説明

JFEスチール株式会社により出願された特許

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【課題】水素が侵入する環境化においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させるだけでなく、素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含み、さらにSb:0.0015%超0.0050%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】材料の表面及び裏面が的確な温度差となるように加熱炉において加熱することができ、圧延機による圧延材の上反りを確実に防止することができる圧延材の上反り防止方法を提供する。
【解決手段】加熱炉1は、材料3の表面を加熱する上部ゾーン1gと、材料の裏面を加熱する下部ゾーン1hとを備えている。上部ゾーン及び前記下部ゾーンの各々は炉温・燃料流量制御装置20で加熱制御されている。炉温・燃料流量制御装置は、ゾーン1g,1h内の炉温を計測する温度センサ10の出力値に基づいてバーナ13に供給すべき燃料の流量を調整する炉温制御を行なうとともに、流量が、圧延材4の上反りが発生しやすい所定の流量閾値を超えたときに炉温制御を停止し、流量閾値より小さな一定の流量設定値となるように前記流量を調整する燃料流量制御を行なう。 (もっと読む)


【課題】多パス溶接部の靭性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.50〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.02%以下、Al:0.10〜2.00%、N:0.0070%以下を含む組成とする。さらに、Ti:0.005〜0.030%を含有してもよい。これにより、従来、粗大な島状マルテンサイトが生成し靭性低下の著しかった、多パス溶接部におけるICCGHAZ(溶融点直下まで加熱された溶接ボンド部のうち後続の溶接パスによりオーステナイトとフェライトの二相温度域に再加熱された部位)が、体積率で4%以上の残留オーステナイト相を含む組織を呈し、多パス溶接部の靭性が顕著に増加する。なお、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Bのうちの1種または2種以上、REM、Ca、Mgのうちの1種または2種以上、を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れ、かつ塗装後耐食性にも優れるSi含有冷延鋼板とその有利な製造方法、ならびにそのSi含有冷延鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】Siを0.5〜3.0mass%含有し、好ましくはさらにC:0.01〜0.30mass%、Mn:1.0〜7.5mass%、P:0.05mass%以下、S:0.01mass%以下およびAl:0.06mass%以下を含有する冷間圧延後、連続焼鈍した鋼板を、好ましくは、硝酸と塩酸とを混合した酸、あるいは、硝酸と弗酸とを混合した酸を用いて酸洗して鋼板表層のSi含有酸化物層を除去し、かつ、鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を40%以下に低減した後、Niを含む水溶液中で電解処理を施して鋼板表面にNiを1〜100mg/mの範囲で析出させる。 (もっと読む)


【課題】塩分に富む高湿潤環境下に曝される部位に無塗装で使用できる塩化物イオン遮断性に優れた錆層付き鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.0001〜0.02%、Al:0.01〜0.10%を含有し、さらに、Sb:0.34〜0.8%とSn:0.34〜0.8%の中から選ばれる1種又は2種の元素を合計で0.34〜1.0%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材の表面に錆層を形成し、該錆層の鋼材側部分に、Sbおよび/またはSnを含有させ、かつ平均結晶粒径を50nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】柱梁接合部のパネルゾーンのせん断耐力、梁−鋼管接合部局部耐力、更に鋼管とコンクリートのせん断応力伝達に優れる、土木建築構造物に用いて好適なコンクリート充填円形鋼管柱を提供する。
【解決手段】円形の鋼管柱にコンクリートを充填したコンクリート充填円形鋼管柱において、前記鋼管柱はパネルゾーンとなる鋼管の肉厚が前記パネルゾーンとなる鋼管の上下に配置される柱一般部の鋼管よりも厚く、前記柱一般部の鋼管が径厚比66以上、前記パネルゾーンとなる鋼管の外径と前記柱一般部の鋼管の外径の比が1.01〜1.02、前記柱一般部鋼管の内面が前記パネルゾーンとなる鋼管の板厚の中心面よりも外側に位置する。 (もっと読む)


【課題】溶接効率を低下させることなく良好な品質の溶接部を得るとともに、レーザ溶接鋼管を歩留り良く安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】鋼板を成形ロールで円筒状のオープンパイプに成形し、オープンパイプのエッジ部をスクイズロールで加圧しながらオープンパイプの外面側からレーザビームを照射してエッジ部をレーザ溶接するレーザ溶接鋼管の製造方法において、ジャストフォーカスでのスポット径が直径0.4mm未満の2本のレーザビームを、エッジ部の右側と左側にそれぞれ照射し、右側に照射する右レーザビームと左側に照射する左レーザビームの鋼板の表面での中心点間隔を0.4mm以上とし、かつ鋼板の裏面において右レーザビームと左レーザビームが重複しないように配置してレーザ溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】高炉操業において鉱石コークス混合装入法を用いる際に、羽口から吹き込む補助還元材として気体還元材を用いることで、通気性と還元効率を向上させて、より効率的な高炉の操業を可能とする、高炉操業方法を提供すること。
【解決手段】高炉の炉頂部から原料を装入して、炉内にコークス層と、コークスと鉱石とが混合されたコークス混合鉱石層とを交互に堆積させ、かつ、羽口から吹き込む補助還元材として気体還元材を用いる高炉操業方法であって、コークス混合鉱石層内でコークスを上部に偏析させることを特徴とする高炉操業方法を用いる。コークス混合鉱石層の上部50体積%内にコークス混合鉱石層内に混合されるコークスの60質量%以上が混合されていること、コークス混合鉱石層中に混合されるコークス量を、炉頂から装入する全コークス量に対して10mass%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】多量の着火促進剤を添加することなく着火性および燃焼継続性を確保し、かつ耐用性と安全性に優れる溶射材料を提供する。
【解決手段】SiO成分の質量割合が90%以上である耐火性粉末を80〜90質量%、金属シリコン粉末を10〜20質量%含む。また、リチウム塩を、耐火性粉末と金属シリコン粉末との全量に対して外掛け、かつ酸化物換算で0.3〜1.0質量%含む。また、被施工体に吹き付けられた際の受熱により酸素供給源となる、金属酸化物粉末からなる燃焼補助剤を、耐火性粉末と金属シリコン粉末との全量に対して外掛けで0.3〜2.0質量%含む。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を生産性よく製造する有利な方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.020〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種:合計で0.05%以下、Sn:0.01〜0.20%、Sb:(0.2×Sn)%以上0.10%以下、Ni:{0.7×(Sn+Sb)}%以上1.0%以下を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延し、一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、上記鋼スラブのSn,SbおよびNiの含有量に応じて、熱間圧延における1150℃以下での圧下率Rおよび中間焼鈍における最高到達温度T(℃)を適正範囲に制御することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


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