他方面が第1シリコンウエハ2の裏面である。
第1シリコンウエハ2の表面の平坦な部分(中央部分)上には、シリコン層5が形成されている。シリコン層5は、断面台形状をなしている。シリコン層5の表面(第1シリコンウエハ2の表面に接合された面)には、SiOからなる酸化膜6が形成されている。酸化膜6の厚さは、第1シリコンウエハ2の表面側酸化膜3の中央部分の厚さとほぼ同じである。
【0016】
これにより、SOIウエハ1は、第1シリコンウエハ2のシリコン部分上に、表面側酸化膜3およびシリコン層5の表面の酸化膜6からなるBOX層と、シリコン層5のシリコン部分とがこの順に積層されたSOI構造を有している。そして、BOX層の厚さが裏面側酸化膜4の厚さに等しい。そのため、BOX層と裏面側酸化膜4との膨張/収縮量にほとんど差が生じない。よって、その膨張/収縮量差に起因するSOIウエハ1(第1シリコンウエハ2)の反り変形を防止することができる。
【0017】
図2A〜2Eは、図1に示すSOIウエハの製造方法を工程順に示す図解的な断面図である。
SOIウエハ1の製造工程では、2枚のシリコンウエハが用意される。そして、図2Aに示すように、一方のシリコンウエハ(第1シリコンウエハ2)に対し、この後の熱酸化処理時に第1シリコンウエハ2の裏面にその表面よりも酸化膜を大きく成長させるための成長レート変更処理が行われる。
【0018】
成長レート変更処理は、たとえば、次の(1)〜(5)のいずれかの処理である。
(1)第1シリコンウエハ2の表面および裏面の平坦化処理により、その表面および裏面に存在する結晶欠陥層が除去された後、研削装置を用いて、第1シリコンウエハの裏面を研削する処理
(2)第1シリコンウエハ2の表面および裏面の平坦化処理により、その表面および裏面に存在する結晶欠陥層が除去された後、イオン注入法により、第1シリコンウエハ2の裏面に不純物(たとえば、As(ヒ素))を高濃度(たとえば、1.0E19/cm)にドープする処理
(3)第1シリコンウエハ2の表面および裏面の平坦化処理により、その表面および裏面に存在する結晶欠陥層が除去された後、陽極化成法により、第1シリコンウエハの裏面をポーラス化する処理
(4)第1シリコンウエハ2の表面および裏面の平坦化処理により、その表面および裏面に存在する結晶欠陥層が除去された後、第1シリコンウエハの裏面をサンドブラスト加工(シリカ粒子などの研磨剤を吹き付ける)する処理
(5)第1シリコンウエハ2の表面の平坦化処理により、第1シリコンウエハの表面に存在する結晶欠陥層を除去し、第1シリコンウエハ2の裏面に結晶欠陥層を残す処理
成長レート変更処理が行われた後、熱酸化処理が行われる。この熱酸化処理では、第1シリコンウエハ2および他方のベアシリコンウエハである第2シリコンウエハ7に対し、たとえば、酸素ガスを含む雰囲気下において、600分間にわたって、1100℃の温度条件で熱が加えられる。成長レート変更処理により、第1シリコンウエハ2の裏面がダメージを受け、または、第1シリコンウエハ2の裏面にのみ結晶欠陥層が形成されているので、第1シリコンウエハ2の裏面における酸化膜の成長レートは、その表面における酸化膜の成長レートよりも大きい。具体的には、成長レート変更処理が前記(1)〜(5)のいずれかの処理であり、熱酸化処理の各種条件が前記の条件である場合、第1シリコンウエハ2の裏面における酸化膜は、その表面に成長する酸化膜の約2倍の成長レートで成長する。その結果、図2Bに示すように、第1シリコンウエハ2の裏面には、その表面に形成される表面側酸化膜3の厚さの約2倍の厚さの裏面側酸化膜4が形成される。一方、第2シリコンウエハ7の表面および裏面には、表面側酸化膜3の中央部分の厚さとほぼ同じで一様な厚さの酸化膜6が形成される。
【0019】
次に、図2Cに示すように、第1シリコンウエハ2の表面と第2シリコンウエハ7の表面とが貼り合わされる。
その後、図2Dに示すように、研削により、第2シリコンウエハ7の周縁部が裏面側から切り欠くように除去される。第2シリコンウエハ7の周縁部は、ほぼ除去され、その表面側の一部分8のみが除去されずに残る。
【0020】
次いで、図2Eに示すように、ウェットエッチングにより、第2シリコンウエハ7の周縁部の残留した一部分8が除去される。そして、第2シリコンウエハ7がその裏面から研削された後、CMPにより、第2シリコンウエハ7の裏面(研削された面)が研磨される。これにより、第2シリコンウエハ7の表面から酸化膜6が除去されて、第2シリコンウエハ7のシリコン部分が露出し、図1に示すSOIウエハ1が得られる。
【0021】
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
たとえば、表面側酸化膜3および酸化膜6からなるBOX層の厚さと裏面側酸化膜4の厚さとがほぼ同じである構造を例にとったが、第1シリコンウエハ2の裏面側酸化膜4の厚さが表面側酸化膜3の厚さよりも大きければ、BOX層の厚さと裏面側酸化膜4の厚さとは相違していてもよい。第1シリコンウエハ2の裏面側酸化膜4の厚さが表面側酸化膜3の厚さよりも大きければ、BOX層の厚さと裏面側酸化膜4の厚さとに大きな差が生じない。そのため、BOX層と裏面側酸化膜4との膨張/収縮量の大きな差が生じない。よって、その膨張/収縮量差に起因するSOIウエハ1(第1シリコンウエハ2)の反り変形を防止することができる。
【0022】
また、SOIウエハを用いて半導体装置を作成する場合に、SOIウエハの表面に形成される素子によっては、SOIウエハの表面と裏面に形成される膜(たとえば、表面保護膜と第1シリコンウエハの裏面側酸化膜)による応力の差が生じ、SOIウエハに反りを生じる場合がある。この場合において、本発明の製造方法を適用し、SOIウエハに生じる反りの方向が判っていれば、SOIウエハの製造時の成長レート変更処理の内容を調整し、素子形成前のSOIウエハにその反りの方向と逆方向の反りを生じるように、第1シリコンウエハの裏面に成長する酸化膜(裏面側酸化膜)の厚さを調整してもよい。これにより、素子形成後のSOIウエハに生じる応力の差がSOIウエハが有する反りの更正に寄与し、半導体装置に反りが生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るSOIウエハの模式的な断面図である。
【図2A】図2Aは、図1に示すSOIウエハの製造方法を説明するための模式的な断面図である。
【図2B】図2Bは、図2Aの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図2C】図2Cは、図2Bの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図2D】図2Dは、図2Cの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図2E】図2Eは、図2Dの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図3A】従来のSOIウエハの製造方法を説明するための模式的な断面図である。
【図3B】図3Aの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図3C】図3Bの次の工程を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 SOIウエハ
2 第1シリコンウエハ
3 表面側酸化膜
4 裏面側酸化膜
5 シリコン層
6 酸化膜
7 第2シリコンウエハ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1シリコンウエハおよび第2シリコンウエハの各表面および各裏面に酸化膜を成長させるための熱酸化処理を行う工程と、
前記熱酸化処理に先立ち、前記第1シリコンウエハに対し、前記熱酸化処理時に酸化膜を前記第1シリコンウエハの表面よりもその裏面に大きく成長させるための成長レート変更処理を行う工程と、
前記熱酸化処理後、前記第1シリコンウエハの表面と前記第2シリコンウエハの表面とを貼り合わせる工程とを含む、SOIウエハの製造方法。
【請求項2】
前記成長レート変更処理は、研削装置を用いて、前記第1シリコンウエハの裏面を研削する処理である、請求項1に記載のSOIウエハの製造方法。
【請求項3】
前記成長レート変更処理は、前記第1シリコンウエハの裏面に不純物をドープする処理である、請求項1に記載のSOIウエハの製造方法。
【請求項4】
前記成長レート変更処理は、前記第1シリコンウエハの裏面をポーラス化する処理である、請求項1に記載のSOIウエハの製造方法。
【請求項5】
前記成長レート変更処理は、前記第1シリコンウエハの裏面をサンドブラスト加工する処理である、請求項1に記載のSOIウエハの製造方法。
【請求項6】
前記成長レート変更処理は、前記第1シリコンウエハの表面のみを平坦化し、その裏面に結晶欠陥層を残したままにする処理である、請求項1に記載のSOIウエハの製造方法。
【請求項7】
表面側酸化膜および裏面側酸化膜がそれぞれ表面および裏面に形成された第1シリコンウエハと、
前記第1シリコンウエハの表面上に形成されたシリコン層とを含み、
前記裏面側酸化膜の厚さは、前記表面側酸化膜の厚さよりも大きい、SOIウエハ。
【請求項8】
前記シリコン層における前記第1シリコンウエハに接合された面には、酸化膜が形成されており、
前記表面側酸化膜および前記酸化膜の合計厚さは、前記裏面側酸化膜の厚さに等しい、請求項7に記載のSOIウエハ。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【公開番号】特開2010−153488(P2010−153488A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−328213(P2008−328213)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)