説明

Yシャツのネオジウムマグネットボタン

【課題】Yシャツ着用時に狭いボタン穴に、極小円盤形ボタンを手でつまみ、挿入することなく、自動的に着脱するようにしたYシャツのネオジウムマグネットボタンを提供する。
【解決手段】Yシャツの左片前と右片前の折り返し中央部内に、極小円盤形のネオジウムマグネットを縫い込みして設け、前記左片前内部の縫い込みには、ネオジウムマグネット二つを設け、吸い寄せ倍加に形成し、相対するネオジウムマグネットに合わせるようにすると、連鎖反応を起こし、数秒間で装着することを特徴とするYシャツのネオジウムマグネットボタン。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Yシャツ着用時に狭いボタン穴に、極少円盤形ボタンを手でつまみ挿入することなく、自動的に着脱するようにしたYシャツのネオジウムマグネットボタンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
古来より現在に至るまで、Yシャツボタンを改良することなく、極少ボタンを指でつまみ、狭い穴に掛け外すをするために煩わしい手間をかける時間を費やしていたのである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)ボタンは、ネクタイの裏面になるので、ボタンについては関心が薄く、当然の習わしとしか考えていなかった。但し、七つのボタンを掛けるために、急ぎの場合誰しもが、心の中で煩わしさが募っていたのである。
(ロ)高齢化社会において、左手指にしびれ症状を訴える人達が数多く見られ、指に持つボタン穴の感覚が麻痺して、七つのボタンを穴に差し込むまでに、苦労の連続であった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
Yシャツの左片前の折り返し中央部内に、円盤形ネオジウムマグネットを縫込みにして設け、前記左片前の縫込みに、ネオジウムマグネット、二つを設け、吸い寄せ倍化にするように形成し、相対するネオジウムマグネットに合わせるとうにすると連鎖反応を起し数秒間で装着できることを特徴とするYシャツのネオジウムマグネットボタンである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、ネオジウムマグネットをYシャツボタンとして形成されている。したがってボタンを指でつまむことなく、ネオジウムマグネットボタンは、自動的に同一マグネットボタンを吸い寄せ、寸分違わず強力に重なる性質があり、着用時には、襟元マグネットボタンを吸着し、次に第二ボタンを合わせるように吸着すると同時に、一瞬にしてマグネットによる吸引自在の連鎖反応を起し、七つボタンを安易に装着する効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の一部襟元開きの斜視図
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)襟元片前(2)の中に、ネオジウムマグネット(1)を設け、相対する襟元片前(2a)にネオジウムマグネット(1a )と(1b)を重ね吸着して襟元に設ける。
(ロ)Yシャツの折り返し片前(2)の内部にネオジウムマグネット(1)を挿入し、周囲部を縫い込みして、落下とずれ防止に設けられている。
(ハ)片前合わせ(2a)の、折返しの内部に、上述方法を用いて落下防止を形成し、ネオジウムマグネット(1a)と(1b)を重ねて設け、ネオジウムマグネット(1)に、相対する形成にしている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、上記の襟元に縫込みした、ネオジウムマグネット(1)に相対する、ネオジウムマグネットの縫い込み(1a)と(1b)を重ね、吸い込む倍加にした第1ボタンを形成し、前記片前(2)に吸収するにより、襟元に装着可能になる。
次に同類ネオジウムマグネット第2ボタンを、上記のように、装着すると同時に、Yシャツの片前両裾を深く重ね合わせの動作により、吸い込む自在に形成された、縫い込み内の七つのボタンが、マグネット同士による連鎖反応を起こし、縫い込みした相対するネオジウムマグネット(1)に、3秒以内に七つのボタンを安易に装着することができる。また、吸着されたボタンを離脱するには、片前両裾を手に持ち左右に開くと何等の抵抗なく。1秒で完了する効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0008】
1 ネオジウムマグネットの縫い込み
1a 同マグネットの縫い込み
1b 同マグネットの縫い込み
2 折り返し片前
2a 合わせ片前
2b 同裏生地
3 ポケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Yシャツの左片前の折り返し中央内部に、極少円盤形のネオジウムマグネットを縫い込みにして設け、前記左片前の縫い込みにネオジウムマグネット、二つを設け、吸い寄せ倍化に形成し、相対するネオジウムマグネットに合わせるようにすると、連鎖反応を起し数秒間で装着することを特徴とするYシャツのネオジウムマグネットボタン。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−235073(P2011−235073A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−123491(P2010−123491)
【出願日】平成22年5月12日(2010.5.12)
【出願人】(391065840)
【Fターム(参考)】